小椋「おはよー♪」プルン
恒一「え?」ポカーン
綾野「あ?」アングリ
鳴「どうしたの?そのおっぱい」
小椋「なんか朝起きたらこうなってたんだよねー」ドヤア
小椋「それでメジャーで測ったらさぁ、91だって91。中学生で91」プルン
小椋「で、これでクラス最貧乳は見崎さんに決定したけどどんな気持ち?ねえどんな気持ち?」プルルン
鳴「(なんかムカつく)」
元スレ
恒一「小椋さんの胸が大きくなる現象?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1341842814/
小椋「でもってこれでクラスの巨乳四人衆に挑める!」グッ
恒一「いや、ないね」ヒラヒラ
中尾「ないない」ヒラヒラ
綾野「だよね」ヒラヒラ
風見「色々とないな」ヒラヒラ
小椋「なによそれ!てかどこから沸いてきたお前ら!」クワッ
綾野「端的に言うと今の由美はおっぱいを生かしきれてないんだよ」
恒一「うんうん」
中尾「赤沢は巨乳に加えスタイルいいし、杉浦や佐藤は背が高いから巨乳が生える」
風見「そしてゆかりは溢れる母性が巨乳を更に魅力的にしてる」
綾野「次点の多々良っちも地味にスタイルいいし、こう言う人達相手にはその体型はアンバランス過ぎてきついよ」
鳴「ロリ巨乳を狙うとしても、小椋さんは少しイメージ違うしね」
恒一「むしろロリ巨乳目指すなら有田さんが適任かな。このクラスなら」
小椋「ちくしょおおっ!どいつもこいつも揃いも揃ってえええええ!!」プルンプルン
恒一「行っちゃった……」
鳴「ほっとけば?少ししたら頭冷めるよ」
綾野「意外にきついね、みさきっちゃん」
恒一「ってかなんか小椋さんっぽくないよね。あの小椋さんは」
綾野「同意同意。由美はちっぱいだからこそ由美なのにね」
恒一「おっぱい大きい小椋さんなんて、魅力半減だよ。前から好きだったのに」ハァ
鳴「地味に今凄いことさらっと言ってない?」
小椋「(なによっ!恒一くんだって佐藤さんや泉美のおっぱい凝視してたくせに!私の気持ちにも気づかないで!)」プルンプルン
小椋「(せっかく私の夢が叶って自信もついたのに!なんで恒一くんが否定するのよ!)」プルンプルン
小椋「(もういい!どうせ恒一くんだっておっぱい星人なんだから、私の手で骨抜きにしてやるっ!)」プルンプルン
千曳「今の……まさか小椋くんが今年の『現象』に?」
千曳「まさかここ数年ずっと無かったから消滅したと思ったが……こうしちゃいられない。すぐ三神先生に伝えに行かなくては」クルリ
―その日の夜・恒一の部屋―
恒一「結局小椋さんに謝れなかったなぁ」ハァ
恒一「というかおぐおぐの魅力はあのちっぱいなのに。せーぜー大きくなっても70台後半だって」
恒一「で、70台後半で大喜びするおぐおぐを目一杯愛でてからちっぱい吸うのが楽しみだったのに!」ガンガン
ガララ
怜子「恒一くん、何やってたの?」
恒一「あ、ボンゴのイメトレを……」
怜子「ふーん」
怜子「ところでお風呂崎入っちゃったよ。冷めないうちに入っちゃってね」
恒一「はいはい」
カポーン
恒一「怜子さんの後のお風呂か」
恒一「因みにお婆ちゃんたちは今日は近所の銭湯に行ってきたらしくお風呂に入ってない」
恒一「つまりこの浴槽には今日まだ怜子さんしか入ってない……」
恒一「そしてここに500mlの空のペットボトルがある」
恒一「明日望月にこの怜子さんの入浴済みのお湯を1000円で売ろう」ジャボジャボ
恒一「しかし、怜子さんの後のお風呂って初めてだけど、なんか独特な匂いがするな」スンスン
恒一「まるでミルクみたいな匂いだ……」スンスン
恒一「この匂いもぜひ望月に売り付けたいな。怜子さんのミルク臭とか言って」
―翌日―
小椋「おはよ……」
綾野「どしたの?顔憂鬱そうだよ?」
小椋「大したことないよ」
鳴「おはよう。小椋さん今日は自慢しないんだ」
小椋「まだ根に持ってるの?……そりゃ昨日は私が悪かったけど」
鳴「いや、昨日よりちょっとだけ、またおっぱい大きくなってるから」
小椋「……そのうちもっともっと大きくなるんだからちょっとくらい大きくなったくらいじゃ騒がないわ」プイ
鳴「行ってしまった」
綾野「ありゃ確実になんか隠してる感じだったね」
鳴「そうなの?」
綾野「由美の親友を舐めないでいただきたい!」フンス
恒一「で、これがそのブツだが」ドンッ
望月「うおおぉぉ、こいつが三神先生のお風呂のお湯か……」
恒一「浴室に漂ってたミルク臭も無駄だと思うが閉じ込めたよ。こいつで千円だ。安いだろう?」
望月「うん。持つべきものは友だね」グッ
恒一「(なんか麻原の風呂の残り湯売ってるオウムの幹部の気持ちがわからないでもないな。この感じ)」
スタスタスタ
恒一「(おぐおぐのおっぱいは結局治らなかったか)」
恒一「(しかも昨日より大きくなってるし。それにベストの上からでもわかるくらい乳首ピンピンだよ)」
恒一「(なんか僕のおぐおぐ像が壊れていくなぁ)」
久保寺「この時エーミールの蝶の標本は……」
小椋「(おっぱい凄い痛い)」キリキリ
小椋「(朝からだったけど、なんかおっぱいもガチガチだし、凄い変になってる)」キリキリ
小椋「(ああもう!おっぱい痛すぎて我慢できないっ!)」ガタッ
久保寺「どうしました小椋さん?」
小椋「気分が悪いです」
久保寺「そうですか。じゃあ保健係さん。連れていってあげて下さい」
綾野「サーイェッサー!」ガタッ
綾野「さ、由美。行こ」
小椋「うん……」
辻井「(なんかあの小椋さん、モグダン先生の描く綾波みたいだ)」
―保健室
綾野「成る程。つまりおっぱいが痛いんだね」
小椋「うん。なんか内側からぐぐぐーって大きくなってはち切れそうな感じ……」
綾野「とりあえずどんな感じになってるのか見たいんだけど……見せて?」
小椋「うん」ペロン
ボルンッ
綾野「うわ。凄い。ノーブラだ」
小椋「急に大きくなったし、元々つけてなかったから……」
綾野「でもおかしいのは解るよ。ガチガチに張ってるし……」フニフニッ
小椋「あ痛っ!」ビクブルンッ
綾野「これ、もしかしたら」フニフニクリクリッ
小椋「彩!やめて!なんか!なんかおっぱい変なの!」
綾野「どんな感じに変?」
小椋「なんか!おっぱいむずむずして!」
小椋「やぁっ!」プシュッ!
綾野「……やっぱり」
小椋「んんんっ!」プシュッ!プシュプシュプシュッ!
綾野「ちっちゃい子供のいる親戚のお姉ちゃんそっくりだったからすぐわかったよ」
綾野「由美、おっぱいに母乳溜まってて痛かったんだよ」
小椋「え……?」
小椋「なんで?私妊娠なんかしてないし、まだ……」
千曳「それは私が話そう」
綾野「千曳先生……なんでここに?」
千曳「本で手を切ってバンドエイド取りに来たら君らが乳絞りしてたんだ。せめてやるならカーテン閉めたまえ」
千曳「では説明しよう」ヒリヒリ
綾野「お願いします。できるだけ手短かつ簡潔に、もったいぶらずに」
千曳「全ての始まりは26年前だ」
千曳「当時3年3組に夜見山岬と言う、あまり体つきに起伏のない女子がいて、彼女はとある相手に片思いをしていた」
千曳「自分の体に自信のなかった彼女はどこで調べたのか、黒魔術を使って胸を大きくしようとしたんだ」
千曳「しかし結果は半分失敗と言ったとこで、彼女は体躯に不釣り合いなほど巨大な、そして頻繁に母乳の溜まる胸になってしまった」
千曳「それから、夜見山くんの儀式がスイッチになってしまったのか、3年3組では胸が薄いのを憂う女子の胸が肥大化する現象が起こりはじめたんだ」
千曳「君たちの副担任の三神先生もその犠牲者だ」
小椋「うそ、あの胸も私と同じように……?」
千曳「嘘ではないよ。後で卒業アルバムを見て確かめたまえ」
綾野「で、そのおっぱいを元に戻す方法は!?」
千曳「至極単純だ。相思相愛の相手が吸えば、胸は元のサイズに戻る」
千曳「母乳の副作用に関しては治らないが、しかし治れば痛くなるほど胸が張ることはないよ」
小椋「相思……相愛の相手?」
綾野「こういっちゃんの事だよ!」
小椋「そんな訳ない……よ。だって、恒一くんだって大きなおっぱい好きだし」
千曳「確かに巨乳はロマンだ」
千曳「だが、ロマンはロマン。真に自分の好きな相手とは全く関係はない」
千曳「もし本気で榊原君が小椋君を思っているなら、胸が小さかろうと真実の小椋くんを愛しているはずだ」
小椋「千曳さん……」
千曳「ちなみに今のは私が夜見山くんに言った言葉でね。この対処法も私と夜見山くんが編み出した」
千曳「まあ、今は『千曳岬』だがね」
綾野「さりげに自慢しないで下さい」
恒一「そういや、見崎はおっぱいのサイズにこだわってないよね」
鳴「私はおっぱいより身長が欲しいから」
鳴「それに霧果がおっぱい大きいと不便で仕方ないって言ってるの聞いて育ったから、小さくていいと思ってる」ペタン
恒一「ふーん……」
望月「(三神先生の残り湯、ほんのり甘いなぁ)」グビグビ
ガララッ
小椋「榊原くん!」ブルンッ
恒一「……小椋さん。気分よくなった?」
小椋「ならない。この病気は榊原……ううん、恒一くんにしか治せないの」
小椋「……って訳なの」
恒一「そんなバカな話……じゃ小椋さんのおっぱいからも母乳が?」
小椋「うん。さっき彩に搾ってもらったら出たよ」
小椋「恒一くんっ!私、恒一くんの事が……好きっ!」
小椋「でも怯えてた。私おっぱいちっちゃいから、そのせいで恒一くんに相手されないんじゃないかって!」
小椋「だから!おっぱいが欲しかった!」
小椋「だけど今は……現象で手に入れた偽物のおっぱいなんか関係なく、恒一くんに本当の、ありのままの私を好きになって欲しいのっ!」
望月「(マジかよこの甘み母乳なのかよ!今まで飲んだの勿体ねえ!つかいっそ直飲みしたい!)」グビグビ
望月「(直飲みしたらつるぺったんに戻るとしてもつるぺったんな三神先生も意外にイケるし!)」グビグビ
鳴「(望月くん気持ち悪い)」
小椋「恒一くん……私のおっぱい、吸って下さい」ペロン
恒一「……うん」コクリ
チュウッ
クラス全員「ゴクリ……」
小椋「んんっ」ビクッ
恒一「(あんまり甘くないけど、確かにミルクの味……)」コクコク
小椋「あ、あぅぅ」ビクッ
恒一「(そういや、僕って母さんがすぐ死んじゃったから、母乳の味ってよく知らないんだよな)」コクコク
恒一「(ならせめて、もうちょっと小椋さんのおっぱいを飲んでたい)」コクコク
小椋「ふわぁっ!」ビクビクビクッッ!
シュンシュンシュンシュン
綾野「……由美のおっぱいが、元のちっぱいに」
小椋「恒一くんも……私のこと好きだった?」
恒一「うん。小椋さんも、小椋さんのちっぱいも大好きだよ」
小椋「バカ……」カアッ
綾野「えんだああああああ」ガタッ
鳴「いやあああああああああ」ガタッ
風見・杉浦「(いいなぁ……小椋さんは勇気があって)」
中尾「(俺も赤沢さんの吸いたいな)」
望月「(三神先生のあまぁいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱい)」ククククク
高林「今の望月くんは触れてはいけない気がするね」
恒一「(まあ、その後小椋さん改め由美のおっぱいは大きくならず、また他に巨乳になった女子もいないでいる)」
恒一「(由美のおっぱいが元に戻った直後に望月が怜子さんの胸に飛び付いた所を叩き落とされたり、
数日後に赤沢さんの胸を吸おうとした中尾が、杉浦さんに捕まり告白されたり、委員長コンビの仲が更に良くなった以外は特に大きなことは起きてない)」
恒一「(そして今。8月のクラス合宿の日)」
小椋「恒一くんも好きだね。私のミルク」
恒一「なんか安心する味なんだって」コクコク
小椋「でもこれだけ恒一くんに吸われたらもうおっきくならないままかも」
恒一「それでいいよ。母乳まででるこんな可愛いちっぱい、誰かにあげたくない」コクコク
小椋「もう。赤ちゃんの分だけは残してよ!」
完