ミロカロス「みなさん綺麗とか美しいとか褒めてくださるけれど」
ミロカロス「女の子なのに体重がひゃ 160kgもあるなんてやっぱり」
ミロカロス「ボールから出るときだって、ズシン!だなんて…はしたないし」
ミロカロス「大仰に土煙まで舞う始末」
ミロカロス「草結びは痛いし」
ミロカロス「いいことないですわ」
元スレ
ミロカロス「ダイエットしたい」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1465662198/
ミロカロス「という訳で相談に来ましたの」
エンペルト「喰わずに動けよ」
ミロカロス「えっ」
エンペルト「えっ」
ミロカロス「…い、いやですわ」
エンペルト「……」
エンペルト「いや…」
ミロカロス「だ、だって!おいしいポロックやポフィンをガマンするだなんて」
エンペルト「…」
ミロカロス「そんなの無理ですわ」
エンペルト「…」
ミロカロス「あと運動もちょっと」
ミロカロス「わたしってHDぶっぱでしょう」
ミロカロス「だからちょっと動くのはニガテというか」
エンペルト「…勝手にしなさい」
ジャローダ「…体重ですって?」
ミロカロス「ですわ」
ミロカロス「同じ蛇のくせに!60kgしかないなんて!ずるい!」
ジャローダ「数字を言うな」
ミロカロス「蛇のくせに!ジャロちゃんの裏切り者!」
ジャローダ「う、裏切りって何よ そんなの仕方がないでしょう!ジャロちゃんて言うな!」
ミロカロス「うう」グス
ジャローダ「ほ、ほら」
ジャローダ「水の中って浮力があるし」
ジャローダ「陸より、海の生き物の方が体重があるのは仕方ないんじゃないの」
ミロカロス「仕方ないのかしら…」
ドラミドロ「あ?」
ミロカロス「ですから」
ミロカロス「ドロドロさんてば体重が80kgしかないっていうじゃありませんか」
ミロカロス「そのスリムな体型を維持するヒケツを!」
ドラミドロ「はぁ…別になにも…(『80kgしかない』て)」
ミロカロス「え?」
ドラミドロ「なにもしてないよ(アンタ何キロあるんだ)」
ミロカロス「そ、そんなハズは」
ドラミドロ「そんなハズはと言われても」
ミロカロス「そんな…無振りでその体型なんて…」
ミロカロス「同じ海に住む仲間だというのに!」
ミロカロス「このうらぎりもの!もう知らない!」スイー
ドラミドロ「なんだあいつ…」
サメハダー「よお見てたぜ」
ミロカロス「なっ!」
サメハダー「ダイエットしてるんだってなぁ」
ミロカロス「ぐっ」
サメハダー「痩せたいってかwオレの2倍くらい体重あるもんなw」
ミロカロス「う うるさいわね!この半分ザメ!」
サメハダー「ぐっ」
ミロカロス「アナタは元から半分しかないのだから丁度おあいこですわ」
サメハダー「気にしてることを」
ミロカロス「ふふん」
サメハダー「トドゼルガより重いクセに」
ミロカロスの ドラゴンテール !
ドゴンッ
サメハダー「ぎゃぁッ」
サメハダー「ァーーッ」ヤナカンジー
サメハダー「ー…」キラーン
ミロカロス「し……失礼な!!」
※メガフシギバナよりも重い
パンプジン「はぁ…それはいろいろ大変ですねぇ」
ミロカロス「そうですわ!大変なんです!」
ミロカロス「そこでなんと!」
ミロカロス「なんと体重が変わるポケモンがいるというウワサをなんと耳に!」
ミロカロス「耳に!それがあなたで!宜しかったのでしょうかしら!」フンス
パンプジン「やめてぇまきつかないでぇ」
ミロカロス「…はぁ……それでは…」
パンプジン「生まれつきの大きさと重さがぁ同種でも個体によってバラバラというだけでぇ」
パンプジン「体重を増減させる能力とかぁそういうのではないですねぇ」
ミロカロス「そうですの………」
パンプジン「はぃ…」
ミロカロス「そう…」
パンプジン「……」
ミロカロス「……」
パンプジン「(気まずいよぉ)」
キングドラ「なにやらドタバタしてるね」
ミロカロス「あ あなたには関係ないことですわっ」
キングドラ「女の子ってのはそんなに体重が気になるのかねえ」
ミロカロス「なっ!何故!なぜそれを!」
キングドラ「えっ噂になってるよ」
ミロカロス「う…うわ うわさ」カアアア
ミロカロス「う、うわうささわさ」 ミロカロスは こんらんしている !
キングドラ「ちょ、ちょっと落ち着けって」
ミロカロス「た、たいじゅうが、みんあnいにああ」
ミロカロス「どういうことよ!!」
ミロカロスは わけもわからず キングドラをこうげきした!
キングドラ「あぶねっ」ヒュンッ
キングドラ「(吹っ飛ばされるとこだった)」
キングドラ「落ち着いたかい」
ミロカロス「はぁふぅ」
ミロカロス「と 取り乱してしまって申し訳ないですわ」
キングドラ「俺はサメハダーから話を聞いたぜ」
ミロカロス「なんですって!あいつめ!」
ミロカロス「こんど会ったら4分の1にしてやりますわ」
キングドラ「体重なんてそんなの気にするなよ」
ミロカロス「そ、そんな簡単に言われたって…」
キングドラ「うーん…」
キングドラ「そうだ」
ミロカロス「ジーランスさん?」
キングドラ「ジーさんなら何か知恵を貸してくれるやもだぜ」
ミロカロス「うーん…」
キングドラ「まあまあ」
キングドラ「取りあえず行ってみればいいじゃあないか」
ジーランス「ほっほっそんなことかね」
ミロカロス「そんなことって!そんなことではないですわ!」
ジーランス「いや失礼」
ジーランス「しかし君は十二分に恵まれた容姿をしとるじゃないか」
ジーランス「なにかほかに不満があるのかい?」
ミロカロス「え…体重が…」
ジーランス「そんなものは単なる数字に過ぎないんだよ」
ジーランス「君は特にだらしない体という訳でもないじゃないか」
ジーランス「凝り固まった考えに捕らわれて無理をするといけないよ」
ジーランス「自然体で居ることがいちばんなんだ」
ミロカロス「な、なるほどっっ」
ミロカロス「おジーさん わたし感動しましたわっ」
ジーランス「おおそうかい…ほっほっ」
ミロカロス「なんだか胸のつかえがとれたようですわ」
ミロカロス「ありがとうございますわおジーさん!」スイー
ジーランス「気を付けての」
ヘイガニ「ダイエットがどうの」
ケイコウオ「へーあのミロカロスさんが」
ハリーセン「でも160kgはちょっとなー」
シェルダー「なー160kgはさすがになー」
ラプラス「………」
ラプラス「…ダイエットしようかな」(220kg)
おわり