1 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 14:02:04.25 nZNTryAd0 1/32


「というわけで年明けで暇だし物々交換を行おうと思う!」

「なにが暇だしじゃ、おぬしセンター試験はどうしたのじゃ」

「はい!ということで今回のアシスタントは忍野忍ちゃん!ヨロシクドゾー」

「もう何も言うまい……」

「というわけで初めの品はこれだ!>>5」

「>>5?こんなものでまともに物々交換できるのかのぅ?」

「世の中にはクリップから家を手に入れたやつだっているんだぜ?大丈夫だよ」



元スレ
阿良々木「安価で物々交換」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1358053324/

5 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 14:04:23.53 RTvkOxaX0 2/32


パンツ


8 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 14:06:43.09 nZNTryAd0 3/32


「パンツだぜ」

「パンツのう…じゃが主さまよ他人の使用済み下着を欲しがる奴などおるのか?」

「ところがどっこいこれは>>14のパンツだからな!そんじょそこらの下着風情とは趣が違うぞ」


11 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 14:07:50.00 a5KKcUHU0 4/32


かれんちゃん


14 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 14:08:20.00 a5KKcUHU0 5/32


>>11


19 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 14:14:13.24 nZNTryAd0 6/32


「火憐ちゃんのだぜ!価値が無いわけないだろう!」

「妹のパンツを盗んでるおぬしの人としての価値はゼロになったがのう」

「運動に差し支えないとうに布面積小さめなパンツだな!普段ちょっとガサツっぽい女の子がこんな扇情的な下着を履いてると思うとドキドキせずにはいられないッ」

「おっ!あれは>>23じゃないか!よしこのアイテムと物々交換を持ちかけてみよう」


23 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 14:16:59.53 DjbY6Z8P0 7/32


かれん


26 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 14:24:07.48 nZNTryAd0 8/32


「おーい!火憐ちゃーん」

火憐「んん?どうした兄ちゃん」

「いや今物々交換やっててよ僕の持っているアイテムと火憐のもってるい何かを交換して欲しいんだ」

火憐「おういいぜー、んで兄ちゃんは何をもってんだ?」

「僕か?僕はホレ」つカレンチャンパンティー

火憐「何で兄ちゃんが私のパンツを?!月火ちゃんと一緒に下着は隠した筈なのに!」

「ふふふふ…お前達の兄ともあろうこの僕がお前らの下着の場所くらい把握してない筈があるまい…」

火憐「くっ…流石兄ちゃんだぜ!私の常に1歩半先を行く」


49 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 17:09:55.15 nZNTryAd0 9/32


「どうする?火憐ちゃん、お前が何かアイテムを提供してくれればお前のパンツをネットオークションで流通させることも止めてやらなくはないぜ?!」

火憐「くぅぅぅ…流石の私でも見ず知らずの人にパンツをゲットされるのは無理だぁ!兄ちゃん!>>52をもってけー!」


52 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 17:11:23.88 IrYtIDVC0 10/32





56 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 17:14:45.04 nZNTryAd0 11/32


「妹?妹ってお前のことか?」

火憐「いいや、月火ちゃんのことだぜ!」グッ

「お前最低だな!!」

火憐「妹のパンツを全国でお買い上げできるようにしようとした兄ちゃんに言われたくないぞ?!」

「まぁいいとりあえず月火ちゃんはもらっていくぜ 月火はどこだ?」

火憐「あー月火ちゃんなら>>60にいたぜ」


60 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 17:19:25.34 748Hw+SS0 12/32


靴の中


62 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 17:22:38.02 nZNTryAd0 13/32


火憐「月火ちゃんなら靴の中にいたぜー」

「靴の中?どういうことだよ…」

火憐「んにゃ、私にもわかんねーよ。メールで聞いたら靴の中としか返ってこなかったんだから」

「まぁいいや、とりあえず玄関にむかってみよう」

ーーーーーーー
ーーーー

(阿良々木家玄関)


64 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 17:28:49.02 nZNTryAd0 14/32


月火「こっ、これがお兄ちゃんの靴ッ!」フガーフガー

「気持ち悪いぃいいいい!!!」ドカッ

月火「ぐぇぇっ!!!」

「なんつーことをしてるんだお前は!新手のテロか?!」

月火「ふっふふふ…物語シリーズが終盤になるにつれて益々みんなの個性が強くなって行く中で私は『お兄ちゃんの靴の臭いに性的興奮を覚える妹キャラ』という方向性で個性を強めることにしたんだよ…」

「嫌だよ!そんな特殊性的過ぎる妹!」

(お前様が言えたことかのう…)


67 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 17:34:24.79 nZNTryAd0 15/32


月火「それで、お兄ちゃんはこの私に何をお求めなのかな?」

「いやその…月火ちゃん!」ガシッ

月火「はっ、はひっ!?」

「お前を貰いに来た!」

月火「そそそそそそそんな、わ、私達兄妹だしっ!大体なにするのっ!!?」ボッ

「お前をダシにして物々交換をするんだ!」

月火「死ね」ドカッ

「ぎゃぁぁあああああ目がッ!目がッ」

月火「大丈夫だよ、手加減したから」

「目潰しに手加減も糞もあるかぁ!」


70 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 17:39:53.60 nZNTryAd0 16/32


月火「ほんと、お兄ちゃんには呆れちゃうね、実の妹を物々交換のダシにだなんて」

「しょうがないじゃないか、僕は他に交換に値するアイテムをもってないんだし。その点ではお前は凄く価値のある存在だと言えるぞ」

月火「全然取り繕えてないから…ハァ、しょうがないなぁ代わりに>>73をあげるよ」


73 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 17:41:49.21 lLHwkTDr0 17/32


マック60秒キャンペーンの引換券


77 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 17:49:21.81 nZNTryAd0 18/32


月火「はい、マックの無料券」

「完全にいらないもん処分してんじゃねーか」

月火「は?私からモノを貰えただけでも、感謝してよね このお兄ちゃん野郎」

「あ、はいありがとうごさいます」

月火「なーにー?きこえなーい」

「だ、だからそのですね…月火さんにマックの無料券を頂きましてまことにご光栄でございまして…」

月火「ふむ、まぁ今後お兄ちゃんの靴を定期的にレンタルすることを約束してもらうことと引き換えだね」

「ナチュラルにお前の性癖なのかよお前のあのキャラ…」

ーーーーー
ーー

「さっ、気を取り直して次にいこう」

「なんじゃミスドの無料券ではないのかのぅ…」ションボリ

「こんど100円の時に買ってやるから元気だせよ。お!あれは>>80じゃないか」


80 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 17:51:41.27 gbxWFRA80 19/32


かいき


85 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 17:57:58.61 nZNTryAd0 20/32


「貝木じゃねーか」

貝木「なんだ阿良々木か、こんなところにどうした」

「お前この街には二度と来ないって言ってただろ」

貝木「いいんだよ細かい事は…で、なんだ金でももって来たのかお前は」

「今物々交換やってんだけどよ、このマックの無料券となんか交換してくれよ」

貝木「あいにく俺はモス派なんでな、そんなもの紙屑にしかならん他を当たるんだな」

「クッ…ならこの忍の生写真もつけよう!」

貝木「ふむ、悪くない取引だな。この写真で俺は50万は稼げる。よし阿良々木、お前には>>93をやろう」


93 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 18:04:42.14 s2TuT6HL0 21/32


ギザ十


100 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 18:21:33.29 nZNTryAd0 22/32


貝木「ほれギザ十だ」

「なんだこれ、もしかして無茶苦茶価値のある年のやつか?」

貝木「いやなんの変哲もないただのギザ十だ、人の手にベトベト触れているんだからもはやそれに10円以上の価値は皆無だよ」

「なんだよそれ!ランクダウンじゃねえか!」

貝木「考えてもみろ俺はマックでしか使えないこの紙屑を日本各地で使うことのできる硬貨にかえてやったんだぞ、ランクアップにほかないだろう阿良々木」

「そんな屁理屈…」

貝木「阿良々木、今回の取引からお前が学ぶべき教訓はただ一つ、取引の時に自分の手持ちの底を見せるなということだ。さらばだ」ドヒューン

「ちくしょーーー!」


106 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 18:26:50.94 nZNTryAd0 23/32


「ぐぅぅ…妹のパンツが10円玉に化けてしまった…」

「着々とランクダウンしてるの」

「うーむ、時間的に次の物々交換で最後だな…」

「あっ!アレは!あのデカいリュックにツインテールは!>>114ィィィ!!会いたかったぞぉぉ!このっこのっ!」

>>114「キャァァァァァ」


114 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 18:29:42.75 Y7ZV8w+j0 24/32


かいき


132 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 18:49:52.93 nZNTryAd0 25/32


おいマジか


134 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 18:53:23.03 uaxxQlFHO 26/32


>>132
貝木「お前がこの件から得るべき教訓はここの住人には安価な誘導は通じないということだ。わかったなら仕事に励め。」


138 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 18:56:37.00 nZNTryAd0 27/32


貝木「キャァァァァァ」

「こら!暴れるな!服が脱がせにくいだろうが!」

貝木「ギャァアアアアアアアア」ピザモッツァレラ

「おっ!落ち着け!よく見ろ!僕は阿良々木だ!」

貝木「あ…シャララ木さん」

「僕の名前はブルーハーツの出した曲名じゃない僕の名前は阿良々木だ」

貝木「失礼かみました」

「違うわざとだ」

貝木「かみまみた!」

「わざとじゃない!?」

貝木「可夢偉下ァ!」

「F1ドライバーになにが?!!」

貝木「「………………………」」

どうするか>>145


145 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 18:58:39.92 Y7ZV8w+j0 28/32


忍野も参加


150 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 19:05:37.88 nZNTryAd0 29/32


忍野「あれぇ、そこにいるのは阿良々木君じゃあないか」

「忍野っ?!ってあれ?貝木は?」

貝木「貝木ストライド!」ドヒューン

「逃げやがった!何だったんだ」

忍野「阿良々木君こそこんなとこでなにしてんだい?」

「いや、物々交換してたんだけどよ…つーか忍野!なんで今になって出てきたんだ?」

忍野「何でってそりゃあ何となくさ、僕が動くのに理由なんているかい?」

「そう言われちゃお終いだけどよ…」

忍野「なぁき本当に気まぐれさ、阿良々木君と忍ちゃんが気になってね。近くによったから顔を見にきただけさ」


153 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 19:10:39.55 nZNTryAd0 30/32


忍野「まぁ折角会ってなんなんだけど阿良々木君ケータイもってないかい、電話をかけたいところがあるんだけどね」

「あーすまん、家に忘れちまった…」

忍野「うーむ、公衆電話でもいいんだけど僕一文無しだからねぇ」

「10円玉ならさっきもらったやつがあるからやるよ」

忍野「お、悪いね代わりにといっちゃあなんだがコレをあげるよ」つミスドの無料券


161 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 19:27:53.41 nZNTryAd0 31/32


忍野「これで忍ちゃんとドーナツでも食べなよ、それじゃあ僕はぶらぶら公衆電話探しの旅に出るとしよう」

「なんだよもう行っちまうのかよ」

忍野「別に気まぐれで通っただけだからねぇ、なぁに今まで上手くやってこれたんだ大丈夫さ」

「それでも危ないときだってあったんだ!お前がいたらあんなヘマしなかったろうってのもあるし…」

忍野「相変わらず阿良々木君は元気がいいねぇ、何か良いことでもあったのかい?」

忍野「僕はバランサーだからこれ以上肩入れはできないさ、でもまぁ、一友達として阿良々木君の幸せを願ってるよ。それに阿良々木君だからこそできることだってあるだろう?」

「そんなもんかよ」

忍野「そんなもんさ、僕にしかできないこともありゃ君にしかできないことだってあるだろう、欠点はほら、忍ちゃんだっているんだ補ってもらえよ」

「ふんっ、お前程度に言われんでもわかっとるわ」ヌー

忍野「だってよ、お幸せにだぜお二人さん」

「サヨナラは言わないぜ」

忍野「ははっ、又縁があったら会えるかもね」



「……いっちまった」


162 : 以下、名... - 2013/01/13(日) 19:35:12.38 nZNTryAd0 32/32


後日談というか、今回のオチ

忍野からもらった無料券片手にミスドに向かった訳だが会計で無料券の期限が過ぎていることに気付き結局僕の財布から2000円が消えることとなった。

しかしまぁ笑顔でドーナツを頬張るこの幼女の横顔を見ると、まぁ忍野にも会えたし今日は良い一日だったんじゃないかと思えてしまうロリコンの僕なのであった。

「お前様よ!生ポンデリングじゃと!」パァァァ

「また今度な」



おわり


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