ハルヒ「な、なにこの頭おかしいページ…」
ハルヒ「ツイッターで回ってきたから読んではみたけど……ありえないわ。絶対におかしいわ」
ハルヒ「…………でも…これでもしかしたら……キョンと……」
ハルヒ「…………」ソワソワ
キョン「なにをあいつはさっきからブツブツ言っとるんだ…また妙なことでもたくらんでるんじゃあるまいな。チェック」
古泉「さあ?興味深いサイトでも見つけたのではないでしょうか。……ところで待ったは」
キョン「待ったは一日十回までっつったろ」
古泉「また僕の負けですか…ふう」
元スレ
ハルヒ「オムライスを食べられない女をアピールせよ?」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1304995555/
ハルヒ「決めたわ!!」ガタンッ
みくる「ふぇえ~>< いっいきなりどうしたんですか><」
ハルヒ「今度の不思議探しは居酒屋に行くわよ!」
キョン「はあ?」
古泉「居酒屋…ですか」
みくる「だっだめですよぉ>< 皆さんまだお酒飲めない年じゃないですかぁ><」
キョン(長門に至っては三歳だしな)
長門(問題ない。この身体はアルコールを分解できるように作られている)
キョン(人の脳内会話を読むのやめてくれませんか長門さん)
ハルヒ「べっ別にお酒が飲みたいってわけじゃないの!」
ハルヒ「ただちょっとためしたいことがあって!!」
キョン「今度はなにをたくらんでるんだお前は」
古泉「そういうことでしたら、僕に良い案があります」
古泉「僕の親戚が少々変わった居酒屋を経営していましてね」
古泉「雰囲気はそれそのものなんですが、出すものは全てノンアルコール。我々高校生でも問題なく入店できます」
キョン「それもう居酒屋って言わn」
ハルヒ「さすが古泉くんねっ!!今すぐそこに予約をとるのよ!」
古泉「かしこまりました」
みくる「こっちには面白いお店がいっぱいあるんですね><」
キョン「そうですね…(なんか朝比奈さんの挙動がいつにもましておかしいような)」
長門(><)
キョン「それか」
みくる「なっなんですか>< 二人してなんでそんなにこっちを凝視してるんですか><」
キョン「や、別になんでも……」
長門「私はあなたの後ろの空間をみていただけ」
みくる「それはそれで怖いですよぉ~><」
古泉「予約とれました」
ハルヒ「じゃあ今度の土曜日の五時にいつもの場所ね!」
キョン「五時はまさか朝の五時じゃないよな午後の五時だよな」
ハルヒ「午後の五時に決まってるでしょばかじゃないの」
キョン「うるさいお前なら朝五時集合もやりかねんから聞いたまでだ」
ハルヒ「――さて、と」
ハルヒ「ちゃんと復習しておかないとね…」
カチカチッ → http://web.archive.org/web/20110429072456/http://kirei.biglobe.ne.jp/news/detail/20110426162331_pch19894
ハルヒ「まずは…古いケータイを持っていく?」
ハルヒ「えー…この間機種変したばっかよ。しかも古いのリサイクルボックスに入れちゃったし」
ハルヒ「…………ま、これはいっか。どうせキョンが買い物に付き合ってくれるとか無いし」
ハルヒ「他には…><を多用する?でもあいつツイッターやってないしこれも意味ないわね…」
ハルヒ「意外と役に立たないわこれ。っていうか居酒屋じゃなくてもよかったわねこの分だと…」
ハルヒ「まあ予約してもらっちゃったし、居酒屋にもオムライスはあるだろうし」
ハルヒ「別にいっか」
ハルヒ「あとの二つのポイントはオムライスを食べられないアピールと」
ハルヒ「相手の話を聞きたがることかぁ。……少し頑張ってみよう」
ハルヒ「よっし!頑張れハルヒ!負けるなハルヒ!」
ハルヒ「今度こそキョンに……キョンに可愛いって思われてやるんだからっ!!」
ハルヒ「ファイトォオオオオオオオ!!」
古泉「今日の神人はやたらとアグレッシブですね…ふんもっふ!」
――土曜日。五時。
ハルヒ「遅い!罰金!!」
キョン「五時集合なら四時半に行けばとりあえず大丈夫だろうとか思った俺がバカだったがお前らいったい何時から集合してるんだよおい」
みくる「す、涼宮さぁん>< 今回は喫茶店による時間も無いですし今日くらいはいいじゃないですか><」
ハルヒ「みくるちゃんはキョンを甘やかしすぎよ!でもまあ、時間がないってのは確かだしツケにしといてあげるわ」
キョン「結局払わされるのか」
ハルヒ「で、古泉くん!その居酒屋はどっちなの」
古泉「すぐ近くですよ。五分ほど歩けば着くと思います」
ハルヒ「案内よろしくねっ!さあみんな行くわよっ!」
キョン「はいはい。(……ところで長門、その大荷物はなんだ)」
長門(今は気にしないで)
キョン(気にするなと言われてもなあ)
古泉「ほら、着きました。ここです」
ハルヒ「へーなかなか良さそうな感じじゃない」
みくる「おしゃれなお店ですね><」
新川「いらっしゃいませ。お待ちしておりました」
ハルヒ「あれー……この人どっかで見たような」
キョン「やっぱり機関の店か」ボソッ
古泉「こういうこともあろうかと新設したんです」ヒソッ
森「あ、お荷物お預かりしましょうか?」
長門「問題ない」
ハルヒ「座敷に掘り炬燵ってなんかテンション上がるわよね!」
キョン「そうだな」
みくる「初めてですこういうの><」
長門「……(足が届かない)」
キョン(こら、あまり足をプラプラさせるな)
古泉「では最初は烏龍茶でよろしいですか?」
ハルヒ「あと適当につまみもお願いね!」
新川「すぐにお持ちします」
新川「お待たせいたしました」
キョン「はやっ」
ハルヒ「よーし!じゃあSOS団の末長い繁栄を祈って!かんぱーい!!」ガッシャンッ
キョン「かんぱーい」カチンッ
みくる「ふえー><」カシャ
長門「……」コツン
古泉「たまにはいいですね、こういうのも」カシャンッ
ハルヒ「っかー!やっぱ最初の一杯が一番美味しいわね!」
キョン「おっさんかお前は」
長門「からあげ…」モキュモキュ
みくる「あっからあげにレモンかけていいですか><」
長門「絶対にゆるさない」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
みくる「ひぃっ」
古泉「もう一皿頼みますから……」
長門「ならいい」
みくる「びっくりしましたぁ><」
ハルヒ「……オムライスはまだ頼むの早いかな…キョンが長話でも始めないかしら…」ブツブツ
ジリリリリリリリン! ジリリリリリリリリン!!
キョン「うおっ!?」
ハルヒ「わひゃあ!」
みくる「な、なんですかぁ><」
長門「失礼。私の携帯」ガチャッ
古泉「それが携帯…だと…」
キョン「どうみても公衆電話です本当にありがとうございました」
ハルヒ「やだ有希なに持ってきて…(ハッまさかこの流れは)」
長門「あ~ん! このケータイ本当にマジでチョームカつくんですけどぉぉお~!」
ハルヒ「」
キョン「」
古泉「」
みくる「><」
ハルヒ「(迂闊だったわ…!まさか有希まであのサイトを見ていたなんて…!)」
みくる「(あの大荷物は全てこのために…くっさすが長門さんですね……)」
古泉「ど、どうしたんですか長門s」
長門「古泉一樹には関係のないこと」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
古泉「な、なんという殺気……ッ!!」
キョン「あー……な、長門?どうした?なにがあったんだ?」
長門「ケータイとか詳しくなくてぇ~! ずっとコレ使ってるんですけどぉ~! 使いにくいんですぅ~!」
長門「ぷんぷくり~ん(怒)」
古泉「」
キョン「」
ハルヒ「(信じられない……!有希が今まで築き上げた無口クール読書キャラを捨ててまでキョンにアプローチするなんて!!)」
みくる「(どうしましょう……ここで無理に介入すれば間違いなく長門さんに報復される……っ)」
古泉「あ、新しいけいt」
長門「黙って」ドッ
古泉「ぐふっ」バタッ
キョン「古泉ィイイイイイイイイイイイ!!」
長門「…………」<●><●>
キョン「あ……新しい携帯に、すれば、いいんじゃないか……?」
長門「なんかなんかぁ~!最近iPhone5が人気なんでしょー!?」
長門「あれってどうなんですかぁ?新しいの欲しいんですけどわかんなぁぁああい!!」
長門「私かわいそーなコ★」
キョン「今出てるのはiphone4だ!5はまだ出てない!」
ハルヒ「(しまった!キョンがあまりの状況に普通のツッコミに走ってしまった!)」
みくる「(このままお買いものルートに強引に持っていく気ですね……恐ろしい子!!)」
長門「……」スウ
長門「私の携帯選びに付き合ってほしい」キリッ
キョン「あ、ああ。いいぞそれくらいなら(よかった元に戻った)」
ハルヒ「先を……ッ!」
みくる「越された……ッ!!!!」
古泉「」
長門「感謝する」
キョン「いや……いつも長門には世話になってるしな」
キョン「ストレス発散になるなら喜んで付き合うさ」
ハルヒ「(なんでこのテンションの落差で普通に対応できるのよ!)」
みくる「(さすがキョンくんです…!だけどまだ勝負は決まったわけじゃない!!)」
新川「追加のからあげお持ちしまs、古泉ィイイイイイ!?」
古泉「ぼ、僕はもうだめです……あとは…よろしく……お願いします……」ガクッ
新川「古泉ィイイイイイイイイイイイイイイイ!!」
長門「この店のからあげは実に美味」モキュモキュ
キョン「そうだな」モグモグ
ハルヒ「キョ、キョン!!」
キョン「ん?ああからあげか。ほら」
ハルヒ「」モグモグモグモグゴックン
ハルヒ「そうじゃなくて!あ、あのね!」
みくる「キョンくんってなにか趣味とかありますか!!><」
ハルヒ「!!(みくるちゃん……この子もあのサイトを!?)」
みくる「(涼宮さんには悪いですけど……ここはお先に失礼させてもらいますっ!)」
キョン「趣味…ですか」
キョン「趣味……あー……」
キョン「……読書とか」
みくる「ど、読書…ですか……(それ無趣味の人がとりあえず履歴書に書いとけ的な趣味の筆頭ですよぉ!!)」
ハルヒ「……(読書……ま、まさか!)」バッ
長門「ふっ」ドヤァ
キョン「長門とよく図書館に行きますから、わりとこの頃は本読んでることが多いですね」
長門「そう」
ハルヒ「なん……ですって……」
みくる「公衆電話からの仕込みといい……やはり長門さん……できるッ!!」
キョン「……お前らはいったい何と戦ってるんだ?」
長門「あなた」
キョン「は?俺?」
長門「そう」
キョン「わけがわからん」
ハルヒ「さっ最近はまってる作家とかいないの!?」
キョン「んー…長門の薦めてくれる本はどれも面白いからな。作家にはまってるってことはそんなに」
みくる「ジャンルとか!!!!!」
キョン「そういえばSFが多いかもしれないですね……長門SF好きだもんな」
長門「そう」ドヤァァアアアアアア
みくる「……涼宮さん」
ハルヒ「……なによ」
みくる「もう、だめです、たえられません」バタンッ
ハルヒ「み、みくるちゃあああああああああああああああああん」
キョン「あ、朝比奈さん!?」
長門「問題ない。彼女は烏龍茶に酔っただけ」
キョン「そんなこと」
長門「まれによくある」
キョン「……長門が言うならそうなんだろうな」
ハルヒ「みくるちゃぁあああああああああああああああああああああん!!」
ハルヒ「くっ……良い子だったのに……」
キョン「あ、唐揚げが無くなった」
ハルヒ「!!」
ハルヒ「オムライス!!オムライスお願いします!!」
長門「!」
新川「古泉ィイイイイイイイイイイ」
森「はい今お持ちしますー」
ハルヒ「悪いわね有希……ここはあたしに譲ってもらうわよ!」
長門「くっ……迂闊」
キョン「あ、ついでに俺コーラ」
みくる「キュンキュンキュン……キュンキュンキュン……」
森「お待たせしましたー」
ハルヒ「(ここが……勝負どころ……ッ!!)」
ハルヒ「あ、あーん!あああ、あたしこれ、たっ食べられないのよねー!(悲)」
キョン「じゃあなんで頼んだんだよ」
ハルヒ「!!!!!!」
ハルヒ「(し、しまった……!オムライス殺法は実際にオムライスを頼むんじゃない……!)」
ハルヒ「(メ ニ ュ ー で オ ム ラ イ ス を み て そ れ に 文 句 を 言 う ん だ っ た !)」
ハルヒ「(まさか有希……あんたこれにも気付いててわざと……!?)」
長門「(計 画 通 り)」
ハルヒ「(ええいもうこうなったら最後まで…最期までやり抜くしか……!!)」
ハルヒ「嫌いじゃないし食べたいけど食べられないんですっ><」
キョン「いやだからなんでたのんd」
ハルヒ「……だって、……だって、」
ハルヒ「卵割ったらヒヨコが死んじゃうじゃないですかぁっ!」
キョン「」
ハルヒ「赤ちゃんかわいそうですぅ!まだ生まれてないのにぃぃ~(悲)」
ハルヒ「ピヨピヨとすら鳴けないんですよ……」
キョン「……ハルヒ」
ハルヒ「………………」
キョン「あのな、普通オムライスに使う卵は……無精卵だから……」
キョン「ひよこは死なないからな……?」
ハルヒ「」
キョン「ほら、大丈夫だから安心してオムライス食べろよ……」
キョン「あと疲れた時には甘いものって言うからな。デザートくらいならおごってやるから」
キョン「それ食って元気出せ!あと悩みとかあるなら俺で良ければ聞くから!」
ハルヒ「…………んで」
キョン「ん?」
ハルヒ「なんっっっっでキョンはいっつもそうなのよぉおおおお!!」
ハルヒ「痛いのよ!!やさしさが痛いのよ!!」
ハルヒ「ここはいつも通り笑い飛ばしてくれるか全力でつっこんでくれなきゃ余計あたしの立場ないじゃない!!」
ハルヒ「うわあああああああん」ダッ
キョン「ハッハルヒ!!」ダッ
長門「オムライスも美味」モキュモキュ
ハルヒ「(やっぱりあたしが馬鹿だったんだ……!)」
ハルヒ「(あんな……あんな明らかにジョークサイトですみたいなの信じるから……!!)」
ハルヒ「うっ……」
ハルヒ「余計キョンに……嫌われちゃったかな……」
キョン「ハルヒ!!」
ハルヒ「!」
キョン「お……お前……足早いんだよ……」
ハルヒ「な、なんで追っかけてくんのよ!放っといてよあたしのことなんか!!」
キョン「放っとけって……いやそんなこと出来るわけないだろうが」
ハルヒ「な、なんでよ!」
キョン「大泣きしながら飛び出て行った女放置するほど俺は腐っとらん」
ハルヒ「!」
ハルヒ「なっ泣いてなんかないわよ!!」グシュグシュ
キョン「あ、馬鹿服の袖でふくな」
キョン「ほらハンカチ」
ハルヒ「」グュシュグュシュズビー
ハルヒ「……ふう」
ハルヒ「……ありがと」
キョン「さすがにそのまま返されても困るがな」デローン
ハルヒ「……あたしね」
ハルヒ「ほんとはオムライス好きよ」
キョン「ああ」
ハルヒ「お肉だって好きだし。魚だってもりもり食べるし」
キョン「知ってる」
ハルヒ「……馬鹿ね、あたし」
キョン「なーにを今さら」
ハルヒ「うるさい!」ポカッ
キョン「いてっ」
キョン「まあ、なんだ」
キョン「人間たまにはいつもと少し変わったことしたくもなるさ」
ハルヒ「そっそうよね!今回のことだってあたしがいつもとイレギュラーなことすれば不思議が寄ってくるかなって!」
ハルヒ「ほんとにそう思って!だからあんな変なこと言ったりやったりしてたの!」
キョン「はいはい」ナデナデ
ハルヒ「子供扱いしないでよー!!」
長門「……ユニーク」コソッ
古泉「どうやら上手くいったようですね」コソソッ
みくる「雨降って地固まるってやつですね><」コソソソッ
キョン「ほら、そろそろ戻るぞ。支払いとかもまだだし」
ハルヒ「あ、忘れてた……」
キョン「それに、デザート食うだろ?」
ハルヒ「食べるわよ!ほら走る走る!」ダッ
キョン「おいこらだからお前の足は俺より早いんだから全力疾走はやめろ!」ダダッ
古泉「僕らはタクシーで先回りしましょうか」
みくる「そうですね><」
長門「私もまだ食べる。腹八分目」
キョン「すみませ……きゅ、きゅうに……とびだして……」ゼイゼイ
森「大丈夫ですよ。全部わかってますから」ニコッ
キョン「森さん……」ジーン
ハルヒ「チョコパフェとホットケーキとみるくぷりん!あとティラミスと苺のスフレと」
キョン「タイム!!俺の財布の薄さをもう少し慮って!!」
ハルヒ「……じゃあパフェだけで」
森「はい、かしこまりました」
みくる「えへへ、ちょっと仲良くなったみたいですね、あの二人><」
長門「……そう」
みくる「?長門さん?どうかしたんですか?><」
長門「朝比奈みくる」
みくる「ふえっ!?><」
長門「まだ><が抜けていない」
みくる「ふええええ癖になっちゃいましたああああ><」
古泉「いやはや、一時はどうなることかと思いましたよ」コソッ
キョン「顔が近い。さっきまで沈んでたくせに腹の立つやつだな」
古泉「機関には回復呪文の達人がいるんですよ」
キョン「まじでか」
古泉「ふふふ」^▽^
キョン「おーい長門ー。もう一発こいつに打ち込んでもいいぞ」
長門「」スッ
古泉「やめてください」^△^
キョン「あ、そういえば長門、お前の携帯」
長門「明日、付き合ってくれる?」
ハルヒ「えっ」ガタッ
長門「……私はまだ諦めていない」キリッ
みくる「ふええ><」
ハルヒ「なっなによ!あたしも行くわよ!!」
キョン「お前このあいだ機種変したばっかだって散々電話してきただろ」
ハルヒ「うっ……」
長門「ふっ」
みくる「雰囲気が険悪ですぅ><」
古泉「困ったものです」
――こうしてオムライス戦線は穏やかに……
しかし新たな火種を確かに育てつつ終息していった……。
森「恋愛マネジメントとして、皆さんの役に立てたみたいでなによりです」ニコッ
おしまい