萩原雪歩「みなさん、こんにちは。萩原雪歩です」
雪歩「この番組は、ご覧のスポンサーの提供でお送りします」
元スレ
舞浜歩「イケメンファイブ!」
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1595470207/
雪歩「さて、始まりました特別番組」
雪歩「今回、私萩原雪歩がMCを務めさせていただきます」
雪歩「これからここ、○○高原で様々なことに挑戦していくのですが」
雪歩「もう、本当に本当に楽しみです!」
雪歩「私得と言いましょうか、この日を待ちわびていました!」
雪歩「それでは、早速、今回の主役の皆さんに登場してもらいましょう」
雪歩「どうぞ!」
永吉昴 菊地真 ジュリア 桜守歌織 舞浜歩
ジュリア「我ら」
5人「イケメンファイブ!」
雪歩「……」
ジュリア「ほら見ろ! スベったじゃないか!」
歩「あれ?おかしいな」
真「戦隊ものみたいでかっこいいと思ったのに」
昴「ポーズが違ったのか?」
歌織「……そういう問題かな?」
ジュリア「というか、なんであたしがセンターなんだ!」
歩「イメージカラーがレッドだしな」
ジュリア「そうだろうなとは思ったけど!」
※多数決でやることになったが失敗
雪歩「……はい、それでは、皆さんに登場してもらいましょう」
真「なかったことにした!」
※それでは、今回の主役の皆さんをご紹介
※ロックに奏でるギタリスト、通称みんなの彼氏
ジュリア
※説明不要、765プロが誇る本家イケメン
菊地真
※新ユニットでイケメン増し増し、正真正銘の帰国子女
舞浜歩
※こちらも新ユニットでイケメン開花、今回最年長の先生
桜守歌織
※サウスポーから繰り出す豪速球、今回最年少の王子
永吉昴
雪歩「以上の5人に囲まれて、私はとっても幸せです!」
昴「良かったな」
雪歩「はい! それではこの番組のルールを説明します」
雪歩「皆さんには、これからイケメン力を競ってもらいます」
雪歩「全部で4つの競技に挑戦してもらって、ポイントが一番高い人が、『765イチのイケメン』の称号を得られます」
真「……それだけ?」
雪歩「あ、それと、ポイントが一番低い人には罰ゲームがあります」
5人「えっ」
雪歩「罰ゲームは、今回の旅費を全て自腹で払ってもらいます」
5人「ええっ!」
雪歩「そして、カメラに向かって『オレが全部出しとくから』と言って、イケメン力を上げてもらいます」
ジュリア「いやいや、一人分だろ? 自分のだけだよな?」
雪歩「……がんばってください!」
ジュリア「スルーした!」
※一人分です
雪歩「さて、最初の競技は、乗馬です!」
歌織「あら?」
雪歩「イケメン足るもの、かっこよく馬を乗りこなせるはずです」
歩「ちょっといいか?」
雪歩「なんですか?」
歩「ここに圧倒的有利な人がいるんだけど」
※桜守歌織 趣味・乗馬
雪歩「ご安心ください。ただの乗馬ではありません」
歩「へえ」
雪歩「それでは、皆さんに例のものをお願いします」
真「……カメラ?」
雪歩「そうです。皆さんには、乗馬しながら、自撮りをしてもらいます」
雪歩「イケメンに撮れてた人には最高10ポイントです!」
ジュリア「カオリ、やったことある?」
歌織「流石にないわね」
雪歩「ということで、早速行きましょう!」
……
雪歩「みなさーん、準備はいいですかー?」
※全員挙手
雪歩「それでは、乗馬自撮り対決、スタートです!」
昴「ちょっ、いや、これ」
真「ぶれるぶれる」
歌織「え、えっと……」
歩「どうしろと」
ジュリア「……これ無理じゃね?」
……
雪歩「終了でーす、皆さん、戻ってきてくださーい」
雪歩「はい、それではこれから、皆さんに最高にイケメンだった1枚を決めてもらいます」
真「正直、まともに撮れてる気がしない」
雪歩「では、テレビの前の皆さん、しばらくお待ちください」
……
雪歩「はい、現地時間で1時間あまりたちました」
雪歩「場所は今回泊まる旅館の宴会場に移動しました」
雪歩「皆さん、写真の準備はいいですかー?」
5人「うん……」
雪歩「どうしたんですか? 元気ないですよ」
歩「いや……1枚選んだけどさ、正直、どれ選んでも一緒というか」
雪歩「なるほど! 全部イケメンだから、困ってたんですね!」
真「違うって、わかって言ってるよね?」
昴「これ、パネルサイズにする必要あったか?」
雪歩「……それでは、一斉にオープン! ジャジャン!」
※ぶれっぶれ
雪歩「えっと……全員1ポイント! 引き分け!」
歩「だろうな」
雪歩「気を取り直して、二つ目の競技です」
雪歩「夕飯争奪、ダーツ対決!」
5人「え?」
雪歩「はい、ということで、ダーツを作りましたので、ご覧ください!」
真「えっと、一番良さそうなのは松?」
歌織「そうね。そのあと、竹、梅の順ね」
昴「食パンもあるな……って食パンだけ?」
歩「というか、罰ゲーム①とか②とかあるな」
ジュリア「嫌な予感しかしない……」
雪歩「はい、このダーツ、何回投げてもオーケーです」
昴「え? いいのか?」
雪歩「ただし、二回目、三回目だと徐々にイケメンポイントが下がっていきます」
ジュリア「なるほど、イケメンなら一発で決めろと」
雪歩「その通りです!」
雪歩「ちなみに、罰ゲームが当たったら、必ずやってください」
雪歩「無事、やり遂げたら『梅』の食事の権利が与えられます」
真「無事って……」
ジュリア「開幕早々火傷したから、もうやりたくない」
雪歩「それでは、年齢順にしましょうか。歌織さん、お願いします!」
歌織「は、はい」
ジュリア「どこ狙いにする?」
歌織「そうね……『松』を!」
歩「おお!罰ゲームに挟まれてるのに」
昴「イケメンだな!」
雪歩「それでは、回します!」
クル
歌織「えいっ」ビュッ
真「投げるの早っ」
クルクル
雪歩「えっと……わぁ!」
歩「松!」
昴「すげー! イケメンだ!」
歌織「やった!」
ジュリア「有言実行とは流石だな」
真「よし、ボクも……」
※このあと、歩と真は共に『竹』を一発ゲット
歩「どれ狙いにする?」
ジュリア「無難にな。竹から梅のところ」
昴「ええー、一番上を狙おうぜ」
ジュリア「もう火傷したくないんだって!」
雪歩「それでは、回します!」
クルクルクルクル
ジュリア「頼むっ」ビュッ
真「あ」
雪歩「はい、罰ゲーム③ですぅ」
ジュリア「うわあああ」
4人(笑)
雪歩「罰ゲーム③は……モノマネですね」
ジュリア「いやいや、あたしモノマネなんて……」
雪歩「ここで真美ちゃんから情報提供です」
ジュリア「……は?」
雪歩「『ぷぅちゃんの、まこちんのモノマネは、みずきんも爆笑したっしょ』だそうですぅ」
ジュリア「真美!あんにゃろー!」
雪歩「それでは、ジュリアちゃんによる、真ちゃんのモノマネまで」
ジュリア「ちょちょっと」
雪歩「3、2、1、どうぞ!」
ジュリア「きゃっぴぴぴぴーん!まっこまっこりーん!菊地真ちゃんなりよ~!」
ジュリア「……あぁぁあっ!」
4人(笑)
雪歩「はい、ジュリアちゃん。もう1回やる?」
ジュリア「……もう『梅』でいい」
昴「よし、最後はオレだな! 狙いは当然『松』!」
歩「流石王子!」
雪歩「それでは、どうぞ!」
クルクル
昴「そりゃっ!」ビュッ!
真「お?」
雪歩「惜しい! 罰ゲーム①ですぅ」
昴「ああっ! もうちょっとだったのに!」
雪歩「罰ゲーム①は、こちらの台詞をカメラに向かって言ってください」
昴「えっとなになに? ……はあああ!?」
歩「どうした?」
昴「いや、無理無理! オレのキャラじゃない!」
雪歩「大丈夫! 昴ちゃんは家事得意だから」
昴「いや、それはそうだけど!」
雪歩「それでは、昴ちゃんの恥ずかしい台詞まで」
昴「ちょっとま」
雪歩「3、2、1、どうぞ!」
昴「お帰りなさい、あなた」
昴「ご飯にします? お風呂にします?」
昴「それとも、わ・た・し?」
昴「……だぁぁぁっ!」
雪歩「かっこいいのにかわいいって反則ですぅ」
歩「じゃあ、昴にする」
昴「何言ってんだよ!あああっ!」
※心が折れた昴もそのまま『梅』を選択
※夕食会終了
6人「ごちそうさまでした」
雪歩「さて、ここで皆さんにお知らせです」
真「何?」
雪歩「ここからしばらく自由時間です。温泉に入ってもいいですし、部屋でゆっくりしてもいいです」
昴「おお、温泉!いいな!」
雪歩「競技は明日、再開します。なので、ゆっくり休んで、疲れを取ってくださいね」
歌織「助かるわね」
雪歩「ちなみに、三つ目の競技は寝起きドッキリです」
5人「えっ?」
ジュリア「いやいや、知ってたらドッキリにならないだろ?」
雪歩「イケメン足るもの、ユーモアも大切です。そこで、おもしろく寝てた人にイケメンポイントを差し上げます」
歩「ああ……何か仕込んでおけってことか」
昴「なるほどな……」
真「ハードルが……」
歌織「どうしよう……起きられる気がしない……」
雪歩「それでは、一旦解散ですぅ。今日はお疲れ様でした!」
5人「お疲れ様でした……」
37 : 名無しさ... - 20/07/23 13:26:19 pC8 37/91
(続きは夜書きます。byスレ主)
雪歩「おはようございます」(小声)
雪歩「辺りは真っ暗です」
雪歩「それでは、早速、寝起きドッキリをやっていきたいと思います」
雪歩「果たして、誰が一番おもし……イケメンなのでしょうか?」
雪歩「まずは……ジュリアちゃんです」
カチャッ
雪歩「失礼します……」
雪歩「あ、ジュリアちゃんはい……ふふっ」
雪歩「ふふふ、カメラさん、ベッド、ベッドを映してください」
雪歩「なんと、ジュリアちゃんのベッドに」
雪歩「ギターが寝ています、ふふふ」
雪歩「ジュリアちゃんはあちらの椅子で寝ています」
雪歩「ふふふ、辛そうですね。一番手で良かったです」
雪歩「それでは、これで、起こしたいと思います」
※水鉄砲
雪歩「それっ」ピュー
ジュリア「うわっ!ちょっ、つめたっ!」
雪歩「ジュリアちゃん、おはよう」
ジュリア「ああ、おはよ……いてて」
雪歩「大丈夫? 無理しないでね?」
ジュリア「誰のせいだ……って、これしか思いつかなかったあたしのせいか……」
雪歩「はい、それでは、ドッキリ」
雪歩ジュリア「大・成・功」テッテテー
……
雪歩「おはようございます」(小声)
雪歩「まだまだ真っ暗です」
雪歩「ジュリアちゃんはベッドに移動して、ギターと一緒に寝ました」
雪歩「ここからも、私一人でお送りします」
雪歩「続いては……昴ちゃんです」
カチャッ
雪歩「失礼しま……えっ」
雪歩「……焦った……これ、前の私なら叫んでたかも」
雪歩「それでは、カメラさん、こちらを映してください」
雪歩「昴ちゃんが」
雪歩「床で寝ています」
雪歩「しかも、周りを白いテープで囲んでますね」
雪歩「ふふふ、事件現場ですね」
雪歩「というか、ジュリアちゃんといい、体張ってますね……ふふっ」
雪歩「それでは、またこれで起こしたいと思います」
雪歩「えいっ」ピュー
昴「ん……」
雪歩「えいっえいっ」ピューピュー
昴「起きた!起きたから、やめてぇぇ」
雪歩「おはよう、昴ちゃん」
昴「あー……つめてぇ……今何時?」
雪歩「大丈夫? 体痛くない?」
昴「痛くないけど、冷たい……」
雪歩「良かった……それじゃ、カメラに向かって……ドッキリ」
雪歩昴「大・成・功」テッテテー
昴「つっ、やっぱりいてぇ」
雪歩「ほら、ベッドで寝ていいよ?」
昴「サンキュー……」
……
雪歩「おはようございます」(小声)
雪歩「まだまだ真っ暗です」
雪歩「次は、歩ちゃんです」
雪歩「ここまで、体を張ってきた二人に対して、歩ちゃんはどうしているでしょうか?」
雪歩「楽しみです」
カチャッ
雪歩「失礼します」
雪歩「えっと……今回は……ベッドふふふっ」
雪歩「わかりやすいですね」
雪歩「えっと……それじゃあ、電気をつけると同時に行きますね」
パチッ
雪歩「ワン!」バンッ
雪歩「ツー!」バンッ
雪歩「ス」
歩「は、はいっ!」ファイティングポーズ
雪歩「ふふふっ、セーフ」
歩「びっくりした……」プロレスマスク
雪歩「そのマスクどうしたの?」
歩「いや、のり子が持っていけって……自分が参加できない代わりに」
雪歩「たしかに、のり子さんもなかなかイケメンでしたね……最近はかわいいの方が多いですけど」
歩「だよな……ああ、眠い……」
雪歩「それじゃあ、これだけはお願いね。ドッキリ」
雪歩歩「大・成・功」テッテテー
……
雪歩「おはようございます」(小声)
雪歩「ほんのちょっとだけ空が白んで来ました」
雪歩「朝になるまでに、テンポよく行きたいと思います」
雪歩「次は、歌織さんです」
カチャッ
雪歩「失礼します」
雪歩「……えっと?」
雪歩「……あ、そういう、ふふふっ」
雪歩「これ、電気つけないとわかりませんね、つけましょう」
パチッ
雪歩「歌織さんのアイマスクに字が書いてますよ」
※ボクイケメン
雪歩「で、枕元のテーブルに、ラーメン」
雪歩「……ツケメン」
雪歩「で、ほら」
※ボクイケメン
雪歩「古いですよ、ふふふっ」
雪歩「それでは、こちらで起こしたいと思います」
※水鉄砲
雪歩「えいっえいっ」ピューピュー
歌織「ん……」
雪歩「あれ?」ピューピュー
歌織「……」
雪歩「歌織さーん、起きてくださーい」
歌織「ん……」
雪歩「歌織さーん」ユサユサ
歌織「……」
雪歩「……ええっと……ドッキリ」
雪歩「大・成・功?」テッテテー
雪歩「……全然起きませんね」
……
雪歩「おはようございます」(小声)
雪歩「歌織さん、朝起きたら、顔ビシャビシャでびっくりするかもしれませんね」
雪歩「……さて、最後は真ちゃんです」
雪歩「きっと、誰よりもイケメンだと思います」
雪歩「期待しましょう」
※ハードル↑
カチャッ
雪歩「失礼します」
雪歩「えっと……ふふふっ」
雪歩「あ、でも、これって」
雪歩「ああ……これはやってしまいましたね」
※額に「肉」
雪歩「歩ちゃんとかぶっちゃいましたね」
雪歩「しかも、近くに油性ペンが置いてます……大丈夫でしょうか?」
雪歩「……よし」
雪歩「ここはスルーしましょう」
雪歩「書き置きだけして、部屋を出ますね」
※歩ちゃんとかぶってました。残念! 雪歩より
雪歩「はい、それでは寝起きドッキリを終わります」
雪歩「また数時間後に会いましょう」
雪歩「お休みなさい」
……
雪歩「おはようございますぅ!」
5人「おはようございます……」
雪歩「皆さん、よく寝られましたか?」
ジュリア「そんなわけないだろ」
歌織「……すいません」
雪歩「あと、真ちゃん、オデコ赤いね。どうしたの?」
真「いやいや、雪歩は知ってるよね? ボク、朝起きてすっごく後悔したんだよ」
雪歩「ネタがかぶったことを?」
真「油性だったことを!」
4人(笑)
雪歩「それでは、最後の競技です」
雪歩「セルフコーディネート対決!」
雪歩「今から、この商店街でセルフコーディネートをしてもらいます」
雪歩「制限時間は1時間。買い物終了後、着替えてください」
雪歩「そして、私に対して一言、とびきりイケメンな台詞をお願いします!」
5人「え?」
雪歩「ということで、私は仮眠してきます! お休みなさい!」
5人「……」
真「ま、まぁ、雪歩ほとんど寝てないし」
ジュリア「まぁ、寝るのはいいけど……イケメンな台詞か……」
昴「要するに、雪歩を口説けばいいのか?」
歌織「えっと……そんな感じ、なのかな?」
歩「とりあえず、服買うか。台詞はそれからでいいだろう」
※この時間は、楽しそうにショッピングする5人と
5人「」ワイワイ
※天使の寝顔をご覧ください
雪歩「……」スヤプゥ
……
雪歩「さて、皆のセルフコーディネートが終わったということで」
雪歩「これから順番に出てきてもらえるみたいです」
雪歩「順番はスタッフさんが決めたということで、私も知りません」
雪歩「本当に楽しみです!」
雪歩「それでは、一人目の方、どうぞ!」
昴「……」
雪歩「わぁ、かっこいい!」
昴「……雪歩」
雪歩「は、はいっ!」
昴「オレと付き合ってくれ」
雪歩「……は、はいぃ//」
昴「っておいっ! 返事するな!」
雪歩「……はっ、危ない危ない。本当に付き合っちゃうところでした」
昴「ったく……で、どうだった?」
雪歩「さ、最高でした//」
昴「よしっ」
……
雪歩「さて、次に行きたいと思います」
昴「オレも見てていいのか?」
雪歩「はい、やった人はここに残って、後の人のを見ることができますぅ」
昴「……一番手で良かった」
雪歩「それでは、次の方、どうぞ!」
ジュリア「……」
雪歩「かっこいい!」
ジュリア「……」
雪歩「え?」
ジュリア「……」カベドンッ
雪歩「ふぁあっ//」
ジュリア「……」ジー
雪歩「ひぁあぁ//」
ジュリア「……」ナデナデ
雪歩「ぁぁ//」
ジュリア「……以上でいいか?」
雪歩「は、はいぃ//」
昴「雪歩、顔真っ赤だ」
雪歩「本当にやばいですぅ! 破壊力バツグンですぅ!」
ジュリア「そ、そうか?」
雪歩「はぁ、幸せ……」
……
雪歩「はい、時間が押してるみたいなので、次に行きたいと思います」
昴「雪歩のクールダウン待ちだよな?」
ジュリア「しっかりしてくれよな」
雪歩「ごめんなさい……では、次の方、どうぞ!」
歩「……」
雪歩「わぁ!」
歩「お嬢様」
雪歩「は、はい」
歩「お許しください」chuっ
雪歩「~~!//」
昴「声にならない悲鳴が聞こえた気がする」
ジュリア「同感」
歩「手の甲にキスしたくらいで、どうしてああなるんだ……」
雪歩「//」プシュー
……
雪歩「さ、さて、次に……はぅっ」
ジュリア「大丈夫か?」
雪歩「だ、大丈夫ですぅ! こんなご褒美、めったにないですから!」
歩「ああ、うん」
雪歩「次の方、どうぞ!」
歌織「……」
雪歩「本当、みんなすごい」
歌織「……」アゴクイッ
雪歩「ひぁっ//」
歌織「ねぇ、僕のことが好きなの?」
雪歩「はわわ//」
歌織「なんて、ね」
雪歩「す、好きです//」
歌織「……雪歩ちゃん?」
雪歩「……あっ、ご、ごめんなさい!//」
歌織「こ、こちらこそ」
歩「……こんなんで真のを耐えられるか?」
ジュリア「さぁな」
昴「みんなかっこいいな」
……
雪歩「さて、いよいよ真ちゃん!」
雪歩「もう、楽しみで楽しみで仕方ないですぅ!」
ジュリア「……一応、救護班に待機してもらっとこうか」
歌織「……そうね」
雪歩「それでは、どうぞ!」
真「……」
雪歩「真ちゃん!」
真「血は水よりも濃し」
雪歩「アッ」
真「覆水盆に帰らず」
雪歩「真ちゃん……!」
雪歩「どういう意味?」
真「いや、これ生っすかで雪歩に言わされた台詞! 意味はボクが知りたいよ!」
雪歩「はぁ……真ちゃん、何年前だと思ってるの?」
真「え?」
雪歩「あの頃の背景とか流れとか、違うの。わかる?」
真「いや、わからないんだけど」
雪歩「じゃあ説明するね。あの時は……」
歩「おいおい、変なスイッチ入ったぞ」
昴「止めた方がいいか?」
ジュリア「……そうだな」
……
雪歩「結果発表!」
5人「」パチパチパチパチ
雪歩「それでは、『765イチのイケメン』の発表です」
昴「そういえば、それを決めるんだったな」
歩「いろいろあって忘れてたな」
雪歩「765イチのイケメンは……」
雪歩「歌織さん!」
歌織「え?私?」
雪歩「ダーツでの活躍、そして何をされても起きない精神力が決め手になりました」
歌織「……え? 雪歩ちゃん、私に何したの?」
雪歩「それは放送を見てください。とにかく、おめでとうございますぅ!」
4人「」パチパチパチパチ
歌織「あ、ありがとう……」
雪歩「それでは、続いて最下位の発表です」
歩「誰だろうな」
昴「本当にな」
ジュリア「自腹は勘弁」
真「……わざとやってる?」
ジュリア「いや、あたしは火傷しまくってるから、わりとガチで心配」
雪歩「最下位は真ちゃんです」
真「ちょっ、タメなし!?」
4人(笑)
雪歩「ということで、真ちゃんは交通費、宿泊費、最後の服代を自腹で払ってもらいます」
真「服も!? 聞いてない!」
雪歩「それじゃあ、真ちゃん。イケメン力を上げるために、カメラに向かって一言」
真「……そもそも、ボクはイケメン力を上げたいって言ってないんだけどね。どっちかと言うと女子力の方が……」
雪歩「さぁ、真ちゃん、どうぞ!」
真「……はい」
真『旅費? それくらい、俺がまとめて全部出してやるよ』
歩「流石、師匠!」
昴「すっげーかっこいいな!」
ジュリア「……そうか?」
雪歩「はい、真ちゃんのイケメン力が上がったところで、お別れです」
雪歩「またお会いしましょう!」
6人「グッバイ!」
※この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りしました
雪歩「最後のコーナーだけでもレギュラー化して欲しいです」
真「勘弁して」 おわり
98 : 名無しさ... - 20/07/23 23:22:20 pC8 91/91やりたいことを詰め込んだら長くなってしまいました。
何とかギリギリ間に合いました。歩、誕生日おめでとう!
完結報告してきます。