1 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/20 22:29:20.31 uS5ZLk6q0 1/265

クチート「なに?」

「あ…いや、なんでもないです」

※管理人注記
このスレは未完結です。(まぁ、完結とかあんまり関係ないタイプのスレですが)

元スレ
男「クチート…たん?」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1263994160/

2 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/20 22:32:29.54 uS5ZLk6q0 2/265

「ようがないならよばないで」
「あたしいそがしいの」

「忙しいの?」

「うん」

「何が?」

「はがねポケモンにはいろいろとやることがあるの」

「ふーん」

12 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/20 23:03:23.70 Ptyeb5kA0 3/265

クチートたん帰ってきたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

13 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/20 23:03:46.79 MvASv7+X0 4/265

この前書いてた人か

5 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/20 22:44:02.63 PfocttDR0 5/265

支援

3 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/20 22:35:54.88 uS5ZLk6q0 6/265

「クチートたんってなぜはがねタイプなのになんであくタイプの技いっぱい覚えるのはどうして?」

「にほんごでおk」

「おしえて!」

「そんなのかってにおぼえるんだからしらない」

「きになるぅー!」

「なんでもいいじゃん」

4 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/20 22:40:12.09 uS5ZLk6q0 7/265

「クチートたんのだましうちとかひっかからないヤツいないと思うんだ」

「だますからね」

「だってクチートたんがよちよち歩いてきていきなり殴るわけでしょ?」
「よちよち歩きに見とれてしまうのは必定!」
「しかもそのあとクチートたんのちっちゃいぐーでポカッってされるんでしょ?」
「ご褒美以外の何物でもない」

「きもちわるい」

6 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/20 22:44:35.96 uS5ZLk6q0 8/265

「ねーねークチートたん」

「なに?」

「ちょっとだましうちしてくれない?」

「男がだましうちされるのわかってたらだましうちじゃないからできない」

「じゃ、じゃあ忘れたころにやってくれる?」

「きがむいたらいいよ」

「やったー!」

7 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/20 22:49:10.35 uS5ZLk6q0 9/265

「……」ワクワク

「……」キョロキョロ

「……」ソワソワ

「……ねぇクチートたん?まだかな?」

「まだ」

「も、もういいんじゃないかなぁ?」

「いまやってもだましうちじゃないし」

「も、もうだましじゃなくていいからっ!」
「クチートたんがよちよち歩いてポカッってしてくれるだけでいいから!!」

「ひっしすぎてきもちわるい」

8 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/20 22:51:41.03 uS5ZLk6q0 10/265

「ジャーソロソロネヨウカナー?」チラチラ
「オレ、イマスッゴクユダンシテルナー」
「オソワレタラヒトタマリモナイナー」

「わざとらしいね」

「クチートたんって結構Sだよね?」

「男がMなだけでしょ」

9 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/20 22:55:08.89 uS5ZLk6q0 11/265

「もう今日は諦めて寝よう…」



「おい男」
「あさだぞ」
「おきろー」ペシ

「あ、おはようクチートたん」

「いまのがだましうちだから」

「え?」

10 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/20 22:58:04.49 uS5ZLk6q0 12/265

「……」ズーン

「あさからへんなくうきださないでよ」

「うん…ごめんね」
「ごめんね…クチートたん」

「(しょうがないなぁ…)」トテトテトテ
「えいっ!」ポカッ

「…っ!?」
「ぁ…ぁ…ぁぁあああぁおおぁあおあおあ!!!!」
「きったあああああああああああああ!!!!!11111」
「ひやあああああああああああクチートたんかわえええええええええええええええええええ」

「うるさい」

11 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/20 23:02:27.28 uS5ZLk6q0 13/265

「クチートたんってはさむってわざ覚えるじゃん?」

「おぼえるね」

「あれってどこではさむの?」ハァハァ

「うわぁ…」

「どどどどどこではさむのぉ?」ハァハァ

「どもりすぎ」

「クチートたんはちっぱいだから胸じゃはさめないよね?」

「ころすね」

17 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/20 23:08:19.55 uS5ZLk6q0 14/265

「えー私は今はさまれています」
「はさむとはなんとあの大きな口の上下ではさむということだったようです!衝撃の事実です!」
「って言うかこれって甘噛みじゃね?」
「うっひょおおおおおおおテンションagaってキター!!!!」

「うるさい」ガチン

「ぎゃあああああああああ」ビクビク

「これははさむじゃない」
「…かみくだくだ」

「いひゃあああああああん」ビクンビクン
「…こういうの…好き…かも」ゾクゾク

「はぁ…」

18 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/20 23:14:37.70 uS5ZLk6q0 15/265

ハクリュー「そろそろボクもとうじょうしていいデスか?」

「お?へび子ちゃんいつの間に!」

「さいしょからいたんデスけど…」

「TVの前のお友達に説明しよう!」
「この子はへび子ちゃん!クチートたんとキャッチボールしてたら偶然ボールに入っちゃったドジっ子なのさ☆」

「ボクはただだっぴしてただけデス!」
「男さんがぼうとうしてたまたまだっぴちゅうのボクにあたっただけじゃないデスか!」

「あぁーあのときのクチートたんクソ可愛かったなぁ」
「クチートたんってボール投げるとき両手で投げるんだぜ?」
「えいっ!っていう掛け声とともに右足出しながら両手投げだぜ?」
「激萌えだぜ?」

「はなしきいてないデスね…」

25 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/20 23:37:07.75 uS5ZLk6q0 16/265

サーナイト「次は私の出番ですね!ご主人様」

「サーナさんきた!」
「サーナさんはクチートたんが変なとこにボール投げたときに捕まえたんだよね?」

「男がぼうとうばっかするからあたしもしかえししようとしただけだもん」

「すねるクチートたんかわいい!」

「あの時の私はまだラルトスでしたね」

「生意気だったねw」

「お恥ずかしいです…」テレテレ

26 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/20 23:44:59.66 uS5ZLk6q0 17/265

ロコン「ロコンもいます!」

「ロコンちゃんはサーナさんがつかまえたんだっけ?」

「あ、はい」
「私が変な所にボール投げてしまって…」

「あの時のロコンちゃんはきのみもきゅもきゅしてたんだよね!!」
「かわいかったのぉー」

「あ、あの!あのときはおなかペコペコでかってにたべちゃってごめんなさいそれと男さんにあやしいひかりとかおにびとかもしちゃってましたごめんあしああ」フルフル

男クサム「「「「萌えキャラだー!!!」」」」

27 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/20 23:48:16.93 uS5ZLk6q0 18/265

「うっひっひ」
「かわいいのぅかわいいのぅ」

「えーそんなわけでポケモンハーレムを築いてきたわけですよっと」
「ちなみに捕まえた子たちはみんな♀です」

「ご主人様は♀にしか興味がないですからね」

「にんげんにもきょうみないみたいだしもうだめだね」

「クチートたんの毒舌ってなんでこんなに心に響くんだろう」ジーン

28 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/20 23:54:34.49 uS5ZLk6q0 19/265

「ところでロコンちゃん?」

「なんですか?」

「ちょっと俺のこと“お兄ちゃん”って読んでくれる?」

「…?あ、はい」
「おにいちゃん?」

「…イイ」
「すごく…イイ!」
「ちょっともういっかい!」

「おにいちゃん」

「いやっふううううううううううううううううう!!!!!!!1」

「バカっぽい…」

29 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/20 23:59:58.42 uS5ZLk6q0 20/265

「男さんはかんぜんにロリコンほうめんへとあゆみだしてしまったんデスね…」

「ロコンのことですか?」

「ちがいマスよ」
「ロコンちゃんとロリコンはぜんぜんべつものデス」

「よくわかんないです」

「でもご主人さまはもともとクチートさんLOVEですし、その兆候はありましたね」

「あたしはおとなのじょせいだけどね」

30 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 00:02:48.46 KiBO8oMm0 21/265

「ねぇねぇクチートたん」
「ちょっとこれ見て」

「んー?なにこれ?なんかあたしがいる…」

「これはニンテンドーDSだよ!このゲームではなんとクチートたんを連れていたる所を歩きまわれるのさ!!!」

「いまとかわらないね」

「ところがどっこいこんなことも起きるのさ」ポチッ

クチートは足にすり寄ってきた(ハートマークを出しながら)

「!?」

「くっはあああああたまんええええええええええええ」

35 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 00:10:35.85 KiBO8oMm0 22/265

「やばい!クチートたんと話すのが楽しすぎて冒険に身が入らないよぉー」

「……」

「クチートたんのダンスかわえええええええええええええええ」

「……」

「ちょろっと草むらはいって…」
「やほおおおおおおおクチートたんがこっち見てる!クチートたんがこっち見てるぞおおおおおおおおおお!!!!!111」

「いいかげんかえってこい」ゴチン

「いでぇ!」
「おうふ…クチートたんに怒られてしまった」
「……」
「…ヤキモチクチートたんかわええええええええええ」

「ご主人さまはたくましいですね」

「こんかいだけでじんじょうじゃないくらいクチートたんっていってマスね…」

「おにいちゃんたのしそう!」

37 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 00:21:23.78 KiBO8oMm0 23/265

「こ…これはっ!」
「恐ろしい…なんて恐ろしいブツだ…!!」

「おにいちゃんどーしたんですか?」

「あぁロコンちゃん」
「ちょっとものすごく恐ろしくて、ともすれば廃人になってしまうアイテムを手に入れてしまってね…」

「はいじん?」

「男さんみたいなひとのことデスよ」

「ご主人さまを悪く言ってはいけません!」

「でもおにいちゃんってかわってるんですよね?」

「うっ…」
「ロコンちゃんにいわれるとちょっとクるものがあるね…ふひひ」

38 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 00:26:05.58 KiBO8oMm0 24/265

「で、それはなんなの?」

「お、クチートたん興味あるのかい?」

「男が廃人になるとこっちがめいわくするからね」

「ツンデレデス」

「ツンデレですね」

「おにいちゃんこれなんですか?ぼーる?」

「あぁ、それが禁断のアイテム…ポケウォーカーだっ!!!」

クハサロム「「「「「ポケウォーカー?」」」」」

39 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 00:35:50.54 KiBO8oMm0 25/265

「この一見するとただのキャッチボールに使う用のボールであるアイテムはですね」
「なんと通信によりポケモンを送って一緒に歩きまわれるというものなのです!!!」
「あー実に危険だー恐ろしい…」ブルブル

「なにがそんなに危ないんですか?」

「あぁ…それはここにクチートたんを送るとどうなるかということだ」

「どうなるんデスか?」

「クチートたんを四六時中眺めてニヨニヨできるということだよー!」
「まさに廃人製造機…恐ろしい…」

「いまとあんまりかわらないじゃん」

「…!?」

「おにいちゃんはよくニヤニヤしてますよ」

「!?!?」

41 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 00:47:03.07 KiBO8oMm0 26/265

「そういえばこいつがいることを忘れてた」ヨイショ

ムウマ「もちあげるなー!」

「はいはいよしよし」

「なでるなー!」

「いいから自己紹介なさい」

「ムウマですおわり」

「終わるな!」

「ほかにいうこともないもん」

「ほらどうやって俺たちについてきたかとかさー」

「男のあたまのいごこちがよかったからついてきましたおわり」

「まぁいいか」

44 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 00:53:15.92 KiBO8oMm0 27/265

「ムウマはシャイなのでずっと俺の頭に乗っかってステルスモードでいたのでした」

「ほんきでわすれてたくせに」

「わすれてないやい!頭が重かったらそら気付くわ!」

「でもいちばんさいしょにムウマさんとであったときはなかなかきづかなかったデスよね?」

「男はどんかんだからね」

「…」

45 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 01:02:28.36 KiBO8oMm0 28/265

「つるといえば男はなんかポケモンつりあげてたよね?」

「あの話はやめよう…」

「あれはこわいじけんデシタね…」

「可哀想なご主人さま」ナデナデ

「げんきだしておにいちゃん」ナデナデ

「ふひひwwwwサーナさんのおっぱいやらけえぇえぇwww(ありがとうみんな)」

「たてまえとほんねがほんねとたてまえになってる」

「もう…ご主人さまったら」テレテレ

「しけいけってー」

46 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 01:10:01.83 KiBO8oMm0 29/265

「ところでなんで男はたびしてるの?」

「あれ?ムウマには言ってなかったっけ?」

「しらない」

「ある偉大な目的のためなんだけど、ちょっと人通りの多いここでは言えないな」
「他人に聞かれると都合が悪いんだ…」

「たしかにつごうわるいね」

「おおきいこえではいえないデスからね」

「危ないことですからね」

「おにいちゃんがたいへんになっちゃいますね」

「そ、そんなに?」ゴクリ


47 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 01:15:52.46 KiBO8oMm0 30/265

「あそこの建物のうらに行こうか」


「実はね…」

「じ、じつは…?」ワクワク

「…会うためなんだ」

「あう?…だれに?」

「ポケモンなんだけどね」

「もしかしてでんせつのポケモン?」

「伝説のポケモンまではいかないけど、それに準じる希少なポケモンだよ」

「それっていったい…」ゴクリ

48 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 01:18:11.49 KiBO8oMm0 31/265

「……可愛い♀ポケモンさ」

「…ん?」
「ちょっとききまちがえたみたいだからもういっかいいって」

「だから、……可愛い♀ポケモンさ」

「まがおでなにいってるんだか…」ペチン

「あうぅぅ…」

「アホらしい」

「ご主人さま曰く偉大な冒険らしいですよ?」

「まさに、ひとにきかれちゃまずいないようデスね…」

49 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 01:21:11.83 KiBO8oMm0 32/265

「それじゃあいまもだれかにあうためにたびしてるの?」

「今は当てもなくぶらぶうらしてるよん」

「あてなかったの?」

「かんがえなしだったんデスか…」

「ご主人さまらしいですね」

「ロコンはたのしいよ?」

50 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 01:36:10.48 KiBO8oMm0 33/265

「そらとべる可愛い子がいればいいんだけどなかなかいなくてさぁ」ペラペラ

「ずかんをこんなふうにみてるのは男くらいだろうね」

「有効に活用してるじゃないか!」

「つかいかたおかしいデスけどね」

「へび子ちゃんまでそんなこという~」

「おにいちゃん!おにいちゃん!このひとかっこいいね!」

「えあむーど?だめだめ、なんか変形しそうだし」

「ふーん」
「ロコンよくわかりません」

51 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 01:45:33.48 KiBO8oMm0 34/265

「そういえばムウマって進化するよね?」

「さぁ?しらなーい」

「自分のことだろー」

「きょうみないもん」

「ずかんでしらべてみるか」
「大体進化するポケモンは進化前とセットになってるからムウマで探せばよいのかね」
「あったあった」
「えーっとムウマの次は……アンノーン?」
「…これになるの?」ガクガクブルブル

「しらなーい」

「俺はゆるさんぞおおおおおおお!!!111」
「こんな得体の知れないものに進化するなんて絶対に許しません!!!!」

52 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 01:53:07.41 KiBO8oMm0 35/265

「これしんかじゃないんじゃない?」

「mjd?」

「タイプもエスパーデスし」

「ゴースト単一からからエスパー単一に進化するなんて疑わしいですしね」

「ロコンはしんかしてもほのおタイプだよ!!」

「そういえばロコンちゃんも進化するんだよね?」
「レベル的には進化してもおかしくないような気がするけど…」

53 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 01:59:16.51 KiBO8oMm0 36/265

「もしかしたらムウマは進化しないのかも」

「あたしもしないしね」

「全部のポケモンが進化するとは限りませんしね」

「二回進化するポケモンもいれば一度も進化しないポケモンもいる…まっことふしぎじゃのぅ」

「ボクもあといっかいしんかをのこしてるんデスよ?」

「だがさせない!」

55 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 02:10:27.48 KiBO8oMm0 37/265

「改めて見直すとうちの子たちはバランスいいのか悪いのかよくわかんないなぁ」

「ばらんす?」

「しょっちゅう戦うわけじゃないから別にいいんだけどね」

「はがね、ドラゴン、エスパー、ほのお、ゴーストですね」

「ぜんぶたんいつなんデスね」

「そーいえばそーだね」

56 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 02:20:25.45 KiBO8oMm0 38/265

「でんきタイプがほしいなー便利だし」

「なんでべんり?」

「でんきがあればなんでもできる!でんきですかー?!」

「」ビクン
「きゅうにさけぶな」

「びっくりクチートたんかわええええええええええ」

「ハクリュー、りゅうのいかり」

「ハイ」ボォォォオオオ!!!!

「ぎゃああああああああ」


58 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 02:56:41.51 KiBO8oMm0 39/265

「ふぅ…HPが40以上あってよかった」

「なかったら即死でしたね」

「あぶなかったデスね」

「…おもしろい」

「もう俺の体で遊ぶの禁止!」

「あそんだんじゃなくておしおき」

「そういうことならおkです!」

59 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 03:07:02.34 KiBO8oMm0 40/265

「ロコンもおにいちゃんにおしおきしたいなー」

「!?」
「じゃ、じゃあ、『お兄ちゃんなんて嫌い』って言いながら尻尾でぺちんってしてくれませんか?」ハァハァ

「え…?でもロコン…おにいちゃんすきです…」

「……ぶっはああああああああ」バタン

「え!?あ?!おにいちゃん!!だいじょうぶですか!!お、おにいちゃん…」ウルウル

「だ、大丈夫だよロコンちゃん…ちょっと血を流しすぎただけさ…」

「でもでも!!…おにいちゃん…」
「ロコンなんでもするからげんきになってよぉ…」

「じゃあ…さっきの…お願いできるかな…?」

「は、はい」
「おにいちゃんなんてだいっきらい!!」ペチン

「…はうぅぅぅ…し・あ・わ・せ…」

「…ばかっぽい」

60 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 03:13:19.34 KiBO8oMm0 41/265

「私はサーナさんの胸の谷間の赤いヤツになりたい」

「ご、ご主人さまったら何言ってるんですか!もう…」

「いやぁなんかその部分すごくえっちぃよね?」

「そんな目で見ないでください><」

「(照れサーナさんかわええ(*´Д`)ハァハァ)」

「もう…聞こえてるんですからね!」テレテレ

「ちょっと抱きしめさして」

「せくはら…?」

「セクハラデスね」

「たいばつがひつようだね」

61 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 03:19:30.61 KiBO8oMm0 42/265

「もー疲れたー!歩くのヤダー!空とぶー!」

「とりポケモンいないからむりだよ」

「あれ?あそこにいるのってオニドリルじゃないですか?」

「つかまえればそらとべるようになりマスね」

「おっしもういい!捕まえる!!!」
「なんかこんなところに都合よくモンスターボール落ちてるし天命だろうきっと」
「うおりゃあああああああ」シュバッ

「そのままなげていいの?」

「たたかってよわれせてつかまえるんじゃないんだ…」

「うちはこういうスタンスなの!」
「よし!直撃コース!」ドッカーン!!!!!!!
「あれ?」

「ばくはつしたよ?」

「いっけね☆ビリリダマだったみたい☆」

94 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 13:31:46.65 KiBO8oMm0 43/265

「どうやらクチートたんの魅力に気付いた人がいっぱいいるようだ」
「クチートたん的にはいいの?」

「なにが?」

「一応おっきな口で欺いてるんでしょ?本体がこんなにもプリチーで抱きしめたくなっちゃうような可愛い子だって知れてもいいのかなって」

「べつに…いい」ピコピコ

「(うひょおおおおお照れクチートキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!)」ニヤニヤ

「なんかむかつく」ゴチン

「アイアンヘッドおおおおおおおおおおおおおお」ゴフ

96 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 13:42:22.61 KiBO8oMm0 44/265

「ちょっと本屋行こうか」

「何を買われるんですか?」

「あのざっしデスか?」

「おーへび子ちゃん冊子がいいね!」
「今週号の週刊CAWAPOKEがもう発売されてる頃だからそれをね」

「おにいちゃんのあいどくしょだね!」

97 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 13:49:10.18 KiBO8oMm0 45/265

「えーっと今週号はっと」
「クチート…特集…だと…!?」
「えーい!クチートたんの魅力なんぞ説明されるまでもないわあああああ」
「でも読む」

「男ってそのほんよむときいっつもひとりごとはげしいよね」

「えーなになに…クチートはツンデレな魅力でかわいい…」
「髪型はツインテorポニテっぽくてかわいい…」
「!?ツインテツンデレロリだと!?」

「ロリつけんな」ゲシ

98 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 13:58:19.81 KiBO8oMm0 46/265

「いやー新鮮な気持ちだ」
「まさかクチートたんがツンデレだとは!!」

「ツンデレじゃない」

「クチートたんってくすぐる覚えるのか…ゴクリ」
「あとは…!?! お し お き だと!!!」
「おしおき→くすぐるで女王様的飴と鞭コンボができる」
「ポケモンはじまった」

「きもちわるいなぁ」

99 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 14:08:52.04 KiBO8oMm0 47/265

「なんかこのへんに石に詳しい人がいるらしい」

「ご主人さまの石ポケット大分貯まりましたよね」

「でもほとんどなんのいしかもわからないデス」

「ガラクタじゃないの?あたしがてきとうにひろってるだけだし」

「クチートたんが拾ってきてくれたんだからきっと効果があるはず!」
「クチートたんがつまずいて転びそうになったのを『なんかいしみっけ』って誤魔化して拾ってるんだから効果がないはずない!かわいい!」

「ホントにいしみつけてるだけだもん!」

100 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 14:23:22.71 KiBO8oMm0 48/265

「あのーこの石ってなんの石なんですかね?」

石コレクター「いっぱい集めたね」
「しかも珍しいのばっかりだ」

「マジっすか!?」

「こっちから順に炎、水、雷、リーフ、月、めざめ、まんまる、たいよう、ひかり、かわらず、闇の石だね」
「こんなによくあつめたね」

「うちのクチートたんがいっぱい拾ってくれるんです」
「ところでこれらは何に使うんですかね?」

「それはちょっとわかりませんね」

「ガラクタ?」

101 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 14:35:43.55 KiBO8oMm0 49/265

「なにかわかった?」

「よくわかんなかった」

「ロコンもこのいしもってるけどなんともないですよ」

「そういえばロコンちゃんに石あげたよね」

「きれいないしだからロコンおきにいりなんです」

「でもロコンちゃんには水色の石よりこっちの赤い石のほうが似合いそうだな…」

「ねぇ男ーおなかすいたー」

「ああはいはいご飯にしようか」

106 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 14:43:35.75 KiBO8oMm0 50/265

「じゃーんきょうは木の実のシチューです」

「うまそー!」

「ボクこれだいすきデス!」

「いい匂いですね~」

「…あつい」

「ロコンが火つけたんだよ!!」

「ロコンちゃんが加わってから料理がしやすくなったよありがとね」ナデナデ

「ん~くすぐったいです」

「あっつくてたべれない」

「猫舌なクチートたんにはふーふーしてあげよう」フーフー
「はい、あーん」

「あーん」モキュモキュ

「かわゆすのぅ」ハァハァ


107 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 15:03:06.10 KiBO8oMm0 51/265

「そういえば男ってりょうりできるんだよね」

「紳士の嗜みですので」

「しんし?」

「男さんはしんしじゃないデスよ」

「なっ!失礼な!!」
「でも料理は独り身だった俺には必須スキルだったのさ」
「それにおいしい料理作れると可愛い子の笑顔が見れて…ふひひ」

「それがほんねか」

「ロコンはおにいちゃんのりょうりだいすきだよ!」

「私も大好きです」
「今度作り方教えてくださいね」

「おっけ!手とり足とり教えちゃうぜ」

110 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 15:15:24.64 KiBO8oMm0 52/265

「さっきの石職人はこの石については何も言わなかったなぁ」

「それはただのいしなんじゃない?」

「いや、この石からは何か不思議なものを感じる」

「こんきょは?」

「なし!」

「なににつかうんデスか?」

「さぁ?でもなんか綺麗だよね」
「ネックレスにしてみようかな」

114 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 15:26:00.62 KiBO8oMm0 53/265

「できた!なんか大人っぽい感じにできあがったなー」
「これはサーナさんに似合いそうだ」
「おーいサーナさんちょっとちょっと」

「ん?なんですか?ご主人さま?」

「サーナさんにはこのネックレスをあげよう」

「うわあ…いいんですかご主人さま!こんなに素敵なもの…感激です!!」

「あはは、喜んでもらってなによりだよ」

「すっごくうれしいです!ああ私ったらなんて幸せなんでしょうか」

「大げさだなぁ」ニヤニヤ

119 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 16:02:03.68 KiBO8oMm0 54/265

翌日

「男さん!たいへんデス!」

「男!はやくおきて!」

「ん…なになに?朝っぱらから何が始まったんだい?かわい子ちゃんたち」

「ふざけてないではやくこっちきて」

「はーい」

「あ!おにいちゃんたいへんたいへん!」
「サーナイトさんが!」

「サーナさんが?」

121 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 16:08:36.80 KiBO8oMm0 55/265

「…ちっちゃくなってる」

「…きる…りあ?」

「じゃーん!!!わたしとうじょー!!」

男クハロム「「「「「……」」」」」

「ちょっとちょっとー!!なんでだまるのー!みんなのアイドルキルリアちゃんのとうじょうなんだよー!!!」
「もっともりあがっていこうよー!」

「さて、サーナさんはどこかなーっと」

「ここにいるよー!わたしがサーナイトのしんかけいのレディ、キルリアちゃんなのです!!」エッヘン

「ムウマーサーナさん見なかった?」

「しらなーい」

「そっかー」

「キィィー!ムシすんなー!」ポカポカ

123 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 16:17:18.92 KiBO8oMm0 56/265

「ここは、『キルリアキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!』ってなるとこでしょーがー!」プンプン

「ってかホントに元サーナさん?」

「このネックレスがしょうこなのだ!」キラン

「ま、まじか…」

「たいかデスよね…?」

「もどってるしね…」

「たいかのかいしんですよー」

124 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 16:31:08.73 KiBO8oMm0 57/265

「もしかしてネックレスのせい?」
「サーナさんにあれあげた次の日の出来事だし…」

「えーかんけいないよー」

「ちょっとはずして見て」

「やー!」

「いいからちょっとだけ」

「いーやー!」ヒュン

「こぉうらぁああテレポートすんなぁあああぁ!1」

「わたしはつかまんないよー」ヒュンヒュンヒュンヒュン

125 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 16:39:30.78 KiBO8oMm0 58/265

「なんで逃げるんだよ」ハーハー

「はずしたくないもーん」

「なんでだよ…」ヒーヒー

「…だってせっかくマスターにもらったんだし」

「乙女かお前は!」

「お、乙女だもん!!」

「乙女なのか…」

126 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 16:49:35.34 KiBO8oMm0 59/265

「たいかのいしなんてホントにあるの?」

「きいたことないデス」

「おにいちゃんのネックレスすごいねー!」

「おもしろいことになったみたいだね」

「あー…サーナさんのおっぱいが…」

「くちにでてマスよ」

「え!?嘘っ!?」

「ふいうち!」ゴスッ

「」

127 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 16:56:03.89 KiBO8oMm0 60/265

「お、お、おにいちゃん!?あ、あのーおにいちゃんが!」オロオロ

「男さんだいじょうぶデスかね…?」

「へいきへいき男じょうぶだし」

「きゅうしょにあたったってでたけどだいじょうぶじゃない?」

「あーんテレポートづかれしちゃったー」

128 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 17:03:22.64 KiBO8oMm0 61/265

「」

「おにいちゃんおきないです」

「しんだふりしてるんだよ」
「わたしマスターのこころよめるしー」

「」ビクッ

「はやくおきないとおこられマスよ」

「ホントにきけんなじょうたいだといけないからわたしがうたうね」
「みんなはみみふさいでて」ラーラーラー♪

「ちょちょととあまあまままてったてええええええええ!!!!!!!111」
「滅びる!滅びるよその歌!!!」

「わるふざけするからじごうじとく」

129 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 17:18:17.77 KiBO8oMm0 62/265

「キルリアはサーナイトに戻らなくてもいいの?」

「せっかくこうなったんだしもうちょっとこのままあそぶー!」
「マスターもロリコンだしこっちのほうがこのみなんでしょ?」

「そりゃあサーナさんのおっぱいのが…いや、どちらも捨てがたいな…」
「中学生っぽいツインテミニスカートVS包容力のある大人のふいんきおっぱいか…」

「ちょうこうにはいったね」

「ホント男さんはどうしようもないデスね」

「こんなのほっとこうよ」

「おにいちゃんたのしそうだね!」

131 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/21 17:28:57.27 KiBO8oMm0 63/265

「ボクがこのネックレスつけたらミニリュウにもどっちゃうんデスかね?」

「なん…だと…?」
「そんなこと断固として許しません!!せっかく苦労して可愛い可愛いへび子ちゃんに育てたのに退化するなんてとんでもない!」
「進化も退化もめーです!いいですね!」

「あ…ハイ」

「へび子ちゃんはせっかくちっちゃい羽根とかちっちゃい角とか可愛いポイントが多数あるんだからさー」

「ありがとうございマス」パタパタ

「うむ…やはりかわゆいのぅ」

175 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 01:07:44.82 qMjAz3tc0 64/265

「クチートたんははがねポケモンなんだよなぁ」
「はがねってことは磁石にくっつくなぁ」
「 ! ? 」
「手に磁石を仕込んでおけばクチートたんがひっついてくるんじゃないか!?」
「俺って天才かもしれん…フフフ」

「またへんなことかんがえてるんデスか?」

「へんなことじゃ二ぞ!偉大な計画なのです!」
「ところでへび子ちゃんはクチートたんのどのへんがはがねかわかる?」

「たぶんおっきいおくちじゃないデスか?」

「そうかそうか…ふひひ」

176 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 01:16:21.11 qMjAz3tc0 65/265

「ついにねんがんの強力磁石を手に入れたぞ!」

「じしゃくなんてなににつかうの?」

「うへへ…それはね…」

「もったいつけないでよ」

「こうつかうだああああああああああ!!!!!!1」シュバッ!!キュイイイイイイン!

「え?なに」スポ

「クチートたんげっとおおおおおおおおおお!!!!!!!!11」

「はーなーせー!」

「ふひひ…むだだよクチートたん」
「はがねポケモンはこの超強力磁石からは逃れられない!」
「今日は思う存分クチートたんを抱きしめられるぞおおおおおおおおひゃっほおおおおおおおおお」

「やーめーろー」
「…とれない」

178 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 01:26:38.91 qMjAz3tc0 66/265

「ふぉおおおおおおおおお!!!!!111」
「腕の中で必死に抜け出そうともぞもぞしてるクチートたんかわえええええええええ!!!!!」

「いいかげんにしろ!」
「おこるよ」

「そんなこと言ってもここからは逃れられないし怖くないよーwwwww」

「…ここがあたしのまあいだってことわかってるの?」

「…えっ!?」ゾクッ

「ようしゃしないから」

「ま、待ってクチートたん!やだなー冗談だYO!ほんの冗談!ちょっとした戯れだYO!」

「じしゃくにひかれるちからをりようしたアイアンヘッドのいりょくためしてみるね」

「そ、そんなんされたら…腕が砕けるYO!!!!!!!!」ダラダラ

「じゃーいくね」ズゴーーーン!!!!!!

「あぎゃあああああああああきもちいいいいいいいいいいいい」

180 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 01:40:19.98 qMjAz3tc0 67/265

「すごいおとしましたけどだいじょぶデスか?」

「またクチートさんにおこられてたんですか?」

「クチートたんの愛を全身に受けてただけだよ」

「あいじゃないし」

「またーそんなこといって照れちゃってーかわゆすのぅ」ニヨニヨ

「もうめんどくさいや」

182 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 01:55:20.64 qMjAz3tc0 68/265

「ところでなんでムウマはずっとマスターの上にのってるんですかー!」

「いごこちいいから」

「ずるいー」
「わたしものるー」

「だめ、ここはわたしのしていせきなの」

「ちょっとぐらいいいじゃないですかー!」

「だめー」

「上のほうでごちゃごちゃうるさいな」

「ちょっとマスター!あたまにのせて!」

「うおっ!こら!よじのぼるな!」

「のりたいの!」

「おもい!!!」

183 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 02:08:09.50 qMjAz3tc0 69/265

「マスターもわたしみたいにかわいいポケモンによじのぼられてはなのしたのばしながらニヤニヤしてるんでしょ?」

「してないから!おーりーろー!」

「いーやーだー!」

「こうなったら実力行使だ!」オリャ

「ひゃん!」ビクリ

「急に変な声出すなよ」

「だって…マスターがえっちなとこさわるから…///」

「そ、そんなとこさわってないだろ」

「マスターのえっち…///」

185 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 02:22:17.61 qMjAz3tc0 70/265

「マスターはサーナイトのときのわたしといまのわたしでのたいぐうがちがいすぎだとおもう」

「だって性格が違いすぎるんだもん」
「そもそもなんでそんなに性格かわるの?」

「さぁー?」

「あんなに清楚でお淑やかだったサーナさんが退化した途端にこれだもんなぁ」

「せーそにすればいいのー?」

「できるの?」

「きのうまでできてたしやってみるねー!」

186 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 02:31:50.34 qMjAz3tc0 71/265

「できた!」

「全然できてないように見えるんですけど!」

「じゅんびならとっくにできてますことよおほほ」

「なんかいろいろ間違えてないか?」

「おじょうさまっぽくすればいいんせしょー?できてるじゃん!」

「できてないよ!なんかいろいろおかしいから!」
「そもそも清楚の意味わかってるのか?」

「わかってるもん!わたしせーそポケモンだしー!」

「ナチュラルに嘘つくな」ペチン

「あう」

187 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 02:37:29.36 qMjAz3tc0 72/265

「まぁでも髪型でいえばキルリアが好きだな」

「ほんと!?ツインテすきなのー?」

「まあね」

「クチートさんがツインテだから?」

「それもある」

「ふーん」

188 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 02:48:43.15 qMjAz3tc0 73/265

翌日

「ねーおにいちゃん、きょうはロコンのしっぽツインテールにして?」

「え?どうして急に?」

「おにいちゃんツインテールすきなんでしょ?」
「だからロコンもツインテールにするの!」

「あはは、でもロコンちゃんは尻尾6本あるからシックステールになっちゃうなぁ」

「シックステールじゃだめですか?」

「いやいや!ロコンちゃんはいつもどおりでも十分可愛いよ」ナデナデ

「きゅー」

190 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 02:56:13.52 qMjAz3tc0 74/265

「えーっと…ムウマもツインテにしたの?」

「おもしろそうだからやってみた」

「なんていうか…似合ってるよ…(どうやってやったんだあれ?)」

「ありがと」

191 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 03:03:43.66 qMjAz3tc0 75/265

「そしてへび子ちゃんも…ってやってないのか」
「できなかったの?」

「やらなかったんデスよ」

「流行に流されないへび子ちゃん素敵」

「ちょっとまえに男さんがいまのままのボクがすきっていってたのでそのままのボクでいるだけデスよ」

「そんな恥ずかしいこと言ったっけ?」

「いいマシタね」

「あぁ!進化の時だっけ?」
「あのときはへび子ちゃんのぱたぱたする羽根とか綺麗な宝石とかかわいいツノとかが失われるのを思うとてんぱっちゃって変なこと口走っちゃったんだっけw」

「そのままのボクがすきっていってました」パタパタ

「うんうん」
「今のへび子ちゃんが好きだよ」ナデナデ

「……」パタパタ

212 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 12:38:10.35 qMjAz3tc0 76/265

「クチートたんはツインテだね!かわいい!」

「ツインテじゃない」

「いやいやー!それはツインテだって!」

「…ポニーテールだもん」

「ポニテだったとしてもかわいい!!」

「もうなんでもいいんじゃん」

「クチートたんはなんでも似合うしかわいいからいいの!」

「ふーん」ピコピコ

214 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 12:45:54.91 qMjAz3tc0 77/265

「ねーマスター!わたしにもはみがきしてー!」

「キルリアは自分でできるでしょ?」

「してほしいのー!」

「ヤだよめんどくさい」

「いいんじゃん!してよー!マスターの膝の上でごしごしされたいー!」

「第一さっき自分でしてたろ?」

「あれはまちがえたのー!まちがえてじぶんでしちゃったのー!」
「はみがきしてくれないとマスターのことテレポートさせるぞー!」

「自分しか飛ばせないくせに」

「そんなことないよー!できるもん!」

215 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 12:59:49.71 qMjAz3tc0 78/265

「とりゃー!」ヒュン

「やっぱり自分だけ飛んだか…え?」
「…時間差…だと…っ!?」ヒュン



「えへへ…二人っきりですね…マスター?」

「ちゃんとしたテレポートもできたんだな」
「でもなんでこんな森の中に?」

「マスターとふたりになるためですよ…フフ」

「な、なんかお前キャラ違くない…?」

「いまはわたしのなかのサーナイトがえいきょうしているのかもしれませんねー!」
「ねぇマスター……しよ?」

「……」ゴクリ

「ここならいいでしょ?」ヒュン

「わ!いきなり隣に飛ぶな!」

「だれも…みてないよ?」

「あ、あ、あばばばばばば」

218 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 13:06:46.26 qMjAz3tc0 79/265

「はやくぅ…ちょうだい?」アーン

「え、えと…あの…」ゴクリ

「…じらさないで…ください」アーン

「あーんって…なんでくち…」

「もう…わからないんですか? …フフ」
「”ココ”にぃ…くださぁいってことですよ…」

「な、なにを…」

「ハ・ブ・ラ・シ」

「 ! ? 」
「もってきてねえええええええよおおおおおおおおお」

221 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 13:14:53.96 qMjAz3tc0 80/265

「えー!!なんでもってきてないんですかー!」
「はなしのながれてきにわかるでしょー!」

「まぁ… わかるけど… 」

「わかってたらなんでもってきてないんですかー!」

「…っつーかそもそもキルリアが急に飛ばしたんだろ!」

「そうだっけー?」

「そうです」

「でもこれじゃはみがきできないねー?」

「とりにもどるか」

「どうやってもどるの?」

「え?」

「ん?」

223 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 13:29:12.59 qMjAz3tc0 81/265

「えと、よし、戻るか?」

「うん! でもどうやって?」

「ちょっとキルリアの言ってることの意味わからないや… 疲れてるのかな… 」

「はやくもどろーよー!」

「お、おう! じゃあ戻してくれ」

「だからどーやってもどるのー?」

「戻れないの?」

「ぜんりょくでテレポートしたからざひょうしていしてなかったんだー てへ☆」

「てへ☆ じゃねーよばかちん!」ベシ

「あう」

「ここがどこかわからないの?」

「しらなーい」

224 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 13:34:02.76 qMjAz3tc0 82/265

「どうすんだよ…」

「マスターがなんとかしてー!」

「なげっぱなしですか」

「えへへー」

「ここってみんなといたところから近いの?」

「ぜんりょくでやったからとおいかとおもいますたいちょー!」

「マジでうつてが思いつかんぞ」

「マスターならできるよー!ふぁいとー!」

「ちょっと黙ってて」

「はーい!」

225 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 13:42:22.59 qMjAz3tc0 83/265

「(どうしよう… マジで打つ手が思い浮かばないぞ)」
「手ぶらできちゃったし…」

「てブラ? こうですかー?」

「おまえはホント能天気だなー」

「えへへ… ありがとーござまーす!」

「またテレポートできないの?」

「ふたりだときついですねー!」

「じゃあキルリアだけみんなのとこ戻って助け呼んでくるってのは?」

「ぶっちゃけひとりでもきつかったりー てへ☆」

「もおおおおおおおおおおおおおお」

227 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 14:03:19.72 qMjAz3tc0 84/265

「んーどうしよっかなー」

「どうしますかねー!」

「サーナさんみたいに自在にテレポートできれば…お?」

「ん?」

「なぁキルリア、ネックレス外してくれないか?」

「やだ―!」

「サーナイトになればテレポートできるでしょ?」

「おー!マスターあたまいいー!でもやだー!」

「なんでだよ!」

「マスターに… もらったものだから… やだよ… はずしたくない… 」

228 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 14:07:57.15 qMjAz3tc0 85/265

「そっか… でもいまはそれしか方法がないんだ」
「今度また可愛いネックレスあげるから!」

「ほんとー!?わたしみどりだからエメラルドがにあうとおもうのー!」

「そんなお金ありません」
「でもいい感じの作ってあげるから… 約束する」

「うん…」
「サーナイトになってもキルリアのこと忘れないでね?」

「忘れないよ」

「あと、さいごにキスして」

「最期じゃないからダメ」
「それあればまたいつでも戻れるだろ?」

「ぶー! けちー!」

229 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 14:14:40.15 qMjAz3tc0 86/265

「じゃあ外すよ」

「うん…」チュ

「あっ!」

「これくらいいいでしょー?」

「いいけど…」

「マスターあかくなってる」
「かわいー!」

「うっせーバカ」
「そういえば進化見るのはこれが初めてか…」

「マスターのはじめて… もらっちゃった… 」キィィィイイイン

サーナイト「…ん …もど… った…? 」

「お帰り、サーナさん」

「あ… はい! あの!…ただいま戻りました!」



230 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 14:18:08.05 qMjAz3tc0 87/265

「ご主人さま先程はあの… っていうか私がキルリアの時のことは忘れてください… はずかしい…」

「忘れないよ」
「約束… したから」

「ご主人さま…」

「じゃあ戻ろうか」

「はい」
「ではご主人さま、私につかまってください」

「うぃ~」ポスッ

「もっとくっついて下さい」

「え? じゃあお言葉に甘えて…」ギュ

「ん… じゃあいきます!」ヒュン

238 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 15:37:48.38 qMjAz3tc0 88/265

「男とキルリアはどこいったの?」

「さっきからみないデスね」

「かけおち?」

「かけおちってなんですか?」

「ロコンちゃんはしらなくてもいいことばデスよ」

「…かけおち」

「じぇらしー?」

「べつに!男がいないとはみがきできないからこまるってだけ」

「ふーん」ニヨニヨ

「ロコンもしっぽのセットしてもらわないとこまります!」
「それにおにいちゃんがいないとさびしい…」

「男さんのことデスし、すぐかえってきマスよ」

239 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 15:44:31.01 qMjAz3tc0 89/265

「のわぁ!」ヒュン

「…!」ヒュン

クハロム「「「 ! ! ! 」」」

「あ、あのご主人さま? あんまりそこさわられると… あの…///」

「んーやわい」モニュモニュ

「で、なにしてんの?」

「え?あっ!クチートたん!あのね!これはね!テレポーロで迷子になってキルリアがはみがきしてってなってサーナさんならいいよってことであのえっとそんな感じですはい!」

「じょうきょうがつかめないデスね」

「男ひっしだね」

「おにいちゃんおちついて? しんこきゅうしんこきゅう!」

「あ、あぁそうだねロコンちゃん」スーハースーハー

「ひゃん!」
「ご主人さま… 耳に息かけないでください!///」

「逆効果だったー!!」

「ぶっとばーす」ゴキン

240 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 16:00:00.29 qMjAz3tc0 90/265

「どうやら俺はいつのまにかじこさいせいが使えるようになっていたようだ」

「おにいちゃんすごーい!」

「さっきの男さんのうで、かんぜんにまがっちゃいけないほうにまがってマシタね」

「こんどからてかげんはいらないね」

「男ってホントににんげん?」

「いや、もしかしたら俺は人間じゃないのかもしれない… クチートたんに魅了されるあまりポケモンになってしまったのかも!」
「そういうことにしよう!そうすればクチートたんと結婚できるし!!」

「そんなわけないじゃん」

241 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 16:11:50.25 qMjAz3tc0 91/265

「ご主人さま、あのはみがきなんですけど…」

「ん?はみがき?」

「私がキルリアの時にいりいろご迷惑かけてしまってごめんなさい」

「いや、いーよいーよ」
「あれはあれで可愛かったし」

「それで、お詫びと言ってはなんですけれど私がご主人さまにはみみかきしてあげたいなと思いまして」

「ほんとに?んーいままで他人にみみかきしてもらったことないしいい機会だからお願いしようかな」

「はい!お任せ下さい」
「ではここに横になって私の膝に頭をのせてくださいませ」

「う、うん」ドキドキ

242 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 16:25:06.49 qMjAz3tc0 92/265

「どうですかご主人さま?」

「うん気持ちいい」

「えへへ… ご主人さまなんだかかわいいですね」

「んーなんだか眠くなってきた…」スー

「ご主人さまのポケモンになれてホントによかったです」



「……」ガチガチガチ

「わ!クチートさんがイライラしててっこつかじってマス…」

244 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 16:33:27.12 qMjAz3tc0 93/265

「男、はみがきして」

「さっきしたじゃん?」

「てっこつかじったからもういっかいして」

「はいはい」
「じゃここすわって」

「ん」

「おっきいほうだけでいいよね?」シュコシュコ

「だめ」

「そっちの口でも鉄骨かじったの?」シュコシュコ

「ちがうけどどっちもして」

「よくわかんないけどりょーかい」シュコシュコ

246 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 16:40:12.68 qMjAz3tc0 94/265

「なんかあったの?」シュコシュコ

「なにも…」

「そうは見えないけど」シュコシュコ

「なにもない」

「でもクチートたんがはみがきねだってくるのって寂しいときじゃん?」

「っ!?」
「さびしくない!」

「そっかー」シュコシュコ

「もう… かってにいなくならないで」

「」

「……おいてかないで」

「うん…ごめんねクチートたん(うをおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!1うお!うお!うお!うお!!!!!!)」
「(極上のデレキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!)」

「ニヤニヤしないでっ!」

249 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 17:06:56.77 qMjAz3tc0 95/265

「みてるかっちがはずかしいね」

「なっ!いたの!?」

「きほん、男のうえにのってるからねー」

「男もムウマのっけてるならいってよ」

「いやー俺も最近はムウマのってても気付かなくなってきてさー」

「わたしかるいしねー」

251 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 17:34:35.71 qMjAz3tc0 96/265

「なんか伝説のポケモンっていっぱいいるんだねー」

「でんせつ?」

「すごく珍しいんだって」

「すごいね!ロコンもみてみたいなぁ」

「でんせつのポケモンがこんなぼんのうだらけの男のまえにあらわれるとはおもえない」

「クチートたんひどい!おれだって本気出せば伝説の一匹や二匹捕まえちゃうんだぜ?」

254 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 17:49:15.32 qMjAz3tc0 97/265

「ところで伝説のポケモンってどこにいるの?」

「そこから?」

「ご主人さまはどの伝説のポケモンに会いたいのですか?」

「どの?いや、伝説のポケモンってやつに会いたいんだけど…」

「でんせつのポケモンっていうのはポケモンのなまえじゃないデスよ?」

「へー」

「さきがおもいやられるね」

257 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 18:00:25.37 qMjAz3tc0 98/265

「でんせつのポケモンにはとりポケモンもいるんだって!」

「まじで!?ktkr」

「どんなポケモンなんでしょうね?」

「可愛い子だといいなぁげへへ」

「わらいかたがげどうだなー」

262 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 18:15:17.45 qMjAz3tc0 99/265

「写真とかないのかなぁ?」

「なんせ伝説ですから見た人もあまりいないみたいですね」

「苦労して見つけても可愛くなかったらやだなぁ」

「でんせつのポケモンにはせいべつがないケースもあるそうデスね」

「え? 女の子じゃないの?」

「♀ならなんでもいい男にはつらいね」

266 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 18:28:33.13 qMjAz3tc0 100/265

「ロコンと同じほのおタイプのでんせつさんもいるのかなぁ?」

「ほのおタイプだとファイヤー、エンテイ、ホウオウがそうみたいデスね」

「他にはどんなタイプがいるの?」

「こおりがフリーザーででんきがサンダーとライコウ、エスパーがルギアで、みずがスイクンみたいデスね」

「この地域にいる伝説のポケモンはそんなところみたいですね」

「タイプてきにはでんきがいーなー便利だし」

269 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 18:41:14.55 qMjAz3tc0 101/265

「ともかくどっかに画像持ってる人いないかな」

「なんかポケモンマニアみたいなひといなかったっけ?」

「ん?いたっけー?」

「マサキさんのことではないですかご主人さま?」

「でもこっからコガネ遠いなー」
「いちいちいくのメンドイなー」

271 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 18:52:14.50 qMjAz3tc0 102/265

「電話して送ってもらうか!俺頭イイ!」
「えっとーどこだー」
「これだっけ?ニアサカキ まぁいいやかけよ」Prrrr

がちゃっ サカキ「わたしだ、何の用事だ?」

「えっとー伝説のポケモンの画像送ってちょー」
「あるだけ全部でよろー そんじゃ」ガチャ

サカキ「まったく… 男め、人をなんだと思っているのだ」
サカキ「おい下っ端ども男に伝説のポケモンの画像を送っておけ」

下っ端「ですがあれはわれらR団の最高機密では?」

サカキ「よいのだ。はやくしろ」

下っ端「はっ!」

279 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 19:11:03.07 qMjAz3tc0 103/265

ティリリン♪
「お!きたきた!」
「ふむふむ… うーんなかなか難しいなー」

「おー!これがロコンとおなじほのおタイプなんですね!」
「ファイヤーさんはきれいなひとですね!」

「ゴーストタイプはいないね」

「はがねもいない」

「えっと、エスパーは…ルギア?こっちのミューツーは強そうですね」

280 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 19:23:19.11 qMjAz3tc0 104/265

「あれ?おかしいデス!ドラゴンタイプいないデスね」

「へび子ちゃんはドラゴンタイプは伝説だって言ってたのにね」

「うぅ…おかしいデスね」

「やっぱりへび子ちゃんはへびだったんじゃ…」

「ちがいマス!!!ボクはドラゴンデスよ!」

「でもほかにいないしねー」

「うぅ…ホントデスよ…」

290 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 21:08:43.77 qMjAz3tc0 105/265

「なんか伝説とかめんどくさくなってきちゃったZE☆」

「あきっぽいね」

「だって女の子いないんだもーん」

「ご主人さまったら欲望に忠実ですね」

「ありがと」

「ほめられてないデスよ」

294 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 21:20:36.22 qMjAz3tc0 106/265

「今日はみんなで観光旅行に行こうと思うんだけどどこがいい?」

「ボクはどこでもいいデスよ」

「ご主人さまと一緒ならどこでも楽しいです」

「っていうかもうここらのまちはぜんぶまわったよね」

「わたしカントーはあんまりしらなーい」

「ロコンはグレンがすきだなー!あったかくてすきです」

「あれ?ムウマってカントー行った時憑いてなかったんだっけ?」

「んーたぶん」
「ねててみてなかったのかも」

「じゃあとりあえずカントー旅行ってことで」

296 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 21:33:04.28 qMjAz3tc0 107/265

「と、いうわけでヤマブキシティにきました」

「ました」

「たまにはジム戦なんてのもしてみようかな」

「めずらしいデスね」

「ジム戦はいついらいでしたっけ?」

「んーいつだっけ?」

「はんらのおじちゃんがいっぱいいるところだったよ!」

「こわいジムだね…」

297 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 21:45:35.05 qMjAz3tc0 108/265

「きゅうにジムせんなんてあやしい」

「たしかにそうデスね」
「男さんはポケモンリーグめざしてるわけでもないデスし」

「ふふ… ご主人さまったらジムリーダーにつられたみたいですね」

「どういうこと?」

「ここのジムリーダーはおんなだしね」

「でもおにいちゃんはポケモンにしかはつじょうしないっていってた!」

「ろ、ロコンちゃん!そんな言葉どこで覚えたんですか!?」

「ん?おにいちゃんがいってました!」

「ちょっと男とはなしてくる」

「男しんだな」

298 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 21:59:44.09 qMjAz3tc0 109/265

「なんやかんやあってジム戦は中止になりました」
「クチートたんに噛み砕かれた右足が完治するのに3日かかるそうです…」

「なおるんだからいいでしょ」

「それによくかんがえたらもうこのジムはせいはしてたんデスよね」

「そうなんですかご主人さま?」

「あれ?そうだっけ?」

「まだボクとクチートさんだけのころにクチートさんがひとりで…」

「クチートさんすごーい!」

「クチートはたたかうのとくいだしねー」

「なんかもんくある?」

307 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 22:12:55.54 qMjAz3tc0 110/265

「ねー男、はやくつぎのまちいこーよ」

「ごめんね。あしがうごかなくてごめんね」

「じこさいせいはつかわないんデスか?」

「!?」

「おにいちゃん… わすれてたの?」

「いやーまさかぁ!さすがの俺もそこまで鳥頭じゃないよーwwww(完全に忘れてたああああああ)」

310 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 22:20:24.00 qMjAz3tc0 111/265

「ちょっとPPが切れててね…あはは…」

「そんなつかってないでしょ」

「おにいちゃんにもPPあるんだね」

「(ご主人さまがこまってる… ここは)」
「ご主人さま言いつけのPPマックスを買ってきましたー」

「ん? そんなものたのんd」
「もーご主人さまったらお忘れですか?(口裏合わせてください!)」キュイイイン

「(テレパシー?)お、おおそうだったありがとサーナさん」

「ホントにPP切れだったんだー」

「お、おうこれでじこさいせいできるよあはは」

「……」

312 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 22:31:10.99 qMjAz3tc0 112/265

「さっきはサーナさんの機転の良さに助けられたよ」

「滅相もございません」
「ご主人さまが困ってるときに助けるのが私の役目ですので」

「サーナさんってできる秘書って感じだよね」
「スーツ着せたいな」
「あと、眼鏡は必要だねやっぱり」
「スーツで眼鏡で秘書って言ったらちょっとS気味なのがいいなぁ」
「ちょいS眼鏡スーツ秘書サーナさんやべえええええええええええ」

「おにいちゃんなんかぶつぶついってますね」

「またたびだってるねー」

「きにしちゃダメデス」

「かえってこい」ポカッ

「あう」

315 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 22:51:50.69 qMjAz3tc0 113/265

「クチートたんにはぜったい白ワンピ!清純派クチートたんかわいい!お持ち帰り決定!」
「というわけでクチートたん用の白ワンピ買ってきました」

「え?…ありがと」

「さっそく着替えてもらいましょうかふひひ」

「うん」



「これでいいの?」

「おぁおあぁぁああああおお!!!1111かわえええええええええええええ」
「ちょい照れながらワンピースの裾を気にしながらもじもじしてうつ向き気味のクチートたんくそかわえええええええええええ」

「う、うるさい!」

321 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 23:11:09.02 qMjAz3tc0 114/265

「あと、この前約束したのにまだ買ってなかったサーナさんのネックレスも買ってきますた」

「わ~いいんですか?ご主人さま!とっても嬉しいです!」

「それだけだと不公平なんでみんなの分もいろいろ買ってきました」
「ロコンちゃんにはこれね」

「わー!かわいいおにんぎょうさんだ!ロコン、クチートさんのみがわりみてからずっとおにんぎょうほしかったんです!」

「喜んでもらえて何よりだよ」ナデナデ

「きゅー」

「へび子ちゃんにはこれ」

「イヤリングデスか?」

「似合うと思ったんだけどどうかな?」

「えへへ… うれしいデス!でもボク、自分でつけれないから男さんつけてくだサイ」

「はいよー」

326 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 23:29:22.25 qMjAz3tc0 115/265

「似合うね!へび子ちゃん美しいね」

「えへへありがとうデス」パタパタ

「わたしはー?」

「ムウマにはこれ」

「んー?ぼうし?」

「いやームウマってなんか魔女っ娘ぽいから似合うと思ってw」

「でもこれちょっとおっきーよ」

「あれ?サイズ合わなかった?」

「でももらっとくー」

「あとなんかお店の人にあやしいアクセサリーももらったからこれもセットであげる」

「おとくだねー」

329 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 23:46:56.83 qMjAz3tc0 116/265

「今日は寝るか」
「じゃあみんなおやすみー」
「ってお前はやっぱり俺の頭で寝るんかい」

「ここがわたしのていいちだもの」

「帽子気にいった?」

「うん!にあうっしょー?」

「似合う似合う」
「そのアクセサリーはどう?」

「まだつけてないー」

「ちょっとつけてみ?」

「うぃー」

331 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/22 23:54:18.07 qMjAz3tc0 117/265

「お?なんか…クル…!!」

「へ?」

「…んー!しんかしそー!」

「ええええええええ!!!!11唐突だな!」
「な、なにすればいいの!?お湯沸かすの??タオル持ってくる??」オロオロ

「ぼーしー!!ぼうしとって!」

「は、はい!!!」
「はいこれ!!」

「………っ!!!!!」ピカアアアアアアン

333 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 00:02:19.02 3MJxxT4a0 118/265

ムウマージ「しんかしたー!」

「うをぉ!ホントだ!!1」

「どーかな?」

「なんつーか魔女っ娘になったね」

「かわいい?」

「可愛い!」

337 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 00:16:08.08 3MJxxT4a0 119/265

「しんかしても性格あんま変わんないね?」

「へびこもあんまりかわんなかったしそーゆーもんじゃない?」

「そっかー」
「見た目は大分変ったよな」
「まさか帽子かぶって進化するとは思わなかったよw」

「しんかアイテムだったのかもねー」

「ってか重くなった?」

「え?」

「なんか頭ずっしりするし」

「そんなことない!しんちょうのびたからだしー」

「いや、絶対重くなったって!3kgは堅いな」

「ふとってないしー!」

339 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 00:25:41.97 3MJxxT4a0 120/265

「もう頭乗るの禁止ね」

「えー!やだー」
「わたしのてーいちなのにー!」

「だって4kgでしょ?もう重いよ」

「浮いてればいいでしょー!」

「もうそれ頭乗ってる意味ないじゃん」

「きぶんだけでもいいのー!」

340 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 00:34:07.66 3MJxxT4a0 121/265

「あれ?ムウマ?」

「しんかデスか?」

「帽子可愛いですね!」

「ムウマさんおめでとー!」

「えへへありがとー」
「それとこんどからわたしはムウマージなんですよー」

「ムウマージのマージはマジカルのマージなの?」

「しらなーい」

341 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 00:41:11.61 3MJxxT4a0 122/265

「ロコンもはやくしんかしたいなー」

「マージは帽子で進化したしロコンちゃんもなにかアイテムが必要なのかも!」

「アイテム?」

「ロコンちゃんの母さまはなにか言ってなかった?」

「うーん… お母さまはある日突然しんかしたっていってました!」

「きっかけとかは?」

「おきたらしてたからわからないんだって」

「これは難儀な」

342 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 00:47:58.68 3MJxxT4a0 123/265

「尻尾が増えてるから尻尾つければいいのかな?」

「しっぽ?」

「今度尻尾見つけたらロコンちゃんにあげるね」

「はい!ありがとーございます!」

347 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 01:06:54.57 3MJxxT4a0 124/265

「そんなこんなで話しながら歩いてたらハナダにつきまたよっと」

「長閑な街ですね」

「ねえねえ男、じてんしゃうってるよ」

「もってないしかえばー?」

「でもじてんしゃだとみんなと歩けないしな」

「ボクみたいにボールどっかいっちゃってしまえない子もいマスしね」

「男ってホントはじてんしゃのれないんじゃない?」

「ま、まさかぁー ぼかぁ~そんなに鈍くないぜ姉さん」

349 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 01:24:44.54 3MJxxT4a0 125/265

「でもこの街あんま見所もないしもう次の街行っちゃおうかな」

「ここからニビシティへはいけないようデスよ?」

「へ?なんで?」

「道が一方通行らしいんですよ」

「へーでもとりあえず行ってみるか」



「なんかいきどまりだね」

「この壁?ってなんで片方からは飛び越えられるのにもう片方からはドゥンドゥンってなるんだろうね?」

「かべじゃなくてだんさだからじゃん?」

「ならよじのぼっちゃえ!」

351 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 01:35:53.71 3MJxxT4a0 126/265

「よいっしょっと」
「なんでこんなめんどくさいつくりしてるんだろう?」

「ここはいるんですか?」ビクビク

「ロコンちゃんはくらいとこにがてなんデスか?」

「ひ!だせばへーきです!」

「わたしこーゆーとこすきだなー」
「くらくてじめってるとこすきー!」

「あたしもなんかおちつく」

「クチートたんは薄暗い所好きだね」

「うん」

353 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 01:50:55.40 3MJxxT4a0 127/265

「ご主人さま、ここお月見山って言うらしいですよ」

「へー!俺月すきなんだよね!」
「なんか見てると力もらえる気がして」

「おおかみおとこ?」

「よるだったらきれいなおつきさまみれるのかな?」

「いまはひるだからみえないデスね」

「よるはよるでロコンはねちゃうだろうしみれないかもねー」

「うー ロコンもうこどもじゃないからおきてられます!」

355 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 02:05:56.83 3MJxxT4a0 128/265

「なんかこの山R団おおいなー」

「へんなふく」

「びてきセンスをうたがうねー」

「まっくろだね」

「ご主人さま、R団にはあんまり関わらないほうがいいですよ」

「大丈夫大丈夫わかってるって」

389 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 13:31:50.46 3MJxxT4a0 129/265

「ニビシティとうちゃーく」

「はいいろのまちデスね」

「いいまちだね」

「クチートたんと同じ色だ!いい街だ!!」

「あれなにー?」

「博物館ですね」

「おにいちゃんロコンいってみたい!」

「じゃー入るか」

392 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 13:40:40.01 3MJxxT4a0 130/265

「かせきいっぱいある」

「いしがいっぱいあるね」

「これは化石って言うんだよ」

「かせき?」

「うん」

「おにいちゃんかせきってなに?」

「えーっと… いし… かな?」

「てきとーおしえんな」ペチン

「おうふ」

395 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 13:52:39.06 3MJxxT4a0 131/265

研究員「化石とは、地質時代に生息していた生物もしくはその活動の痕跡を指す。ですよ」

「ん?」

研究員「いや申し遅れました、わたくしここの研究員でして」

「おにいちゃん、ロコンよくわかりません」ヒソヒソ

「大丈夫だよロコンちゃん!なんか違う国の言葉だったからしょうがないよ!おにいちゃんもよくわかんなかったし!」ヒソヒソ

「バカだねー」

「アホだね」

397 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 13:59:12.65 3MJxxT4a0 132/265

「ひどいなー」
「クチートたんだってよくわかんないくせにー」

「わかるもん」

「ホントにぃ?」

「かせっきっていうのはね、いしのことだよ」

「あってた!?」


398 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 14:02:41.84 3MJxxT4a0 133/265

「それで、これらの石は貴重なものなんですかね?」

「こちらの”化石”はですね、非常に学術的価値が高くてまだ未解明なものなども展示されてるんですよ」

「へー」

「どーいういみですか?」ヒソヒソ

「売ると高いんだって!」ヒソヒソ

「うったらおかねもちになれますね!」ヒソヒソ

「いしなのにすごいねー!」ヒソヒソ

399 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 14:15:48.68 3MJxxT4a0 134/265

「他にもコハクなんてものもおいてますよ」

「ふーん」

「もしなにか化石お持ちでしたらこちらで再現することも可能ですよ」

「石ならいっぱい持ってる!」

「その中に化石はありますか?」

「なんかどれも一緒な気がして」

「ちょっと見せてください」

「この袋に入ってますよ」ドスッ

「(どこにこんなでっかい袋いれてたんだろう…?)」
「あはは… いっぱいありますね…」

401 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 14:31:03.26 3MJxxT4a0 135/265

「おや?これは…」

「なんか珍しいのありました?」

「これについてはちょっと調べてみないと何とも言えませんね」
「少しお時間いただいてもいいですか?」

「あーいいですよ」
「どのくらいですか?」

「では明日また来てもらうということで」

「りょうかいでーす」

405 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 14:55:36.58 3MJxxT4a0 136/265

「化石なんていつ拾ったんですか?」

「さぁ?石ならしょっちゅうクチートたんが拾ってくるから」
「ね?クチートたん?」

「え?あ、うん」
「たまにいいかんじのおちてるから」

「クチートさんはいしひろいすきなんデスか?」

「まあね」

「転びそうになったのを石を拾ったふりしてごまかしてるわけじゃないし石が好きなんだよ」

「……」

408 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 15:21:37.94 3MJxxT4a0 137/265

「あの石なんですが正体がわかりましたよ」

「あーお疲れ様です」

「なんとそのしょうたいとはなぞのすいしょうだったんです!」

「謎ってwwww」

「わかってないじゃーん」

「……」

412 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 15:34:59.84 3MJxxT4a0 138/265

「そ、それでですね、このなぞのすいしょうを精製するとこのようなこころのしずくになるんです」

「そっすかー」

「すごいっすねー」

「これはさしあげます」

「どうも」
「綺麗ですね!アクセサリーにでもしようかな」

「そのアイテムはとある伝説のポケモンを引き寄せるといわれています」

「え!?伝説のポケモン?」
「それはラッキーだ」

「まぁ言い伝えですから真に受けないでくださいねw」

414 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 15:48:09.87 3MJxxT4a0 139/265

「他には何かありました?」

「いえ、他は化石ではなく石でしたね」

「そうですか、なにはともあれありがとうございました」

「すごいですねご主人さまいつの間にか貴重なものを手に入れてたみたいですね」

「それもこれもクチートたんのおかげだね」

「…まあね」ピコピコ

415 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 16:04:57.56 3MJxxT4a0 140/265

「クチートたんの活躍を祝して何かおいしいものでも食べに行こうか」

クハサロム「「「「「わーい」」」」」

「クチートたんは何食べたい?」

「やきにく!」

「じゃあ焼き肉行くか」ゴツン
「いてて、なにかに当たった…」
「…? 何だコイツ?」

「めまわしてたおれてマスよ?」

「うぅぅぅ~…」

「男のずつきでノックアウトしたみたい」

417 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 16:21:30.38 3MJxxT4a0 141/265

「赤い鳥?」

「とりデスかね?」

「こんなポケモン見たことないですね」

「おーい生きてるかー」ペシペシ

「ぅうんん…… はっ!!」キョロキョロ

「お!生きてた」

「だいじょうぶですか?」

「あぅぅ… いたいよぉ… お兄ちゃん」

422 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 16:30:17.97 3MJxxT4a0 142/265

「平気みたいだな?じゃあ行くか!やきにくやきにくやっきにく~♪」

「ご主人さま放っておいていいんですか?」

「なんかなきそうになってマスよ」

「いもうとよなきやむのじゃ!」

「っ!? お兄ちゃん!?」

「おっ!ふっかつしたー」

「お兄ちゃんどこ?」キィィィイイイン

「はやーい!」

「なんだ元気じゃん」

「はやくやきにくいこーよ」

「おっけー」

425 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 16:36:08.54 3MJxxT4a0 143/265

「着いたー!」

「やきにくー♪」

「ロコンがひつけますね!ってあれ?ひついてる?」

「ここは炭火焼なんですね本格的です」

「ちょっと奮発したんだぜ」

「男!ないす!」

「うへえっへええありがとクチートたん」

430 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 16:42:56.32 3MJxxT4a0 144/265

「とりあえずタン10人前お願いします」

店員「かしこまりましたー」

「男!つぎはハラミたべたい!」

「いーよいーよー」

「ボクはカルビがいいデス」

「まかしてー」

「このいちばんたかいやつにしよー」

「おまえのはダメだ」

「ご主人さまご飯は大でいいですか?」

「うん!」

「おにいちゃんおさらとってー」

「ほいさ」

431 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 16:47:57.33 3MJxxT4a0 145/265

「みんなあ焼けたぞ!早い者勝ちだー!」

「とれないっ」

「はい、クチートたんの分」

「はいロコンちゃん、焼けてますよ」

「ありがとー!」

「へび子ちゃん尻尾熱くないの?」

「ドラゴンはひにつよいデスからへいきデスよ」

「げっとー」ヒョイ

432 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 16:54:22.96 3MJxxT4a0 146/265

「いやーめっちゃ食べたね」

「おいしかったー」
「またつれてきてね」

「もちろん!」

「ねぇ男さん、あのひとって…」

「あれーさっきのひといるよ?」

「お兄ちゃん… どこぉ~」ウロウロ

「困ってるみたいですね」

「まさかさっきのしょうげきできおくそうしつとかだったりしてー」

434 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 17:02:07.08 3MJxxT4a0 147/265

「お腹すいたよぉ… うぅ… こころのしずくさえあれば…」

「なんかどこかで見たことあるんだよなぁ…」
「どこだっけ?」

「ボクはしらないデスよ」

「んー… あぁ!あれか!」
「確かこの辺に… 」ゴソゴソ
「あった!伝説のポケモン画像」

「ラティアスじゃない?」

「伝説のポケモンなんですね!」

「っ!!」
「私のことしってるんですか?」

「偶然この画像に載っててね」

「ほえーいつの間に撮られたんだろう?」
「あっ!お兄ちゃん!このお兄ちゃんはどこかで見ませんでした?」

「いやー青いのは知らないなぁ」

「そうですかぁ…」シュン
「お兄ちゃん… どこいっちゃったんだろう…?」

439 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 17:27:51.87 3MJxxT4a0 148/265

ラティアス「困ったなぁ… 」
「おなかすいたぁ…」ギュルルウウウ
「あ!?」
「あ、あはは///」

「チャプチェくう?」

「ちゃぷちぇ?」

「さっきやきにく食べるついでに買ってきたんだ」

「たべもの?!いいんですか!?おにいさん!!」

「いいよー 女の子がお腹すかしてるんだ、見逃すわけにはいかねぇよ☆」キラン

「きもい」

「ありがとうございますありがとーございあmす!!」

441 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 17:33:21.59 3MJxxT4a0 149/265

「あえ?こえホントにたべものえすか?」コツコツ

「……」

「かたいえす!かたいえすよ!!!」コツコツ
「あじないえすうう!!!!」ハムハム

「…アホの子?」

「男といいしょうぶだね」

「ここまでひどくないやい!」

「食べれる物くださいっ!!!」

442 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 17:40:38.79 3MJxxT4a0 150/265

「それは入れものなの!」

「うへぇ… 食べ物じゃないんですか?」

「開けるからちょっとかして」

「あ、はい」

「うええぇぇよだれでぐしょぐしょしてる…」パカッ
「はいこれ」

「ありあgとsござましあ!!!」チュルチュル

「落ち着いて食べないと詰まらせるぞ」

「ん… ふぁい!ひをつけあす!」モグモグ

445 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 17:49:08.41 3MJxxT4a0 151/265

「ごちそーさまでした!」ケプッ

「まぁ満足したようでよかったよ…」

「おにいさん… いえお兄様には借りができましたね!」

「そんなのいいよ~」

「いえ、借りをつくってそのままなんてそんなことできません!お兄ちゃんに怒られちゃう!」

「(ブラコン?)」

「ブラコンではありません!」

「!?」

446 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 17:59:04.55 3MJxxT4a0 152/265

「ところでお兄ちゃん?探してるの?」

「はい。どこにもいないんです!おかしいんですよ!」

「迷子?」

「お兄ちゃん方向音痴なんです」

「(この子がはぐれたわけじゃないんだ…)」

「私は地図読めますから迷子になったりしないんですよ」

「あぁそう…」

「この街をくまなく探したんですけどいないんです!」
「半年は探してるのにおかしいなー」

「この街にいるの?」

「え?さぁ?」
「でもそんなの問題じゃないです!この街にはいないみたいなのが問題で…」

「この街にいないんだったらよその街にいるんじゃない?」

「よそのまち?」

「うん、よその街」

449 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 18:03:48.59 3MJxxT4a0 153/265

「よその街ってどこにあるんですか?」
「ここからとおいんでしょうか?」

「あ、いやよその街って言うのは街の名前じゃなくて… 例えば隣のトキワとかのこと」

「私には難しい話ですね…」
「これがポケモンと人間との差か… 痛感します」

「 わ か れ よ ! 」
「痛感とか使えるならそんくらいわかれよ!!」

「わかりません><」

452 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/23 18:12:11.97 3MJxxT4a0 154/265

「あー久しぶりにツっこんじゃったよ… 本当はクチートたんにツっこまれるのが好きなのに…」

「(むししよう)」

「あぁはぁああん!!!11放置もイイ!!!」ゾクゾク

「!?」

「ごめんなさいね、ご主人さまたまにああなってしばらく帰ってこなくなるから…」

「人間ってスゴイ!」

「男のせいでいもうとちゃんがヒトにへんなごかいしちゃったでしょーが」ベシ

「おうふ… ふひひwwwもっとおおお」

「おにいちゃんもどってきてえええええ!!!!1」ゴォォォォオオオオ

「あちあち!!!!しぬううううう!!!11いき、いきができないいいい!1!!」

492 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 00:58:26.81 dBAVcB9t0 155/265

「じゃあトキワシティへ行きましょう!」

「おーがんばれよ」

「行きましょう!」

「うん」

「い、行きましょう?」

「いってらー」ノシ

「う…い、い、いっしょにいきま…しょうよぉ…」

「え?俺も行くの?なんで?」

「お兄様にはお世話になったので恩返しします!」

494 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 01:05:39.91 dBAVcB9t0 156/265

「うん… それでなんでトキワに行くことに?」

「ラティオスお兄ちゃん探しながら恩返しします!」

「それって兄探し手伝えってこと?」

「よろしくです」

「なんでそんな話になってるの?」

「なってないですか?」

「なってるの?」

「え?なってますけど?」

496 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 01:13:02.22 dBAVcB9t0 157/265

「なってたっけ?」

「なってるんじゃない?」

「なってマスね」

「なってますよ」

「なってるよ!」

「しらなーい」

「なってたね!」

499 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 01:29:11.51 dBAVcB9t0 158/265

「では行きましょうお兄様」
「こっちですよね?」

「え?そこポケモンセンター…」

「ほうこうおんちとおりすぎてない?」

502 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 01:39:08.71 dBAVcB9t0 159/265

「えへへ… 間違えちゃった」

「間違え方にも限度があるだろうよ」

「どっちですか?」

「あっち」

「あっちですね!よぉーし!いっきまーす!!」キィィィイン

「消えた?」

「ものすごいスピードであっちとんでいきマシタね」

「ロコンみえなかった」

「ひとりでいっちゃったねー」

「どうすりゃあいいのかな?」

「さあ?」

503 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 01:42:53.14 dBAVcB9t0 160/265

「ついたぁあああああ!!!」ィィィイイイイン

「うおっ!?びっくりしたぁあ!!」

「お兄様早いですね!」

「早いってなにが?」

「着くのが!」

「えーっと…」

「トキワシティって前のとことあんまり変わりませんね!」
「他の街も全部こんな感じなんですか?」

「え?」

「え?」

506 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 01:48:51.73 dBAVcB9t0 161/265

「ここはどこでしょう?」

「トキワシティですっ!」

「いいえニビシティです」

「えいごのきょうかしょのぶんしょうみたいになってる」

「おもしろいねー」

507 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 01:55:31.17 dBAVcB9t0 162/265

「何見て飛んだらこんなことになるんだよ!」

「私、飛ぶときは目つぶるんです!目乾いちゃうから!ドライアイになっちゃう><」

「ド ラ イ ア イ じゃねーよ!!!」
「アホかっ!一周して元に戻ってんの!!!」
「ここさっきいた場所!!!」

「おー!」

「わかってるの?」

「ん、うーん… 道間違えたってことですか?」

「っちっがあああーーーーーーあうううううう!!!!!!」

509 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 02:01:47.96 dBAVcB9t0 163/265

「もういいから一緒に行くぞ」
「俺たちから離れるなよ?」

「オーケーボス!!」

「(こいつめんどくせぇ…)」

「お兄様ひどいよ!!」

「あーもう!心読むな!!」

「でも… 勝手に…入ってくるんです…///」

「なぜ照れた」

512 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 02:04:56.56 dBAVcB9t0 164/265

「ずいぶんと賑やかになりましたね」

「サーナさん… 俺、もう疲れたよ…」

「日が沈む前にトキワの森抜けちゃったほうがいいと思うのでもうちょっと頑張りましょうご主人さま」

「うん…」

「あとでマッサージして差し上げますから頑張ってください、ご主人さま」

「みwwwwなぎwwwwwwってきたwwwwww」

514 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 02:19:38.57 dBAVcB9t0 165/265

「いもうとちゃんはなにタイプなのー?」

「えーっと、ドラゴンとエスパーですね」

「ドラゴン!ボクといっしょデスね!」

「うっそー!ドラゴン?」
「でもドラゴンっぽくないなぁ」

「そうですか?私はへび子さん見た瞬間にドラゴンだなって思いましたよ?」

「おなじポケモンにはわかるものなんだね」

「男がしったらうたがわれそうだね」

「なんでですか?」

「男さんはドラゴンにへんなイメージもっててなかなかみとめてくれないんデスよ」

「マジですかー」

515 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 02:30:25.80 dBAVcB9t0 166/265

「ねーねーお兄様?」

「ん?なに?」

「実は私、ドラゴンタイプなんです!」

「AHAHA!何言ってんだい妹ちゃん」
「キミはどこからどう見ても立派な鳥ポケモンじゃないかー!」

「鳥じゃないですよ!」

「じゃ、飛行機」

「飛行機より速いですよ?」

「じゃ、戦闘機かな?」

「でもミサイル載せてないですし」

「ロケットって線もありか!」

「さすがに宇宙はいけないかもしれないです」

「はなしすすみそうにないデスね…」

516 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 02:39:14.16 dBAVcB9t0 167/265

「もーいいかい、妹ちゃん?」
「そもそもドラゴンっていうのは二足歩行で口から火吹いておっきな翼が生えててずる賢くて洞窟の奥でお宝を守ってるっていうのが中世ヨーロッパでの通説なのだよ」
「妹ちゃんに当てはまってるのは翼くらいじゃないか」

「でもドラゴン・エスパーなんですよ?」

「あ、やっぱりエスパー入ってたのか」

「そっちはすんなりうけとめるんデスね」

「ドラゴンもたいがいだけど、エスパーもなかなふしぎなのに?」

「いやー俺にはクチートたんがどっちのお口でキスするかのほうがふしgゴファアアアアア

「しね」

517 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 02:54:31.30 dBAVcB9t0 168/265

「冗談はさて置き、妹ちゃんには何回も心読まれてるしやっぱりエスパーなんだなって思ったわけさ」

「いがいとまともなりゆーだ」

「意外って何だ―!俺は常に思慮深いんだぞ!」

「おにいちゃんすごーい」

547 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 12:46:11.50 dBAVcB9t0 169/265

「ついにトキワシティに着きましたね!」
「ここにお兄ちゃんがいるのかー」

「そういえば妹ちゃんのお兄ちゃんはどんな感じのひと?」

「私みたいに、明るくて元気なひとです!あと、面倒見も良くていつもいろいろ助けてくれるんです!」

「しっかりしてるのか」
「妹ちゃんとは正反対だね」

「そんなことありません!私はドラゴンタイプの中でもしっかりしてる方だと各方面から支持されてるんですよ!」

「ドラゴンタイプってどうなってんの…」

549 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 12:53:37.35 dBAVcB9t0 170/265

「みためはどんなかんじなんデスか?」

「えーと、私の赤いところを青くすればおおむねそんな感じです」

「色が違うだけなんですか?双子みたいですね」

「2Pカラー?」

「厳密に言うと違う部分もありますけどね」

550 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 13:02:58.19 dBAVcB9t0 171/265

「じゃーちょっとお兄ちゃん探してきますね!」キィィィイイイン

「またきえたね」

「どこまで探しに行ったんでしょうか?」

「あいつって飛んでる間目つむってるんだよね?」

「え?でもそれじゃあみつけられないよ?」

男クハサロム「「「「「「…………」」」」」」

551 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 13:05:53.03 dBAVcB9t0 172/265

「いないなぁ…」ィィィィイイン

「おわぁ!ビックリするから急に現れるなよー」

「えへへごめんなさい」
「お兄ちゃんいました?」

「いや、まだ探してないんだよね」

「この街七周半してきたんですけど見つからないです><」

「そりゃあ目つむってればね…」

552 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 13:18:01.34 dBAVcB9t0 173/265

「そもそも妹ちゃんは飛ぶときに目つむっちゃいけないと思うんだ」

「でもドライアイになっちゃうんです!」
「前、目開けたまま飛んでて真っ赤っかになっちゃったんです!」
「カラダも赤いのに目も真っ赤っかです!」

「そっかー大変だったねー」

「もう目ずっと治らないかと思いました!」

554 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 13:25:30.32 dBAVcB9t0 174/265

「今度は歩いて街中探せばいいんじゃないかな?」

「でもゆっくりしてたらお兄ちゃんに逃げられちゃう!」

「え?お兄ちゃんは妹ちゃんから逃げてるの?」

「逃げてないです!」

「じゃあそんなに焦る必要もないと思うよ」

「そっかー!」

557 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 13:36:00.72 dBAVcB9t0 175/265

「ねーねーお兄様!ちょっと私のことぶってー!」

「え?」

「ちょっとぶってみて!」

「いやいあやいあや俺そっちの趣味はないからできないよ!!!!1」

「いいから早く早く!」

「ダメだってー俺は殴られるのが好きなの!」

「ぶー 新技試したいのにぃ」

559 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 13:46:27.49 dBAVcB9t0 176/265

「妹ちゃんがパーティインしてから戦闘中にいきなりクチートたんにバトンタッチされる回数が増えた…しにたい」

「てっぺきしてあげてるんだからいいでしょ」

「できればみがわりがいいなぁ… なんて…」

「あのこは男がさわるときえちゃうからだめ」

「ってかなんでトレーナーがバトルしてるの!?おかしいでしょー!!!」

「もんくあるの?」

「ナイデス!」

561 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 13:52:09.34 dBAVcB9t0 177/265

「あっ!そういえばすっかり忘れてたけど妹ちゃんにはこれに入ってもらいますんでー」

「クチート大好きクラブ?」

「これで六人目ゲットー」
「野球するまであと12人必要か… 先は長いな」

「野球するんですか?」

「今はまだキャッチボールくらいしかできないけどねー」

565 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 13:59:59.69 dBAVcB9t0 178/265

「じゃあここにサインと手形を押してね」

「はーい」ペタン
「あれ?つかないよ!」ペタンペタン

「そりゃあ朱肉つけなきゃ」

「でも私の手赤いからー」ペタンペタン

「赤くてもだめなの」

「うーん」ペタンペタン

566 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 14:07:10.40 dBAVcB9t0 179/265

「ふー夕飯も食ったしちょっとまったりするか」
「今日は慣れないツッコミの応酬で疲れたな」

「おじゃましますご主人さま」
「この前の約束を果たしに来ました」

「約束?」

「マッサージしてさしあげる約束をしましたよ?お忘れですか?」

「おーあったね!じゃあさっそくお願いしようかな」

「はい!」

568 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 14:18:13.93 dBAVcB9t0 180/265

「ご主人さま… 凝ってますね」モミモミ

「そう?」

「特に… 右腕が…」モミモミ

「ツッコミするとどうしてもね」

「肩も凝ってますね」モミモミ

「あ、サーナさん…あ、あ、あの当たってる…(うっひょおおおおおおおやらけえええええ)」

「ふふ… ご主人さまはわかりやすいですね」クスッ

570 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 14:27:49.89 dBAVcB9t0 181/265

「あら?ご主人さま… これは…?」サワサワ

「あ、いや!!!違うんだサーナさんこれは!!!その…!!!」

「ふふ… いいんですよ、ご主人さま… このサーナにすべてゆだねてください…」ピト

「あ… うん… やさしくしてね」

「もちろんですよご主人さま…」






「でへへへへ」ニヘラ

「ご主人さま?どうなさったんですか?」

「ふふふ… あやしいひかり… 男はこんらんしたー」

「あら?マージさんいらしてたんですか?」

「わたしはだいたい男のあたまにのってるからねー」

572 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 14:34:11.65 dBAVcB9t0 182/265

「あーなんか酔っぱらったみたいにくらくらする」

「大丈夫ですか?ご主人さま」

「うーんたぶん寝れば治る」

「そうですか」
「では今宵はこのあたりで失礼しますね」

「うんありがとサーナさん」
「おやすみ」

「はい、おやすみなさい」


「それにしてもなんか幸せな夢を見ていた気がする…」

「とってもまぬけなかおしてたよー」

「うをぉ!!いつの間に!!」

578 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 15:52:40.28 dBAVcB9t0 183/265

「クチートたんと俺が初めて会った時のこと覚えてる?」

「わすれた」

「うそだー覚えてる癖にぃ~このこのー」ツンツン

「つんつんすんな」カプッ

「おほwwww甘噛みwwwwwww」

「つぎへんなことしたらわかってるよね?」

「Yes, Sir!!」

579 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 16:02:42.18 dBAVcB9t0 184/265

「で、会ったときなんだけど…」
「クチートたんあの時きのみ持ってたよね?」
「おやつ持ってたの?クチートたんかわいい!」

「べつにただのぐうぜんでしょ…」

「お出かけの時にはかかさずおやつ持ちだすクチートたんかわいい!」

「おやつじゃないし」

「お弁当?」

「ちーがーうー!」

581 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 16:08:31.34 dBAVcB9t0 185/265

「クチートたんはオッカのみが好きなの?」

「うん
「あれがいちばんおいしい」

「ほうほう」メモメモ

「いままできづかなかったの?」

「いやーなんとなくわかってたけどね」
「きのみシチュー作る時もオッカのみ多めで作ってるし」

「ふーん」

584 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 16:16:34.13 dBAVcB9t0 186/265

クチー!

「おっ?メールだ」

「!?」

「ん?どうしたのクチートたん?」ニヤニヤ

「そ、そのこえ!」

「クチートたんのかわいいボイスですよぉー」ニヨニヨ

「い、い、い、いいつ!!!??いつとった!!!」

「うへへー クチートたん夜たまにやってるからそのすきに… いひひいひ」

「ゆだんした…」ベキ

「あ゛ああああああ!!!!11」
「秘蔵のクチートたんボイスがあああああ!!!!」

587 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 16:22:07.31 dBAVcB9t0 187/265

「まったくゆだんもすきもない」

「うをぉおおおん!!!11」
「毎晩寝る前に聞いてベッドの上でゴロゴロしてたのにいいいいい」ヨヨヨ

「そんなきもちわるいことしてたんだ…」

「クチートたんの声が聞けないと寝れないいいいいいいいいい」

「じゃあこんどからはあたしがねかせてあげようか?」

「え?mjd!?」
「おねえががいあいっましえううすううう」

「おっけーまかして」ボコッ!!!1

「」バタンキュー

588 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 16:25:15.33 dBAVcB9t0 188/265

「…もう」

「」

「おとこ?」

「」

「…ねた?」

「」

「クチー」

「(かかかかかかわあわわわわあああああああええええええ)」ニヤ

592 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 16:44:38.51 dBAVcB9t0 189/265

「いやー昨日はいいことがあった」

「ごきげんデスね」

「クチートたんの可愛い鳴き声が聞けたのだ!」
「これがニヤニヤせずにいられるだろうか…! いやできない」

「あはは… よかったデスね」

「今日の俺は気分がいいからへび子ちゃんにもこの幸せをお裾分けしちゃうぜ」
「ポチっとな」

クチー

「!?」
「これはかわいいデス!」
「どこでこれを?」

「昨日ちょっとね… ふふふ」

594 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 16:57:53.28 dBAVcB9t0 190/265

「のわっ!!?」チュドーン!!!!!
「ななななにいまのビーム!!1111」

「はかいこうせん… だっ!」

「く、く、クチートたん!?」

「つぎはないから」

「はいいいいいいい!!!!!!11」

595 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 16:59:38.05 gWZL9wL90 191/265

破壊光線撃ったってことは少しの間動けないんだよな
つまり…

596 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 17:00:38.82 b5KbQpmB0 192/265

>>595
あんなことやこんなことを数秒でフヒヒwwww

598 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 17:06:24.44 dBAVcB9t0 193/265

「いまこっちきたらころすから!」

「え?」

「いいからこっちくるな!」

「クチートたんは反動で動けない… ゴクリ」
「ぬほっほほほおおおおーーーー!!1111」シュタッ

「待ってご主人さま!それは罠です!!」

「男… ざんねんだよ」チュドオオオオオオン

「直撃した!?」

「ばかなやつー」

「おにいちゃん!!!」

「パワフルハーブ… いつまに…デス」

600 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 17:11:37.51 gWZL9wL90 194/265

パワフルハーブって何だ
そんなアイテムがあるのか

601 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 17:13:26.15 tcm3gAZ40 195/265

本来はタメが必要な技を一ターンでだせるようにするアイテムらしい

602 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 17:14:03.81 dBAVcB9t0 196/265

「二発目はラスターカノン… タイプ一致です…!!!」

「」

「ご主人さまあああああああああ!!!!!!1」

「あれをまともにうけたらいくら男さんでも…」

「おにいちゃん!!1おきて!!!おきてよぉぉおお!!!」



604 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 17:17:02.39 LFGbL45h0 197/265

だから破壊光線は関係なくね?って

606 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 17:19:39.69 dBAVcB9t0 198/265

「はっ!?ドリームか!」

「どうしたの?」

「えーっと、なんか重大なミスを犯したから>>594からは夢オチということらしいです」

「ふーん」

607 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 17:21:03.06 cY5EnUAXP 199/265

なんだ夢か

608 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 17:21:13.90 tpbOVpcm0 200/265

夢じゃしょうがないな

609 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 17:21:37.84 tcm3gAZ40 201/265

夢なら仕方ないな

611 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 17:25:35.88 dBAVcB9t0 202/265

「なんやかんやあって結局クチートたんの萌えボイス入りポケギアの存続が決定しました… やったね!」

「なんかいった?」

「イイエナンデモナイデスヨ?」

「まあいいけど…」

「へび子ちゃん、このことはくれぐれもクチートたんには秘密でね?」

「はい、でもボクによわみみせちゃっていいんデスか?」

「へび子ちゃんは優しいからへーきへーき」

「まぁなんにもしないデスけど…」

614 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/24 17:33:17.59 dBAVcB9t0 203/265

「……」スーッ

「ん?」
「なんだよマージ?近いな」

「ズコー」

「 ! ? 」

「うへへ」

「お、おま、おまあっまあああ……」ブルブルガタガタ

「男ーわかってるよね?」ニコッ

「もうゆるしてえええええ」

689 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 01:08:19.09 jRIPNnIQ0 204/265

「んーそろそろいいかな?」

「何してるんですかご主人さま?」

「おっ!サーナさん!」
「いやねー最近教わったんだけど、木の実でお酒作れるらしいんだよ」
「それでちょっと前に仕込んだやつがそろそろころ合いで」

「さすがです!ご主人さまは何でもできるんですね!」

「うへへありがと」
「でも初めて作ったからどうだろ?成功してるといいけど」

「きっと成功してますよ」

「じゃあちょっと飲んでみようかな」

690 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 01:15:41.57 jRIPNnIQ0 205/265

「濁り酒っぽいみためだな」ゴクッゴクッッゴクッ
「…っ…!!っかああああああ!!!!11」

「ご主人さま!?どうかなさいましたか!?」

「いやー思った以上に強いよこの酒」
「でも(゚д゚)ウマー」

「ホントですか?成功ですねご主人さま」

「うん」
「サーナさんも飲んでみなよ」

「はい」
「じゃあ頂きます」ゴキュッゴキュゥッゴキュッ
「わーなんかすごいです!私お酒初めてなんですけどなんかすごいです!」

「おいしい?」

「おいしい!」

693 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 01:21:00.58 jRIPNnIQ0 206/265

「もっといいですかご主人さま?」

「おーいいよ!いっぱい作ったから」

「ありがとーがざいますご主人さま!」

「俺ももっと飲もうっと」

「ではお注ぎしますね」チョロチョロチョロ

「おっとっとうへへサーナさんありがと」

「どういたしまして」ニコッ

「じゃあ今更だけど乾杯しようか?」

「乾杯!?したいです!」

「じゃあ」

男サ「かんぱーい」ゴキュゴキュゴキュ

「っかああーーー!!!!いいねええ」

「んー ホントおいしいです」トロン

695 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 01:26:44.22 jRIPNnIQ0 207/265

「……」コポコポコポ
「……」グビッグビッグビッ

「ね、ねえサーナさん?ペース速くない?」

「ん?何ですかご主人さま?」

「いやぁサーナさんグイグイいくなぁーって思って…」

「んふふ… ご主人さま、杯が乾いてますよ?」トクットクットクッ

「あ、あぁ、ありがと…」

「えへへ… なんだか楽しいですね!」

「そ、そうだね!」

701 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 02:06:02.15 jRIPNnIQ0 208/265

「今日はこのあたりにしとこうかなー…」

「もーごしゅひんさまーもっとのみましょうよー」
「せっかくたのしくなってきたおころじゃないでうsかあー」

「サーナさん飲みすぎだよ」

「ごしゅじんさまもいっぱいのめらかんけなーい!」ヒュイイイン

「おわ!ちょ、ちょっとおぷ」ゴクゴクゴク

「のめるやないですかー!」ヒック
「うふふ… のみほすまではきょうはかえしませーんよー」

「うぷ… くらくらする…」

703 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 02:13:50.86 jRIPNnIQ0 209/265

「うーあっちゅい」

「あーサーナさん」
「俺もう駄目だー 眠い… オヤスミ」バタン

「ごしゅじんあまもうれちゃうのー?」
「あえ?ごしゅじんさまのほっぺつめたーい」スリスリ
「んー」スリスリ
「わたしも… ねむい…」スピー

705 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 02:26:38.41 jRIPNnIQ0 210/265

「おにいちゃんあさだよー」
「ロコンのしっぽやってー…あれ?」
「おにいちゃんとサーナイトさんがいっしょにねてるよ?」

「あーこれはまずいデスね…」

「わーお兄様くさーい」

「じご?」

「男さん!おきてくだサイ」
「はやくしないとたいへんなコトになりマスよ!」

「…ん?あ、おはようみんな」
「ってサーナさん!?うをおおお!?サーナさんが俺の上でうつぶせに!?たまらん!!!」

「……」ジーッ

「くくくくクチートたん?こここれは違うんだ!!!」

「いいわけはじごくできいてやる… 」ズゴーン

「おべえええええええ」

706 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 02:37:50.29 jRIPNnIQ0 211/265

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!!!」

「いいんだよサーナさん誤解も解けたみたいだし」

「でもご主人さまボロボロになっちゃいましたし…」

「だいじょぶだいじょぶすぐ治るしw」

「ご主人さま… 私、お詫びに何でもしますから何なりとお申し付けください」

「じゃあ今度またマッサージしてね」

「はい!」

736 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 13:48:47.13 jRIPNnIQ0 212/265

「男… くさいよ」

「ごめんね酒臭くてごめんね」
「ちょっとどこかで水浴びしないとー」

「あとこれぼっしゅうね」

「えー!せっかくがんばって集めた木の実で作った木の実酒がー!」

「あつめたのロコンでしょ」
「これのむとおかしくなるみたいだからぼっしゅうね」

「あぁんいけずぅ…」


737 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 13:56:16.84 jRIPNnIQ0 213/265

「ボクもみずあびしてきていいデスか?」

「んーいいんじゃん?」

「お兄様!お背中流します」
「いっきまーす!ざっぱーん!」

「うおっ!ま、まって!!まだ服着てるだろうがぁ!!!」ザッパーン

「おにいちゃんびしょびしょー」

「このー!やったな!?おりゃー!!」ザッパーン

「つめたーい!」

「きゃっ!」
「もーおにいちゃんやったなー?えいっ!」

「うへへ… とどかないよーだ」

「なみのり!」ザブーン

「ちょ、まってへび子ちゃん!!!あぼぼぼぶくくくぶくぶく」

739 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 14:04:20.63 jRIPNnIQ0 214/265

「おもしろうそう!あたしもやるー」

「お?来たか!クチートたん!」
「これでも喰らえ―!どこからともなく取り出した水鉄砲あたっくー!」

「ちゅめたい!」

「………!? 噛んだ!?」

「うっさい!」

「HAHAHA!」
「クチートたんには水技がない!つまり攻撃する手段が手で水をばしゃばしゃするしかないのさ!」
「こっちの一方的な攻勢だぜヒャッハー!!!」

「れーとーぱーんち」

「え?」コチン

740 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 14:11:36.08 jRIPNnIQ0 215/265

「おーこおったー!」

「ご主人さまコッチコチですね」

「ロコンがかいとーしてあげます!」ボォォォオオオオ

「…… あちちちあああちいちいいいっちいいいいいい!!!11」ザッパーン
「しぬかとおもった…」

741 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 14:23:17.24 jRIPNnIQ0 216/265

「ってかクチートたんひどいよ!水関係ないし!」

「いいじゃん」

「……」

「…… だめ?」

「…… おっけええええええええいい!!!1」

「アホだなー」

「男さんはかわりマセンね…」

743 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 14:31:19.22 jRIPNnIQ0 217/265

「お兄様!お兄様!私に鉄砲当てられる?」

「おうよ!スナイパー男に不可能はないんだZE☆」

「キモい」

「おふふ… ありがとw」

「じゃあ逃げるから当ててみてー」ビュイーン

キュピーン
「そこだっ!」ピュッピュッ

「いひゃあー」ビシャ

「おにいちゃんすごーい!」
「あんなにはやかったのにー」

「あれぇ?なんでー?」

「だって妹ちゃん左にしか避けないんだもんw」

744 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 14:48:19.45 jRIPNnIQ0 218/265

「そういえばロコンちゃんってほのおタイプだけど水平気なんだね?」

「はい!」
「おんなのこはきれいにしてなきゃいけないっておかあさまがまいにちみずあびさせてくれたから!」

「そっか、いいお母さんだね」

「はいっ!」

745 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 14:54:21.22 jRIPNnIQ0 219/265

「ぼっしゅうしたこのさけちょっとのんでみようかな」

「だいじょうぶデスか?」
「男さんもサーナイトさんもおかしくなっちゃったのみものデスよ?」

「お恥ずかしいです…」

「私ものみたーい!」

「じゃわたしものむー」

「ロコンはみせいねんだからのんじゃだめなんだってー」

746 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 14:57:32.04 jRIPNnIQ0 220/265

「ん」ゴッキュゴッキュ
「お?おいしい」

「どれどれー」
「おいしー!」

「もとがきのみなだけあってなかなかいけマスね」

「なんだか私もまた飲みたくなってきちゃいました」

「うんまーい><」

「いいなーロコンものみたいなぁー」

747 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 15:04:34.01 jRIPNnIQ0 221/265

「なんかたのしー!」ビュンビュンビュン

「あふーなんだかねむくなってきマシタ」

「やっぱりおいしいですね」トクットクットクッ

「……」

「ぷはーもういっぱいのもー」グビグビ

「いいもん!ロコンはジュースのむもん」

749 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 15:13:41.48 jRIPNnIQ0 222/265

「水浴びのついでに濡れた服洗ってたらちょっと遅くなってしまった」
「みんなはどこかなー?」



「エントリーナンバーさんばん!ムウマうたいまーす!」
「ラーラーラー♪」

「みてみてー!はいめんひこー」ドカッ

ムラ「「あう」」

「こらーわたしのうたのじゃますんなー!」
「わたしのうたをきけー!」

「えへへーしっぱいしちゃったー」

「なんかカラダ火照ってきちゃった… ご主人さまのほっぺでさまさないと…」

「………」ゴクゴクゴク

「だいたいデスよー!男さんはボクのこといつになったらみとめるんですかぁー!ボクはでんせちゅーのどらごんなんdねいスよお」

「なんかみんなへんです!おにいちゃんよんでこないと!」

751 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 15:20:48.49 jRIPNnIQ0 223/265

「おにいちゃん!たいへん!たいへんです!みんなへんなの!」

「え??」

「いいからきてください!」

「あ、うん」


「ご主人さまきたー!わーいしゅろすりするのー」スリスリ

「わっ!?ちょ!サーナさん!!!」

「お兄様にとつげきぃー☆」ドカッ

「ごふ…みぞおち…」

「ねーねーお兄様!!お兄様!!!りゅーのいぶきー」フー

「うわっ!酒臭!!!」

752 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 15:26:31.60 jRIPNnIQ0 224/265

「男さんいははなしがありマス!ボクがドラゴンじゃないといいmッスけどdそもsもにほんのどらごんはこのばああいはりゅーなんでしゅけど!ながいーんデスよ!!1ボクはりゅーなんデスよ!!どらごんっぽくあkてもりゅーデス!!11」クドクド

「あーはいはい」

「男」

「お!?クチートたんはまともでよかった!」

「だっこ…」

「え?」

「だっこして」

「」

756 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 15:36:19.61 jRIPNnIQ0 225/265

「(いやっほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお)」

「…はやく」

「はいはいあはいいよろこんで!!」

「あれたべる」

「はいはい!1これ?」

「うん」

757 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 15:38:44.21 jRIPNnIQ0 226/265

「はいとったよー」

「あーん」

「!?」
「はい、あーん」

「あーん」パクッ

「!?!?!?!?!」
「手ごといかれたーーーーーーー!!!!!11」

「んー」モニュモニュ

「あまがみもにゅもにゅきっっっっっったあああああああああああああああああ!!!!!!!!11」

「えへへ… 男のておいしー」

「あー俺死んでもいいや」

758 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 15:46:20.85 jRIPNnIQ0 227/265

「(なんでクチートたんこんなに甘えん坊になってるの?!)」
「クチートたんって酔うとこどもみたいになっちゃうねー」

「こどもじゃないもん!おとなだもん!」
「こどもってゆーなー!」ポカポカポカ

「うん。かわいいわ。マジで」

「あれもたべゆー!」

「はーい」ニヤニヤ

「はやくぅー」

「うえっへっへ… 今とりますよー」ニヨニヨ

「あーん」

「あーん… はぁ幸せ…」

761 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 15:51:43.56 jRIPNnIQ0 228/265

「クチートさんばkkりずるいです!!!私だってご主人さまのお膝乗りたい!!!」

「!?」

「やだ!」

「そろそろかわってください!!」グイグイ

「やー!」ギュッギュッ

「完全に天国だわここ」

「わらひもとちゅげきぃー☆」ゴスッ

「おごぉ!ちょ、ちょっとやめて妹ちゃん!!」

762 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 16:08:18.26 jRIPNnIQ0 229/265

「ロコンもあそぶー」

「こうなったらご主人さまをテレポートしちゃいます!!えい!!」

「わ!」ヒュン

「んー ご主人さまのほっぺつめたーい」スリスリ

「(サーナんの頬ずりやべえええええええええええええ)」

「もっとイイことしてあげましょうか?」クスッ

「イイこと…」ゴクリ


「いもうとちゃん!キャッチボールでけっちゃくつけるよー!!」
「とれなかったらまけねー」

「のぞうとこりょー!!」

「いくよーシャドーボール!!!」シュッ

「あまいでしゅよー」キャッチ
「こんどはぁーこっちー」
「ミストボール」シュッ

「まだまだぁー!」キャッチ

765 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 16:17:54.87 jRIPNnIQ0 230/265

「ドラゴンだーいぶ!!!」ドカ

「うお!?へび子ちゃん!?」

「きゃっ!」

「これがドラゴンのちかrデスー!!!」ニュルニュル

「あ… はぁん… んっ!」ニュルニュル
「しまってる!!しまってるよへび子ちゃん!」

「ボクにつかまったがさいご!!もうにがしまえん!1!」

「…んぁっ!だ、だめ!へび子ちゃん!!」

「ふふ… ボクのカラダつめたくてきもちいでしょ?」

「ぁぁああああーー!!11」

「あはー!ボク、いま男さんひとりじめしちゃってるー」

768 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 16:31:53.38 jRIPNnIQ0 231/265

「ワーテガスベッター」ヒュ ドゴーン

「ぎょわー!!!今度ははショドボ飛んできたし…」

「私の勝ちですね!!!ね!!!ね!!!!」
「やったー!!!」



数時間後


「……///」
「はずかしすぎてしにたい…」

「うぅ… ボクがあんなことするなんて… (でも男さん、まきつかれてよろこんでマシタね)」

「またやってしまいました…」

「みんなすごかったねー!ロコンもたのしかったよ!!」

「うたいたりなーい!」

「スースー」

「妹ちゃんは寝ちゃったのか」
「それにしてもカオスだった… でもマジ天国だったわぁ」

769 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 16:41:24.69 jRIPNnIQ0 232/265

「男、さっきのはわすれろ」

「はい!わすれました!」
「あのあと正気に戻ったクチートたんが枕に顔埋めて足バタバタしてるところとか特に忘れました!」

「っ!?みてたの!?」

「見てました!!でももう忘れました!!」
「クチートたんにあーんしてあげたら手ごとむにゅむにゅされて幸せだったのも忘れました!」

「……///」
「はやくわすれろっ!!」ゴチン

「おうふwwwwwww」

770 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 16:53:00.93 jRIPNnIQ0 233/265

「おにいちゃんねむいの?」

「あーちょっと疲れちゃってね」
「りゅうのいぶきとかしねんのづつきとかドラゴンダイブとかしめつけるとかシャドーボールとかアイアンヘッド立て続けに食らったからねw」

「じゃあロコンたちがまわりみててあげるからねてていいよ!」

「ありがとロコンちゃん」
「じゃあお言葉に甘えて…」

「おとこはめのまえがまっしろになった」
「そのご、男はめをさますことはなかったとさ」

775 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 17:30:25.54 jRIPNnIQ0 234/265

「勝手に殺すなw」

「しんだらわたしがめんどうみてあげるー」

「しんでまでマージのつかいっぱしりになりたくない…」

「でもわたしによわみにぎられてるかぎりのがれられないよ?」

「そろそろわすれていただきたいなー」

「ぜったいわすれないからー」

「こわやこわや」

776 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 17:35:08.54 xhD4jRQG0 235/265

ズコー

777 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 17:40:36.13 QmzIDLZb0 236/265

ズコー

778 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 17:41:59.32 YI/ODztp0 237/265

ズコー

779 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 17:43:05.72 q0AZo+1w0 238/265

ズゴーwwwww

起き抜けに酔ったデレクチートが見れるなんて幸せすぎた。今日も1日がんばろう。

780 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 17:45:08.92 jRIPNnIQ0 239/265

「>>776-779やめて!!!!」

「なにしてんの?」

「ちょっといじめにあって…」

「また男がなんかしたんでしょ?」

「今回は完全に被害者です…」

「ふーん」

786 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 18:00:06.42 jRIPNnIQ0 240/265

「もうお嫁にいけない…」

「男は♂でしょ」

「うわーん」タッタッタッ

「あ… ご主人さま…」

「じつにおもしろいー」

808 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 20:37:53.84 jRIPNnIQ0 241/265

「これが黒歴史か…ゾクゾクするね」ビクンビクン

「男ってメンタルてきにもMなんだね」

「うんそうみたい… だからクチートたんの言葉責めも歓迎さ」

「しないけどね」

「このながれでしないんかいーい!!」ペシ

「あたしをぶつなんていいどきょうしてるね」

「え!?いや!あ、あのこれはツッコミであって、けしてクチートたんに暴力を働いたというわけでは…」

「もんどーむよー!」ゲシゲシゲシ

「足蹴にされてる!!最萌の人に足蹴にされるのきもちいいいいいいいいいいい」

「…うわぁ」

810 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 20:48:20.52 jRIPNnIQ0 242/265

「クチートたんって好きな街ある?」

「うーんニビシティとか」

「へー灰色だから?」

「なんかおちつくから」

「よし、じゃあニビシティに家買うか…」

「そういえば男っていえないよね?」

「あ、あるもん!一応実家住まいだもん!」

「じっかあったんだ」

「まぁ一応ね…」

811 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 21:01:42.47 jRIPNnIQ0 243/265

「クチートたんってレベルアップで覚えるはがね技2個しかないんだね」
「あく技は5個も覚えるのに」

「まぁね」

「あく・はがねタイプじゃないんだよね?」

「うん」

「あく・はがねってなんかかっこよくない?」

「かもね」

813 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 21:20:25.74 jRIPNnIQ0 244/265

「!?」
「やっばい!俺天才かも!!!」

「どうしたんデスか?」

「ある事実… いや、もしかしたら真理に行きつけたかもしれない」

「よくわかんないデスけどすごいデスね」

「あぁ!実にすばらしいことなんだ!!早速実証してみよう」
「理論は完璧でも実証には至らないということが往々にしてありうることだからね」

「あ、はぁ…?」

「そこのずかんを取ってくれるかな?へび子研究員」

「けんきゅういんになったおぼえはないんデスけど…」

「何を言っているんだ」
「早くしたまえ」

「は、はい」

814 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 21:30:46.56 jRIPNnIQ0 245/265

「どーぞ男さん」

「うむ、ご苦労へび子研究員」

「あーはい(もうけんきゅういんでいいや)」

「このずかんを使えば実証できる」

「ところで、しんりってなんのことデスか?」

「あぁまだ言ってなかったか」
「いいかいへび子研究員?ポケモンにはタイプがある」

「ありマスね」

「タイプによってポケモンは分類される… ここまではいいね?へび子研究員」

「いいデスよ」

816 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 21:37:29.62 jRIPNnIQ0 246/265

「つまりだ!可愛いポケモンと同じタイプで検索かければ可愛いポケモン見つかるんじゃね!?ってことです」

「……」

「ふふふ… あまりの衝撃に言葉も発することができないか」
「まぁいい」
「ではさっそく調べよう!検索はワードは”はがね”だっ!!!!」
「きっとクチートたんみたいな可愛い子がざっくざくでてくるんだろうなぁ~wktk」

820 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 21:46:00.20 jRIPNnIQ0 247/265

「うひょひょ… どれどれ…」
「ん?」
「ねーねーへび子ちゃん?」

「はい?なんデスか?(けんきゅういんなくなりマシタね)」

「これって検索ワード”はがね”になってるよね?」

「はい、なってマスよ?」

「おかしい… なんかごついのばっか出てくる…」

「これはおんなのこじゃないデスか?」

「ミノマダム…?熟女ktkr!!!」ポチッ
「……」
「ま、クチートたん級にかわいいポケモンなんてめったにいないよね!!」

826 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 22:08:02.78 jRIPNnIQ0 248/265

「えー今日はクチートたんを一日ストーキングしたいと思います…ふひひ」
「前日に今日の予定は一日ゆっくりするってことは伝えたのでありのままのクチートたんを堪能できるはずです!やったね!」
「では、まずは寝顔から…」ハァハァ
「あーやばいわこれ…」
「初代のミュウツーと同じくらいの戦闘力だわ…」

「お見せできないのが残念でなりませんね…ふひひ」

「うーん…」

「!?」ササッ

「…あれ?いま男のこえ… いいや」スースー

「2828282828」

828 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 22:32:56.43 jRIPNnIQ0 249/265

「朝ごはんの光景はいつも見てるから割愛します」
「すげーかわいいけどNE☆」

「その後は恒例の歯磨きを経て、自由時間…ゴクリ」

「くわぁー… はふぅ」
「いちにちじゆうっていわれてもひまだ」
「おさんぽしよー」

「散歩に行くようです!!」コソコソ
「クチートたんの後ろ姿かわええええええええええええええ」コソコソ

「~♪」
「あっ!」コテッ

「あっ!またコケた!かわゆすwwwww」
「一人でいるときは石拾ったふりして転んだのを隠そうとしないんだwwwwwかわゆすwwwwww」

829 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 22:46:16.39 jRIPNnIQ0 250/265

「つかれた」

「そりゃああの頻度でコケてたら疲れるわなぁw」コソコソ

「よいっしょ」ストン

「石に腰かけました!足ブランブランしてるクチートたんかわいい!」

「ふんふふ~ん♪」

「……っ!!!きゃわいぇえええええええええええええ!!!!!11」コソコソ

831 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 22:55:03.70 jRIPNnIQ0 251/265

「クチートたんって歌うの好きなのかな?」

「みがわり!」ボフン
「かわいい」ナデナデ

「戦ってもないのにみがわりだと…っ!?」

「いけ!みーちゃん!いわくだきだっ!」
「がおー!ばきばきどっかーん!」ドゴォォォオオオン

「バトルごっこ?かわえええええええええ」コソコソ
「しかもホントに岩砕くところがリアルー!!!」コソコソ

832 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 23:02:59.40 jRIPNnIQ0 252/265

「そろそろもどろー」

「やばっ!こっちくる!」コソコソ
「とりあえずあそこの岩陰に隠れるか…」コソコソ

「あー!みつけた!!!」

「」ビクン
「やばいやばいやばい!!さすがに今見つかるのやバイ!!!」タラタラタラ

「わーきのみみっけー!」

「…っ!! ……ふぅ… きのみか…」

834 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 23:24:37.36 jRIPNnIQ0 253/265

「はぁークチートたんのストーキングは疲れるな…」
「でもやめられんwwwwふひひwwww」

「…」テクテク

「…」コソコソ

「…」テクテク

「…」コソコソ

「男どこかなー」キョロキョロ

「あーでていきたい!!でていって一緒に遊びたい!!」コソコソ

「ムウマージ、男しらない?」

「しらなーい」

「おにいちゃんなにしてるの?」

「!?」ビクッ
「しーっ!静かに!ロコンちゃん!」

「え?はい…」

836 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 23:36:48.53 jRIPNnIQ0 254/265

「今かくれんぼしてるから静かに…ね?」コソコソ

「はーい!」

「ちょ!声おっきい」ポス

「んーんー」

「んー男いないなー」

「ご主人さまをお探しですか?」

「うん」
「しってる?」

「今連れてきますのでちょっと待ってて下さい」ウィィイイイン

「え?」ヒュン

「んー?」ヒュン

クサ「「………」」

男ロ「「………」」

838 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 23:42:02.27 jRIPNnIQ0 255/265

「ご、ご主人さま… ロコンちゃんになにを…?」

「ちちがうんだこれはあの!!1ちがくて!!」

「ぷはー」
「おにいちゃんくるしーよー!」

「じゃあなにしてたの?」

「…っ!そ、それは… あの…」

「かくれんぼだよ!」
「ね?おにいちゃん!」

「/(^o^)\」

840 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/25 23:49:28.81 jRIPNnIQ0 256/265

「だれとしてたの?」

「えーーっと… 妹ちゃんが鬼で…」

「呼びました?」

「いもうとちゃんって男とかくれんぼしてたの?」

「かくれんぼ?してないですよ?」

「男はいもうとちゃんがおにだったっていってるけど」

「?」
「私は鬼じゃなくて龍ですよ!がおー!!!」

「ってことだけど」

「すいませんでしたああああああああ」

「わー!ジャンピング土下座!!!」

843 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/26 00:12:29.58 DvlFXGSN0 257/265

「それはいいから」
「だれにもみられないばしょでロコンちゃんとなにしてたの?」

「…隠れてクチートたんを観察してました」ゴニョゴニョ

「…っ!?」

「ごめんあさいごめんなさいごめんなさい!!!!」

「いつから?」

「朝から!」

「ぜんぶ?」

「全部!」

「おっけーぶちころす」

859 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/26 01:08:25.55 DvlFXGSN0 258/265

「ふんっ!ふんっ!ふんっ!」

「なにしてるの?」

「いやー急に腹筋がしたくなってねw」

「てつだってあげよっか?」

「え?あ、じゃあおねがい」

「よいしょ」トスッ

「あークチートたん?」
「うお!うお!うおおおおおお!!!!1111(お腹に乗られると腹筋ができないんだけど…)」

「うるさい!はやくふっきんしろ」

「いろんな意味でできません!!」

862 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/26 01:19:42.82 DvlFXGSN0 259/265

「結局腕立て伏せすることになりました」

「これおもしろーい」

「ふんっ!ふんっ!ふんっ!」

「いいなー!ロコンものりたいです」
「いい?おにいちゃん?」

「え、じゃあクチートたんは降りてもらってもいいかな?」

「やだ」

「おにいちゃんおねがい!」ウルウル

「おっし!どんとこーい!」
「ふんっ!ふんっ!ふんっ!」
「結構きつい!!!」

864 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/26 01:28:15.14 DvlFXGSN0 260/265

「面白そう!!」

「まって!!妹ちゃんは無理だから!!!」

「ちょっとだけ!ちょっとだけですからー!」

「待ってホントむrぐへええええ」

「だらしない」

「おにいちゃんかっこわるい」

「私そんなに重いですか?」

「とりあえずおりてー」

869 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/26 01:40:33.41 DvlFXGSN0 261/265

「すっかり忘れてたけど、妹ちゃんの兄探しはどうなったの?」

「お兄ちゃん…?」

「あれ?最初会ったときお兄ちゃん探してたよね?」

「あー!忘れてた!!お兄ちゃんどこにいるんだろう!!」
「お兄ちゃんどこー!!」キィィィイイイン

「またどっかいっちゃった」

「ホントそそっかしいデスね」

「そういえば初めて会ったときにこころのしずくがどうのこうの言ってたような気がしますね」

「こころのしずく?なんだそれ?」

「男もってるじゃん」

「これデスね」

「こんなのあったっけ?」

870 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/26 01:58:39.19 DvlFXGSN0 262/265

「いないよー?」ィィィイイイイン

「妹ちゃんはちょっと落ち着いた方がいいね」

「私はドラゴンタイプの中でも冷静沈着だともっぱらの評判なんですよー!」

「はいはい」
「そんで、これ探してたの?」

「あっ!それはこころのしずく!!!」

「これがあればもう大丈夫なんでしょ?」

「そうです!これで私のとくこうととくぼうが1.5倍になります!!!」

「え?」

「え?」

871 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/26 02:13:26.72 DvlFXGSN0 263/265

「それがあればお兄ちゃん見つけられるんじゃないの?」

「はい!そーですよ!」

「ん?ちょっとよくわかんない」
「それは妹ちゃんのとくこうととくぼうを1.5倍にするものなんだよね?」

「はい!」
「私とお兄ちゃんしか使えないんですよー!すごいでしょー!」

「あぁまぁすごいね、すごいけどそれでどうやってみつけるの?」

「みつからないんですか?」

「え… 多分見つからないと思うけど…」

「またまたー お兄様私のことだまそうとしてるーw」

「まぁしてないんですけどね」

875 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/26 02:25:39.09 DvlFXGSN0 264/265

「これで安心だー!」

「(大丈夫かなぁ…)」

「大丈夫です!!」
「お兄ちゃんの方はもういいみたいだしこれで心おきなくお兄様と旅できますねー!」

「そ、そうだね… はは…」

「もー元気ないですよー!」
「そんなときは一緒に水遊びして元気を出しましょー!」バシャバシャ

「まって!まって!服がぬれちゃう!!」

876 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2010/01/26 02:29:23.74 DvlFXGSN0 265/265

今日はもう寝ます
もしまだ残ってるようでしたら続き書きますので…
それではおやすみなさい



※この後、>>1が戻るまでにスレが荒らされてしまい、落ちてしまいました。

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