少女「嫌だよぉママぁぁ」
母親「黙れ、お前を養うのにどんだけ金かかったと思ってんだよ!!」
少女「嫌あぁ」グスン
母親「いいから付いてきな!ほら行くよ!!」
少女「うわーん、助けてえぇぇ……」
元スレ
少女「ヤクザさんに売り飛ばされちゃう……」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1353761933/
闇医者「ほう、この歳だとまだ綺麗な内蔵が取れますね」
母親「そうかい、じゃあさっさと取って金よこしな」
闇医者「とりあえず腎臓からですかねぇ、腎臓は一つ取っても死にませんし、需要もあって内臓の中ではかなり高価ですからね」
少女「いやだよぉぉぉ!!やめてよぉぉ!!」
母親「うるさい、それでいくらくらい貰えるんだ?」
闇医者「これくらいですかね」スッ
母親「なるほど、じゃあ今すぐ取ってくれ」
闇医者「かしこまりました」
少女「ああああぁっぁぁぁ!!やめてええ!!!」
母親「仕事行ってくるから家で大人しくしてろよ」
少女「うぅ……内臓一個取られちゃったよぉ……」
少女「ママ、お腹すいた」
母親「はぁ……これでも食べてな」
少女「コーンフレーク……」
母親「文句でもあるの?」
少女「ない……」
少女「はぁ、こんな日が続くのに耐えられるのは猫さんがいるからだよ」ギュ
猫「僕はいつまでも君の味方だよ」
少女「うん、ありがとう、猫さんだけが私の友達だよ」
猫「僕も少女ちゃんと話してて楽しいよ」
少女「うん!今日は何して遊ぶ?」
猫「なんでもいいよ、少女ちゃんの好きな事で」
少女「じゃあこれで遊ぶ!」ポイ
猫「ガウガウって僕は犬じゃ無いからボールは取らないよ!」
少女「そっか、じゃあ次ね」
少女「次はこれ!」
猫「何だいそれは?」
少女「おままごとセット!」
猫「じゃあ少女ちゃんは何の役にする?僕はお父さん役にするよ」
少女「じゃあ私がお母さんね」
猫「少女、ご飯はまだか?」
少女「あなた、今日はこれよ」
猫「何?コーンフレークじゃないか」
少女「うん、これしか無かったの、ほらあーん」
猫「あ、あーん」
少女「あ!こぼれちゃったじゃない」
猫「ごめんよ、僕は猫だからフレーク食べられないんだ」
少女「そっか……」
少女「あ、ママが帰ってきた」
母親「あー疲れた、少女!あんたコーンフレーク猫に食べさせたの!?」
少女「うん、おままごとしてたから」
母親「猫にこんなの食べさせたらダメだろうが!!ほーら猫おいでー、猫にはこのマグロをあげるよ~」
猫「みゃー」
少女「(あ、猫さんは私以外の人の前では喋っちゃいけないんだっけ)」
母親「あんたの飯はこれだよ」
少女「なにこれ……」
母親「仕事先で貰ってきた残飯だよ、お前にはこれで十分だろ」
少女「うん……猫さんこっちに来て一緒に食べよっ」ギュ
母親「おいごら!猫はこっちでマグロ食べさすんだよ」ヒョイ
少女「猫さん……」
猫「みゃー……」
母親「今から寝るから、あんたも適当にそこらへんで寝ろよ」
少女「布団は?」
母親「そんなもんねぇよ、この一枚は私が使うからな、仕事で疲れてんだ、当然だろ」
少女「そっか……」
少女「猫さん、一緒に寝ようか」
猫「みゃー」
少女「ママはもう寝たから喋ってもいいよ」
猫「少女ちゃん、僕を抱いて寝たら少しは暖かいかも」
少女「そうだね、猫さんも暖かいし一石二鳥だね」
猫「うん、明日もあの怖い人のところに行くんだよね?」
少女「うん……仕方ないよ、私を育てるのにお金がかかったみたいだし」
猫「そっか……じゃあ今日はもう寝て明日に備えないとね」
少女「だね、おやすみ」
少女「……そんなの……入らないよぉ……」
母親「起きな、少女!」
少女「……ん、おはよう」
母親「おはよう、じゃねーよ、今日もお前の身体売りに行くから支度しな」
少女「うん……」
猫「みゃー……」
闇医者「今日はどこをお売りいただけるのですかな?」
母親「今日は歯と血を抜いてくれ」
闇医者「わかりました、腎臓よりはかなり値段が下がりますが、よろしいでしょうか?」
母親「ああ、こいつにはまだまだ稼いでもらわないといけないからな」
少女「怖いよ……」ブルブル
闇医者「それじゃ早速」
少女「あああぁぁぁあぁぁぁああ!!!」
闇医者「それではこれが代金です」
母親「ああ、また来るよ」
闇医者「少女ちゃんの子宮でしたら個人的に買取りますが?」
母親「いや、あいつには大きくなったら援交してもらうからな、そこらへんは置いておきたい」
闇医者「ほう、ではその時は私も一発ヤらせていただくとしよう」
母親「処女を売ってやるよ、ただ値段ははずめよ?」
闇医者「わかっておりますとも」
母親「じゃ、帰るぞ少女!」
少女「うん……」
母親「お前歯が無いから飯いらねーだろ?」
少女「え」
母親「今日は焼肉だけど残念だな、じゃあ外で食ってくるから、おとなしくしとけよ」
少女「うん……」
少女「お腹すいたな……」
少女「何か食べるものないかな?」
猫「大丈夫?少女ちゃん……?」
少女「うん大丈夫だよ、まだ少し口の中が痛むけど」
猫「そっか……大変だね」
少女「だけど私には猫さんがいてくれるから!」
少女「とりあえず自分で卵焼きでも作るよ」
猫「頑張って少女ちゃん!」
少女「これをこうやってっと」
少女「ちょっとだけ水をいれてっと」
少女「できあがり!」
少女「うーんまあまあいけるよ」
猫「よかったね!」
少女「うん!猫さんも食べる?」
猫「僕は猫だから卵食べられないんだ」
少女「そっか、よし、お腹もいっぱいになったし遊ぼうか」
猫「そうだね!今日は何して遊ぶ?」
少女「今日はお医者さんごっこ!」
猫「いいよ!じゃ僕が患者さん役するよ!」
少女「わかった、えっと、何か痛むところはないですか?」
猫「うーん、お腹の下の方が少し……」
少女「ここらへんですか?」サワサワ
猫「もっとしたかな?」
少女「ここ?」
猫「もう少し下だよ」
少女「それじゃお腹じゃなくなっちゃうよ!」
猫「てへぺろ」
少女「じゃあ次の遊びね!」
猫「次は何するのかな?かな?」
少女「うーんとね、しりとりしよ?」
猫「いいよ、じゃあ僕からいくよ、にんぎょうのう!」
少女「う、う、うーんと、ウラン!……あ、ん、ついちゃった」
猫「やったー勝ったー」
少女「うう……」
少女「あ、ママが帰ってきた、焼肉美味しかった?」
母親「美味しかったよ、それもかなり」
少女「いいなあ」
母親「あ?何羨んでんだよ、お前に羨む権利なんてないだろうが」
少女「ごめんなさい……」
母親「それでいいんだよ、ほらちょっとだけもって帰ってきたから食べな」
少女「これは……?」
母親「床に落ちた肉だよ、まさか私の出す食べ物が食えないなんて言うんじゃないだろうね?」
少女「食べる……」
母親「じゃあさっさと食べな、あ、猫ー猫はこのサンマをあげるからねー」
猫「みゃー……」
少女「うう……」
少女「ねえママ」
母親「はぁ?疲れてんだよ話しかけんな!」
少女「ごめん」
母親「私と話していいのは、私から話しかけたときだけだ」
少女「わかった」
母親「じゃあ早く寝な」
母親「少女!布団からどきな」
少女「うん……」
母親「疲れてんだからさ、少しでも声だしたくないんだよ、わかる?」
少女「うん……」
母親「じゃあさっさとどけよ」
少女「私――」
母親「あんたまだ口答えすんの?次喋ったら外で寝かすから」
少女「……」
少女「ママも寝たし、猫さんお話しようよ」
猫「うんいいよ!」
少女「あ、静かにしないとママに怒られちゃう」
猫「あ、ごめん」
少女「今日は私がお話してあげるね」
猫「うん、楽しみだよ」
少女「あるところに中学2年生の女の子がいました」
少女「その少女は両親から暴力を振るわれていました」
少女「そんな様子をみて可哀想だと思った神様は、女の子にこう言いました」
少女「お願い事を一つだけ聞いてあげよう」
猫「ふむふむ、神様いい人だね」
少女「女の子は神様にたいして、両親を殺して!もう耐えられない! と言いました」
少女「神様はそのお願いを聞いてあげました」
少女「女の子はリビングへ確認しに行きます」
少女「するとそこにはいつもの様に暴力を振るってくる親がいました」
少女「部屋に戻って女の子は神様に、こう言いました」
少女「さっきのお願いを取り消して!」
少女「神様は、一度聞いたお願いは取り消せないよ、と言います」
少女「女の子は泣き続けました」
猫「…………」
少女「ありゃ、猫さん寝ちゃってる……」
少女「私も寝よう」
少女「はぁ、神様……私のところに来てくれないかな」
少女「猫さんおやすみー」
少女「……ううぅ……大きいよぉ……」
母親「起きろ!」
少女「……ん、どうしたの?」
母親「どうしたのじゃねーだろ!何卵勝手に使ってんだよ!」
少女「あ、ごめん……」
母親「お仕置きが必要だな」
少女「やめて……」
母親「今日はあんたの皮膚でも売りに行こうかね」
少女「やだ……」
母親「やだ、じゃねーんだよ、じゃあ卵代払えよカス」
少女「お金持ってない……」
母親「じゃあ皮膚売りにくぞ」
闇医者「今日はどういったご用件で?」
母親「今日はこいつが勝手に使った卵代を、少女自自身に払ってもらおうと思ってね」
闇医者「ほう、どの部位を?」
母親「皮膚でいいだろ、卵だからな」
闇医者「かしこまりました、では早速」
少女「いやあああぁぁあぁ!!痛いよ!!痛いッッ!!いたいたいたいィッッ!!!!」
少女「帰ってきたけど、まだ左手の皮が痛い……」
母親「お前が悪いんだよカス、一生何も食うな」
少女「そんな……死んじゃうよ……」
母親「お前が死んで誰が悲しむんだよ、勝手に死ね、あ、どうせなら死ぬ前にお前の身体でおっさん相手にして貰うか」
少女「なに……?なにするの?」
母親「お前の毛も生えてない下の口で、おっさんのウインナー食うんだよ!」
少女「いや……もういや……」
母親「ま、考えとくか、仕事行ってくるから外でんなよ?でたら一生中にいれないからな」
猫「少女ちゃん……腕大丈夫?」
少女「大丈夫じゃない……もう嫌だよ……」
猫「替れるんだったら変わりたいよ……」
少女「ありがとう、猫さんがいてくれて本当に助かるよ」
猫「僕も楽しいよ、少女ちゃんと居て」
少女「ママが怒るのは疲れてるからなのかな……」
猫「そうなのかな……」
少女「だったらママにケーキを作ってあげよう!」
猫「ケーキか!僕作り方わかるから教えてあげるよ!」
少女「ありがとう!じゃ早速」
母親「はぁ今日も仕事疲れた」
少女「あ、ママおかえりなさい!」
母親「喋るなって言ったよな?」
少女「ごめんなさい……でも渡したいものがあって……」
母親「なに」
少女「これ!ケーキ作ったの!どう綺麗にできてるでしょ? お店のと同じくらい綺麗にできたの」
母親「お前また勝手に卵使ったのか?」
少女「うん完璧にできてるでしょ?……いつも疲れてるママに何か作ってあげたくて……」
母親「いいかげんにしろよッッ!!!」
少女「ヒッ……」
母親「はぁ……テーブルの上に置いとけ、明日の夜家の前の鯉にでもやるから」
少女「食べてくれないの?」
母親「話しかけんな、誰がお前が作ったもん何か食えるかよ」
少女「ごめんなさい……」
母親「お前育てんのもう疲れた、明日お前の内臓全部売るから」
少女「え……」
母親「お前の援交で稼ぐのもいいけど、めんどくせーわ、明日お前死ぬから、そのつもりでよろしく」
少女「…………うん……」
母親「じゃ寝るから、静かにしてろよ」
少女「猫さん、私明日死んじゃうみたい……」
猫「少女ちゃんが……!?」
少女「うん、仕方ないよね……」
猫「少女ちゃん……」
少女「そうだ、最後にママへの手紙書こう!」
猫「……」
少女「なんだかんだで、ここまで育ててもらったんだしお礼の手紙書かなきゃね」
猫「僕……寂しいよ」
少女「仕方ないよ、えーエンピツはっと、あ、ここにあった」
少女「――よしできた、これをケーキの隣に置いといて」
少女「私、死ぬのはいいんだけど、猫さんやママに会えなくなるのが辛いな……」
猫「僕も辛いよ……」
少女「う、生まれ変わっても……また会おうね、猫、しゃん……エッグエッグ」
猫「……うん」
少女「じゃあ、今日くらいはママの隣に入って寝よう、おやすみ猫さん」
母親「起きろ少女」
少女「起きてるよ」
母親「じゃあ行くか」
少女「うん……」
闇医者「ほうほう、今日はどういった要件で?」
母親「こいつの内臓全部売り払ってくれ」
闇医者「ふむ、かしこまりしました、では暴れられても困るので麻酔を」
少女「……」
闇医者「打ちますよ」
少女「ママ……ね……こ、さ……ん…………」
医者「医学が急に進歩しましてね、娘さんの病気が治る確率は100%ですよ」
ママ「そうですか!よかった!!」
医者「それも一瞬で治るんです!手術が終わった後は、しばらく目が覚めないでしょうが、家に連れて帰ってもらっても大丈夫です」
ママ「はい!どれくらいで目覚めるのでしょうか?」
医者「10時間後には覚めるでしょう」
ママ「これで……やっと……」
医者「そうです!では準備ができたようなので始めますね」
少女「――ん、んん」
少女「あ、あれ?私生きてる?」
少女「ここはどこ?」
ママ「少女!少女よかった!」ギュ
少女「きゃああ!!誰!?」
ママ「何言ってるの、ママじゃない、よかった少女、本当に……」
少女「あなたが何言ってるの!?嫌だ!!!ママ!!猫さん!!!!」
ママ「少女……ママがわからないの?」
少女「猫さん!!!猫さん!!!!!」
ママ「猫さんって、このぬいぐるみかしら?」
少女「違うッ!!!猫さんは生きてるの!!そんなぬいぐるみなんかじゃない!!!」
ママ「と、とりあえずおちついて少女」
少女「いやああぁああぁ!!!猫さんもママも居ない世界なんて生きてる意味がない!!!!
飛び降りて死ぬ!!」
ママ「やめなさい少女!!」
少女「うわああああ!!あああ!!!あああ!!!!!」ダダダッ
ママ「少女ーーーーー!!!!!!」
ママ「少女はマンションから飛び降りた……」
ママ「残ったのはコーンフレークでベトベトになった猫のぬいぐるみと」
ママ「見た目はぐちゃぐちゃだけど、今日一緒に食べようと思っていた置いていた、少女の作ってくれたケーキ」
ママ「それにいつの間にか置かれていた手紙……」
ママ「うっうっ……少女、こんなのいつ書いたのよ?」パサッ
ママ「……手紙が読めない…………」
ママ「……猫、読んで…………」
猫「……」
ママ「猫さん読んでよおおぉぉぉお!!!」
猫「……何々――」
おわりんりん
73 : 以下、名... - 2012/11/24(土) 23:29:38.02 N0PmXYw+0 46/52
ちょっと意味わからん
74 : 以下、名... - 2012/11/24(土) 23:30:13.57 8xhRoEWC0 47/52
おい誰か解説してくれ
75 : 以下、名... - 2012/11/24(土) 23:30:30.44 RTSJ/bGc0 48/52
△売り飛ばされる
○移植手術
79 : 以下、名... - 2012/11/24(土) 23:32:39.96 i41K1ap40 49/52
>>19
は歯医者
>>48
は皮膚科
80 : 以下、名... - 2012/11/24(土) 23:34:24.70 qvZNCOMl0 50/52
まさかエロが1つもないとはな
85 : 以下、名... - 2012/11/24(土) 23:35:32.16 i41K1ap40 51/52
>>80
少女の幻覚だから実際の暴力やエロは無かった
88 : 以下、名... - 2012/11/24(土) 23:37:30.22 i41K1ap40 52/52
統合失調病の少女は自分が売られる幻覚を見てましたって事です
そして最後ママと猫が話せるようになったのは
ママがショックで病気になっちゃったってこと