桃「…、おかえりミカン」
ミカン「ええ、ただいま、どうしたの?なんかドタドタ音がしたけど」
桃「別に。なんでもないよ、はあ…はあ…」
ミカン「あれ?桃、なんか息きれてどうしたの?それに顔も赤いような」
桃「そこは引っかからなくていい」
ミカン「けど…、ん?」
シャミ子「……っ、はあっ…、はあっ…」
元スレ
ミカン「ただいま、桃っ、おいしそうな柑橘類買ってき…」 桃「」ドタドタ
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ミカン「あら?シャミ子も来てたのね?シャミ子も一緒に柑橘類を…ってあれ?」
ミカン「どうしたのシャミ子、顔真っ赤だし、息も荒いわ?もしかして風邪なんじゃあっ」
シャミ子「い、いえ…、ち、違うんですっ…、大丈夫です…、これはそのっ…はあ、はあ…」
ミカン「大丈夫じゃないでしょ、ほら、早く横になって、顔もなんだか涙目だし、具合悪いんでしょ、ほらはやく」
桃「ミカン、シャミ子なら大丈夫だよ」
ミカン「え?けど…、桃っ…!」
桃「問題ない、問題ないんだよ」
桃「問題ないんだよ、そう、問題ない。あと、言い忘れてたけど、…問題はないんだよ」
ミカン「け、けどっ、桃が何と言おうと、やっぱり少し休んだほうがいいわよ、
体もなんだか熱くて、ほてってるしっ、それにあら…?」
ミカン「シャミ子っ、首筋のあたりがものすごく真っ赤になってるっ!どうしたの、虫にでも刺されたの!?」
シャミ子「ひっ…!、こ、これはそのあの、ち、違くてあのそのあのっ…」ビクビクッ
ミカン「どうして隠すの、ほらちゃんとみせて…やだ…、こんなにたくさん虫にさされた跡が…、ちょっといったいどういう」
桃「ミカンやめて、シャミ子怖がってるから」
桃「あんまり追及するのはよくない、よくないと思う。触れないで行こうミカン。
そこは引っかからないで行こう」
ミカン「け、けど…」
桃「きっとシャミ子は修行ですこし疲れただけなんだよ」
ミカン「え?修行って…、家の中で?」
桃「うん、ミカンが予定よりもずっと早く帰ってくるまで、
家の中で…少し、筋トレして運動してたから…、それで少し疲れただけなんだよ」
桃「そうだよね、シャミ子」
シャミ子「は、はい……、そ、そうです…」
ミカン「え、やだそうだったのっ、それならそうと言ってよもう…、けどあれ…」
ミカン「それじゃ、シャミ子の首筋の大量の虫刺されあとは一体」
桃「そこは引っかからなくていい」
ミカン「けど、桃。シャミ子を鍛えるのはいいけど、ちゃんと時と場所を
わきまえたほうがいいんじゃないかしら?」
ミカン「家の中だっていうのに、シャミ子がこんなに息上がるくらい
しごいたらシャミ子がかわいそうじゃない」
桃「そうかな?けど、シャミ子も気持ちよさそうにしてたし」
ミカン「何言ってるのよ、筋トレしてキモチいいなんてことあるわけないじゃない、
もう、桃ったら、無理強いはよくないわよ」
桃「そんなことない、無理強いなんてしてない。してない。
シャミ子もちゃんと受け入れてくれてたよ。そうだよね、シャミ子」
シャミ子「えっ、あのっ…、あうっあのっ…!」びくびく
ミカン「あ、けどシャミ子。そろそろ服着たほうがいいんじゃないかしら?
どうして危機管理フォームになって、そんな半裸みたいな恰好で筋トレしてた
のかよくわからないけど」
ミカン「筋トレして汗をいっぱいかいたみたいだしか、そのままじゃ風邪ひくわ」
シャミ子「は、はい…////」
ミカン「そうだわシャミ子、さっき柑橘類と一緒に、みかんの皮のお茶を買ってきたから入れてあげるわね」
ミカン「これを飲んだら汗で冷えた体も温まるだろうし、風邪の予防にも
なるから最高よっ、さっそくいれてあげるわねっ」
シャミ子「何番茶までいれる予定ですか……?桃は3,4回はいれてきます…」ビクビク
ミカン「急に何の話っ!?」
完