女勇者「晴れて魔王捕獲成功~☆」
女僧侶「殺さないなんて女勇者ちゃん優しい! 魔王美形だもの、殺しちゃったらもったいないわ!」
女魔法使い「これからどうするの?」
女勇者「んっふー、相手が美形なら決まってんでしょ?」
女勇者「犯すわ」
僧侶「わぁい☆」
少女剣士「お、おか……?」
魔使「えっちなことするってことよ」
剣士「…………え?」
元スレ
女勇者「魔王凌辱する」魔王「くっ……」少女剣士「だめだよぉ!」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1333023158/
剣士「ど……いうこと?」
女勇者「剣士ちゃんまだ純粋だもんね、理解できなくっても仕方ないかあ」
僧侶「実際に見せてあげれば良いと思うの」
魔使「道具用意しとくね!」
剣士「え? …………え?」
女勇者「やほー元気?」
魔王「貴様っ……」
女勇者「やっぱ弱ってるかあ」
魔王「……何故生かしている。早く殺せっ!」
魔王「貴様が有している勇者の力を使えば俺を殺せるだろう!」
女勇者「…………」
僧侶「だって玩具にしちゃった方が楽しいもんね!」
魔使「ね~☆」
女勇者「ねー!!」
剣士「お、おも、ちゃ………?」
僧侶「ねえガチゲイ呼んで良い?」
魔使「だめw腐女子自重してw」
魔王「辱めを受けるのならば、この場で命を絶った方がマシだ」
女勇者「そんな凄まないでよ。これから頑張って戦ったご褒美あげるんだから」グリ
魔王「ぐっ……」
僧侶「きゃあv」
女勇者「踏まれて気持ち良い?」
剣士「え? え? 何やってるの!? 痛いよ、あんなことしたら!」
魔使「黙って良く見てなさいよ。これから面白くなるんだからw」
僧侶「ねえ早く脱がそうよお、魔王の身体見たいよお」
女勇者「鎖邪魔ね、強めに弱体化魔法かけとけば外しても大丈夫かな」
僧侶「きゃああすごい筋肉ぅv」ペタペタ
魔使「古代芸術の彫刻みたあいw」ペタペタ
魔王「汚い手で触れるな! このツノ無し共が!」
女勇者「汚いって何よぉ、可愛い女の子が三人も相手してあげるのよ?」
魔王「ふざけるなっ!」
僧侶「はやく掘ろおおよおおおおお」
魔使「まだ早いでしょw自重w」
剣士「??」
僧侶「下も脱がしちゃうよおおお」
剣士「ひっ」
女勇者「ほら、早く勃たせて」シュッシュッ
魔王「っ…………」
魔使「あんまし反応してない?」
僧侶「もっと愛撫しなきゃだめかな?」
魔王「やめろっ……」
女勇者「負けた貴方に拒否権は無いわ!」
僧侶「乳首、男の人の乳首いぃぃぃぃ」
魔使「変態w」
魔王「ぅっ…………」
魔使「剣士ちゃんも混ざる?」
剣士「い、いや! 僕そんなのやらない!」ブルブル
女勇者「刺激強すぎるよねw」
剣士「意味分かんないよお」ガクガク
僧侶「はあはあ」ペタペタペタペタ
女勇者「やっと硬くなってきたあ」シュッシュッ
僧侶「まだ完全じゃないけど、もうかなり大きいよお」
女勇者「魔王サイズw魔王なだけに」
僧侶「もう後ろに指挿れちゃうよお」
魔王「やめろっ……!」
僧侶「ん~あつうい」ズププ
魔王「っ……」
僧侶「前立腺みいつけたあ」ヌチャヌチャ
魔王「っ!?」
魔王「……あ゛っああ゛っ…………!」
女勇者「初めてにしては感じてるわね。もしかして開発済み?」
魔王「や゛っめろお゛っ……」
僧侶「すごい感じてるうv」
魔使「はいディルド」
僧侶「わあいv」
女勇者「魔法使いナイスwあたしも道具用意しとこっとw」
僧侶「それっそれっ」ズプッズプッ
魔王「あ゛っ……ぅ゛……ぅあっ……あ゛あ゛っ……」ビグッビグツ
女勇者「そこって開発するの時間かかるはずよね?」
女勇者「まさか自分で開発したの? それとも誰かにしてもらったの?」
魔王「……っ…………」
魔使「キスマークいっぱい付けちゃっても良いよね?」
魔使「んっんっ」チュゥチュウゥ
魔王「……っ…………」
女勇者「おにんにん油断してるとすぐ萎えちゃうね?」
女勇者「後ろでちゃんと感じてるから、不感症ってわけじゃないわよね?」
僧侶「ゲイなんじゃない?」
魔使「すぐそっちの発想に行くのやめなさい」
女勇者「そんなにあたし達に犯されるのが嫌?」
魔王「当たりっ……前だっ……!」
魔使「きっとすぐ従順な性奴隷になっちゃうよ」
魔使「これからたあっぷり気持ち良くしてあげるからあ」
僧侶「そうよぉ、私がずうっっっと掘り続けてあげるからあ」グッグッ
魔王「ああぁぁああ゛あ゛」ドクッ
魔王「は……は、あ…………」
女勇者「イッちゃったんだあwかぁんわいぃw」
魔王「このっ……下衆共がっ…………」ゼーハー
女勇者「今日はこのくらいにしといてあげよっかw戦いの疲れもあるし」
女勇者「この部屋の扉、あたし達しか開けられないよう魔法かけとくから逃げようとしても無駄よ」
魔王「…………」
僧侶「またね魔王vv」
魔使「また明日来るから楽しませてねw」
女勇者「剣士ちゃん行くわよ」
剣士「……」ガクガク
僧侶「やだ、この子ったら腰抜かしてるぅw」
魔使「そんなにショックだったなんてw」
翌日
魔使「小道具類たくさん仕入れてみたw」
女勇者「あたし大型の凌辱マシーン注文しておいたから近い内に届くよ」
僧侶「楽しみw」
剣士「……」
女勇者「さ、行くわよ剣士ちゃん」
剣士「僕……行かない……」
剣士「あんなこと……しちゃ駄目だよ……あれ……悪いことでしょ?」
魔使「あたし達勝ったんだから何しても良いのよ」
女勇者「この子ったら無駄に真面目でねwもっと気楽にならないと人生楽しくないよ?」
女勇者「ほら、いらっしゃい」グイッ
魔王「……出て行け」
女勇者「無理w」
僧侶「今日はもっとハードにしちゃうよお」ハアハア
魔使「早速脱がしちゃおっか」
僧侶「魔王を監禁だなんて……最高……」ウットォリ
剣士「だめ……だめだよぉ」
女勇者「ま、剣士ちゃんもすぐ慣れて夢中になるでしょ」ヌガセヌガセ
魔王「…………」
僧侶「屈強なあ……魔族最強の魔王が……女の子達から……貶めレイ……プされちゃう……はあんv」
女勇者「乳首にローター付けちゃったよお」
魔使「裏筋にも付けちゃおうよお」
僧侶「後ろを弄ぶためのおもちゃいっぱい持ってきたよお」
僧侶「これとか変わった形してるでしょ? 全部試しちゃおっと」
女勇者「ほんとおっきいわよねえ、萎えやすいけど」シュッシュッ
魔使「スイッチ入れるよお」カチッ カチッ カチッ
魔王「う……っ…………」
僧侶「挿れちゃうよお」ヌププ
魔王「あ゛っ……あああ゛っ」
魔王「殺す……いつか殺してやるぞ貴様等っ……」
女勇者「やれるもんならやってみなさいよ」
僧侶「すごい反応してるよお敏感なのねえ」
魔王「っかつてここまで辿り着いた勇者達はっ…………」
魔王「皆……敵ながら……見事な人格者だったと聞いているっ……」
魔王「だが、貴様はっ…………」
女勇者「昔の勇者が何だって言うの? 今のあたしには関係ないわ」
魔王「ふっ……貴様のような人間がっ……勇者に選ばれるはずがないっ…………」
魔使「何言ってんの?」
女勇者「…………」
魔王「ククッ…………」ニヤ
女勇者「……僧侶ちゃん、いっっっちばんぶっといの突っ込んであげて」
僧侶「はぁいv」スチャッ
魔王「っ……!」
僧侶「ゆっくり挿れるよ?」ズ……
魔王「ぅっ……」
魔王「は、あっ……あ゛あ゛…………」
僧侶「おめでとう、全部入ったよお。よく頑張ったねえ」
僧侶「でも本番はここからだよお!」ズッズッ
魔王「ああああっ! あっ あぁぁぁああああぁああ゛あ゛あ゛あ゛っ」
魔使「ローターも強くするよぉ!」
女勇者「ははっ、絶叫するほど感じちゃうなんて魔王ったら変態v」
魔王「っく、うっ……あ゛っああっ…………あああ゛あ゛」
魔王「あ゛っ、あっあ゛っ、……グッ…………ああっあああっあ゛ぁ゛っ」
僧侶「すごぉい、すごいよお」
魔王「あああ゛あ゛あ゛っ!!」ドグッ
魔使「精液出てきたあw」
魔王「はー……はー…………」
女勇者「快楽に呑まれちゃってるねぇっ」
女勇者「次どうしよっか」
僧侶「腕疲れちゃった。私ちょっと休みたいな」
魔使「連続でイかせてあげたいな」
女勇者「そうだ、剣士ちゃんおいで」
剣士「っ!」ビクッ
女勇者「魔王にフェラしてあげてよ」
剣士「な、何!? 僕何もしない! したくない!」
女勇者「二人とも、剣士ちゃんこっちまで連行しちゃって」
魔使・僧侶「「はーい」」
剣士「やめてよっ」
魔使「だーめ」
僧侶「勇者様のいう事は聞かなくっちゃ」
女勇者「ほら」グイッ
剣士「ひっ」
女勇者「舐めて、咥えてあげて」
剣士「ひぃぃぁっ! だめっ、だめっ!」
女勇者「あんた、まともに男の身体見るの昨日で初めてだもんね」
女勇者「ましてやこんな身近で見たことないでしょ? 大丈夫、慣れるからw」
剣士「いやぁぁああああ」
女勇者「暴れずにちゃんと舐めなさい!」
剣士「ひっ!」
剣士「……ごめんなさい。失礼します」ペロ
剣士「っ…………」アムッ
魔王「……っ…………」
女勇者「剣士ちゃんが咥えたらすっごいおっきくなったよ? もしかして魔王ロリコン?」
魔使「やっだぁw」
僧侶「ロリとより……男の人同士の方が……」
魔使「腐女子やめなさいってばw」
魔王「……幼い子供にまでこのようなことをさせて…………」
魔王「それで……お前は満足なのか…………」
女勇者「犯す人は多い方が楽しいもの」
女勇者「ほら、もっと深く咥えて。歯を立てないようにね」
剣士「っ……」グッ
魔使「顎つらい?」
僧侶「魔王のおっきいからフェラはし辛そうよね」
女勇者「吐き気がするくらい深く咥えて」
剣士「……んっ…………」ポロポロ
女勇者「泣いてる暇なんてないわよ。ほら、しっかり」
剣士「んぅ…………っ……」
魔王「くっ…………」ビュルッ
剣士「んぅ!? んー!?」
女勇者「ほら、飲んで」
剣士「…………」
魔使「ちょっとw剣士ちゃん初めてなのにハード過ぎるでしょ」
僧侶「魔王の精液っておいしいのかしら」
剣士「っ…………」
女勇者「飲みなさいって言ってるでしょ!」
剣士「っ…………!」ゴクリ
剣士「けほっ……けほっ…………」
魔王「…………」
剣士「ふえっ…………っ…………」ポロポロポロポロ
僧侶「今日はここまでにしましょうか。剣士ちゃん泣いちゃってるし」
魔使「流石に剣士ちゃんかわいそうでしょw休ませてあげよ」
女勇者「仕方ないわね、あと一回は魔王をイかせてあげたかったんだけど」
女勇者「明日は最低でも五回はイかせてあげるから、ちゃんと身体洗って休んでなさいよ」
魔王「…………さっさと消えろ、下衆共がっ……」
女勇者「じゃあね」
数時間後
コンコン
剣士「あの……魔王様」
魔王「……何の用だ」
剣士「……ごめんなさい。僕、お姉ちゃん達を止められなかった」
剣士「昨日はびっくりして何もできなくて、今日は、僕も貴方を……」
剣士「僕……お姉ちゃんが怖くて…………本当にごめんなさい」
魔王「……何故謝る? お前は彼奴等の仲間だろう」
剣士「だって……いくら勝ったからって、王様をあんな風に貶めるなんて絶対しちゃいけないことだから……」
剣士「例え王様じゃなくっても、戦った相手にはそれなりの敬意とか払わなくちゃいけないはずだし…………」
剣士「ごめ……なさい…………ごめんなさいっ……」
魔王「ふん、綺麗事を……。やめろ。憐みなど、余計に屈辱が増すだけだ」
魔王「大体、敵の元へ一人でやってくるとは……」
魔王「どのような事が起こるか予測できているのか?」
魔王「弱体化しているとは言え俺は魔王だぞ。お前一人を殺すくらい雑作もないことだ」
剣士「……貴方が受けた事と同じ事を、僕にもしてください」
魔王「……何を考えている」
剣士「だって、貴方ばっかり酷い事をされているなんて不公平じゃないですか……」
剣士「だ……からっ…………」
魔王「……この場から消えろ」
剣士「で、でも」
魔王「…………お前は、奴等に無理矢理言う事を聞かされている立場だろう」
魔王「そのような者に復讐して何の意味がある」
剣士「…………」
魔王「……立ち去れ」
剣士「はい……」
女勇者「魔王城探索しよっかw」
僧侶「良いね良いねw」
魔使「お宝w」
女勇者「剣士ちゃんも、お城興味あるでしょ」
剣士「うん……」
女勇者「芸術好きだもんね。お城中芸術でいっぱいだよ」
剣士「うん…………」
剣士(あんまりお部屋漁りたくないけど)
剣士(綺麗な絵飾ってあるところは見たい…………)
剣士「? これ何だろ。…………本?」パラ
剣士「古い……日記? 十年くらい前のかな」
――――――――
弟「兄上、おやめください!」
兄1「あんだけ毒盛ってよく生きてるよなあ」ゲシゲシ
兄2「死んだら死んだでマズイですけどね」ドゴッドゴッ
兄3「こいつどうせ王位継ぐことなんて無いし、父上にさえバレなければ別に良くね?」
兄4「兄上、弟は性処理道具にするのでしょう?」
兄3「おおそうだったな、死なれたら困る。今度から媚薬にしとくかw」
弟「せい……しょり……?」
兄5「ほんとほっそいよなあ、こいつ」
兄2「まるで女ですよね」
兄1「じゃあ始めっか」
弟「……兄上?」
兄4「ほら四つん這いになって尻上げろよ」
弟「……え? 兄上、何をなさるのですか?」
兄5「気持ち良くしてくれよ、弟」
兄3「さあ、一番上の兄上から」
兄1「やっぱ最初は指からの方が良いよな」
弟「うっ……兄上、おやめください! 兄上ぇ!」
兄2「ほら、次期魔王陛下に身体を差し出すんだよ」
弟「あ、ううっ……あ、にうえっ…………」
…………
……
弟「うっ……うぅっ…………」
兄5「流石に5人に回されるのは苦しかったか」
兄4「お疲れ様、弟」
兄1「これからじっくり弄んでやるからな」
兄3「ずっと開発し続けてやるからな弟」
弟「いやです、兄上…………」
兄4「弟、兄上達には抵抗するなよ」
弟「……えぐっ……ぅっ…………」
兄2「男なのに泣くなんて情けないぞ」
兄5「もう女も同然でしょう」
兄4「お前は一生、僕達の性奴隷として生きて行くんだ」
兄3「ふふっ」
弟「…………」
数週間後
兄2「メイド服を着せてみせましょう」
兄1「奴隷にはお似合いだな」
弟「嫌です兄上! 僕は男です。女性の服を着用するなんて……」
兄4「でかい口聞くとまた殴るぞ」
兄3「ほら、大人しくしろ」
弟「嫌です! い、嫌だ! やめてください!」
兄5「暴れんなこのチビ!」ゴッ
弟「…………」グスッ
兄3「うわ……やべえ。こいつ本物の女みてぇ」
兄4「男の娘キタコレ」
兄2「お前髪切るなよ、せっか長いんだから」
兄1「スカート捲るぞ」
兄5「見た目完全に女なのに下は付いてるってすげえ倒錯的」
兄1「ほら勃たせたぞ」
兄2「スカートに男根浮き出てますね」
兄3「マジやべぇ……」
弟「……………………」
兄3「性処理道具じゃなくても……これなら普通にイケる……」
兄2「脱がさずに犯すか」
兄1「指挿れっぞ」グイグイ
弟「っ…………」
兄1「大分刺激してやってんだけどな……」
弟「!? あっ……ああっ……」
兄1「お? 穴で感じてる?」
兄2「やりましたね兄上!」
兄1「俺等ばっかり気持ち良くなっていたからな」
兄1「良かったな弟、これでお前も気持ち良くなれるぞ」
弟「っ……んぅ…………っ……ぅぅ…………」ビクビク
兄3「やっべ……可愛い…………」
兄4「兄上こういう趣味ですか? でも確かにこれは…………」
兄1「声我慢すんなよ」
兄5「弟……」ナデナデ
兄2「僕の握って」
兄3「俺のも」
兄1「ますます楽しくなったな、どんどん雌になってく……」
弟「あにうえぇっ……だめです、いれないでくださいっ…………」
兄1「締め付けやっべ……」グッグッ
弟「あ、っ……ん…………ぁぅぅ…………」
兄5「お前ツノ小さいよなあ」ナデ
弟「やめ、てぇ! ツノにさわ……らな、い……で」
兄5「口答えすんな」
弟「いやっ! いやぁあっ!」
兄5「そんな必死に抱え込むなよ」
弟「僕のツノに触れて良いのは、母上と許婚だけです!」
兄5「わぁーったよ、もう触らないから咥えろ」
弟「んぅっ……」
兄3「お前そんなにあの女が好きなのか? さっさと忘れちまえば良いのに」
兄2「許婚がお前のこんな姿見たら幻滅するだろうな」
弟(許婚……ごめんね、許婚…………)
魔族のツノは、とても大切な物です。
ツノの立派さで優劣が決まると言っても過言ではありません。
持ち主以外でツノを触って良いのは、一般的に親子か恋人だけです。
僕のツノはまだ小さいけれど、いつか父上や母上のような見事な物に成長するかもしれないので、
馬鹿にされたくないです。
腹違いの兄上達は、どうして僕にこれほどまで酷い仕打ちをするのでしょうか。
兄上達の母上達は全員城に住んでおられるのに、僕の母上は遠くの故郷にいらっしゃるので寂しいです。
母上への手紙には、兄上達からされていることを書かないでおこうと思います。
母上はとてもお優しい方なので、心配させたくありません。
許婚に会いたいのに、合わせる顔がない。会えない。
兄1「ほらもっとよく啼けよ!」グッグッ
弟「んっ……んぅっ…………」
兄2「手動かすの忘れてるぞ」
先代「貴様等、そこで何をしている」バン
兄3「ち…………父上!?」
兄上達からされている時、ついに父上に見つかってしまった。
その夜、父上の部屋へ呼び出されたが、その後された事は書きたくもない。
日記には書きたくない事も詳細まで書き留めておくよう教えられているが、もう耐えられない。
もう、耐えられない。
母上に、一緒に暮らしたいと手紙を送った。
一刻も早く此処から逃げ出したい。
兄1「よう、弟」
弟「兄上!? 僕に会うのは父上から禁止されているはずです!」
兄2「しばらく遠出だってよ」
兄3「久しぶりに楽しめるな」
弟「やめ、て、くだ……さいっ…………んぅっ……」
母上にお会いしたい。今年、母上は年に二度の祭りにも来られなかった。
数少ないお会いする機会だというのに。
弟「母……上…………」
手紙の返事は、残酷な物だった。
新しい夫がいるため僕との同居は不可能だと。
僕は、何処に行っても邪魔物扱いなのだろうか。
もう、何もかもどうでもいい。
兄4「うおっこいつ自分から腰振り始めたぞ」
兄3「乗り気じゃん」
兄1「ついに堕ちたか」
自暴自棄になった。
でも、涙が止まらない。
やさぐれている中、母上が亡くなったと父上の側近から伝えられた。
側近から母上の手紙を手渡された。
母上は、僕を見捨てたわけではなかった。
母上は病魔に侵されていた。
病が僕にうつらないよう、敢えて僕を遠ざけていたのだ。
新しい夫なんて嘘だった。
その後、奇妙なことが起こり始めた。
五番目の兄上が崖から落ちて死んだ。
まるで風にそっと押されたかのように、落ちて行った。
三番目の兄上は、城の塔から落ちて死んだ。
嵐があったわけでもないのに、突然窓のガラスが割れた。
二番目と四番目の兄上は、母上と同じ奇病に罹って死んだ。
戴冠式の前日、王位継承者である一番上の兄上は反対勢力に暗殺された。
魔王である父上に次ぐ実力者であるのに、血塗れの状態で発見された。
そして、父上も母上と同じ病に襲われた
先代「くくっ……魔王の力の所為で死ぬ事も出来ぬ……まるでお前の母親に呪われているかのようだ」
魔王の力の所有者は、その力が他者に受け継がれない限り、どんなに弱っても死ぬ事は出来ない。
父上は、僕が魔王となるまで苦しみ続けた。
霊と交流する事が出来る側近に、母上の霊はどうしているのか聞いた。
父上を殺した後、僕を一度抱き絞めて成仏したらしい。
性的な行為が怖くて怖くて仕方がない。
本来は一二になれば異性を抱く技術を学ぶらしいのだが、とてもこなせそうにない。
僕は魔王になるつもりなんて全く無かったのに。
許婚は、もう僕の事なんて嫌っているだろうか。
剣士(他人の日記なんて読んじゃ駄目なのに、読んじゃった…………)
剣士(僕、悪い子だ…………)
剣士「……………………」ポロポロ
剣士(涙、止まんない…………)
剣士(魔王は、七歳から一二歳の時まで、ずっと家族から……)
剣士「ふぇっ……えぐぅっ…………」
…………
……
魔王「ぐっ……ぅっ…………」
女勇者「凌辱マシーンすごすぎw」
魔王「あ゛っ……ぅ…………っ…………」
魔使「声我慢するのやめなさいよ」
僧侶「はやく堕ちてマゾになっちゃえば良いのにぃw」
僧侶「あれ、剣士ちゃんは?」
女勇者「調子悪いから部屋で休んでるって」
僧侶「そういえば、この間お城探索してる時魔法使いちゃんメイド服見つけてたよね?」
魔使「まあそうね」
僧侶「魔王に着せてみない?w」
魔使「ちょwもっと細い人になら分かるけど魔王結構ガッシリしてるでしょ?」
魔使「誰が得すんのよ」
僧侶「ガッシリしてるからこそ良いんじゃない!」
女勇者「あんたの趣味は理解できないけど、辱めるって意味では良いかもねw」
僧侶「しよ! してみよ!」
魔使「気色悪…………」
魔王「っ…………」ワナワナ
僧侶「きゃああv」
魔使「何が良いのかさっぱり」
女勇者「ま、これはこれで楽しみましょうよ」グリグリ
魔王「っ……!」
女勇者「スカートの中から出てきたあw」
僧侶「ねえねえフリフリのメイド服着せてもらえて嬉しい? ねえ嬉しい?」
魔使「嬉しいわけないでしょw」
女勇者「でも勃ってるよぉw」
剣士(怖い、けど……やっぱり、止めに行かなきゃ)
魔使「わっ出てきたあw」
僧侶「精液でメイド服汚れちゃったねえww」
女勇者「いつもより多めだねっ」
剣士「な……にこれ…………」
女勇者「剣士ちゃん、今面白いから丁度呼びに行こうと思ってたのよ!」
僧侶「また魔王の咥える?」
剣士「嫌! もうそんなことしない!」
剣士「皆ももうやめようよこんな酷い事! こんな事して一体、何になるの……!?」
魔使「まぁた真面目ぶっちゃって」
女勇者「気が弱いくせに正義感だけはあるのよねこの子」
僧侶「まだ子供だもん、これの楽しみが分からなくても仕方ないわよね」
女勇者「でも、あんまり逆らうと魔王と同じ目に合わせちゃうよ」
剣士「で、でもっ」
魔王「……やめろ」
剣士「こんなこと、間違ってるよ…………!」
魔王「やめろっ!」
女勇者「仕方ないわね、罰ゲームしちゃいましょっか」
女勇者「貴女、気持ち良いってどういうことかまだ知らなさそうね」
女勇者「僧侶ちゃん、教えてあげて」
剣士「ひっ」
僧侶「クリトリス気持ち良くしてあげるぅ」ヴヴヴ
剣士「ひぁっ!?」
剣士「んっ!? ぁあっああんっ……ひぁぁあああ!?」
女勇者「魔法使いちゃんは胸揉んであげて」
魔使「はあいv」
剣士「ん……ぁぁ……んぅ…………」ビクビク
魔使「んっふ……かぁんわいいv」
剣士「いや、ぁ…………」
剣士「へんなこえ……かってにでちゃ……ぅ……」ビクビク
僧侶「きもちい? 気持ち良いよね?」
剣士「んあっんぅっ……ひゃっ…………ぁめ、てえっ…………」ガクガク
女勇者「やだ、あんなに感じちゃってるぅv」
魔王「やめろ! 辱めるなら俺だけを弄べば良い!」
魔王「仲間に手を出すことはないだろう!」
女勇者「逆らったんだから当然でしょ」
剣士「ひぁ……あ…………」ガクッ
女勇者「魔王のフェラしたら許してあげる」
剣士「い……や……もうしないって言ったもん……絶対いや…………」
女勇者「せっかく許してあげるって言ってんのに! ほら!」グイッ
剣士「うっ」
剣士「痛い! 髪の毛痛いよお!」
女勇者「さ、咥えなさい」グイイ
剣士「ひ……ぃあ…………」
女勇者「こうなったら無理矢理にでも咥えさせるからねっ!」グッ
魔王「おいやめろっ!」
剣士「んぅっ!」
女勇者「ほぉおら強制お口ピストンv」グイッグイッ
剣士「んっ! ふ、る、ひ、ぃっ」
女勇者「苦しい? 苦しいなら自分からちゃんとしゃぶりなさいよ」
剣士「……っ…………」
女勇者「頭は抑えてるから。ちゃんと舌使って」
剣士「…………っ……」ピチャ
剣士「ごめっ……なは、ひっ…………」ポロポロ
剣士「まお……さまっ…………ごめ、ぅ……なさ、ぃっ…………」ピチャピチャ
魔王「っ…………」
女勇者「あんたほんと剣士ちゃん好きよね? ガッチガチじゃん」
僧侶「本当にロリコンなの? 後ろが敏感だからゲイの素質あると思うんだけどお」
魔使「だから腐女子自重しなさいよ」
剣士「んあっ……」
女勇者「顔にかかっちゃった? できれば飲んで欲しかったんだけど、まあ良いわ」
女勇者「今度わがまま言ったら本当に許してあげないからね?」
剣士「…………」ボー
魔王「……………………」
…………
……
女勇者達の部屋
女勇者「今日も楽しかったねーw」
僧侶「明日はもっと掘らせてね? 女勇者ちゃん」
魔使「さ、ムラムラも最高に達した所で毎日恒例のオナニー大会しよw」
女勇者「魔王ばっか気持ち良くなっててズルもんねwあたし達も気持ち良くならないと」
僧侶「あ、ちゃんと魔王の食事に媚薬入れた?」
剣士(び……やく…………?)
女勇者「入れた入れたw魔王って、媚薬が入ってる皿には絶対口付けないから全部のお皿に盛っちゃったw」
僧侶「毎食媚薬盛るなんて鬼畜w」
剣士「…………」
コンコン
剣士「……あの、魔王様」ヒョコッ
魔王「…………何だ」
剣士(ひっ……機嫌悪い)
剣士「今日は……今日も、あんなことしてしまってごめんなさい」
剣士「あの、お食事…………お姉ちゃん達が何か入れたみたいだから、ちゃんとしたの持ってきました……」
魔王「…………」
剣士「お姉ちゃん達の目があるから、毎回は難しいけど」
剣士「今から二時間くらいは、部屋から出て来ないから……」
剣士「ただ、逃げようとしたら警報が鳴るようになってるので、脱走する事は出来ませんけど……」
剣士「あの、魔王様が……びやく、っていうのが入ってるご飯食べないのって」
剣士「においとかで分かるんですか……?」
魔王「…………ああ」
剣士「そうなんだ……」
魔王「あの程度の量、吸収してもなんともないが」
魔王「……あいつらの思惑通りに食らうのは癪だからな」
剣士「そ……ですか…………」
魔王「…………」
剣士「あの、ご飯食べてくださいねっ!」タタッ
一時間後
剣士「良かった、全部食べてくれたんですねっ」
剣士「えへへ……」
魔王「…………何故そこまでする」
剣士「え、だって……」
魔王「あいつらに逆らって、お前まで酷い目に遭っていただろう」
魔王「いい加減やめたらどうだ」
剣士「…………また来ます」バタン
魔王「…………」
数週間後
剣士(連れて来られて……できるだけ目を逸らすことしかできない。お姉ちゃんを止められない)
剣士(僕……駄目な子だ…………)
僧侶「ドリルでぐりぐりしてあげるからあ」
魔王「ぅ゛っ…………っ……」ビグッビグッ
僧侶「やぁだ、魔王ったらさらに敏感になってるぅv」
女勇者「普通の媚薬が効かないなんてねえ。毒耐性でもあるの?」
魔使「たぁっぷり塗り込まないと効果ないのよねえ」
女勇者「にしても立派なツノよね。こんな綺麗なの持ってる魔族他にいなかったし」サワサワ
魔王「触れるな!」
女勇者「ちょっ、びっくりしたじゃない!」
僧侶「ツノって、確か魔族にとって魔力の源でしたね」
女勇者「あ、良い事思いついちゃったぁ」
魔使「なになに?」
女勇者「これ魔王の首代わりに持って帰ろうよ」
魔王「っ……!」
女勇者「魔王倒しましたーって証拠になるでしょ?」
魔使「良いね良いね!」
魔王「っふざけるな!」
女勇者「あたしに反抗したんだから当然でしょ?」
魔王「やめろ!」
女勇者「うるさいわよ!」
魔王「や、めっ……ろっ…………」
剣士「だめ! だめぇ!」
剣士「ツノって、魔族の人にとって、とっても大切な物なんだよ」
剣士「そんなことしたら絶対駄目だよ!」
女勇者「僧侶、魔法使い、ちょっと剣士ちゃん抑えてて」
剣士「だめぇ! だめえええええ!!」
魔王「っ!!」
バギィッ
魔王「っ…………」フルフル
女勇者「綺麗に折れたねー三本ヅノの内の真ん中」
剣士「だ……め…………」
女勇者「両横の羊みたいに丸まってるツノは勘弁してあげるわ。これで十分だろうし」
魔王「……ぅっ…………」
僧侶「こうしてみると結構太いのねぇ」
女勇者「このツノで掘ってみよっかw」
僧侶「きゃw」
剣士「だめ!!」バッ
僧侶「きゃっ」
魔使「ちょっ」
剣士「っ」バッ
女勇者「わっ」
魔王「……お前…………」
女勇者「返しなさい!」
剣士「いやっ! 絶対いやっ!」
剣士「すっごく大事なものなんだよ、こんなことしたら駄目だよ!」
女勇者「返しなさいって言ってるでしょ!」ガッガッ
剣士「っやだ、やだぁっ」
女勇者「渡しなさい!」グイッ
剣士「い……やだ…………」
女勇者「言う事を聞きなさい」
剣士「駄目……お姉ちゃんの言う事なんてもう聞かない!」
剣士「お姉ちゃん間違ってる大人だもん!」
剣士「返すべき相手はお姉ちゃんじゃない! これは魔王様に返さなきゃいけないの!」
魔王「…………」
女勇者「………………」
女勇者「……二人とも、やっちゃって」
魔使「魔法使っちゃっていい?」
女勇者「いいわよ。動けなくしちゃって」
僧侶「こわぁいw」
剣士(に、逃げないと)
剣士「ひっ、ひぁぁあああ!」ドゴオォォォ
魔王「お、おいお前!」
魔使「ごめん痛かった? 剣士ちゃん魔法耐性ないもんね」
剣士「あ……あう……」
女勇者「潜在魔力はドデカイのに魔術使えないのよねー、この子」
僧侶「痺れ法術かけてから回復してあげるから」
女勇者「ほら、渡しなさい」グイグイ
剣士「だ……め…………」
女勇者「この子ったらまだ守ってる。意地が悪いわね」ゲシゲシ
剣士「いやっ……いやぁっ…………」
魔使「どうしてそんな必死に抱え込んでるの?」
弟『いやっ! いやぁあっ!』
兄5『そんな必死に抱え込むなよ』
魔王「っ…………」
女勇者「観念しなさい!」ドゴッ
剣士「ひぎゃっ」カランコロロ
女勇者「往生際悪すぎたわねー」ヒョイ
剣士「だめ……だめっ……!」ビクビク
女勇者「そうだ、罰として……」
女勇者「このツノで剣士ちゃんの処女奪っちゃおっかw」
魔使「ちょw鬼畜ww」
僧侶「女の子の処女奪って一体何の意味があるの?」
魔使「あんたは別の意味で自重しなさい」
女勇者「ふふ……」ニヤ
剣士「ひっ…………」
魔王「やめろ!」
剣士「ひ……こわいよ…………いやぁ…………」
魔王「この下衆がっ!!」ガシャッ
女勇者「きゃっ!?」カラン
女勇者「嘘……弱体させてるのに鎖引き千切ったの?」
魔使「うっそぉ」
剣士「魔王様っ……!」
魔王「くっ…………」
女勇者「でも、もうまともに動けないみたいね」
僧侶「一応魔王も痺れさせとこっか」
女勇者「そんなにこのツノが大事? じゃあやめてあげる。その代わり……」
女勇者「魔王の下のツノで剣士ちゃん貫いてもらおっか」
魔王「や……めろっ…………」
剣士「あ……あぅ……」
女勇者「魔法使いちゃん、剣士ちゃんのそっち側持って」
女勇者「僧侶ちゃんは魔王支えてて。あたし達でそっちまで剣士ちゃん運ぶから」
剣士「ひゃ……め、て…………」
僧侶「相手がこんな美形なら、剣士ちゃんも処女喪失して嫌じゃないでしょ?」
魔使「あんたが面食いだからそう思うだけでしょー」
剣士「う…………」
女勇者「この間あたしが挿れようとした時は萎えちゃったくせにどうしてこの子だとちゃんと勃ってるの?」
剣士「ら……め…………」ヌチャ
女勇者「ちゃんと開かないとね」クパァ
僧侶「初めてなんだからゆっくりしてあげないと」
魔王「貴様等っ……いい加減にしろっ…………」
剣士「い、ひゃ……ぃ…………む、り……だよぉ…………」ビクビク
僧侶「指で慣らしてからじゃないと無理じゃない?」
女勇者「良いのよ、罰なんだからちょっとくらい痛くても」
女勇者「ほら腰降ろすわよー」
剣士「……うっ……ううっ…………」ポロポロ
僧侶「すごぉい、初めてなのにこんなおっきいの全部入っちゃったあ」
女勇者「無理矢理押し込んだんだけどね」
剣士「いやぁ……こんなのいやあ…………」ポロポロ
魔王「っ…………」
女勇者「上下に動かすわよ」
魔使「これ以上は無理じゃない?」
女勇者「少しはこの子に思い知らせてやらないと」
女勇者「どうしても世界を救いたいって言うから旅に同行させてあげたのに、最近全然言うこと聞かないんですもの」
魔王「……ぅ…………」
僧侶「剣士ちゃんの中……すっごくキツそう…………」
女勇者「そーれ」グッグッ
剣士「うぁ……ぁああぁぁああああ」
剣士「んあっぁあぁああぁあああっ! ひあっむりぃっ!」
女勇者「泣き叫んだって無駄なんだから」
魔使「やっぱりやりすぎでしょ」
女勇者「いいのよ、こんな子」
魔王「くっ……う…………」
僧侶「魔王、剣士ちゃんの中気持ちい?」
魔王「ふ……ざけ……るなっ…………っ!」
剣士「まお……さまぁっ…………」
魔王「っ……!」ドクッ
魔使「魔王イった?」
女勇者「じゃ、これで終わろっか」
僧侶「腕疲れちゃったあ」
女勇者「僧侶体力ないわねー、剣士ちゃんなんて軽いのに」
剣士「……えぐっ…………ううぅ…………」
僧侶「そういえば避妊魔法かけてなくない?」
女勇者「あー……あんた確かまだ女の子の日一回も来てないわよね?」
女勇者「多分大丈夫でしょ」
僧侶「剣士ちゃんの血と魔王の精液が混ざってるぅ」
魔使「出血量多くない?」
僧侶「でも回復すると処女膜まで治しちゃうよ」
女勇者「放置で良いわ。じゃあね、魔王、剣士ちゃん」
女勇者「剣士ちゃんこれからこの部屋で魔王と一緒にいてもらうから」
魔王「貴様……」
剣士「…………」ポロポロ
女勇者「扉も剣士ちゃんじゃ開けられないよう設定変えとくから」
女勇者「じゃあツノもらってくわねー」
魔王「……紛い物ごときが」
女勇者「っ!」バンッ
――――――――
許婚「まーくんのつのー!」サワサワ
弟「わわっ!」ババッ
許婚「……さわっちゃだめだった?」
弟「あ、いや…………いいなずけなら、いいよ」
許婚「やったあ! えへへ、まーくんのつの、きれいないろしてるね」
許婚「かたちはおとうさまにで、いろやもようはおかあさまにかなあ」
弟「そうかな?」
許婚「いいなーさんぼんもあるの」
許婚「よこのにほんはひつじさんみたいでかわいいし、まんなかのはいっかくじゅうみたいにまっすぐでかっこいいの!」
許婚「きいてきいてまーくん!」
弟「なに?」
許婚「おとうさまたちが、わたしたちをいいなずけにしてくださったの!」
弟「いいなずけ?」
許婚「わたしたち、おとなになったらけっこんするのよ!」
許婚「まーくん、だいすきだよ、まーくん!」
――――――――
剣士「……お食事、すり替えること出来なくなっちゃいました」
魔王「…………」
剣士「……ごめんなさい、僕なんかと同室なんて嫌、ですよね…………」
魔王「…………」
剣士「……ツノ、結局取られちゃいました。ごめんなさい」ピリッ
剣士「いっつ…………」ジンジン
魔王「…………」
剣士「あ、このくらい大丈夫です。貴方がされてきた事と比べれば、この程度の痛み……」
魔王「……少し黙れ」
剣士「ご、ごめんなさい」
魔王「………………」
剣士「…………」
魔王「………………」
剣士「……………………」
剣士「………………」
魔王(さっきのこいつの泣き顔が…………頭から離れん)
剣士「………………」ポロポロ
魔王「…………」
剣士「………………っ……っ……」ブワッ
魔王「…………」
剣士「……っ………………」ブワワッ
魔王「……泣くくらいなら何か話せ」
剣士「! はい!」パアア
剣士「……何を話せば良いのでしょう」
魔王「何もないのならお前の身の上話でもしていろ」
剣士「僕、勇者の家系の生まれなんですけど、勇者の家系と言っても分家の方で」
剣士「お姉ちゃんは本家の人なんですよ」
剣士「あ、お姉ちゃんって呼んでるけど、親戚のお姉ちゃんって言う意味で本当のお姉さんじゃないんです」
剣士「でね、僕元々そんなに強くなかったんだけど、どうしても此処に来たい理由があったから必死に強くなって旅に同行させてもらったの」
魔王「世界を救いたいからではないのか」
剣士「あ、えっと、それはただの口実で、本当は……」
剣士「な、なんでもないです!!」
剣士(それに、魔王様を倒しても別に世界を救うことにはならないし……)
ばいさるされた
剣士「魔法も勉強してたんですけど、どうも素質がないみたいで」
剣士「結局剣一本で戦ってきました」
剣士「足手まとい……にはなっていなかったって信じたいなあ」
剣士「お兄ちゃんからは、お姉ちゃん本当は人間のクズだから一緒に行くなって反対されてたんですけどね」
剣士「あ、そのお兄ちゃんは本物のお兄さんで、すっごく格好良いんですよ!」
剣士「勇者には選ばれなかったけど、剣の腕もすごくて、町中の女の子からモテモテで……」
魔王「……その、勇者の話だが」
剣士「はい」
魔王「……あいつは、本当の勇者ではないのだろう」
剣士「…………その通りです。やっぱり魔王様には分かるんですね。誰も気がつかなかったのに」
剣士「先代勇者が亡くなってから、誰も勇者に選ばれることはありませんでした」
剣士「そんな中、お姉ちゃんは自分が勇者に選ばれたと言い、皆に力を披露していました」
剣士「でも僕、その前に見ちゃったんです。お姉ちゃんが、悪魔と契約しているところを……」
魔王「……やはり悪魔か」
剣士「はい……お姉ちゃんは、自分が勇者になりたいと願うあまりに、悪魔に偽りの勇者の力を求めてしましました」
剣士「誰もがお姉ちゃんが勇者であると信じて疑わなかった」
剣士「僕、お姉ちゃんを止めるべきだったのに……怖くて何も出来なかった」
剣士「僕、僕、結局ずっと気弱なまま…………」
魔王「……お前は、気弱ではない」
剣士「え?」
魔王「必死に、俺のツノを守ろうとしていただろう」
剣士「でも、僕…………」
魔王「お前なりに頑張ったんじゃないのか」
剣士「まおうさまぁ……僕、僕っ……うぅっ……」
…………
……
剣士「ベッド……一つしかありませんね」
魔王「……」
剣士「あ、僕ソファーで寝るので大丈夫です」
魔王「……」グイ
剣士「?」
魔王「……布団は一枚しかないだろう」
剣士「で、でも」
魔王「来い」
剣士「は、はい……」
剣士「……」カアァ
魔王「……安心しろ、何もしない」
剣士「は……い…………」
剣士「……ごめんなさい、僕になんて触りたくもないでしょう」
魔王「もう謝るな」
剣士「ん…………」
剣士「…………抱き絞しめて、もらえますか」
魔王「…………」
剣士「寂しくて、切なくて、悲しくて、悔しくて仕方がないんです」
剣士「苦しくて、苦しくてっ……」
魔王「…………」ギュゥ
剣士「うぅっ……魔王様っ…………魔王様…………」
…………
……
朝
魔王「……いい……なずけ…………」
剣士「……寝言? 女の人の名前…………」
剣士(日記に、確かこんな名前の人書いてあったっけ…………)
魔王「…………許婚! ……お前か」
剣士「え、あ…………その、許婚って一体誰なんですか?」
魔王「………………」
剣士(……地雷?)
魔王「…………………………」
剣士「…………」
魔王「…………俺の、婚約者だ」
剣士「……婚約者」ズキ
魔王「もう契りを結ぶ事はできんがな」
剣士「え…………」
魔王「ふん……あれ程までに辱めを受け、もはや彼女を愛する資格すらないだろうな」
剣士「え、そ、そんなっ……」
魔王「…………」
剣士「そんなこと、きっと、ない……です…………」
魔王「………………」
剣士(何……言えば良いんだろう……言葉が見つからない)
魔王「くっ……」ダンッ
剣士(時々、鏡を見ては苦しそうな顔してる…………)
剣士(ツノ……元に戻らないのかな)
魔使「ショタ化の魔法開発してみた」
女勇者「やるじゃん」
女勇者「おはー」ガチャ
剣士(お姉ちゃん……!)
剣士(お姉ちゃん達が部屋に入ってくるのが、怖い…………)
魔使「じゃ、早速」ポワワ
魔王「な、何をっ」
魔使「二時間程この状態もつから」
女勇者「すごぉいw流石天才」
ショタ魔王「何だ、これは……」
剣士「え……うそ…………」
僧侶「小さすぎない?」
魔使「ちょっとやりすぎたかなー。まあ良いでしょ、可愛いし」
女勇者「にしても……これは良いショタね」
魔使「女装させたら女の子にしか見えないでしょうね」
女勇者「脱がして全身ペロペロしちゃおっかw」
剣士(すご…………かわ……いい…………)
女勇者「あ、剣士ちゃんは亀甲縛りで電マ装着にでもしておいて」
魔使「はぁい」
剣士「い、いひぁぁああっ!」ビクビク
魔王「やっ……めろぉっ…………」
魔使「んっ……かぁんわいぃ」ペロペロ
僧侶「わ、穴ちっちゃぁい」ペロ
魔王「ひっ」ヒクッ
魔使「あんたそこにしか興味ないの?」
女勇者「敏感さはそのままよね?」
魔使「もちw」
僧侶「じゃあ中も感じやすいままなの? 掘っちゃうよお掘っちゃうよお」ヌププ
魔王「あっあぁっ」
女勇者「ん……乳首、ピンクで可愛いv」
魔王「んぁあっ……!」
剣士「い、ぃやっ! これはず、してぇっ!」ビクッビクッ
女勇者「だーめw」
剣士「まだ……お腹いたいのっ……! 振動が響いて痛いのぉっ……!」
女勇者「一回イクまでは絶対だぁめv」
魔王「っやめてやれ!」
女勇者「魔法使いちゃん、剣士ちゃんを縛り直してあげて」
女勇者「あそこが丸見えになっちゃうようにv」
剣士「い、いやぁっ!」
魔使「はい御開帳w」
剣士「見ないでっ見ないでえっ!」
魔王「っ……」
女勇者「何目逸らしてんの? ちゃんと見てあげようよ、剣士ちゃんのあ・そ・こv」グイ
魔王「放せっ!」
女勇者「女の子のあそこ見ながら犯してもらえてるのよ? 少しは喜びなさいよ」
魔王「こ……とわるっ! っぁっああっ!」
…………
……
魔王「……」
剣士「お湯加減どうしでした? 今の状態ではちょっと温めにしておいた方が良いかなと思って入れておいたんですけ」
魔王「…………」
剣士「……良くなかったですか?」
魔王「……悪くはなかった」
剣士「……そうですか。じゃあ、僕も入ってきますね」
…………
……
魔王「……何故俺をお前の膝の上に乗せている」
剣士「だ、だって……」
剣士(すごく可愛いし……)
魔王(くっ……まだ元には戻らんのか)
剣士「……僕達、以前何処かで会ったことありますか?」
魔王「……」
剣士(今の魔王様が……なんだか懐かしく思える)
魔王(許婚……)
――――――――
弟「うっ、ぁああぁぁあっ……っんっ……んぅっ!」
弟「はっ……はあっ…………」
弟「いい……なずけ……ごめん…………ごめん…………」
兄2「いつまであいつに執着してるんだよ」
兄3「とっくの昔に死んじまったってのに」
弟「許婚…………許婚………………」
――――――――
魔王「……お前、年はいくつだ」
剣士「年齢ですか? えっと」
魔王「いや……いい」
剣士「?」
数週間後
剣士「……ずっと、同じ部屋のままですね」
魔王「…………ああ」
剣士「このままずっと、二人で同じ部屋に閉じ込められ続けるのでしょうか」
魔王「…………」
魔王(兄上達から、そして父上から辱めを受け、さらにはツノ無しの小娘共にまで貶められ)
魔王(俺は、結局このような惨めな運命を受け入れるしかないのだろうか……?)
剣士「あの、魔王様」
魔王「……何だ」
剣士「もうちょっと、近付いても良いですか」
魔王「……勝手にしろ」
剣士「えへへ…………一人でいたら、また泣きそうになっちゃう」
魔王「…………お前の泣き顔は嫌いだ」
剣士「じゃあ、笑っていますね」
魔王「……この状況でよく笑えるな」
剣士「僕が笑っていたら、魔王様、少しは元気出ますか?」
許婚『わたしがわらったら、まーくんうれしい?』
魔王「…………」
剣士「魔王様、あの! …………やっぱり何でもないです」
魔王(笑い方が……彼女に似ている)
数週間後
女勇者「大分遊んだし、そろそろ一回国に帰ろっか」
魔使「報告書出しただけだもんね」
僧侶「ツノ忘れないようにね」
女勇者「もちろん」
剣士(! 早くしないと取り戻せなくなっちゃう!)
女勇者「ねえ、せっかく大きいのに剣士ちゃんにしか挿れてないじゃん?」
女勇者「前あたしに挿れようとした時は萎えちゃったけど、もっかいやってみよっかな」
魔王「愛してもいない女など抱けるか!」
女勇者「愛してる女の子しか抱かないの? 魔王のくせに妾の一人もいなかったの?」
魔使「一途なタイプ?」
僧侶「きゃっv」
剣士(愛してる女の子…………僕は、どうなんだろう)
剣士(ずっと同じ部屋にいて、距離は縮んだけど)
剣士(愛されるのは、無理……なのかな……)
剣士(ツノ……お姉ちゃんの腰に括り付けられてる)
剣士(隙を見て奪えないかな……)
剣士(とにかく、こんな生活を続けちゃいけない)
剣士(魔王様のためにも……この子のためにも)
女勇者「ほらちゃんと勃ちなさいよ!」
剣士(今だっ!)ダッ
女勇者「え!?」
剣士「魔王様、逃げよう!」
魔王「お、おい」
女勇者「追いかけなさい!」
剣士「このままじゃ、僕達本当に駄目になっちゃう! だから」タッタッ
魔王「だ、だが、奴等から逃げ切れるとでも思っているのか」
剣士「でも、でも、このままじゃ絶対駄目だから!」
剣士「逃げられるだけ逃げてみようよ!」
魔王「…………分かった」
ドン ドン
魔使「待ちなさい! 逃げてどうするつもり」
僧侶「魔法が使えない貴方達に逃げ場なんてないわよ」
女勇者「せっかくの玩具を逃がしたりなんて、絶対しないから」
ドゴオォォォォオオオン
剣士「うっ……」
魔王「退け、紛い物が」
女勇者「……そうよ、貴方の言う通りこれは悪魔から貰った偽物の力」
魔王「ふん……だから俺を殺せず、奴隷にすることで生かしている理由を作っていたわけだろう」
女勇者「でも、貴方には勝てた力よ」
女勇者「……本当に逃げるつもりなら、全治六ヵ月ってくらいにはかましてあげる」キュイィ
剣士「駄目!」
剣士「負けちゃ、駄目……僕は、この子を守らないといけない!」
閃光が辺りを包んだ。
――――――――
先日
剣士「妊娠……ですか…………」
魔医師「ええ……」
剣士(僕の中に……魔王様の赤ちゃんが…………)
剣士(守りたい…………守って見せる…………!)
剣士「……!?」ポワワ
――――――――
魔王「お前……」
僧侶「うそ……剣士ちゃん魔法使えないはずでしょ!?」
魔使「っていうか、あれ……勇者の力じゃないの?」
僧侶「さっき、良く聞こえなかったけど、女勇者ちゃん、偽物の力がどうとか言ってなかった……?」
魔使「あたし達、騙されてたの?」
僧侶「でも、魔王を逃がすわけにはいかないわ!」
剣士「もう、我慢できないよ…………お姉ちゃん、ううん、女勇者!」
剣士「そこを通して!」
バアァァアアアン
剣士「僕、ずっとくやしかった。なのに、女勇者をどうにも出来なかった」
剣士「でも、やっと勇気を出せた」
剣士「魔王様、今弱体化の魔法解きますから」
魔王「!」
剣士「これで、戦えるでしょう?」
剣士「このまま逃げましょう。逃げて、ずっと遠くへ……」
魔王「剣士、お前は……」
剣士「あ、やっと名前呼んでくれた! ずっと『お前』だったのに」
魔王「…………」
魔使「くうっ」
僧侶「ひいぃぃ!」
魔王「……ツノを失っても、力さえ使えればお前等など雑魚に過ぎん」
剣士「魔王様、これ、お返しします」
魔王「……お前が持っていろ」
剣士「え……?」
魔王「逃げ切れたら渡してくれ」
剣士「は、はい!」
⇒① 走り続ける
② 立ち止まる
女勇者「やっと追いついた!」
女勇者「剣士、あんたね…………!」キュイィィ
剣士「……貴女は、天より授かる力を偽りました」
剣士「そして、魔王を貶めた……!」
剣士「裁いてみせる……!」キイィィン
バアァァアアン
女勇者「はっ、いくら本物の勇者の力でも、使い慣れてなきゃ意味ないのよ!」
剣士「一部が跳ね返された!?」
魔王「剣士っ!」
剣士「魔王様!」
女勇者「あーあ、魔王ったら剣士ちゃん庇っちゃったの?」
女勇者「勇者の力で受けた傷、魔族は回復魔法使っても無意味なのよね」
剣士「魔王様、魔王様!」
魔王「剣、士……」
剣士「嘘……魔王様っ!」
最期に耳元で囁いたのは、感謝の言葉だった。
剣士「そんなっ……まだ、此処まで来た本当の理由すら言ってないのに……!」
剣士「まお……さま……………」
剣士「…………」
剣士『ねえ、目を開けてよまーくん、まーくんってばぁ!』
剣士『まーくん、まーくん!』
剣士『約束通り、女の子に生まれ変わって会いに来たんだよ!』
魔使「ちょっと、魔王死んじゃったんじゃないの?」
僧侶「え、そんなぁ」
魔使「ね、ねえ剣士ちゃんなんか様子g」グシャ
僧侶「魔法使い……ちゃん……?」
僧侶「ひ、いやあぁぁああああ」グシャッ
剣士『……まーくんはね、戦いが大っ嫌いでね』
剣士『暴力なんて絶対使わない人だった』
剣士『それなのに、いきなりお兄様達が皆死んでしまって、仕方なく強くならないといけなくなった』
剣士『つらかったよね。私が生きていたら傍で支えてあげられたのに、ごめんね』
女勇者「あ、あんた何者よ!?」
剣士『まーくん、ごめんね』
女勇者「いやああこっち来ないでえええ!!」グチャッ
剣士「…………」
剣士「魔王様、僕、初めて出会った時から、貴方のことが好きでした」
剣士「いいえ、出会う前からずっと」
剣士は、魔王の亡骸の頭上に折れたツノを添えた。
剣士「今、貴方の元へ向かいます」
拾った剣の切っ先を胸に宛がい、胸を深く貫いた。
DEAD END
――――――――
弟「いいなずけ! いいなずけ!」
許婚「まーくん……」
弟「しんじゃやだよ!」ポロポロ
許婚「ごめんね、まーくん。そんなになかないで」
弟「いいなずけ!」ポロポロ
許婚「まーくんはやさしいね」
許婚「まーくん、わたしはもうしんじゃうけど、きっとすぐにおんなのこにうまれかわって、あいにいくから」
許婚「すぐにうまれかわれても、6さいさだね」
許婚「でも、そんなのおとなになったらたいしたさじゃなくなるよね……?」
弟「うん、うん」
許婚「けほっ、けほっ…………まー、くん、まーくん」
許婚「だい、すき……だよ…………」
弟「いいなずけ!? いいなずけ!!」
…………
……
弟「許婚の魂は、今どこにあるのですか」
側近「……すでに生まれ変わっていらっしゃるようです」
側近「本来、死後に魂は長い時間をかけて癒しを受け、記憶を封印されるものなのですが」
側近「許婚様は死後、すぐに転生されましたので、前世の記憶を残している、」
側近「もしくは、例え封じられていても何らかのきっかけで思い出す状態である可能性が高いです」
弟「本当に!?」
側近「ですが…………」
188 : 以下、名無しにかわ... - 2012/03/30 00:10:29 OOhvBls30 113/124女勇者の力は悪魔の力じゃね?
196 : 以下、名無しにかわ... - 2012/03/30 00:14:12 xmjIGLSk0 114/124>>188 本物のを偽物がはじいて本物があたったって事だと思う
弟「?」
側近「……どうやら、人間の国でお育ちになっているようです」
弟「そんな…………」
弟「それじゃ……会える事なんてないじゃないか…………」
体中の力が抜けていった。
――――――――
>>196
合ってる
魔王(勇者にでも転生しない限り、決して会えないだろうと思っていたが……)
魔王(こいつは…………)
剣士「魔王様、これ、お返しします」
魔王「……お前が持っていろ」
剣士「え……?」
魔王「逃げ切れたら渡してくれ」
剣士「は、はい!」
① 走り続ける
⇒② 立ち止まる
魔王「……剣士」
剣士「どうしたんですか? 早く行かないと」
魔王「俺の許婚は5歳の時に死んだ」
剣士「え……!?」
魔王「今は、お前を愛している」
剣士「魔王……様っ……!」
女勇者「あんた達、覚悟しなさいよ!」キュ
剣士「えいっ!」
女勇者「きゃっ!」
またさるくらった
剣士「女勇者は、使う力は大きいけど溜めるのに時間が掛かるの」タッタッ
剣士「溜められる前に小さめの魔法で阻止すれば脅威じゃない」
魔使「ちょ、ちょっと待って!」
剣士「そう言われて待つ人なんていないよ!」
魔使「ねえ、剣士ちゃんが本当の勇者なんでしょ!」
魔使「あたし、貴女につくわ」
僧侶「ま、魔法使いちゃん!?」
魔使「あんたもはやく目ぇ覚ましなさいよ。あたし達、女勇者に騙されてたのよ?」
僧侶「で、でもぉ」
剣士「貴女も許せない。けど、味方してくれるの?」
魔使「悪魔の力利用してる奴に味方してたら、後で国からどんな処罰受けるか分からないもの!」
僧侶「そ、それもそうね……重罪中の重罪だもの」
女勇者「あ……んた、たちっ…………そいつらを……すぐに捕まえなさい!」ボロボロ
魔使「とっ捕まるのはあんたの方よ!」
僧侶「それ痺れ法術」
女勇者「いっ……」ビリビリ
女勇者「裏切ったわね……!」
剣士「僕達、これで自由……!」
魔王「……ああ」
剣士「魔王様っ!」ダキッ
魔王「……剣士」
剣士「あの、僕、此処に来た本当の理由なんですけどっ」
剣士「……聞いても、僕のことおかしいって思いませんか?」
魔王「思わないから言ってみろ」
剣士「……僕、昔から魔王様の名前を聞くと、酷く胸が苦しくなるんです」
剣士「苦しくて切なくて、ドキドキして」
剣士「ずっと会ってみたいと思っていました」
剣士「いえ、絶対会わなきゃいけないような気がしていたんです」
魔王(剣士、やはりお前は……)
剣士「会えて、良かったです……!」
魔王「……散々痴態を晒した俺を、まだ愛してくれると言うのか」
剣士「大好きです! ずっと大好きです!」
魔王「……剣士」ギュウ
剣士「今度こそ結婚して、幸せになろうね、まーくん!」
剣士「あれ? 今の……」
許婚『まーくん、私ね、まーくんがあの子達にどんなことされてても大好きだよ』
許婚『お尻掘られても、メイド服着せられても、ずうっと大好きだから! んふふっ』
剣士「あ、ツノ……」
魔王「……お前が持っておけ」
剣士「え? でも」
魔王「今更接合できる物でもないからな」
剣士「ボンドじゃ駄目ですか?」
魔王「駄目だ」
剣士「……じゃあ、お守りにします!」
剣士「あ、あと魔王様っ」
魔王「どうした」
剣士「僕……実は妊娠しているんです」
魔王「先程『この子』と言っていたが……やはりそうか」
剣士「産ませてください! 僕、ちゃんと命や育児について勉強しますから」
魔王「本当に……良いのか? あいつらに無理矢理…………」
剣士「この子がいたから、僕は勇気を出せた。この子は僕達の救世主なんです!」
剣士「お願いです、産ませてください!」
魔王「……ああ。大切に育てよう」
剣士「ありがとうございます!」
LIVING END
側近はあくまで先代の側近だったので、
先代が亡くなってしばらくは魔王城で魔王の教育や補佐をしていましたが、
数年経ったら隠居したらしいです。