律「このSSはもしいちごが軽音部のマネージャーだったら!」
唯「という妄想SSです!」ふんす!
いちご「私バトン部なんだけど」
紬「まあまあ」
唯「イチゴ…」ジー
和「しつこいわよ」
澪「では本編スタート!」
元スレ
唯「マネージャーなんてどうかな?!」いちご「呼んだ?」
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1282440993/
唯「私、この部に入部します!」
律「バンザーイ!」
紬「よろしくね~」
澪「ありがとう」
澪「平沢さんは何の楽器をやるの?」
唯「私全然楽器出来ないんだ…」
唯「あ!マネージャーなんてどうかな?!」
律「あー、マネージャーはもういるんだ」
唯「へ、そうなの?」
いちご「呼んだ?」
唯「わぁ!」
唯(いつのまに…!)
澪「いちごっていうんだよ」
唯「いちごちゃん?可愛い名前だね!」
紬(名前は可愛いんだけど)
律(クールなんだよな)
唯「よろしくね!」
いちご「うん」
澪「私に澪にムギ、そしてこのいちごの4人が部員なんだ」
唯「あれ?そしたら人数足りてるんじゃ…」
紬「人数は足りてるんだけど…」
律「いちごがマネージャーだから演奏する人が少ないんだ」
いちご「…」
唯「なるほど!」
律「じゃあ今日は解散で」
律「平沢さんは明日も放課後来てくれ」
唯「唯でいいよ~」
下校!
律「じゃあ私と澪はこっちだから」
澪「また明日な」
唯「バイバイ!」フリフリ
いちご「…」フリフリ
唯「…」
いちご「…」
唯「…」
いちご「…」
唯(き、気まずい!)
唯「軽音部って以外とまじめなんだね」
唯「軽い音楽って書くからもっと緩いかと思っちゃったよ!」
いちご「そう」
唯「…」
唯(こりゃ厳しいね…)
唯「高校の授業って難しいよね!」
いちご「うん」
唯「ムギちゃんのお菓子高そうだよね!いくらするんだろ?」
いちご「さあ」
唯「ご、ご趣味は?」
いちご「ない」
唯「」
唯(諦めちゃだめだよ私!)
唯(これから3年間一緒に頑張る仲間だもん)
唯(仲良くならなきゃ…!)
唯「私は何の楽器をやったらいいかな?」
いちご「…」
いちご「ギターがいいと思う」
唯「な、何で?!」
いちご「ギターは楽しい…らしい」
いちご「それにどんなバンドにもギターは必要」
いちご「軽音部にギターはいないし」
唯「そうなんだ!ありがとう!」
唯「私ギターやってみるよ!」
いちご「そう」
唯「えへへ」
唯(やっと会話が続いたよ!)ウルウル
いちご「?」
いちご(何で泣くの?)
次の日!
律「昨日澪と話し合ったんだが唯には…」
唯「私ギターがやりたい!」
澪「そ、そうか?!」
律「私たちもそれがいいと思ってたんだ」
律(お菓子で釣る作戦、必要なかったな)
紬「頑張ってね!」
唯「うん!」チラッ
いちご「…」
律「次の休日に唯のギターを買いに行くぞ!」
紬「オー!」
唯「りっちゃん隊員…ご武運を!」
律「お前も行くんだよ!」
いちご(りっちゃん…隊員?)
次の日!
紬「唯ちゃんまだかしら」
澪「お、あれじゃないか?」
唯「おまたせー!」
いちご「遅い」
唯「うぅ…」
楽器店!
唯「色々あるねー」
律「じっくり選んでいいぞ!」
いちご「レフティフェア…」
澪「なに?!本当か?!」
澪「行くぞ律!」タタタ
律「あーーー!!」ズルズル
紬「あらあら」
いちご「いくら持ってきたの?」
唯「5万円!」ふんす!
いちご「そう」
唯「あ!これかわいい!」
25万円
唯「部費で落ちませんか?」
いちご「無理」
唯「ですよねー」
もうひとこえー!
紬「5万円で売ってくれるって」
唯いちご「?!」
唯「な、何で?!」
紬「ここは父の会社の系列店なの」
いちご「すごい…」
唯(さすがのいちごちゃんも驚きが隠せないみたい)
部室!
唯「じゃーん!」てってれーん!
澪「ギター持つとそれらしく見えるな」
いちご「何か弾いてみて」
律(珍しく積極的?!)
唯「いいよ!」チャラリーララー
紬(チャルメラ?!)
いちご「ラーメンの歌…」
唯「チャルメラだよ」
いちご「知ってる」
澪「ギターのフィルム剥がしてないんだな」
唯「うん!」
いちご「貧乏性」
律「…」うずうず
律「えーいっ!」ビリーッ!
唯「あぁ!」
律「な、なんちゃって…」
唯「」
澪「律!謝れ!」
律「ご、ごめn」
いちご「ギターは大切にする物」
いちご「でも唯の大切さはベクトルが違う」
いちご「ギターは弾く物」
唯「そうだよね…」
唯「ただ大切にしてるだけじゃだめだよね」
唯「ありがとうりっちゃん!いちごちゃん!」
律「お、おおそうか」
いちご「…」
澪「単純だな…」
中間テスト後!
律「テスト終わったぜー!」
紬「高校になって急に難しくなって大変だったわ」
澪「そうだな…そして…」
唯「…」
いちご「…」
澪「もっと大変そうな奴らがここに…」
律「何点だったんだ?」
唯「12点…」
いちご「15点」
紬「だ、大丈夫よ!今回は勉強の仕方が悪かっただけじゃない」
律「ちょっと頑張れば追試なんて余裕だよ」
唯「勉強は全然しなかったんだ~」
律「励ましの言葉返せ!」
いちご「15点…1と5…いちご」
いちご「いちご点…」クスッ
澪「…」
律「…」
紬「…」
唯「わ、私はいいと思うよ!」
下校!
唯「まさか追試になるなんて…」
いちご「…」
唯「でも2人で追試になれたのは良かったね!」ぶい
いちご「良くない」
唯「えぇー?!」ガーン
いちご「追試になるのは良くないこと」
唯「…うん!」
唯(私と一緒に追試になるのが嫌なのかと思ったよ!)
追試翌日!
唯「勉強していません!」
いちご「横と同じ」
澪「うおーーい!」
紬「試験は明日よ?」
唯「勉強教えてください!」
律「しょうがないなー」
いちご「え?」
唯「りっちゃんには言ってないよ…」
唯家!
憂「姉がお世話になってます」
憂「スリッパどうぞ」
憂「買い置きのお菓子で申し訳ないんですが…」
澪律紬(出来た妹だー!)
律「妹さんにいい所全部吸い取られたんじゃない?」
唯「ひどいよー!!」
いちご「出がらしさん」
唯「いちごちゃんまで!」
憂(お姫様みたいだなぁ…)
いちご「?」
澪「ここを展開するとどうなる?」
唯「えーっと」
紬「xを代入してみて」
いちご「…」カキカキ
律(暇だ)
律(何か面白いものないかなー)
律(お!)
いちご「…っ」ぷるぷる
律(正座して足が痺れてるのか…)
律「…」すすすすす
律「つーん!」つん
いちご「んん!///」
唯「ほぇ?!」
紬「まあ///」
律(色っぽい!)
いちご「り、律!」
澪「律ーー!!」ドゥクシ!
律「エンっ!」
追試返却日!
澪「どうだった?!」
唯「どうしよう澪ちゃん…」
紬「まさか、またダメだったの?」
いちご「100点」
澪「極端な子達!」
澪「合宿をします!」
唯「合宿?」
律「もしかして海?それとも山とか!」
いちご「海…」
澪「遊びに行くんじゃありません!」
唯「でもお金が…」
いちご「部費は出ないよ」
澪「うっ…ムギ?」
紬「はい?」
澪「別荘とかは…」
紬「ありますよ」
唯律「あるんかい!」
~~~~~
律「じゃあ合宿はこの日に決定!」
唯「おぉー!」
紬「楽しみね♪」
いちご「待って」
澪「どうした?何か用事でもあるのか?」
いちご「多分その日は無理」
唯「何で?」
いちご「…」
律「言いづらい用事でもあるのか?」
いちご「せ…」
紬「せ?」
いちご「女の子の日、だと思う…」
澪「…」
紬「…」
唯「そ、それなら日にちずらそうよ!」
律「そ、そうだな!」
いちご「ごめん…」
澪「気にするなよ。しょうがないって」
紬「そうそう」
唯「何にせよ楽しみだね!」
いちご「うん」
律「あ」
律(苺のお股から苺ジャムが出る日だな!!)
律(…)
律(やめとこう)
いちご「?」
~~~~~
唯「夏だー!」
律「海だー!」
いちご「日焼けしたら嫌だな…」
紬「サンオイル塗る?」
いちご「塗って」
紬「?!」
澪「あんまりハメ外しすぎるなよー」
唯「み、澪ちゃん…」
澪「?」ボイン!ボイン!
律「くらえー!」ヒュン!
澪「ぶはっ!」バシッ!
律「唯!泳ぐぞ!」
唯「うん!」
チクショー!!!
澪「全く…」
いちご「…」ジーッ
澪「ど、どうしたいちご?」
いちご「…」とことこ
澪「?」
いちご「えい」ビシッ!
澪「蹴り?!」
いちご「垂れろ」タタタ
澪「待てー!」タタタ
41 : 以下、名... - 2010/08/22(日) 11:41:54.51 WWRUgRePO 32/106日焼け止めにサンオイルですか
>>41
本当だ…
スタジオ!
いちご「じゃあ1回合わせてみて」
唯「いちごちゃんマネージャーみたい!」
澪「いや、マネージャーだから」
律「いくぞ!1、2、3、4、1、2、3!」
ジャカジャンジャカジャン!
いちご「…」パンパンパンパン
ジャンジャンジャカジャン!
いちご「…」パンパンパパパン
※「手拍子です」
~~~~~
いちご「律、走り過ぎ」
いちご「澪は2番目のサビが安定してなかった」
いちご「ムギ、~の#レは人差し指で」
いちご「そして唯、もっと周りの音を聞いて」
律「相変わらずいちごは厳しいなー」
澪「でも的確なアドバイスだ」
紬「次からやってみるわ」
唯「難しいよ~」
いちご「大丈夫。あなたの上達の早さは私が知ってる」
いちご「もっと練習すれば絶対上手くなる」
唯「わかった!頑張ってみるよ!」
いちご「がんば」
唯(いちごちゃん色々と詳しいな)
唯(昔音楽やってたのかな?)
いちご「もう一回いくよ」
律「ちょっと休憩を…」
いちご「…」
律「よ、よーし!1、2、3、4、1、2、3!」
お風呂!
紬「キマシタワー!」
律「うわびっくりした!」
澪「どうしたんだムギ?!」
紬「なんでもないわ!」
唯「なんでもなくないよ…」
いちご「…」
唯「お風呂広い!」
律「唯!泳ぐぞ!」
澪「やめろ!」ゴツン!
いちご「出た雌牛」ぷに
澪「つっつくな!」
紬「ハアハア」
唯「我ら貧乳戦隊!」
律「いちご隊長に続くぞ!」ぷに
澪「なんだその戦隊!」
いちご「ちょっと待って、何で私が隊長?」
唯「そりゃ…」じー
律「ねぇ…」じー
いちご「◯す」
ぎゃーぎゃー
紬(女の子に生まれてよかった…)
~~~~~
澪「よーし電気消すぞ」
紬「zzz」
律「ムギの奴もう寝てる…」
唯「まだ寝れないよー」
いちご「ちょっとトイレ」
澪「電気付けておこうか?」
いちご「大丈夫」
~~~~~
澪「zzz」
律「zzz」
紬「ZZZZZ」
唯(やっぱり寝れないよ…)
唯「…」
唯(いちごちゃん遅いな)
唯「ちょっと見てこよ」
~~~~~
唯「スタジオから明かりが…」
唯「いちごちゃんだ!」
いちご「…」ジャンジャンジャカジャン
唯(ギー太を弾いてる…)
唯「…」
唯「…」
唯(上手過ぎる…)
唯(私なんかより全然)
唯(やっぱり昔ギターをやってたんだ!)
唯(でも何で今はマネージャーを?)
唯(それに…)
唯(あんな悲しそうな顔…初めてみたよ…)
唯「…」
ドア「ガチャ」
いちご「!…唯?」
唯「何やってるの?」
いちご「ギー太君が倒れてたから」
唯「…演奏上手だね」
いちご「聴いてたんだ…」
唯「こんなに上手いならギターやればいいのに」
いちご「それは…」
唯「私に遠慮してるの?!」
唯「みんなをバカにしてるの?!」
いちご「ち、違う」
唯「周りに合わせれてない私を裏でバカにしてr」
唯(違う)
いちご「ギターは楽しい…らしい」
いちご「ギターがいいと思う」
唯(私にギターの楽しさを教えてくれた)
いちご「大丈夫。あなたの上達の早さは私が知ってる」
いちご「もっと練習すれば絶対上手くなる」
唯(ギターに真剣ないちごちゃんが…)
唯「悪い奴なわけが無い!!!」クワッ!
いちご「?!」ビクッ!
~~~~~
唯「ごめんね急に叫んで…」
いちご「別にいい」
唯「えへへ」すりすり
いちご「懐かれた」
唯「?」
いちご「ギターのことは…」
唯「…うん。今はまだ聞かないよ」
唯「それにみんなにも言わない」
いちご「唯…」
唯「苺ちゃんが話せるときまで待ってるね」
いちご「…」ギュッ
唯「懐かれた!」
翌日!
澪「起きろー!」
律「あと5分…」
紬「ごはんできたわよー」
律「おっしゃー!」ダダダ
いちご「単純」
唯「おはよー」
いちご「おはよう」
2学期!
律「顧問ゲットだぜ!」
唯「さすがりっちゃん隊員!」
さわ子「ほぼ無理矢理だけどね…」
澪「よろしくお願いします」ペコ
紬「今お茶にしますね」
さわ子「あら!ありがとう」
いちご「じゃあこの書類を」
さわ子「はい」
さわ子(ゴスロリとか似合いそうね…)カキカキ
いちご「ありがとうございました」
唯「なんかマネージャーみたいだね!」
澪「だからマネージャーだよ!」
さわ子「じゃあ学園祭の練習頑張ってね」
紬「はい、ありがとうございます」
律「よーし!練習するぞー!」
澪「律が珍しくやる気だ…!」
~~~~~
唯「ふわふわ時間~」
澪「ふわふわ時間~」
いちご(ふわふわ時間~)パンパン
唯「ふわふわ時間~」
澪「ふわふわ時間~」
いちご「ふわふわ時間~」パンパン
律「いまいちご、歌わなかったか?」ヒソヒソ
澪「あたしも聞こえた」ヒソヒソ
紬「自然に出たなら指摘しないほうが…」ヒソヒソ
唯「いちごちゃん今歌ってなかった?」
律「直球だ!」
いちご「歌ってない」
唯「またまた~」つんつん
いちご「ほっぺを果敢に攻めないで」ガシッ
唯「イタタタタ!」
律「何だあれ…」
澪「仲いいな」
紬(唯×いちご…)ハアハア
紬(『ゆいちご』ね!)
学園祭!
律「いよいよ本番だ!」
紬「えぇ!」
澪「唯!風邪引いてないか?!」
紬「声!声とか嗄れてない?!」
唯「どうしたの急に?!」
澪「な、なんか唯ってこういう場面で」
いちご「風邪引きそう」
唯「ひどいよー!」
律「まあ何にせよみんな元気で何よりだ」
律「苺も裏で照明や音響操作を頼む!」
いちご「うん」
律「裏方だろうと何だろうと私たちは5人でHTTだ」
澪「ききき緊張してきたたた」
律「絶対成功させるぞー!」
唯澪紬「おー!」
いちご「おー」
和「次は軽音学部によるバンド演奏です」
かわいー!
すごーい!
さわ子(あたしGJ!)
律「1、2、3、4、1、2、3、!!」
~~~~~
澪「みんな!ありがとー!」
唯(いちごちゃんもナイス!)ブイ!
いちご「…」ブイ
律(これで澪も恥ずかしがり克服出来そうだな)
ドテーン!
お茶碗「私だ」
きゃー!きゃー!
紬「まあ!」
いちご「えー」
澪「」
12月!
律「クリスマス会を行います!」
唯「Oh!Yes!」
紬「私友達とry」
澪「いつ決まったんだよ…」
律「唯の家でいいか?」
唯「問題Nothing!」
いちご「なぜ英語?」
律「みんな予定空いてるよな?」
澪「悲しいことに…」
唯「独り身です…」
紬「大丈夫よ~」
律「苺は?彼氏いないだろうな?!」
いちご「いない」
唯「いないんだ~」ぷぷ
いちご「唯もね」つねーっ
唯「イタタタタ!」
クリスマス!
憂「寒かったですね。コート預かります」
憂「料理はもう少しで出来ますよ」
憂「リビングでくつろいでいて下さい」
澪律紬(本当に出来た妹だー!)
唯「みんないらっしゃーい」
いちご「出がらしさんだ」
唯「開口一番がそれ?!」
「かんぱーい!」
いちご「ジュースです」
憂「誰に言ってるんですか?」
いちご「…」
澪「あ、おいしい」
律「憂ちゃんくれ!」
紬「まぁ!」
唯「娘はやらん!」
紬「あぁ…」
さわ子「いつのまに親になったのよ」
律「いつのまにいるんだよ!?」
さわ子「何で誘ってくれなかったのよ~」
澪「いや、だってさ…」
紬「ねぇ…」
唯「先生は彼氏がいると思って」
さわ子「うおりゃ!」バチコーン!
唯「あばん!」
いちご「天然…」
律「気を取り直して…」
律「隠し芸大会スタート!」パフパフ!
紬「おー!」
律「トップバッターは唯!お前だー!」
唯「」
律「あー、憂ちゃんいける?」
憂「は、はい」
~~~~~
紬「マンボウのマネ~」
いちご「…」
紬「愛想笑いもしてくれない?!」
律「ムギ、良くがんばったぞ…」
律「あとやってないのは…」
律「澪といちごだな」
澪「何も用意してないぞ」
いちご「私も」
律「この際マンボウのマネでもいからさ」
澪「やだ!」
いちご「死んだ方がマシ」
紬「」
さわ子「そう言うと思って2人には…」
さわ子「ゴスロリサンタ服を用意しました!」
澪「ひぃぃ!」
いちご「や、やだ」タタタ
律「逃げたぞ!」
さわ子「泳がせておけ。取りあえず今は…」
澪「いちごー!カムバーック!!」
いちご「…」
唯「ねえねえ」
いちご「唯?!驚かさないで…」
いちご(いつのまに復活したんだろ)
唯「一緒にあのサンタ服着ようよ~」
いちご「やだ」
唯「ぶー」
いちご「私には似合わないと思う…」
唯「そんなことないよ」
唯「いちごちゃんはお姫様みたいで可愛いし」
いちご(お姫様とサンタは関係ない)
唯「ケーキのイチゴあげるから!」
いちご「バカにしてるの?」
さわ子「発見!りっちゃん隊員!」
律「サー!イエッサー!」ガシッ!
唯「りっちゃん!」
いちご「隊員…!」グググ…
律「悪く思うないちご…」
律「これは私の貞操を守るためにしょうがなく…」グググ…
いちご「理由になってない」グググ…
澪「」
唯「あぁ澪ちゃん…」
1時間後!
澪いちご「…」ぐったり
さわ子「楽しかったわ~」てかてか
紬「良いもの見れたわ」てかてか
澪「もうお嫁にいけない…」
いちご「汚されちゃった…」
律「んなオーバーな」
唯「お疲れさま」
いちご「もうやだ…」
唯「可愛かったよ!」
唯(それにしても今日のいちごちゃん、楽しそう)
唯(4月のころとは大違いだよ)
唯(私たちの中にいて変わってきたのかな?)
唯(合宿での悲しそうな顔は気になるけど…)
唯(このバンドのメンバーなら何でも乗り越えれそうだよ!)
唯「うおーー!HTTバンザーイ!!」
いちご「え?!何?え?」ビクッ
唯「みんな!今日は泊まってくよね?!」
律「まぁいいけど」
澪「どうしたんだ急に?」
紬「青春だわ~」
いちご「私もいいよ」
唯「今夜は寝かせないぜお嬢ちゃん!」
いちご「そういうのいいから」
~~~~~
唯「うー」ファイアー!アイスストーム!
いちご「…」ルミナリー!ステリウム!
いちご「…」グランド・トライン!クロノクレーター!
唯「あわわ」えいっ!
いちご「とどめ」プリンシバル・スター!
律「強いなーいちご」
唯「私なんか激甘なのに」ばたんきゅー
いちご「運命だから…」やった!
さわ子「何これ?テトリス?」
紬「ぷよぷよです」
澪「フェリーといちごって似てるな」
憂「綺麗だな…」
紬「え?」
憂「何でもありません」ニコ
唯「りっちゃーん、仇とってよー」
律「私のアレイアードが火を吹くぜ…!」
~~~~~
澪「結局いちごの独壇場だったな」
いちご「…」
唯「憂がおしかったんだけどね」
さわ子「zzz」
紬「もう寝ましょうか?」
律「そうだな」
30分後!
いちご「…」
唯「いちごちゃん、もう寝た?」ボソッ
いちご「寝た」
唯「えぇー…」
唯「ならこれは私の独り言ね」
いちご「…」
唯「合宿でのギターのことなんだけど…」
唯「そろそろ理由が聞きたいな」
いちご(独り言になってない…)
いちご「…」
いちご「私から言うまで待ってくれるんじゃなかったの?」
唯「そうなんだけど…」
唯「今日の、最近のいちごちゃん楽しそうだったから」
いちご「…」
唯「いちごちゃんの昔のことはなにも知らないよ」
唯「でも何があってもこのメンバーなら受け止めれると思う」
いちご「…」
唯「いちごちゃんと私たちの信頼は強くなってるでしょ?」
いちご「…うん」
唯「だったら…」
いちご「私ね、中学のときギターやってたんだ」
唯「!」
いちご「軽音部、とはちょっと違うけど」
いちご「そこでバンド組んで演奏してた」
唯「ふむふむ」
いちご「…自分で言うのも何だけど上手だったと思う」
唯「ほうほう」
いちご「まじめに聞いてくれる?」
唯「場を和ませようと思って…」
いちご「…」
いちご「でも今の部活みたいにみたいに仲は良くなくて…」
いちご「結構ギクシャクしてた」
唯「…」
いちご「そんな中で音楽やっても面白いわけがない…」
いちご「だから3年生になるまえに退部した」
唯「そうだったんだ…」
いちご「高校になって軽音部に入るとは思わなかったよ」
いちご「…たぶん音楽に未練があったんだと思う」
唯「今でもギターを?」
いちご「家でなら弾いてる」
唯(だから合宿でふわふわ時間を弾けたんだ…)
唯「色々大変だったんだね」
いちご「うん」
唯「大きな悩みを抱いてたんだ…」
いちご「…」
唯「この小さな胸に」
いちご「おら」びし!
唯「何で?!」あいた!
唯「今からでもいいからギターやろうよ」
いちご「ありがと…唯」
唯「!」
いちご「でも無理」
唯「どうして?」
いちご「秘密のアッコちゃん」
唯「古い!古いよいちごちゃん!」
いちご(私のギターがまた合わなかったら…)
いちご(もうここにもいられなくなっちゃう)
いちご(そんなの嫌だ…)
唯「?」
いちご「…」もぞもぞ
いちご「…」ぎゅっ
唯「ど、どうしたの?」
いちご「いいから」ぎゅーっ
唯「まいったねこりゃ…」ぎゅっ
~~~~~
律「おはよう秋山さん」
澪「おはよう田井中さん」
紬「…」キラキラ
澪「気持ちのいい朝ですね」
律「そうですね」
澪「それはまあいいとして…」
律「何でこいつら一緒の布団で寝てるんだ?!」
唯いちご「zzz」
紬「このままでいいじゃない♪」
朝食!
律「昨日の晩は何があったんだ?」もぐもぐ
澪「食べてから喋ろ」
いちご「唯が甘えてきた」
律「唯は自分の布団で寝てたぞ」
澪「いちごが唯の布団に入ってたな…」
いちご「…」
唯「昨日は可愛かったぜお嬢ちゃん!」
紬「キマシタワー!!」
いちご「唯!」
律「おーおー慌てていらっしゃる」
澪「律、その私たちもよかったらその…」ゴニョゴニョ…
憂「みなさん落ち着いて…」
さわ子「zzz」
元旦!
唯「新年!」
律「明けまして!」
紬「閉めましょう♪」
澪「ムギ、なんだそれ?」
紬「昔のしんちゃんであったの~」
いちご「澪は振り袖?」
律「気合い入ってるな」
澪「お前のせいだろ!」
チャリン
パンパン
律(新入部員がいっぱい入ってきますように)
澪(みんながもっとまじめに練習しますように)
紬(演奏が上手くなりますように)
いちご(新歓が成功しますように…)
唯(ムギちゃんのお菓子がもっと食べたいです)
唯(あと、いちごちゃんがギターを弾いてくれますように)
118 : 以下、名... - 2010/08/22(日) 14:06:15.09 0nXRa1ax0 80/106追試の翌日に勉強したり
日焼け止めにサンオイル塗ったり忙しいSSですね
>>118
すまん
新学期!
律「もうすぐ新歓だな」
澪「体育館の使用許可届けは?」
いちご「提出してある」
唯「なんかマネージャーみたいだね!」
紬「何回も言うけどマネージャーよ」
律「後は…」
澪「唯が風邪を引かないかだけど…」
唯「だからひどいよー!」
紬「まあまあ」
いちご「体調管理に気をつけて」
唯「まかせて!」ふんす!
「うーいーアイスー」
「うーいージュースー」
「すっぽんぽん星人だぞー」ガオー
翌日!
唯「風邪引いちゃった…」
澪律紬「」
いちご「ぶっ◯す」
律「いちご落ち着け!」
紬「病人だから!」
澪「でも明日の新歓はどうするんだ?」
紬「さわ子先生は?」
さわ子「私は先生だからギターやるのはちょっと…」
律「いっそのことギターナシでやるのは?」
澪「無理だろ…」
いちご「…」
唯「いちごちゃん…」
いちご「…」たたた
律「いちご?!」
澪「どこ行くんだ?!」
律「唯は風邪引いちゃうし…」
澪「いちごは帰っちゃうし…」
紬「どうなるのかしら…」
唯「だ…大丈夫…だから」
澪「大丈夫じゃないだろ!」
律「無理するな」
唯「違うよ…」
唯(私はもう無理だけど…)
唯(明日はきっといちごちゃんが…)
唯「」ちーん
澪律紬「死んだ?!」
新歓当日!
澪「唯は?」
憂『37.8度の熱があります』
律「微妙だなおい」
憂『本人はライブに出るって言ってますが…』
紬「安静にしてるほうがいいわね」
澪「でもギターが…」
憂『ごめんなさい…』
紬「憂ちゃんが謝ることないわよ」
律「こうなったらさわちゃんを脅して…」
澪「仮にも教師になんてことを」
ドア「ガチャ」
いちご「…」
律「いちご!」
澪「昨日はどうしたんだ?!」
紬「そのギターケースは?」
憂『みなさん?もしもーし』
いちご「このギターは私のギター」
澪「え?唯のじゃないのか」
律「てかギターやってたのか?!」
いちご「…」
いちご「実は…」
~~~~~
澪紬「…」
律「いちごの中学時代のことや高校でギターをやらない理由は分かった」
律「でも、その…なんていうか」
澪「弾けるのか?」
いちご「何回か家で練習したことはある」
紬「私たちと合わせれるの…?」
いちご「それは…」
律「確かに問題だな…」
澪「今から合わせてみよう!」
紬「ええ!」
和「時間よ」
律澪紬「oh…」
体育館!
律「どうしよ!どうする?!」
澪「ドタバタしていてあまり意識してなかったが…」
澪「ライブはやっぱりききき緊張するるる」
紬「いきなりで合わせられるのかしら…」あたふた
いちご(勢いでギターやるって決めたけど…)
いちご(もし合わせれなかったら)プルプル
律「!」
律(部長の私が緊張してどうする!)
律(こういうときこそみんなをまとめなければ…!)
律「喝!!!」
澪紬いちご「?!」ビクッ
律「落ち着けみんな!」
紬「りっちゃん…」
律「唯は風邪でダウン、代打のいちごとは1回も合わせたことがない」
いちご「…」
律「たしかにこれは軽音部最大の危機かもしれない」
律「でもな!私たちの絆はこんなもんなのか?!」
律「この程度の逆境もはね除けれない弱いものなのか?!」
澪「…」
律「私はそうは思わないぞ」
律「私たちの一年はどんな宝石よりも輝いてたはずだ!」
律「そうだろ?みんな!」ニカッ
澪「律ぅ…」
紬「りっちゃん…」
いちご「律…」
律「よしよしみんな、こっち来い」ぎゅっ
澪紬いちご「…」ぎゅーっ
律「…」
律(宗教開こうかな?)
律「いちご!お前はギターに専念だ!」
律「ボーカルは全部澪に任せる!」
澪「任せろ!」
律「技術よりも私たちに合わせることを優先させるんだ!」
いちご「わかった」
律「ムギ!誰よりも上手いお前ならいちごにも合わせることが出来るはずだ!」
律「いちごを助けてやってくれ!」
紬「はい!」
和「次は軽音学部によるバンド演奏です」
律「いくぞ!」
澪紬いちご「おー!」
律「1、2、3、4、1、2、3!」
ドドドドドンドドンド!!!!
澪紬いちご(走りすぎだー!)
さわ子(始まったわね)
さわ子(あの子たち大丈夫かしら…)
さわ子(…ん?いちごちゃんのギター…)
さわ子「あ、あれファイヤーバードじゃない!」
さわ子(レスポールといいクセの強いギターが多いわね…)
澪「なんでなんだろ~」ベンベンベン
いちご「…」ジャカジャカ
紬「~♪」ポロンポロン
いちご(あ…いい感じかも)
澪「気になる夜 キミへの~」ベンベンベン
いちご(…いい感じ?これが?)
いちご(律のドラムは走っていて…)
いちご(私のギターは周りと合ってない)
いちご(けっして褒められるような演奏じゃないけど)
いちご(楽しい…いい感じがする…)
~~~~~
紬「どうも~軽音部です!」
紬「私、本当は合唱部に入ろうと思ったんですけど」
紬「楽しそうだったからこっちに入ったの~」
紬「あ!が、合唱部もいい部活ですよ!」
紬「みなさん合唱部に入りましょう!」
あはははは
律(急遽ムギにMC任せたけど正解だったな)
紬「では次の曲にいk」
「みんなー!」
律「あ!」
いちご「唯!」
唯「ごべんびんなー!」ぶわっ
澪「泣き過ぎだろ!」
唯「いづもびづも皆に迷惑がげでー!」
紬「唯ちゃん…」
唯「私はくぁwせdrftgyふじこだからー!」
律「え?不二子が何?え?」
澪「いいから早く上がってこい!」
紬「はい唯ちゃん、チーンして」
唯「チーン」ぶびー
いちご「唯…」
唯「ありがとういちごちゃん」
唯「またギターを弾いてくれたんだね」
いちご「誰かさんが風邪引いたから」
唯「ふふっ…そうだね」
いちご「じゃあね」スッ
唯「どこ行くの?」
いちご「私はマネージャーだから」
唯「そんな…」
律「ギターが2人でもいいじゃんか!」
唯「そ、そうだよ!2人で弾こうよ!」
いちご「今はだめ」
唯「え?」
いちご「今はまだ唯と合わせちゃだめ」
いちご「上手く言えないんだけど…」
いちご「病み上がりの唯と付け焼き刃な私」
いちご「そしてこんなドタバタした舞台で演奏はしちゃだめだと思うんだ!」
唯「いちごちゃん…」
いちご「いっぱいいっぱい練習して」
いちご「次のライブで演奏しよ」ニコ
唯「うん…うん!」
澪「いちご…」
律「えぇ話やなぁー!」
紬「みなさん!ここでギターが代わります」
紬「いちごちゃんに代わって唯ちゃんです」
紬「頑張ったいちごちゃんとこれから頑張る唯ちゃんに拍手を!」
パチパチパチパチ!
いちご「…」ぺこ
律「いくぞ!1、2、3、4、1、2、3!」
ジャカジャンジャカジャン!
唯「…」
唯「歌詞忘れた!」
放課後!
律「いやー…」
澪「さんざんだったな…」
紬「し、仕方ないわよ!」
唯「ごめんね…」
いちご「でも、楽しかった」
律「ああ、楽しかった!」
律「…」
律「楽しかったな?」
律「なあ?」ガシッ
澪「あ、ああ」
律「なあ?」
紬「ええ!」
律「なーーーーーーあ!!」ダダダ!
澪紬「きゃー!」ダダダ
いちご「人さらい」
唯「2人っきりだねお嬢ちゃん!」
いちご「口説くの?」クス
唯「えっと…」
唯(そう来られるとまいっちゃうな…)
唯「改めて今日はありがとう」ぺこ
いちご「こちらこそありがとう」ぺこ
唯「へ?」
いちご「唯が風邪引いてくれたおかげで…」
いちご「またギターを弾くことが出来た」
唯「いちごちゃん…」
唯(風邪引いてくれたが余分だけど)
唯「上手く合わせれなかったみたいだけど?」ふふん
いちご「…」
いちご「でもこれがHTTなんだと思う」
いちご「確かに個人の技術や周りと合わせるのは大切かもしれない」
いちご「でも一番大切なのは誰と演奏するかなんかじゃないかな?」
唯「…」
いちご「たとえバラバラでもそれがHTTなんだ」
いちご「これも風邪引きさんのお陰でわかったんだけどね」ふふん
唯「むぅ…」
唯「あたしもりっちゃんのとこ行く!」ダダダ!
いちご「行っちゃった」
いちご「…」
いちご「唯…ありがと」
~~~~~
律「本当に入部してくれるのか?!」
梓「はい!先輩たちの演奏に感動しました」
澪「パートは何をやってるんだ?」
梓「ギターです」
紬「まぁ!じゃ唯ちゃんと、それに…」
唯「いちごちゃんと一緒だね!」
いちご「呼んだ?」
おわり
154 : 以下、名... - 2010/08/22(日) 16:10:59.60 AECDK7Zg0 106/106つき合ってくれてサンクス
最後さるって焦った
いちごのキャラがイマイチつかめないまま
書いてしまった
ではまたどこかで