1 : ◆GiMcqKsVbQ - 2020/05/20 01:56:22.28 Lnk6yJcR0 1/24

モニター「・・・・・・」ザザーッ

モニター「・・・・・・え?」

「」

貞子「あ、あの?し、死にました?」

「」

貞子「・・・・・・」

貞子「やばいですね、これは。私まだ呪ってないのに死なれてしまっては都市伝説法28条に抵触します」

貞子「えーと、あれ破ると罰金と懲役刑ですっけ?やばいですね、まじで」

貞子「え、てかなんで死んだんですか?」

元スレ
貞子「来ーるー♪きっと来るー♪」男「うぐっ」バタッ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1589907382/

2 : ◆GiMcqKsVbQ - 2020/05/20 01:57:12.28 Lnk6yJcR0 2/24

貞子「状況確認。テーブルの上にはこんにゃくゼリーの容器。これですか」

貞子「えっと、つまり?とつぜんモニターが古井戸に切り替わった衝撃に驚いて誤飲してしまったと?」

貞子「・・・・・・」

貞子「子供か!もしくはジジイか!」

貞子「と、ツッコミを入れている暇はありません。ちょうど都合よくあそこに掃除機があります」

貞子「これを口に突っ込んで、吸引!」ゴオオオオオオオ!

キュポン

貞子「いい感じに取れたみたいですね」

3 : ◆GiMcqKsVbQ - 2020/05/20 01:58:04.49 Lnk6yJcR0 3/24

貞子「ここで安否確認。心臓は、止まっている。息は、していない。え、やばい」

貞子「まずは胸骨圧迫。心臓を動かさないと全て始まりません」

「うぐっ」

貞子「胸骨圧迫30回のあとに人工呼吸を二回」

(なん、だ?俺、たしか・・・・・・・)

貞子「気道確保を行い、ハンカチなどを口に当てた状態で息を吹き込む」

(息を吹き込む?いったいなにを言って)

貞子「すぅーっ、ふぅーーーっ!」

「!?!?!?!?!?!?!?!?!?」

(臭ぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!ドブとヘドロが下水管でミックスされた臭いが肺の中に充満する!?!?!?!?!?!?)

貞子「人工呼吸は二回。あと一回!」

(やめろ、やめろーーーーーーーーー!!!!!!)

貞子「すぅーっ、ふぅーーーっ!」

(あばばばばばばばばばば)

4 : ◆GiMcqKsVbQ - 2020/05/20 01:58:47.75 Lnk6yJcR0 4/24

貞子「確認、心臓、動いてる。呼吸・・・・・・口から泡を吹いている」

貞子「泡を吹いていると言うことは、息を吐いている。よし、オッケーですね」

貞子「では救急車を呼びましょう。住所がわかるものがあれば・・・・・・」

貞子「まあないですね。こういうときは慌てずに、近所に自動販売機がないか探します」

貞子「窓の外から確認して、はいありましたね。あそこまでいけば住所が書いています」

貞子「この人のスマホを借りて救急車を呼びましょう」

貞子「もしもし、救急です。場所は〇〇区××町1-2-3。赤い自販機の向かいのアパートの2階です」

貞子「一度心肺停止していましたが、応急処置を行い息は吹き返しました」

貞子「現在口から泡を吹いています。なるべく早くお願いします」

5 : ◆GiMcqKsVbQ - 2020/05/20 01:59:35.75 Lnk6yJcR0 5/24

キャラ紹介

男:人間。男性。心配停止経験あり。姉がいる。

メリー:人形。女性。違約金が払えないので仕事を放り出して居候中。全体的にミニマム。

貞子:故人。女性。ドブの臭いがする。生えてません。おっぱいが大きい。身長は高め。

姉:出てこない。

モニター:デスクトップ型パソコンに接続されている。

スマホ:二台ある。

6 : 上のレスと一緒に載せればよかった ◆GiMcqKsVbQ - 2020/05/20 02:01:47.64 Lnk6yJcR0 6/24

前回のお話。こっちから読んだらメリーさんのことがわかります。

メリー「もしもし、私メリーさん」男「ひいいぃっ!」バタッ
http://ayamevip.com/archives/54635181.html

7 : ◆GiMcqKsVbQ - 2020/05/20 02:02:23.76 Lnk6yJcR0 7/24

(・・・・・・あれ、ここは)

「・・・・・・見たことある天上だ」

(白いベッドで動きやすい半纏みたいな服。うん、病院だな、ここは)

「えーと、俺なんでまた病院にいるんだ?」

メリー「あーっ!起きてるのーっ!」

「おっ?メリーさん?」

メリー「よかったの!よかったの!男がまた救急車で病院に運ばれたって聞いていてもたってもいられなかったの!」

「メリーさん、そこまで心配して・・・・・・」

メリー「男が死んだら私を養ってくれる人がいなくなるの!ついでに都市伝説法28条はまだ有効なの!私の見てないところで死なれたら困るの!」

「少しでも感動した俺の気持ちを返せ」

8 : ◆GiMcqKsVbQ - 2020/05/20 02:04:25.37 Lnk6yJcR0 8/24

「てか、救急車って誰が呼んだんだ?メリーさん?」

メリー「私じゃないの。私はお買い物に行ってたからマジでわからないの」

「え、ってことはまたメリーさんみたいな不法侵入?」

メリー「かもしれないの。・・・・・・そう聞いたら不安になってきたからとりあえず一旦家に帰って確認するの」

「ごめん、頼む」

メリー「大丈夫なの。男はスマホ二台持ちだから片方家で片方自分で持ってもらえれば往復はワープでできるの」

「それいっつも疑問に思ってるんだけど出なくていいの?」

メリー「メリーさんの電話はでなくても勝手につながるの。都市伝説ならではのスゴ技なの」

「そういうもんなのか」

メリー「そういうもんなの。それじゃあなの」

「よろしくー」

9 : ◆GiMcqKsVbQ - 2020/05/20 02:05:29.96 Lnk6yJcR0 9/24

メリー(さて、帰宅完了なの。家が荒らされた形跡はないの)

メリー(ただ、部屋が臭いなの)

メリー「え、なんでこんな腐った雑巾みたいな臭いが充満してるの?」

メリー(生ごみは昨日捨てたし、ゴミ箱が溜まってる様子もない。ネズミの死骸とかがあるにしてもこんなレベルで充満しないの)

メリー「こんなドブの臭いが充満するんだから絶対臭いの原因があるはず」

メリー(ただ、このままだと臭いが部屋にしみつくの。やばいの、こんな部屋で生活したくないの)

メリー「それに心臓が弱い?男がこんな臭い嗅いだらワンチャンまた死ぬの。徹底的に掃除第二段はじめてやるの!」

モニター「・・・・・・」ザザーッ

10 : ◆GiMcqKsVbQ - 2020/05/20 02:07:03.06 Lnk6yJcR0 10/24

モニター「あ、あの・・・・・・メリーさん?」

メリー「ん?誰か話しかけたの?」

モニター「聞こえますか・・・・・・?」

メリー「聞こえてるの聞こえてるの。どこから話しかけてるの?」

モニター「わ、私は貞子です。モニターの中で・・・・・・」

メリー「ああー、なるほどなの。ちょっと待って、今側に行kくっさ!?」

モニター「え」

メリー「臭いの原因見つけたの!貞子、おまえなの!」

貞子「え、いや、あの・・・・・・私、見ての通り古井戸から・・・・・・」

メリー「んな腐った井戸にいたらドブみたいな臭いが充満するに決まってるの!通信切れなの!」

貞子「そんな、ひどい・・・・・・私はあの男の人の安否が気になっただけなのに・・・・・・」

メリー「男は無事なの!生きてるの!さあわかったら消えろなの!」

貞子「よかった、無事だったんですね・・・・・・では消えます・・・・・・」

メリー(これで臭いの元は絶ったの。あとは掃除をするだけなの!)

12 : ◆GiMcqKsVbQ - 2020/05/20 02:08:39.55 Lnk6yJcR0 11/24

メリー「徹底換気!完全消臭!窓全開で扉も全開!」

メリー「部屋全体にファブリーズ!あとで炭も買うの!」

メリー「・・・・・・てか、獲物被りするとか聞いてないの!やっぱり上の奴ら仕事が杜撰なの!」

メリー「・・・・・・あれ?ってことはこのまま放っておいたら男が貞子にやられるの?」

メリー(男死亡→メリー都市伝説法に抵触→罰金&懲役刑)

メリー「・・・・・・絶対殺させるかなの!たとえこの命に代えても男のことは守って見せるの!」

メリー(まあとりあえず男が帰ってくるのを待つの)

13 : >>11こまけぇこたぁいいんだよ! ◆GiMcqKsVbQ - 2020/05/20 02:10:22.81 Lnk6yJcR0 12/24

「ただいまー」

メリー「おかえりなさいなの」

「・・・・・・なんか臭くね?」

メリー「貞子のせいなの」

「貞子って、あの呪いのビデオの?」

メリー「そうなの。男はあいつに狙われてるの」

「え、でもうちビデオデッキないし・・・・・・」

メリー「パソコンでなにか変なデータダウンロードしなかったの?」

「変なデータ?うーん、覚えがないな。しいて言えばアマプラでダウンロードしたぐらいか?」

メリー「たぶんそれにくっついてたの。貞子はビデオをやめてパソコンデータにウイルスとして侵入するようになってるの」

「まじか。貞子さん進化してるな」

メリー「なの。ちなみに私はLINE電話でかけるときもあるの」

「マジか。メリーさんもスマホ対応か。てか人形ボディでスマホ触れるのか?」

メリー「こう見えて私は血の通った人形なの。叩かれたら痛いしお腹もすくし喉も渇くの」

「血の通った人形とは」

14 : ◆GiMcqKsVbQ - 2020/05/20 02:11:05.32 Lnk6yJcR0 13/24

貞子(さて、そろそろ彼が帰ってきていてもおかしくない頃です)

貞子(さっさと呪い殺して次に行かなきゃ。今月の評価厳しいのに手間取らされちゃいましたし)

貞子(えーと、あの人のモニターは・・・・・・これか。よし、映像切り替えっと)

モニター「・・・・・・」ザザーッ

貞子(・・・・・・声が聞こえない。普通だったら悲鳴ぐらいあげてもいいころなのに)

貞子(メリーがなぜかこの家にいたのも気になるけど・・・・・・まあ私は私の仕事をやりましょう)

15 : ◆GiMcqKsVbQ - 2020/05/20 02:12:31.96 Lnk6yJcR0 14/24

貞子(さて、そろそろモニターの画面から出られますね)

貞子(・・・・・・やけに外が暗いですね。ですが、私にはそんなもの関係ありません)

貞子(私たちにとって暗闇は昼間も同然なのですから。さあ、泣き叫びなさい!)

貞子「来ーるー♪きっと来るー♪きっと来るー♪」

貞子(先週スピーカーが壊れて自分で歌わないと聞こえないのが難点です。ですがこれが終われば買い直すお金が入ってきます)

貞子「さて、もう上半身が全部出ますよ?どこに逃げたって無駄、私からは決して逃れられな」

スカッ

貞子「・・・・・・あれ?」

貞子(おかしい。テーブルなり床なりに手がついてもいいころなのに、届かない。てか、気配がしない)

貞子「しかも若干肌寒い」

貞子(ちょっと髪上げて確認しますか。見てないでしょうし。・・・・・・あれ?今モニターの外に見えてるのって、地面?)

貞子「しかも、結構遠い所に・・・・・・」

16 : ◆GiMcqKsVbQ - 2020/05/20 02:13:20.80 Lnk6yJcR0 15/24

メリー「あいかわらずえぐいこと考えるの」

「殺されたくないからしかたないだろ」

メリー「そうはいってもまさかモニターを窓の外にぶら下げるだなんて・・・・・・」

「メリーさんが仕事してるぐらいだから貞子も同じようなもんかなって」

メリー「そうはいっても私たちは一応会社からの支給品で対人間バリアがあるの。人間の攻撃じゃやられないの」

「それを聞いたからああやって外に出たら落ちる仕様にしたんだろ。自分から落ちたら多分バリアは発動しない・・・・・・と思う」

メリー「実際発動しないの。しかもウチの会社保険とかないから労災も下りないの。二階の高さから落ちるとかやってられないの」

「これで諦めてくれたらいいんだけど・・・・・・」

17 : ◆GiMcqKsVbQ - 2020/05/20 02:14:41.94 Lnk6yJcR0 16/24

貞子「えーと、外に出たら自由落下して下のアスファルトに頭から激突」

貞子「他の画面から出ようにも全部ぶら下げられてます」

貞子「映写媒体が小型化して持ち運びしやすくなったのが仇になりましたか。現代っ子め!」

貞子「がんばって脚から出ても普通に骨が折れそうです。2階とはいえ結構高い」

貞子「・・・・・・あれ、詰んでません?」

貞子「いやいやいや、ちょっと待ってください。ターゲット変更は違約金がヤバいです」

貞子「とりあえず今日は諦めましょう。そしてモニターが家の中に戻されるのを待ちましょう」

貞子「待てば海路の日和あり。諦めは悪いのがこの私です」

貞子「さて、とりあえず撤収」

18 : ◆GiMcqKsVbQ - 2020/05/20 02:15:32.23 Lnk6yJcR0 17/24

―1か月後―

メリー「男ー、ドブの臭いがしてきたのー」

「よーし、じゃあまた吊り下げるかー」

貞子『待って、待ってください』

「あ、貞子さん」

貞子『毎回毎回どうして私が出ようとするタイミングで都合よく外に吊り下げられるんですか?』

メリー「だってそっち古井戸の臭いでドブ臭いの。その風がこっちに流れてくるからすぐわかるの」

「貞子さん動き遅いから余裕で間に合うし」

貞子『好きでこんな臭いしてるわけじゃありませんよ!休日はちゃんとお風呂にも入っていいにおいなんです!臭いのはこの現場のせいなんです!』

メリー「とにかく!こいつは私の獲物なの!さっさと違約金払って別のターゲットに変えろなの!」

貞子『くっ、対策を講じますから!男さん!メリーさんに殺されないでくださいよ!』

「メリーさんも電話口にしかワープできないことがわかったから電話かかってきたらスマホごと外に吊り下げるから大丈夫だよ」

メリー「油断も隙もないの。やろうとしたらこっちがやられるの」

貞子(なんという外道・・・・・・私たちだって生活があるというのに・・・・・・!)

19 : ◆GiMcqKsVbQ - 2020/05/20 02:17:04.05 Lnk6yJcR0 18/24

―1か月後―

「お、なんか桃の香りがしてきた」

メリー「モニターから臭いを発してたら意味ないの。さっさと吊り下げるの」

「前回はラベンダー、今回は桃。次回はミントかな」

メリー「窓開けたのー」

貞子『待って、待って、おねがい、待って』

「そうは言われても、死にたくないし」

貞子『あの、貯金がもうすぐ尽きるんです。あなたへの対策用にいろいろ買ったからもうお金がないんです』

「そう言われても」

貞子『ていうか!メリーはなんでいつもいっしょにいるんですか!』

メリー「私は養ってもらってるの。仕事できない以上養ってもらわないと生きていけないの」

貞子『養ってもらう・・・・・・?』

「あー、えっと」

貞子『あの、それは私も養ってもらうことは可能でしょうか・・・・・・?』

「いやだけど」

貞子『自分で言うのもなんですが、そこそこいい身体はしているつもりです。養ってもらえると言うのなら多少は好きにしてもらっても構いませんから・・・・・・ね?』

「ドブの臭いに興奮しないんで結構です」

貞子『・・・・・・』

「・・・・・・」

20 : ◆GiMcqKsVbQ - 2020/05/20 02:18:06.68 Lnk6yJcR0 19/24

貞子『おねがいします!おねがいします!このままじゃほんとに生活できないんですって!ちゃんと身体もきれいにしますから!』

「いや、なんていうか、その、人工呼吸されたことを思い出して、ね?もうあの臭いが頭から離れなくてね?」

メリー「ドブとヘドロと下水のミックスジュースの香りが肺の中に充満したらしいの。そりゃ呼吸も止まるの」

貞子『それが原因じゃないですから!こんにゃくゼリーの誤飲が原因ですから!ちゃんと歯磨きもします!モンダミンも!』

「そう言われてもトラウマが・・・・・・」

貞子『メリーさんもなんとか言ってください!』

メリー「ライバルが減っていい気味なの」

貞子『おねがいしますからぁ!多少だなんていいません!思う存分好きにしてもらっていいですからぁ!』

「都市伝説で働いてる人たちってみんなすぐ身体売るよね」

メリー「貯金もない物もない資産と呼べるものがなにもない。そんな状況で生きるためには身体を差し出すしかないの。生きるためなの」

貞子『家事もなんでもやりますからぁ!あ、私こう見えても結構力持ちなんです!買い物の荷物係でもなんでもやりますから!どうか、どうかおねがいします!』

「そう言われても」

21 : ◆GiMcqKsVbQ - 2020/05/20 02:20:42.43 Lnk6yJcR0 20/24

貞子『お願いします!戸籍もないから生活保護も受けられないんです!来月の家賃を支払うお金も残ってないんです!私路頭に迷っちゃいますよぉ!』

メリー「流石に同じような身だったものとしてはかわいそうになってきたの」

「じゃあメリーさんが出て行く?」

メリー「貞子、かわいそうだけどさようならなの」

貞子『め、メリーさんよりもお役に立ちますから!』

メリー「そんなこと言われても男は揺れないの!こっちには4か月かけて築いた絆があるの!」

「具体的にどれくらい役に立つの?」

メリー「男ーーーー!?」

貞子『ええーと、画面さえあればどこにでも行くことができます!男さんもつれて!重い荷物もスマホを通して家に置いたりできますよ!』

「メチャクチャ便利じゃないか!採用!」

メリー「やめてなのー!私だって電話かければ同じことができるの!重い荷物とか関係ないの!」

「でもメリーさん俺をつれていけないし」

メリー「考え直してほしいの!私、この2ヶ月ちゃんと尽くしてきたの!脱ぐの!?脱げばいいの!?やってやるの!」

「だから人形に興奮しないって」

メリー「お、男が私を捨てるなら・・・・・・警察に駆け込んでやるの!DVされて性被害に遭って捨てられましたって言ってやるの!児童虐待の疑いで書類送検させてやるの!」

「嫌な脅し方やめろ!わかった!わかったから!メリーさんは居ていいから!」

メリー「見たかなの!これが正妻の実力なの!」

貞子『何が正妻ですか!興奮もされないお子様ボディのくせに!』

メリー「デカけりゃいいってもんじゃないの!時代はなんでもコンパクト化なの!」

貞子『iPhoneだってだんだん大きくなっているじゃないですか!コンパクトの時代は終わりました!ね、正妻にするなら大きい方がいいですよね?』

「嫁はおろか恋人ですらないのに正妻を名乗るな」

22 : ◆GiMcqKsVbQ - 2020/05/20 02:22:13.77 Lnk6yJcR0 21/24

貞子『おねがいします!愛人でいいですから!好きなように使ってもらっていいですからぁ!』

「・・・・・・さすがにかわいそうになってきた」

メリー「男、それは勘違いなの。思い返してほしいの。か弱い私とちがってあいつは出てきたら速攻殺しに来るに決まってるの」

貞子『しませんよ!そのやり方は都市伝説法17条に抵触しますから!』

「法治国家でよかった」

貞子『おねがいします!おねがい・・・・・・・うぇぇぇぇぇぇぇぇん!』

メリー「えっ」

貞子『おねがいじまずぅぅぅぅぅぅ!わだじ、のだれじにだぐないでずぅぅぅぅぅぅぅ!!!!』

「わ、わかった!わかったから!泣くな!泣くなって!」

貞子『ふぇ?い、いいんですか!?本当に!?後で無しって言ってもダメですからね!?やっぱなしとかダメですからね!?』

「さすがにこれ以上いじめてたら姉さんにぶち殺される」

メリー(前も思ったけど男のお姉さん何者なの)

貞子『ありがとうございます!ありがとうございます!すぐに部屋を引き払ってそちらに行きますから!』

「うん、ちゃんと身体を洗ってから来てね」

貞子『え、わ、わかりました。あの、避妊はしてくださいね・・・・・・?』

「何の勘違いをしてるかあえて知らないふりをしておくけど部屋に井戸の臭いがつくのが勘弁だって言ってるんだよ」

貞子『そ、そうですよね!あ、あはは!では一度失礼しますね!』

メリー「むう、でも貞子が来たらどこで寝かせるの?ぶっちゃけこの家そんなに広くないの」

「どっちかがクローゼットに入ればいいと思うよ」

メリー「床は私が予約したの!」

(身体のサイズ的にメリーさんがクローゼットに入りそうな気がする)

23 : ◆GiMcqKsVbQ - 2020/05/20 02:23:29.96 Lnk6yJcR0 22/24

貞子「というわけで、今日からお世話になります。よろしくおねがいしますね、男さん」

「うん、よろしく」

メリー「お前の寝床はクローゼットなの!後から来たやつに人権は無いの!」

貞子「男さん、私男さんと一緒に寝たいです。ね、いいですよね?」

「香水臭いから嫌です(クローゼット行け)」

貞子「ひどい!」

メリー「本音と建前が逆・・・・・・なの?」

貞子「メリーさんがいけばいいじゃないですか!人形なんですから!小さいから大丈夫でしょう!」

メリー「あんな風通しの悪い所に入ってたらカビが生えるの!井戸の中で苔むしてる貞子にこそお似合いなの!」

「お前らまとめてクローゼットか床で寝るかしろよ」

24 : ◆GiMcqKsVbQ - 2020/05/20 02:24:26.78 Lnk6yJcR0 23/24

(こうして、メリーさんに加えて貞子まで加わってますます狭くなった我が家)

貞子「タイムセールのスーパーがふたつ。メリーさんはこっちの方をおねがいします」

(・・・・・・まあこういう日々も悪くないかなと、少し思ってしまう)

メリー「了解!男は随時送る食料品を冷蔵庫に入れてなの!」

(今のところ二人とも襲ってくるそぶりはないし、もしかしたらこの先利害関係の一致で助けてもらえるかもしれない)

貞子「あ、でも先に冷蔵庫の中を片付けた方がいいかも」

(まあ家事を全部やってくれるっていうのは正直助かってる。一人暮らしの一番つらい所だし)

メリー「そんなことしてたら間に合わないの!」

貞子「ざーんねーん、私にはメリーさんと違って画面さえあればどこにでもワープできるんですー」

メリー「うっ、わ、私はもう行くの!ちゃんと買ってこいなの!」

貞子「当然です。男さん、セール品以外でなにかほしいものありますか?」

「トイレの芳香剤かな」

貞子「えっ!?ま、まだ臭いですか!?」

「いや、ストックが切れたから」

貞子「そ、そうでしたか・・・・・・では私も行ってきますね」

「うん、よろしく」

(ただ、姉さんがこの状況をみたらなんていうかだけが心配だ。どうかこないでくれ、姉さん・・・・・・)

トイレ「・・・・・・」ジャーッ

To be continued...?

26 : ◆GiMcqKsVbQ - 2020/05/20 02:34:39.58 Lnk6yJcR0 24/24

なんか続きました。貞子はもはや半分都市伝説みたいなもんだしいいと思ってます。
井戸水が腐った香りと井戸に入った植物や動物が発酵した香りと死体が腐った香りが混ざり合ったのが貞子さんの体臭です。
最初のレスと対処法が思いついたので書きました。次回も思いついたら書きます。
最近短編しか書いてないからそろそろ長編も書きたい。
原作小説の貞子にはOTINTINがついていますが、ウチの貞子にはついてません。ついてるのはOPPAIだけです。
メリーちゃんを泣かせたい。

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