サターニャ「なるほど...ラフィエルは私に『あんたなんて大っ嫌い!もう関わらないで!』って言われるのが嫌なのね!」
元スレ
サターニャ「嫌なことを暴ける機械を買ったわ!これでラフィエルをぎゃふんと言わせてやるわよ!」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1562312680/
5 : 以下、?... - 2019/07/05 16:50:10.699 X5RWIaAu0 2/10誰か書いてよ
ラフィ「あら、何かご用ですか?サターニャさん」
サターニャ「あんたなんて大っ嫌い!もう関わらないで!」
ラフィ「え」ガーン
ラフィ「ど、どうしたんですかサターニャさん、いきなりそんな」
サターニャ「うるさいわね、いつもいつも私につきまとって馬鹿にして楽しんでるんでしょ」
ラフィ「そんな、私はただ...」
サターニャ「いいから、もう私の前に現れないでよね」スタスタ
ラフィ「」ガガーン
サターニャ「(フフ、効果抜群ね! ラフィエルの奴、まるでこの世の終わりみたいな顔してたわ)」
サターニャ「(あそこにいるのはガヴリール、よし今度はあいつを懲らしめてやるわ)」
ヴィーネ「あら、サターニャどうしたの」
サターニャ(ヴィネット...悪魔にも効果あるのか試してみようかしら)ゴソゴソ
ヴィーネ「ちょっと、サターニャ何してるの?」
サターニャ「何なに、ヴィネットは、『ガヴリールに嫌われている』って言われるのが嫌なのね!」
サターニャ「ヴィネット、心して聞きなさい...」
ヴィーネ「?」
サターニャ「あんた、ガヴリールに嫌われてるわよ」
ヴィーネ「は?」ガーン
ヴィーネ「ちょっとサターニャ、冗談はやめてよ? 私がガヴに嫌われてるなんて...」
サターニャ「本当よ、ガヴリール本人が言ってたんだから」
ヴィーネ「」ガガーン
サターニャ(ちょっと言いすぎたかしら。ヴィネットのやつ、今にもこの世を終わらせそうな顔してるけど...)
サターニャ(まあいいわ!これで誰にでも効果があることを証明できたんだから、あとはガヴリールと直接対決するだけね!)
サターニャ「へえ!ガヴリールはヴィネットの目の前で私とキスすることが嫌なことなのね!」
サターニャ「あ!ここにいたのねガヴリール!探したわよ!」
ガヴリール「なんだサターニャかよ。勝負ならしないぞ」
サターニャ「まだ何も言ってないじゃない!それに今からするのは勝負じゃないわよ!」
ガヴリール「そんなことよりさ、ヴィーネ知らね?さっきから待ってるのに職員室に行ったっきり戻ってこないんだよ」
サターニャ「それは大変ね」
サターニャ(そうだわ!ガヴリールの奴をヴィネットのとこに連れてってそこでキスすればいいのよ!)
サターニャ「ここよ!」
ガヴリール「おお本当に居た。サターニャもたまには役に立つのな」
サターニャ「たまにはって何よ!」
ガヴリール「どうしたんだヴィーネ?石みたいになってるけど」
ヴィーネ「......ガ、ガヴ...?」
ガヴリール「うおっ!喋った!」
ヴィーネ「わ、わた、私のこと嫌いって...き、嫌いって......」
サターニャ「今よ!」チュウウウウウ
ガヴリール「!?!?!?」チュウウウウ
サターニャ「ぷはぁ!どう!私の悪魔的行為は!」
ヴィーネ「......」
ガヴリール「あ、あわわわわわわ」ガタガタガタガタ
サターニャ(上手くいったわ!ガヴリールは私の悪魔的行為に恐れおののいて、まるでこの世が終わったみたいな顔してるわね!)
サターニャ(はあ面白かった!2人とも固まってるし私も帰りましょう!)スタスタ
ヴィーネ「......ガヴ?今の何?」
ガヴリール「ち、違うんだよ!別に浮気とかじゃ...!ただのサターニャのいたずらだよ!」
ヴィーネ「まあいいわ。このあとじっくりお話しましょ?ガヴ」ガシッ
ガヴリール「誤解だ!待って!話聞いてよ!ねえ!お願い!」バタバタ
\ギュ------ン/←ヴィーネが悪魔状態でガヴリールを抱えて飛ぶ音
サターニャ「えっ!?今のヴィネットとガヴリール?バレるかもしれないのに無茶するわね」
サターニャ「それにしても今日の悪魔的行為は最高だったわね!」
ラフィエル「...あっ、やっと帰ってきたんですね...」
サターニャ「うわ!なんであんたが私の家の前にいるのよ!」
ラフィエル「...さっき私に言ったことなんですけど...本心なんですか...?」
サターニャ(ラフィエルの奴、どことなく生気がない感じね。ちょっと怖い...)
サターニャ(いいや!私は大悪魔よ!ひよってなんかいられないわ!)
サターニャ「そうよ!紛れもない本心なんだから!関わらないでくれるかしら!」
ラフィエル「わかりました...」
ラフィエル「...」スッ
サターニャ「?なによそれ」
ラフィエル「サターニャさんに嫌われるくらいなら...いっそやるしかありませんね...」ブツブツ
サターニャ「?」
ラフィエル「サターニャさん、これは悪魔封じの聖書です」
サターニャ「!?あれ!体が動かないんだけど!何したのよ!」
ラフィエル「徹底的にやりますからね♪サターニャさん」
サターニャ「ぎゃああああああああ!!!」
完