一方通行「」
上条「あのー、一方通行さん? いきなり訪ねて来たと思ったらそうやって踞って……どうしたんでせう?」
一方通行「ls.m死=f……」
上条「打ち止めに笑い方が気持ち悪いと言われた……もう星になって死にたいと……」
一方通行「……」
上条「そ、そうかぁ……それは災難だったな……ハハハ……」
一方通行「……笑ってンじゃねェ、殺すぞ」
上条「ご、ごめんなさい」
一方通行「チッ……」
元スレ
一方通行「エヒャァッ!」 打ち止め「笑い方気持ち悪いね!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1584795869/
イカ娘「一方通行、とりあえず笑ってみてくれなイカ?」
イカ娘「どれくらい気持ち悪いのか、ぜひこの目でぜひ見てみたいでゲソ!」
上条「インデックスさん……ちょっと辛口すぎますよ……」
一方通行「……」
上条「まあ……俺は何となく分かるけど……インデックスの奴はまだ見たことないと思うし、ちょっと見せてやってくれよ」
上条「この人、こう見えて一応シスターだし、何か良いアドバイスがもらえるかもしれないぜ?」
イカ娘「とーま?」ギロッ
上条「ご、ごめんなさい……触手は勘弁して……」
一方通行「……いつも通り笑えば良いンだな?」
上条「ああ、頼む」
一方通行「……一回だけだぞ」
イカ娘「wktk……」
一方通行「アハハハハ! アーハハハハ! ハーハッハッハッハッハッ!」
一方通行「はい」
上条「……」
イカ娘「……」
上条(あれ? こんなんだったか……? 何か違うような……)
イカ娘「とうま、とうま……」ヒソヒソ
上条「どうだインデックス……アイツを元気付けられそうな言葉は思い付いたか?」ヒソヒソ
イカ娘「一方通行は嘘をついてる……」ヒソヒソ
イカ娘「アレは一方通行の本来の笑い方じゃないでゲソ」ヒソヒソ
上条「……やっぱり?」ヒソヒソ
イカ娘「笑い方が気持ち悪いと言われたことがトラウマになって……本来の笑い方を無意識に押さえてしまってるんじゃなイカ?」
上条「……どんだけショックだったんだよ」
一方通行「……」
イカ娘「ああやって抑えられたら……どれだけ気持ち悪いのかが分からないでゲソ」
上条「仕方ない……あそこへ連れて行くか……」
イカ娘「あそこ?」
上条「ああ、一方通行が本来の笑い方をする場所さ」
上条「あそこでならきっと……」
キーンコーンカーンコーン
小学生「またあしたね!」
小学生「ばいばーい!」
イカ娘「とうま……ここは……」
上条「小学校」
イカ娘「な、何で小学校に来たんだゲソ……?」
上条「何でって、一方通行は新鮮なJCが大好きだからな」
上条「一目見ただけで……大笑い間違い無しですことよ」
上条「なっ、一方通行!」ニコッ
一方通行「……! …………!」プルプル
上条(……耐えてる)
上条「良いぜ……お前がJCを見ても笑い声一つ上げないって言うのなら……」
上条「まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!」ダッ
イカ娘「あっ、とうま!? 何処へ行くんだゲソー!」
上条「ちょっと助っ人をな!」
一方通行「匕……匕匕……クケッ……」ピクッピクッ
イカ娘(ふ、二人にしないで欲しいでゲソ!)
上条「おまたせー」
JC「……」ペロペロ
イカ娘「とうま……この子……」
上条「飴で買収した」
イカ娘「ば、買収……」
上条「じゃあ……約束通り頼むぜ?」
JC「……」コクッ
JC「……」ツンツン
一方通行「……!」チラッ
JC「……」
JC「アナルバイブ!」ニコッ
イカ娘「!?」
上条「よし」グッ
イカ娘「と、と、と、と、とうま!? 幼気な女の子にいったい何を言わせているかな!? かなかなかな?」
上条「アレでいいんだよアレで、ほら! 一方通行を見てみろ!」
イカ娘「え?」チラッ
一方通行「アナル……バイブ」
一方通行「アナルゥ……バイブゥ……クケッ……ケケケッ……」
上条「来た!」
一方通行「アナルゥゥゥゥゥゥ!!! バイブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!」
一方通行「エーヒャヒャヒャッ! アーヒャヒャヒャヒャッ!!」
一方通行「アヒャヒャヒャヒャッ!! ギャァァァハハハハハハハハッ!!!」
一方通行「こんな幼気な女の子の口からァ!! アニャルブァイブゥ!? グヒャヒヒヒヒャハァァ!!」
一方通行「ッエーイ☆ 良いね良いねェ!! 最高だねェ!! アーヒャヒャヒャヒャッ!! ヒヒヒヒャヒャハハハ!!!」
イカ娘「」
上条「アレがアイツの、本来の笑い方だ」
イカ娘「気持ち悪いでゲソ」
一方通行「……」
上条「で、振り出しに戻るわけだが、どうしたら良いと思う?」
イカ娘「そんなの分からないゲソ……」
上条「だよなぁ……うーん……」
イカ娘「とは言え……まさか一方通行にあんな趣味があったなんて……びっくりじゃなイカ……」
上条「趣味……趣味……」
上条「そうか、その手があったか!」
一方通行「?」
一方通行「戻ったぞォ」ガチャッ
打ち止め「おかえり変態! ってミサカはミサカは養豚場の豚を見るような視線を貴方に向けてみたり!」
一方通行「……」
打ち止め「……あれ? 今日は性的な笑い方をしないんだね? ってミサカはミサカは感心してみる!」
一方通行「俺はァ心を入替えたンだよ……」
一方通行「打ち止め、今までお前を見る度に大声で笑ったりして……すまなかった」ペコッ
打ち止め「!」
一方通行「お前が可愛すぎてよォ、公衆の面前だろうとお構い無しにギャハギャハギャハギャハ……本当に悪かった」
打ち止め「か、顔を上げて! 反省してくれれば大丈夫だから! ってミサカはミサカは貴方の予想外の謝罪に慌ててみたり!」
一方通行「俺を……許してくれるのか?」
打ち止め「う、うん……私の方こそ変態とか言ってごめんね……ってミサカはミサカは頭を下げ返してみる」
一方通行「お、おゥ……気にしてねェよ……」
打ち止め「でもこれからは……また仲良く暮らせそうだね! ってミサカはミサカは改心した貴方を誇らしく思ってみる!」
一方通行「あァ……そうだな」
一方通行「打ち止め……これからもよろ……」
「帰ったじゃん!」
一方通行「!」
イカ娘「とうま、一方通行と二人で出掛けて行ったけど……何処へ行ってたんだゲソ?」
上条「何処って……そりゃ、前浜面に教えてもらった未成年者でも行けるおっパ……」
イカ娘「?」
上条「まあ、アレだ……一方通行の度が過ぎた幼女好きを治すところさ」
上条「アレさえ治れば……打ち止めを見ても変な笑いを浮かべたりしないだろうと思ってな」
イカ娘「へぇ……そんなところがあるんでゲソ……」
上条(その代わり、今度は胸が大きい女性に笑みを溢すようになったけど……)
上条(あそこの店より大きい人なんて滅多にいないだろうし……これで大丈夫だろう……)
―――
――
―
一方通行「……」
上条「で、また気持ち悪いって言われたと」
一方通行「……」コクッ
イカ娘「……とうま?」
上条「……」
一方通行「ハァ……」
一方通行「……不幸だァ」
―完―