あやめ速報-SSまとめ-

2ちゃんねるのVIP、SS速報VIP、SS深夜VIPで書かれたSSをまとめています。 主なジャンル:「まどか☆マギカ」「禁書目録/超電磁砲」「けいおん!」「ゆるゆり」「Another」・新ジャンル・魔王・勇者・幼馴染・男・女・妹など。

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ファンタジー

剣士「弓使いの彼女に『矢を雨のように降らす技なんて安直』って言ったら号泣された」

1 : 以下、?... - 2019/11/10 20:09:38.501 htyyC8iE0 1/18

弓使い「剣士、剣士、剣士!」タタタッ

剣士「どうした?」

弓使い「あたし、すごい技を編み出したぞ!」

剣士「すごい技……?」

弓使い「どんな技か当ててみろ! 絶対分からないと思うぞ!」

剣士「まさか、矢を雨のように降らすなんて安直な技じゃないだろうな」

弓使い「!」

剣士「すごい技っていうからには、俺なんかじゃ想像もつかない技に違いない……」

弓使い「う……うえええぇぇぇ~~~~~~~~~~ん!!!」

元スレ
剣士「弓使いの彼女に『矢を雨のように降らす技なんて安直』って言ったら号泣された」
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勇者「へぇ、MPの量で胸の大きさが変わるんだ 」僧侶「は、はい///」

56 : 以下、名... - 2010/11/22(月) 17:40:49.28 V7oF0ZWCO 1/22


勇者「悪いけど、予算の都合で僧侶以外の仲間は雇えないんだ・・・。だけど君の魔力なら二人でも大丈夫そうだね」

僧侶「は、はい・・・。精一杯頑張るので宜しくお願いします・・・」

勇者「はは、そんなに畏まらなくても大丈夫だよ。冒険と言っても、王様の我儘なんだからさ」

僧侶「わ、わかりました・・・」

勇者「何が『魔王城跡地には莫大な金貨が隠されているから持ってきてまいれ』だよ。この国の財政が厳しいのは知ってるけどさ・・・」

僧侶「ご、ごめんなさいです・・・」

勇者「いやいや、僧侶が悪いんじゃないよ」

僧侶「でも、お父さんのせいで・・・勇者さんにお手数を・・・」


元スレ
勇者「へぇ、MPの量で胸の大きさが変わるんだ 」僧侶「は、はい///」
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女神「異世界を救ってください」 男子「はあ?」

1 : 以下、名... - 2019/10/23 23:34:19 szwfRzJk 1/140

男子「意味わかんねぇ。さっさと地球に戻せよ」

女神「え……えええええええええええっ!!? 救ってくれないんですか!?」

男子「むしろなんでやると思ったんだよ」

女神「そんな……ハッ! もしかして、チートですか!? チートが欲しいんですね!? でもズルは良くないと思います!!」

男子「いや、チートとかどうでもいいし」

女神「じゃあハーレム!?」

男子「俺にそんな甲斐性はない」

女神「圧倒的な魔法の才能は!?」

男子「オカルトとか嫌いなんだよね」

元スレ
女神「異世界を救ってください」 男子「はあ?」
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孫「じいちゃん、今日も昔話を聞かせてよ!」

1 : 以下、名... - 2012/06/30(土) 21:52:41 TW4Rgm.Y 1/32



「ほっほ、それじゃあ今日は伝説の剣の話しでもしてやるかのう」

「伝説の剣?」

「そうじゃ」

「それって、昔の英雄が使ってたっていう?」

「おぉ、よく知っておるの」

「切れ味が鋭すぎて、鞘に納められていながら何もかもを両断したっていう?」


元スレ
孫「じいちゃん、今日も昔話を聞かせてよ!」
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大臣「やっべえウチの王様が占い師にハマって政治やり始めた……この国終わりですわw」

1 : 以下、?... - 2019/10/04 20:54:23.504 XHdmtwX/0 1/44

― 宮殿 ―

料理人「どうぞお召し上がり下さい」

国王「…………」

国王「なんだこれは」

料理人「陛下のご注文通り、肉料理を……」

国王「俺はっ! やっぱり魚料理が食いたいの! 作り直せ、こんなもォん!」ガシャーンッ

料理人「は、はいっ!」



大臣「あーあ、またあんなワガママを……」

大臣(どうしてこうなった)

元スレ
大臣「やっべえウチの王様が占い師にハマって政治やり始めた……この国終わりですわw」
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触手「犯された……」

1 : 以下、名... - 2011/08/08(月) 21:32:44.85 m5kRYWJz0 1/46


騎士「オラッ!ここがイイんだろ!!オラァッ!!」 パンッパンッ

触手「ああっ!らめええええ!!」



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触手「犯された……」
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蛇「また会える」

2 : 以下、名... - 2011/08/07(日) 20:55:08.04 srLrk3Fa0 1/76


「何このデカくて白い布……」

「Zzz……」

「うわっ、砂漠のド真ん中にでかいヘビが寝てる」

「神様……ネズミ食べたい……んががっ」

「なにこの人間くさい寝言」

「んっがっぐ」

「……」



「なにこれキモい」



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女「おや、良さげな仕事がありますねぇ」

1 : 1 ◆1pwI6k86kA - 2009/09/26(土) 16:22:10.65 CQOAiZsm0 1/214


“魔族侵攻阻止ツアー”
“難度AA”
“定員20人”
“報酬 たくさん”

「・・・難度AA、こりゃ珍しい!」
「難度がCってだけでも、ボロボロと死人が出るのに、AAとは・・・ふむふむ」

「つまりこの仕事はあれっすな、たとえば100人がこの任務を請けたらば、その内90人くらいが死ぬっつー感じのものなんですかね」
「なんてデンジャラス・・・泣きっ面を刺す夏場の蜂ですらも火中に逃げだす任務ですね」

「・・・しかし」

「今の私ゃ一銭も持ち合わせていない・・・あるのは旧式カメラと安物のナイフとサイフとワンダフルライフ・・・」
「・・・大金を手に入れて後の二十日を過ごすにゃ・・・これしかない!」
「あの、すいません、掲示板見えないんでどいてくれますかね」
「あ、さーせん」



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女「おや、良さげな仕事がありますねぇ」
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息子「オヤジ、勇者免許返納してくれよ!」老勇者「絶対イヤじゃ!」

1 : 以下、?... - 2019/09/16 22:01:06.578 XE+bVXvS0 1/31

老勇者「さぁて、今日も剣の稽古をするか!」

息子「オヤジ、稽古はいいけど真剣でやるのはやめてくれよ。せめて木の剣で……」

老勇者「なにをいう! ワシは勇者免許を持つ勇者じゃぞ! 真剣でやらねば意味がない!」

息子「だけど危ないよ! こないだだって、剣がすっぽ抜けて――」

老勇者「うるさぁい!」ブンッ

息子「あぶねえっ!」

老勇者「ワシはこの剣でお前や亡き妻を守ってきたんじゃぞ!」

老勇者「親のやることに口を出すな!」

息子「ったく……」

元スレ
息子「オヤジ、勇者免許返納してくれよ!」老勇者「絶対イヤじゃ!」
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女僧侶「うぅ…宿が一緒でもうずっとオ○ニーできてないよぉ…」

54 : 以下、名... - 2011/09/19(月) 15:25:59.79 dhcI+sSV0 1/55



―――宿屋

女商人「――と、いうわけで我がパーティーは深刻な財政難に陥っています」


勇者女戦士女武道家女魔法使い女僧侶女遊び人女盗賊「…………」


女商人「このまま旅を続けると早くとも5日後にはGも底を付き、そこから先は野宿か狩りなどで生活しなければ旅を続けられません」



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女僧侶「うぅ…宿が一緒でもうずっとオ○ニーできてないよぉ…」
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魔術師「探偵業はじめました」剣士「消えた恋人を探せ!の巻」

1 : ◆m6oSrzv57o - 2019/09/07 20:29:41.77 tDrZnMap0 1/57

魔術師「貨物船が魔物の襲撃に遭って全滅ねぇ...」ペラリ

剣士「それって今日の新聞?」

魔術師「ああ。最近はこういった話題が多いよなぁ。物騒な世の中になったもんだ」

剣士「なんでも、『魔王軍』って自称する魔物達がのさばってきてるらしいね」

剣士「魔王様の名の元に世界征服をしようとしてるってもっぱらの噂だよ」

魔術師「世界征服って...お伽噺じゃねーんだから」

剣士「ま、普通はそう思うよね。でも王子によると、結構おおごとになってきてるんだってさ」

魔術師「ふーん。あんまり実感湧かねぇなあ」ペラリ


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魔術師「探偵業はじめました」剣士「消えた恋人を探せ!の巻」
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登山家「さ、登山の始まりだ!」ハーピー「あら?」

1 : 以下、名... - 2012/07/18(水) 20:49:45.30 DRcOQhsh0 1/70


登山家(いい仕事が入ったなぁ)

登山家(大好きな山登りができて、しかもお金までもらえるなんて信じられないよ)

登山家(なにしろ頂上まで行って、この石を置いてくるだけでいいんだからな)

登山家(太っ腹な人もいたもんだ)

登山家(とはいえ、この山は世界でも有数の標高を誇り、今までに踏破できた者はだれもいない……)

登山家(登った者は、いつの間にか麓に戻されているという……。おそらくは、よほど道が複雑なんだろう)

登山家(そして──)



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登山家「さ、登山の始まりだ!」ハーピー「あら?」
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魔術師「探偵業はじめました」

1 : 以下、名... - 2019/07/25 22:01:58.32 6reTroXT0 1/29

魔術師「古い図書館で読んだ異界の探偵小説に触発されて探偵所を開いたものの...」

魔術師「依頼人が全く来ねえ!!」

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魔術師「探偵業はじめました」
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【安価】男「異世界転生しちゃった」

1 : 以下、名... - 2019/08/05 11:27:48.15 f+nH/MKh0 1/278



~マンション 屋上


俺の名は男。彼女に浮気され、保証人になってあげた友人に逃げられ、会社をクビにされた俺は生きる事を諦め、マンションの屋上から自殺を図る。

だが落下の最中、目の前に俗に言う異空間の穴が開き、俺はその中へと吸い込まれてしまった。
穴の中は暗闇で、ふわふわと浮いている感覚だ。空を飛ぶってのはこういう物なのかと、呑気な事を考えていた。

暫くすると段々目が開けられないくらいに周りが明るくなり、何かの上に落とされ背中と頭に衝撃が走る。ここは、草むらの上だ。


「いてて……なんだここ」


辺りを見回してみると、昔よくやったゲームの様な世界が広がっている。明らかに現実とは違う場所というのはすぐに理解した。
俺は知っている、この現象を。俺に起きた事を。


「これ、異世界転生じゃね!?マジか!」


ゲームをしなくなった俺はライトノベルをよく読むようになった。
その中でも異世界転生物が好きで、羨ましくて、憧れていた。
だからこそ、今の置かれた状況に困惑する事はなく、むしろ高揚していた。


「定番のアレやってみるか!えーっと……ステータスステータス……あれ?どうやって出すんだ?」


頭の中でステータス表示、ウィンドウオープン、自己解析、メニュー等色々と考えて口に出してみても、何も出ない。


「おかしいな……何も出ない。でも俺って……」


異世界転生の定番とも言える事だが、もしかしたら俺は異世界最強の能力、身体能力、最強魔法等が使えるかもと浮き足立つが、詳細がわからないんじゃどうしようもない。


「う~ん……どうしたもんかな」




元スレ
【安価】男「異世界転生しちゃった」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1564972067/

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男「いらっしゃいませ、ギルドへようこそ」

1 : 以下、名... - 2009/09/12(土) 22:51:13.96 EpT4Y30C0 1/94


「・・・そしてこちらが今回の仕事の詳細となっております」

傭兵「おう兄ちゃん、俺もここに居てなげーんだ、そんなもんは省いてくれや」

「・・・」



「はい、では・・・次にこちらの書類にサインを・・・」

傭兵「面倒くせえな、さっさと次いってくれや」

「・・・すみません、こちらの契約書は当ギルドの規則でして・・・」

傭兵「チッ、面倒くせえ」



サラサラ



傭兵「ほらよ」パシッ

「・・・」

「・・・はい、確かに・・・ではこちらの依頼、受理ということで・・・」





元スレ
男「いらっしゃいませ、ギルドへようこそ」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1252763473/

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魔物使い「汚らしい! ボクに触れるなっ!」竜の子「汚らしいのは、お前だっ!!」

1 : 以下、名... - 2019/07/27 22:00:14.37 jtQcW+hGO 1/20

「よっしゃ! 経験値ゲットだぜ!」

「よーし! 今日はもう帰ろうぜ!」


魔女の行方を追う竜の子と生贄娘は現在、精霊使いのお漏らし姫から教えられた世界を闇に陥れる巨悪が潜伏するという高い山々が連なる山脈へ辿り着き、岩陰に隠れて息を潜めていた。


「……行った、みたいだね」

「はい。そのようですね」


武装した冒険者らしき男達が遠ざかるのを見送り、竜の子は深々と、安堵の溜息を吐いた。

岩陰から出て、彼らが経験値を獲得するべく駆除した魔物の死骸へと歩み寄る。無残だった。


「あの人達は、狩った魔物を食べないんだね」

「彼らは経験値稼ぎが目的なので食べません」

「……経験値」


竜の子は悲しそうな顔で、反芻する。

彼らにとって、魔物は経験値稼ぎの道具。

生物としてではなく道具、もしくはイベント。

そのように捉えて、容易く命を刈り取る。


「……僕は、冒険者さんを、好きにはなれない」

「ええ……私も全く、若様と同感です」


もちろん、彼らとて生活がかかっている。

生きる為に、経験値を稼いで、強くなる。

でなければ、お金を稼ぐことが出来ない。


それを理解しても尚、理不尽だとそう感じた。


「とても、2人で食べ切れる量じゃないね」

「はい。残念ながら……糧には出来ません」


竜の子は未だ子供で、憐れな魔物の死骸を丸呑みにすることは出来ない。生贄娘とて同じだ。

だから2人は地面を掘り、魔物の死骸を埋めた。


元スレ
魔物使い「汚らしい! ボクに触れるなっ!」竜の子「汚らしいのは、お前だっ!!」
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精霊使いのお姫様「魔女殿を助けたくはありませんか?」竜の子「助けたい!」

1 : 以下、名... - 2019/07/24 20:36:49.24 a/Td8N0wO 1/10

「昏き穴蔵の魔女殿、お迎えにあがりました」


竜の子とパートナーである生贄娘、そして新たに大人勃ち……もとい、お友達となった魔女を乗せた船は無事航海を終え、海の向こう側の港町に着港して、久しぶりの大地に足を踏みしめる喜びに浸る間も無く、兵士達に取り囲まれた。


「な、なに……? 僕、なんか悪いことした?」

「若様、危険です。お下がりください」


物々しい雰囲気に危険を感じた生贄娘は、自らが捧げられた竜王の子を己の背に庇い、問う。


「あの方々はあなたのお客様ですか?」

「……そう」


兵士に名指しされた魔女は静かに頷き認めた。


「とても友好的とは思えませんが……」

「……あなた達には、迷惑をかけない」


そう言って魔女は、竜の子の小さな手を取る。


「……若、ごめん」

「魔女さん……?」

「……やっぱり、私は、お友達にはなれない」

「えっ?」

「……私は、若達の傍には、いられない」


一方的に告げて、黒真珠の瞳を伏せる魔女は、まるで泣いているようで、切なくなった。


「……そんなこと、言わないで」

「……ごめんね。もう、行かないと」

「っ……行かないでっ!」


兵士達と共に立ち去ろうとする魔女を、竜の子が思わず引き留めると、魔女は困ったような、泣きそうな顔をして、なにやら手渡してきた。


「……さようなら。私の、初めての、お友達」

「魔女さんっ!?」

「……どうか、忘れないで」


一雫の涙を零して別れを告げて、魔女は踵を返し、それっきり振り返らずに、立ち去った。


元スレ
精霊使いのお姫様「魔女殿を助けたくはありませんか?」竜の子「助けたい!」
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騎士「これが……私?」仕立屋「よくお似合いです姫さま」

3 : 以下、名... - 2019/08/18 19:06:08 eu05HRPo 1/137

騎士「 うん、いいね」

騎士「 軋む鋼の音、香しい革の匂い……うん、やっぱいい!」

仕立屋「ええ姫さま、よくお似合いですとも」

騎士「やだなあ目が笑ってないよ」

仕立屋「かように無骨なものが姫さまの絹のごときお肌に……! ああこの仕立屋、死んでお詫びを」

騎士「待って」

元スレ
騎士「これが……私?」仕立屋「よくお似合いです姫さま」
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魔女「……大人、勃ち?」竜の子「ほえ?」

1 : 以下、名... - 2019/07/22 23:27:17.65 lIL3ZnEMO 1/10

「おえっ! おろろろろろろろろろろろろっ!」

「ああ、若様……おいたわしや」


本日は快晴であり、波は穏やか。順調な航海。

しかし、慣れない船旅に竜の子は弱っていた。

船酔いに船酔いを重ね、頭はグルグル、身体はフワフワ、足元はおぼつかずフラフラ、そして込み上げる嘔吐感に堪えきれずに、ゲロゲロ。


「ううっ……お空の魔物が羨ましい」


ゲッソリとした面持ちの竜の子は、虚ろな眼差しで船の周りを気持ち良さそうに舞う魔物達を羨ましがり、その華奢な背中をさすり看病をする生贄娘はじっと海面に目を落とし、呟いた。


「私は海中の魔物が羨ましいです」

「え? どうして?」

「若様の吐瀉物があまりに美味しそうなので」

「な、何を言ってるの……?」


ただでさえ船酔いで頭が回らないこの状況で、生贄娘の妄言の意味が理解出来ない竜の子に。


「若様、どうかお願いがあります」

「ど、どうしたの、生贄娘?」

「僅かでもいいので、私にもおこぼれを」

「お、おこぼれって、なんのこと……?」

「私も若様の吐瀉物を味わってみたいのです」

「おかしい! そんなの絶対おかしいから!」


本日も旅の連れ合いの頭はいつも通りおかしく。

海の向こう側を目指す竜の子と、その父である竜王に捧げられた旅のパートナー兼ナビゲーター兼アドバイザーである生贄娘の船旅は、決して順風満帆とは言えずとも、平和であった。


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魔女「……大人、勃ち?」竜の子「ほえ?」
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竜の子「まるで、生命の輝きみたいだ」生贄娘「なかなか、言い得て妙ですね」

1 : 以下、名... - 2019/07/21 22:11:08.40 kW3uxFR3O 1/14

「もう、若様ったら……『また』ですか?」

「……ごめんなさい」


可愛い子には旅をさせよ。


そんな格言がドラゴンにもあるかどうかは定かではないが、竜の子は今、旅をしている。

この広い世界を巡り、実際に己の眼で様々なことを見て、物事を見極める判断力を養う為だ。


「これまた広大な世界地図を描きましたね」

「ううっ……恥ずかしいよぅ」


人間には良い人間と悪い人間がいる。

しかし、そう単純に割り切れるものではなく。

魔物と比較すると、善悪の見極めは困難だ。


時に良いことをして、時に悪いこともする。

時に優しくて、時に厳しい。

時にまともで、時に狂っている。


「くんくん……おしっこ臭いですねぇ」

「い、言わないで……嗅がないで」

「フハッ!」

「わ、嗤わないでぇっ!?」

「フハハハハハハハハハハハハハッ!!!!」


竜の子と旅をする人間は、そういう人物だ。


元スレ
竜の子「まるで、生命の輝きみたいだ」生贄娘「なかなか、言い得て妙ですね」
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