1 : 以下、名... - 2012/03/17(土) 23:29:56.46 t2YLlro00 1/57

「頼む! 何でもする! 何でもするから俺とセッ○スしてくれよ!」

「……どうかしてる」

「そうだよ、どうかしてるんだよ! だからお願いだ、セッ○スさせてくれよ!」

「そこ、どいて……邪魔だから」

「お願いだ。俺にできることは何でもするから、だから」

「そこを、どいて。聞こえた?」

「……どけたら、セッ○スさせてくれるのか?」

「どけ!」 ドンッ

「ひっ!? わ、うわっ!?」

「……またこんなことしたら、今度は本当に蹴るからね」

「妹、待ってくれよ! なぁ、妹!」



元スレ
兄「お願いだ、妹! 俺とセッ○スしてくれ!」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1331994596/

5 : 以下、名... - 2012/03/17(土) 23:33:04.29 t2YLlro00 2/57

「セッ○スしてください」

「……あんたには人としてのプライドってものがないの?」

「妹とセッ○スしたいんだ」

「使うから出て行け」

「頼みます」

「トイレから出てけ!」

「お願いです! お願いです!」

「土下座、土下座、土下座ってさっ! プライドもない人の土下座に価値なんてあると思うの!?」

「何でもしますから」

「消えて。私に近づかないで」

「……お願いします」

「これ以上そこにいたら、この花瓶で殴り殺す」

「うぅ……」


13 : 以下、名... - 2012/03/17(土) 23:38:13.65 t2YLlro00 3/57

「……また。また、それか」

「……」

「人の部屋に勝手に入って、待ち構えたみたいに土下座して……気持ち悪い……」

「セッ○スさせてください」

「……もう、いい加減にしてよ。付き纏われる方の身にもなってよ……何なの、何なの!」

「セッ○スを……」

「そんなにしたいなら風俗にでも行け! 商売女とやってろ! なんで私に来る!?」

「俺は妹とセッ○スしたいんだ!」

「ふざけんな!」  ガンッ

「うっ」

「妹に! 土下座で! セッ○スさせてなんて! 頼む奴と! 誰が! 誰が! 気持ち、悪いっ! 死ね!」 ガンッ ガンッ ガンッ

「うっ、うっ、うぅっ」

「はぁ……はぁ……。あ……ご、ごめん、ちょっとやりすぎ……」

「セッ○ス……させて……」

「まだ言うか!? この……クズっ!」 ガンッ


14 : 以下、名... - 2012/03/17(土) 23:41:53.75 t2YLlro00 4/57

「だって、だって、妹とセッ○スしたいんだよ……頼むよ……」

「……なんで、こんな奴が私の……」

「うぅぅ……頼むよ……何でもするから……」

「もうやだ」

「妹ぉ」

「私の名前を呼ぶな!」

「……何でもするから……」

「じゃあ死ねって言ったら死ぬの? 死ねないでしょ!?」

「死ぬ」

「はぁ?」

「妹とセッ○スできるなら、死んでもいい」

「口先ばっかり……ふざけんな!」

「死ぬ。約束する。セッ○スしたら死ぬ」

「……本気なの?」


17 : 以下、名... - 2012/03/17(土) 23:43:31.93 t2YLlro00 5/57

「本気だ。約束する。何なら殺してくれてもいい」

「やめてよ……頭おかしくなりそう」

「……」

「なんで私なの?」

「……なんで、って……好きだから」

「……私、妹なんだけど」

「うん」

「なんで?」

「だから、好き、だから」

「なんで好きなの?」

「わからない……」

「はぁ……」


19 : 以下、名... - 2012/03/17(土) 23:47:13.47 t2YLlro00 6/57

「ダメ、でしょうか」

「ダメに決まってるでしょ」

「……お願いしま」

「やめて」

「……」

「こんな方法しかできないの? 少しは恥ずかしいとか思わないの?」

「だって……」

「正直、気持ち悪い。自分の妹をそういう目で見られるのも気持ち悪いし、土下座なんかでやろうとするのも気持ち悪い」

「じゃあ、セッ○スしてくれるのかよ!? 俺と!? この俺と! してくれないだろ!?」

「なんで逆切れしてんの?」

「うっ、うぅっ……俺が、俺が努力したからって、妹が、俺とセッ○スなんて、してくれるわけ、ないだろ……だったら、もう頼むしかないじゃねえかよ……」

「……気持ち悪い……」

「うぐっ、うぐぅぅぅ」


24 : 以下、名... - 2012/03/17(土) 23:50:45.73 t2YLlro00 7/57

「……」

「うぐっ、うぐぅぅ」

「……わかった」

「うぅ?」

「セッ○ス、してもいい」

「ほ、ほんどに?」

「でも条件がある」

「な、なんでもじます!」

「今後、私の命令すべてに従ってもらう」

「すべて……」

「すべて。何もかも。死ぬとまで言ったんだから、それくらいできるでしょ」

「す、する! 妹とセッ○スできるならいい!」

「それじゃ、まず……」

「う、うん」

「コンドーム。買って来て」


28 : 以下、名... - 2012/03/17(土) 23:55:16.87 t2YLlro00 8/57

「はぁ、はぁ……か、買って来た」

「付けて」

「は、はい?」

「今すぐ付けて」

「ここで?」

「そう」

「い、いいの?」

「早くして」

「ち、ちんちん、出していいの?」

「……もういい。出てって」

「え」

「出てけって言ってるの、聞こえなかった?」

「え、でも」

「これ以上約束を守れないなら、今すぐ母さんに電話する。わかったら出てって」

「……はい……」


34 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 00:01:59.40 TS9IjMB60 9/57

「……あれは人間じゃない。あれは人間じゃない。あれは人間じゃない。だから怒っちゃダメ。……よし」


「そこに正座して。これから大事な話をするから」

「うん」

「兄にもできることと、できないことがあると思うの」

「うん」

「だから無理にあれしろ、これしろって命令する気はないの。でもね」

「できることはすぐにやりなさい。私を待たせないで、きびきびと動きなさい」

「でも」

「それをやめて。聞き返さない、口答えしない。そういうの、大嫌いなの。わからない?」

「……わかります」

「なら、復唱して。すぐに動く、聞き返さない、口答えしない」

「すぐ動く、聞き返さない、口答えしない」

「もう一度」

「すぐ動く、聞き返さない、口答えしない」

「忘れないようにメモしておきなさい。それが終わったら私の部屋に来ること」


38 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 00:06:34.80 TS9IjMB60 10/57

「……メモしました」

「コンドームは持ってきた?」

「あ、はい」

「箱から出して」

「えと」

「もたもたしない」

「は、はい」 ガサゴソ

「……」

「だ、出しました」

「箱、貸して」

「はい」

「ふーん、……それ、一つ袋から出して」

「はい……えと、こうか」 ビリビリッ


40 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 00:10:10.11 TS9IjMB60 11/57

「下、脱いで」

「え……い、今?」

「……」

「ぬ、脱ぎますから。うっ、くっ」 ヌギッ

「……汚い」

「えっ」 

「何でもない。次、コンドームを付けて」

「付けるって、今はちょっと」

「口答え」

「で、でも、このままじゃ付けられないし、大きくならないと」

「……なら大きくしなよ」

「急に言われても」

「また口答え……っ! くっ、くぅ……落ち着け、私」


42 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 00:14:18.60 TS9IjMB60 12/57

「妹?」

「……大きくするのにどのくらかかるの」

「どのくらいって、その、興奮したら……」

「いつ興奮するの?」

「いつって……」

「……」

「に、睨まれても、だって、おかずがないと」

「おかず?」

「エロ本とか……い、妹のパンツとか、裸とか……」

「……なんで私があんたなんかに、そんなもの見せなきゃならないの、ねえ」

「だ、ダメ?」

「歯、食いしばりなさい」 ニギッ

「えっ?」

「ああぁぁっ!!」 ガツンッ

「うぎぃっ!?」 バタンッ


43 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 00:18:26.34 TS9IjMB60 13/57

「はぁ……はぁ……」

「い、痛いっ、痛いっ、痛いっ!?」

「そりゃ、痛いでしょうね。置物で殴られれば」

「な、なんでこんなこと……」

「私が、今、どれだけたくさんのことを我慢してると思う?」

「が、我慢って」

「あんたの粗末なモノなんて見たくないし、あんたとセッ○スなんてしたくない」

「えっ、あっ」

「それを我慢して、こうしてるのに、あんた、何様なの?」

「で、でもそれは妹だって承諾して」

「承諾したのはセッ○スする事だけ。パンツ? 裸? ふざけんな」

「でも」

「しかも! 口答えするなって散々言ったのに、今もこう! それが承諾したから何!? ねえ!?」

「う……」

「いい加減にしないと、私、本当にあんたを殺す。お願いだから、ちゃんとして」


45 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 00:22:18.89 TS9IjMB60 14/57

「……」

「……もう、今日はやめよ。この状況じゃ、あんただって大きくならないでしょ」

「いや、大丈夫」

「大丈夫じゃないでしょ。頭、切れて血が出てる。手当てするから」

「いい」

「良くないでしょ」

「いい、大丈夫だから」

「……それじゃ、大きくなるの?」

「するから。……その、想像で」

「想像?」

「……」

「……どうぞ、勝手にして。私だって頭の中までどうこう言う気はないから」

「ありがとう」


47 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 00:28:10.58 TS9IjMB60 15/57

「……」

「……」

「……ん」 ムクッ ムクムクッ

「うげっ。……それ付けられるの?」

「やっ、まだちょっと」

「そう」

「……もういい、と思う」

「それじゃ付けて」

「うん。……くっ、ん? こう? あれ……」

「ちゃんとしっかり握って。それにあてがう」

「ん。……あ、入った」

「しっかり根元まで」

「うん」

「……外れない? 大丈夫?」

「多分、大丈夫」


50 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 00:32:01.06 TS9IjMB60 16/57

「そう。じゃあ、もういいから外して」

「え、外すの?」

「……」

「ごめん」

「いい」

「あの……これ、何の意味が……」

「今のでわかんないの?」

「ごめん」

「……練習せずに本番であんただけに付けさせたらどうなるか、簡単に想像できるでしょ」

「えっと」

「私が言わなきゃ、半端に付けたままして、途中で外れて……グダグダで終わるならまだしも、外れたまま出したら、あんた、責任取れるの?」

「と、取る……」

「取れるわけないでしょう!? 適当な事言うな、このバカ!」

「あ……うっ……」


52 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 00:36:04.91 TS9IjMB60 17/57

「バカなのは、まだ許す。許すことにした。でも、バカを認めなかったり、開き直ったりして変わろうとしないのは、許さない」

「うん」

「あんたことを言ってるんだ」

「……」

「コンドーム、まだあるでしょ。ちゃんと練習しておいて。日曜日、するから」

「う、うん」

「それじゃ、それまで私に関わらないで。また土下座したりしたら……許さないから」

「わかった」

「はぁ……どうして、私がこんな……」


57 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 00:42:46.20 TS9IjMB60 18/57

「お、おはよう」

「……」

「あのさ、今日」

「買い物に行くから付き合って」

「買い物……? あ、うん、付き合います」

「お金、どのくらい持ってるの?」

「えと、財布に二万。あと銀行に……」

「最低五万。いい?」

「五万って、それは」

「……」

「……わかった」


62 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 00:45:34.44 TS9IjMB60 19/57

「バスの時刻表ある?」

「確か、机に」

「駅前に行くバス。一番近い時刻、調べて」

「うん。見てくる」 タッタッ

「……」

「ダメだ」

「真面目に考え始めると、泣きそう」

「……あー……あ……もう……」

「じゅ、十分後だった」

「そう……じゃ、すぐに出よ」

「う、うん」


67 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 00:47:59.40 TS9IjMB60 20/57

「あ、う、後ろの方空いてるな」

「そう」

「二人掛けの席でいい?」

「いい」

「う、うん」 パフッ

「……」 パフッ

「……う、動き始めたな、バス」

「そう」

「……」

「じろじろ見るな」

「あ、う、うん」


72 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 00:52:14.02 TS9IjMB60 21/57

「とりあえず、服。私の知ってる店に行くから」

「新しい服買うのか」

「あんたのも買うの。そのためにお金下ろしたんだから」

「そ、そうなのか」

「予算は三万円。そのお金で、あんたを改造する」

「改造?」

「知り合いに見られても、あんただってわからないくらいにね。……どんな素材でも普通にはなるから」

「普通って」

「いいから。あんたの仕事は私の言った服を買って着るだけ。いい?」

「あ、うん」


78 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 00:56:03.57 TS9IjMB60 22/57

「できるだけバカっぽく、悪そうな奴は大体友達くらいの感じに固めるから」

「そんなの着れな……な、なんでもない」

「今のあんたよりは、このくらい頭が悪そうな方がいい。帽子はどれがいい?」

「これ」

「じゃあこれね」

「えっ、なんで」

「あんたが選ばないようなのを選ばなきゃ意味がないから。試着してサイズ合わせて」

「うん……うーん……」

「悩まず行く」

「うーっ」


86 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 01:04:05.62 TS9IjMB60 23/57

「思ったより安上がりに済んで良かったわ」

「妹も自分の服、買ったんだな」

「……」

「妹?」

「トイレでその服に着替えたら、駅のロッカーに荷物を入れて、電車に乗るから」

「電車って、どこに行くんだ?」

「隣町」

「えっ、なんで?」

「……私に、言わせんな。今日が、何をする日か……考えればわかるでしょ」

「あ。え、でも、なんでわざわざ」

「言わなくちゃ、わかんないの? 私に言わせるの?」

「……」

「家でして、父さんや母さんにバレたら? 近所のホテルでして、誰かに見られたら? ……そんなの、死んでも足りない」

「……」

「行こ。……二人揃って遅くなったら、変に思われる」


88 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 01:08:15.33 TS9IjMB60 24/57

「ここ」

「……」

「もっと胸張って。入るのが当然だってくらいに」

「お、おう」

「入口、そっちじゃない! ちゃんと目開けてんの!?」

「お、おう」

「……しっかりしてよ」

「……ん」


89 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 01:10:45.20 TS9IjMB60 25/57

「……ねえねえ、どの部屋にする?」

「お、おう」

「……どの部屋にする?」

「……こ、この部屋で」

「そう。すみません、お願いします。はい……はい……。ほら、お金払って」

「お、おう」

「……行こ」

「……」


92 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 01:12:11.70 TS9IjMB60 26/57

「ちょっと。この部屋だって」

「……」

「鍵」

「えっ」

「鍵、開けて」

「あ、うん」

「はぁ……」


94 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 01:14:28.31 TS9IjMB60 27/57

「……思ったより広いんだね」

「そう、そうだな」

「シャワー、先に浴びてきて」

「う、うん。うん。うん」

「返事はいいから」

「す、すぐに浴びる! すぐに出てくる!」 バタバタッ

「……あーあ」

「心から死にたいって、生まれて初めて思ってるかも」

「笑える」


97 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 01:17:29.65 TS9IjMB60 28/57

「ど、どこ洗えばいんだ」

「てててて、っていうか、シャワーって何をすれば」

「そ、そう! 体を洗うんだ!」

「蛇口はどこに……冷たっ!? な、なんで……」

「あ、ああぁ、ま、まずい、待たせたら妹、帰っちゃうかも」

「で、でも、ちゃんと洗わないと臭いって思われたら」

「とと、とにかく急いで、ちゃんと洗って、それから、それから……」


100 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 01:19:49.71 TS9IjMB60 29/57

「遅かったね」

「ちょ、ちょっとシャワーの使い方、わからなくて」

「そうなんだ」

「い、妹も入るんだよな」

「……そうだね」

「待ってるから!」

「……そうだね」

「……? どうかした?」

「別に。それじゃ」

「うん!」


102 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 01:21:58.01 TS9IjMB60 30/57

「……」

「うっ、うっ……」

「うぅぅっ」

「……」

「自分で決めたことで、言い訳なんて」

「して、たまるか」


108 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 01:25:01.28 TS9IjMB60 31/57

「は、早かったな」

「あんたが掛かりすぎなだけでしょ」

「そ、そうかも」

「……深呼吸して落ち着きなさい」

「えっ」

「きょどりすぎ。そんなんで上手くできるわけないでしょ。ほら、息吸って、吐いて。ほら」

「う、うん。すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……」

「続けて。……よし、もういい。少しは落ち着いた?」

「多分」

「じゃ……始めよ」


113 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 01:29:01.02 TS9IjMB60 32/57

「よ、よし……」 ソロソローッ

「触るな」

「えっ?」

「……体に触っていいとまでは、言ってない」

「でも、触らなきゃセッ○スできないだろ」

「……触っていいのは、下だけ」

「え、えっ、えぇええええええっ!?」

「文句あるの?」

「そ、そんなのセッ○スじゃない!」

「……ならやめる?」

「そ、そ、そ、そんな、そんなのってないだろ!?」

「私は、約束は破ってない。破ったりなんかしない」

「でも!」

「嫌ならいい」

「おい……おいっ!」 ガシッ


124 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 01:34:58.84 TS9IjMB60 33/57

「……」

「な、なんだよ……お、俺は、間違ってないぞ」

「……わかった。触るだけならいい」

「本当だな?」

「それ以上何かしたら、殺す」

「ちょ、直接触っていいんだよな?」

「……。つまり、脱げってこと?」

「うん」

「……わかった」 スッ スルッ ファサッ

「ぶ……ブラも」

「……はいはい、これでいいですか?」 プチッ スルッ スルスルッ プルンッ

「い、いい、いいです。すごく……いい」 ムクッ ムクムクッ

「……で?」

「触る。触るぞ。いいよな?」

「……どーぞ」


133 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 01:44:41.76 TS9IjMB60 34/57

「あ……あ……あ……!」 ギュッ 

「……っ! バカ、痛い!」

「あ、ごめん。気を付ける」 サワッ

「……」

「はぁ……はぁ……夢みたいだ……い、妹の体に触って、こんな風にできるなんて」 モニュッ

「……っ」

「き、気持ち良い?」

「いいから、早くして」

「まだ、もう少し」 クニュッ

「くぅ……っ」

「も、もっと強くしていい? いいよな?」

「……そんな風にしてたら、する時間なくなるよ」

「そ、それは困る!」

「ならもういいでしょ」

「うん……しょうがない、よな……」


141 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 01:54:04.79 TS9IjMB60 35/57

「上着るから向こう見てて」

「えっ、着るの? 脱いでた方がいいのに……」

「……何度言えば、覚える?」

「ん? ……あ、ああ、ごめん」 クルッ

「……もういいよ」

「よ、よし。それじゃ、次はいよいよ」

「ああ、はいはい」 スルスルッ スッ スッ

「えっ、ちょっ、ちょっ、そんな、大胆すぎるって!」

「するんでしょ?」

「それはするけど、脱がせる楽しみが」

「……。ああ、そう。でももう脱いじゃったから」

「仕方ないよな」

「そう。ほら、しなよ」 ポフッ

「い、いや、まだ前戯全然してないし、入らないって」

「ああ……それがあったんだ……」


147 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 02:02:14.52 TS9IjMB60 36/57

「……あ、あれ……」

「……」

「なんで濡れないんだ……」

「さあ?」

「こ、これだけ愛撫してるのに。……不感症なのか?」

「……あんたが……」

「え、何?」

「なんでもない。……ちょっと、自分で弄ってみる」

「お、オ○ニー見れるのか!?」

「……離れて静かにしてて。集中したいから」

「おっ、おう!」 スタスタッ


152 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 02:08:43.46 TS9IjMB60 37/57

「んっ。ん……ふぅ……んっ……」 スリスリッ

「……はぁ、はぁ……」 シコシコッ

「んくっ、うぅんっ、んっ、ふぅっ」 スリスリッ

「うっ、うぉ……危ねぇ……」

「うぅん……っ」 プルッ

「ふぅ……」

「……いいよ」

「いいって?」

「準備。そっちもコンドームして」

「お、おおっ! わかった! ……ここを、ぐっとして、よし!」

「しっかり、付いてるね」

「練習したからな」

「ん。……来て」

「……ふぅ、ふぅ……」 グッ

「もっと、下の方」


155 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 02:17:02.35 TS9IjMB60 38/57

「こ、こうか……?」 ズッ

「ん……っ」

「い、入れるぞ」

「ゆっくりして」

「ゆ、ゆっくり? どのくらいだ?」

「……もう、いい。好きにして」

「いいのか?」

「……」

「よ、よし。……ぐっ、くっ、くぅ……っ」 ズプッ ズプッ ズプッ

「……うっ、い……い……っ!」 プルプルッ

「き、きつい! 全然入っていかないぞ!」

「いい、から……っ! するなら、早く……っ!」  ギリッ

「ぐっ、ぐぅ、うぅうっ!」 ズプププッ

「うぁっ、あっ、あぐぅううっ!」 ギュゥゥゥゥッ

「は、入った……! 入った……!」


159 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 02:24:51.93 TS9IjMB60 39/57

「……気持ち、良い?」

「き、気持ち良い、っていうか、あったかい」

「そう……」

「動いていい?」

「そうしなきゃ、終わらないでしょ……」

「うん」

「なら、そうしなよ」

「い、いくよ」 ヌププッ

「うっ、ぐぅ……っ」 ギュッ

「ど、どう? いい?」

「いい……いいから、早くして……」

「もしかして……痛いのか?」

「別に、痛くない……それより、もう時間、ないよ……」

「あっ、ほ、本当だ! い、妹、動くよ!」 ズッ ズチュッ ヌプッ ププッ

「……っ、くぅ……う……う……っ」


166 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 02:30:52.74 TS9IjMB60 40/57

「うくっ、あっ、うっ! 妹……妹……!」 ズチュッ ズチュッ ズチュッ

「うっ、うぁっ、あっ、あぐっ!」 

「ご、ごめん、もう!」 ズチュッ ズチュッ

「うくっ、あっ、あぅ!」

「でるっ! あっ、ああっ、あっ!」 ビュッ ビュクッ ビュクビュクッ

「……っ」

「あっ、あっ、あっ」 ブルッ ブルブルッ

「……はぁ……はぁ……っ」

「あぁ……気持ち良かった……」

「終わったの……?」

「うん……」

「なら、抜いて」

「もうちょっと……」

「抜いて」

「えっ。う、うん」 ズリュッ


168 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 02:33:51.48 TS9IjMB60 41/57

「も、もしかして気持ち良くなかった?」

「……シャワー浴びてくる」

「い、妹?」

「出る準備して」 トタッ トタッ

「……あ、あれ。これ、血? なんで?」


171 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 02:36:51.00 TS9IjMB60 42/57

「……あは、ははは……」

「ははっ……は……う……う……っ」

「うぅ……う……う……っ」

「うぁ……あ……あ……っ」

「……泣いて、何になる……」

「……もう、行かなきゃ……」


177 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 02:41:52.75 TS9IjMB60 43/57

「……シャワー。どうぞ」

「なぁ、妹」

「なに」

「お前って、その、初めてだったのか?」

「……そう」

「あ、あのさ、俺なんかが初めてで、良かったのか?」

「……ぷっ」

「ん?」

「ぷっ、くっ、くくっ、あはっ、あははははははっ!」

「な、なんだよ、急に笑って」

「はっ、ははっ、ははっ……いいわけ、ないでしょ!?」 ゴッ

「うっ、てぇ、何すんだよ!? どけろよ!」

「黙れ、この、このっ! この、バカっ!」 ゴッ ゴスッ ゴスッ

「な、やめっ、やめろっ!」

「やめろ? ふざけんな! あんたが私に命令できる立場か、よく考えてみろ! そのバカな頭振り絞って考えろっ!」 ゴンッ


180 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 02:50:13.02 TS9IjMB60 44/57

「な、なんで急に怒るんだよ!? してる時はあんなに……!」

「バカで臆病でクズなあんたが、その汚いもの小さくしないように、してたんだ! この、バカ野郎っ!」 ゴスッ

「な、なん、何なんだよ!?」

「クズ! クズ! クズ! クズ! この、クズっ!」  ゴンッ

「痛っ、痛いって! いい加減にしろよ!?」

「痛い、痛いって? 痛い、そう、痛い? あんたのお腹引き裂いて腕突っ込んでやろうか? それが本当に痛いってことなんだよ!」 ゴツンッ

「やめ、やめてくれって! お、俺が悪かったなんなら謝るから!」

「何が悪いかもわからずに謝られて、それで何? ねえ?」 グイッ

「あ、あれだろ、その、い、痛かったんだろ、初めてで」

「ははっ。うん、そう。そう。それで、まず一つ」 バチンッ

「ひっ」

「他には?」

「ほ、他にって……」


188 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 02:59:11.22 TS9IjMB60 45/57

「他に謝ることはないのかって聞いてるんだよ」

「え、な、な、ないかって、聞かれても、急には」

「ベタベタベタベタ、人の体を触って、気色悪いんだよ!」 ギュゥッ

「うっ、くっ、でっ、でもっ」

「でも? 私が良いって言った? ああ、言ったよ」

「な、なら」

「私は、約束は守る。あんたの屁理屈で約束を破ったなんて、絶対に言われたくない。言わせない」

「じゃ、じゃあ俺は悪くない! 悪くないだろ!?」

「ははっ、そう、ならあんたの中じゃ悪くないんだね」

「そう、そうだよ! 俺は悪くない!」

「くっ、くくくっ……くっ、うぅっ、うぅぅぅ……」 ポタッ ポタポタッ

「な、なんだよ? なんなんだ? なんで泣くんだよ?」

「泣かずに、いられると思う? こんな、こんなのが私の兄で、初めての相手なんだよ……?」

「こんなのって……」

「あんたが、謝って、反省して、後悔しなくちゃいけないのは……あんたが、そんな人間だってことだろ……」


200 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 03:06:52.72 TS9IjMB60 46/57

「うっ……う……う……っ」

「……」

「うぅぅ……うぅ……うぅぅ……」

「妹、その……」 スッ

「触るな!」 バシンッ

「……」

「私が馬鹿だった」

「……」

「あんたの中に、少しでも、人として大事なものがあるなんて思った私が、馬鹿だった」

「……あのさ」

「さようなら。私は、もう、あなたに何も期待しません。関わりません。だから、私に関わらないでください」

「あ、で、でも、俺は」

「……」

「俺は……」

「……さようなら」


208 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 03:11:27.00 TS9IjMB60 47/57

「ただいま」

「……」

「……ただいま」

「……」 スッ

「あ」

「あの、俺」

「俺……」

「……俺、何を言えば、いいんだろ」

「何をすれば」

「どうすれば」

「許して……許して、もらえるわけ、ないってさ」

「俺でも……わかるよ……」


211 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 03:15:37.69 TS9IjMB60 48/57

「ああ。でもさ」

「でも、逆にさ。良かったんだよ」

「ほら。どうせ、俺なんか、何もないまま死んで」

「それで終わりだったんだし」

「それが妹とセッ○スできたんだぜ」

「ほら。良かったろ。気持ち良かったし」

「こうなったもう、諦めも付くしさ」

「良いこと尽くめだろ」

「もう死んでもいいくらいにさ」

「死のうぜ」

「なあ」

「うん」

「死ねばさ」

「許してくれるかもしれないし」

「……なんでだろ。死んだ俺に妹が怒ってる姿しか、浮かばないなぁ」


230 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 03:23:07.96 TS9IjMB60 49/57

「おは……」

「……」 スタスタッ

「……よう」

「……」

「前より辛いのは、なんでだろ」

「会話なんて、元々そんなにあったわけじゃないのに」

「……ああ、そうか。妹の俺を見る目が」

「もう俺を見てないからか」

「何もないからか」

「嫌われてすらいないからか」

「嫌われたいな」

「いや」

「嫌われてもいいから、俺を」

「俺を、見て欲しい」


233 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 03:27:14.16 TS9IjMB60 50/57

「……」

「お願いします」

「……」

「お願いします」

「……」 スッ

「お願いです」

「……」

「俺を、見てください」

「……」 スタスタッ


244 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 03:34:33.28 TS9IjMB60 51/57

「お願いです!」

「……また。また、それか」

「お願いです!」

「……その安い土下座で、今度は何が欲しい? またセッ○スがしたくなった?」 

「……」

「私の最後の頼みまで無視して、何がしたい?」

「……」 ギュッ

「許されたい? なら許してあげるから、もう話しかけないでくれる? それじゃ」

「チャンスを……ください……」

「……」

「俺に……もう一度、チャンスをください……。お願いです……見捨てないでください……」

「どの口が……それを言う? 人の気持ちを平気な顔で踏み躙って、それを悪いとも思わない人間が、どの口で言う?」

「ごめんなさい。許してくださいなんて言いませんから、恨んでくれて、いいですから。だから、俺を見てください。蔑んでください」

「それで何がどうなる? 私があんたにもう一度期待して、それで私は、また裏切られればいいのか?」


250 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 03:43:18.56 TS9IjMB60 52/57

「変わり、ますから。良い人間になりますから」

「はっ、ははっ。良い人間? なんだそれ。あんた自分が何してきたかわかって言ってるのか?」

「……良い人間に、なります」

「あんたを信用できる根拠が……どこにあるんだよ!」 グイッ

「……か、変わり……ます……」

「変われない! あんたはずっと、ずっとそのままだ!」

「い……いやだ……そんなの……いやだ……」 ポロポロッ

「ふざけんな! あんたに泣く資格なんてないだろっ!」

「い……妹に……好かれたい……」

「ふざけん……っ」

「愛されたい! 妹に愛されたい! こんな、こんな俺じゃ、嫌だ……嫌なんだよ……うっ、うぅ……っ」 ポロポロッ

「……くそ……せめて、憎ませてよ……こんなんじゃ、私……どうすりゃいんだよ……」 ギュゥゥッ

「うっ、うっ、うぅぅ……」


269 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 03:50:43.71 TS9IjMB60 53/57

「うっ、うっ、うぅぅ……」

「……見苦しい」

「ご、ごめん……ごめん……」

「軽々しく謝るな」

「うっ、うぅ……」

「私は、あんたを絶対に許さない」

「うぐぅぅ……」

「だから、変われ」

「……あ……?」

「あんたが私の兄であることを、私が誇れるくらい。あんたが私の初めてだってことを自慢できるくらい」

「……あ……え……」

「じゃなきゃ、許さない」


278 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 03:55:31.42 TS9IjMB60 54/57

「ほ、本当に……それで、許して……」

「……でも、無理だよ。あんたはバカだから、一人じゃすぐに間違える。きっと、すぐに全部忘れて、元のあんたに戻る」

「う……でも……」

「約束、憶えてる?」

「約束……」

「……」

「お、憶えてる!」

「……あんたが、今よりも、少し。前よりも少し変われたみたいに、今よりも少し変われるまで」

「変われるまで……」

「バカなあんたに、付き合ってあげる」

「……」

「きっとあんたを見捨てた方が楽だし、その方が正しい。私にはそうする権利がある。それでもね、あんたは私の兄なんだよ」

「う……うくっ、うっ、うっ」

「私はあんたが大嫌いだ。好きな所なんて一つもない。それでもいいなら」

「う、うん……うん……っ」


314 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 04:06:54.76 TS9IjMB60 55/57

「だから、あんたは……人の気持ちを考えろって言ってるでしょ」

「俺なりに考えたつもりなんだけど……」

「誕生日にケーキを買ってくるのはいいけど、なんでチョコレートケーキ?」

「いつもチョコ食ってるじゃん?」

「それとこれとは違うでしょ!」

「そうか……?」

「全然違う!」

「っていうか、気持ちじゃなくて好みの問題じゃないか?」

「こういう時は自分が間違ってないと思っても、今日が誕生日の私に譲ること」

「……ん……まあ……そうかも……でも、何か納得が……」

「うるさい。命令に服従するって約束はどうしたの?」

「……うん……まあ……俺が悪かったです……」


327 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 04:10:19.90 TS9IjMB60 56/57

「よろしい」

「それじゃ蝋燭に火を……」

「いい! そういうのは夜にまた家族四人でやるから。さあ、食べよ!」

「……俺も食べていい?」

「当たり前でしょ? こんなの一人で食べたって美味しくないんだから」

「それじゃ、八等分にして……大きい方を……」

「……」

「……妹に」

「……」

「……俺に」

「ん」

「……なんで?」

「女の子に聞くな」

「はい……」


338 : 以下、名... - 2012/03/18(日) 04:15:50.54 TS9IjMB60 57/57

「……誕生日っていうのはさ」

「ん……」

「生まれた日のことだけど、去年の誕生日から今日まで幸せに暮らせました、っていうお祝いの日だと私は思う」

「そうか。……んと」

「私は。……今日、こうして兄と二人でお祝いができて……良かった」

「……褒められてる?」

「そう。だから、私が……私があんたを許せる日まで『一年間、幸せに暮らせました』って毎年言わせて」

「努力する」

「努力じゃ足りない」

「頑張るよ。それに……許してもらってからも、絶対に言わせるから」

「……今後のあんたに期待する」

「うん。今はそれでいい。それじゃ、改めて……誕生日おめでとう」


おしまい


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