桃「み、ミカンっ!」
ミカン「え?あ、ごめんなさい、お邪魔だったかしら?」
桃「べ、別に…けどごめん、今忙しいから」
ミカン「そう、ごめんなさい。また、その…SS?っていうのを投稿してるのかしら?掲示板に…」
桃「違う…今は書き溜めてるだけ」
ミカン「そ、そうなのね、けど書き終わったら、投稿するのよね」
桃「別に…ミカンには関係ない」
ミカン「そ、そうだけど…、ねえ…それって楽しいの…?」
桃「……っ!!」
元スレ
桃「『シャミ子が悪いんだよっ』…と、よし、筆が乗ってきた」カタカタ ミカン「桃、一緒に柑橘類でも食べない?」ガチャ
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1573829352/
桃「だ、だからミカンには関係ないからっ…」
ミカン「け、けど桃…、そ、その…、シャミ子と桃の空想のお話を文章書いて…、それを不特定多数の人がみる掲示板に投稿するのって…なんだかおかしいわ」
桃「お、おかしくないからっ、この掲示板ではみんなしてるしっ」
ミカン「けど内容だって、桃とシャミ子が…、え、エッチな内容ばかりなのも変だわっ!シャミ子が知ったらなんて思うか…!」
桃「!!??み、ミカン…、な、なんでSSの内容まで知って…!」
ミカン「え…、いやそれは…、ごめん。桃のことが心配で、パソコンの中身…確認して…」
桃「」
桃「」
ミカン「あ、ご、ごめん桃っ!け、けど、私あなたのことがホントに心配でっ」
ミカン「SSも頑張って読んでみたけど、正直、何が面白いのか全然わからないのっ! 桃がシャミ子にエッチなことする内容に終始してるし…、正直読んでて苦痛だし、気持ち悪いわっ!」
桃「」
ミカン「それに内容もセリフだけで全然わかりにくいし、ものすごく陳腐だと思うのっ桃はきっと創作とかそういうの、向いてないわよ絶対!」
桃「」
ミカン「ねえ、こんなものを部屋で書いてるよりもっと楽しいことしましょうよ、買い物行ったりとか、どこか遊びに行ったりとかっ!そうだわっ、シャミ子も誘って3人で遊びに…」
桃「……」
桃「……レス、つくから」
ミカン「……え……?」
桃「…ミカンみたいな子には理解されないかもしれないけど…、私のSS…、投稿すると…結構、レス、つくから…時間帯によるけど」
ミカン「え…、え?」
桃「シャミ桃尊い、とか…、エッッッッッッッッ!、とか、やっぱシャミ桃だわ…、とか…ヘタレ桃さん頑張れ…とか、そういう反応…、ちょこちょこもらえてるから…!!」ワナワナ…
ミカン「え、あ、あの、桃…」
桃「あと…!、……まとめサイトに載って……、そこでもコメントあるから…」
桃「ちょっとだけコメントで……シャミ桃いいよね……、…って……」
ミカン「え………、え………?」
ミカン「え、あ、あのちょ、ちょっと…桃…!?え、も、もしかして…な、泣いてる?」
桃「な、泣いてない…っ、これは…………っ、目汁……っ!」
ミカン「あ、ご、ごめんっ、わ、わたしまたやらかしたかしらっ!ご、ごめんね桃っ、もう言わないからっ!お、お願いだからもう泣かないでっ」
桃「ぐす…ぐす…」
ミカン「そ、そうだわっ!桃が、そ、そのSS?を投稿する遊び、私も一緒に混ぜてもらってもいいかしらっ!レス…?っていうのかしら? とにかく、反応が多いのが楽しいのよねっ」
ミカン「それじゃあ桃が投稿しはじめたら、わたしもその掲示板で、応援のレスをたくさんして…」
桃「いやもういいから、ホントやめてっ…、ミカンにはわからないから…それよりSSのこと全部忘れて…お願いだから…忘れて……ください…ぐす…ぐす」
ミカン「あ、あああ、うん、わかったわ…忘れる、きれいさっぱり忘れるからっ」
完