1 : 以下、名... - 2012/02/17(金) 00:10:35.87 CFd4uBKrI 1/22

無表情無口男と無表情無口女のカップルss書こうと思います

元スレ
男「好きです・・・」女「・・・私も」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1329405035/

5 : 以下、名... - 2012/02/17(金) 00:11:22.83 CFd4uBKrI 2/22

男友「で、その後どうなんだよwww」

「何が?」

男友「誤魔化すなって、ほら、前にお前が言ってた彼女だよ」

「それが?」

男友「それがって、お前・・・。なんか進展あったのか?」

「特に、なにも」

男友「マジかよ・・・。でも、お前らいつも一緒に帰ってんだろ?」

「いや?別々だけど。」

「マジで!!一緒に帰るぐらいしろよ!彼女からOKもらったんだろ!」

「・・・どうすればいいんだ?」

男友「とりあえず、誘ってみろよ、まさか断るわけないだろうし・・・」

8 : 以下、名... - 2012/02/17(金) 00:13:55.71 CFd4uBKrI 3/22

女友「で、その後どうなのよwww」

「何が?」

女友「何がって、ほら、前に君が言ってた彼氏のことだよ」

「それが?」

女友「それがって、君ねぇ・・・。何か進展とかないの?」

「特に、なにも」

女友「それ本当?でも、あなた達っていつも一緒に帰ってんでしょ」

「ううん、いつも別々」

女友「道同じでしょ!一緒に帰りなよ!」

「でも、どうすれば?」

女友「そろそろ向こうから来るんじゃない?あっほら、来たよ」

11 : 以下、名... - 2012/02/17(金) 00:18:50.83 CFd4uBKrI 4/22

「ねえ」

「何?」

「・・・一緒に帰る?」

「・・・うん」

男友女友「(早っ!!)」

15 : 以下、名... - 2012/02/17(金) 00:22:25.36 CFd4uBKrI 5/22

「・・・・・」テクテク

「・・・・・」テクテク

「ねえ」

「・・・何?」

「迷惑だったかな?」

「ううん、嬉しい・・・」

「そう、良かった・・・」

「・・・・・」テクテク

「・・・・・」テクテク

「ねえ」

「何?」

「・・・何でこんな早歩きなの?」

「あっ・・・ごめんなさい・・・」

17 : 以下、名... - 2012/02/17(金) 00:32:18.56 CFd4uBKrI 6/22

「・・・ここが女さんの家?」

「うん・・・」

「じゃあ、俺はこれで・・・」

「あのっ!」

「?」

「今日は・・・ありがとう」

「うん・・・」

「さようなら・・・」

19 : 以下、名... - 2012/02/17(金) 00:37:58.56 CFd4uBKrI 7/22

翌日

男友「昨日どうだった?一緒に帰ったんだろ?」

「ああ」

男友「どうだ?何か進展は?」

「別に・・・いや、彼女が・・・」

男友「何があったんだ?」

「・・・嬉しかったって」

男友「やったじゃねーか!この調子でいけよ!」

「ああ」

20 : 以下、名... - 2012/02/17(金) 00:40:33.88 CFd4uBKrI 8/22

女友「昨日どうだった?」

「・・・あんまり話せなかった・・・」

女友「そっ、そうなんだ、でも良かったね。一緒に帰れて。」

「うん、嬉しかった・・・」

女友「きっと向こうもそう思ってるよ!!」

23 : 以下、名... - 2012/02/17(金) 00:43:48.74 CFd4uBKrI 9/22

男友「明日は休日だ。次は、彼女と一緒にファミレスなんてどうだ?」

「・・・ファミレス?」

男友「そう」

「・・・金が無いんだが」

男友「何言ってんだよ、そんぐらい俺が貸すって」

「・・・いいのか?すまない」

男友「気にすんな、親友の初恋だ!全力でサポートしようじゃないか!」

28 : 以下、名... - 2012/02/17(金) 00:55:34.69 CFd4uBKrI 10/22

「あの・・・」

「何?」

「明日暇かな?」

「・・・休日はいつも暇」

「・・・良かった。じゃあ、明日一緒に、あの・・・ファミレスなんてどう、かな」

「・・・行きたい」

「じゃ、じゃあ、明日君の家へ行くよ。」

「・・・うん、待ってる」

31 : 以下、名... - 2012/02/17(金) 01:02:10.59 CFd4uBKrI 11/22

翌日

「(彼女の家・・・2度目だ)」

「(私服を着るのなんて久々だ)」

「(変じゃないといいが・・・)」

32 : 以下、名... - 2012/02/17(金) 01:02:56.96 CFd4uBKrI 12/22

女の家

「(緊張する・・・)」

「(会ってなんて言えばいいの?)」

「(私、大丈夫かな・・・)」

35 : 以下、名... - 2012/02/17(金) 01:16:45.70 CFd4uBKrI 13/22

男友「上手く行きそうだな」

女友「ここまではね、でも、どうなるか分からないわ」

男友「俺たちのサポートが無けりゃ、あいつら一生片思いだったな」

女友「お互いの親友のためよ、頑張りましょ」

男友「ああ、おおっ、女の奴が家から出てきたぞ!」

38 : 以下、名... - 2012/02/17(金) 01:26:17.79 CFd4uBKrI 14/22

「おはよう・・・」

「おはよう・・・」

「(男君の私服、カッコいい///)」

「(雰囲気が違い過ぎる・・・カワイイ///)」

「じゃ、じゃあ、い、行こうか」

「うっ、うん!」

男友「いい雰囲気だね~」

女友「よし!、この調子、この調子」

42 : 以下、名... - 2012/02/17(金) 01:38:29.55 CFd4uBKrI 15/22

ファミレス

「・・・・・」

「・・・・・」

男友「うわ~早速、無口モードかよ・・・」

女友「あちゃー、ねえ、どうしよう?」

男友「とりあえず、様子を見るしかない。いま、俺たちがいるのがばれたら、台無しだ」

女友「そうね・・・」

43 : 以下、名... - 2012/02/17(金) 01:48:11.48 CFd4uBKrI 16/22

「・・・ねえ」

「何?」

「男君の2つ後ろの席の人って、男友君と女友さんだよね。」

「何?」

「気をつけて、見てね。」

「(鏡使うか)」チラッ

「・・・・・」

「・・・・・」

「・・・でしょ?」

「ああ・・・」

「こういうのって、邪魔しちゃいけないよね?」

「そう・・・だな」

男友「おいおい、盛大な誤解受けてるぞ。俺たち!」

女友「ど、どうしよう。(そんなに嫌じゃないけど・・・)」

46 : 以下、名... - 2012/02/17(金) 01:51:15.92 CFd4uBKrI 17/22

「・・・2人きりにしてあげよう」

「そうだね・・・」

店員「ありがとうございましたー(まさかのドリンクバーオンリーかよ!)」

男友女友「・・・・・」モジモジ

男友「あ、あの趣味とかは?」

女友「親友の恋のサポートです///」

男友「奇遇だね、僕もだ」キリッ

47 : 以下、名... - 2012/02/17(金) 02:02:38.11 CFd4uBKrI 18/22

「仲良かったんだな、あいつら」

「うん・・・ちょっと意外」

「・・・・・」

「・・・・・」

「・・・俺たちはどうしようか」

「うん・・・」

「・・・どこか行きたい場所ある?」

「うんうん」

「もういいのか?」

「・・・今日は十分楽しかったから。」

「・・・そうか」

「また、学校で・・・」

52 : 以下、名... - 2012/02/17(金) 02:12:58.75 CFd4uBKrI 19/22

男友「よう!どうだった昨日は!」

「・・・こちらのセリフだ。あの後どうしたんだ」

男友「聞きたいか~?聞きたいか~?」

「いや、いい。大体分かったよ」

男友「何だよ~。そういえば、お前、変わったな」

「そうか?」

男友「やはり、恋すると、人って変わるんだな~」

「茶化すなよ」

53 : 以下、名... - 2012/02/17(金) 02:19:57.56 CFd4uBKrI 20/22

女友「昨日どうだった?」

「・・・楽しかったよ」

女友「何よりだよ~。そういえば、君変わったよね」

「そうかな?私、変われたかな!」

女友「うん!明るい顔できるようになったじゃん!」

「・・・私、男君とあの場所に行こうと思うの」

女友「・・・大丈夫?辛くないの?」

「男君と一緒なら・・・」

女友「頑張って!応援してるよ!」

「・・・女友さんも男友君と仲良くね?」

女友「はは、参ったなぁ」

54 : 以下、名... - 2012/02/17(金) 02:25:42.04 CFd4uBKrI 21/22

「今日も、一緒に帰ろう」

「・・・うん。でも、私、一度寄りたい場所があるの」

「いいよ、どこ?」

「高台の公園・・・。思い出の場所なの・・・」

「・・・そうなんだ。よし、じゃあ行こう」

「・・・ありがとう」

55 : 以下、名... - 2012/02/17(金) 02:31:55.92 CFd4uBKrI 22/22

高台の公園

「(すっかり暗くなってしまった)ねえ、どうしたの?」

「・・・こっちに来れば分かるよ」

「えっ、なあ、これって・・・」

「そう、星。貴方にこれを見せたかったの」

「綺麗だ・・・」

「私、小さい頃いつも1人だったから。いつもこうしてこの公園で星を見ていたの」

「女さん・・・」

「でも、もう一人じゃないんだよね。だって、今の私には、男君がいるもの」

「俺は君を絶対に1人になんかさせない!愛してるよ」

「私も・・・愛してる・・・」

END

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