関連
【安価】淫魔の店『Vengeance』【前編】
◆
サヤ「ふーん、奥さんはドMだったわけか」
リズ「うん。満足させられるようになったはいいけど今まで以上に寝不足だって」
サヤ「良かったのか悪かったのか」
リズ「良かったに決まってるじゃない。奥様、もう街角ですれ違う男の人に目もくれなくなったらしいし。ラブラブなんだもん」
淫魔の店『Vengeance』でサヤとリズは奥の休憩室にあるソファーに腰掛け、紅茶を飲みながら話をしていた。
サヤ「そりゃよかった。でも眠れないってのはキツくない?」
リズ「今度お預けプレイを試してみるって聞いたわ。予め決めたセッ○スの日になるまでワンちゃんみたいに『待て』をするとか」
サヤ「考えたな」
リズ「ところでサヤはどうだったの? わたしが依頼中、お客様は来店した?」
サヤ「いや一人も。やっぱりまだ怪しまれてるんだろうなー」
ため息をついて袋から飴玉を取り出し口の中へ放り込む。
リズ「精気はあとどれくらい?」
サヤ「三日は持つよ」
リズ「節約しないとダメよ」
サヤ「大丈夫、もし精気が尽きたら人間の食い物で凌ぐから。依頼主に100万もらったんだ」
リズ「せめてリフォームするまで貯金は大事にしなさい。わたしの分も分けてあげるから」
サヤ「そうだな。いざとなりゃ助け合いの精神で……」
カランカランと出入り口の鐘が鳴った。客が来店したようだ。
サヤ「ティータイムだったのに」
リズ「お客様は待ってくれないわよ。行きましょう」
↓∞ 依頼主の情報 18時まで募集して次に>>1が書き込んだレスのコンマに近いものを採用
200 : 以下、名... - 2020/03/20 18:28:44.08 2HYRWW70O 83/152【名前】美作幸太郎
【年齢】12歳
【性別】男
【職業】小学生
【依頼内容】
・母親の再婚相手がろくでなしで家族を虐める。最近では一つ下の妹を脱がそうとする場面に出くわし、助けることはできたがその際にめちゃくちゃに打たれた。
あんな奴は父親じゃない。うまく母と別れさせたい。
・依頼人の義父は資産はあるが定職に就かず、昼間から飲んだくれては家族に暴力を振るうろくでなしである。
・義父が母親と結婚したのは美人で良い体(おっとりとした雰囲気の爆乳お姉さん)だったからで、妹に手を出そうとしたのも歳の割に良い体(母親に似ており、現在Dカップ。順調に成長中)だったから。
母親は夫に先立たれ生活難に陥り、二人の子供を養うため再婚した。
・依頼人は性的に無知で妹が何をされそうになったかいまいち(ろくでもないことだろうという程度しか)理解していない。
・依頼人は身体中に殴られた痣があり、妹を連れて依頼に来た。
二人の淫魔がカウンターへ出ると出入り口にこんな場所には似つかわしくない少年と少女が佇んでいた。
少女は灰色のブレザーと胸元に赤いリボンを結んで紺色のスカートを身につけており、少年はフード付きの服にデニム素材のアウターを羽織りチノパンを穿いている。
二人ともファッション雑誌に載っているような美形の顔だった。
リズ「!」
サヤ「……」
サヤとリズが一瞬目を見開く。綺麗な顔立ちに目を奪われたからではない。
少年の方は身体中に痛々しい痣を作っていたのだ。その瞳には恨みを宿していた。
少年「ここって許せない奴に復讐をしてくれる店だよね」
サヤ「ああそうだよ。アンタたち、間違ってここに入ってきたわけじゃなさそうだね」
少女「お兄ちゃん、やっぱりやめよう……こんなことしたらまたパパに……」
少年「あいつはパパじゃない!!」
少年の怒鳴り声に怯える少女。
サヤ「おい、店の出入り口で喧嘩はやめてくれ。とりあえず中に入りな」
リズ「ここに座ってください」
サヤが親指で指した先にはリズがにこやかな笑みを浮かべて二つの椅子を引いていた。
少年は少女の手をひいてそちらへ歩いていく。
◆
リズ「よかったらこれ、食べてね」
少年「……」
少女「ありがとうございます」
苺の乗ったショートケーキと紅茶を用意され小さなお客はそれぞれ違った反応を見せる。
不安げにしていた少女は笑顔を見せる一方、少年はじっと下を向いて黙り込んでいる。
サヤ「そんな目をした子供を見たのは初めてだよ」
腕組みをしてその少年を見つめていたサヤが話を切り出した。
サヤ「体の痣も酷いもんだ、パパにやられたのか」
少年「パパじゃない! あんな奴……!」
サヤ「何があったか話してくれ」
少年「オレたちのお願いを聞いてくれるんだよね」
サヤ「聞くよ。一応年齢制限はあるんだけどアンタたちはギリギリセーフ」
幸太郎「ありがとう。オレは美作幸太郎、こっちは妹の雪」
雪「ゆ、雪といいます……」
幸太郎に紹介されてぺこりとお辞儀をする雪。
強気な顔立ちをしている幸太郎とは正反対で顔の造りや雰囲気も気弱でおっとりしていた。
205 : 以下、名... - 2020/03/20 19:05:18.71 8lXnU+PIO 85/152妹は主要人物なのでこちらで名前をつけました
引き続き書いていきます
サヤ「丁寧にどうも。アタシはサヤだよ」
リズ「リーズリットといいます。リズって呼んでください」
幸太郎「サヤさんにリズさん……お願いだ! オレたち家族を助けてくれ!」
テーブルにぶつけそうになる勢いで頭を下げる幸太郎。
それを見た雪もつられるようにまた腰を折った。
リズ「助けるって誰から」
幸太郎「最悪な男からだよ。二年前あいつが母さんに近寄らなければ……」
幸太郎の拳が強く握られる。
幸太郎「三年前、オレたち家族は貧乏だったんだ。父さんと母さんが共働きでオレたちのために必死にお金を稼いでくれて」
幸太郎「学校に行くのもやっとだった。ゲームや漫画なんか買えない。でも幸せだった! 休みの日はみんなで公園に行ったりして、お金はなかったけどすごく楽しかった!」
怒りに満ちていた幸太郎の顔が少しずつ和らいでいった。
しかし間もなく影を落とす。
幸太郎「けど……その年に父さんが病気で死んじゃったんだ。悲しくて、辛くて……オレと雪は泣いてばっかだった」
幸太郎「でも母さんはそんな暇がなかった。オレたちを学校に行かせなきゃいけないから仕事を倍以上に増やして……」
隣の雪は泣きそうになるがぐっと堪えている。
幸太郎は言葉を続ける。
幸太郎「しばらく辛い時が続いたんだ。そんな時、あいつがオレたちの前にやって来た」
幸太郎「母さんの肩を抱き寄せながら『今日から君たちのパパだよ』って言ったこと、今でも覚えてるよ」
幸太郎「最初は不安だったけど優しそうな人だったし、オレも雪もどんどん打ち解けていった。次の年に結婚式をして、これで母さんも楽になる、幸せが戻ってくるって思った」
幸太郎の瞳に再び恨みの火が灯される。
歯を食いしばり拳を握り締める。
幸太郎「だけど……だけど待ってたのは地獄だった。あいつ親がお金持ちだからお金は持ってるけど仕事をしてなくて、ずっと酒を飲んでばかりなんだ」
幸太郎「母さんの仕事を全部やめさせて、昼間からお酌させて、ちょっと不機嫌になると酷いこと言ったり暴力をふるったり」
サヤ「……」
幸太郎「そんなことする奴、放っておけないよ! 文句言ってやったんだ! 母さんをいじめるなって!」
幸太郎「そしたら殴られた。俺に指図するなって……お前たちを養ってやってることを忘れるなって、殴りながら言われた……」
リズ「……」
幸太郎「そんな日が毎日続いた。許せなかったけど、何か言うとオレを庇って母さんが酷い目に合うから黙ってるしかなかった」
幸太郎「昨日まではずっと黙ってたんだ。あいつが妹に暴力を振るうまではね」
雪「……っ」
されたことを思い出したのか妹の雪が急に震え出した。
サヤ「こんな女の子に暴力か」
幸太郎「うん。雪は『何もされてない。遊んでただけ』って言うけど確かに見た! 服を脱がせてから殴ろうとしてたんだ! 痣をつけやすくなるように!」
サヤ「服を脱がせた……か」
幸太郎「オレ、カっとなっちゃったんだ。母さんが痛い目に遭うとか頭から消えて『妹を守らなきゃ』って、必死で……」
サヤは震えている雪の体を見る。
年不相応に膨らんだ胸がブレザー越しに強調されている。
サヤ「それで妹を守ろうとしたら殴られた、と」
幸太郎「今までは服に隠せるくらいの痣だったけど、こんなにボロボロになるまでやられたのは初めてだよ」
幸太郎「この痣を見せれば学校の先生や大人の人も話を聞いてくれると思う。だけどその前に、オレはあいつに復讐をしたい!」
幸太郎は真っ直ぐサヤを見て溢れんばかりの気持ちを訴える。
幸太郎「復讐をしてから上手く母さんと別れさせたいんだ!」
サヤ「なるほど」
幸太郎「やってくれるよね!? お金なら払うよ、あいつの財布から盗んできた!」
幸太郎はテーブルに置いていた自前のバッグから財布を取り出すとお札を見せた。
幸太郎「10万円あるよ! これなら足りるでしょ?」
サヤ「いくらそいつが憎いからとはいえ、物をくすねちゃダメだ」
幸太郎「わ、分かってるよ。こんなことするのこれっきりだから」
サヤ「いいや、その金は受け取れないね。アンタの金じゃないし」
幸太郎「そ、そんな……!」
サヤ「だからさ、こういうのはどう?」
絶望する幸太郎に提案を持ちかけるサヤ。
にこりと微笑んで三本指を立てる。
サヤ「アンタが10年後……いや8年後、またこの店に来てよ。自分が稼いだ金で3万円支払ってもらう」
幸太郎「……」
サヤ「大丈夫、値上げしたりしないから」
幸太郎「う、うん……分かった! 絶対に3万円持ってくる!」
幸太郎は頬を染めてサヤの笑顔に見惚れていたが我を取り戻し提案に乗った。
雪「あの……私もお金、持ってきます……」
サヤ「アンタはいいよ。これはお兄ちゃんからアタシへの依頼だからね」
「依頼は引き受けるからケーキ食べな」と兄妹にケーキを食べさせるサヤ。
そんなサヤにリズがひっそり近寄って耳打ちをする。
リズ「サヤ」
サヤ「ん?」
リズ「なんで3万円なの?」
サヤ「リズがそう決めたんだろ」
リズ「そうじゃなくて、無料でいいじゃない。こんな子供なんだから」
サヤ「それじゃ商売にならないじゃんか。まあ、お釣りがくるくらい食い物をもらうつもりだけどさ」
そう答えるリズはぺろりと舌舐めずりをした。
◆
義父「おらッおらッ! 娘の代わりに楽しませろッ!」
母「あ”ああッ!♡♡ ふッぐっ!♡♡」
趣のある庭園がついている立派な日本家屋。
その一室で真昼間から情事が行われいた。
義父「なんだァ? 今日は締まりが悪いな! 俺を満足させられないなら娘に手ェ出すぞ」
母「!!」
義父「まだ小学生であの乳、美味そうだよなぁ……マンコもドギツイだろうなァ、へへへ」
母「や、やめてくださいっ!♡ 娘だけは……!♡」
義父「じゃあさっさとチンポ締め付けろ!!」
母「きゃっ!?」
バキ、と幸太郎たちの母親の頬を殴りつける義父。
小太りの腹と無造作に生えている黒髪を揺らし正常位で思い切り腰を打ち付けている。
美人で若々しい母親はされるがままだった。
義父「そうだよやればできんじゃねェか! ほらッほらッほらッ!!」
母「あっああうッ!♡♡ ひぐッううう”っ!♡♡」
義父「くっそぉ、いつ見てもえっろい体してんな! 特にこの乳!」
母「うッ!♡♡」
手に余る溢れんばかりの爆乳をむぎゅうと掴んだ義父は乱暴に揉み回しながらガンガン突く。
義父「はあッはあッイくぞッ!! 今日もブチ込んでやるッ!!」
母「ううっあッああッ!♡♡」
義父「おい、いつものどうした!?」
母「ふうっ……わ、私のオマ○コにっ……! たっぷり中出ししてくださいっ! ザーメン注ぎ込んで、くださいっ」
義父「よーし出してやるッ! 出すぞぉッ! おッおおッおおおおッ!?」
義父の腰振りはスピードを増していき血管が浮き出るほど顔が赤くなる。
義父「あああああイくうううッ!! おおおおッ!?」
母「あ”あああぁぁぁっ!!♡♡」
ドピュウッ!! ドプドプッ!! ドプンッ!!
義父「あッくっ」
母「あ……あ、ぅ……!♡」
義父「はあっ……はあっ……あー出た出た」
腰を引くと母親の秘部からブルンッとビッグサイズのペニスが飛び出る。
まだまだ出し足りないらしく先の穴から精液を漏らしながらもガチガチに怒張している。
義父「でもまだヤりたりねェな……やっぱ娘を犯すか」
母「えっ……」
義父「お前のマンコ悪くないんだけどよ、いつも同じだと飽きてくるんだよ。食い物と一緒だよ」
一物を扱いて尿道に溜まっている残りの精液を押し出す義父。
そんな義父のペニスにすがりついて母親は媚を売る。
母親「それだけはやめてくださいっ! ほらっ、オチンポ綺麗にしますから!」
義父「お、おふッ……」
ぺろぺろちゅぱちゅぱと音を立ててお掃除フェラを始める母親。
義父は気分を良くしたのか目の前の頭を優しく撫でる。
義父「ああ気持ちいい」
母「もっと奉仕しますっ」
義父「へへっ、いいねぇ……仕方ねェな。娘はやめてやるよ」
母「本当ですか! ありがとうございます」
義父「なんたって俺の娘だもんなァ、父親はそんなことしねえよな」
母「ぢゅうッちゅぷっ♡ ぢゅううううっ♡」
義父「お”っ……吸い上げ、最高……」
母親のねっとりフェラに敏感な反応を見せる。
義父「……よし決めた!」
母「?」
義父「なあ、お前の危険日っていつだ?」
母「えっ」
フェ○チオをぴたりと止めて義父を見上げる母親。
義父「その日は一日中ヤりまくるぞ。お前を妊娠させる」
母「で、でも……子供は苦手だから作らないんじゃ……」
義父「たまには父親らしいことしねェとな。俺たちの遺伝子を残そうぜ」
母「……」
義父「生まれた後は全部お前に任せるから。いやー楽しみだな。妊婦とヤってみたかったし」
母「……」
こんな男の遺伝子など残したくはないというのが母親の本音だったが全ては子供のため。
笑顔で受け入れるしかなかった。
母「も、もうすぐなので……近づいたら教えます……」
義父「頼むぞ。ひひっ、仏壇の前でヤるのもいいな。死んだ夫に見せつけるんだよ」
母「!」
義父「冗談冗談、さすがの俺もそこまで鬼じゃねェよ」
母「……っ」
義父「ほら手が止まってんぞ、続けろ」
母は気持ちを押し殺しながら義父のモノを慰めるのだった。
◆
幸太郎「なんでついて行ったらダメなの?」
サヤ「子供の出る幕じゃないからだよ。アンタたちは大人しくこの店で待ってな。奥の部屋は暖かいし菓子もある」
幸太郎「でも……!」
サヤ「復讐相手がどうなったか後で教えてやるから」
幸太郎「……分かった」
◆
そんな会話をしたのは30分ほど前。サヤは目的地である日本家屋の門の前に到着していた。
リズは幸太郎と雪の子守を担当することになり一緒に留守番している。
サヤ(訪ねた理由は……テキトーでいいか)
こほん、と喉を鳴らしてチャイムを押す。
それから間もなくして返答があった。
母『はい』
サヤ「こんにちは。こちら美作さんのお宅でよろしいでしょうか。お子さんのことでお話がありお伺いしたのですが」
母『えっ』
突如ノイズが走りガチャガチャと忙しない音が向こうで響く。
義父『もしもし』
サヤ(ヤバイと思って母親と交代したか? たぶんこいつが標的だな)
人のいい演技をしている義父がサヤの対応を開始する。
義父『失礼ですがどなたでしょうか?』
サヤ「お子さんのお友達の保護者です。今うちでお子さんをお預かりしています」
義父『あー……ひょっとして話というのは息子の痣のことですか? あれは息子が転んでつけた傷でして』
サヤ「詳しいことは直接お会いしてからで」
義父『……分かりました。どうぞお入りください』
ガチャンと音を立てて通話が途切れると門が独りでに開いた。
サヤ(どんだけ金持ちなんだ)
そんなことを思いながらサヤはピッチリしたボーダー柄ニット、トレンチコート、スキニーデニムといった格好で乗り込む。
ボーダー柄を選んだのは胸をアピールするためだった。
子供の虐待について聞きに来たのではないかと思うであろう義父の警戒を解いて家に上がり易くするという目論見がある。
義父「どうも、こんにちは」
玄関までたどり着いたサヤを出迎えたのはやはり義父だった。
優しそうな笑顔を浮かべてサヤを観察したかと思えば大きな胸に目が止まる。
サヤ「あの」
義父「あ……いえ、すみません。息子についてですよね」
サヤ「はい。中でお話を」
義父「ここじゃダメですか? 散らかってまして」
サヤ(こんな広い家の応接間が散らかってるのか)
なるべく手短に済ませるためここで対応したいのだろうという義父の意図を見抜きサヤは首を横に振った。
サヤ「込み入ったお話なので」
義父「……」
サヤ「ダメでしょうか」
わざとらしく首を傾げて胸を強調するサヤ。
義父は何かを考えた後、道を譲って美人妻を中へ招く。
義父「分かりました。お入りください」
サヤ「お邪魔します」
サヤは見事美作家に入ることに成功したのだった。
わざわざこんなことをしなくてもゲートを使って中へ入り込めば簡単なのだが、そうしないのは理由があった。
サヤ(これで魔力を全てアレに使える)
赤髪の淫魔は心で不敵に笑っていた。
◆
家に上がり込んでしまえばこちらものもだった。
サヤ「あー、慣れない演技するもんじゃないな」
義父「……?」
広々とした畳の応接間に案内されたサヤは本性を現す。
コートを脱ぎ捨て首をコキコキ鳴らし赤い瞳で義父を見つめる。
義父「え、えっと……」
サヤ「ああ、茶は出さなくていいよ奥さん」
母「!」
コップを乗せたトレイを持ってちょうど応接間に入ろうとしていた母親を言葉で止める。
サヤ「アンタは関係ないからそのまま外で待っててくれ」
義父「何を言ってるんだ? あんた保護者じゃないのか?」
サヤ「違うよ。アタシは淫魔。アンタの子供に依頼されてアンタに復讐しに来たんだ」
義父「はあ? 淫魔? 復讐?」
サヤ「聞いた話に寄ると、そこの母親と子供たちに酷いことしてるらしいじゃないか」
サヤの赤髪がふわふわと宙に浮いていく。
応接間の襖が一斉にピシャンと締まり出られなくなる。
母「ひっ!?」
サヤ「これで二人きりだ」
義父「な、何だこれ……!」
襖を開けようとしても微動だにしない。突き破ろうとしてもバリアーのようなもので跳ね返される。
義父「どうなってるんだ!? おいお前!! 外から開けられないか!?」
サヤ「無駄無駄、もう聞こえない。この部屋は完全な防音密室になった」
言いながらサヤは義父に近寄っていく。
部屋の中央に置かれていたテーブルや座布団などが不思議な力で浮いて隅へ片付けられる。
二人を隔てるものは何もない。サヤは一直線に標的を目指す。
義父「チクチョウ、何なんだよ!! こっち来るな!!」
足元にあった座布団を掴んで力一杯投げるがサヤに当たる直前で見えない壁に阻まれた。
サヤ「家族だけじゃなくお客にも暴力を振るうのか。ま、こんな異常現象見せられたら怯えるのも無理ないけどさ」
サヤの身体がぼんやりとした赤いオーラに包まれていく。
何から何まで非現実的な光景に義父は尻餅をついてしまう。
義父「来るな!! 来るなァ!!」
サヤ「ちょっと黙れ、話ができない」
義父「……っ!?」
サヤの目が赤く光ったかと思えば義父の口が何らかの力で強制的に閉じられる。
さらには手足も動かせない。
義父「……ッ!! ……ッ!!」
サヤ「いいか、アタシがここに来た理由をもう一度言う。よく聞け」
すぐ目の前まで来たサヤはその場にしゃがみ込んで義父と目線を合わせながら話を始める。
サヤ「アンタの子供に依頼されたんだよ。母さんや妹を虐める最悪な親父に復讐して欲しいってね」
義父「……!!」
サヤ「だから今から始めさせてもらう。あの子たちの代わりに復讐してやる。淫魔のやり方で」
魔性の笑みを浮かべるサヤの頭にふと異変が起こる。
悪魔の頭に付いているような角が二本、シンメトリーに生えてきた。
そして尾てい骨の辺りから先端がハート型に酷似した尻尾が伸びてスキニージーンズを突き破る。
義父「!?」
サヤ「この姿になるの久しぶりに感じるなぁ。魔界じゃいつもこんなんだけど、こっちじゃ魔力使わないとダメなんだよ」
義父「……!!!」
サヤ「って、こんなことアンタに説明しても無意味だよな」
次にサヤに起こったのは身につけている衣服の変化だった。
まるで酸で溶かされているようにところどころ穴が開いて広がっていく。
やがて跡形もなく完全に消失してしまう。裸を守るものは黒のランジェリーのみになる。
義父「……!」
サヤ「くくく……女とヤるのが大好きなアンタからすれば、アタシの身体は涎が出るだろ」
義父の反応が一変した。
必死に抵抗しようとしていたのだがサヤの半裸を目の当たりにすると、その素晴らしさに見蕩れてしまう。
大きな胸にメリハリのあるくびれ、そしてはち切れそうな尻。
ほどよく肉付きが良くて抱き心地が最高な身体。ただ一つ気になる点があるとすれば腕や下腹部などに紋章のようなものが浮かび上がっていることだ。
サヤ「これはタトゥーじゃないよ。淫魔モードになると付く淫紋って言って……まあその内分かるさ」
義父「!」
閉じられていた義父の口が開いた。
しかし手足は動かないまま。
義父「な、なあ……あんた、あのガキに依頼されて来たんだよな」
サヤ「さっきそう言ったろ」
義父「俺にどんなことするつもりなんだよ」
サヤ「淫魔のやり方で復讐。つまりアンタから精気を奪うんだ」
義父「……はっ、はははははっ!」
義父は急に笑い出した。
そしてサヤの豊満な胸を見ながら下卑た笑顔になる。
義父「そういうことか! これはそういうサービスなんだろ!」
サヤ「?」
義父「あんたは風俗嬢なんだ! 俺のためにアイツが呼んだんだ。すごい仕掛けだからビビったぜ」
サヤ「……」
義父「どうやってるんだよこれ、すげェな! いや、それは後回しでいい。まずはその美味そうな身体を食べてからだ」
サヤ(都合よく勘違いしてる。頭が性欲まみれなだけある)
何をされるかと身構えていたら服を脱ぎ始めたのである意味仕方ないのかもしれない。
義父はサヤの肉体に触れたくて手足を必死に動かそうとしている。
義父「ああクソッ、この仕掛けを解いてくれよ! 焦らしプレイは性に合わないんだよ!」
サヤ「アタシも男にマウント取られるのは性癖じゃない」
義父「風俗嬢は客を満足させてナンボだろ!!」
サヤ「ったく、うるさいな。口を開けるんじゃなかった」
義父の口が再び閉じられてしまった。
何かを必死に訴えているがサヤは無視して自分のやりたいように進める。
まずは義父の服を全て溶かす。サヤが自分の服にやったように穴が開いて溶けていく。
数秒と経たないうちに義父は全裸になり醜い腹や勃起した巨根が露になる。
義父「……!?」
サヤ「ここじゃやりづらいからな、こっちに移動してもらう」
素っ裸の義父が宙に浮いて部屋の中央、テーブルがあったところに仰向けに着地した。
やはり手足も口も動かない。血の通った一物だけがビクビクと揺れている。
サヤ「準備完了っと。まずはどうやろうかな」
寝ている義父の隣で膝立ちすると自己主張している一物を捉えて観察する。
長さ20センチ、太さ5センチはあるとんでもないモノ。
サヤ「アタシの持ってるディルドくらいデカいな。頭の中といい性欲の化身って感じ」
裏筋を人差し指でつんつん触ると義父は顔をしかめる。
ペニスに力が入りギンギンに血管が浮き出る。
サヤ「ふふ、すごいだろ? この指で少し触っただけなのにもう気持ちいい」
義父「……っ! ……っ!?」
サヤ「アンタの番は来ないよ。ずっとアタシが主導権を握る」
赤いマニキュアでそのまま裏筋をカリカリと刺激する。
なぞられるたびに快感の電流が背筋を走り頭を突き抜ける。義父は渋い顔をする。
サヤ「ほぉら、カリカリカリカリ……♡」
義父「ッ!」
サヤ「何でこれだけで気持ちいいのか教えてあげるよ。アンタの感度をイジったんだ」
義父「……ッ!」
サヤ「これで分かっただろ? アタシは風俗嬢なんかじゃない、本物の淫魔なんだよ」
指を離してすでにだらだらとカウパーが溢れてきている巨根を片手で鷲掴む。
義父の全身がビクンッと跳ねる。
サヤ「柔らかい手の感触が分かるよな。握られただけでこんなに気持ちよくなったことある? ないだろ?」
義父「……っ……!」
サヤ「手で扱いたらもっと気持ちいいだろうなぁ」
サヤは義父の耳元で興奮を煽るように囁きゆっくりと手コキを開始した。
上下に擦るだけで義父は身をよじりたくなるほど敏感な反応を見せる。
しかし動きを封じられているので声は出せないし決して逃げられはしない。
サヤ「ほら、どう? ん? 頭真っ白にならない?」
義父「っっ……!」
サヤ「我慢汁たくさん出てるなぁ♡ さっき奥さんとヤったばかりなのに、すぐ出ちゃいそうだな」
義父「!」
サヤ「驚くことじゃないさ。淫魔は男の精液の貯蓄とかすぐに分かるから」
竿を中心に擦っていた手が上がって行きペニスで一番敏感な部分、亀頭へと映る。
垂れてくるカウパーを塗りたくるように初めは優しく扱く。
サヤ「にゅるっ♡ にゅるっ♡」
義父「ッ!? ……ッ!!」
サヤ「ここすごいだろ♡ どんなに我慢強い男でも女の子みたいな声出しちゃうんだ♡ 情けなぁい声を♡」
義父「ッ……ッ!! ッ……!」
閉じている口の端の微かな隙間から涎が垂れてきている。
サヤ「今はアタシが口を閉じてるから、声を出さずに済んでるけど。解いたらどんなふうに鳴くのか気になるな」
義父「っ……! っ……ッ!」
サヤ「解いてみようか」
サヤがそう言った途端、
義父「……あああぁぁッ、ああぁぁぁあぁっ!?」
予想通り義父はか弱い叫び声を上げた。
口内に溜まっていた涎を吐き出し強烈な快感に表情を歪めている。
それを見たサヤはくすくす笑いながらも責めるのをやめない。
サヤ「いい声だね。もっと速くしていくよ、亀頭を死ぬほど刺激するから」
義父「あああッやめっああぁあっあああああああぁぁッ……!!」
言った瞬間から亀頭を激しく擦り始める。
やめてくれという一言さえ出ないほど義父は耐え難い快感を得ていた。
サヤ「くくっ、あっという間に射精しそうだ。我慢なんてさせないしする意味もない。亀頭弄られてイっちまいな」
義父「あぐうううっひッあああああぁぁあぁぁぁっ!!」
サヤの手は瞬く間にトップスピードへ移り変わった。
頭がおかしくなりそうな気持ちよさを身に感じて義父は断末魔のような悲鳴をあげる。
サヤ「ほらイけよ、ほら。イけイけイけイけ!」
義父「イ”ぐうううッあ”お”おッイ”ぐッイ”ひッあああああああッッッ…………ッッッ!!」
カウパーが周りに飛び散るほどの手コキで義父はついに声を失った。
顔を真っ赤にして目を見開き涎を垂れ流したまま、奥からものすごい勢いで込み上げてくる熱い液体の発射を待った。
そしてその時が来た。
義父「ッッ……あッがッ……ッ!!!」
ドピュウウウウウウウウッ!! ビューーーーーーッ!! ビュウウウウウウウウッ!!
まるで噴水のように噴き上がった精液は次から次へと放出されていきサヤの手はもちろん義父の肉体や畳にぼたぼた落ちていく。
サヤ「ほらほらまだ出るよ」
義父「ああッアアアアッうううううぅぅぅぅッ!?」
ビュルルルルッ!! ドプドプドプッ!! ビュクルルルルルルルッ!!
射精は止まることを知らない。
サヤが亀頭を扱けば扱くだけ出るのではないかというほど大量の精液が周りに飛んでいく。
義父「……アっ……く、うッ……!?」
サヤ「こんなもんか」
結果的に十数秒は続いた。
ようやくサヤから亀頭を離してもらい義父はぐったりとする。
あんなにそそり立っていた一物も散々搾り取られて縮んでしまっている。
サヤ「疲れ果ててるね。でもまた体験してみたくなるくらい気持ちよかっただろ」
義父「はあ、はあ、はあ……!」
サヤ「溜まってる精液を一度に全部吐き出すとああなるんだ。淫魔にしかできない芸当さ」
そう言うサヤの目が妖しく光る。
四方八方、大量に飛び散っていた精液が綺麗さっぱり光りと共に消失していく。
サヤ「回収完了っと」
義父「ふう、ふう……」
サヤ「もう全部終わったと思ってる? 大間違いだよ」
義父「く、クソォ……! 好き勝手やりやがってッ!」
義父は眉間にシワを寄せて敵意を剥き出しにしている。
手足の拘束がなければ飛びかかりそうな勢いだった。
サヤ「なんで怒るのかさっぱり分からない。気持ちいいことしてやっただろ」
義父「俺はコケにされんのが大嫌いなんだよッ!! この仕掛けを解きやがれッ、ブチ犯してやるッ!!」
サヤ「アンタすごいな。あの長い射精を経験したすぐにその威勢の良さ、感心するよ」
義父の怒鳴り声を物ともせずサヤは次の段階へ移る。
大きな胸を支えていたブラと下半身を覆っていたパンツが消えていく。
美しい裸体を晒すと猛犬のように吠えていた義父が大人しくなる。
義父「……」
サヤ(ホント性欲に正直な奴だ)
そんなことを思いながらサヤは立ち上がると義父の体を跨いでゆっくりと腰を下ろしていく。
その先にはガチガチに勃起した巨根があった。
義父「あ、あれ」
もう一切出るも勃つ気もしないというのに反応している自分の息子を目にして不思議に思う義父。
痛みさえ感じるのだが落ち着いてくれない。
サヤ「淫魔の裸を見た奴は欲情するんだ。意思とは関係なく体が勝手にね」
大きな尻を義父の太もも辺りに着地させて股間の割れ目を巨根にあてがう。
そしてすりすりと擦り始める。
義父「ぐッ」
サヤ「んっ……こっちの準備はいつでも整ってる。挿入れるよ」
とろとろの蜜壷を見てごくりと生唾を飲む義父。
痛みと性欲を天秤にかける。出る気はしないがこうやって勃っているし、こんな気持ちよさそうな穴を前にして挿入しないなんてもったいない。
義父「あ、ああ、入れてくれ! あんたのマンコを味わってみたい!」
サヤ「……」
餌を前にしたら嬉しそうにする義父を見て、この男の性欲は底知れないなとつくづく感心するサヤ。
主導権がどちらかなどどうでもよくなってしまったらしい。
サヤ「そうか。しっかり味わってくれ」
ズプンッと亀頭が丸呑みされてそのまま腰を密着させていく。
義父の巨根はサヤの膣内を突き進み子宮口へ難なくたどり着いてしまう。
義父「お”おおああ”ぁぁぁ……! なんだ、これ……ッ!」
義父は天国にでも昇るような恍惚とした顔をしている。
本来の淫魔の力を取り戻しているサヤの中はヒダが蠢き男根を余すところなく刺激し締めつけも絶妙だった。
挿入しているだけで射精しそうなほど気持ちがよく、心地よく、男を幸福な思いにさせる。
義父「さ、最高だ……こんなマンコ初めてだ……」
サヤ「あっ♥ き、気に入ってくれてよかった。アンタのも、なかなかエグいよ……♥ 死ぬ前にたっぷり良い思いさせてやるから♥」
義父「は?」
サヤの言葉が気にかかり義父は我に返るが亀頭がぐぼッと子宮の中へ入った瞬間、反射的に思い切り腰を突き上げた。
義父「ぐう”う”ううッ!?」
サヤ「んんッ!♥ 今の、気持ちいいだろ♥ アンタのデカいからさ……子宮口で扱き甲斐があるよ♥」
義父「あ”ッあ”あっ……!!」
子宮内に入れた亀頭を今度は子宮外へ出す。
いつかの依頼でやったように子宮と亀頭でのセッ○スを義父に体験させる。
サヤ「あはっ♥ 腰が勝手に動くよな?♥ 亀頭が子宮に入るたび、頭ん中真っ白になるよな♥」
義父「ひい”ッおおおおッ!?」
極上の名器にずぶずぶ出し入れして亀頭責めを繰り返され義父は文字通り何も考えられなくなる。
サヤは少しだけ腰を浮かせて容赦なく腰をグラインドさせる。
サヤ「ほらぁ♥ ほらほらほらぁ♥ アタシのマンコもっと味わいな♥」
義父「はあ”ッあ”ッあ”ッあ”ッ」
サヤ「そうだよ、その調子でいい声出すんだ♥ もっと腰振ってやるから♥」
ふいにサヤの体の淫紋が怪しげに輝き始めた。
淫魔の持つある能力が発動する合図だった。
サヤ「おい、見えるだろ?♥ 淫紋が光ってるの♥」
義父「う”ううッ……!」
腰振りがぴたりと停止して義父に会話の余裕を与えるサヤ。
寄せては返す荒々しい波のように襲いかかる快感から解放されて不足していた酸素を取り込みながらサヤの下腹部に目を向けた。
義父「はあ”ッはあっはあッ……」
サヤ「人間の魂を吸う準備ができたってことだ。どういうことか分かるよな」
義父「はあッはあッはあっ……」
サヤ「アタシはこれからアンタの魂を吸い取る。こうやって、腰をいやらしく動かして♥」
義父「ひぐッ!?」
止めていた腰振りをねっとりと再開する。
サヤ「アンタを絶頂に導く♥ その時に出るのは精液じゃない。さっき空っぽにしたから出るわけがない」
義父「はッはッはッはッはッ……!」
サヤ「そう、寿命さっ♥♥」
浮いていたサヤの腰がばちゅんッと密着して大きなペニスを根っこまで咥え込む。
亀頭が子宮内にハマったまま淫らに激しく動いていく。
サヤ「寿命が出るんだっ♥♥ アンタのチンポの先から、アンタの命がびゅーって出ていっちゃう♥♥」
義父「あ”あ”あぁぁッふッぐう”う”うううッ!」
サヤ「つまりっ♥♥ アタシは今、アンタを殺してる最中なんだよっ♥♥」
膣内が小刻みに震え始めた。
まるで電気で動いているようにぶるぶると義父の巨根を余すところなく刺激する。
義父「う”う”う”うッッ!?」
サヤ「気持ちいいだろ♥♥ こんなこと人間じゃ無理だ♥♥ よかったなぁ、最後にこんな快感を知ることができて♥♥」
義父「ふう”ッふう”ッふう”ッ……!!」
まさかそんな訳が無いと思っていたのだが度重なる人離れした出来事の数々を無視することはできない。
手品かと決めつけていたがどうやら違うようだし、何より下半身の奥底から何かが湧き上がって来ているのを感じて小さな恐怖が芽生える。
サヤ「もうすぐ出そうだ♥♥ くくく、こんな軽率に寿命が消えるなんて信じられない?♥♥」
義父「う”うううッうううう”う”ぅぅぅぅッ……!!」
サヤ「んっ♥♥ 出せば理解するよ♥♥ ただ精液を吐き出すよりも、ずぅっと気持ちいいから♥♥」
義父「あ”あ”ああああッ!!」
サヤ「気持ちよすぎてっ、気を失っちゃうかもね♥♥ でも大丈夫♥♥ 意識が途切れないようにしてやるから♥♥」
義父「ああッあ”ああッああああっ!!」
サヤ「自分の中の、大切な何かが出ていく感覚♥♥ 少しずつ死んでいく感覚を楽しみな♥♥」
膣内が振動したままペニスがもみくちゃに扱かれて義父は発狂とも言える叫び声を上げている。
サヤ「あとちょっとっ♥♥ ほらほらほらほらっ!♥♥ 命吐き出しなっ♥♥ ほらっ♥♥」
義父「お”ッお”おおおぉッ!!」
下半身だけでなく乳首も両方、指でくりくりと弄られる。
達するまで秒読みだった。
サヤ「イけっ♥♥ イけっ♥♥ イけイけイけっ♥♥ 逝っちゃえ♥♥」
義父「お”お”おおおッ出ッあ”あ”あああッ!!」
快感が最高潮に高まると共に確実に何かが出ようとしている。
これは精液だ。まだ残っているんだ、間違いない。この女の言うことはデタラメだ。
義父はそう信じていた。
サヤ「あーー♥ イっちゃうよほらっ♥♥ イっちゃう♥♥」
義父「イ”く”う”うううううぅぅぅぅッ……!! くっああああああああああッ!?」
だが。
義父「はッ……!? う”う”う”うううううぅぅぅぅッ!?」
ドクン。
心臓が高く脈打った次の瞬間、ペニスの先から勢いよく液体が飛び出る。
義父「ううううッ!! あ”あ”ああああああああああ……ッ!! ……ッッッ!!」
叫んでいた義父の声が止むほど膨大な快感が訪れる。
サヤの言ったように普通の射精など比にならない何倍もの気持ちよさだった。
が、それは天へ昇るというよりも闇へ落ちていくような感覚。義父の視界が真っ暗になり深い闇へと誘われていく。
義父「……はあッッッ!?」
息を吹き返したように義父は真っ暗闇な世界から現実へと戻ってきた。
義父「はあッはあッはあッはあッ……!」
サヤ「どう?♥ 感じただろ♥」
義父「はあッはあッはあッ……はあッ……っ」
義父の心に芽生えた恐怖は肥大化していた。
絶頂の瞬間、確かに死を感じたのだ。
体が底なし沼へと沈んでいくような得体の知れない感覚が脳裏に焼き付いてしまった。
サヤ「今ので一年ってところかな。このとおり、見た目は精液と変わらないんだけど」
自分の股から漏れ出した液体を指で掬って義父の目の前に持っていく。
サヤ「淫魔の力で命を可視化したものだから、そう見えるだけさ」
義父「……っ!」
サヤ「ふふふ、やっと信じたみたいだ」
怯えた目をする義父に見せつけるようにサヤは指についた命を舐め取った。
くちゅくちゅと味わうように舌で転がしてからごくりと飲み込む。
サヤ「美味しい♥ アンタの命♥」
義父「ひ、ひいっ!」
なんとか体を動かして逃げようとするも淫魔の力で微動だにしない。
サヤ「さて、まだまだヤろうか。何回目で本当に逝っちゃうかな」
義父「待て!! いや、待ってくれ! こんなの酷すぎる!」
サヤ「アタシはそうは思わない。一つの家族を傷つけた代償はそれくらい重い」
義父「でもあいつらは死んでないだろ!? 俺が人殺しをしたってんならまだしも……!」
サヤ「へぇ、死ななきゃ何してもいいってか」
義父「違っ、そういうことを言ってるんじゃ……ううっ!?」
サヤの裸体を見ているだけで勝手に勃起してしまう巨根ペニス。
膣内に密着して亀頭が子宮に入り込み自然と二回目の準備が整ってしまう。
義父「ひッあっ」
サヤ「いくよ♥ 話してる時間が惜しいしどんどんイかせるから♥」
義父「お、俺を殺したら親父が黙ってないぞ!!」
サヤ「アンタのパパがどれだけ偉かろうが知ったこっちゃない。もし手を出してくるならアタシのテクニックで言うこと聞かせるさ。男のココは正直だからね」
義父「お”おおっうううッ!?」
膣内の振動がまた始まり腰をグラインドさせていく。
義父の乳首を何度も指でピンと弾いて刺激する。
サヤ「今度は一気にっ♥ 三年分を吐き出させるよっ♥」
義父「そん”ッなッあ”あああああああッ!?」
最初から飛ばして腰をぐいぐい動かす。
絶頂したばかりの敏感なペニスを容赦なく擦られ体がビクンビクン震える。
義父「くっすぐったッいッあッああっあッあああッ!」
サヤ「そのうち慣れて、気持ちよくなるさ♥♥」
サヤの腰つきは卑猥さを増している。
見ているだけで欲情してしまうような淫らにいやらしい動きを披露している。
義父「ま”っでくれッうッ!! あ”、あやまる”ッ! あやまるがら”ッああああッ!!」
サヤ「謝るだけじゃ済まないからっ♥♥ こうしてるんだっ♥♥」
義父「ひッうう”う”ううッ!!」
サヤ「三年分の命なんか出したらっ♥♥ 気絶しちゃうかも、ねっ♥♥」
グラインドを中断して腰を密着させたままぐりんぐりんと腰を捻る。
男根に密着しているヒダがまとわりついたまま移動して新感覚の刺激を生み義父の頭を蕩けさせる。
義父「ほッおおおッ!! す、ごッおッおッ!!」
サヤ「そうそう♥♥ そうやって何にも考えず、涎を垂らして気持ちよくなってなよ♥♥ 全部アタシが動くから♥♥」
義父「おおッうッ!? はあッはあッ!!」
サヤ「どうせ死ぬならっ♥♥ 快感に素直になった方がいいよ♥♥」
サヤの責めはどれも男を骨抜きにするものばかりだった。
淫魔の力で感度を操っているおかげでもあるのだが何の力も使わずセッ○スしても相手を喘がせられる。
現に今までの依頼でもそうやってきた。
サヤ「ああっ♥♥ チンポ美味しい♥♥ ぶっとくて長くて固ぁい巨根チンポ♥♥」
しばらく責め方を変える。
むっちりした太ももの脚をガニ股に開いて地に足を着けると少し前のめりになり腰を弾ませる。
サヤは杭打ち騎乗位で義父の寿命を搾り取ることにする。二人の顔がより近づく。
サヤ「こうするとっ♥♥ アンタの酷い顔を眺めながら♥♥ 犯すことができて最高♥♥」
義父「うううッううっはあ”ッはあ”ッ!!」
サヤ「情けない顔ぉっ♥♥ もっと虐めたくなる♥♥」
バチュンッと腰が勢いよく叩きつけられて亀頭が一気に子宮の中へ入り、そして引き抜かれる。
巨根(えもの)を膣から離すまいと吸引力が働くので搾り取られるような感覚を得る。
義父「あ”ああッああッ!! 根こそぎぃッ!! しぼられッるうッ!!」
サヤ「アンタの命がもっと欲しい♥ って言ってるんだよ♥♥ もっとよこせってっ♥♥」
義父「やばッいぃッこれ”ッお”おおおおおッ!!」
サヤ「あはははっ♥♥ もうイきそうだっ♥♥ んっ♥♥ 三年分の命、こんなあっさり吐き出しちゃう♥♥」
義父「やめ”でぐれッ!! ご、ごめ”んっなさいッ!! ごめんな”さい”ぃッ!!」
サヤ「アタシに謝られてもっ♥♥ 困るけど♥♥」
サヤの杭打ちは止まろうとしない。
ひたすら義父から命を奪おうをしてくる。
サヤ「反省してる?♥♥」
義父「あ”ッあ”あっあ”あ”あ”ああッあ”あッ!!」
サヤ「本気でっ♥♥ 反省してるんだったらっ♥♥ やめてあげてもいいけど♥♥ 交渉するか?♥♥」
義父「!!」
サヤの言葉を耳にして義父は何度も頷いた。
義父「は、はんせいッしてる”ッ!!」
サヤ「その場しのぎでっ、言ってる可能性もあるからなぁ♥♥ 信用できないねっ♥♥」
義父「ほ、本当にッしてる”んだッ!!」
サヤ「あっ♥♥ もうちょっとだ♥♥ 一旦話は置いといてっ♥♥ まずは寿命吐き出そうか♥♥」
義父「まッ、まっでぐれッ!! ま”って!! ひッいッい”やだああああッアアアアアッ!?」
サヤの杭打ちの速さが小刻みになる代わりに速さがアップする。
サヤ「大丈夫だってっ♥♥ アンタ30半ばくらいだろ?♥♥ フツーならあと40年は生きるっ♥♥ 4年くらい死ぬのが早まってもいいじゃんかぁ♥♥」
義父「イヤだッイヤだイヤだあッやめでくれええええッ!!」
サヤ「ほらほらほらぁっ♥♥ 命のエキスっ、淫魔マンコに飲ませてくれよ♥♥」
義父「あ”あアッあ”あ”あああッ!! で、出る”ッイヤだッ出るうッ!!」
サヤ「出せ出せ出せっ♥♥ 命をかけた射精っ気持ちいいよっ♥♥ たっぷり出しなっ♥♥」
ガンガン尻を打ち付けられて男根がびくびく脈動し絶頂がそこまで来てることを知らせる。
義父「イくッい”い”い”い”ぃぃぃぃッ!!」
サヤ「それッそれッそれッ♥♥♥ イけッ♥♥♥」
トドメと言わんばかりに大きく尻を持ち上げて勢いよく振り下ろす動作を繰り返す。
こんなことをされれば義父は堪らず唸り声を上げて、
義父「う”う”う”う”ッう”う”う”うううッ!!」
ドプウウウウウウウウウッ!! ビュククッ!! ビュウウウウウウウウッ!!
視界が暗転し死へとまた何歩か近づいた。
気絶しかけるほどの快感が襲いかかり義父は白目を剥いて痙攣を起こす。
サヤ「おいッ♥♥ 戻ってこいッ♥♥」
義父「ッッ……ッッ……!? ぶはあッはあッはあッ!!」
サヤは頬を叩いてこちらへ引き戻した。
義父は息を止めて水面にようやく顔を出したように大きく息を吸い込んでは吐き出す。
義父「う”う”ッ!? お”お”あ”あ”ああああッ!?」
驚くことにまだ絶頂は続いていた。
亀頭から液体が溢れ出てきて畳を汚していく。
気持ちよすぎて苦しい絶頂が長引く。
義父「う”ッう”う”う”ううッ!! あ”あ”あ”あっあああああッ!!」
サヤ「んっ♥♥ はあっ♥♥」
ようやく大きな波が収まった。
しかし義父は相変わらず腹の底から汚い声を出している。
その理由は明確。絶頂する前から絶頂の時、さらに絶頂の後である今の今、ずっと腰を振り続けているのだ。
義父「だっすけでえッ!! もう”ッうごかないでぐれ”えええッ!!」
サヤ「くくくっ♥♥ 言っただろ?♥♥ どんどんイかせるって♥♥」
義父「ひい”ッあッあああああ”あ”ッお”お”ッ!?」
サヤ「交渉するなら今のうちだぞっ♥♥ じきにまた寿命を吐き出す♥♥ 今のアンタは早漏も同然だからな♥♥」
義父「くッふッ……!! は、はん”せいッしでるがらッ!! やめでぐれえッたの”むうッ!!」
サヤはまた乳首弄りを開始する。
サヤ「ここで生かしてやったらっ♥♥ 土下座して家族に謝るか?」
義父「あ”ッあ”あ”あッあやまる”ッ!! ちゃんとあ”やまるッ!!」
サヤ「そうか、んっ♥♥ 他にも条件を出す……母親と離婚しろ、いいなっ。その後はあの家族に一斉関わるな」
義父「わッわがっだッ!!」
サヤ「本当に分かったのかよッ♥♥」
ぎゅううう、と乳首を抓る。
義父は垂れ流しの涎を飛び散らせて体を震わせる。
義父「う”ぐうううッ!? わがっだ!! ぢかづかッない”い”いぃッ!!」
サヤ「約束するかっ♥♥」
義父「やッや”ぐそくする”ッ!!」
サヤ「じゃあやめてやる♥♥」
そう言うサヤの腰は一向に泊まろうとしない。
延々と義父のペニスを膣で扱いている。
義父は疑問に思い愛液や白濁液でぐちょぐちょの結合部に目を向けてからサヤの顔を見る。
義父「なッなんッでッ……!?」
サヤ「やっぱり今のは無し♥♥」
義父「へッ?」
サヤ「気が変わった♥♥ アンタみたいなクズはどうせまたやらかすっ、ここで殺した方がいい♥♥」
義父「そんな”ッう”う”うッ!!」
サヤ「どうせここでやめたらッ♥♥ んんっ♥♥ パパにすがりついてっ何とかしてもらおうとするだろ♥♥」
義父「しッ……しな”い”ってッ!! する”わけがッ」
サヤ「今ちょっと動揺したな?」
義父の微かな変化をサヤは見抜く。
サヤ「すがるつもりだったんだなっ♥♥ パパなら何とかしてくれるって♥♥」
義父「い、いやッ」
サヤ「やっぱそういう奴かぁ♥♥ そっかそっか♥♥」
たんっ、とサヤの腰振りが停止した。
そして両手を後ろの畳に着いて体重も後ろに預けM字開脚する。
互いに結合部が見えやすい体位になる。
サヤ「もう話は聞かないよ」
義父「え……ッ?」
サヤ「泣き叫んでも絶対に止めてやらない♥♥」
その言葉を皮切りにサヤの腰振りが再開された。
結合部からじゅぼじゅぼといやらしい音が立つと共に義父の阿鼻叫喚が始まった。
義父「あ”あ”ああッあ”あ”あ”あ”ああああああッ!!」
サヤ「エロい音っ♥♥ 鳴ってる♥♥ 見なよっ、繋がってるところ♥♥」
義父「い”やだッあああああッたすけッお”お”お”おあ”あ”ああああッ!!」
サヤ「どんどん速くなるよ♥♥ ほらほらほらほら!!♥♥」
義父の命乞いなど聞く耳を持たない。
怒涛の勢いで腰を振るサヤは上下の運動だけでなくぐるぐると腰を回転させたり回しながら出し入れしたりする。
多種多様な責め方によって義父の絶頂へのリミットがもの凄い早さで磨り減っていく。
サヤ「こうなった以上っ♥♥ 少しずつ寿命を減らすのまどろっこしいな♥♥」
義父「はあ”ッあ”あ”あああッあ”あ”あああう”う”うううッ!!」
サヤ「いっぺんに吐き出すか♥♥ 決ーめたっ♥♥♥」
義父「!?!?!?」
恐ろしい言葉を聞き恐怖と快感とで義父は泣き叫ぶ。
義父「だッだのむ”う”う”うッ!! あ”ああッぐう”う”ううッ!! ごろさな”い”でぐれえッ!! おぐッ……!!」
サヤ「あはっ♥♥ はあっはあっはあっ♥♥」
義父「じッじにだぐないんだよおッ!! う”ううッごわ”いぃぃぃッ!! あ”ッあ”ッあ”ああッ!!」
サヤ「泣くなよぉ♥♥ そんなことしてもっアタシを興奮っ♥♥ させるだけだからなっ♥♥」
狭くキツいだけでなくさらに圧迫してきて、その上ヒダが震える穴に何度も義父のペニスが入り込む。
どんなに射精を我慢するのが得意な男でも瞬殺してしまう悪魔の穴。
義父「あ””ああああッ!! イ”ッイ”ぐうッ!! イ”ヤだあッあ”あ”ああぁぁぁッ!!」
サヤ「言葉通りっ死ぬまで搾ってやる♥♥ ああヤバイっ……♥♥ アタシもそろそろイきそう♥♥」
義父「う”う”ううッふう”ッふう”ッふう”ッふう”ッ!!」
サヤ「一緒にイこう♥♥ 最後を見届けるから♥♥ 人生最後でっ最高の快感だよっ♥♥」
義父「やめでぐれッや”め”てくれッあ”あ”ああああイ”ヤだイヤだイヤ”だイ”ぐイ”ぐイ”くイ”くイくう”う”う”う”うううううッ!!」
サヤ「イけイけイけイけっ!♥♥ ああっんっ!♥♥ イった瞬間っマンコでチンポ抱きしめてやるっ♥♥ ほらほらほらほらあっ!♥♥」
義父「あ”あ”ああッあ”ッあ”ッあ”ッ………かッ…………ッッッッッッッ!!」
その時がやって来た。
心臓がうるさく高鳴り義父は声にならない声を上げ最大の絶頂を迎えた。
ドビュルルルルルルルルルルルッ!! ビュウウウウウウウウウウッ!! ドプドプドプドプドプッ!!
ビューーーーーーーーーーーッ!!
亀頭から白濁液が放たれていく。
今まで以上に長く激しく気持ちのいい射精。
白目を剥いて大きく口を開け爆発的なオーガニズムで気を失いかける。
サヤ「ああああッ!♥♥♥ イッくッ!♥♥♥ ああああぁぁぁぁぁぁッ!!♥♥♥」
そこからさらにサヤの絶頂による膣での脈動が追い打ちをかける。
命を吐き出すペニスを手助けするように根っこから亀頭へと蠢く。
サヤ「チンポッ膨らんでっる……ッ!!♥♥♥ すごっお……い……ッ!!♥♥♥」
義父「ッッッッ……ッッ……ッッッッ……!!!!」
どくどく放出されていくたびに義父の視界が少しずつ暗くなっていく。生気が抜けていくのを感じる。
着実に死へと向かっている。
サヤ「あっあっ♥♥♥ はあっはあっはぁっ……安らかに、眠れ……♥♥」
義父「ッッッ……ッッ……ッ…………」
義父の意識が薄れていく。
命が尽きるより先に意識を手放してしまう。
サヤ「んっ♥♥ ふぅ……♥♥ 気持ちよかった……♥♥」
それを知ってか知らずかサヤはようやく縮んできたペニスを液体でどろどろの秘部から引き抜く。
すると中から決壊したダムのように白濁液が飛び出てくる。
サヤ「大量大量♥ 精気じゃなくて人間の命だからなぁ、これで半年は持つぞ」
満足そうに笑うサヤ。
ふと義父に視線を送った。体中の力が抜けている。ペニスは縮んできているが白くて熱い液体がまだチョロチョロと出ている。
死んだのかと思いきやまだ心臓は鼓動を鳴らしている。
サヤ「……やりすぎたかな」
ポツリとそんな言葉を呟く。
少ししてやっと白濁液が止まったことを確認すると、淫魔モードの力で散らかった部屋を元通りにしたのだった。
◆
リズ「本当に生きてるのね」
サヤ「何度も言ったろ、大丈夫だよ」
その日の夜。サヤはリズに美作家へ出向いてから帰って来るまでのことを全て話していた。
サヤ「義父はちゃんと生きてる。死ぬまで搾り取るってのは脅かしただけ」
リズ「ならいいけど」
サヤ「まあ寿命を頂戴したのは事実だけどな。あの家族と過ごした2年間分の命さ。そのくらいなら誤差だろ」
リズ「人間にとっての2年は大きいわよ。もっとやりようはあったんじゃない?」
リズの話を聞いてサヤはため息をつく。
サヤ「いつも思うけど、ホントお前って淫魔らしくないよな。まるで天使」
リズ「天使の輪も羽もついてないけど」
サヤ「そういうことじゃないって」
サヤはおもむろに目の前の小さな魔界のゲートを召喚すると片手を突っ込み、中からソフトクリームを取り出して食べ始める。
いつも食べている飴のように、義父から搾取した精気を食べ物らしく変換したものだった。
サヤ「何はともあれ、あの子供も母親も酷い男から離れることができるんだからよかっただろ。一件落着」
リズ「サヤが搾精した男の人はどんな様子?」
サヤ「前とはまるで別人さ、すっかり大人しいよ。アタシのレイプがかなり効いたらしい。あの様子なら後に何か仕掛けてくることもないだろうな」
リズ「……」
サヤ「おい、いい加減にしろよ。アイツは欲のままに動いて家族を貪り食ってたんだ。そんな奴の肩を持とうとするな」
リズ「違うわよ。辛い目に遭わなくなったのはいいけど、また貧乏な生活に逆戻りなんでしょ」
サヤ「過去2年間の悪夢と比べりゃ貧困生活なんてずっとマシだ。これ以上はアタシらが手を貸すことじゃない」
アイスが乗っているサクサクのコーンをかじりながらサヤは言う。
リズ「そうね……。あっでも、もしお母様が遠出したりする時は、わたしたちがお子さんを預かってもいいんじゃない?」
「そのくらいなら手助けできるでしょ」と微笑むリズをサヤはじーっと見つめる。
サヤ「お前、子供好きだもんな。子守して愛着が湧いたか」
リズ「実はそうなの」
サヤ「やめとけ、淫魔の店なんて教育に悪い。母親が許してくれないよ」
リズ「……確かにね。また機会があったらゲームしたいな♪」
サヤ「ところで、子守の間に客が来たりしなかったよな?」
リズ「あ、そうだ。言おうと思ってたけど1人来たのよ。手が離せなかったからまた夜に来てくださいって」
サヤ「マジか! 時間くらい指定してあげろよ」
リズ「ちゃんとしたわ。もうそろそろ来ると思う」
そんな会話をしていると出入り口から鐘が鳴った。
予定の時間通りに来客したらしい。
サヤ「アイス食べてる場合じゃねえな」
リズ「食べ終わったら来て。わたしが対応するから」
サヤ「悪いな」
リズはソファーから腰を上げて客のもとへと歩き出した。
↓∞ 依頼主の情報 22時くらいまで募集して次に>>1が書き込んだレスのコンマに近いものを採用
247 : 以下、名... - 2020/03/23 21:59:42.84 GFZADt7X0 106/152【名前】巽屋 光太郎(たつみや みつたろう)
【年齢】24歳
【性別】男
【職業】私立探偵(怪奇事件専門)
【依頼内容】
最近男性の腹上死が多発しており、その調査協力を頼みたい(モチは餅屋の理論)。
現場の残存魔力からサキュバスなのは確定しているが、どうも違和感を感じ得ないので協力して欲しい。
リズが出迎えると短く切り揃えられた黒髪にブラウンのダッフルコート、グレーのスーツを着た若い男が挨拶のお辞儀をした。
???「こんばんは。昼にこちらの店に来店した者ですが」
リズ「来てくださったんですね。どうぞこちらへ」
???「ありがとうございます」
もう一度お辞儀をして男はリズが指定した椅子に腰掛けた。
手に持っていたビジネスバッグを椅子の横に置くと向かい側に座ったリズと目を合わせる。
???「お仕事はもういいんですか?」
リズ「はい」
???「それはよかった。叶うなら少しでも早くお話を聞いていただきたかったので」
ずっと仏頂面だった男の口元が緩む。
光太郎「私の名前は巽屋光太郎といいます。怪奇事件を専門とした私立探偵事務所を営んでいます」
リズ「探偵さんなんですか」
光太郎「ええ」
リズ「怪奇事件というのは?」
光太郎「世の中には科学では解明できない不可解な事件がたくさんあるんですよ。そういうのは大抵、自殺で片付けられるんですけどね」
光太郎は話しながら椅子の横に置いていたバッグを持ち中から書類を取り出す。
光太郎「私の仕事はそういった事件の真相を暴くことです。今まで何度か明らかにしてきました。あなたのような淫魔が起こした事件もあります」
リズ「!」
光太郎「驚きましたか。私は淫魔や妖怪や幽霊といった存在を信じているんですよ。というより実際にこうして存在していますからね」
取り出した書類をテーブルの上に、リズが見やすいように丁寧に置いていく。
光太郎「これをご覧ください」
リズ「……」
言われるまま目を落とす。
用紙一杯に文章が書かれ中には写真や新聞記事が貼り付けられているものもある。
光太郎「今、私が追っている事件なんです。これらの写真について思うことはありませんか?」
そこに写されているのは全て、苦しみに歪んだ男がベッドで息絶えている様子だった。
リズ「酷いですね」
光太郎「私が考えるにこれは……」
リズ「淫魔の仕業です」
光太郎が言うより先にリズが答える。
光太郎「はい、私もそう思います。最近男の腹上死が多発しているのをご存知ですか?」
リズ「いえ。魔界からこっちに来て日が浅いので」
光太郎「この資料は全てその事件について調べたものなんです。警察は全て同じ人間の犯行だと言っていますが違います。全て同じ淫魔の犯行です」
リズは書類に落としていた視線を上げて光太郎の顔を見た。
リズ「もしかして、わたしが犯人だと?」
光太郎「いえ、あなたと奥にいらっしゃるもうひとりの方の犯行では無いと言い切れます。魔力の質に目立った点が見られないのでね」
光太郎「私には不思議な能力、シックスセンスというものが生まれつき備わっているんですよ。霊力や魔力といった人が理解できない力を感知することができるんです」
光太郎「ここへ来たのも、あなたたちの魔力の残り香を辿ってきたからです」
店の奥から足音が近づいてきた。
アイスクリームを食べ終えたサヤが紅茶の入ったティーカップを手に持ってリズと光太郎に近づいてくる。
テーブルの前まで来ると光太郎の前にコトンとカップを置く。
サヤ「それで? アンタはアタシらにどんなことをして欲しくて訪ねて来たんだよ」
光太郎「これはどうも、いただきます」
サヤ「もしかして淫魔の仕業だから淫魔のアタシらに捜査の協力をして欲しいって言うんじゃないだろうな」
紅茶の香りを楽しみ一口啜ってから光太郎はサヤの質問に答える。
光太郎「その通りです。殺人現場の残存魔力は間違いなく淫魔でした。しかしどうも違和感を感じ得ないんです」
リズ「どういうことしょう」
光太郎「魔力の質が違うんです。感覚を研ぎ澄まさなければ分からないほど微妙な違いです」
リズ「淫魔にもそれぞれ特徴がありますけど」
光太郎「そういうことではなくて、もっと根本的な……口では説明できないのがもどかしいのですが」
伝えたいことを上手く言葉にできない光太郎の話にサヤが割って入る。
サヤ「何だっていいよ。ここは警察署や探偵事務所じゃないんだ、他をあたってくれ」
リズ「そんなに突き放さなくてもいいじゃない。困ってる人を放っておけないわ」
サヤ「アタシらじゃ何にもできないだろ」
光太郎「そんなことはありません。あなた方は淫魔です。同じ淫魔から見た視点というものを教えていただきたい」
サヤ「同じ淫魔から見た視点、か……。つまり現場に行って魔力の残りに触れて、どう思うか言えばいいのか」
光太郎「まさしくそうです。私の言う違和感がお分かりいただけると思います。報酬を先にお渡ししておきます」
光太郎は再びビジネスバッグに手を入れて茶封筒を取り出しテーブルの上に置いた。
光太郎「中に10万円入っています。もし解決に結びつけばもう10万円上乗せさせていただきます」
サヤ「情報を提供するだけで10万、解決すりゃ20万か。悪くないな」
気の乗らなかったサヤがその気になり始める。
精気はしばらく大丈夫だし少しくらいこんな依頼があっても大丈夫だろうと心で思う。
サヤ「確認するけど本当にいいのか? あとで『やっぱりあげすぎた』とか言わない?」
光太郎「言いません」
サヤ「サンキュー! リズ、リフォームへの道がまた縮まったぞ」
リズ「あなたそんなに現金だった?」
サヤ「美作家に行った時に思ったんだよ、綺麗な家だと客が気持ちよく来れるってさ。だから金稼ぎに少しやる気を出すことにした」
リズ「今更ね……」
サヤ「客足を伸ばすため頑張るぞ」
しかしこの後、現場に訪れたのはリズのみだった。
◆
リズ「すみません。あの赤髪の子サヤっていうんですけど……ちょっと前にかなり魔力を使っちゃって」
魔界のゲートを使って現場に到着したリズは、同じくゲートを通ってきた光太郎に申し訳なさそうに謝罪をする。
リズの言うようにサヤは義父との行為でそれなりの魔力を使ってしまったので少し動くだけで疲れてしまう状態だった。
光太郎「いいんですよ」
リズ「サヤの分までわたしが頑張るので」
光太郎「頑張るといっても、ここに残っている魔力について分かることがあれば教えていただくだけでいいのですが」
リズは部屋中を見渡す。
何の変哲も見られない一般家庭の寝室。しかし淫魔であるリズには空気中に漂うそれが分かる。
リズ「これは……」
リズの表情が引き締まる。
リズ「確かに淫魔の魔力を感じますね」
光太郎「でも少し違う。私にはそれが何なのか分からない」
リズ「まだ遭遇したことがないんですね」
光太郎は部屋に向けていた視線を慌ててリズへと移した。
光太郎「ひょっとして正体が分かったんですか?」
リズ「わたしたち淫魔なら誰もが分かると思います。これは淫魔が暴走した証拠です」
光太郎「暴走……」
リズ「淫魔は人間の精気を取り込んで生きていますけど、しばらく食べずにいると正気を失ってしまうんです」
リズは部屋を観察しながら話を続ける。
リズ「普通はそんなことないんですよ。魔界に居れば食に困ることはありませんし、人間界に居ても精気を供給してくださる方は大勢いますから」
光太郎「女子高生に扮して援助交際をしたり、風俗店で風俗嬢として働いたり」
リズ「そうです。でもこうして暴走してしまったということは、何らかの事情やアクシデントがあったんでしょうね」
部屋の外から話し声が聞こえる。
どうやら警官がこちらへ近づいて来るようだった。
光太郎「暴走はどうすれば収まるんですか?」
リズ「時間経過でも正常に戻りますけど一週間を要します。それ以外に止める方法は……」
言いながらリズは魔界のゲートを出現させ虚空から黄金色の輪っかを召喚した。
リズ「この拘束具を彼女の首につけるしかありません。暴走した淫魔を止めるための道具です。魔力の放出を停止して大人しくさせることができます」
光太郎「よかった。これ以上の被害を出すわけにはいきません、すぐに捕まえないと」
リズ「わたしもお手伝いします。魔力を辿って彼女を追いましょう」
光太郎「そんなことが可能なんですか」
リズ「ええ。早くゲートに入ってください、人が来ます」
二人は迅速にゲートの中へ入ると犯人のもとへ移動した。
ゲートが消滅したその部屋に二人の警官が入室してくる。
警官A「誰もいないな」
警官B「確かに会話が聞こえたんだけど」
◆
古い造りに安い値段のラブホテル。
そのうちのひと部屋で繰り広げられていたのは人殺しだった。
男「や”め”でぐれッえ”え”ッ!!」
???「アハハハハハハハハハ♥♥!!」
ベッドの上で若い男に跨り激しく腰を振る悪魔。
???「ソンナこと言ってさァ♥♥ ホントウは気持ちイイんダロォ?♥♥ アタシのマンコ最高ダロォ?♥♥」
男「がッ……!! で、出るうッ!!」
涙や涎などの体液を垂れ流し苦悶の表情を浮かべる男に対しその悪魔は狂気すら感じる笑顔で食べ物を貪っている。
???「キャハハハ!!♥♥ イイヨ♥♥ 好きなダケ射精しナ♥♥」
男「だッすけッ!! だれッがッあ”あ”あ”あああああッ!!」
???「アタシもキモチいいよ♥♥ オマエのチンポ♥♥ ダイスキィ♥♥」
男「い”ッい”やだあ”あ”あ”あ”あ”ああああああッ!!」
???「ンフフフ♥♥ サイゴの♥♥ 一突きィッ♥♥♥」
腰を持ち上げてドチュウッと勢いよく振り下ろされる。
まるで首を切り落とす斧のように。
男「あッ」
ドビュウウウウウウウウウッ!! ビュルルルルルルッ!! ビュウウウウウウウッ!!
凄まじい勢いで飛び出ていくのは精液だけではなかった。
男の命の灯火が揺らめいて消えていく。
???「ンンッ♥♥♥ オイシイ……♥♥♥」
男「……う…………あ……………」
男の意識は暗闇の底へと、深く沈んでいった。
???「ハァ♥♥ さて、マダマダたくさんヤルぞ♥♥」
目と口を大きく開いたまま固まる男の頬をぺちぺちと叩くが反応はない。
???「んん? ナンダ……モウ動かナクなっちゃった?」
悪魔はつまらなそうに口を尖らせる。
美白に赤い瞳という淫魔の共通点を持っている彼女の髪の毛は茶色くてふんわりとしたボブカット。
胸は膨らみを確認できる程度で尻もさほど大きくはない。もう少しで女性らしい体つきになるであろうという体型だった。
悪魔の角と尻尾が生えているのは暴走したせいで強制的に淫魔モードに入っているから。
暴走淫魔(以下暴魔)「ちぇっ、仕方ナイ。チガウオトコを探すかぁ」
立ち上がってベッドからぴょんっと飛び降りると150センチ前半の背丈で小柄だということが分かる。
股からは男から搾り取った精液が脚をつたって床に垂れ落ちている。
暴魔「……ん?」
ふと何かに気がつく。
部屋の片隅の空間に黒い穴が空いたかと思えば少しずつ広がっていく。
リズ「遅かったようです」
光太郎「……」
魔界のゲートからリズと光太郎が現れる。
リズは悲しい目でベッドの上で息絶えた男を見据え、光太郎は異様なオーラを放っている事件の犯人を逃がすものかとじっと捉える。
暴魔「なんだオマエタチ?」
リズ「あなたを助けに来たんです」
暴魔「タスケ……?」
リズ「こんなこと望んでいないはずです。魔力が暴走して渇きが癒えずに苦しいでしょう」
暴魔「……」
暴魔は語りかけるリズに目を向けていたがすぐに隣の光太郎に注目した。
瞬間、下半身がどうしようもなく疼き空腹に耐えられなくなる。
暴魔「お、男……男、男男オトコオトコオトコオトコッ!!」
光太郎「くっ……なんて魔力だ……」
リズ「本当にいいんですか? 危険ですよ、囮になるだなんて」
光太郎「承知の上です。段取り通りお願いします」
リズ「分かりました」
光太郎が暴魔に向かって突き進んでいく。
暴魔「アハハハハハハ!!」
光太郎「……!」
手を伸ばしてきたところを躱し後ろに回り込む。
そして羽交い締めにする。
光太郎「リズさん!」
リズ「はい!」
間髪入れずリズが拘束具を暴魔の首へ取り付けようとする。
しかし、恐ろしい速さで弾き飛ばされてしまう。
リズ「拘束具が……!」
暴魔「ジャマだ!!」
リズ「きゃっ!?」
そしてリズももの凄い力で突き飛ばされる。
壁に叩きつけられ体に強い衝撃が加わる。
リズ「ぐっ……」
暴魔「クヒヒヒヒ! オマエはソコにイロ!」
光太郎「!?」
光太郎が赤いオーラに包まれ宙に浮いていく。
羽交い締めから必然的に解放された暴魔は振り返って、口から垂れる涎を拭うこともせず目をカっと見開いた。
すると光太郎の衣服が一瞬で細切れにされ一糸纏わぬ姿になる。
光太郎「ううっ……!」
リズ「光太郎さん!」
痛みを堪えて駆け寄ろうとするが壁にもたれたまま手足が動かない。
ここでリズはこの部屋の異変に気がついた。壁中がまるで生き物の肉のように変貌を遂げている。
自分の両手と両足が肉に埋もれて微動だにしない。
リズ(ここまでとは……)
光太郎「や、めろっ」
リズ「!」
光太郎の叫び声を耳にして視線を戻す。
暴魔の顔の前に、宙に浮いた光太郎の陰部がちょうどいい位置にやって来る。
暴魔「ウマそうなチンポ♥ イタダキまぁす♥」
だらんと頭が垂れているペニスの先にかぶりつきそのまま口の中へ含んだ。
光太郎「ぐっ!?」
暴魔「ヂュウッ♥ ジュロロロロロロッ♥♥ ジュウウウウッ♥♥」
光太郎「あッくうッ」
暴魔は顔を揺さぶりながら麺を啜るようにしゃぶりつく。
感度が上がっているため光太郎はたったこれだけで顔を歪める。逃げようとするが手足が動かない。
暴魔の力で体の自由が封じられている。
暴魔「チュパッ♥♥ ヒヒ、デッカクなった♥♥」
本人の意思とは無関係に完全にガチガチにそそり立ったペニスを口から出してうっとりする暴魔。
小さな顔とは裏腹に蛇のように長い舌をべろんっと出して玉袋を丁寧に舐め上げる。
光太郎「ううッああ……!!」
暴魔「キンタマキモチイイ?♥♥ ヒヒヒッ♥♥」
リズ「お願い、わたしの話を聞いて! あなたは今人を殺そうとしているの!」
手足にまとわりつく肉を振り解こうとしながらリズは暴魔に話しかける。
リズ「命を奪うなんてことしてはいけないわ! 一度冷静になって……」
暴魔「ダマレ!!」
リズ「!!」
ズボッという音を立ててリズの周りの肉壁から幾つかの触手が生えてきた。
うねうねと蠢くそれはリズの体へ忍び寄っていく。
リズ「これは……」
両手と両足を捕まえている肉壁も触手化してリズを宙へと押し上げる。
触手に囲まれたブロンドの淫魔を視界に入れて暴魔は光太郎にやったように目を見開く。
衣服が散り散りになり艶かしい裸体が晒される。
暴魔「オマエのアイテはそいつらダ! 楽しまセテやるよ」
リズ「んぐっ!」
肉の触手のうち一つがリズの口へ突撃する。
先端がまるで亀頭のようで男根をイメージさせるそれが何度も何度も勢いよく出し入れされる。
リズ「ごっげほッ! んぶッううううっ」
喉まで入り込み時折咽せるが構わずに口内を犯す。
他にも触手たちが次々に肉付きのいい女体を弄び始める。
たわわに実った二つの乳房には二つの触手が、乳を絞るように動いたり乳首をこねくり回したりする。
下半身には他よりも大きめの一本の触手がM字に開いたリズの両脚の間、股間へと伸びていく。
リズ「んっ……!?」
触手の先端が割れ目に触れていやらしく擦りつけるように動く。
挿入前ペニスを使って濡らすようにしつこく刺激する。
逃れようと腰をくねらせるが無駄なこと。触手はリズの腰の動きに合わせて自由自在に動く。
リズ「んんんッんんっ……! んんんんッ」
入念に擦られて準備が整う。
リズの割れ目に大きな触手の先っぽがあてがわれて、
リズ「んんんッ!?♥♥」
ズチュウッ!
挿入前の優しさが嘘のように一気に子宮口へ衝突した。
リズ「んッんぐッ!♥ んんんんッんんんっんんッ!♥」
ぶつかったら入口まで戻ってまた子宮口へぶつかる。
ゴツンゴツンとノックされるごとにリズの腰が跳ねる。
暴魔「ヒャハハハハハ! 何回もイかせてヤルゾ! 期待シテロ!」
光太郎「リ……リズ、さん……!」
暴魔「あっ、ゴメンナ?♥ アタシタチはアタシたちでイッパイ気持ちよくナロウナ♥」
暴魔の舌が再び光太郎の玉袋を舐める。
涎を擦り付けて玉を転がすように弄ぶ。
暴魔「ンフフフ♥♥」
一頻りいじった後は男根へ移動する。
チロチロと舌先で裏側をくすぐり光太郎の反応を楽しむ。
暴魔「気持ちヨカッタラ、たくさん声出してイインダゾ♥」
光太郎「……こうやって……」
暴魔「ん?」
光太郎「こうやって、お前は何人もの人を殺したんだな」
光太郎は語気を強めて話す。
光太郎「何とも思わないのか。男たちが泣き叫びながら『助けてくれ』と言うのを聞いて、やめようとは……」
リズ「光太郎、さん……!」
暴魔「!」
リズの言葉が二人に届く。
暴魔がそちらを見ると口に入ろうとする触手を何とか避けて話すリズの姿が映った。
リズ「その子はっ……完全に、自意識が埋もれてしまっています……! 声が届くことは、決してありません……」
暴魔「チッ、マダ余裕ぶってイラレルのか」
リズ「とても強い、潜在能力を……秘めているせいでっ……。わたしが太刀打ち、できるかどうか……っ」
暴魔「オイ! まだ穴があるダロ! ケツも犯してヤレ!」
暴魔が指示を出してすぐにリズの下から、膣に挿入されているのと遜色ない大きさの触手が狙いを定める。
他とは違って透明の粘液に包まれているそれは獲物に噛み付く蛇のような俊敏さでリズの引き締まったアナルに体当たりして、ヌブン”ッと抵抗なく中へ入ってしまった。
リズ「ッッッ!?!?♥♥」
後ろの穴に侵入してきた異物が膣に入っている異物と擦れ合い得も言われぬ快感が押し寄せる。
頭が真っ白になり目の前がチカチカ瞬く。
リズ「もごッ!♥♥」
その隙を突いて口に入りあぐねていた触手が口内へ戻ってくる。
リズは口、胸、膣、アナルを犯されその他複数の触手に全身を撫でられる。
暴魔「ヒヒヒヒっ! これでカンゼンに大人しくナッタナ!」
光太郎「リ、リズさん……!」
暴魔「はむっ!!♥」
光太郎「くあッ!?」
光太郎に向き直った暴魔は固いペニスを口へ入れる。
長い舌をぴったりと絡みつかせ光太郎の腰に手を回してフェ○チオを開始する。
暴魔「ンボッ!♥♥ ンッンプッジュポッジュポッジュプッ!♥♥」
光太郎「ふッああ、あああッ……!」
暴魔「ぶはッ!♥ オマエのチンポ、大きすぎナイから舐めやすいヨ♥」
手でしこしこ扱きながらいやらしい顔でそう言うとフェ○チオに戻る。
顔を激しく前後させ舌で満遍なく舐め、唇がカリ首に引っ掛かるように。
男の性欲と興奮を滾らせるため大袈裟に音を立てる。
暴魔「ブポッブポッブポッブポッ!!♥♥ ジュルルルルルルルッ!!♥♥ ブッポブッポブッポブッポッ!!♥♥」
光太郎「あッくううッはあっはあっ、あああッ」
強烈で全身が震えるような快感に仏頂面だった光太郎も情けない声を上げてしまう。
暴魔「ンハアッ♥♥ れるれるれるれるれる♥♥」
光太郎「ああッ……!」
暴魔「ヒヒヒっ♥♥ ヤラシイお汁、いっぱい出てクル♥♥」
口を離して裏筋を舌先でくすぐるように舐め刺激する。
ペニスの先から漏れ出てくるカウパーが床に垂れないように舌で掬っては口の中へ入れる。
暴魔「あーむッ♥♥」
光太郎「うッ!」
少しするとまた口内で頬張り始める。
上目遣いで光太郎の顔を見ながら淫らに貪り食う。
暴魔「ブッポブッポブッポブッポブッポッ!!♥♥ ジュプッジュプッジュルルルルルルッジュウウウウウッ!!♥♥」
光太郎「ぐうッあああああッ!」
脳を突き抜けるような快感が何度も襲いかかり光太郎は苦しそうに顔を歪める。
暴魔「ンッふうッ♥♥ アタシのフェラ、ものスゴイダロ♥♥」
光太郎「ふう、ふうッ……!」
暴魔「ソロソロ出そうダなあ♥♥ たくサん射精してネ♥♥ ぱくっ♥♥ ヂュウウウウウウウッ!♥♥」
男根だけでなく玉袋も両手で弄ぶ。
玉を手のひらで優しく転がして射精の手助けをする。
暴魔「ブッポブッポブッポブッポブッポッ!!♥♥♥ ブポッジュルルッチュッチュッチュッ!♥♥♥」
暴魔「チュウッチュッチュッチュッ!♥♥♥」
光太郎「くうううッ! うッあああっ! ああッ!」
母乳を吸う赤子のようにペニスを執拗にしゃぶった後は激しく顔を振る。責め方に緩急をつけて光太郎の射精を促している。
そしていよいよその時が来てしまう。
光太郎「ああっあああッくうッ!」
暴魔「もう出るぞッ♥♥ ヒヒッ♥♥ ブポッブポッブポッブポッ!!♥♥♥」
光太郎「やめ、ろッ……!! あ、あああああああッ!!」
暴魔「ブポッブポッブポッブポッブポッブポッブポッブポッ!!♥♥♥」
下腹部に力を入れてみるが我慢などできるはずがなかった。
容赦のない暴魔の口撃に為す術がなく光太郎の吐精が始まる。
光太郎「う”ううううううッ!?」
暴魔「あッ♥」
ブビュウウウウウウウウウウウッ!! ビュルルルルルルルッ!!
白濁液が勢いよく放出して暴魔の口の中を満たしていく。
竿をしこしこ扱いて光太郎に気持ちよく射精させる。
暴魔「ンヒヒッ♥♥ 濃厚ザーメンのシャワーだあ♥♥」
光太郎「はあッはあッはあッ!?」
口の中を満たした後は顔の凹凸を利用してペニスを刺激する。
ゼリーのような固形の精液が暴魔の顔を汚し、髪の毛を汚し、体にびたびたと張り付いていく。
光太郎「くッ……はあッ……はあッ……!」
暴魔の力のせいで光太郎の射精は長く続いた。
ようやく最後の一滴が出終わると力なく頭を垂れ肩で息をする。
暴魔「すぅ、はぁ♥♥ ザーメンの匂イ♥♥ いつ嗅いでもクラクラするう……♥♥」
鼻に乗っかっていた精液を指で拭き取って口の中に放り込む。
暴魔はうっとりした顔で自分の下腹部に手を当てた。
暴魔「アア、早く欲シイって言ってる♥♥ 直接中にブチ込んで欲しいっテ、子宮が疼イてる♥♥」
光太郎「はあッ……はあッ……!」
暴魔「凶悪ダゾ、アタシのマンコ♥♥ 天国と地獄ノ両方を味わえルンダ♥♥」
体中に張り付いた精液が吸収されて消えていく。
下を向いていた光太郎の顎を持って疲弊した表情を見ながら暴魔は無邪気に笑う。
暴魔「キヒヒヒっ♥ 挿入れてみたいダロ? アタシの中に♥ フェラより何倍もキモチイイぞ♥」
光太郎「はあっ……はあっ……」
暴魔「ナンダその目、素直じゃないヤツ」
反抗的な目つきの光太郎を見て暴魔はぷくっと頬を膨らませる。
◆
その一方でリズは触手たちに延々と犯され続けていた。
リズ「んんんんッ!♥♥ んんんんんんんんッ……んんんんうッ!!♥♥♥」
ビクンっと腰が跳ねてぷしゃああ、と潮が噴く。
撒き散らされた液体を求めて触手たちが我先にと蠢く。この触手たちは女の愛液を餌にしているようだった。
これでリズの絶頂は3回目。イかされたら休む間もなく体を貪られる。
リズ「んんんんんッ♥♥ んんんっ……!?♥♥」
リズはふと何かに気づいた。
膣とアナルに入っている触手がびくびくと脈打ち始めたのだ。
それだけではない。よく見ると他の触手たちもリズの体を弄りながら脈動している。
これがどういうことなのかリズは知っていた。
リズ「んんんんッ!♥♥ んんっ!♥♥ んふッんんんんんんっ!!♥♥」
触手たちがより激しく淫らに動き始めた。
膣を犯している触手がとうとう子宮口に出入りしアナルを犯している触手は乱暴に暴れ始める。
それぞれが刺激を求めている。
リズ「んんんんッ!?♥♥」
リズのヘソに先端を擦りつけていた触手が目新しい変化を起こした。
ビクビクと激しく痙攣したかと思えばぷくうっと大きく膨らんで、先端の穴からリズの腹めがけて白い液体を放射していく。
ビューーーーーーッ!! ビュプッビュクピュクピュクッ!! ドプドプドプッ!!
リズ「んんんッ……!♥♥」
生物が絶頂時に雌を妊娠されるため吐き出すドロドロの液体。
この触手たちも同じように精液を放つのだ。
自分の腹に乗った出したての熱い液体の温度を感じ取りながらリズはある事を企てていた。
リズ(弾き飛ばされた拘束具は……あそこね)
先ほど暴魔が弾いた黄金の首輪の位置を確かめる。
暴魔の隙を突いて淫魔モードになり、首輪を手にして標的にはめ込む。
光太郎を助けて暴魔を捕まえるにはこれしか方法はない。チャンスは一度きり。
失敗は許されない。
暴魔「ま、挿入れればスグに考えも変わるヨ♥ そのうち、モット動いてホシイってオネガイするんだ♥」
暴魔は光太郎を床に寝かせて跨り腰を下ろし、挿入しようとしている最中だった。
獲物を前にして油断している今が好機と判断する。
リズは淫魔モードになって触手たちから逃れ、床に落ちていた拘束具を不思議な力で引き寄せキャッチする。
瞬く間に暴魔の背後まで到達すると手に持っていたそれを首にセットした。
暴魔「アブナイなぁ」
リズ「!」
かと思われた。
暴魔は寸前のところで振り返ってリズの手首を掴み阻止してしまった。
暴魔「魔界ノ植物に犯サレテ、マダ抵抗の意思があるノカ」
リズ「くっ……!」
暴魔「コレ、魔力を抑えるヤツだろ? ソレ!!」
リズ「!?」
ガチャン。
暴魔は力で押し勝ちリズの首に拘束具をはめ込んでしまった。
魔力を封じられたリズは淫魔の力を失い床に倒れ込む。
リズ「ぐっ、うう……!」
暴魔「これでオマエはタダの人間も同然ダ! じっくり犯されろ!」
リズ「きゃっ!?」
リズは触手に捕まり宙に浮く。
穴という穴に突っ込まれレイプが再開される。
リズ「んんんんんッ!!♥♥ んんんッ!!♥♥」
暴魔「淫魔だから知ってるヨナ。ソイツラの精液は、オンナの子宮に入ると成長してイクツもの卵にナルんだ」
リズ「んくッ!!♥♥ んんんんッんんんッ!!♥♥」
暴魔「精液ニハ感度を上げる成分モ含まれてるカラ、産み落とすトキ、気絶しちゃうクライ気持イイ」
リズ「んんんっんんんんんんッ!!♥♥」
暴魔「アハハハハハハ!! せいぜい産卵プレイを楽シミナ!!」
無茶苦茶に犯されるリズを見て嘲笑うと暴魔は光太郎へ向き直り挿入の続きを始める。
暴魔「オマタセ♥ アタシのマンコ、たっぷり堪能してネ♥」
光太郎「う、ううっ……!」
暴魔「暴れると入レにくいだろ♥」
光太郎の抵抗も虚しくペニスがにゅぷんッと暴魔の膣へ挿入されていく。
特別大きくはない平均サイズのペニスだが暴魔は小柄なのでとてもキツい。
挿入するだけで光太郎の感じる快感はかなりものだった。
暴魔「ンンンッ♥♥ 全部、入ッタァ♥♥」
光太郎「ッ……!!」
暴魔「ヒヒッ♥♥ 何もしなくてモ、イきそうだろ♥♥ 中デすごく暴レテル♥♥」
光太郎「くッふッ……!!」
暴魔「動イちゃえ♥♥」
暴魔の腰振りが始まった。
ぱちゅんぱちゅんと腰を持ち上げて振り下ろされる杭打ち騎乗位。
窮屈な膣を押し広げて子宮口にブチュッとキスをするたび光太郎の体が過剰な反応を見せる。
リズ「んんんんッ!!♥♥ んんんんうッ!!♥♥」
暴魔の後ろではリズが今まさに精液の乱射を体に受けようとしているところだった。
一度離れたことで脈動が落ち着いていた触手たちが再びリズの体で刺激することによって膨れ上がる。
ビュルルルルルルッ!! ビュウウウウウウウウッ!!
ブピュウウウウウウウウウッ!! ドビュッビュウウウウウウウッ!!
リズ「んんんんッ!?♥♥」
顔や胸など次々に精を吐き出していく。
魔界の植物の精液は淫魔の食にはならないので吸収しても意味がない。
リズ「んんんっ!!♥♥ んぶうううううううッ!?♥♥」
ビュククッ!! ドピュルルルルルルルルッ!!
口の中を犯していた触手も大きく膨らんだ後、喉まで突っ込んで射精する。
リズの胃が精液で満たされていく。スッキリした触手が口から離れると逆流して吐瀉物を吐くように白濁液が押し出される。
リズ「おえ”ッごぼっげほっけほッ!♥♥」
咳き込みながら、鼻からもドロドロの粘液を吐き出す。
そうしている間に別の触手がリズの顔や脚に欲望の塊をぶつける。
リズ「ああああっ!♥♥ んっあああッひぐっ!♥♥」
口が解放されたことにより大きな喘ぎ声が出る。
膣とアナルを犯している触手が少しずつ膨れて穴を押し広げている。
精液の放出がすぐそこまで迫っている証だった。
リズ(ダ、メ……!♥♥ この植物のっ、卵、植えつけられたらぁ……!♥♥ 戻れなく、なっちゃうっ……!♥♥)
リズは危機感を持っていた。
魔界に生息する植物には、その特殊な生態により淫魔の自慰に使われるものが多くある。
中にはあまりに強い快感を与えるせいで人間や同じ淫魔相手では満足できなくなってしまう、いわゆる中毒性のある植物が有数存在している。
リズ(逃げ、なきゃっ♥♥ でも、どうやってっ……!♥♥)
その有数のうち一つを暴魔はこうして召喚していた。
早く脱出しなければ、下手をすると目の前の植物の性奴隷になってしまう。
リズ「やっううっあっあぁんっああっ!♥♥」
魔力を封じられた以上、リズはされるがまま責められて喘ぐことしかできなかった。
ふいに二穴を犯している触手が急速に膨れ上がる。リズの下腹部にぼんやり形が見えるくらい肥大化する。
ついに射精が始める。
リズ「あふッ♥♥ ら、らめ”っ……♥♥」
ドビュウウウウウウウウウウッ!! ブビュルルルルルルルッ!!
ビュルルルルルルッ!! ビューーーーーーーーーッ!! ビュウウウウウウッ!!
リズ「あああああああぁぁぁぁぁっ!!♥♥」
子宮と腸に大量の白濁液を流し込まれる。
凄まじい勢いを感じ蓄積していた快感が一線を越え、リズは絶頂に達してしまう。
暴魔「ヒヒヒッ♥♥ 始まったカ♥♥」
暴魔がそれに気づいてチラリと後ろを確認する。
一際大きかった触手二本の射精はなかなか止まらない。結合部から漏れ出して床を精液浸しにする。
リズ「……あッ……♥♥♥ ん……うッ……♥♥♥」
ようやく収まるとリズの中から役目を果たした触手が引き抜かれた。
それと共に子宮や腸に溜まっている精液がだらだらと落ちていく。
暴魔「いい景色ダナァ♥ オマエも見ろよ♥」
光太郎「……リ……リズ、さん……っ」
暴魔「コノ後どうナルか知ってるか?♥ 子宮ニ残った精液が10センチくらいのタマゴニ成長して、マンコから出てクルんだ♥」
暴魔は楽しそうに説明する。
暴魔「キヒヒヒっ♥ イクツもの卵が、気を失いソウになるくらいノ快感と共に生まれるトコロ♥ 壮観ダゾォ♥」
光太郎「彼女を、解放しろ……!」
暴魔「イ・ヤ♥」
光太郎「あぐッ!?」
止まっていた暴魔の騎乗位が再開する。
暴魔「アンっ♥♥ マア見てな♥♥ 卵出るところ、すっごいエロくて興奮するカラ♥♥」
光太郎「くっあっああっふ、ううッ!?」
暴魔「乗り気ジャないオマエもッ♥♥ 自分から、腰動かしたくナルよっ♥♥」
杭打ちをやめてくねくねと腰を揺する。
ペニスにまとわりついたヒダがうぞうぞと蠢いて身をよじりたくなるような快感が光太郎に与えられる。
光太郎「ああああッ! はぐっうああッ!」
暴魔「フフ♥♥ スグにはイかせナイ♥♥ ジックリ焦らして焦らして、最後のサイゴに根こそぎセイエキもらうよ♥♥」
リズ「……ん……くっ……!♥」
暴魔「オ?♥♥ キタぞキタぞ♥♥」
触手に抱え上げられたまま脱力していたリズがピクリと動いた。
腹に違和感を覚える。
リズ(ぁ……し、きゅう……大き、く……!♥♥)
子宮に残った精液が成長を開始する。
粘液から何個かの球体が生じてゆっくり大きくなっていく。
やがてそれはリズの子宮一杯に詰まって、なおも成長を止めない。
リズ「あッ♥♥♥ ああッああああああっ!♥♥♥」
今まで感じたこともない快感に打ち震えて目を見開くリズ。
触手たちが母体の異変を感じ取り出産しやすい体勢にさせる。
M字に抱えられて背面駅弁のようになり、目の前の特等席にはセッ○ス中の暴魔と光太郎が。
リズ「ああっあああああああっ!!♥♥♥」
体が痙攣して腰が突き出されブシャアアアと潮が噴射する。
いくつかの卵が子宮を広げていく刺激で絶頂に達してしまう。
リズの中は触手の精液で見事に開発されていた。
暴魔「モウすぐだ♥♥ 卵が出てクルぞ♥♥」
光太郎「リ、リズさん……!!」
リズ「くううッ……!♥♥♥ はあっはあっはあっ♥♥♥」
卵が成長しきってリズの腹が妊婦のようにぽこっと膨らんだ。
今もなお強い快感で頭が一杯だというのに、これからそれ以上の快感に苦しむことになる。
リズ「あ”っあ”あああああっ……!!♥♥♥ ふぐっううううっ……!!♥♥♥」
暴魔「生まれソウだ♥♥ ガンバレ♥♥ ヒヒヒヒッ♥♥」
リズ「あ”ああっひっ!♥♥♥ はあっはあっはあっ!♥♥♥ ああああああっ!♥♥♥」
子宮から卵が一つ外へ出ようとしている。
リズは気持ちよすぎて泣きそうな顔になり顔を上へ向けていきむ。
いきんで出さなければ、この快感地獄から抜け出すことはできない。
暴魔「出産ショーの始まりってナ♥♥ 確か人間ノ方法であったろ?♥♥ ヒッヒッフーって♥♥」
リズ「ふッうううううぅぅぅぅぅぅぅぅ……ッ!!♥♥♥」
暴魔「ガンバレガンバレ♥♥ もうチョットだ♥♥」
リズ「あっあっあああっああああああああっ!!♥♥♥」
卵が小さな子宮口から出た瞬間、頭が真っ白になり絶頂する。
しかし卵は待ってくれず絶頂の最中も膣を広げながら出口へと進む。
リズの腰ががくがく震えて潮が撒き散らされる。
リズ「おッ……あッ……!!♥♥♥」
暴魔「一個目でキゼツしちゃうノカ?♥♥」
リズ「ああっいやっあああ……っ!!♥♥♥」
暴魔「あ、見えてキタ!♥♥ ちょっと出タゾ♥♥」
リズ「んッくううううぅぅぅぅぅっ……!!♥♥♥ ふーっ、ふーっ、ふーっ!!♥♥♥」
暴魔「いきめいきめ♥♥ ヒッヒッフー♥♥ ヒッヒッフー♥♥」
リズ「ん”んッんんんんんんっ……!!♥♥♥」
いきんだせいで腸に残っていた精液が尻穴から卑猥な音を立てて外へ出る。
快感でどうにかなりそうな頭を必死に働かせてリズは最後のひと踏ん張りを見せる。
リズ「くうぅぅッ……!!♥♥♥ ふッうううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……ッ♥♥♥!!!!」
ヌ”ブンッ。
先だけ見えていた卵が愛液を滴らせ、ようやく産み落とされた。
その瞬間リズの体が大きく痙攣して潮が噴水のように勢いよく飛び出る。
腰を揺らし暴魔や光太郎の体まで届く。
リズ「ッッッ♥♥♥!! ッッ……ッッッ♥♥♥!!」
暴魔「一個目の出産オメデトウ、オカアさん♥♥」
声が出ないほど絶頂に浸るリズに対し暴魔は茶化すように拍手をする。
鶏の卵のような形をしているそれは魔界の植物らしく紫の不気味な形容だった。
産まれたばかりなのでほかほかと湯気が立っている。
リズ(こ……こ、れ、ぇ……っ!♥♥♥ だ、め……っ!♥♥♥)
中毒性があるということが身に染みて分かった。
一個産むだけで気が狂うのではないかというほどの快感が降りかかるのだ。
こんなのを何回も繰り返したら……。
リズ(ああっ……だめ、ダメっダメぇ……ッ!♥♥♥)
リズの意思に反して次の卵が外へ出たがっている。
堪えようとするが我慢ができない。出産を我慢できる妊婦などいない。
リズ「ああっくッああああああぁぁぁぁッ……!!♥♥♥」
暴魔「ソノ調子で全部産ムんだぞ♥♥」
光太郎「う”うッあ”ああああッ!!」
苦しむリズを助けることができない自分に対する怒りなのか悔しそうにしていた光太郎だったが、暴魔の腰が動き出したことによりビクンッと体が震えた。
暴魔「興奮したダロっ♥♥ マダマダあいつは卵を産むカラナ♥♥ 見物しながらっセッ○スしようッ♥♥」
光太郎「ぐううッあっああっはあッ! うっううッあっあっ!」
リズ「ふう”うううぅぅぅぅぅぅッ……!!♥♥♥ ぐううぅぅぅッ!!♥♥♥」
二人の苦しむ声が部屋に響く。
暴魔を捕まえるつもりが逆に捕まえられこんなことになってしまった。
リズ(なんとかっ……!♥♥♥ しない、と……!♥♥♥)
作戦を練ろうとするも外へ出ようとする卵が女性器のあちこちを刺激し頭が真っ白になる。
ろくに考えることができない。
暴魔「ヒヒヒヒっ♥♥ キモチイイよッ♥♥ チンポ大好きィ♥♥」
光太郎「あ”ああッ! はッはッううううッ!? あああああっあああッ!」
こうしている間にも光太郎の命の終わりが刻一刻と迫っている。
光太郎だけではない。自分もこの植物の虜にされてしまうかもしれない。
リズ(こ、この……拘束具、さえ……!♥♥♥ なんとか、できればっ……!♥♥♥)
自分の首にある拘束具。これを外すには外部から魔力を一定量注ぐ必要がある。
魔力を持つ者が触れるだけでいいのだ。
リズ(……あの子、とっ……♥♥♥ この拘束具を、少しでも……くっ付けられたら……!♥♥♥)
快感に負けないように唇を噛み、気をしっかり持って思考を巡らせる。
出産の体勢を取らせるためリズを抱えているこの触手たちを振りほどいて、2メートルほど先にいる暴魔に体当たりし首輪に魔力を注入する。
そうすれば首輪が外れて魔力を使うことができる。もちろん容易ではない。
快感で上手く動けない状態でそんなことができるのだろうか。
リズ(や……やるしか、ないわ……っ♥♥♥)
意を決する。
今出ようとしているこの卵を産み落としたらすぐに行動に移す。
さっきのように暴魔に防がれたとしてもほんの少し。ほんのちょっとだけこの首輪に触れられたらいいのだ。
リズ「う”っあああああああぁぁぁぁっ!!♥♥♥」
二つ目の卵が子宮口を通り抜けて膣へ移動した。
度重なる絶頂で意識が飛びそうになるがぐっと堪える。
リズ「はあ”っはあ”っ!!♥♥♥ ん”んッん”んんんんんんんんっ……!!♥♥♥」
舌を噛まないようにして食いしばる。
卵の先が顔を出した。あとひと踏ん張りで産み落とせる。
リズ「くう”ううッう”ううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ……!!♥♥♥」
子宮口と同じように膣口が形を変えて卵を通そうとする。
これがリズにとって最大の快感ポイントだった。穴を通り抜けようとするたび全身が緊張して力が入る。
リズ「ひっはっ!!♥♥♥ あ”ああ、ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ……うッ!!!♥♥♥」
半分までひり出すとあとは勝手にブポンッと飛び出ていく。
この瞬間に必ず絶頂してしまう。腰がカクカクして潮を肉の床に飛び散る。
リズ「ぐっ……ふうぅっ……!!♥♥♥」
必死に考えた作戦を実行に移す時が来た。
リズは手足に力を込めジタバタして触手の拘束から逃れようとする。
すると意外にもあっさりと抜け出すことができた。卵の安全を見守っているからか油断していたようだ。
リズ「お”っ!!?♥♥♥」
ドスンッ! と尻餅をついてしまったせいで腹の中の卵がゴリュッと子宮の壁に擦れ何度目かの快感の落雷を身に受ける。
リズの顔は蕩けきっていた。目がいつも以上にとろんと垂れてだらしなく舌を出し、温厚で穏やかに微笑む美少女の影が消えかかっている。
リズ(はっ……や、くっ……行かなきゃ……ッ!!♥♥♥)
絶頂で苦しい体に鞭打ち腰を上げる。
リズを解放してしまった触手は産み落とされた卵の無事を確認していて捕まえようとしてこない。
リズは幸いにも卵を押しつぶさずに済んでいた。
リズ(あの子、にッ……触れられ、れば、ぁっ……!!♥♥♥)
体を動かすだけで中で擦れ苦しい。
よたよたと覚束無い足取り。こんなスピードでは簡単に暴魔に気づかれてしまう。
暴魔「ンン?♥♥」
やはり気づかれる。
暴魔は物音に気づき後ろを見ようとする。
だが光太郎がそれを阻止した。リズがよたよたとこちらへ向かってくるのを見て咄嗟に自分から腰を突き上げた。
暴魔「アッ!♥♥」
光太郎「どっ……どうだッ! 気持ちいいかッ!」
リズが何を考えているのか分からないが暴魔の動きを止めた方がいいと、数多の怪奇事件を解決してきた探偵の直感が告げていた。
しかし暴魔の膣は光太郎のペニスに強すぎる刺激と幸福を与えている。
自分から腰を振りその中を突き進むなど何度もできることではない。
光太郎「ふう”ッ!? ふう”ッ!? どうだあッあぐッあああッ!?」
暴魔「んンッ!♥♥」
光太郎「こ、これ”がッ好き、な”のかッ!! う”う”ううッ!?」
暴魔「オ”ほッ♥♥」
腰を突き上げたままぐりぐりとペニスを子宮口に押し付ける。
暴魔は後ろを見るのをやめてビクンッと体を震わせてその快感に酔いしれる。
暴魔「アはっ♥♥ その気ニなっちゃったカ?♥♥ 酷い顔、してルゾ!♥♥」
光太郎「ぐうう、うううううッ!? ううううぅぅッ!?」
暴魔の言葉通り光太郎は顔面崩壊とも言えるほど顔を歪ませていた。
泣き顔と苦しみの顔がごっちゃになったような、そんな表情で歯を食いしばっている。
強大な快感を無理に堪えて腰を動かしている結果だった。
暴魔「クヒヒっ♥♥ うんっ、好キダ♥♥ チンポをギュッて押し付けラレルの大好キ♥♥」
リズ「ぐッ!?♥♥♥」
光太郎に笑顔で返答しながら暴魔は魔力でリズの動きを止める。
あと少しで手が伸びるというところだった。こちらの考えなど見透かされている。
暴魔「チョット待ってロ♥♥ ウシロのオンナを元の位置に戻シタラ、続きをシヨウ♥♥」
リズ「ぐううっ……!!♥♥♥」
光太郎「ッ……!!」
このままではいけない。
光太郎は深呼吸した後に呼吸を止めて暴魔の腰を掴む。
そして渾身の力で乱れ突きをする。まるでオナホールを扱うように暴魔を無茶苦茶に犯す。
光太郎の顔は真っ赤になり頭の血管が切れそうになる。
光太郎「あ”ああッあ”あ”あ”あ”ああああああああああッ!?」
暴魔「あふッゥン!?♥♥ アっあッアんッ!♥♥」
リズを止めていた暴魔の拘束が解けた。
光太郎の助けを無駄にするわけにはいかなかった。リズは暴魔に駆け寄り倒れるように頭をぎゅっと抱きしめた。
暴魔の後頭部には拘束具がしっかりと触れて、僅かな光を放ちガチャンッと外れ床に落ちる。
リズ(や、やった……!♥♥♥)
光太郎「お”お”お”おッ!?」
リズ「!」
光太郎の獣のような雄叫びを聞きリズの思考が一瞬だけ停止する。
その隙を突かれた。暴魔の力によりせっかく外した首輪が宙に浮き、リズの首にもう一度はめ込まれてしまった。
リズ「しまっ、た……!♥♥♥」
暴魔「キヒヒヒヒヒっ!♥♥ あー危ナかった♥♥」
暴魔は膣内を振動させ光太郎に新たな快感を与えて動きを封じながらチラリと後ろを向いた。
暴魔「この状態にナッテ、オトコにこんなイッパイ突かれたのハジメテだ♥♥」
光太郎「お”ぐッふう”う”ううッ!?」
暴魔「残念ダッタナァ♥♥ 魔力を解放すれば、ナントカできたかもしれないノニ♥♥」
リズ(も、もう一度……触れなきゃ……!!♥♥♥)
リズは急いで暴魔に抱きつこうとするが叶うことはなかった。
すごい力で突き飛ばされて瞬く間に触手たちのいる位置に戻ってしまった。
飛ばされてきた母体を見事キャッチすると、触手たちはまたリズを出産の体勢にさせる。
暴魔「マア、魔力を使オウがアタシに敵うわけないケドな♥♥ アハハハハハハハハ!!♥♥」
リズ「くっううっ……!!♥♥♥」
暴魔「さてと♥♥ コンナことしちゃダメじゃないカ♥♥」
光太郎「ふッふう”ッふう”う”う”ううううッ!?」
暴魔は光太郎へと向き直ると膣の振動を止めないまま優しい声色で注意する。
暴魔「ヒヒヒっ♥♥ 悪いコトするヤツには♥♥」
光太郎「あ”あ”ああッあ”あ”あ”あああッ!!」
暴魔「オシオキだな♥♥♥」
にやりと口角を上げた先に光太郎を待っていたのは、乱れ突きのお返しをするような激しい杭打ちだった。
バチュバチュバチュと膣を振動させたまま腰をバウンドさせる。
暴魔「ハアっハアっ!♥♥ ジックリ焦らそうと思ってたケド!♥♥」
光太郎「あ”あ”あ”ッう”ッぐう”う”う”ッひあ”あ”あ”ッ!!」
暴魔「ヤメタ!♥♥ ゼンブ出し終エルまでっ!♥♥ 搾り続けてヤルッ!♥♥」
暴魔が与える快感の行き場が無く顔を振り乱す光太郎。
気が狂うとはまさしくこういうこと。
リズ「う”う”ううッ!?♥♥♥」
触手たちに捕まったリズもこれ以上打つ手はない。
先ほどよりもしっかりと手足を縛っているので振り解くことは不可能。
三つ目の卵が外へ出るため子宮の中で動き始める。
リズ「ッ!?♥♥♥ あ”ああああっ……!!♥♥♥ やっやめ、てえっ!!♥♥♥」
今度はただ出産を待つだけではなかった。
リズに種付けをした触手が割れ目前に来たかと思えばズプンッと膣に挿入を始めたのだ。
卵の通り道をほぐして出産しやすくなるようにという思惑があっての動きだった。
卵が外へ出ていくだけで頭が真っ白になるというのに、こんなことをされればリズの理性が崩壊していく。
リズ「ひぐうッ!!♥♥♥ あ”ッあはっ!!♥♥♥ す、ごッ……!!♥♥♥ きもッぢっ♥♥♥」
膣だけではない。
アナルや口にも触手が突っ込まれて乳房などの性感帯も余すところなく犯される。
こうすれば母体がいきみやすくなる。触手たちは卵を産む手助けなら何でもした。
リズ「ん”ん”ん”んんんっ!!♥♥♥ ん”んっ♥♥♥ ん”んんッ♥♥♥」
暴魔「アハハっ!♥♥ あのオンナ、イイ声で鳴いテルっ!♥♥ 家畜の出産ミタイだッ!♥♥」
光太郎「あ”あ”あ”ああああッ!!? あたッまがあ”ッ!! おかしッぐうッ!!」
暴魔「イイぞ!♥♥ 何もカモ忘れてっイキ狂っちゃえッ!♥♥」
光太郎「お”お”お”おおおッ!? お”お”おおッ!!」
リズ「んぶうッ!!♥♥♥ ん”ん”ん”んんうッ!!♥♥♥ ん”ん”ん”んんんんッ!!♥♥♥」
声を痛めそうなくらい二人は存分に声を出し快感に溺れていく。
暴魔の導きによってずぶずぶと沼へ沈む。暴魔が今まで殺めてきた人々のように。
暴魔「もうイキそうだなあッ!♥♥」
光太郎「ぐう”う”うッふう”う”う”う”うううッ!!」
暴魔「ガマンなんか、させないッ♥♥ 射精、楽しめヨ!♥♥ キンタマからザーメンっ搾り出せっ!♥♥」
暴魔の杭打ちがさらにスピードアップする。
音と音の感覚が狭まり最大速で光太郎を苦しめる。
暴魔「他のオトコたちみたいにっ!♥♥ 命も搾り取ってヤルゾ!♥♥」
光太郎「あ”あ”あ”あああああああッ!! はあ”ッはあ”ッあ”あ”あああああッ!!」
暴魔「キヒヒヒヒヒ!!♥♥ 殺してヤル!♥♥ 贅沢な死に方ダゾ!♥♥」
リズ「ん”ん”ん”ん”ん”んんんんんんっ……!!♥♥♥」
リズの中にある三個目の卵が子宮口を突破し狭い膣を通っていく。
膣を犯している触手が卵にゴツゴツと当たる。
リズ「ん”ぶッん”ん”んんんッ!?♥♥♥ ん”ん”ん”んんんんんんんんんんん……ッ!!♥♥」
卵が押し込まれたり出てきたりしてリズの膣を刺激する。
少しして触手が膣から引き抜かれいよいよ外へ出ようとする。
口にも触手が入っているので大きく声は出せないが3回目の産卵に身悶えする。
光太郎「でッる”ッ……!! くあああッあ”あ”ああああッ!!」
暴魔「出セッ!♥♥ 死ネッ!♥♥ シネっシネっシネっ!♥♥」
リズの産卵と同時に光太郎が達しようとしている。
勢いが衰えることのない杭打ちに抵抗できず死ぬのを待つのみ。
暴魔「ヒヒヒヒヒっ!♥♥」
光太郎「あ”あ”あ”あああああッ!! お”お”おおおおッう”う”う”うううううッ!!」
ついに終わりの時がやって来た。
光太郎は股間から熱く滾るものが上がってくるのを感じる。
そしてリズもゆっくりと卵を吐き出そうとしている。
リズ「ん”ん”ん”んんんんんっ!!♥♥♥ ん”ん”んんんんんッ!!♥♥♥」
光太郎「あ”あ”あ”あ”あああッはあ”あ”ッあ”あ”ああああッ!!」
暴魔「キヒヒヒヒヒヒっ!!♥♥ オマエラ二人ともオチロ!!♥♥」
二人の腹から出している声を聞いて愉快な気持ちになり、暴魔はトドメの杭打ちを喰らわせた。
暴魔「そーらっイけッ!!♥♥ イけえッ!!♥♥」
光太郎「ぐう”う”う”う”う”う”ッ……ッッ……!?」
ビュルルルルルルルルルルルルッ!! ブビュウウウウウウウウウウッ!!
光太郎の快感が最高潮に高まり射精が始まった。
勢いのいい精液は子宮を押し上げるほどで暴魔は気持ちよさそうに腰を密着させて感触を楽しむ。
暴魔「アああっ♥♥」
ドビュルルルルルルルルッ!! ブビュルルルルルルルルルッ!!
光太郎の射精は止まることを知らない。
暴魔の窮屈な膣などあっという間に満たして外へ漏れ出ていく。
貯蓄されていた精液が残り僅かとなる。精液が全て出てしまったら今度は命が奪われてしまう。
リズ「ん”ん”ん”んんんんんんんんんんッ……!!♥♥♥」
一方でリズも卵を半分ほど外へ出すとあとは自然に床へ落ちる。
慣れることのない強烈な快感に頭も顔もとろとろになる。
リズ(もっもう……だめ……ぇ……!♥♥♥)
休む間はない。四つ目の卵が中で転がり外へ出ようとする。
こんなに苦しいのなら、いっそのこと思考を放棄してしまおう。そうすれば存分にこの気持ちよさを堪能できる。
暴魔などどうでもいい。そう思わせるほどリズは目の前の植物に夢中になりかけていた。
ガチャンッ。
???「隙あり」
暴魔「!?」
暴魔の背後から声が聞こえた。そして首に感じるのは冷たい金属の感触。
暴魔「ナっ……ナンダ、オマエ……!?」
サヤ「アンタと同じ淫魔だよ」
手だけを通していた小さな黒い穴が広がっていき魔界のゲートが完成する。
そこから姿を現したのは赤髪の淫魔だった。黒のタンクトップにホットパンツというラフな格好で肉床に足をつける。
サヤ「助けに来たんだ。アタシの友達と依頼人、そして暴走したアンタもね」
暴魔「くっ……ああアアアアッ!」
サヤ「同じ淫魔なら知ってるだろ。その首輪は自分じゃ外せない」
暴魔がサヤに触れようと飛びかかる。
それを避けて首だけでなく両手にも拘束具をセットする。
暴魔「うううッ!?」
サヤ「これだけやれば歩く力も出ないよな? 大人しくしてろよ」
暴魔は苦しみながら床に倒れて動かなくなる。
拘束具の力が働いているらしく、部屋の異変やリズを弄んでいた植物の触手たちも消えていく。
サヤ「大丈夫かリズ」
リズ「……サヤ……もっと早く来てよ……」
サヤ「ごめん。これでも頑張ったんだ。魔力の充電とか、コイツを魔界に連行するための手続きとか色々大変でさ」
卵もすっかり消えてその場に座り込み、疲れ果てるリズの拘束具を外す。
リズはほっと安堵した。
リズ「本当に、大変だったんだから……」
サヤ「見りゃ分かる。産卵中毒になってないよな?」
リズ「ギリギリセーフ」
光太郎「……う……」
サヤは仰向けに倒れてぐったりしている光太郎にも近づいていく。
話しかける前に魔力を用いて適当に白シャツとトランクスを着せる。
サヤ「アンタは平気?」
光太郎「……あなたは……。そうだ、暴走した淫魔は……!」
サヤ「仕事熱心だね。そこで寝そべってるよ」
命を吸われずに済んだ光太郎はそれでも精液を一度に放出させられたので疲弊している。
フラフラと立ち上がり魔力を抑えられている暴魔に近づいていく。
暴魔「チクショウッ! 離せッ!」
光太郎「……」
サヤ「しばらくすれば完全に魔力が制御されて、元通りの性格になるさ。安心してくれ」
「それと」とサヤは言葉を付け足す。
サヤ「コイツの始末はアタシら淫魔に任せて欲しい。ちゃんと罰を与えるから」
光太郎「……そうですね」
サヤ「納得いかない?」
光太郎「いえ、彼女は淫魔ですから。あなた方のルールに従います」
光太郎は俯いて続ける。
光太郎「しかし……彼女が殺した人たちの命は戻って来ない。犯人がいないとなると遺族の方の想いが……」
サヤ「それなら大丈夫」
光太郎の言葉を遮ってサヤが大きな胸を叩いた。
サヤ「アタシらに任せてくれ。手続きはできてるんだ」
光太郎「は……?」
サヤ「今回コイツが起こした事件は全て無かったことになる。神様に話を持ちかけてそういうことになった」
リズ「神様!? よく通ったわね」
サヤ「あの爺さん、アタシ含めた淫魔に色々世話になってるからな。それにこれは運命を外れた出来事だからって、快く引き受けてくれたよ」
光太郎「す、すみません」
サヤとリズの会話に割って入る光太郎。
光太郎「どういうことです? 事件が無かったことになるって……」
サヤ「そのまんまだよ。犯人がいなけりゃ人殺しも起きない。そういう世界線に繋げてくれるんだ」
光太郎「……」
サヤ「要するに、みんな生きてるし事件の記憶もさっぱり無くなる。この世は相変わらず平和ってこと」
あまりにぶっ飛んだ話に光太郎は呆然と立ち尽くす。
頭で整理しようとするが無駄に終わる。
サヤ「難しく考えるな、全部丸く収まるんだから」
光太郎「にわかには信じ難いですけど……」
サヤ「んなこと言ったら、アタシら淫魔だって信じ難い存在だろ?」
サヤの言葉を耳にして腕を組みながら考え込んでいた光太郎がくすりと笑う。
光太郎「確かに……その通りです」
サヤ「な? っていうことだから金の話に移ろう。10万ちょうだい」
リズ「サヤ、助けてもらっておいてこういうこと言うのもあれだけど急すぎるわよ。もうちょっと落ち着いてからにしない?」
光太郎「いいんですよ。あなた方は事件を解決に導いてくださったんです。ただ今は持ち合わせがないので、後ほどお渡しします」
◆
時は過ぎ、暴魔の起こした事件は人々の記憶から綺麗さっぱりと消失した。
事件に関わった人の記憶は別のものとすり替えられて何事もなく平和に世の中が進んでいることになっている。
ただ一人を除いて。
光太郎「何故私だけ全て覚えているんでしょう」
サヤ「神様に特別に戻してもらったんだよ。10万もらう前に世界を変えちゃったから」
リズ「そのくらいいいじゃない。前金でもらった10万円で充分よ」
淫魔の店に訪れた光太郎に紅茶を出しながら言うリズ。
サヤは首をふるふると横に振った。
サヤ「約束は約束だからな」
光太郎「まあ、私としても助かりますよ。今後また何かあればあなた方に頼ることができるので」
サヤ「どんどん来て。アタシらじゃ手に負えないのはやめて欲しいけど」
光太郎は紅茶を啜りほっと一息ついた。
光太郎「手に負えるかどうか分からないので、とりあえず相談しに来ます」
サヤ「ほら、除霊とか悪魔祓いとかそういうのだよ」
リズ「暴走した淫魔の事件を解決したのって悪魔祓いじゃないの?」
サヤ「ん……そうだな。淫魔絡みならいいか」
光太郎「暴走淫魔で思い出したのですが、事件を起こした淫魔は今どうなっているんです?」
光太郎の質問にリズが答える。
リズ「魔界の刑務所に収容されています。まだ未熟な子供なので刑は軽いです」
光太郎「子供だったんですか!」
リズ「暴走を起こすのは大抵子供です。上手く魔力を扱えないのに、友達に良いところを見せるため人間界にやって来たらしいです」
アイスクリームを舐めながらサヤは口を開いた。
サヤ「ちゃんと指導してりゃこんなこともないんだけどな」
リズ「そうね。わたしたち大人の淫魔にも責任があるわ。今後はこんなことが無いように気をつけるので」
光太郎に深く腰を折るリズ。
光太郎「頭を上げてください。責めるつもりはありませんから」
カランカラン。
三人が話をしていると鐘が鳴る。
来客のようだ。サヤとリズはほぼ同時に出入り口の方に目を向けた。
↓∞ 依頼主の情報 23時30分まで募集して次に>>1が書き込んだレスのコンマに近いものを採用
306 : 以下、名... - 2020/03/29 22:54:29.38 2k9nygRao 129/152【名前】ヴィンエ
【年齢】サヤやリズより少し年下
【性別】女
【職業】サキュバス
【依頼内容】
ペットの人間♂が勝手に私以外で射精したお仕置きを手伝って欲しい
(具体的には「次やったら殺して捨てる」と言いつけてあるので軽く可愛がってあげて?殺さない程度に搾精してもいいわよ)
・依頼人の体型など:ツルペタジト目ロリ。青い髪は腿まで届く。
・精液は心の状態で味が変わる、とくに罪悪感があると美味しい! とのこだわりを持つがあんまり理解はされない。
・意外にコミュ障。サヤ達以外にこういう事頼める仲間がいない。
???「思ってたよりもボロいわね」
リズ「ヴィンエ!」
来店した客を見た途端リズが嬉しそうに駆け寄っていく。
白のワンピースにデニムジャケットを羽織り茶色のブーツを履いている。
美しい青髪を腿まで伸ばしているジト目が特徴の美少女だった。
光太郎「可愛らしいお嬢さんですね。どういうご関係で?」
サヤ「同業者だよ。アイツあれでも一人前の淫魔だからな」
光太郎「えっ……あ、ああ、淫魔は自由に姿を変えられますからね」
サヤ「変えられるんだけど変えないんだ。ヴィンエっていうんだけど、あのお子様体型にこだわりを持ってるらしくて……」
ヴィンエ「何か失礼なこと話してない?」
リズと会話をしていたヴィンエがサヤと光太郎の方を見つめる。
二人は互いに顔を逸らして知らんぷりをする。
光太郎「それじゃあ私はこれで」
サヤ「うん、またな」
帽子を被りビジネスバッグを手に持った私立探偵はそれぞれにお辞儀をして店を出て行った。
ヴィンエ「……あの怪しい人誰?」
リズを盾にして隠れていたヴィンエがふいにそんな質問を投げかける。
リズ「怪奇専門の私立探偵さんです」
ヴィンエ「色んな人が来るのね……」
サヤ「店が店だからなぁ。それより急にどうした?」
リズから離れと小さな歩幅でとことこ歩き出す。
やがてサヤが席についているテーブルの向かい側に座ると話を始める。
ヴィンエ「ここに来たっていうことは、そういうことでしょ」
サヤ「は? 客として来たって?」
ヴィンエ「ええ。サヤ、アンタに頼みたいことがあるの」
「この写真を見て」とヴィンエはポケットサイズの魔界のゲートを召喚して中から一枚の写真を取り出しテーブルの上に置く。
そこにはマイクを持った美形の男が汗を飛ばしながら歌っている光景が写されていた。
リズ「どなた?」
サヤ「テレビで観たことあるな」
ヴィンエ「私のペットよ」
サヤ「ペット?」
ヴィンエ「表じゃ大人気アイドルやってるけど、裏では私の言うことなら何でも聞く可愛い犬なの」
ヴィンエは自慢げにそう言うがみるみる顔色が変わっていく。
ヴィンエ「いいえ、違うわね……正しくは『何でも言うことを聞いた』ペットよ! 過去形よ!」
サヤ「おいおい落ち着けよ。詳しい話聞くからさ」
思わず立ち上がったヴィンエはサヤに宥められて再び椅子に尻を着けた。
ヴィンエ「取り乱したわ、ごめんなさい」
サヤ「それで? このペットがどうしたんだ?」
続きを促すとヴィンエは不機嫌を露にしたまま頬杖をついて答える。
ヴィンエ「私以外で射精したのよ。こいつ、一晩連絡も無しに帰って来ないと思ったらどこ行ってたと思う?」
サヤ「さあ」
ヴィンエ「同じ芸能人で女優やってる奴の家よ。虐められるの大好きなこと見抜いたらしくて、女王様っぽく強引に誘われて断れなかったんだって」
「思い出しただけでも腹が立つわ」などとグチグチ言いながらそのまま話を続ける。
ヴィンエ「主人の私がいながら別の女とSMプレイを楽しんだのよ。ありえない」
サヤ「ヤったのか?」
ヴィンエ「ヤったの。床に這い蹲らせながら説明してる時、その時のこと思い出して勃起までして。こんな屈辱的なことある?」
リズ「すごいわね。大人気アイドルがそんなことして写真を撮られたら大変よ」
ヴィンエ「バッチリ撮られてるわ。週刊誌に載ってニュースにもなった。女優と熱愛ってね」
テーブルの上に置いてあったティーカップを手に持ち光太郎の飲みかけをこくんと口に入れる。
それを見たリズは「紅茶持ってくる」と一声かけて奥へ消えていく。
サヤ「そりゃ尚更ムカっ腹が立つだろうな。恋人が他の女に取られちまうかもしれねぇんだし」
ヴィンエ「恋人じゃなくてペット」
サヤ「似たようなもんだろ」
ヴィンエ「とにかく、あいつにはお仕置きが必要なの。主人は私だけっていうことを徹底的に分からせてやらないと」
一通り話し終えたようでヴィンエはふぅとため息をつく。
内容を理解しサヤはなんとなく彼女の願いが読めた。
サヤ「そこでアタシの出番ってわけか」
ヴィンエ「ええ、お仕置きを手伝って欲しい。あいつには『次やったら殺して捨てる』って言いつけてあるから軽く可愛がってあげて」
サヤ「なるほど……楽しそうだ」
ヴィンエ「アンタにぴったりでしょ。報酬は人間の通貨で5万円、それとペットの精液」
サヤ「搾り取っていいのか?」
ヴィンエ「殺さない程度にね。他の女、つまりサヤの責めで射精しちゃって罪悪感にまみれた精液だから、きっと美味しいわよ」
サヤ「……」
恍惚とした表情で頬に手を当て精液の味を予想するヴィンエを見てサヤは複雑な反応をする。
サヤ「前から思ってたんだけどお前の好みが理解できないんだよな」
ヴィンエ「理解するチャンスよ。出した精液の半分あげるから味わいなさい」
不機嫌から一変、どこか嬉しそうに声を弾ませている。
サヤはふと思う。
サヤ(コイツ、それが一番の目的なんじゃないか?)
会話が終わったところでリズが湯気の立つ紅茶を運んでくる。
ヴィンエはお礼を言ってティーカップを受け取るとしばしの間ティータイムを楽しんだ。
◆
その日の夜に早速サヤは動いた。
とある高級マンションの一室、広々としたダイニングで事が行われようとしている。
見られないようにカーテンがしっかりと閉められテーブルやソファーなど邪魔な物は隅に移動し、冷たい大理石の床に膝をつく一人の男。
男「ご……ご主人様……これはどういう……」
ボクサーパンツしか身につけていない半裸のイケメンは近くでソファーに腰掛け見下すように視線を送るヴィンエに声をかける。
ヴィンエ「この前あんたにお仕置きするって言ったでしょ。そのためにわざわざ来てもらったの」
サヤ「よろしく」
黒のランジェリーに網タイツを穿いている同じく半裸のサヤはヴィンエよりも近いすぐ目の前で男に挨拶をする。
肉付きがよく美しい生足を間近にして密かに生唾を飲み込む。
サヤ「えーっと、名前なんだっけ?」
男「ポチです」
サヤ「は?」
ヴィンエ「私が名付け親よ。いい名前でしょ」
サヤは得意げにするヴィンエと何の抵抗もなく平然と名乗った男を交互に見る。
サヤ(完全な主従関係だな)
ヴィンエ「さあサヤ、ポチにお仕置きしてあげて?」
サヤ「了解」
男「ご、ご主人様! お仕置きって……!」
何か言おうとする男を鋭い目つきで黙らせる。
ヴィンエ「勝手に喋るなって躾けたはずだけど」
男「……」
ヴィンエ「それでいいの、いい子ね」
男は俯いて黙り込む。
そんな男の視界にM字にしゃがむサヤの美脚が入ってくる。
黒い三角の布が秘部に密着し雄の本能を刺激する。
サヤ「ポチ、お前を酷い目に遭わせてくれってご主人に頼まれたんだ。楽しみにしてな」
男「うッ……ああッくッ……!」
ふいに男が蹲って苦しそうに股間を押さえつけ始めた。
それを見たヴィンエが思い出したように、
ヴィンエ「あ、忘れてた。ポチに貞操帯つけてたのよ」
サヤ「貞操帯か。どおりで股間がゴツイと思った」
ヴィンエ「勝手に射精しないようにニ週間前にね。今外すわ」
パチンと大きな目でウィンクするとボクサーパンツが消えて物々しい貞操帯が姿を現した。
そこからさらにその貞操帯も光と共に消失していく。
男「う”ううッ、はあッ、はあッ」
サヤ「ははっ、一気にデカくなった」
拘束するものが無くなり男のペニスはあっという間に天井を向いた。
たちまち淫魔二人の鼻に食欲をそそる匂いが届く。
二週間もの間じっくり寝かせた濃い精液の匂い。
サヤは口から垂れる涎を拭う。
サヤ「めちゃくちゃ美味そう」
ヴィンエ「ポチは雄として優秀だから」
ヴィンエの言うように男の一物はなかなか立派だった。
太さ5センチ長さ18センチはあるペニスはビクンビクンと脈打って先っぽからカウパーを垂らしている。
サヤ「もう我慢汁出てるじゃん」
ヴィンエ「敏感になってるからよ。早くやっちゃって」
サヤ「よーし、じゃあまずは」
サヤは立ち上がりくちゅくちゅと涎を分泌してそれを手のひらに溜めると右足に塗りつける。
それを三回ほど繰り返せば足は涎まみれになる。
サヤ「ほらポチ、舐めろ」
男「え……」
サヤ「一滴も零すなよ。あ、床に落ちちゃうぞ」
まるでローションを足に塗りたくったようだった。
サヤはそれほどまでに多くの涎を分泌したのだ。
男「……」
サヤ「舐めろって言ってんだよ」
男「わっワンっ!」
男は犬のように返事をして垂れ落ちそうになった雫を舌で掬いサヤの足にしゃぶりつく。
犬のように必死に舌を動かしてぺろぺろ舐める。
サヤ「くくくっ、ホントに犬みたいだな。その調子だポチ」
男「はあっはあっワンッ」
足の裏や踵を舐めた後は指をくまなく綺麗にし、次に足の甲。
そして足首と少しずつ上がっていく。
サヤ「オッケー、もういいぞ。ちゃんと綺麗にできたなぁ」
男「ワンッ」
サヤはにっこり笑って男の頭を撫でる。
どこからどこまでも犬のような扱いをして男も犬に徹する。
ヴィンエ「サヤ」
サヤ「分かってるって。もう効いてくるから、そこからだ」
男「!!」
ドクン、と男の心音が跳ねる。
体が熱くなり呼吸が乱れていく。ただでさえ高まっていた性欲がみるみる大きく膨大になっていく。
それと共に股間が苦しくなる。竿がずしりと重くなり玉袋がぱんぱんになり射精したい気持ちが抑えきれない。
男「はあ”ッはあ”ッうっ……!」
ヴィンエ「なるほどね」
汗が噴き出し辛そうな男を見てヴィンエはサヤの思惑を理解した。
二週間も射精せず溜まっていた性欲と精液が増大して男を苦しめる。
ペニスの穴からカウパーが涎のように溢れて流れ出ていく。
サヤ「我慢汁すごいな。吐き出したくてしょうがないだろ」
男「ううッ……」
サヤ「例えば、こんなことしたらどうなるかな?」
脚を伸ばして今にも破裂しそうなペニスに優しく指を当てる。
男「あひッ!?」
カウパーがとぷんと多めに垂れて全身を大きく震わせた。
たったこれだけの刺激で射精してしまうのではないかというほど敏感だった。
サヤ「ふふ、面白い。指でつんつんするだけでイきそうだな」
男「あッ、ふっ……やめで、くださいぃ……!」
我慢することに必死で脂汗が出てきた男はか細い声でサヤにお願いをしてくる。
主人の言いつけを守ろうと必死なようだ。脚を組み見物しているヴィンエを泣きそうな目で見ている。
ヴィンエの胸がきゅんと締め付けられる。可哀想に思ったのではなく、
ヴィンエ(なんて情けない顔)
虐めたくて仕方がない様子だった。
しかし自分で虐めるよりももっと良い方法がある。そのためにサヤに依頼をした。
サヤ「おかしいなぁ? 犬は喋らないはずだけど」
男「ふっ……ふっ……」
呼吸を整えて煮え立つ性欲を抑えようとしている。
そうはさせまいとサヤは男に命令を下す。
サヤ「おい、仰向けになりな」
男「……?」
サヤ「たっぷり可愛がってやるから。犬がよくやるだろ? ご主人に腹を見せるあれだよ」
男「……」
サヤの要望する格好が分かり男はまたヴィンエの方を見てから、なるべく股間を刺激しないようにゆっくりと後ろへ転がった。
背中に冷たさを感じながら手足を曲げて本当に犬のような体勢をとる。
サヤ「いい子だ。ご褒美に撫でてやる」
男「ぐうッ!?」
仰向けに寝転び曝け出しているペニスをサヤは足の裏で強めに踏んだ。
瞬間、全身を駆け巡った快感の電流に男は体をビクンッと震わせる。
男「あッ……か、あッ……!」
サヤ「いい顔するね。よしよーし」
男「お”おッ!?」
強く圧迫されたまま足を前後に動かされ男の快感はグンと高まり、カウパーに紛れてペニスの先からぴゅっと白濁液が漏れる。
サヤ「あれ? ひょっとしてイったか?」
男「う”うッう”うううッ……!!」
ヴィンエ「そんなはずないわ。ポチは私でしか射精しない従順な子だから」
サヤはペニスから足を離し僅かな量の白濁液を指で弄る。
もはや固形とも言えるそれはねっとりとサヤの指にへばりついている。
サヤ「ふぅん、じゃあこの白い液体は我慢汁ってことか」
ヴィンエ「たくさん我慢してるから、ちょっと混じっちゃってるのよ」
男「はあッはあッはあッ……」
ヴィンエ「そうでしょポチ?」
ヴィンエは冷たい目と口調で返事を求める。
我慢に必死の男は何度も頷きながらひと吠えする。
男「わ、わ”んッ!」
ヴィンエ「ほら。ポチは待てをされたらちゃんと待てるお利口さんなの」
サヤ「今は待てをしてるのか」
ヴィンエ「ええ、私が可愛がってあげる時以外はずっと『待て』よ。どれだけ溜まっててもね」
裏で話を合わせている二人は白々しいやり取りをする。
ヴィンエ「もし勝手に射精しようものなら殺して捨てるって言いつけてるから」
男「はあッはあッはあッ……!」
サヤ「なるほど。じゃあ絶対に守らなきゃな、本物のご主人様の命令を」
言いながらサヤは足を振り上げて男のペニスを踏みつけた。
男「う”ぐうッ!?」
サヤ「こんなことされてもっ」
踏みつけた後はまた足を離して斜めに勃ちビクビクしている一物を軽く蹴りつける。
男「あ”ッあああッ!!」
サヤ「こんなことされても。絶対に我慢しないとな?」
ペニスからまた白濁液がびゅっと出てくる。
男は血管が切れそうなくらい快感と射精を堪えていた。
泣きそうでいて気持ちよさそうにもしながら犬のように短い呼吸で冷静になろうとする。
男「はッはッはッはッはッ!」
この人に責められて絶頂してしまったら捨てられてしまう。殺されてしまう。嫌だ。
そんな思いが男の頭を駆け巡っている。
サヤ「また白いのが出たぞ、ちょっぴりだけど」
ヴィンエ「カウパーに混じってるだけよ」
サヤ「そうだな。射精はもっと豪快にびゅーって出るもんな」
サヤは玉袋に目をつけた。
足の裏をあてがい二個の球体があるのを確認するとゆっくり圧迫していく。
男「ッッッ……!?」
痛苦しさを感じつつ快感も沸き上がる。
ペニスの先からどろどろと透明の液が垂れてくる。
サヤ「キンタマ踏まれて感じてるのか?」
男「あッッうッッ……!!」
サヤ「アタシの足、お前の我慢汁でぬるぬるだよ」
ある程度押し付けた後は力を弱めてぎゅっぎゅっと強弱をつけて踏みつける。
男の顔は苦痛と快感に歪む。
男「あ”あ”ああッ!?」
サヤ「あれ? チンポビクビクしてるけど、もしかしてイく?」
男「はあ”ッはあ”ッあ”ああッう”ううッ!」
男は苦しみに悶えながらヴィンエの顔を見た。にこやかな表情で見つめ返している。
こんなことするなんて。我慢できるわけがない。助けてください、慈悲をください。
そんな感情が伝わってくる。しかしヴィンエは笑みを崩さない。男を信頼しているのか単純に苦しむ姿を楽しんでいるのか分からない。
ただ一つ分かるのは、この状況から救われる道はないということ。
サヤ「イっちゃっていいのか? ご主人様に殺されちゃうぞ」
男「やッや”めてくださいぃッ!! おね”がいしますッ!!」
サヤ「犬が喋るなってっ」
玉袋の責めが止まったかと思えば今度は竿へ戻ってくる。
足を上げては下ろしガンガン踏みつける。
サヤ「我慢してみろよ、ほらっ、ほらほらほらっ」
男「むッり”ぃッ!! イっぢゃう”ッ!! あ”あ”ああッ!!」
サヤ「イくのか? ご主人様が見てるぞ。主人以外の女で射精するのかって」
男「う”うッ……!! ごッしゅじんッさま”ッ!!」
男が目を向けるとヴィンエはにこやかな笑みのままだった。
男「ごッごめ”んッな”さいッ!! がまんでぎッませんんッ……!!」
ヴィンエ「できるわよ、私のことを想ってるなら」
男「むり”ッですうッ!! ああ”ッイ”っちゃう”うッあッ!!」
ヴィンエ「イったらどうなるか分かってるでしょ?」
男「でもッでもこん”なのおッ!! ひどい”ッ!!」
ヴィンエ「は?」
男の放った一言にぴくりと眉を動かした。
ヴィンエ「酷い? 誰が? 私が?」
男「あ”ッ……ぐう”ッう”ッ……!!」
ヴィンエ「元はといえばあんたの節操のないダメチンポが原因でしょ。主人の私が知らないとこで勝手に射精するなんて」
男「あ”ッあ”あッあ”ッあ”ッ!!」
ヴィンエ「酷いどころか優しいわよ。本来ならすぐ殺して捨ててるところだけど、こうしてチャンスをあげてるんだから」
男「イッイくッイくう”ッあ”あああイ”くうッ!!」
ヴィンエ「大丈夫よ、あんたなら我慢できる。お利口なワンちゃんよ。」
男「もッもう”ッ……あ”あ”ああッあ”あ”あああごめ”んなさい”い”いいいッ!!」
亀頭の裏側を徹底的に踏まれて男の快感は我慢の限界を越えた。
ブビュウウウウウウウウッ!! ドピュッビュウウウウウウウッ!!
サヤ「あ」
男「あ”あ”あ”あ”ああああああッ……ふおッほッ……ッ!?!?」
サヤが大きく踏みつけた瞬間、ペニスの先から大量の精液が勢いよく飛び出てくる。
放出は止まらずにみるみる男の腹を汚し勢いが良すぎて顎にまで届いている。
溜まっていた二週間分に加えて淫魔の唾液で増大した性の塊の放出は次第に衰えていく。
やがて一滴も出なくなりそれと共に真っ白だった脳内がクリアになる。
男「はあッ……はあッ……」
男は達成感のある顔をしていた。
が、すぐにハッとなり主人の方へ目を向けた。
ヴィンエ「……」
ゴミを見るような目でヴィンエは男と視線を合わせた。
約束を破りまた他の女で射精してしまったのだ。しかも主人が見ている前で。
男「ご、ご主人様……」
ヴィンエ「さぞ気持ちよかったでしょうね。射精の時、天国にでも行くような顔してたもの」
男「ごめんなさいっ! ずっと我慢してたから、すごく敏感になってて……!」
客観的に見れば男は悪くはない。
もうヴィンエ以外の女で射精しないと心に決めていたのは確かだった。
しかし二週間も射精を我慢させられた上で媚薬効果のある淫魔の唾液を飲まされ、少しの刺激にも敏感で耐久力のない男根をああもコテンパンにされては我慢など到底無理。
男「許してください……!」
では何故こうも許しを請うのかというとヴィンエに捨てられるのは嫌だという思いで頭が一杯だからだった。
男のヴィンエに対する気持ちはまさしく『ご主人様』だった。
ヴィンエ「はぁ、本当最低よ。まさかこんな簡単に射精しちゃうなんて。主人の言いつけを守れない犬なんて必要ないわ」
男「そんなっ……!」
ヴィンエは始終冷たい表情を見せているが内心はゾクゾクしていた。
男の絶望顔を見てもっと蔑んでやりたい、もっと苦しめてやりたいと思っていた。
ふいに精液の匂いが届いてくる。ヴィンエの大好物である罪悪感を持った中で吐き出した精液。
涎が出てくるほどのご馳走。
ヴィンエ(ああ、クラっとする……早く食べたぁい……♡)
うっとりしそうになるが必死で取り繕う。
そんな中でも男は必死に主人に許しを請っている。
男「ご主人様っ、もう二度と射精しません! 誓います! だから……」
サヤ「できない誓いは立てない方がいいよ」
男「!? あッ……はぁ……っ!」
男の下半身が宙に浮いたかと思えば、一物がとても柔らかく温かいものに包まれた。
サヤの豊かな乳房が勃起しているペニスをしっかりと挟んで捕まえていた。
サヤ「魔力で浮かせないとやりにくいからさ」
男「うッ!?」
乳房の間に亀頭が顔を出している。
それをぱくっと口に入れて貪り始める。
サヤ「ちゅうううッ♥ ジュルッじゅぷじゅぷっ♥」
男「おッおッおっ……!」
胸に包まれた竿の部分はぱふぱふと何度も挟んだり上下に擦られたりする。
極上のパイズリフェラで男は再び何も考えられなくなっていく。
ヴィンエ「この期に及んでまだ虐められたいのね」
男「あッ……ごしゅっ人様……!」
ヴィンエ「すごく気持ちよさそう。主人以外の女に虐められるのってそんなにイイ?」
男「ち、違う……んですっ……」
サヤ「ちゅううっちゅっちゅっちゅっちゅっちゅっ♥ チュっチュウウウッ♥ ちゅぱっちゅっチュウウウッ♥」
男「あっあっあああああッ」
赤子がおしゃぶりを吸うように亀頭を小刻みに吸われて男の腰がガクガク震える。
サヤは吸いつきながら笑みを漏らす。
サヤ「ふふふっ♥ これ好きなのか♥」
男「はあっああっあっ」
サヤ「もっと激しくしていくぞ」
口から涎を垂らしてペニスに塗りつけるように胸を擦る。
滑りが良くなりいやらしい水音が部屋に響く。
サヤ「ヂュウッちゅぱっ♥♥ ヂュウウウッヂュウッヂュウッ♥♥」
男「ああッおおおおおッ……!?」
口で亀頭を刺激している間にも、ブラを外して乳首丸出しの乳房がたぱんたぱんと上下に揺れて竿に緩やかな刺激を与えている。
男の快感は早いペースで高まっていきすでに射精がそこまで来ている状態だった。
サヤの出した唾液がペニスを絶倫にし、感度を操り感じやすくしている結果だった。
サヤ「もう出そうだ♥ くくっ、節操のないダメチンポっていうのは本当だな♥」
男「ああっあっだめっあああッ」
男の頭を罪悪感で埋め尽くすためあらゆる手を尽くす。
まるで女の子のようなか弱い声を出している中、ヴィンエがため息をついて言葉を口にする。
ヴィンエ「呆れた……もう出ちゃうの? どこまでもダメなチンポ」
男「あああッはあっうっああっああああッ!」
ヴィンエ「あっさり約束を破ったかと思えばすぐ屈服するんだもの」
男「ちッがっああっはああっうっあああッあああっ!!」
サヤ「出るぞ♥♥ 胸で思いっきり擦ってやる♥♥ 情けなーく射精する姿、ご主人様に見てもらいな♥♥」
口を離して豊満な胸を押し付けペニスを圧迫し、たぷたぷと激しく揺らしていく。
射精まであと僅か。ペニス全体を柔らかい脂肪で刺激される。
男「あああッあっああああっ!」
サヤ「ほぉら♥♥ 吐き出せ吐き出せ♥♥」
亀頭を重点的に擦られて男はガクッと腰を突き上げ、
男「イっイくッああああっああああッ!!」
ビュルルルルルルッ!! ビューーーーーーッ!! ビュププッ!!
二回目の絶頂を迎えた。胸から顔を出した亀頭の先から白い粘液が噴出した。
一回目ほどの勢いはないがそれでも多い量を小分けして吐き出していく。
サヤ「くくくっ♥♥」
男「くあッ!?」
顔を出した亀頭を胸の中に押し込みにゅぷんにゅぷんと擦る。
射精中の敏感な亀頭が刺激され収まりかけていた射精の勢いが盛り返される。
ようやく精液の放出が止まると男は体中の力が抜けて尽き果てる。
サヤ「ん……大量大量♥」
魔力を切ると浮かせていた男の腰が床へ着地し少し縮んだペニスが谷間から解放される。
サヤの胸には絶頂の証である粘液がべっとりと付着している。
そのうち一つの塊を指で掬って食べてみる。
サヤ(熟成された精液、美味いなぁ。罪悪感ってのがよく分からないけど)
ヴィンエの好みの味らしいがサヤにはやはり理解ができなかった。
味わおうとしてみれば確かに少し違う気もする。
ヴィンエ「本当ダメね。お仕置きはもう終わりよ」
男「あっ……うっ……」
ヴィンエ「どいてサヤ、ポチを殺すから」
男「……!?」
目を瞑って味わい続けているサヤの横で、恐ろしい言葉を耳にして朦朧としていた男の意識がハッキリする。
脚を組んでソファーに座っていたヴィンエは腰を上げてスリッパをパタパタ鳴らしながらこちらへ近づいてくる。
男「ひ、ひいいっ!?」
サヤ「まあ待てよヴィンエ、殺すのはもうちょっと後にしよう」
ヴィンエ「そいつの飼い主は私よ。どうしようが私の勝手じゃない」
上辺の会話をする二人。
そんなことは知るわけがない男は恐怖に怯え上体を起こし尻餅をついたまま後ずさりしていく。
だがサヤが指をパチンと鳴らせば見えない力に足を引っ張られ元の位置に戻ってくる。
男は泣き叫ぶ。
男「うわああああっ!?」
サヤ「提案があるんだ。コイツを殺る前に搾れるものは搾ろう」
ヴィンエ「……」
サヤ「もったいないだろ?」
ヴィンエ「そうね、お願い」
ヴィンエは踵を返してソファーへ戻っていく。
離れていく主人を目にして男は心の底から安堵する。
サヤ「さて」
男「ひっ」
しかしすぐにまた怯える。
赤髪の淫魔が飛びかかってきたかと思えば強い力で押し倒されてしまったのだ。
男「お、お願いですっ! 命だけは!」
サヤ「アタシに言われてもな。最後の時が来るまで楽しませてくれ」
サヤの身につけていた下着が消えていく。
美しい裸体を目の当たりにし男の股間の一物が復活していく。
男「うっ……!」
サヤ「アタシもヴィンエと同じでSだからさぁ。泣き叫ぶお前を見てたら、ほら♥」
M字に跨って秘部を見せつける。
ぐっしょりと濡れていて愛液が滴り落ちるほどとろとろだった。
この中に自分のモノを挿入したらどうなってしまうのだろうか。
男は殺される恐怖と同時に滾るほどの性欲が湧いてくる。
生物は命の危機が迫ると子孫を残そうとして性欲が出るというがまさにその状況だった。
男「はっ……はっ……!」
サヤ「興奮してきた? ご主人様のいる前で他の女に盛ってるんだ」
男「!」
男が恐る恐るヴィンエを見ると冷徹な目をしていた。
愛情というものが一切感じられない冷たい目。
男「うぅ……」
サヤ「挿入れるぞ」
シコシコと一物を扱いていたサヤは挿入しやすいようにピンと直立させる。
にゅぷっ、と亀頭の先っぽが膣口に入る。愛液がペニスを伝って男の股間周りを濡らしていく。
男「あ”ッ」
サヤ「どんどん中に押し込むからな♥」
男「おおお”ッううッ」
腰を下ろしていくと男は顔を歪めて苦しみの声をあげる。
熱くて狭くて中までとろとろの膣。挿入するだけで達してしまうのではないかというほどの快感が男を襲う。
そのうち根っこまで咥えるとサヤは舌舐めずりをする。
サヤ「全部入っちゃったな♥ アタシの中どう?」
男「はあっあッ」
サヤ「ま、ヴィンエのマンコと比べたら緩いけど……それでも腰が抜けるくらい気持ちいいだろ♥」
肉壁に包まれたペニスがうねうねと蠢く。
サヤお得意の膣内を脈動させて男を虐める方法だった。
サヤ「こうやって、中を動かしながら腰を揺すると♥」
男「あ”あああぁぁぁッ……!!」
サヤ「男は可愛い声出すんだよなぁ♥」
前後左右に腰を動かして反応を楽しむサヤ。
淫魔の膣内でもみくちゃにされて男はただ喘ぐことしかできない。
子宮に亀頭が入って余すところなく密着している。
サヤ「くくっ♥ ここを弄るとどうなる?♥」
男「お”おッ……!!」
男の勃起した乳首を指で弄り回す。
サヤの中で男根がビクンビクンと脈打つ。
サヤ「あッ♥♥ 乳首弱いのか♥ 弄れば弄るだけチンポ膨らむ♥」
男「はあッふッおおッああああ……!!」
サヤ「もっとしてやるよ♥」
サヤは少々乱暴に乳首を弄り出した。
抓ったり引っ張ったりすると男は思わず腰を突き出してしまうほど感じる。
男「あああッ! あ”ッふううッ!」
サヤ「んんっ♥♥ チンポ奥にねじ込まれるっ♥♥ 面白いな♥♥」
ぐりんぐりんと腰を回転させると男は大きく反応する。
快感が高まり射精の瞬間がぐっと近づく。
男「はあッはあッうッだめぇッ!」
サヤ「もうイくのか?♥」
淫魔の唾液を飲んだ男のペニスはまさしく絶倫状態で大量の精液を二回吐き出しても元気だった。
射精してもすぐに精液が作られて次の射精への準備が出来てしまう。
サヤ「あふっ♥♥ 我慢っしろよ♥♥ ご主人様が心変わりするかもよ♥♥」
男「!」
サヤ「ここで射精せずに、忠誠心を見せたら♥♥ きっとまたペットとして飼ってくれるぞ♥♥」
絶望の淵に立たされていた男の心に一筋の光が差し込んだ。
この後殺されるのを待つだけと思っていたが、意地を見せればヴィンエの犬・ポチとして側に置いてくれるかもしれない。
捨てられるのは嫌だ。ずっと飼われていたい。
男「……ッ!」
サヤ「お♥♥ 顔つきが変わったな♥♥」
歯を食いしばって快感に耐える。
どちらかというと男が怖いのは殺されることよりも捨てられることの方だった。
ヴィンエに今までたくさん可愛がってもらって色んな喜びに溢れる毎日を送っていた。
女優に調教されたのは一度きりの過ち。他の人にエサをもらってはいけないということを心に刻んだ男(イヌ)はこの先ずっとヴィンエに寄り添う気持ちだったのだ。
サヤ「そうそう、ご主人様に見せてやれ♥♥ んっ♥♥ お前が忠犬だってことをさ♥♥」
男「うッ……くッ……!」
必死に耐える。
うぞうぞ蠢くヒダがペニス全体をくすぐり吐精を促してくる。
体がぞくりと震え酔いしれてしまうような快感だが我慢してみせる。
ヴィンエ「……」
何を思うのかヴィンエは冷たい目のままその様子を観察していた。
サヤの言うことはデタラメかもしれないのに男は『これを我慢できれば』と信じきっていた。
サヤ「よしっ♥♥」
ピタリとサヤの責めが止まる。
腰を停止させヒダや子宮口も動かさず乳首から手を離す。
男「ふーッ……! ふーッ……!」
終わった。赤髪の淫魔の強烈な責めから耐え抜くことができた。
そう思いながら男は呼吸を整える。
サヤ「さあ、ここからが本番だ♥♥」
男「……っ!」
終わってなどいなかった。
サヤはいやらしい笑みを浮かべて両手を床に付けると杭打ち騎乗位の体勢になる。
サヤ「ちゃんと『待て』するんだぞ♥♥ 『待て』だからな?♥♥」
男「はあっ、はあっ、はあッ……!」
体が震える。ここからが本番という言葉が男を再び絶望へ突き落とす。
今ので持ち堪えるのが精一杯だったのにこれ以上されたら確実に出してしまう。
男「ま、待っ」
サヤ「待たない♥♥♥」
下腹部に力を入れてゆっくり腰を持ち上げると膣圧でしっかり捕まることができペニスを根こそぎ持っていく。
亀頭が見えるか見えないかまで来るとまたゆっくりと腰を下ろしてぴったり尻を着ける。
男「ッッッ……ッッ!?!?」
たった一回ピストンをしただけで男は声にならない声をあげカッと目を見開く。
静まろうとしていた快感が一気に上昇して射精がすぐそこまで来てしまう。
サヤ「ほら頑張れっ♥♥」
男「あ”ッあ”ッ」
ヌロロロロロッ、ニュルルルルルッ。
分泌される愛液を念入りに塗りたくるようにサヤの膣はペニスを締めつけて出し入れされる。
二回目のスローピストンが終わると男の顔は真っ赤になり額に血管が浮き出る。
我慢しようとはしているのだがあまりに凄い快感が全身を突き抜けて熱い液体が強制的に込み上げてくる。
もう限界だった。あと一突きもされたら、
サヤ「まだまだ♥♥」
男「う”あ”あああッ……!! 待っでくださッ……!!」
サヤ「亀頭を扱かれたらどうなるかな♥♥」
男の言うことなど耳を貸さない。
サヤは腰をいい具合に持ち上げたまま亀頭だけを膣内に入れて腰を小刻みにヘコヘコさせた。
すると亀頭が重点的に刺激を受けて男の限界が容易く軽々と越えてしまう。
男「お”ッッッあ”ッあ”ッ!?」
ボビュウウウウウウウウッ!! ビュウウウッ!! ドビュウウウウウウウッ!!
我慢の果ての絶頂は格別だった。
子宮口に打撃を与えるほど強く精液が吐き出されて水漏れした水道管のようにぼたぼた外へ流れ出ていく。
サヤ「くっあッ♥♥♥」
射精を感じ取ったサヤは勢いよくズプンッと奥まで挿入すると膣内を脈動させる。
男の精液を少しでも多く搾り取るため搾乳ならぬ搾精を行う。
男「こッお”ッ!? あ”あ”ああああッ……ッッッ!?」
射精の最中に手コキをされているかのように感じる。
違う点はそれが膣内で行われていること。男は蓄えた白濁駅をびゅるびゅると吐き出していった。
サヤ「あははっ♥♥ まだ射精止まんないな♥♥」
男「おッふうッ……!!」
サヤ「やっぱお前のチンポダメダメだな♥♥ 節操がない♥♥」
サヤは恍惚としながら快感の真っ只中にいる男を見つめる。
淫魔に責められれば人間の男なら誰しも早漏になるのだが男を虐めるためそう口にする。
サヤ「こんなダメチンポはお仕置きだ♥♥ それっ!♥♥」
男「ッッッッッ!!!!」
射精が終わりかけようとしていた時、サヤが腰を目一杯動かしてピストン運動を開始した。
激しく上下するその動きは男を狂わせるほどの刺激を与えた。
男「あ”あ”あ”あああああああああああッ!?」
サヤ「射精しようがっなんだろうがっ!♥♥ 止めないからなッ!♥♥」
言葉通り射精が止まってもサヤの杭打ちは止まらない。
ばちゅんばちゅんと腰を何度も打ちつけて男を苦しめる。
カリ首が引っかかり中の精液が掻き出されていく。
亀頭は子宮の中にまで入り込み子宮口を何度も通過する。
サヤ「気持ちいいっ♥♥ ダメチンポのクセしてッサイズは立派なんだよなっ♥♥」
男「はあ”ッはあ”ッあ”ああああッあああッ!!」
射精後の敏感さが収まり残ったのは暴力的な快感。
睾丸はすぐさま精液を作り出して次なる吐精へと準備をする。
サヤ「くくくっ♥♥ キンタマ空になるまでっどれくらい射精するんだろうな?♥♥」
男「う”う”ううッああッあっあああッはあ”ああッ!!」
サヤ「アタシの唾液、飲ませたからッ!♥♥ あと5回は出せるっ!♥♥」
男「ふうッああッあぐっあああッ!!」
サヤ「5回もさっきみたいなっ……!♥♥ 狂っちゃう気持ちよさを感じられるんだッ♥♥」
下半身だけでなく先ほどしたように乳首も弄る。
乳首に触れないよう乳輪をくすぐったり乳首を摘み抓ったり様々な責めを行う。
サヤ「贅沢だなぁっ♥♥ こんな気持ちいい、経験ができてッ♥♥ あ、ヴィンエと経験済みか?♥♥」
ヴィンエ「……」
サヤがチラリとヴィンエに視線を送ると相変わらず冷めた目つきをしていた。
が、サヤの視点から見ると明らかな変化があった。
サヤ(ふふっ♥ アイツぐっしょり濡れてやがる♥)
ヴィンエは組んだ足をブラつかせたりもじもじ動かしたりと落ち着かなかった。
その理由はサヤの指摘通り、ポチが狂い叫ぶ姿を見て下腹部が疼いているせいだった。
ヴィンエ(……私も虐めたくなってきたわ……)
少し呼吸が荒くなっている。
なにせこの日のために淫魔の主食である人間の精も大好きな性行為も我慢してきたのだ。
ペットであるポチの罪悪感が含まれた精液を味わうため人間界の食べ物で空腹を凌いできた。
くぅ、と可愛らしい音が腹から鳴る。
ヴィンエ(お腹も空いた……ああ待ち遠しい。早く精液食べたい、ポチを鞭で叩きたい)
平静を装いながらそう思うヴィンエだった。
一方でサヤと男の濃厚でねっとりした交わりは激しさを増していく。
サヤ「そろそろ、だなっ♥♥ あッあっ♥♥ ザーメン出す準備できたなッ……!♥♥」
男「ひいッあ”っあッあッ!!」
サヤ「一気にいくぞっ!♥♥」
勃起した乳首を人差し指で弾きながら杭打ちを淫らにより激しくしていく。
男は立て続けに降りかかる快感に何も考えられなくなっている。
最初の方は意識がハッキリしていてヴィンエへの罪悪感に支配されていたのだが今の頭の中は真っ白になっている。
サヤ(もう罪悪感のやつは搾ったから♥ これからはただ精を搾り取る時間だ♥)
膣口とペニスの結合部からカウパーや愛液が混じり合った液体が漏れ出ていく。
卑猥な水音が興奮を煽る。
サヤ「えっろい音出てるっ!♥♥ ほらッぶぴゅッぶぴゅッって!♥♥」
男「はあ”ッはあ”ッはあ”ッはあ”ッあ”あ”ああッ!!」
サヤ「ザーメン出たらッ♥♥ もっとエロい音鳴るぞッ♥♥」
わざと子宮口を閉めて亀頭を衝突させる。
力強く出し入れされているので先っぽが少しだけ中に入る。それが男の背筋をぞくぞくさせる。
サヤ「はあっんっんッ♥♥ チンポがっ子宮口を小突いてるッ♥♥ これイイっ……!♥♥」
サヤの表情が快感に染まっていく。
ヴィンエと同じくSなのでサディストを興奮させるような反応をする男を見ているだけで気持ちが高ぶる。
サヤ(ヴィンエのやつ、良いペットっ見つけたなぁっ……♥ アタシもっセフレ探そうかなっんっ♥)
男「い”ひいッ!! い”ッイ”っぢゃうッ!! あ”あ”ああッああああッ!!」
サヤ「いいよッ出しなッ♥♥ 下っ腹にぐっと力入れてっ思う存分っ♥♥ キンタマで作ったのっ、全部食べてやるっ♥♥」
ペニスがビクビク脈打ち射精が近いことを知らせている。
根っこから亀頭まで膣口で器用に締めつけて扱く。搾精しやすいように手助けする。
サヤ「ほらイけッ!♥♥ イけイけっ!♥♥ ドロドロで濃厚なくっさいザーメンっ♥♥ チンポからぶちまけろっ!♥♥」
男「い”ぐう”うううううああああ”あ”あ”あ”ッ!!!」
精液があっという間に奥から上ってくると同時に男の頭が弾けて反射的に腰を思い切り突き上げる。
男「あ”あ”あ”あ”あ”あああああああああああッ!!!!」
ブビュウウウウウウウウウウッ!! ビュルルルルルルルルッ!! ビューーーーーーッ!!
吐精が始まる。
サヤ腰振りをやめずに男の乳首を強く抓りながら喜ぶ。
サヤ「きたっ!♥♥ あはははっ!♥♥ 吐け吐けっ!♥♥」
男「お”お”おおッ!! お”お”お”おおッ!!」
閉じていた子宮口が開き亀頭がズボズボ出し入れされる。
射精中もそんな刺激が続いているせいで精液の出る勢いが強い。
男「う”ッ!!! こッこしッどめでッ!!!」
サヤ「言っただろ♥♥ 止めないって♥♥」
敏感なペニスを犯され続けて男は発狂する。
涙や鼻水、涎といった液体を垂れ流し堪らず叫ぶ。
男「あ”あ”あ”あああああああッ!!! い”やッあああああッ!!!」
サヤ「イイ顔してるッ……♥♥ あんっ♥♥」
気を失うのではないかというほど男は猛烈なくすぐったさや快感を身に受けていた。
腰をよじって逃げようとするが1ミリも動かない。見えない力で固定されている。
サヤ「ああっ♥♥ いい音鳴ってるッ♥♥」
男「ぐう”ッふッあ”あ”あ”あ”あ”あ”ああああああああああッ!!」
サヤ「えっろいっ♥♥ ザーメンが漏れていく音っ♥♥」
吐き出している精液がサヤの中からとめどなく溢れていく。
サヤ「こんな音っ聞かされたらぁっ♥♥ 興奮してッ……♥♥ はぁっ、はぁっ♥♥ 張り切りたくなるよっ♥♥」
自身の唇を舌でぺろりと舐め気合を入れると乳首を弄っていた手を床に着けてドチュドチュと尻を叩きつける。
本気の杭打ちは速さも締めつけも一段上で男は狂い悶える。
男「があ”あああッ!! しぬ”うッしんじゃう”う”うううううッ!!」
サヤ「死なないってッあふっ♥♥ まあ殺せるけどっ天国には逝かせないからッ、あッ♥♥ 安心しろっ♥♥」
精液の放出がようやく落ち着いてくる。
しかしペニスは敏感のままで男は変わらず狂い続ける。
サヤ「ザーメンっ少なくなってきたなっ♥♥」
男「ふうッふうッあ”ああッ!! くッはあッ!!」
サヤ「射精お疲れっ♥♥」
完全に射精が止まったことを察知してサヤは艶やかに笑いながら言葉を投げかける。
しかし次もこの瞬間がやって来るのだ。唾液の効果が切れて一滴も出なくなるまで男は犯され続ける。
サヤ「よっ♥♥」
何を思ったのか腰振りが止まった。男は快感の嵐から解放される。
だがすぐにまた喘ぐことになる。
サヤ「止めないって言ったけどっ……んんっ♥♥ たまには味を変えて、こういうのもいいよな♥♥」
男「う”うッ!?」
腰を浮かせてペニスを外へ出すと、竿の部分を手で持ち亀頭を割れ目へと擦りつける。
にゅぷにゅぷと柔肉を往復しまた違った快感が男に降りかかる。
サヤ「あっ♥♥ あんッ♥♥ もうカウパー出てきてるっ♥♥」
男「はあッはあッあああッ……!! ふうッ……!!」
サヤの言うようにさっきまで白い粘液を吐き出していたペニスの先から透明の汁がちょろっと出ている。
睾丸が早くも精液を満タンにして淫魔に捧げることが可能となる。
サヤ「ふぅ、ふぅ♥♥ アタシも、もうちょっとでっイくからッ♥♥ チンポガチガチのままにしててくれよ♥♥」
男「あ”あッ……!!!」
ビラビラの感触を一通り楽しんだ後はまた中へと挿入して膣内の快感に浸る。
互いに粘液まみれなのでいとも容易く一番奥へと到着する。
サヤ「あくッ♥♥ さてっ……今度は、アタシがイく番だッ……♥♥」
挿入したまま体の向きを変えて男に背を向けた。
大きくて綺麗な尻が男の視界に入ってくる。
サヤ「んッふッ♥♥ ああっ♥♥」
背面騎乗位の体勢でピストンが始まる。
今までとは違った擦れ方をして気持ちがいい。
サヤ「あはッ♥♥ これっ好きなんだっ♥♥ アタシぃっ♥♥」
綺麗なアナルを見せつけて激しく腰をバウンドさせる。
自分がイくために男の都合など知らず好き勝手に動く。今までも好き勝手に動いてはいたのだが一応は男を虐めるため責めていた。
しかし今度は自分の好きなところを好きなだけ刺激している。
男「う”あ”あああッ!!? はあッあ”あ”あああッああああああッ!!!」
サヤ「あぁすごいッ♥♥ チンポがイイところに擦れてっ♥♥」
男「くう”う”ううッ!!! はあッはあッはあッはあッ!!!」
サヤ「ごめんなっ?♥♥ お前もっイきたけりゃ好きに、イっていいからっ♥♥」
今まで以上に膣が締まり男を性的に苦しめる。
好き勝手動かれてもこれはこれで男は堪らない。この責めを続けられたら数分と持たずにまた絶頂してしまう。
サヤ「やっ、ばぁ……っ!♥♥ イきそうっああっ!♥♥」
男「はあッはあッう”うううッ!!? ふぐう”うッ!!!」
数分どころか1分も持たないかもしれない。
絶頂が収まったばかりの男の脳は迫り来る快感によりもう射精の信号を送ろうとしている。
満タンになった精液が早すぎる放出しようとしている。
サヤ「あああっすごッ♥♥ あっあっあっ♥♥ あーーーっ♥♥♥」
男「でッる”うッ!!! あ”あ”あ”ああッ!!? お”お”お”お”おおおッ!!!」
サヤ「イッ……くぅッ……!♥♥♥」
絶頂するために渾身の力と速さで腰が上下する。
サヤだけでなく男の快感もうなぎ上りして本当に射精してしまいそうになる。
サヤ「ああッ!♥♥♥ はあああッ♥♥♥ あっ!♥♥♥ あっ!♥♥♥ あッ!♥♥♥」
男「う”あ”あ”あ”ああああッ!!!」
サヤ「イくッイくっ!♥♥♥ イッッ……んんッ……!!♥♥♥」
ビクンッ、と体が震えてその後小刻みに痙攣する。
膣内がぎゅうううと収縮し男のペニスを圧迫する。
サヤは待ちに待った絶頂を迎えた。
男「ぐう”う”ッッ」
そしてその絶頂が連鎖するように男を絶頂へ導くトドメとなる。
頭が真っ白になり熱い粘液がペニスの奥底から沸き上がって反射的に力強く腰が突き出される。
ビュククッ!! ビュブウウウウウウウッ!! ドピュルルルルルルッ!!
サヤ「あッ……あっつぅ……ッ♥♥」
作りたての精液を膣内で感じサヤは嬉しそうにする。
絶頂により停止していた腰を思い出したように降り始める。
男「ッッッッ!?!?!?」
サヤ「ふッ♥♥ イったばっかで、キツいけどッ♥♥ 腰を止めないってっ、約束ッ……したからなっ♥♥」
そんな約束はしておらずサヤが勝手に決めたことなのだが、さも当然のように振る舞い男の吐精を促す。
またあの瞬間がやって来た。出している最中でも容赦なく腰を振り苦しみを与える地獄の瞬間が。
男「ひい”い”い”あ”あ”あああッ!!!! もう”や”めでえッあッくすぐったッあッ!!!!」
サヤ「ザーメンっ♥♥ 空っぽになったらッ、やめてやる♥♥」
力を振り絞り両手でサヤの尻を鷲掴むと必死に停止させようとする。
しかしそれを凌ぐほどの力でサヤは尻をバウンドさせる。止めようがない。
サヤ「ああッ♥♥ アナルっ、丸見えッ……♥♥」
男「ふう”う”う”ッ!!! あ”ッはあ”ッ!!!」
サヤ「くくっ♥♥ 次はっ、ケツマンコでも使うか……?♥♥」
絶頂が落ち着いてきたらしくサヤの苦し紛れの腰振りが元通りの速さになっていく。
二人の重なっている周りは精液と愛液が混じり合た粘液が付着している。床にも垂れて水溜まりを作っている。
サヤ「さあっ♥♥ あと何回、出せるかなっ♥♥」
男「あ”ッあ”あ”ッ!!!」
何度も絶頂し地獄のような苦しみを受けて男の頭はバカになっていた。
獣のように呻いて叫んで犯される。仕置には充分すぎる。
サヤ「そうだっ♥♥ 射精してるうちにっ体位変えとくか♥♥」
男「う”くッ!?」
腰振りを中断して体の向きを最初の位置に戻した。
今度は杭打ちではなく膝を着けて男に覆い被さる。豊満な胸が押しつぶされて二人の顔が急接近する。
サヤ「こうやってさっ♥♥ お前の顔見ながらっ犯してやるッ♥♥ さっきみたいに、ガンガン腰振るのはっ無理だけど……っ♥♥」
男「ん”ッ」
男の唇に自分の唇を合わせて熱烈なキスをする。
舌で舌を手繰り寄せてねっとりと絡ませる。
サヤ「んむっ♥♥ ちゅっちゅぷっ♥♥」
男「ん”ッん”んッ」
膝を使って腰を振りつつキスで責める。
陵辱度が低くなる行為だがサヤとヴィンエのシナリオに沿っているものだった。
サヤ「ちゅぷっ♥♥ はぁっ……搾り取ったら、お前殺されるだろ?♥♥」
男「ふう”ッふう”ッふう”ッ……!!」
サヤ「せめてもの慰めだっ♥♥ キスでたっぷりッ、愛情注いでやるっ♥♥」
口と口が再度繋がる。男の舌を舌で愛撫し口内を犯す。
さすが淫魔といったところでサヤのキスのテクニックは男の脳を蕩けさせた。
舌を引っ張り出してフェラをするように唇でしゃぶり涎まみれの舌を絡ませる。
サヤ「ちゅぱっ安心しろっ♥♥ ちゅうっちゅっ、今出てる唾液はっ……普通の唾液だからっ♥♥」
男「ん”むッん”ッん”ん”ッ」
サヤ「甘くて美味いだろ?♥♥ 花の蜜みたいで♥♥」
愛情を注ぐと言ったが傍から見ればこれも立派な陵辱だった。
射精が止まりくすぐったさを感じているのにサヤのキスでどうでもよくなってくる。
淫魔がエサを食べる手法で男は食われているのだ。
サヤ「ちゅっちゅううっちゅぱっれるれるっ♥♥」
男「ふーッ、ふーッ、ふーッ……!!!」
サヤ「はむっ♥♥ ちゅううっちゅうっちゅぷっれろれろっ♥♥ れるれるれるっ♥♥」
舌を転がされたり吸いつかれたりしてまさに天にも登りそうな心地のいい快感。
一方で下半身はどれだけ射精してもピストンが止まらない地獄。天国と地獄が両立している。
男「ん”ぶッん”んんッむッ」
サヤ「ちゅっちゅっちゅっ♥♥ ちゅうっちゅぱっ♥♥」
男の鼻に甘い匂いが届く。
サヤの唾液の匂いなのか体臭なのは分からないが頭がくらくらしてくる。
下半身と口だけでなく嗅覚でも犯されていく。
ヴィンエ「……っ」
二人が交わる最中ヴィンエは依然として態度を変えず座っていた。
かと思いきや足組みの足を少しずらしてサヤたちに見えないように秘部に指を這わせていた。
ヴィンエ(ああもう、早く終わりなさいよ。全部出さなくてもいいから……っ)
くちゅくちゅと卑猥な水音が微かに聞こえる。
頬がほんのり赤くなり息を切らす。
ヴィンエ(なんで私がお預けみたいになってるのよ。これが終わったらブチ犯してやるから)
男のお仕置きはこの後も続きそうだった。
男「ん”ん”ん”ッ……!? ん”ふッんッんッ……!!」
サヤ「ぷはっ♥♥ もうイきそうなのかっ……はぁ、はぁっ♥♥ さっきの射精からっ、数分しか経ってないぞ♥♥」
男が身悶えしたのを見てサヤは射精を察知する。
サヤ「くくっ、そんなにキス気持ちいいのか♥♥ じゃあこのまま出すまで、んっ……してやるっ♥♥」
喘ぐことすら許さない。
サヤは男の口を封じて脳を蕩けさせ射精へ導くためこの体勢でできる限り腰を振る。
また地獄がやってくる。分かっているのだが男は抵抗すらしない。
キスで至福を感じ身動きが取れないのだ。動けたところでサヤをどかすことなど到底無理なのだが、ずっとキスをされていたいという気持ちが抵抗の意思さえ奪う。
サヤ「ちゅううっぺろっちゅぱっ♥♥ ちゅくっちゅっちゅむっちゅうううっ♥♥」
男「ん”ぶッん”ッん”んッ……!!」
サヤ「れるれるれろっ♥♥ ちゅっちゅっちゅっちゅっ♥♥」
男の顔を両手で固定してひたすらキスと腰振りを続ける。
そうしているうちに男の絶頂がすぐそこまで近づいてきた。
男「ふッん”んッ……!! ん”ん”ん”んんッ……!!」
サヤ「ちゅぷっちゅうっ♥♥」
男「ん”ッ!?」
顔に当てていた片手が男の乳首へ移動する。
散々弄られて固くなっていた乳首をまた虐められる。
サヤ「ほらイけっ♥♥ いつでもいいから♥♥ ちゅっ♥♥」
男「んふッん”ッんんッん”ッ……!!」
サヤ「ちゅっちゅぷっちゅっれるれるっちゅっ♥♥」
みるみる快感が沸点へ近づく。
射精してしまったらまた膣内で扱かれて苦しい思いをするのに男は目の前の欲に忠実になっている。
男「ん”んッん”ん”んんッ……!! ふッん”ふうッん”ッ……!!」
サヤ「出せ出せ出せ♥♥ ザーメンよこせ♥♥ れろれるっちゅぱっ♥♥」
先ほどのように子宮口が閉じられコツコツと亀頭がブチ当たる。
その時の快感で腰が跳ねてしまいに”ゅぷんッと子宮に入りかける。それが非常に気持ちよく射精への時間が磨り減っていく。
男「ん”ん”んんんッ……ん”ん”ん”ん”んんんんッ……!!!!」
サヤ「ちゅっちゅううっ♥♥ ちゅぱっ♥♥」
間もなくしてその時がやって来る。
ペニスがビクビク震えて熱い粘液が噴火寸前のマグマのように沸き上がり快楽が一線を越えると共に腰が大きく突き出される。
男「ふう”ッん”ん”ッ!!? ん”ん”ん”ん”ん”ん”ッ!!!」
ビュクルルルルルルルッ!! ドビュルルルルルルッ!! ビュプッドプンッ!!
亀頭が子宮に入り込み絶頂する。
粘り気や量が一切変わらない白濁液がサヤの中に打ち出され入りきらずに外へ出てくる。
サヤ「んっ♥♥ ちゅっちゅちゅぱっ♥♥ ちゅっちゅっちゅっ♥♥」
男「ん”ぶッん”ッん”ふうッん”ッ!!!」
やはりサヤの腰は止まらなかった。
必死に射精しているペニスが膣や子宮口で扱かれて男には気狂いするほどのくすぐったさと快感が降りかかる。
しかし腰をよじらせたり抵抗はしない。というよりもできない。
キスをしていたいという欲望が逃げる意思を上回っているのだ。それほどまでに淫魔のキスは雄を虜にする。
男「ん”ッん”ん”ん”ッん”ふッん”ん”ん”ッ!!!」
サヤ「ちゅっ♥♥ ちゅううっ♥♥」
男「ん”ん”ッ……ん”ッ……!!! んッ………………」
プツン。
ある時を境に男の意識が途切れた。
視界が暗転して完全に気を失ってしまった。
サヤ「あっやっちゃった」
それに気づいたサヤは口を離して男の頬をぺちぺち叩き呼びかける。
サヤ「おーい、起きろー」
しかし反応はない。
意識を手放しているが射精は続いている。
ヴィンエ「ちょっと、本当に殺したんじゃないわよね」
様子を見ていたヴィンエが慌てた様子で駆け寄ってくる。
サヤは体を起こしてペニスを膣から抜き立ち上がる。股間からぼたぼたと精液が滴り落ちている。
男のペニスを見ると射精まだびゅっびゅっと継続している。
サヤ「大丈夫だよ、気絶しただけ」
ヴィンエ「もういいわ」
サヤ「え?」
ヴィンエ「搾り取るのは終わりよ。こんな状態になっちゃったら虐める意味ないもの。精液も充分確保できたしね」
サヤ「……」
腕組みしてそう言うヴィンエをサヤはじっと見つめる。
ヴィンエ「なによ」
サヤ「嫉妬か」
ヴィンエ「は?」
サヤ「何でもない。分かった、惜しいけどもう終わりにする。精液の貯蓄もちょうど切れるところだったしな」
言いながらサヤは床に四つん這いになってまだ少し精液を吐き出しているペニスに顔を埋める。
口で頬張り放出される精液を食べつつ尿道に溜まっているものも丁寧に吸い取っていく。
その間ヴィンエはぱちんとウィンクして魔力を使い精液を光と共に消して別の場所に保管したのだった。
◆
翌日。
ヴィンエはペットのポチと一日中盛り上がっていた。
ヴィンエ「このダメ犬っ!♡」
男「キャウンッキャウンッ」
ベッドの上で行われいるのは騎乗位。
手足を縛られて首輪を付けている嬉しそうな男に跨るヴィンエの手には首輪からジャラジャラ伸びた鎖が握られている。
そしてもう片方の手にはSM用の鞭。
ヴィンエ「今日はたっぷり躾け直してやるからっ!♡ 覚悟しなさいっ!♡」
男「ふうッふうッ……!」
ヴィンエ「返事は!?」
男「キャウンッ!!」
ヴィンエのキツすぎる膣内と鞭、その他のグッズで男は徹底的に調教された。
◆
場面は変わって淫魔が経営している店。
その奥の休憩室でサヤとリズはソファーに座りティータイムを過ごしていた。
リズ「ダメよ」
サヤ「なんでだよ」
二人は何やら口論をしているようだった。
リズの言葉にサヤは不満げな表情をする。
サヤ「一人くらいいいだろ? うちにもペット欲しい」
リズ「ダメ」
サヤ「えー」
親に犬や猫をねだる子供のように見えるが肝心のペットというのは人間のことだった。
サヤ「いいじゃん、ペットがいればいつでも遊べるし」
リズ「人の人生を弄ぶのはいけないわ」
サヤ「ヴィンエは弄んでるだろ」
リズ「あそこは同意があるからいいの。好き好んでサヤのペットになる人なんていないわよ」
サヤ「ペットになりたい奴がいればいいのか?」
サヤの問いに紅茶を啜って答えるリズ。
リズ「そうね……気乗りしないけど、そういう物好きな人がいるならね」
サヤ「よしっ、そうと決まればネットで宣伝だ!」
サヤは嬉々として立ち上がり目の前のテーブルに置いているノートパソコンを立ち上げる。
サヤ「『依頼の他、素敵なお姉さん2人のペットになりたい方大募集! 詳しくは店まで!』。こんなのはどう?」
リズ「そんなので来る人いるのかしら。というかわたしを数に入れるのやめて」
カランカラン、と店の出入り口の鐘が鳴る。
会話をしていた2人は話を中断して音が鳴った方を見た。
サヤ「この話は後にするか」
リズ「ええ。行きましょうか」
腰を上げてカウンターへと向かう。
サヤとリズが次に対応するのはどんな客なのだろうか。
それはまた別の話。
ここは淫魔の店『Vengeance』。裏切られた、酷い目に遭わされた人の復讐を請け負う店。
今日もどこかで男の喘ぎ声が響く。もしかしたら彼女たちが関わっているかもしれない。
END
380 : 以下、名... - 2020/04/07 00:24:51.36 A002fc5IO 152/152最後予定が色々変更してしまってすみません
今まで読んでくださった方、安価に協力してくださった方、本当にありがとうございました
書いていて楽しかったです