幼シャミ子「……ひぐ、ぐす」
桃「……シャミ子が幼女に…、これはどういうことかな?」
リリス「よくわからぬが、最近、とつぜんまぞくになったことによる
一時的な影響かもしれぬな」
リリス「まあ、放っておけばもとに戻ると思うが、多分」
桃「多分って…、そんな適当な…、もしこのままシャミ子が元に戻らなかったらどうするんですかっ」
幼シャミ子「ひぐ…えぐう…、もんも、もんも」ギュウ
桃「えっ…」
元スレ
幼シャミ子「もんも、もんも」ギュウ 桃「…………」キュン
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良子「おねえ、桃さんにはなついてるっ」
清子「あらあら、ほんとですね、それに泣き止んでいます。
あの、もしよかったら優子が元に戻るまで面倒をみてやってもらえませんか」
桃「や…、けど、小さい子の世話なんか、そんなこと、わたしにできるわけ…」
幼シャミ子「もんもぉ…」ぎゅう
桃「いや、あの……」きゅん
リリス「とかなんとか言って桃よ。お主もまんざらではないではないか」
桃「あ、いやべつにわたしはっ…」
清子「では、優子のこと、よろしくおねがいしますね」
桃「え、ええ…」
桃宅
桃「承諾してしまった…けどこれからどうしたら」
幼シャミ子「……」
桃「どうしよう、シャミ子も暇そうにしてるし…、そうだっ」
桃「ほら、シャミ子、たまさくらちゃんの人形だよ、ほらっ」
幼シャミ子「……」
桃「ええ…?無反応…?」
桃「そ、それなら、め、メタ子、こっちおいで」
メタ子「時は来た」
幼シャミ子「キャッキャ」
桃「ええ…」
桃「シャミ子が喜んでくれたのはうれしいけど、たまさくらちゃんに
反応を示してくれなかったのはなぜだか悲しい…」
メタ子「時は来た」
幼シャミ子「きゃっきゃ…、あ…」ぐうう…
桃「え?」
幼シャミ子「……」ぐうう…
桃「もしかして、お腹がすいたの?確か冷蔵庫に…、あった」
桃「ほら、シャミ子。バナナ味のプロテインだよ、それにササミも」
幼シャミ子「ぐす…えぐ…えぐう…」
桃「!!??」
幼シャミ子「えぐう…えぐう…!」
シャミ子「っ…!わ、わかったシャミ子、ちょっと待っててっ」
……10分後
ミカン「たっだいまー、ってあれ、桃?その小さい子はどなた」
シャミ子「実はかくかくしかじかで」
ミカン「ええっ、それじゃあその子、シャミ子なの!?
え!?それで、桃は台所で何してるの?」
桃「シャミ子にご飯を作ってあげてる、
いま、牛100%ハンバーグができた。ほら、シャミ子お食べ」
幼シャミ子「あうー」
ミカン「!!??ちょ、ちょっと待って桃、そのどす黒いの、シャミ子に
食べさせる気っ!?」
桃「そ、そうだけど。けど、シャミ子は前もこの料理を食べてくれて」
ミカン「駄目よそんなの、病気になっちゃうわ。ほら、シャミ子。
柑橘類を買ってきたから、これをお食べ」
幼シャミ子「もぐもぐ……」
ミカン「よかったちゃんと食べてくれてる。お味はどうかしら?」
幼シャミ子「きゃっきゃ」
ミカン「よかった、笑顔だわ、きっとおいしかったのね」
幼シャミ子「ミカンっ」ぎゅうう…
ミカン「あらあら」
桃「!!??」
幼シャミ子「ミカンっ…!ミカンっ…!!」
ミカン「ちょ、ほらそんな抱き着かないで、もうっ可愛いわねっ、
あ、そうだ、ほら、シャミ子、もっと柑橘類、食べ」
桃「み、ミカンっ!だ、だめっ!シャミ子にそんなに柑橘類ばっかり食べさせ
たら、将来すっぱい大人になっちゃうからっ」
ミカン「す、すっぱい大人っ!?どういう意味」
桃「しゃ、シャミ子もほら、ミカンから離れて、ほら、わたしの牛ハンバーグも
お食べ」
ミカン「ほら、シャミ子、柑橘類」
幼シャミ子「うまうま」
桃「ミカンッ!!」
…
ミカン「けど、これからどうするのよ、桃。シャミ子がこんなことになって」
桃「わからない、リリスさんはそのうち元に戻るようなこと言ってたけど」
桃「けど…、今のシャミ子が2~3歳くらいとして、成人になるまであと17~18年くらい」
桃「女で一つで育てていくのは大変だけど…、頑張ってみようと思うんだ」
ミカン「って育てる気なの!?」
桃「大丈夫だよ、すでにメタ子もいるし、あとプラス1くらい」
ミカン「メタ子とシャミ子を一緒にしたらダメでしょっ」
桃「それに、シャミ子のお母さんと良ちゃんにも任せられたし…、しばらく
シャミ子を育ててみようとおもう」
ミカン「桃…、わかったわ。それじゃあ私も協力する。シャミ子の
お世話、私も手伝うわ」
桃「ミカン、ありがとう」
ミカン「それじゃ、シャミ子。さっそく、一緒にお風呂入りましょうか、
私がシャミ子を湯舟にいれてあげる」
幼シャミ子「あうー」
桃「まってミカン、違うでしょ」
ミカン「え?どうしたの桃、シャミ子のお世話を手伝いするって言ったでしょ?
だからシャミ子をお風呂に」
桃「うう~ん、それはわかるんだけど違う。具体的には
シャミ子をお風呂に入れるのは私の役目だから、ミカンは食器でも洗っててくれる?」
ミカン「ええ、けどわたし、さっきまで外にいたから先にお風呂に入りたいわ」
桃「ミカン、ちょっとこっち来て?」
ミカン「え?」
……
ミカン「あっちょ、…だ、だめっ、呪い出ちゃうからっ、わ、わかりましたっ!
一番風呂は桃とシャミ子に譲るっ、皿洗いしときますからあっ!」
その晩
桃「シャミ子はわたしのベット使って寝ていいからね、わたしは居間のソファーで」
幼シャミ子「もんもぉ…」ぎゅっ…
桃「え…?」
ミカン「たぶん、桃と一緒に寝たいんじゃないかしら?」
桃「け、けど…」
ミカン「いいじゃない、今のシャミ子はまだ小さいんだし…
一緒に寝てあげなさいよ」
幼シャミ子「もんも…」
桃「……」
…
幼シャミ子「すう…すう……」
桃「よかった、ちゃんと寝付いたみたいで…、それじゃそろそろ私も…」
幼シャミ子「すう…すう…もんも…」ぎゅう
桃「…」
桃「大丈夫だよ、シャミ子…、シャミ子が小さくなろうが、どうなろうが…
わたしが守ってあげるからね」ぎゅう
桃「……、すう…すう」
次の日
ミカン「桃ー、シャミ子。朝ごはんでき…、きゃああああ!」
桃「ん…、み、ミカン…?いったいなにが…、え?」
シャミ子「んん…、どうしたんですか…?こんな朝から騒々し…、きゃあああ!」
シャミ子「な、なんでわたし、こ、こんなところにっ…そ、それにな、なんで
裸になってるんですかあっ!?」
桃「え?あれ…、シャミ子、元に戻ったんだね、よかった…、きっと元の
大きさに戻ったから服が破れて」
シャミ子「よ、よかったって何があったんですか…、そ、それに桃っ、なんで
さっきから私に抱きついて…あ、あああのそのっ」
桃「えっ?あっ、ち、違っ、…こ、これは…!ミカン、ちゃんと説明してっ」
ミカン「や、やだっ桃っ、シャミ子を裸にしてそんな…っ、夜中
何してたのよっ!ふ、不潔よっ!」
桃「!!??」
桃「ち、違うでしょミカンっ!動揺しないでちゃんとシャミ子に説明してっ、
シャミ子、これはちがくて、これはシャミ子が一時的に幼くなって」
シャミ子「確かに幼いってよく言われますが、桃のせいで大人になってしまいました…ぐす、ぐす」
桃「!!??え、ち、ち、違っ、しゃ、シャミ子の中で大いなる誤解が生じてるから
ちゃんと話をっ」
シャミ子「こ、これで勝ったとお、思うなよぉ!ぐす…ひぐうっ!」
桃「シャ、シャミ子ぉ!」
がんばれシャミ子っ!
一応言っておくとまだまだ子供のままだぞっ
完
ガヴドロも書いてたでしょこの人。全部読みたいのに検索しようがないんだよ