1 : 以下、5... - 2020/02/22(土) 22:33:45.752 UzoapLOp0 1/34

一方通行「まァ、こンなもンだろ」

クリパ『しかしなんでまたこんなものを?』

一方通行「これから起こりうる脅威に備えて」

クリパ『ははあ。それで「どこにいても一瞬で仮想空間を作り出しランダムに選ばれた相手と戦う装置」なんて作ったわけですか。窓のないビルの技術を応用して』

一方通行「あくまで仮想世界に意識を飛ばして擬似的に戦闘を行えるだけだ。それで死なれたら面倒くせェからな」

クリパ『そこまでフォローを入れてる辺りがご主人様らしいですう。……それで、具体的には誰が戦うんですう?』

一方通行「とりあえず、レベル5」

クリパ『あれ?それってご主人様もですう?』

一方通行「ここに籠ってるだけじゃ勘が鈍るしな。……そろそろ始めるか」ポチッ

ヒュンッ

クリパ『……にひひ。行ってらっしゃいませ、ご主人様』

相手>>4

元スレ
一方通行「なンだ、レベル5がとある禁書キャラと戦うスッドレか」
http://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1582378425/

4 : 以下、5... - 2020/02/22(土) 22:35:23.466 78cSiiap0 2/34

アウレオルス

7 : 以下、5... - 2020/02/22(土) 22:45:13.249 UzoapLOp0 3/34

──────────

一方通行「さて、オマエが俺の相手か」

アウレオルス「当然。我が行く手を阻む者はただ倒すのみ」

一方通行「そォかよ。いくぜ」ダッ

アウレオルス「『圧死』」プスッ

ヒューン…

何もなかったはずの空から突如無数の瓦礫が出現し、重力に従い落下していく。

一方通行「あァ?」

キーン!!

しかし傷一つない白い人間は眉一つ変えずそこに立っていた。

アウレオルス「ほぉ。面白い力だ」

一方通行「随分と余裕じゃねェか」

アウレオルス「疑問。貴様のその力の仕組みは?」

一方通行「言うと思ってンのかよ」ダッ

アウレオルス「笑止。いずれにせよ我が勝利に違いはない」プスッ

アウレオルス「『死ね』」

一方通行「ッ……!?」ドクン

ドサッ

アウレオルス「我が黄金錬成(アルスマグナ)に不可能はなし」

8 : 以下、5... - 2020/02/22(土) 22:49:31.672 UzoapLOp0 4/34

──────────

クリパ『にひひ。アウレオルス=イザードですか。相手が悪かったですねえ』

一方通行「……黄金錬成」

クリパ『ざっくり言いますと、自分の想像を現実に引き起こす魔術ですう』

一方通行「そォかよ。面白い能力じゃねェか」

クリパ『ご主人様がいつになくポジティブですう』

一方通行「今の俺の知らねェ世界があることがわかっただけでも収穫だ。次行くぞ」

クリパ『にひひ。りょーかい☆』

次>>10

10 : 以下、5... - 2020/02/22(土) 22:51:09.808 p8BZ+lPy0 5/34

よめやそらき

12 : 以下、5... - 2020/02/22(土) 22:58:28.942 UzoapLOp0 6/34

──────────

垣根「で、お前は誰だ?」

詠矢空希「俺は詠矢空希ってんだ。よろしく」

垣根「その詠矢空希さんが、俺に何の用なんだよ」

詠矢空希「どうやら、ここで俺とアンタが戦うらしい」

垣根「はっ、そうかい……そりゃ生憎だな。まさかこの俺と戦うことになるとはな」

詠矢空希「ああ。『未元物質』なんて全く恐ろしいぜ」

垣根「へぇ。お前、俺の能力知ってんの?」

詠矢空希「もちろん知ってますとも。メルヘンな翼が生える力、だろ?」

垣根「……今俺のことバカにしたか?」バサッ

14 : 以下、5... - 2020/02/22(土) 23:08:55.016 UzoapLOp0 7/34

詠矢空希「いやいやいやそんなことねぇですよむしろすげぇって思ってるんだが!」

垣根「ほぉ?」

詠矢空希「だって『この世に存在しない物質を生み出して操る』なんてカッコいいと思うぜ?」

垣根「……そう言われると悪い気はしねぇな」

詠矢空希「でも、それってちょっとおかしいよな」

垣根「……可笑しい?」

詠矢空希「いやだからバカにしてるって意味じゃなくて」

詠矢空希「だって、存在しない物質って触れ込みなら、アンタが現出させた時点で『存在しない物質』ではなくなるんじゃねぇのか?だってそこにあるんだから」

垣根「……何を言ってやがる?」

詠矢空希「そしてそれを操る力ってのも違和感だ。例えば、一方通行に対して使った殺人太陽光。あれは未元物質を通して、通常の物理法則とは異なる法則によって反射を貫通したって話だけど」

垣根「よく知ってんな…」

詠矢空希「これも結局反射をすり抜けるってだけで説明可能な力ではある。一方通行が普段吸っている酸素のように、太陽光をすり抜けるように設定するだけでもあるんだから」

垣根「で、結論は?」

詠矢空希「つまり、『未元物質は存在する。存在しない物質を扱うなんて嘘』なんじゃねぇの?」

ズンッ!!

パキパキパキ…

垣根「(ッ……!?なんだ……俺の翼が、消える……!?)」

16 : 以下、5... - 2020/02/22(土) 23:20:01.832 UzoapLOp0 8/34

詠矢空希「そしてさっきも言ったが、通常とは異なる法則ってのは実際あるかもしれない。ただし、それは通常とは異なる法則を生み出しているだけで、未元物質の『存在しない物質を操る力の範疇には含まれない』」

ズンッ!!

垣根「ぐっ……!!」

パキパキパキ…

詠矢空希「ん?てっきり翼だけが未元物質だと思ったけど、もしかして『アンタ自身が未元物質』なのか?その体も、その人格も」

垣根「(まずい……!まるで意味わからんがこいつは恐らく、言葉を武器にした何らかの能力を使ってやがる……!)」

詠矢空希「だとしたらさっき俺が言った説は更に補強されるな。だって、アンタはそこにいるし、俺ともちゃんと会話できてる。それってさ」

垣根「(こいつの言葉は危険だ……!ここで、殺す!!)」バサッ

詠矢空希「未元物質って概念はこの世界に存在する。だから未元物質の『存在しない物質を生み出し、操る』ことなんてできねぇんじゃねぇの??」

ドクン!!

垣根「あっ…がぁああああああ!!?」パキパキパキパキパキ…

そしてこの世界に一人残った男の宣言が響き渡る。

詠矢空希「やれやれ……とまぁこれが俺の能力、名付けて絶対反論(マジレス)だ!御静聴ありがとうございました……ってね」

20 : 以下、5... - 2020/02/22(土) 23:24:50.133 UzoapLOp0 9/34

──────────

一方通行「詠矢空希」

クリパ『えっと、随分と昔に流行ったとあるシリーズの二次創作スレ、いわゆる「SS」に登場する、オリジナルキャラらしいですう』

クリパ『何でもその独特の口調とかノリとかいかにも……って感じなあれこれによって一部で人気となり、今でも再放送定期スレが立つらしいですよう?』

一方通行「メタ発言甚だしいが経緯が経緯だから仕方ねェか。次行くぞ」

次>>21

21 : 以下、5... - 2020/02/22(土) 23:25:05.914 a1d+tJt80 10/34

佐天さん

26 : 以下、5... - 2020/02/22(土) 23:36:13.581 UzoapLOp0 11/34

──────────

美琴「へぇ、『仮想空間でランダムに選ばれた相手と戦って自分を鍛えろ』だなんて、あの一方通行とは思えない連絡ね。まぁ統括理事長になったわけだし、ちょっとはこの町のことも考えてくれるようになったってことかしら?」

美琴「さて、そんじゃ私を相手は……」

佐天「ふっふっふっ、待ってましたよ御坂さん」

美琴「って、えぇ!?佐天さん!?」

佐天「そう!この私が、御坂さん……あなたの相手です!」ドンッ!!

美琴「いやいやいやそんなだって、と、というか佐天さんって、そもそも戦えるの??」

佐天「本来の私なら無理でしょうね。だけど、ここは仮想現実!!つまり、私の妄想が、その能力が、具現化する世界!!」

美琴「(……うーん、もしかしてこの空間の詳細を、勘違いしてる……?)」

佐天「だから、ここでの私はレベル0なんかじゃありません!勝負です!御坂さん!!」ダッ

美琴「えい」ビリビリ

佐天「ぎゃあああ!!?」ビリビリ

佐天「あ、あれ……?私の風力使い(エアロハンド)は……??」ドサッ

美琴「もしここが何でも思い通りになる世界ならよかったわね……」

28 : 以下、5... - 2020/02/22(土) 23:40:03.144 UzoapLOp0 12/34

──────────

一方通行「…………」

クリパ『にひひ。にひひひひひひひひ』

一方通行「…………」

クリパ『まぁ、某SSのように「○○する能力かー」って突然超能力が使える展開にはならないですよねえ、にひひ』

一方通行「………次」

クリパ『ノーコメントですう!?』

次>>30

31 : 以下、5... - 2020/02/22(土) 23:42:16.273 O6Lx6vUV0 13/34

浜面

32 : 以下、5... - 2020/02/22(土) 23:48:52.457 UzoapLOp0 14/34

──────────

麦野「はっ、あの第一位、もとい統括理事長様がこんな機能を学園都市に作るとはねぇ」

麦野「誰をどう殺してもリアルには影響ないなんて、いい趣味してんじゃない。さて、この私にボコられる可哀想な相手はー?」キョロキョロ

浜面「いやあ、全く恐ろしい空間だぜ……お?」

麦野「チッ」ブゥン

ドーン!!

浜面「おわぁ!?なんだ麦野お前までいたのかよ!?」

麦野「どうやらテメェをぶち殺さねぇと先に進めないゲームらしいわね」ブゥン ブゥン ブゥン

浜面「くっそ……!!なんで仮想世界でまでお前と命の取り合いしなきゃなんねぇんだ……!!」ダッ

麦野「レベル0で経験値0の癖に逃げてんじゃねぇぞ!!はーまづらァ!!」

ドーン!! ドーン!! ドーン!!

33 : 以下、5... - 2020/02/22(土) 23:54:55.240 UzoapLOp0 15/34

──────────

浜面「ハァ……ハァ……くっそ、仮想空間ってのはマジらしいな。他の人間が余りにもいなさすぎる」

浜面「そうなると、やっぱり麦野と戦うしかねぇ。だが、丸腰の俺一人で何とかなる相手でもねぇ。何か……使えるものとか……」ガサゴソ

コンッ

浜面「ん?」

浜面「これは、タロットカード?……はっ、そうか、そうだったな」

アネリ「」ブーッブーッブーッ

浜面「ははっ、お前もいたか。安心しろ、忘れてなんかいねぇよ」

──────────

34 : 以下、5... - 2020/02/23(日) 00:07:50.476 iVJSq+gM0 16/34

麦野「みーつけた」

浜面「あぁ。ゲホッ……俺も、お前を探していた」

麦野「あははっ!!お前私がまだ一発も当ててないのに血まみれじゃない!ビビって転んじゃったのかしら??」

浜面「なんとでも言え。いくぞ」ダッ

麦野「私の『原子崩し』を生身で受けれるとでも思ってんの?ならお望み通りぶっ飛ばしてやんよ!!」ブゥン

ドーン!! シュウウウウ……

浜面「………」ダッダッダッ

麦野「あ……?」ブゥン

麦野「何が、起こってる……?」

浜面「………」ダッダッダッ

麦野「何が起こってんだって、聞いてんだよ!!」ブゥン ブゥン ブゥン

ドーン!! ドーン!! ドーン!!

その時、浜面の声に、言語すら異なる少女の声が重なった。

浜面『「翻訳、簡略化、新規作成」』

そして、そんな金髪の少年の手元にあったのは、真っ暗な箱の形をした霊装。

浜面『「自己情報無限循環霊装(アーキタイププロセッサー)!!」』

カッ!!

36 : 以下、5... - 2020/02/23(日) 00:16:42.064 iVJSq+gM0 17/34

黒い箱は原子崩しを吸収し、瞬く間に全く異なる物質へと変換していく。

麦野「はっ、そういうことか。詳しい原理は知らないけど、わざわざ近づいてくれてありがとさん!!」ブンッ

浜面「アネリッ!!」

その瞬間、浜面の視界に最も最適な行動パターンが展開されていく。
さながら、攻略本のような。

スカッ

麦野「っ!!?」

浜面「おらっ!!」ブンッ

ボコッ

麦野「がっ!!?」

浜面「うおおおおっ!!」ブンッ

麦野「野郎……!!たかがプロアスリート程度の身体能力で、調子に乗ってんじゃねぇぇええええ!!」ブンッ

およそ未成年とは思えぬ運動神経抜群な二人の拳が、蹴りが、展開されていく。そして──

──────────

麦野「っ……」ドサッ

浜面「へっ……」

浜面「…楽勝だ、レベル5」

グラッ

浜面「っ……」

ドサッ

勝利宣言した少年も、しかし同じように倒れ伏した。

38 : 以下、5... - 2020/02/23(日) 00:21:50.137 iVJSq+gM0 18/34

──────────

クリパ『引き分け、ですう?』

一方通行「どォだろォな」

クリパ『にひひ。先に倒れた第四位か、他人の霊装借りパクした浜面仕上か。どっちが勝者ですかねえ』

一方通行「勝ち負けそれ自体はどォでもイイ。最強なンてつまンねェよ。負けねェと見えてこねェもンもある」

クリパ『ご主人様……素敵ですう』

一方通行「思いの他時間かかっちまったな……次行くぞ」

次>>40

40 : 以下、5... - 2020/02/23(日) 00:22:47.464 yKgG56fgr 19/34

バードウェイ

43 : 以下、5... - 2020/02/23(日) 00:33:12.787 iVJSq+gM0 20/34

──────────

食蜂「はぁ……第一位の考えることも謎よねぇ」テクテク

食蜂「『レベル5を鍛える』だなんて野蛮力全開な指令まで出して、レベル5が全員強さを求めてるとか脳筋力の塊ってわけじゃないわよぉ……」

バードウェイ「そうか。それは災難だったな」ザッ

食蜂「誰かしらぁ?」

バードウェイ「魔術結社だよ。『明け色の陽射し』」

食蜂「(魔術……)」

食蜂「……ひょっとして、『変わった右手を持ったツンツン頭の人』と面識力があったりするかしらぁ?」

バードウェイ「上条当麻のことか。そりゃもう、色々とあったぞ。私の初めて(のお姫様抱っこ)を奪われたりとかな」ドヤッ

食蜂「前言撤回っ……あなただけは私の全てを使ってぶっ飛ばしてあげるわぁ!!」

44 : 以下、5... - 2020/02/23(日) 00:42:43.247 iVJSq+gM0 21/34

バードウェイ「いい返事だ」スッ

食蜂「杖……?」

バードウェイ「戦闘は好きじゃないんだろう?一発で終わらせてやる」

食蜂「そういう物騒力な人も好きじゃないわあ」ピッ

バードウェイ「うっ…!?」ピタッ


『印象操作(カテゴリ109)/攻撃を優先すべきなのは電気を帯びた常盤台の少女』ピッ

『標的誤認(カテゴリ081)/攻撃すべき対象、常盤台の少女は、常盤台中学または第七学区付近にいると思われる、御坂美琴』ピッ

食蜂「行ってらっしゃい」

バードウェイ「………」ダッダッダッ

47 : 以下、5... - 2020/02/23(日) 00:53:02.951 iVJSq+gM0 22/34

──────────

食蜂「………さて、それじゃあ帰るとしますか」テクテク

食蜂「………」テクテク

食蜂「………あれ?そういえばどうしたらここから出られるのかしらぁ?」ピタッ

食蜂「………もしかして、相手を倒すか倒されるか、とか?」

食蜂「というかさっきから他人との遭遇力も0なんですけど……まさか」

ドカーン!!

食蜂「げふぅ!?」ドサッ

バードウェイ「召喚爆撃」

バードウェイ「そもそもここは、御坂美琴が存在しない世界だ。だからお前の『心理掌握』で送ったコマンドは、意味を為さないんだよ」スタッ

バードウェイ「まぁ、これでも騙し合いとかはったりの類いは好きな方なんだ。お前も能力柄よくやっているだろうし……おあいこということで、な?」

50 : 以下、5... - 2020/02/23(日) 01:00:24.094 iVJSq+gM0 23/34

──────────

クリパ『まぁ、食蜂操祈は直接前線に立つタイプではありませんからねえ。仮想世界のシステム上、ちょっとアンフェアですけど仕方ありません』

一方通行「…………」

クリパ『………ご主人様?』

一方通行「……そろそろ会議の時間だ、これでも一応役員だしな」

クリパ『もうそんな時間ですう?じゃあ次の試合は私がポチっておいても?』

一方通行「構わねェよ」ザッ

──────────

クリパ『……それじゃ第六位・藍花悦の戦いに限り、私だけが視聴者ですう』ポチッ

53 : 以下、5... - 2020/02/23(日) 01:06:36.603 iVJSq+gM0 24/34

──────────

一方通行「……よォ」

クリパ『お帰りなさいませ、ご主人様☆』

一方通行「どっかでよく聞くセリフはいらねェ。で、どうだった?」

クリパ『ふふ……気になりますう??』

一方通行「いや別に」

クリパ『えぇっ…!?そんな……ひどいですう!』

一方通行「確か次で最後だったろ、次行くぞ」

次>>56

56 : 以下、5... - 2020/02/23(日) 01:10:13.860 Q70ReJEBd 25/34

一方通行VS一方通行

58 : 以下、5... - 2020/02/23(日) 01:19:51.566 iVJSq+gM0 26/34

──────────

一方通行「じゃあ第七位の居場所を探して……」

クリパ『にひひ。ストーキングご主人様ですう』

一方通行「あァ?」

クリパ『ひっ!?』ガンッ

ポチッ

一方通行「オm────」ヒュンッ

──────────

一方通行「第七位の対戦相手を決める抽選だったはずなンだがな……ん?」

一方通行「……なンで俺がもォ一人いやがるンだ」

一方通行「……そォいうシステムにしたのは俺だろォが」

一方通行「……チッ、わかってンだよそれくらい」

一方通行「まァ仮想空間でしかありえない対戦カードではあるし」

一方通行「やってやろォじゃねェか」

一方通行「「いくぜ、第一位」」ポチッ

轟ッ!!

60 : 以下、5... - 2020/02/23(日) 01:30:52.802 iVJSq+gM0 27/34

一方通行「オラァ!!」バキバキバキ!!

地面を砕き、足場を破壊しつつ無数の瓦礫を飛ばしていく一方通行。

一方通行「はっ、下らねェ」ギュンッ!!

運動能力を強化してジャンプし、これを回避していく一方通行。

一方通行「透けてンぜェ、手の内が!」ビュウウウ!!

風を掴み、竜巻を起こす一方通行。

一方通行「竜巻なンた至極まともな物理法則が通じると思ってンじゃねェよ!」ギュンッ!!

竜巻を雑に反射しながら、一方通行に向かって突き進む一方通行。

一方通行「はっ、上等だ。返り討ちにしてやンよ」グッ

運動能力を制御し、拳を高める一方通行。

一方通行「「おらぁ!!」」ブンッ

キーン!!

一方通行「げふぅ!!?」

お互いに拳を受ける一方通行。

一方通行「(チッ……これって結局、)」

一方通行「(ただの殴り合いになるじゃねェか……!!)」

63 : 以下、5... - 2020/02/23(日) 01:38:35.338 iVJSq+gM0 28/34

──────────

一方通行「ハァ…ハァ……ちったァやるじゃねェか…」

一方通行「ハァ…ハァ……オマエに言われてもって感じだがな…」

一方通行「……まだ、動けンだろ?オマエ」グッ

一方通行「……当たり前だ、俺を誰だと思ってやがる」グッ

一方通行「「おおおおおおっ!!」」ギュンッ!!

電極バッテリー「」ピーーー

一方通行「「タイミングでなンつうreバッテリー切れるところを知りませんyouですかッ!!?」」ドサッ


白い怪物達は、互いの言葉を正常に聞くことすらできぬまま倒れ込むこととなった。

64 : 以下、5... - 2020/02/23(日) 01:45:10.645 iVJSq+gM0 29/34

──────────

クリパ『ご主人様にご主人様をぶつけるとどうなるか……これが矛盾の答えですう?』

一方通行「チッ、こォいうパターンは計算外だった」

クリパ『その割には「透けてンぜェ、手の内が!」とか何とかドヤ顔で言ってまsひひひ!?ちょっ足の指っにひっの間とかブヒッっマニアックな所あひっ…ブヒッブヒヒヒッ!!?』

一方通行「うるせェ、次行くぞ」

最後>>66

66 : 以下、5... - 2020/02/23(日) 01:47:57.406 86W/ShUX0 30/34

>>64
テッラ

68 : 以下、5... - 2020/02/23(日) 02:00:34.691 iVJSq+gM0 31/34

──────────

削板「へぇー、『自分を鍛えるために仮想空間で他者と戦え』ときたか……」

削板「レベル5宛に届くメールは大抵研究だの殺しだの根性のないものばっかりだったが……中々根性あるお題じゃねぇか!」

削板「そうと決まれば……おっ、そこのアンタ!いきなりで悪いが、俺と一試合……つまり根性比べをしてくれないか?」

テッラ「ほう、この私と戦うつもりですかねー?……いいでしょう、この『神の右席』左方のテッラが、あなたのその根性とやらを打ち砕いて差し上げ……ん??」

削板「………zzz」

テッラ「……この私を前にしてすやすやと眠るとは、これは裁きを受ける資格がありますねー!!」ムカッ

テッラ「いい覚悟です。くらいなさい」スッ

テッラ「優先する。──人体を下位に、小麦粉を上位に!」ブンッ

削板「……あ?…あぁ悪いな話が長かったもんでつい…うおおお!?」

ガキーン!!

テッラ「な……私のギロチンが、通らない?」

削板「いや、小麦粉で人の体が切れるわけねぇだろ」

テッラ「!!?」

69 : 以下、5... - 2020/02/23(日) 02:17:49.817 iVJSq+gM0 32/34

テッラ「くっ……何故効かないのか意味不明ですが、何らかの能力ではありそうですねー」

削板「根性だ!!」

テッラ「根性でどうにかなるほど私の『優先』は甘い設計ではありm」

削板「すごいパーンチ」ゴッ!!

テッラ「そんなふざけた技に屈するほど神の右席は甘くありまびがぁああっ!!?」ガッシャーン!!

削板「その『優先』とやらより、俺の根性が上回っただけの話だろ?」

テッラ「くっ……ふざけるのも、大概にしなさい……」ザッ

削板「まだ立てるのか。お前も中々の根性じゃねぇか」

テッラ「……優先する。──人体を下位に、重力を上位に!」

ズーン!!

削板「うおっ…!?」ドサッ

テッラ「……ふん、これであなたはもう身動きが取れません、悔しいでしょうねー」

削板「あぁ、何か知らんが……すげぇ重さがかかってるのはわかる」

削板「ただ、根性入れて踏ん張ることができれば、この世界で不可能なんて言葉はなくなるんだぜ……!!」グググッ

テッラ「何……!?また私の『優先』を……無視して越えていく……!」

削板「…いくぜ」グッ

テッラ「くっ……優先する──」

削板「超すごいパーンチ!」ドンッ!!!!

テッラ「だからそのふざけた技名はなんなんでげふぅ!!?」ドカーン!!

削板「……イイ根性だった。また戦おうぜ」

テッラ「(……私は、嫌…ですねー)」ガクッ


──愛と勇気と根性の男は、また一つ常識を塗り替えていった。

71 : 以下、5... - 2020/02/23(日) 02:31:34.150 iVJSq+gM0 33/34

──────────

クリパ『第七位はやはり第七位ですう』

一方通行「こいつの力に関してはまさしく意味不明だな。ただ、だからこそ研究する価値がある」

クリパ『明かされるのはまだまだ先になりそうですけどねえ』

一方通行「まァな」

──────────

一方通行「今回の仮想空間はとりあえずの試作品だったが、まァ概ね悪くねェ出来だったな」

クリパ『これもご主人様の技術力のおかげですう』

一方通行「……いや、俺は前任の作ったシステムをアレンジしたに過ぎねェ。誰のおかげかっつったら、多分あいつの努力の成果物なンだろォよ」

クリパ『そういうもんですかねえ』

一方通行「そォいうもンだ。そして前任に任されちまった俺は、この町を守る義務がある。…いや、守るだけじゃねェ。変えていくンだ、まだまだこの町には腐った連中やどォしよォもねェ闇が多すぎる」

クリパ『ですねえ。統括理事長ってのも大変ですう』

一方通行「オマエの人生は好きにしていいっつったはずなンだがな」

クリパ『だから、「好きで」ここにいるんですよう?』

一方通行「………チッ、勝手にしろ」


──そう言った新統括理事長の顔が少しだけ緩んだことを指摘して、マニアックな所を責められる人工悪魔なのだった。



【関連】

テッラ「ほう…私が禁書キャラと戦うスッドレですか」
http://ayamevip.com/archives/52714836.html

テッラ「ほう…私が禁書キャラと戦うスッドレですか」2
http://ayamevip.com/archives/54259259.html

テッラ「ほう…私が禁書キャラと戦うスッドレですか」3
http://ayamevip.com/archives/54259464.html

テッラ「ほう…私が禁書キャラと戦うスッドレですか」4
http://ayamevip.com/archives/54259477.html

フィアンマ「なるほど…俺様が禁書キャラと戦うスッドレというわけか」
http://ayamevip.com/archives/54355978.html

オティヌス「どうやら…私が禁書キャラと戦うスッドレらしいな」
http://ayamevip.com/archives/54355981.html

テッラ「ほう…私が禁書キャラと戦うスッドレですか」5
http://ayamevip.com/archives/54259494.html

一方通行「よォは、俺が禁書キャラと戦うスッドレなンだろ」
http://ayamevip.com/archives/53611347.html

テッラ「ほう⋯私がとある禁書キャラと戦うスッドレですか」
http://ayamevip.com/archives/54259512.html

テッラ「ほう⋯私がとある禁書キャラと戦うスッドレですか」2
http://ayamevip.com/archives/54356125.html

テッラ「ほう⋯私がとある禁書キャラと戦うスッドレですか」3
http://ayamevip.com/archives/54356163.html

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