1 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 01:20:32.71 hP1yHLxB0 1/35


「へ…?いいんですか?」

「ん?あぁ。澪のやつ…あぁ秋山澪っていうんだけど…もう一人の部員は文芸部にいっちまったし、もう一人誘った人は断られた」

「………」

「軽音部…やりたかったけど、しょうがねぇよな…悪かったな平沢さん。新しい部活探しがんばってな」

「…そんなのダメだよ!!」

「へ…?」

「…えーっとお名前なんでしたっけ…?」

「あ…あぁ…田井中律だ」

「そんなんじゃダメだよりっちゃん!!軽音部やりたかったんでしょ!!夢は諦めたらそこで終了なんだよ!!?」





元スレ
唯「やっぱり辞めさせて下さい!」律「いいよ」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1280074832/

2 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 01:24:07.22 hP1yHLxB0 2/35


「あ…はい…」

「何人集めればいいの!?」

「えと…何が…?」

「部員だよ、りっちゃん!!」

「平沢さんが入ってくれるなら…今月中にあと二人必要だ…」

「…わかった。私が集めてくるよ!りっちゃん!」

「え…おい平沢さん!」

「唯でいいよ!じゃありっちゃん、また明日!!」




3 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 01:28:18.11 hP1yHLxB0 3/35


~~~~~~~~~~~~~~

「和ちゃぁぁぁぁぁん!!!!」

「イヤよ」

「まだ何もいってないんだけど…」

「唯のこのパターンは大概、面倒事だもの」

「ひどいよ…和ちゃん…」

「で、なに?」

「軽音部に入ってくだせぇ!!!」

「イヤよ」

「即答!?」

「唯…私言ってなかったっけ?私もう生徒会に入ったの。だから無理」

「和ぢゃぁぁぁぁぁん……」

「…まあワケくらいなら聞いてあげるわよ」

「あのね…」




5 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 01:32:21.05 hP1yHLxB0 4/35


~~~~~~~~~~~~~~

「バカなの?」

「和ちゃん、最近私に対してひどいよね…」

「なんでアンタが部員を集めることになってるのよ?田井中さんに頼まれたの?」

「違うよ…和ちゃん、話聞いてた?」

「どうせしょうもないことだろうからあまり聞いてなかったわ」

「和ぢゃぁぁぁぁぁん!!」

「冗談よ冗談」

「笑えないよぉ…」

「ま、話はわかったわ。軽音部に入ってくれそうな人探しておく」

「和ちゃん…ありがとう」




6 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 01:36:23.59 hP1yHLxB0 5/35


~~~~~~~~~~~~~~

「りっちゃぁぁぁぁぁん!!!!」

「あ!…平沢さん」

「唯でいいよ!!」

「うん…わかった」

「ところでりっちゃん!!前にもう一人部員がいたって言ってたよね?」

「あぁ。小学校からの友達で秋山澪っていうやつ。最初は居たんだけど二人目に断られた時にもういいだろって文芸部にいっちまった」

「まずは、その子連れ戻そう!!」

「は!?無理だろ…」

「大丈夫!!任せといて!!」




7 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 01:41:04.90 hP1yHLxB0 6/35


~~~~~~~~~~~~~~

「唯!無理だって…」

「大丈夫大丈夫!……たのもぉぉぉぉぉ!!!!」

「きゃっ!?」「うわぁぁぁ!?」
「なに!?」「誰…?」「入部希望じゃない?」

「秋山澪さんいますか!!」

「秋山さん…?えとそこに…」

「え…私…?どちら様ですか…?」

「軽音部の平沢唯ともうします!!!」

「軽音部って…もしかして、律か!」

「みおしゃーん…」

「何しに来たんだバカ律!軽音部は無理だってことになったじゃないか!」




8 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 01:45:07.83 hP1yHLxB0 7/35


「違うんだよ~…唯が勝手にぃ…」

「はぁ…?どういうことだよ?」

「秋山さん!!」

「!?は…はい…」

「秋山さんに勝負を挑みます!!」

「はい…って、え!?」

「オッケーだって、りっちゃん」

「意味わかんねぇよ!」

「私が勝負に勝ったら軽音部に戻ってきて!!いいよね!?」

「え…あ…あの…」

「内容は秋山さんが決めていいから!!おねげぇします!!」

「いいんじゃない?」「おもしろそう」「やりなよ、秋山さん」




10 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 01:49:21.73 hP1yHLxB0 8/35


「あ…あ…あ…」

「オッケーみたいだよ」「がんばってね秋山さん!」「何するのー?」

「あ…う…(くそっなんなんだよコイツ!勝負だなんて…)」

「勝負の内容を決めてくだせぇ!!」

「(こうなったら私の得意な…)…な、なら…詩を書くなんてどうだ?私、文芸部だしバンドにも関係があるだろ?」

「わかったよ!!じゃあ明日にまたこの教室でね!!!」

「あ…あぁ…(まぁこんな素人に私が負けるはずないよな…)」

「唯ー!待ってー!」

~~~~~~~~~~~~~~

「どうすんだよ…」

「大丈夫だよ!詩って小説みたいなもんでしょ?家にいっぱい本あるから!マネしながら書いてみるよ」

「詩ってそんなのでいいのか…?」

「わかんないけど、なんとかなるんじゃない?じゃあまた明日ね、りっちゃん!!」




11 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 01:54:08.12 hP1yHLxB0 9/35


~~~~~~~~~~~~~~

「ただいまー!!」

「お姉ちゃんおかえりー。ご飯できてるよ」

「憂!!お父さんの部屋にある本でいいやつある!?憂は普段から読んでるよね!?」

「え…?急にどうしたの?」

「文芸部と勝負することになったんだ!!」

「文芸部と勝負…?」

「小説書くんだー!そのために本を読まないとね!!」

「小説って…えーと…いつなの?」

「明日」

「明日!?絶対間に合わないよ!!」

「大丈夫だよーてきとーにやるから」

「(大丈夫じゃないと思うけど…)…わかった。なるべく短いやつを渡すよ」

「ありがと憂!まぁまずはご飯だね!!」




13 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 01:59:24.02 hP1yHLxB0 10/35


~~~~~~~~~~~~~~

「よーしやるぞー!!」

「ふむふむ…」

「うーん…」

「あー…」

「なるほろ……」

「ふんふん………」

「ん……」

「………zzz」


「…はっ!」

「危なかったー……でもなんかよくわかんないよー…携帯で書き方調べよう!」


「んー…携帯小説の書き方?……!?これだ!!」




14 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 02:04:10.96 hP1yHLxB0 11/35


~~~~~~~~~~~~~~

「くそっ!舐めやがって…明日は私のとっておきのやつを出してやる!!」

「みんな感動しちゃうだろうなーふふっ」




15 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 02:08:18.19 hP1yHLxB0 12/35


~~~~~~~~~~~~~~

「たのもぉぉぉぉぉぉ!!!!」

「うわぁぁぁぁぁ!!?…その入り方やめろ!!!」

「持ってきたよ!!」

「…わかった…審査員はこっちから二人、そっちから二人、あとは中立の人が一人でいいよな?」

「おっけーだよ!!…りっちゃん!和ちゃん!」

「し、失礼しまーす…」

「失礼します」

「こっちの役者はそろったよ!!」

「こっちからは部員が二人だ。あと中立の立場として山中先生にきてもらった」

さわ子「よろしくねー(いくら私が新任だからってこんな仕事押し付けやがって…)」

「じゃあまずは私から発表するよ!!」

「あぁ…わかった(まぁ後にやったほうが私のやつが引き立つだろ…)」

「いきます!!」




19 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 02:13:07.35 hP1yHLxB0 13/35


「───アタシの名前はユイ。バンドマンの女子高生!夢はジャーマンスープレックス、五人抜きゴール、場外ホームラン。

アタシがつるんでる友達は先輩の日向、音無、バンドのみんな。

 友達がいてもやっぱり学校はタイクツ。今日も日向とちょっとしたことで口喧嘩になった。

学校だとこんなこともあるからストレスが溜まるよね☆そんな時アタシは一人で校内を歩くことにしている。

がんばった自分へのご褒美ってやつ?自分らしさの演出とも言うかな!

フラフラしていると音無が「夢をかなえてやる」とか言って来たのでジャーマンスープレックスをかけてやった ガッシドカッ チョー気持ちいい☆

そして五人抜きゴールをしてやった。アタシってば才能ありすぎ☆でもそんなアタシも場外ホームランはチョーむずかしい(;;)

「もうムリだし・・・」そんなことをつぶやきながら音無がしつこく投げてくるボールを軽くあしらう。

「がんばれユイ!」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。

音無は顔はカッコイイけどなんか薄っぺらくてキライだ。もっと等身大のアタシを見て欲しい。

 「がんばれユイ!」・・・またか、とかわいいアタシは思った。シカトするつもりだったけど、

チラっと声をかけてきた男の顔を見た。

「・・!!」

 ・・・チガウ・・・今までの男とはなにかが決定的に違う。スピリチュアルな感覚がアタシのカラダを

駆け巡った・・。「・・(日向先輩いつもよりカッコイイ・・!!・・これって運命・・?)」

「アタシと結婚してくれますか?」「俺が結婚してやんよ!」私たちは結婚した。スイーツ(笑)」



22 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 02:17:16.94 hP1yHLxB0 14/35


「…ドウカナ?」

「最高だよゆいぃぃぃぃ…うっぐすっ」

「なかなか興味深い文ね」

「平沢さんすごくよかったわー」「感動した!」

さわ子「(正直意味わかんないけどここで感動したって言ったほうが今時の子っぽくて可愛いよね…)感動したわ!最高よ平沢さん!」

「(意味わかんねぇぇぇ詩ですらないよ!スイーツ乙)はは…なかなかだね、平沢さん…じゃあ次は私かな」

「がんばってね秋山さん」「楽しみー」

「澪もがんばれよー」

「あぁ…(これはもう余裕でわたしの勝ちだな。)…始めます。ときめきシュガー!」




27 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 02:21:33.32 hP1yHLxB0 15/35



「大切なあなたに カラメルソース

  グラニュー糖に ブラウンシュガー

  メープル ハチミツ 和三盆

  あなたのために カラメルソース

  私のハートも カラメルソース

  ちょっぴり焦げついちゃっても

  あなたの 火加減で おいしくなるの!」キリッ




31 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 02:26:15.03 hP1yHLxB0 16/35



「………」

「なかなか興味深い文ね…ふっ…」

さわ子「………(これって今時なのかしら…)」

「…ぶっ!」「こら!笑っちゃだめよ…くくっ…」


「…う、うわああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」

「あ!澪ちゃぁぁぁぁぁぁん!!!!」




38 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 02:31:54.20 hP1yHLxB0 17/35


~~~~~~~~~~~~~~

「うぅぅぅ………」

「大丈夫!?澪ちゃん!!」

「大丈夫じゃないよ!!…うぅぅもう文芸部には戻れない…」

「澪ちゃんの詩すっごくよかったよ!!!可愛かったもん!!」

「あ、ありがとう…(なんか急に馴れ馴れしくなったな…)」

「これで澪ちゃんも軽音部の仲間入りだね!!」

「なっ…私は負けてないぞ!」

「え?でもみんな澪ちゃんの詩で笑ってたよ?」

「」




40 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 02:36:25.96 hP1yHLxB0 18/35


~~~~~~~~~~~~~~

「あと一人だね!りっちゃん!澪ちゃん!」

「あぁ…(唯のやつ澪になに言ったんだ…?)」

「」

「失礼します」

「あ!和ちゃん!!」

「入ってくれそうな人見つかった?」

「次はどうしよっかなって考えてたんだ!!」

「今日、同じクラスの子に聞いたんだけど、すごくピアノの上手な子がいるみたいよ。部活にもまだ入ってないみたい。軽音部にちょうどいいんじゃない?誘うだけ誘ってみたら?」

「!?ありがとう和ちゃん!!さっそくいってくるよ!!!!」




42 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 02:40:28.31 hP1yHLxB0 19/35


「待て唯!わたし…もぉ!」グイッ

「ひとりにしないで…」


「………澪、久々に合わせるか。」

「うん…!」

「やれやれ」




43 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 02:44:28.80 hP1yHLxB0 20/35


~~~~~~~~~~~~~~~

「…誰か聞くの忘れてた…どうしよ…しかももうすぐ下校時刻だし…」

~♪~♪

「ピアノの音がする…もしかして!!!!」




45 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 02:48:41.96 hP1yHLxB0 21/35


~~~~~~~~~~~~~~~

「失礼します!!!!」

~♪「…あら?どちら様でしょうか?」

「軽音部の平沢唯と申します!!!」

「こんにちは。私は琴吹紬っていいます。気軽にムギって呼んでね♪」

「わたしも唯ってよんでね~ムギちゃん!」

「…唯ちゃんはどうしてここに?」

「実はね、ムギちゃん!軽音部として有望な人材を引き抜きに来たんだよ!!今ピアノ弾いてたの、ムギちゃんだよね!?」

「聞いてたの?恥ずかしいわ…」

「すっごく上手だね!!初めて聞く曲だったよ!!」

「ありがとう唯ちゃん。あれはね、一応私が作曲した曲なの」

「そうなんだ!!特にね、~♪~♪~♪のところが良かったよ!!」

「!?え…唯ちゃん、ごめんなさいもう一度お願いできる?」

「…?あのね~♪~♪~♪のところだよ!!あと♪~♪のところもよかったな~」




47 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 02:52:17.15 hP1yHLxB0 22/35


「…ありがとう(一度聞いただけよね…?…もしかして…)」

「?…ところでムギちゃん!!軽音部に入らない!?」

「(軽音部…あまりの演奏レベルの低さに断ったところね)ごめんなさい…」

「そうくると思ってたよ!!なので…ムギちゃんに勝負を挑みます!!!」

「勝負?」

「そうだよ!私が勝ったら軽音部にはいって!!勝負の内容はなんでもいいよ!!」

「…おもしろそうね♪じゃあ私が勝ったら唯ちゃんには私のお願いを聞いてもらおうかしら♪」

「お願い?」

「ええ♪」

「なにを…」

「それはひみつ♪…でいいかしら?」

「うーん…まぁいいや!!勝負の内容は!?」




49 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 02:56:12.40 hP1yHLxB0 23/35


「…唯ちゃんはピアノ弾ける?」

「昔、憂と…妹と一緒にオルガンを習ってたくらいかな…あまり覚えてないや」

「じゃあ私が簡単な曲を弾くから唯ちゃんはそれを聞いてそのまま弾いて?それができたら唯ちゃんの勝ち…これでどう?一応ピアノの基礎はちゃんと教えるわ」

「んーできるかな…?でもわかったよムギちゃん!!」

「それじゃあ明日もこの時間にここに来てね?」

「おっけームギちゃん!!!」

「じゃあね唯ちゃん(まあ合唱部も駄目だったし、この子に賭けるのもいいかもね)」

「ばいばーい!!!!」




52 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 03:00:31.52 hP1yHLxB0 24/35


~~~~~~~~~~~~~~~

「ということで勝負することになりました!!!!」

「なに勝手に決めてんだよ!負けたら終わりじゃねぇか!」

「唯、しかもあんたそれ勝てるわけないじゃない」

「えーなんでー?」

「ピアノをまともにやったこともないあんたが聞いただけで弾けるわけないでしょ」

「私やっぱり文学部に…」

「ときめきシュガー(笑)」

「ぶっ」

「おまえらやめあらあやめ」

「まぁまぁ。大丈夫だよ!なんとかなるって!!!」

「その根拠のない自信はいつもどこからくるんだよ…」

「昔からこうなのよね」

「じゃあ行ってくるよ!!」




53 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 03:04:24.35 hP1yHLxB0 25/35


~~~~~~~~~~~~~~

~♪~♪~♪

「失礼します!!」

「唯ちゃんいらっしゃい♪」

「今日はがんばるよー!!」

「ふふっがんばってね♪早速だけど、教えるわ」

「うん!!」




56 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 03:09:08.24 hP1yHLxB0 26/35


~~~~~~~~~~~~~~

「…唯ちゃんすごいわ!ちょっと教えただけで、こんなに弾けるようになるなんて!」

「そうかな~でへへ…」

「すっごく教えがいがあるわ♪」

「ありがとごぜぇます!!ムギせんせぇ!!」

「明日もまたこの時間にきてね♪」

「はーい!!……ってムギちゃん勝負は!?」

「あっ…楽しすぎて忘れちゃってた!」

「ムギちゃ~ん」

「うふふ♪…でももうこんな時間だわ。明日にしましょ?」

「…そうだね。明日もいつもの時間に行くよ!!」

「楽しみにしておくわ♪」

「じゃあムギちゃん、また明日ね!!!」


「唯ちゃん、やっぱりすごいわ…唯ちゃんと二人ならきっと…」



60 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 03:14:08.19 hP1yHLxB0 27/35


~~~~~~~~~~~~~~

「昨日どうだったんだよ!?」

「うん!!昨日はね練習しただけだよ!!」

「どういうことよ?」

「んっとねー練習してから勝負するつもりだったんだけど、楽しすぎて忘れちゃってた!」

「アホね」

「……和ちゃん…」

「ま、ある意味勝率は上がったとも考えられるわね」

「じゃあ今日が勝負の日なのか?」

「うん!」

「じゃあ今日は応援にいくよ!」

「私も行くわ。唯がピアノ弾く所見たいし」

「負けたら承知しないぞ!!ホントに!!」

「うん!!やぁってやるぜ!!!!」




64 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 03:18:35.27 hP1yHLxB0 28/35


~~~~~~~~~~~~~~

「失礼しまっす!!!」

「唯ちゃんこんにちは♪」

「失礼しまーす…」

「失礼します…」

「失礼します」

「あら?お客さん?」

「…あーっ!!お前は!!」

「え…?あーっ!!」

「なによ二人とも。うるさいわね」

「あら…軽音部のみなさん?こんにちは♪」




66 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 03:23:45.21 hP1yHLxB0 29/35


「唯!こいつはやめとけ!!」

「なんで?」

「私と律の演奏を聴いて微妙ですねって…」

「そのうえ『こんなにレベルが低いと演奏を合わせるのが難しいからやめておきます♪』だぞ!!」

「ま、正論ね」

「え…(真鍋さんってこんな毒舌だったのか…)」

「どうだったかしら…?ふふっ」

「唯!帰るぞ!!」

「大丈夫だよりっちゃん!勝てばいいんだから!!」

「…唯、話聞いてた?」

「よくあることよ」




68 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 03:28:28.32 hP1yHLxB0 30/35


「勝負だよ!ムギちゃん!!」

「わかったわ♪それでね…唯ちゃん…前に言ってた私が勝ったときだけど、私と一緒に新しい部を作りましょう?」

「新しい部…?」

「えぇ…だめかしら?」

「…わかったよ!!!」

「…じゃあ今から弾く曲をおぼえてね?」


~♪~~♪~♪~~♪


「どう?唯ちゃん?」

「~~♪♪~♪~♪か?」「♪~♪~♪~~♪だろ?」
「二人とも間違ってるわよ」

「………」




69 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 03:32:08.32 hP1yHLxB0 31/35


「…もう一度弾くね?唯ちゃん」

「いや、大丈夫だよ…!」

「(…唯ちゃん…!)…わかったわ」

「いきます!!!」


~♪~♪~♪♪~♪~♪♪~~♪


「ふぅ…」

「え……!?」

「…ミスったのか…?」「リハだろ…」
「もう一回ね」

「本番だよ~…なんだかね、ムギちゃんの曲弾いてたら楽しくなっちゃった!」

「アレンジしたのね…」

「ごめんねみんな~…」




75 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 03:36:08.51 hP1yHLxB0 32/35


「…しょうがないよ…ありがとな唯」

「私はどうすればいいんだよ…」

「生徒会入る?雑用係しかないけど」

「いやだよ!!」

「ホントにごめん…」

「…唯ちゃん、私の負けよ…」

「へ…?」

「私の負け!唯ちゃんってばすごすぎるわ…」

「じゃあ…!!」

「軽音部、喜んで入部させてもらうわ♪」

「…いやったよぉぉぉぉぉりっちゃぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!!!」

「私と澪は複雑な気分だよ…」

「即戦力じゃない。よかったわね」

「あ、あぁ…(軽音部できちゃったよ…でももう文芸部には戻れないしいいか…)」




76 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 03:40:08.19 hP1yHLxB0 33/35


~~~~~~~~~~~~~~

「新生軽音部の旗揚げだよ!!!」

「いえーい♪どんどんぱふぱふー!」

「うぉぉぉぉぉぉぉ!!(過去の事は水に流そう…)」

「できたからにはビシバシ練習していくぞ!」

「目標はめざせ!武道館!だね!」

「そうねー♪(唯ちゃんと私なら楽勝ね)」

「よぉーし!練習がんばるぞ!!」

「じゃあさっそく合わせながらやってみるか!」

「おお!…って、そういえば唯ってなんの楽器ができるんだ…?」

「へ…?あ…えーと…」

「こんなに軽音部のためにがんばってくれるってことはよほど演奏に自信があるんだな! 平沢唯…って名前からするに…ギターだな!?そうだろ!?」




77 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 03:44:20.81 hP1yHLxB0 34/35


「唯ちゃんのギターたのしみだわー♪(ギターとキーボード…悪くないわね)」

「そこの倉庫にちょっと古いけどギター、あったぞ…ほら」

「あ…あ…」

「平沢唯さん、どうぞ!!」

「…ごめんなせぇぇぇ!!実は弾けないんです!!!」

「へ…?…あ、そうか!ギターじゃなかったのか!ごめん、早とちりだったな…なにができるんだ?」

「あ…カスタネット…とか……?」

「軽音部だぞ?カスタネットは使わないよ」




79 : 以下、名... - 2010/07/26(月) 03:47:17.23 hP1yHLxB0 35/35


「え…?軽音部って軽い音楽なんだよね……?」

「…まさか……」

「…ごめんなさい!!なにもできませぇん!!」

「…ふざけんな!!」

「うふふっ♪(調教のしがいがあるわ~♪)」

「やっぱり軽音部、辞めさせて下さい!!」




おわり


記事をツイートする 記事をはてブする