女「ええねん」
女「なんも言わんでもええねん」
女「一緒にいれればええねん」
男「でもさ」
女「ええねん」
男「おれも一緒にいたいけど、やっぱり彼女として会いたいって言うか」
女「ええねん。この関係がええねん」
男「なんでおれじゃダメなんだ??」
女「男は友達としては好きやで」
男「でも男としては見てくれてないよな」
女「異性としては普通w」
男「普通って」
男「おれはこんなに好きなのに」
女「早く彼女作れよw」
男「お前がいいんだって」
女「うちはあかんーw」
男「生殺しじゃん」
女「もーそういう話禁止や」
男「ごめん」
女「謝るな」
男「お前も・・・早く彼氏作れよ」
女「おう」
男「で、今日どこ行く??」
女「うーん。夜景見たい」
男「おし。今日は飲んでないから大丈夫」
女「ドライブドライブ♪」
男「○○山でいいか??」
女「どこでもええで~」
男「じゃ決まりな」
女「まだ初心者なん??」
男「あと3ヶ月位したら若葉マーク取れるよ」
女「まーええけど」
男「安全なんだぜ??みんな避けてくれるから」
女「早く運転うまくなれー」
男「ジュースとか買ってく??」
女「うーん。べつにいらん」
男「そか」
女「そのコーヒーちょっとちょうだい」
男「ん」
女「さんきゅ」
ブロロロ・・・
男「この辺とか??」
女「んーよおわからん」
男「ちょっと奥まで行ったら絶景スポットがあるはず」
女「じゃあ行こ」
男「上着着てけよ??」
女「大丈夫やってw」
男「ソデ持つなって///」
女「だって暗いんやもん」
男「・・・足元気をつけろよ」
女「うん」
女「うお」グラッ
男「だから言ったのに」
女「ソデ持っとってよかったやろ??」
男「う、うん。まあ・・・」
イチャイチャ
男「カップルばっかだな。死ねばいいのに」
女「ほんまやなー」
男「あー彼女ほしい」
女「頑張れーw」
男「・・・うーん」
女「なに??」
男「なんでもない」
女「うおーすげー」
男「キレイだろ」
女「すげーすげー」
男「ほらあの辺とか」
女「すげーきれー」
男「もっと言うことないのかよ」
女「・・・すげー」
男「寒くないか??」
女「大丈夫」
男「そろそろ戻るか??」
女「もうちょっと見たい」
男「うん」
女「今誰もおらへんし」
男「・・・それどういう意味??」
女「・・・特に意味はなかった」
男「ちぇ」
女「あっこ座ろ」
男「おう」
スタスタ
女「星見れたらもっとええのになー」
男「曇だなー」
女「天気ええ日にもっかい連れてきてな」
男「あいよ」
男「学校は楽しいか??」
女「んー微妙」
女「早く卒業したいし」
男「大学は??」
女「多分行かへん」
男「大学生楽しいのに」
女「いらん。働くし」
女「行く頭もないからなー」
男「学校の友達は??」
女「んー微妙」
男「あの子と仲直りはしたか??」
女「微妙」
男「友達は大事にしとけよ」
女「・・・高校卒業したらもうええし」
女「友達は男がおったらそれでええ」
男「好きな男はできたか??」
女「おらんー」
男「そっか」ホッ
女「でも男とは付き合わんで」
男「もーなんでかなー」
女「知らんw」
男「ぷにぷに」
女「ほっぺ触んなw」
男「ぷにぷに」
女「んー」
男「ほっぺ好き」
女「知らんしなー」
男「寒くなってきたな」
女「戻ろか」
男「うん」
女「・・・」
男「だからソデを///」
女「こうしたら男はキュンってなるんやろ??」
男「この確信犯め」
男「今度は晴れた日にな」
女「うん」
男「じゃおやすみ」
女「おう。またなー」
ブロロロ・・・
チャラ~ン ピッ
女『今日はありがとぉ(絵文字)また連れてってな♪』
男「今度は・・・どこ連れてってやろうかな・・・」
―別の日―
トゥルルルル ピッ
男「もしもし」
女「男ー」
男「おう久しぶり。どうした??」
女「えへへー迎えに来てー」
男「おまw酔ってるな??」
女「ちょっとだけやでー」
男「どこ??」
女「今すぐ近くー」
男「ちょっと待ってろ」
女「あははー」
男「ったく。この未成年が」
女「おっちゃんらに飲まされてん」
男「なんのおっちゃんだよ」
女「なんか自治会の打ち上げ??おとんについてってん」
男「何杯飲んだ??」
女「5杯くらい」
男「ったく」
女「あははーまっすぐ歩かれへん」
男「こっち」
女「どっちー??」
男「だからこっち」グイッ
女「弾平ーwww」
男「は??」
女「あはははー」
男「ほらジュース」
女「ありがと」
ゴクゴク
男「マシになったか??」
女「おう。もう普通」
男「嘘付け。まだ顔赤いだろ」
女「赤ないし」
男「赤い」ぷに
女「ぷにぷにすんなー」
男「顔熱ッ」
女「えー」
男「飲みすぎだ」
女「うーん」
男「ったく」
女「頭痛い・・・」
男「なでなで」
女「うーん」
男「なでなで」
女「もっと」
男「なでなで」
女「もっと」
男「なでなで」
男「ほらジュース飲んで」
女「うん」
女「男ー」ギュ
男「うお。何??」
女「ぎゅーして」
男「お、おう///」
女「んー」
男「(やべ、いい匂い///)」
女「んー」すりすり
男「(む、息子よ我慢しろおおおおおおおお)」
すりすり
女「あんなー」
男「う、うん」
女「今日なー」
男「うん」
女「彼氏できた」
男「・・・え??」
女「彼氏できたで」
男「・・・マジか」
女「うそやしーwwwww」
男「・・・嘘かよ」
女「もっとリアクションしてやー」
男「無理。お前そういう冗談やめろよ」
女「・・・ごめん」
すりすり
男「抱き合いながら言うことでもないだろ」
女「そやな」
男「彼氏できたらちゃんと報告してくれよ」
女「うん。やきもち焼く??」
男「それは焼く」
女「www」
すりすり
男「なあ」
女「ん」
男「こないださ、なんで泣いてた??」
女「こないだって??」
男「ほら、みんなで、カラオケとか行った日」
女「泣いてないで??」
男「嘘。部屋出てちょっとだけ泣いてただろ」
女「泣いてないしー」
男「意地張るな」
女「・・・」
男「なあ、なんかあった??」
女「・・・」
男「聞かないほうがいい??」
女「別に・・・何もない」
男「おれにも言えない??」
女「・・・」
女「ちょっと、落ちてたかも」
男「学校とか??」
女「・・・そんな感じ」
男「おれに相談してくれれば」
女「うん。ゴメン」
男「謝らなくていいけどさ」
女「ちょっと、がーってなって」
男「うん」
女「もう大丈夫」
男「あんま心配させんなよ」
女「うん」グス
男「泣いてる??」
女「泣いてへん」
男「泣いてるじゃん」
女「泣いてへん!!」グス
男「意地張るなって」
女「張ってへん!!」
男「もー」ギュ
女「知らん!」
女「あほ」ギュ
男「あほって言うな」
女「あほー」
男「・・・」
女「怒った??」
男「別に」
女「家帰らんと・・・」フラフラ
男「鍵は??」
女「こん中」ゴソゴソ
男「親大丈夫か??」
女「うん。まだ大丈夫」
ガチャガチャ
男「・・・またな」
女「おう。ありがと」
男「・・・いい匂いだったな・・・」ドキドキ
男「誰にでも・・・ああやって抱きつくのかな・・・」
男「はぁ・・・帰ろ」
―また別の日―
女「あ、男や」
男「・・・」スタスタ
女「おーい男ー」ノシ
男「ん??おお、どうした」
女「学校帰りやねん」
男「そっか」
女「おなか空いたー」
男「・・・でも友達待ってるじゃん」
女「あーせやな」
男「また次の時にな」
女「約束やで??」
男「何か約束したっけw」
女「マクド!おごりな!」
男「はいはいw(そんなもんでいいのならw)」
女「約束やで??破ったら目玉くりぬくからな」
男「こええよw」
女「ごめんなー」
女友「いいよー。あの人彼氏??」
女「ちゃうってーw」
きゃいきゃい
男「ふぅ・・・帰るか」
―また別の日―
女「な!な!こないだな!」
男「おう」
女「お笑いライブ見に行ってきてん」
男「おお。どうだった??」
女「めっっちゃ面白かったで!」
男「誰が来てた??」
女「えーとなーポップコーンとかなー大森小森とかなースタンドライムとかなー」
男「(やべえ全然わかんない)」
女「団団団とかなーコーヒーシロップとかなー」
男「(・・・お笑い・・・おれも見るか・・・)」
女「とにかくめっちゃ面白かった!」
男「・・・」
女「知らんの??」
男「・・・うん・・・」
女「あかんでーお笑い見なー」
男「そうだな。何がお勧め??」
女「今度DVD貸したるからとりあえずそれ見い」
男「おう、ありがと」
女「ポップコーンめっちゃかっこよかったし!」
男「顔かよw」
女「でもおもろいねんで??最高やん!」
男「お笑いってツッコミが大事ってよく聞くけど」
女「せやなーツッコミ下手やったらあかん」
男「ダブルボケは??」
女「あれはなんかうち的には微妙」
男「難しいな」
女「男はあかんなーお笑いの話できひん」
男「う・・・勉強します」
女「パソコンばっか見てたらあかんよ」
男「動画サイトとかでお笑い見れるじゃん」
女「あれは邪道や」
男「そうなの??」
女「ライブなら巨大コケシもすごいで!」
男「巨大コケシ??(なにやら卑猥な名前)」
女「うん!巨大コケシのツッコミは生で見るべきやで!」
男「ぶふぉ!」
女「どしたん??」
男「い、いや」
女「とにかくやな、巨大コケシの生ツッコミは・・・」
男「わ、わかったから。声がでかい」
女「あかん??」
男「ま、今度DVD貸してくれよ」
女「おう♪お勧め貸したる」
男「お笑い本当好きだよな」
女「大阪人なんは関係ないで??」
男「本当かな」
女「ほんまやで!」
―また別の日―
男「お好み焼きと一緒に何でご飯食べるんだ」
女「お好み焼きはおかずやん」
男「でも炭水化物と炭水化物だろ」
女「成分では食は語られへんって」
男「ほらソース付いてる」フキフキ
女「んん」
男「おいしい??」
女「うん」モグモグ
女「関東でご飯食べれるお好み焼き屋があるとは」
男「まあ珍しいよな」
女「お気に入りに入れとくな」
男「気に入ったみたいでよかったw」
女「お菓子といえばわさビーフやんな」
男「突然何をw」
女「やんな!」
男「お前わさびキライじゃん」
女「わさビーフだけは許す」
男「基準がわからん」
女「辛いのはあかんねん」
男「わさビーフ辛くないのか」
女「辛くないねん」
男「・・・わからん」
男「ていうか女キライなもの多いよな」
女「そんなことないで」
男「生の魚」
女「あかん無理」
男「ほら人生の半分を損してるぞ」
男「すし屋行ったらなに食うんだよ」
女「すし屋行かへんし。玉子とか食べれるし」
男「・・・ハンバーグとかな」
女「あれは邪道や」
男「・・・」
女「男やってキライなものくらいあるやろ」
男「全然ないよ」
女「じゃあ虫食えるんか」
男「それを最初に持ってくるなw」
女「あえて挙げるとしたら食べられへんものは??」
男「・・・カリフラワーとか」
女「あの緑n」
男「白いほうな」
女「白いほうがカリフラワーな」
男「そうそう」
女「ブロッコリーは??」
男「あれは大丈夫」
女「どう違うねん」
男「あれ??指輪」
女「ああこれな。別になんでもないで」
女「ペアリングかと思った??」
男「・・・いや」
女「正直に言い」
男「・・・はいはい」
女「ちゃうでー安心してーw」
男「・・・(くそ)」
女「男はアクセサリーせえへんな」
男「邪魔臭いからな」
女「ネックレスは??」
男「持ってない」
女「そか・・・持ってないんか」
―また別の日―
男「・・・これ何??」
女「こないだアクセサリーどうこう言ってたやろ??」
男「ネックレス・・・」
女「うん。あげる」
男「あ、ありがと・・・マジでありがとな」
女「おう♪」
男「(何気に初のプレゼントじゃね)」
女「大事にしてな♪」
―また別の日―
男「なぁ・・・」
女「ん??」
男「こないだのネックレスさ・・・」
女「うん」
男「何でくれたの??」
女「・・・」
男「・・・」
女「いや、それつけたらちょっとは男もかっこいいかなって」
男「それだけ??」
女「・・・一応」
男「なーんだ」
女「・・・」ドキドキ
男「あ、これ」
女「!?」
男「お返しでおれからもプレゼント」
女「え??マジで??」
男「まあおれの趣味なんで合うかわかんないけど」
女「ネックレス!一緒や!」
男「ま、時々でいいからつけて」
女「ありがと♪」
男「(・・・やけに上機嫌??)」
女「♪」
男「・・・まあいいか」
女「なにが??」
男「なんでもない」
女「なんやねん」
男「なんでもないねん」
女「関西弁ヘタやなw」
男「うるさいなw」
男「で、だ」
女「うん」
男「もう一回言いたいんだけど」
女「うん」
男「おれは女が好きだ」
女「・・・うん」
男「でも・・・女はおれのこと、別に好きじゃない。それはわかってる」
女「・・・」
男「でもやっぱり、どうしても付き合いたい」
女「・・・わかるで」
男「この微妙な関係から進みたい」
女「・・・わかるんやけど」
男「だめかな」
女「だめちゃんうねんけど」
男「じゃあ!」ギュ
女「うあ」ドキドキ
男「好きだ」
女「うああああ(なんかいつもとちゃう・・・)」ドキドキ
女「ちょ、待って」
男「うん」
女「いや男の事は好きやけど、そういう好きとはちゃうねん」
男「それは知ってる」
女「わかってくれへんの??」
男「わかりたくないだけだ」
女「・・・一回だけな」
男「??」
女「一回だけ・・・試しで付き合う」
男「マジで!?マジで!?」
女「しゃあなしやで///」
男「おう!おう!(うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお)」
女「喜びすぎw」
男「あはは。だって嬉しいからな」
女「明日別れるかも知らんで??」
男「それは勘弁w」
女「どうしよかなw」
男「やベー嬉しすぎて・・・」
女「嬉しすぎて??」
男「・・・何も思いつかないw」
女「・・・せめてボケようやw」
男「はーじゃあ今日は手繋いで帰ろうか♪」
女「家すぐそこやん」
男「いいのいいの」
女「・・・しゃあなしやで」
男「おう♪」ギュ
女「ていうか付き合ったからって言ってもあんまり変わらんよな」
男「そうか??おれはそんなことないぞ」
女「うちは普通。いつもどおりやし///」
男「顔赤いぞ」
女「赤くない!」
男「赤いって」
女「赤くない!」
女「あほ」
男「あほって言うな」
女「あほ」
男「・・・♪」
女「なんで嬉しそうやねんw」
男「別にw」
★おしまい★