1 : 以下、?... - 2019/05/12 23:04:57.681 4L0Xr7uZ0 1/30

「PUBGしよう!」

「おっ、知ってるのか唯!やろうぜー」

「ぴ、PUBGってなんだ?」

「シューティングゲームでね、100人のプレイヤーが最後のワンチームの生き残りをかけて戦うバトルロワイヤルゲームなの!」

「ムギ詳しいな!」

「えへへ、みんなとPUBGやってみるの夢だったの!」

「ゲームなら、ゲーム機がないとダメなんじゃないか?」

「そ、それはムギちゃんがなんとか…」

「人数分あるわよ~」

「おっ、さすがムギだな!梓もやるか?」

「わ、私はちょっと遠慮しておきます」

元スレ
唯「PUBGしよう!」(けいおん)
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1557669897/

4 : 以下、?... - 2019/05/12 23:06:51.642 4L0Xr7uZ0 2/30

「ええ~なんで~、みんなでプレーした方が楽しいじゃん…」

「練習がないなら、今日はもう帰ります。それに唯先輩、PUBGは1チームは4人までしか組めませんよ」

「えっそうなの?」

「知らずにやろうとしてたんですか…」

「じゃあ、どこでやるんだ?部室だとネットには繋げないぞ」

「なら、私の家にいらっしゃい!みんな初めてでしょ?うちに来るの」

「いいの!?」

「どんとこーい!」

「そういう訳だから、みんなムギの家に行ってくるよ。じゃあな梓」

「…あ、はい。ありがとうございました」

(……唯先輩、PUBGはゲームなんかじゃないんですよ………)

6 : 以下、?... - 2019/05/12 23:18:45.671 4L0Xr7uZ0 3/30

ムギの家

「うっわあっ、でっかい家!」

「こんな建物、この街にあったんだ…」

「別荘よりこりゃまた一段と大きなお屋敷…」

「で、ムギちゃん!ゲームはどこなの?」

「そんなに慌てなくても、案内するわよ。みんな、ついてきて!」



「ムギちゃんの家って広いね。結構歩いたと思うけど…」

「ムギ、後どれくらい歩けば部屋に着くんだ?」

「ええと…、あ!この部屋よ!」

「ついたーー!それじゃあ失礼して…」

7 : 以下、?... - 2019/05/12 23:24:36.636 d2Vhd7xBd 4/30

ガチャ(ドアの音)

「な、なんじゃこりゃあ!」

「うわぁー…。まるで宇宙船だ…」

「ようこそ。私のゲーム部屋へ!」

「すごいよりっちゃん!この部屋、なんかカッコいい!!」

「部屋は薄暗いから気をつけて。4つパソコンが並べてあるから好きなところに座ってちょうだい」

「PUBGって、パソコンでプレーするのか…。PCゲームって初めてだから、なんかドキドキするなあ」

「解るわ~。初めてPCでゲームする時、すごいワクワクするよね!」

「それにしても本格的だな~。私もPCでプレーしてるけど、こんなプロみたいな部屋でプレーするのは初めてだ…」

「おお!パソコンが透けてる!なんかカラフルで綺麗な光が出てるよ!」

「ガラスで中を透けさせて、さらにLEDなんて、シャレオツなカスタムしてんねぇ~ムギってば!」

「薄暗い部屋で、蛍光色の光の隣でゲームをする…。これがすごく楽しいの!みんな、早くプレーしよう!」

9 : 以下、?... - 2019/05/12 23:35:35.228 d2Vhd7xBd 5/30

「って、まずアカウント設定だけど…」

「私は持ってるから、それを使ってログインするぞー!」

「律分かるか?教えて欲しいんだけど…」

「おっ、どれどれ~…」

「このIDっていうのは、どんなのにした方がいいんだ?」

「IDってのは名前みたいなもんだからな~。自分で決めた方がいいぜ~」

「名前…。じゃ、じゃあakiyama_mioっと」

「あらあらみおちゃん。IDを本名にしていらっしゃるの?」

「えっ…」

「ネットに本名あげちゃうと、怖い男の人に襲われちゃうかもよ…?」

「ひぃぃぃ!!襲われるのなんて怖い…!!」

「あ~ら、みおちゃんったら、男の人に襲われちゃう事なんて考えちゃって…。いつからそんなえっちな子になっちゃったのかしら?」

「りーつぅーー!!(殴」

「ごめんなしゃい…」

10 : 以下、?... - 2019/05/12 23:43:06.400 d2Vhd7xBd 6/30

「ところでこの部屋、少し寒くない?エアコン効きすぎじゃない?」

「大丈夫よ唯ちゃん!パソコンが熱くなるからゲームが始まれば丁度いい温度になるわよ!」

「さて、準備もできたし、そろそろ行きますか!」

「わーい」

「楽しみだなあ」

(みんな…。ここからは戦場よ!)

マッチ開始

ゴウンゴウンゴウンゴウン…

「飛行機から始まるなんて、すごい壮大だね」

「この飛行機の後どうするんだ?」

「好きなタイミングで、この飛行機からダイビングすることができてね、比較的自由な場所からゲームを始めることができるの」

「マップを見てみよう。航路はほぼ中央を上から下に流れる感じだから、割とどこでも行ける感じだな」

「この、プリモルスクってところどうかな?」

「センスいいわね、唯ちゃん」

「確かに、この距離なら行けなくもないか。じゃあそろそろ降りようぜ!」

11 : 以下、?... - 2019/05/12 23:54:21.582 d2Vhd7xBd 7/30

「降下!」

「うわあーーー!!すごい!!」

「すごいだろ、澪?今のゲームってこんなにリアルなんだぜ?」

「すっごいー!!空飛ぶなんて気持ちいいね!」

「陸地が近くなったら、自動でパラシュートが開いてくれるから、今度は、降りたい建物の近くまで、パラシュートを操作するだけよ」

「武器や装備は降下先の建物にあるから、自分で探すんだぞ!」

バッ!(パラシュート展開)

「パラシュート落ちるの遅いな…」

「初心者には仕方ないよ。パラシュートにも早く降りるやり方があるから」

「おお~!着地成功!」

「ここからが勝負よ!唯ちゃん!」

「こっちも着地した。じゃあまずはこの家から物資を漁るぜ!」

12 : 以下、?... - 2019/05/13 00:04:21.661 WT18dP4I0 8/30

「おっ、SKSっていう武器拾った。これ、強いのか?」

「ラッキーね。敵がこの街に降りて来てるのは見てないから、撃ってみてもいいわよ」

「それじゃあちょっと」

バスン!バスン!バスン!

「すごい…!律、これすごいよ!」

「そうだよな~。ゲームで初めて銃撃つ時って、言葉に表せない感動があるんだよな~」

「ゲームの魅力に落ちた澪ちゃん…」

「澪、SCARあったぞ。初心者ならこれは持ってて」

「ありがとう。SCARはどういう武器だ?」

「連射できて、扱いやすい武器よ。PUBGだと、黄色で可愛い武器なの」

13 : 以下、?... - 2019/05/13 00:05:57.242 qAz04R0dd 9/30

「武器って何か選ぶ基準ってあるの?」

「もちろんあるさ。連射の速さ、反動の少なさ、弾速の速さとか色々あるけど、初心者は扱いやすい武器を……」

「AKMって武器拾った!なんか強そう!」

(聞いちゃいねぇーー)

バリリリリ!バリリリリ!

「まあっ!」

「うわ!いきなり乱射するな!」

「すごい…なにこの武器。可愛い…」

「唯ちゃんこりゃまたエライの選びましたね~」

「癖のある武器って、頑張って扱えるようになる瞬間が一番楽しいのよね~」

「唯もゲームの魅力に落ちたな!」

「これはどういう武器なの?」

「反動が大きくて扱いにくいから、武器がAKしかない時にしか使わないわ。でも使えるようになると、とても強いの!」

「えっへん!AKがあれば大丈夫!どっからでもかかって来なさい!」

パーン!

14 : 以下、?... - 2019/05/13 00:14:16.158 qAz04R0dd 10/30

パーン!

「スナイパーだ!しかもログを見たらヘッドショットだぞ!」

「唯!」

「唯ちゃん大丈夫!?」

「ごめんなさい…。調子乗ってたらどこからか撃たれて気絶しちゃいました…」

「唯!どこか近くの遮蔽物の陰に隠れてろ!」

「唯ちゃん!私が蘇生するわ!」

「ムギ、気をつけろよ」

「もちろんよ」

(唯ちゃんの頭を抜ける位置にいる敵ってことは…)

(あの三階建の家が怪しいわね)

「唯ちゃん、近くに足音はない?」

「足音は聞こえないけど…」

15 : 以下、?... - 2019/05/13 00:23:42.641 qAz04R0dd 11/30

(なら、あの三階建を制圧してからでも遅くないわね)

チラッ

パーン!

「くっ!」

「やっぱ、ここだわ」

「ムギ大丈夫か!?」

「唯ちゃん近くの三階建の家が怪しいと思って近づいたら、窓から撃ってきたわ」

(こんな時は…)

ピンッ、ガチャ……、ポイ!

バーーン!!

「やった!!」

「うわあ、なんの音?」

「さすがムギだな。一つの家にまとまった敵には手榴弾が一番だよな」

「っておい、待て!1人唯の方に向かっていったぞ!」

「えっ!?」

「助けてー!!こっち来てるよーー!!」

17 : 以下、?... - 2019/05/13 00:34:33.826 qAz04R0dd 12/30

(武器、武器はどこ!?)

(…あっ、AK…)

「ムギちゃん助けてよぉ!!!」

(使うしかないわね)

「仕留めきれなかったら、ごめんなさい」

バリリリリ!バリリリリ!バリリリリ!

「やった!!」

「よっしゃあ!!」

「ナイスだムギ!!」

「すごいよ!ムギちゃん!」

「あの状況で仕留めたのはイケメンだな」

「ムギってAK使ってたんだな~」

「ううん。三階建の家の一階にあったから咄嗟に手にしたわ」

「つまり、武器は手榴弾しかなかったのに助けに行ったのか…?」

「えへへ、ごめんなさい。つい熱中しちゃって」

「あはは!ムギって面白いやつだな!」

「さてと、これで唯の蘇生も終わり!」

「みんな~~!ありがとう~、感謝してもしきれません…!」

「さてと一段落したところで、物資漁り再開するぞ!」

「おーー!」

「おーー!」

18 : 以下、?... - 2019/05/13 00:47:00.818 qAz04R0dd 13/30

「あ!ラッキー!」

「どうしたー?」

「唯ちゃんを撃った相手のスナイパーライフルを奪い取ったの!Kar98kだわ」

「私はM416っていうの拾ったけど」

「それは運いいな、唯。1番の当たり武器だぞ!」

「そうなんだあ~、AKとは違ってかっこいいね!」

「そういえば、私も武器が見つからなくてなー…」

「M16ってやつなら落ちてたぞ」

「おっ、それじゃあ頂くぞ」

(M16って一番ハズレだけどな…。無いよりマシか)

「そろそろ安全地帯が変わる頃だけど…」

「あんぜんちたい?」

「そう。このゲームでは終盤に進むにつれて、プレーできるエリアが縮まっていくんだ」

「そうなんだ~」

「なんかマップに安全地帯出てきたぞ」

「あちゃ~、面倒な動きだな」

「これは南方の島へ渡らせるつもりね…」

「そうとなったら、行くぞみんな!」

「了解だ!」

「車もあるし、移動には困らんな」

「二台あるから、二手に分かれましょう」

19 : 以下、?... - 2019/05/13 00:54:50.936 qAz04R0dd 14/30

ブロロロロ…(移動中)

「律、このゲームはよくやるのか?」

「まあな、最初は聡がやってたからな」

「なんか、こういうゲームやってるの意外だったよ」

「え?どゆこと?」

「こういうゲームって、女の子が少ないって思ってたから、まさか友達がやってるなんて想像もつかなかったんだ」

「私もそう思ってたよ。でもこのゲーム、本当に楽しいよ!」

「色々してくれてありがとな、色々教えてくれたり、武器くれたり、嬉しいよ」

「なーに言ってんだよ!初心者には当たり前だろ?」

「そうだね…」

「ムギちゃんって運転上手だね」

「そう?」

「私いつも酔い止め飲んでるんだけど、今日は必要なかったよ」

「そっか」

「南の島に行ける道は二つしかないんだけどね、今度は橋の前の建物で、次の安全地帯が動くまで待とうと思うの」

「了解であります!」

……キキィッ!(到着)

22 : 以下、?... - 2019/05/13 01:06:10.801 qAz04R0dd 15/30

「さてと、着いた。次の安全地帯までここで暇つぶしってことね?」

「待て!遠くから車が来てる!」

「えっ!どうしようムギちゃん…」

「多分、私たちと同じ考えなら、この建物に来るはず…。ここには私達がいることをアピールしましょう!」

「じゃあ、…撃てっ!!!」

「ああ…、言われちゃった…」

「え?」

「こういう場面で、撃てって合図するのに憧れてたの…」

「そういうことか…、ごめんな。」

「大丈夫よ!それより今は…」

バリリリリ!バリリリリ!

バババン!バババン!バババン!

ドドドドド!ドドドドド!

「やった!1人落とした!」

「ナイスだ澪!!よくやった!」

「すごいよ澪ちゃん!…あ、車が端の方へ行っちゃう…」

「良かったわよ、澪ちゃん!車は私たちを避けていったしいい感じね」

「それじゃあ、この敵さんにトドメの方を…」

「と、トドメ?私には無理だよ!」

「そんな慌てなくても、これはゲームだぞ、澪」

「律がやってよぉ……」

「わ、私!?しょうがないな…」

テクテク…

「敵さんよぉ、私たちの視界に入っちまったのが最期だったなあ。あばよ!」

バン!

ガーン!

23 : 以下、?... - 2019/05/13 01:08:13.229 qAz04R0dd 16/30

バン!

ガーン!

「律!!!」

「りっちゃん!!」

「みんな、スモークグレネードは無い?りっちゃんの近くに焚いてあげて!」

「スモークあるよ!待っててりっちゃん!」

「すまねえ…油断してた…。敵はおそらく橋の向こうからのスナイパーだ…」

「もしかして私達が撃ったやつ…。ごめん、律!私が中途半端に威嚇するから…」

「へへっ、心配すんなって。スモークも焚けば、相手は下手には撃ってこない」

「あの特徴的なスナイパーライフルの音…あれはもしかして、M24ね!」

「澪ちゃんは、りっちゃんを蘇生してあげて!M24の相手は私、Kar98kよ!」

24 : 以下、?... - 2019/05/13 01:10:11.691 WT18dP4I0 17/30

ブロロロロ…

「面倒な安全地帯になってきた…」

「でも、難しいくらいがちょうどいいよ、このゲームも」

「橋に待ち伏せしてるやつ居なければ良いな~」

「いても居なくても、倒すまでよ!」

「今日の梓、なんかカッコいいね!どうしたの?」

「どうもしないけど!」

バリリリリ!バリリリリ!

バババン!バババン!バババン!

ドドドドド!ドドドドド!

「うわっ!撃たれてる」

「っち、飛ばすよ!」

「あっ、野良の人が1人落ちた!」

「……仕方ないわ、行きましょう」

「でも、これでやっと3人だけのプレーができるよ」

「そうだな、本番はここからだ!」

…キキィッ(停車)

「梓?」

「ここで待ち伏せするよ。やつら、絶対橋を渡るはずだから!」

「さてと、私のM24、力を貸して…」

(M24スコープで対岸を見る梓)

「何あの人たち、気絶した人の前で煽ってるの?」

「まあ、ちょうどいいわ、ここらで1発仕返しさせてもらう!」

ガーン!

25 : 以下、?... - 2019/05/13 01:11:28.447 WT18dP4I0 18/30

「ワンダウンです。ヘッドショット。」

「梓やるね~!」

「…やっぱり、このキルログ、律先輩の名前だ!会えた!会えたよ!」

「どうしたんだ梓?」

「今日、先輩たち、部室でPUBGやるって話してたの。だから、もしかしてと思って私もみんなを誘ってPUBGしたら、同じマッチにいた!やった!」

「だからそんなに様子がいつもと違ったんだね」

「おっ、早速スモーク焚いてる。慣れてる動きです」

パーン!

ビュン!

「え…」

(何今の。なんなの。もう少し右だったら、私完全に頭抜かれてた…)

(面白くなってきたです。やっぱネトゲはそう来なくちゃ)

26 : 以下、?... - 2019/05/13 01:25:31.486 WT18dP4I0 19/30

ガーン!パーン!

「相手もなかなかやるわね。本気で、頭当てに来てるわ」
パーン!

「上手い。でも私と戦ってるうちは勝てないです」
ガーン!

「撃った後のコッキングの隙もしっかりと隠す。上手いです」

「遮蔽物の少なさで言えばこっちは不利。だから動き回って相手の予想をズラしていく」

「蘇生完了したぞ!」

「待たせたな!さて、ココからは私が反撃させてもらうよ!」

ゴウンゴウン…

「飛行機が飛んできたよ!」

「なんか落とした!」

「律、これは一体…」

「このゲームは1試合に数回、ランダムのタイミングとランダムの位置に救援物資が落ちるんだ!」

「その中身は、とても普通の建物には落ちてないような、豪華な装備や強力な武器が入っているの」

「りっちゃん、中身は!?」

「…グローザだ!!」

「おおお!!素晴らしいわ!!」

「みんな!持ってるスモークをいっぺんに焚け!なるべく遠くに投げるんだ!」

(グローザは近距離最強武器…りっちゃん、詰めるのね)

「みんな、車に乗って。一気に詰めるわよ!」

「まずい!対岸に救援物資が落ちた!」

「えっ!?」

「それマズくないか?」

「待って、救援物資がなんなのか、確認する!」

「…どうやらグローザみたい。みんな!先輩たちは詰めてくるはず!そうなったら終わりだから、橋の真ん中まで来たら退きましょう!」

「「了解!」」

ガーン!ガーン!

ドドドドド!ドドドドド!

ボンボンボン!ボンボン!

28 : 以下、?... - 2019/05/13 01:42:05.135 WT18dP4I0 20/30

「うわあああああ!!怖いいいい!!」

「大丈夫だぞ唯、相手もいつまでも撃っては来ないはずだ」

「怖くない怖くない怖くない怖くない…」

「澪もこんな調子だから、さっさとやっちゃうか」

「相手、車で逃げようとしてるよ!」

「ムギ!もう少ししたら、止めてくれ!相手が車に乗って走り出す瞬間まで進むんだ!」

「ラジャー!!」

キキィッ!

「おりゃああああああ!!!!」

ビリリリリリリリリリリ!ビリリリリリリ!

ビリリリリリリ!

ーーその頃のあずさチームーーーー

「みんな!そろそろ車に乗ろう!」

「分かった!」

「よいしょっと」

「いくわよっ!!」

ビリリリリリリ…

「マズい!相手が撃ってきた。梓ちゃん、早く!」

ブロロロロ…

「あっ!!」

「純ちゃん!!!!!」

「純!!!!」

「あーーあ、ごめん2人とも、やられちゃったよ…。もう、先行った方がいいよ」

「純…。分かった、純のためにも、ドン勝とるからね!」

30 : 以下、?... - 2019/05/13 01:44:24.756 WT18dP4I0 21/30

「よっしゃあ!!仕留めたぜ!恨みは晴らした!!」

「りっちゃんはやっぱ強いわね」

「律…」

「澪、心配かけて、すまなかったな。一緒に2人で、ドン勝しよう」

「もうそろそろゲームも終盤じゃない?ここまで全員生き残ってるなんて奇跡だよ!」

「そうだな~、残りは7人。私たちは4人全員生きてて、そしてさっきの奴らが2人だから、あと1人が何処かにいるってことだな」

「かなり人の減りが早いわね」

「なーに、私たちなら大丈夫よ!」

「もう、ここからは歩いて移動してもいいな。安全地帯が近いし、終盤だと車は目立つし」

「そうだな」

32 : 以下、?... - 2019/05/13 01:47:36.279 WT18dP4I0 22/30

テクテクテク…(徒歩で移動)

「それにしても、草木の表現もリアルなんだな、最近のゲームは」

「いいところに注目してるね!そうなんだよ!」

「銃声も魅力的だし、PUBGって良いゲームだね」

「そうさ!私とムギが胸を張って言える神ゲーが、このPUBGさ!」

「私もパソコン欲しいーー」

「初めにPUBG誘ってきたの唯ちゃんじゃなかったの?持ってなかったの?」

「わたくし、エアプでございます…」

「ああ…、なるほどね。」

ボゴォォンッ!!

「なんだ今の音は!?」

「すごい派手な音!」

35 : 以下、?... - 2019/05/13 01:52:24.150 WT18dP4I0 23/30

「みんな…」

「澪!!!」

「澪ちゃん!!」

ボゴォォンッ!!

「りっちゃん!」

「うっ…!痛てぇ……」

(待て、なかなか聞かないレアな銃声、そしてこのダメージ量……)

「…まずい」

「えっ?」

「AWMだぁぁああ!!逃げろおおおお!!!」

「AWM!?ここは危険だわ!」

「みんな、ここから離れろ!」

「まずは澪ちゃんの蘇生が先よ」

「蘇生なんて間に合わない!スモークも使い切っちまったし、お前らは今すぐ逃げろ!」

「りっちゃんは?」

「私は…」

「私は、澪を見捨てることなんて、できないからさ」

「律……」

「律、ありがとう」

「ごめんな、澪。早速約束が守れなかったよ」

「ううん。私、このゲームをやってて、律のいつもと違う表情を見れた気がして、すごい心がドキドキしたんだ…」

「澪ってば、そんなこと言っちゃって」

「おっと、これを言い忘れてた」

「ドン勝は、唯とムギ、お前らに任せた!」

ボゴォォンッ!!

36 : 以下、?... - 2019/05/13 01:56:52.244 WT18dP4I0 24/30

「唯ちゃん、行きましょう…」

「うん…」

……

「そろそろ、安全地帯が変わるはずよ」

「うん」

ササササササッ


「待って、足音だわ!」

「えっ」

バリリリ!

「!?」

「あっ、ごめん!撃っちゃった!」

「くっ、ええい!!」

バリリリリ!バリリリリ!

「きゃあああ!!!」

「ごめんムギちゃん、ビックリしちゃって…」

「えへへ、大丈夫よ。私もよくやったわ。あと、この子が気絶してるってことは、近くに仲間がいるわね。

「あっ、ムギちゃん…」

「どうしたの?」

「キルログ見てみると、ムギちゃんが倒したこの名前」

「super_azunyanって…、これあずさちゃん!?」

「そうだよね!?絶対あずにゃんだよね!?」

「私たちに黙ってゲームしてたんだ!!」

「同じマッチに入れたなんて、これって奇跡ね」

38 : 以下、?... - 2019/05/13 02:00:33.850 WT18dP4I0 25/30

ササササササッ

「あっ!唯ちゃん後ろに!!」

「えっ」

バリリリリ!バリリリリ!

ドドドドド!ドドドドド!

「唯ちゃん!横から敵のそばまで回り込んで!」

「分かった!」

バリリリリ!バリリリリ!

ドドドドド!ドドドドド!

チラッ

「あれは…、AWM!?」

(まずい、あと1人いたんだ!)

「唯ちゃん!狙われてるわ!隠れて!!」

「えっ」

ボゴォォンッ!!

「っち…」

ドドドドド!ドドドドド!

「やった!」

「ムギちゃん!!」

「やられちゃったわ。ここからは頑張って唯ちゃん!あなたなら行けるわ!」

「初めての武器はAKだったんでしょ?実は、私もね初武器はAKなの!」

「ムギちゃーーーん!!!」

40 : 以下、?... - 2019/05/13 02:05:20.768 WT18dP4I0 26/30

ボゴォォンッ!!

「ひぃぃぃっ!!」

「もしかしてさっきのが紬さんだとしたら、残りはお姉ちゃんとあと1人だけ!?」

「やった…、お姉ちゃんは私が倒す!」

ボゴォォンッ!!

ボゴォォンッ!!

「いい加減出て来なさい。いつまでそうしてるつもり?」

ボゴォォンッ!!

「弾切れを待っているのなら、そうは行かないわ。いくつもの救援物資を回って、弾を手に入れてるから」

「…この音はAWM。お姉ちゃんたちが持ってた救援物資はグローザのはずだから、AWMの奴は部外者ね…」

「もう囲まれた…。澪ちゃんもりっちゃんもムギちゃんも居なくなったし…これはもうどうすれば…」

ボゴォォンッ!!

ボゴォォンッ!!

「今までに何人倒したと思ってるの?こんな下らないこと、そろそろ、やめにしましょう」

41 : 以下、?... - 2019/05/13 02:08:27.817 WT18dP4I0 27/30

「私とお姉ちゃんの勝負を邪魔しないで!!お姉ちゃんは私が倒すの!!」

「あら、ミニとか言うセミスナが、よくAWMの私に喧嘩を売れたわね」

ボゴォォンッ!!

「うわああああ!!」

「さて1vs1よ」

「うぅ……」

「さぁ…。…って、、しまった……」

「最後の1人に集中しすぎて安全地帯を忘れてた…!!」

「来ないでええ!!!」

バリリリリ!バリリリリ!

「うるさい!」

ボゴォォンッ!!

「ひぃぃ…」

(顔だしたらすぐに撃たれる…。こんなのできないよ…)

(あっ!)

(ドン勝はお前らに任せたぜ!)

(あなたなら行けるわ!)

「うん、私なら行ける!」

42 : 以下、?... - 2019/05/13 02:14:11.814 WT18dP4I0 28/30

「私が相手よ!敵さん!」

「あら?」

「ここに来て突撃?自殺行為だわ。でも、相手にしてあげましょう」

「まずい、またやらかした…」

「持ってる武器がAWM…。近距離でスナイパーなんて無理な上、今から武器を持ち替えても間に合わない…」

「…負けたわ」

「うおおおおおおお!!!」

バリリリリ!

「でもなんでだろう。いつもより楽しかった気がする」

「勝った!勝った!夕飯はドン勝だ!」

43 : 以下、?... - 2019/05/13 02:16:05.067 qAz04R0dd 29/30

「やったー!!!!」

「かっこよかったぞ!唯」

「感動した!!この体験は新しい詩にできる!!」

「さすが唯ちゃんね。よく頑張ったわ」

「って、AWMの人の名前…」

「nodoka_mって、もしかして和ちゃん!?」

「これは明日が楽しみだな。梓と和…。」

「和ちゃんのAWMうますぎ…。師匠になってくれないかしら…」

「そうとなれば、明日は取り調べだ!ムギ!カツ丼持ってこい!」

「紅茶もね!」

「イエス!マム!」

「それって、味的に合うのか…?」

45 : 以下、?... - 2019/05/13 02:16:41.422 qAz04R0dd 30/30

以上になります!
夜遅くまで支援、閲覧ありがとうございました!

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