ガチャッ
北沢志保「おはようございま……」
周防桃子「お兄ちゃん、ここ間違ってるよ」ヒザノウエダヨ!
P「おお、そっか。ありがとう」
志保「……え?」
元スレ
北沢志保「何やってるんですか」
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1596240623/
P「あ、志保か。おはよう」
桃子「ぁ……おはよ」
志保「何やってるんですか?」
P「見ての通り、仕事してるよ」
桃子「……そうだよ」
志保「いやいや、おかしいでしょ」
志保「なぜ膝の上に乗せてるんですか?」
P「桃子が文章のチェックをしてくれるって言うからな」
桃子「そ、そうだよ。お兄ちゃん、結構間違えるし……しっかりしてよね」
P「ははは、気をつけるよ」
志保「そういう問題じゃないでしょ」
P「……桃子、志保はごまかされないらしい」
桃子「だから言ったのに……」
P「本当の理由を話してもいいか?」
桃子「……うん」
志保「本当の理由?」
P「実は桃子、家でご両親が大喧嘩してな。よくあることみたいだが、今回は堪えたらしい」
桃子「……」
P「それで落ち込んでいたから、俺なりに励まそうと思ってな」
志保「……なぜ膝の上に乗せるのに繋がるんですか?」
P「言葉よりもスキンシップの方がいいかな、と思って。桃子もあっさり乗ってきたし」
桃子「……」
P「ま、そういうことだ。わかってくれ」
志保「……わかりました」
P「ということで、桃子。志保も納得してくれたし、引き続き乗ってていいぞ」
桃子「……ありがと」
P「恥ずかしかったら降りてもいいからな」
桃子「……もうちょっとだけ」
P「了解」
志保「……」
次の日
ガチャッ
志保「おはようござい……」
箱崎星梨花「この漢字、間違ってませんか?」マタヒザノウエダヨ!
P「おお、そっか。ありがとう」
志保「……え?」
P「あ、志保か。おはよう」
星梨花「ぁ……おはようございます」
志保「何やってるんですか?」
P「見ての通り、仕事してるよ」
星梨花「そ、そうです」
志保「いやいや、おかしいでしょ」
志保「なぜ膝の上に乗せてるんですか?」
P「星梨花が漢字のチェックをしてくれるって言うからな」
星梨花「えっと……そうです。プロデューサーさんのお手伝いです」
志保「そういう問題じゃないでしょ。それに、昨日はともかく、星梨花は中学生ですよ」
P「……星梨花、志保はごまかされないらしい」
星梨花「やっぱりそうですよね……」
P「本当の理由を話してもいいか?」
星梨花「……はい」
志保「……今度は何ですか?」
P「実は星梨花、お父さんに酷いことを言ったらしくってな。星梨花の意見は正しいと思うが、言い方を反省したらしい」
星梨花「……」
P「それで落ち込んでいたから、俺なりに励まそうと思ってな」
志保「……なぜ膝の上に乗せるのに繋がるんですか?」
P「言葉よりもスキンシップの方がいいかな、と思って。星梨花もあっさり乗ってきたし」
星梨花「……」
P「ま、そういうことだ。わかってくれ」
志保「……わかりました」
P「ということで、星梨花。志保も納得してくれたし、引き続き乗ってていいぞ」
星梨花「……ありがとうございます」
P「恥ずかしかったら降りてもいいからな」
星梨花「……もう少しだけいいですか?」
P「いいぞ」
志保「……」
また次の日
ガチャッ
志保「おはようござ……」
木下ひなた「ここ、ちょっこし違うねぇ」マタマタヒザノウエダヨ!
P「なるほど。どうすればいい?」
志保「……」
P「あ、志保か。おはよう」
ひなた「ぁ……おはよぉ」
志保「何やってるんですか?」
P「見ての通り、仕事してるよ」
ひなた「……そうだよぉ」
志保「はぁ、そうですか」
志保「なぜ膝の上に乗せてるんですか?」
P「台本のチェックだな。ひなたの方言を活かしたいらしい」
ひなた「そうみたいだねぇ」
志保「そういう問題じゃないでしょ。ついに同い年まで」
P「……ひなた」
志保「ごまかされないですから、理由を話してください」
P「……いいか?」
ひなた「……いいべさ」
P「実はひなた、最近少しホームシック気味らしい」
志保「なるほど。それでプロデューサーさんなりに励まそうと、言葉よりスキンシップの方が効果的と思って、膝の上に乗せたと」
P「……エスパーか?」
志保「違います」
P「ま、そういうことだ」
志保「そうですか」
P「ということで、ひなた。志保も納得してくれてるみたいだし、引き続き乗ってていいぞ」
ひなた「……ありがとねぇ」
P「恥ずかしかったら降りてもいいからな」
ひなた「……もうちょっこし、いいかい?」
P「もちろん」
志保「……」
またまた次の日
ガチャッ
志保「おはようご……」
野々原茜「プロちゃん、数字違うよ」マタマタマタヒザノウエダヨ!
P「おお、そっか。ありがとう」
志保「……はぁ」
P「おお、志保か。おはよう」
茜「おっはよー!」
志保「……膝の上に乗せてる本当の理由を教えてください」
P「……だそうだ」
茜「いいよ。茜ちゃんがプロちゃんの膝の上に乗ってる理由。それはね……」
茜「そこに膝があったからだよ!」
P「ということだ」
志保「……はい?」
志保「いやいや、おかしいでしょ。茜さん、高校生ですよ。恥ずかしくないんですか?」
茜「頭ナデナデがご褒美の茜ちゃんに、何言ってるの?」
志保「……そ、そうですか。プロデューサーさんはどうなんですか?」
P「俺としては、数字に強い茜に見てもらえると助かる」
茜「ご褒美もたくさんヨロシクね♪」
志保「……」
またまたまた次の日
ガチャッ
志保「……」
P「……はぁ」ダレモヒザノウエニイナイヨ
志保「……あれ?」
P「おお、志保か……おはよう」
志保「おはようございます……今日は誰も乗せてないんですか?」
P「誰か乗せてるのが当たり前みたいな言い方だな」
志保「ここ数日の記憶がないんですか?」
P「いや、まぁ……今日も言ったけど断られてな」
志保「……いったい誰を?」
P「このみさん」
志保「馬鹿ですか? 成人女性に何言ってるんですか」
P「冷静に考えたらそうだよな」
志保「まぁ、これまでも冷静な思考とは思えませんが」
P「……そうだよな。はぁ……」
P「まぁ、これが普通だしな。仕事するか……」
志保「……」
P「はぁ……」
志保「……あ、あの!」
P「ん?」
志保「最近、りっくんが反抗期で、困ってるんですよ」
P「そうなのか」
志保「この前も、一人でお風呂に入るって言って、聞かなかったですし」
P「そうか」
志保「……」
P「……」
志保「そ、それと!」
志保「最近、母に酷いことを言ってしまって」
P「そうなのか」
志保「母も女手一つで育ててくれてるのはわかるんですけど、私も仕事してますし、その……反省してます」
P「そうか。反省してるなら大丈夫だろ」
志保「……」
P「……」
志保「そ、それと!」
志保「父が去ってもう結構たちます」
P「そ、そうか」
志保「慣れてはきますけど、最近、寂しさも出てきて……その……」
P「……辛かったら言えよ。話を聞くことくらいはできるから」
志保「はい……」
P「……」
志保「もう!」
志保「私も膝の上に乗せてくださいよ!」
P「え?」
P「何? 乗りたかったの?」
志保「そういうわけ……ああ、もう! そうですよ! みんな見て羨ましいとか思ってました! 柄にもなく!」
P「お、落ち着けって」
志保「父性を求めて何が悪いんですか! たまには甘えたくなってもいいでしょうが!」
P「わかった、わかったから」
志保「乗ってもいいんですか?」
P「そうだな。仕事に影響が出ないならいくらでも」
志保「任せてください。こう見えても、漢字は得意ですので」
P「……うん。じゃあ、どうぞ」
志保「し、失礼します」
ヒザノウエダヨ!
志保「……」
P「……」
志保「……あ、あの」
P「志保」
志保「は、はい!」
P「画面が見えないから降りてくれない?」
志保「」
おわり
37 : 名無しさ... - 20/08/01 11:06:57 O2U 35/35茜ちゃんたち(150cm以下)より10cm以上も高いから仕方ないね。
完結報告してきます。