律「………あれ……ここ…私の家じゃ…??」
唯「うーん…むにゃむにゃ…りっちゃん…」
律「ゆ、唯!?っていうかおま、裸…って私もか!!」
元スレ
律「はっ!!寝てた!!!」
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1287149320/
律「………………………」
律「そうか……昨日、唯の部屋でだらだら遊んでて、なんかいい雰囲気になって、それで………」
律「……………良かったなぁ」ニヤニヤ
律「って噛み締めてる場合じゃない。夜中こっそり帰るつもりだったのに、憂ちゃんが起きる前にそーっと帰らないt」
憂「お姉ちゃーーーん。ご飯できてるよー」コンコン
律「」
ガチャっ
憂「お姉ちゃん、いくら休日だからって寝過ぎだよー。」
律「(隠れてしまった…………)」
憂「お姉ちゃん?あっ!裸で寝てる!だらしないよお姉ちゃん!」
唯「う~~~んもうちょっと………」
憂「もぅ!服だって脱ぎ散らかし………………あれ?」
憂「下着が2組………服が2着……………??」
律「(これややばいぃぃぃぃぃぃ!!)」
憂「…………………………」
バっ!
唯「んん…寒いよ……むにゃ……」
憂「……………………………………………」
律「(ドキドキドキドキドキドキドキドキ)」
憂「このブラ………澪さんや紬さんだったら絶対つけられない。梓ちゃんじゃスカスカ…」
憂「……………………………………………………………………………」
憂「…………………………………………………………律さんいるんですか?」
律「(澪おおおおおおお助けてええええええええ)」
憂「……………………いるんですよね?律さん?」
律「(な、なんかでたらとんでもない事になるって本能が告げてる。『私だよん!』なんてでた暁には、女同士で引かれるとか、そういう次元じゃない何かとんでもなくやばい何かが…)」
ピリリリリリリリリ!ピリリリリリリリリリ!!
憂「!!』
律「(!!!!!!!!!!!!!!!!)」
憂「服の中………………」ゴソゴソ
ピリリリリリリリリ!ピリリリリリリリリリリ!! ピッ
澪『もしもし!?どうせ寝てたんだろ!何分待ってると思ってるんだ? 早くこーーい!』
憂「……………………………」
澪『おーーーーい!寝ぼけてるのか!?律ーーーー!!おい!ばかり』ピッ
憂「………………………………………………………………………………………」
憂「……………………………やっぱり律さんじゃないですか」
律「(澪おおおおおお!!馬鹿!馬鹿!!!)」
憂「もう………なんで隠れるんですか?風邪引いちゃいますよ?」
律「(……………)」
憂「こんな部屋で隠れてたって、探したらすぐわかっちゃいますよ?」
憂「律さん」
憂「律さん」
律「(怖い………泣きそう…唯助けて…)」
憂「………………………仕方ないですね」
ガチャッ バタン トンットンットンットンッ
律「(…………行ったか?)」
律「(………………)」
律「(………………)」
律「……………唯?」
律「ゆーーいーーー。おきろ!頼む」
律「起きてくれー。唯ーー。助けろ」
律「……やっぱりこの隙に出て、服来て…」
トントントントントン ガチャッ
律「(無理ぃぃぃぃぃぃぃ!!)」
憂「………まだ出てきてないんですね」
律「(………………………)」
憂「…お姉ちゃん!!起きて!!朝だよ!ごはんだよっ!」ゆさゆさ
唯「ん~~~むにゃ……りっちゃん……」
憂「……………………………」
憂「……………………………がっかりだよ」ぼそっ
ブシュッ、ブシューーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ゴボボボッドスンッ…ゴロゴロゴロ……ゴロ…ゴロ………
………………………………………………
律「(いっ、今の、今の何の音!?何!?何が起きてる??)」
律「(……………………………)」
律「(な、何の音も…………)」
ダンッ!!!!
ビィィィィィン
律「(ひいいいぃぃっ!こ、これ、包丁の、刃!?」
憂「この部屋って、隠れるところ、この、うすーーーーーーーいクローゼットしか無いんですよね。こうやって、包丁を突き立てれば、簡単に突き抜けちゃうぐらいの」
律「(憂ちゃん?何?え?これって」
ダンッ!!!!!!!!
ビィィィィィィィィン
憂「うちは包丁いっぱいありますから。いーーーーっぱい刺せますよ? 樽に刺して飛び出る玩具みたいに飛び出てくる前に、自分から出てこないと、大変な事になっちゃいますよ」
ダンッ!!!!!!!!
律「(助けて助けて助けて助けて助けて!!!!)」
ダンッ!!!!!!!!!!!!!
ダンッ!!!!!!!!!!!!!
律「痛ッ!」
憂「…………………………………………………………」
律「(…………う、腕に…かすった」
憂「もう隠れてる意味ないじゃないですか」
ダンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
憂「今聴こえましたよ。『痛ッ』て」
ダンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
憂「早く出てきてくださいよ。本当に死んじゃいますよ?」
ダンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
律「(唯はなにしてんだよおおおおお)」
ダンッ!!!!!!!!!!!
憂「………………もう本数も少ないなぁ」
ダンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
律「(!?……この包丁、血が)」
憂「…………………それにしても」
ダンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
憂「…お姉ちゃんにはがっかりしました」
ダンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
憂「あ、さっきの包丁は再利用です」
ダンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
律「(……に、逃げる場所がもう無い)」
憂「まだあったかいでしょう?それ。お姉ちゃんの香り、最期に楽しんでくださいね」
律「(えっ)」
ダンッ!!!!!!!!!
律「」
憂「………………………………………………………」
憂「………………………………………………………」
ポタッポタッポタッチョロチョロチョロチョロ
憂「大当たりだったみたいですね」
ガチャッ
憂「………………………………………………………」
憂「ほーら、やっぱり律さんだった」
律「はっ!!寝てた!!!!」
律「………めちゃくちゃ怖い夢を見てたような…」
律「…頭いってぇ………ガンガンする…」
澪「……………んん…」
律「み、澪!?っていうかおま、裸…って私もか!!」
律「………………………」
律「そうか……昨日、高校生最後の夜だって、いやがる澪にも無理矢理飲ませて、二人して酔っぱらって…それで……確か…おしたお…し……て」
律「……………///////」
澪「……うーん……はっ!!」キョロキョロ
律「……え、えーっと……おはよ…」
澪「………え……あ………あっ!!………/////」
律「……な、なんつーかさ…はは、あはは」
澪「り、律おまえええ………///」
聡「姉ちゃーーーーん!!!俺のDS取ったろー!!」ドンドン
律澪「」
ガチャッ
聡「おい!姉ちゃん!!……ってあれ?いない…」
律「(隠れてしまった…………)」
澪「(ど、どうすんだよこれえええ!)」
律「(仕方ないだろっ。くそっ聡のやつ…女の部屋いきなり開けやがって)」
澪「(律と聡じゃなぁ…)」
律「(うるせー!)」
聡「ったく汚い部屋だなぁ。服は脱ぎ散らかってるし、空き缶はころがって、ってこれ酒じゃん!」
聡「それよりDSDS、早く俺の寧々さんに会いたいのに…」
聡「ここかっ!?」ガラッ
聡「それともここかっ!?」ガチャッ
澪「(おい………これまずくないか)」
律「(聡のやつうううう!)」
澪「(どどどどうすんだよ律!クローゼットを開けられたら、終わりだぞ…)」
律「(うううう……どうしよう…)」
聡「ここかーほいさぁっ!おっと下着入れ!」ガラッ
律「(コロスコロスコロスコロスコロス)」
澪「(聡…………………)」
聡「おっと発見!!!なんだよ机の上じゃーん!」
律澪「(……ほっ)」
--------------15分後---------------
聡「………うん。僕も好きぃ……ドゥフフ!チュッチュッ」
澪「(……で、なんで聡は律の部屋でゲーム始めてるんだ?)」
律「(知るかよおおおおおおお。殺す!ほんと後で殺す!!)」
澪「(…………そ、それより、お前くっつきすぎだろ…)」
律「(…………し、仕方ないだろ)」
澪「(お互い、は、は、はは、裸なんだからっ……もっと離れろ…よ)」
律「(……………ニヤリ)」
澪「(ッ!?)」
律「(おやおやぁ。昨晩は二人であーーーーんなに激しく暖め合ったのに、今更お恥ずかしいんですかぁ?)」ニヤニヤ
澪「(ちょっ、こんなとこでふざけるな!)」
聡「ああぁ……俺の寧々さん……可愛いよぉ………」
律「(ふざけてないよ!私は真剣だったのに! 澪は遊びだったっていうの?ひどいっ)」
澪「(ばっ!今はそう言う状況じゃないだろ。ばか!やめろ!変態)」
律「(んーー昨日と変わらずもっちもちですねぇ澪しゃんは)」
澪「(も……揉むなぁ……やめ…馬鹿律!)」
聡「あぁ……寧々さん……な、なんかムラムラしてきた」
律「(みーーおーーーーなんかムラムラしてきた)」
澪「(知るかくそばかああああ!!やめろばれるぞ)」
律「(………………)」
澪「(ば、ばか、そこはだ…っ)」
律「(……やる気まんまんだな澪)」
澪「(……ちがっ…………)」
律「(いいから)」
澪「(…………っ!……ふぅっ!や…やめ…)」
聡「はぁ…はぁ……寧々さん…」
澪「んぁっ!」
澪律「(!?)」
聡「はぁはぁはぁはぁはぁ」
澪「(き、気付かれてないかな…)」
律「(ちょ、ちょっと今のは危なかったかな)」
澪「(だからやめろっていってるのに馬鹿律!状況をかんがえ…ちょっ!)」
律「(んふーー試合続行ーー)」
澪「(んっ…ば…か……こえ…やめ)」
律「(声出すな)」
律「(ふっ………くっ……ん…は…)」
聡「寧々さん……寧々さん……気持ちいいよ…はぁはぁはぁ」
律「(…………………)」
澪「(…………っ………ふぅっ!…ん…)」
律「(みーお)」
澪「(……ううっ……うー…ううぅぅ!)」
律「(イキそう?)」
澪「(……うう…くぅ……んんうう)」
律「(我慢すんなよ)」
澪「(く……う…り……つ…もう…)」
律「(いいよいって)」
澪「(りつ…りつ……りつりつりつ……」
澪「りつううううううううううううう!!」がちゃっごろごろごろドシーーン
聡「いくううううううううううううう!!」びゅばーす
律澪聡「」
律「はっ!!寝てた!!!!」
律「………とにかく最低な夢を見た気がする…無性に聡が殴りたい…」
律「…ん……?…」
律「わ、私裸じゃん!!っていうか、ここ部室!!」
律「え?え??えええええええ?」
律「ええと……早めに部室にきたら紬がいて…一緒にお茶飲んで……それから…」
律「それから何があって今こうなってるんだ…」
律「そ、それより服!服!!服着ないと!」
律「ねえええ!服も!私の荷物も!携帯も!!」
律「紬はどこだ!!どどど、どうすれば」
唯「よおおおおし!今日も部活がんばるよ!あずにゃん」
梓「そういってどうせまずはお茶なんでしょ?」
唯「あっ!あずにゃんエスパー!?
梓「はぁ………」
律「」
ガチャッ
唯「やっほーーー!!ってあれ…誰もいない」
梓「一番乗りですね」
律「(物置があって良かった…………)」
唯「ちっちゃんと紬ちゃんは先に行ってたと思ったのになぁー」
梓「澪先輩はどうしたんですか?」
唯「澪ちゃんは定番の掃除当番で遅れるっていうシチュエーションだよ! それより、事件だよ!問題だよ!あずにゃん!!」
梓「ど、どうかしたんですか!?」
唯「紬ちゃんがいないとお茶が飲めないよ!!」
梓「……………はぁ……」
律「(……ん?…紙切れが落ちてる……)」
---------------------------------------------------------
私、極限状態の人間が、
窮地を脱する瞬間を眺めるのが夢だったの。
無数に仕掛けた隠しカメラで見守ってます。
ファイト!りっちゃん!!
-紬-
PS お洋服と荷物はまとめて教室のりっちゃんの机の上に置いておきました。
終わったら取りに行って着替えてね。
---------------------------------------------------------
律「(……………………………)」
律「(今なら素直な気持ちで、全力で紬を殴れる気がする)」
律「(絶望的すぎる………ここから教室まで誰にも見つからずとか…)」
律「(何ルギアソリッドだよそれ……ここ出たら即アラートじゃん…グスッ)」
律「(紬ぃ……紬とかいてムギと読む紬ぃ………覚えてろよ……)
唯「暇だねぇーあずにゃん」
梓「暇なら練習しましょうよ!だらけすぎです!」
唯「とはいってもねぇーあずにゃん。紬ちゃんの。紬ちゃんとかいてムギちゃんと読む紬ちゃんのケーキがないと、元気がでないよ…」
梓「何言ってるんですか……もう…」
唯「あああぁ~~~暇だねぇーあずにゃん。早くちっちゃんこないかなぁ」
梓「あ、今噛みましたね。実はさっきも噛んでましたよね。私そう言うの聞き逃しませんよ」
唯「ちっちゃんでもりっちゃんでもどうでもいいよもう……あぁあ~~~」
梓「………だめ人間」
律「(…今もどこかでみてるんだろ紬…)」
律「(お前の期待通りなんてならないぞ……このまま放課後まで全裸でここで過ごして、こっそり服取りに行って終わりだよ)」
律「(そうだ!それで終わりだ!!はは、アハハハ!ざまーみろ紬!)」
律「(私の勝利のダンスを食らえ!!!!)」クネクネクネクネクネクネクィックイっ
律「(………………死にたい)」
紬「りっちゃんって見てるだけで本当に面白いわね」
澪「(律…………)」
さわ子「今の踊りなによ」
梓「そ、そうだ!せめてリズムの練習だけでもしませんか?」
唯「りーーーずーーーむーーーー??」
梓「唯先輩はストロークのリズムキープがまだ甘いです! 基礎練習をもっと積めば克服できるはずです」
唯「リズムかーーーー」
梓「そうです。リズムです!あそこのメトロノームを使ってr」
唯「わかったあずにゃん!リズムの練習だねっ!私得意だよ!!」
梓「そ、そうですよ。だからそこのメトロノー」
唯「カスタネットだよあずにゃん!!うん!たん!うん!たん!だね!?」
梓「うん……たん…ですか?」
唯「そうだよあずにゃん!!!カスタネットを使ってリズムの特訓だよ!!」
梓「唯先輩、カスタネットなんて持ってるんですか?」
唯「………持ってない………貸してネット」
梓「前髪が全部抜け落ちれば良いのに」
唯「ひどいっ!!」
唯「カスタネットが無いんじゃやる気0だよ……エンプティーだよ…」
梓「もう………あっ」
梓「私、物置でカスタネット見たような気がします!ちょっと探してみますね!」
唯「おおっ!あずにゃん!やる気だね!!」
律「(おいおいおいおいおいおいおいおいおいおい!!)」
律「(ここ、隠れるところないぞ……さわちゃんの衣装も着ぐるみも、ご丁寧に撤去されてるし…ど、どうするりっちゃん。考えろりっちゃん)」
律「(いや…………逆に考えると…これは)」
唯「眠くなってきたよあずにゃん…」
梓「いっ今直ぐ探してきますから!寝ちゃだめですよ!唯先輩!」
タタタタッ
がちゃっ ばたん
律「はっろーーー」
梓「!!!?!?!りっrもごごごご!!」
ガタン、ドスーン
唯「あずにゃーーーーん?どうしたのーーー?」
梓「(もがーーー!もごー!!もごごーー!!)」
律「な、なんでもないデスーー。なめるなデスーー。やってやるデスーーー」
梓「(もがーー!!もがーー!!!)」
律「(いいか梓ぁ……絶対声出すなよぉ)」
梓「(もがが?ももーい!ももが!)」
律「(そおぃっ!!)」ドガッ
梓「(もっ!?もがーーー!!!もごご!!!)」
律「(あれっ?おっかしーなぁ。テレビではこうやると一発で」
律「(そおぃっ!!)」
律「(そおぃっ!!)」
律「(そおぃっ!!)」
律「(そおぃっ!!)」
律「(そおぃっ!!)」
律「(そおぃっ!!)」
梓「………………」ビクンッビクンっ
律「(はぁっ…はぁっ………手こずらせやがって……)」
梓「………………」ブクブクブクピクンッ
律「(さ・て・とん☆)」ゴソゴソゴソゴソ
-----------------------------------
--------------------------
-----------------
----------
がちゃっ
唯「Zzzzzzz はっ!寝てた!!あずにゃーん。おそー ってあれ?」
律「いぇーい!私だよん!」
唯「えっ?あれっ?あずにゃんが倉庫にカスタネットを……あれっ?あれっ??」
律「なーに寝ぼけてんだよ唯はーー!」
唯「あれ?え?え、えへへ、えへへへ?」
唯「あれ?なんかりっちゃん、服ぴっちぴちだね。あれ?そのリボン…」
律「あーんまじろじろみんなよー!私ちょっと教室の忘れ物取りに行った後、紬ぶっころしてくるから!それじゃーな!ばーーい」
ガチャッ バターーン
唯「え?…………………??」
唯「………………だれもこない…」シュン
紬「撤収であります!!総員撤収です!!」
澪「あ、梓は!!」
さわ子「いいから逃げるのよ!!修羅がくるわよ!修羅が!!!」
梓「はっ!!寝てた!!!」
梓「えと………私……痛た…ここは…」
梓「あれ…………あれ??」
梓「わ、私裸じゃん!!!!」
-----以下永遠に続く-----
68 : 以下、名... - 2010/10/16(土) 01:44:59.84 igvTXyRZ0 33/33本当は目覚めたところが唯部屋で、
色々あって独りで全裸でベッドの下に隠れてるところで、
感付いた憂にバルサン炊かれるあずにゃんとかも考えてたんですが、
もうほんときりがないのでこの辺で。
サイコエロギャグ全部かけて楽しかったです。
次はまたうんこネタとかでお会いしましょう。では御機嫌よう。