平沢家
「憂~あいしゅ~」
「うんたん♪うんたん♪」
「ぎぃ~たぁ~」
「ごろごろ~」
「あはははは~♪」
律「ち…ちっせ~唯が…」
澪「五人…」
紬「あらあら…」
憂「お姉…ちゃん?」
梓「」ぽか~ん
元スレ
梓律澪紬和憂「ミニマム唯ちゃんず!」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1255695395/
はじめまして、中野梓です
色々あって今軽音部の皆さんと唯先輩の家に来ています…
唯先輩の髪を整えようと髪留めピンを引っ張ったら
先輩がちっちゃい5人に分裂してしまいました!
どうするんだろこれ…
唯「あいしゅ~♪あいしゅ~♪」とてとて
唯「ほえ?みんなおっきいね~」
梓「これ…え?」
憂「お姉ちゃん大丈夫?」
唯×5「へ?なんともないよ~?」
律「いや…なんかあるだろ」
澪「だいじょうぶ…みたいだけど…」
紬「と、とりあえず元に戻りましょうか?」
唯×5「え~せっかく面白そうなのに~」ぷい
梓「先輩!はやく元に!!」
唯×5「え~…わかったよぉ」トボトボ
唯×5「戻り方しらない!」
梓「」
ギュッ
唯「ほえ!?」
律「唯ー!ほんとにちっせーなお前!」ぎゅー
唯「それほどでも~///」
律「憂ちゃん!1人くれっ!!」
憂「えっ!?お姉ちゃんをですか?」
律「もちろん!」
唯「りっちゃんの手あったか~い」ほげー
律「5人もいるなら1人くらい良いだろ!?」
憂「でも…いったいどうして…」
律「よくみてみろ!」
律「こいつら…めっちゃ可愛い!!」
「うんたん♪うんたん♪」
「ほ~…げ~…」
憂「…」
紬「あ、あの~」
憂「?」
紬「私も…今夜唯ちゃんを預かっていいかしら?」
憂「え!?紬さんまで?」
紬「だって…いつも家で1人だからその…寂しいの///」
梓「憂…私もいいかな?」
憂「え…梓ちゃんまで…」
律「じゃあ今日は軽音部1人につき1人ずつミニ唯持って帰ろうぜ!」
澪「お、おい!!」
憂「でも…」
唯「なんだか面白そうだね♪」
唯「ねぇいいよね?う~い~?」
梓「律先輩、澪先輩、紬先輩、私…あと1人は憂だね」
憂「別にお姉ちゃんが言うならかまわないけど…」
和「あら、なんだか面白そうね」
律「うぉ和!?」
唯「ほぇ?のどかちゃん?」
憂「いつの間に…どうしたんですか?」
和「唯に貸してた教科書返してもらいにきたんだけど…それどころじゃないみたいね」
澪「ま、まあな」
和「話は大体聞かせてもらったけど…私も1人あずかっていいかしら?」
憂「!?」
和「最近生徒会が忙しくてなかなか唯と会えないから…」
憂「そうなんですか…」
憂「じゃ、じゃあお姉ちゃん5人全員お持ち帰りですか?」
律「まぁそうなるな」
澪「私は…」ちらっ
唯「あはははは~♪」
澪「ま、まあ預かってみるか」
梓「大丈夫だよ憂、皆優しいから」
憂「う、うん…」
玄関
憂「お姉ちゃん寒いから風邪に気をつけてね!」
唯×5「は~い♪」
憂「お姉ちゃんお風呂上りはよく体拭かないと駄目だよ!」
唯×5「は~い♪」
憂「お姉ちゃんトイレに落ちないように気をつけてね!」
唯×5「は~い♪」
憂「お姉ちゃん耳か」
律「大丈夫だよ憂ちゃん…」
梓「ほんとうに唯先輩が心配なんだね」
憂「///」
梓「あ、そういえば」
一同「?」
梓「もしかして…どれか1人はものすごい…黒い性格かも…」
唯「あずにゃんほどじゃないよ♪」
梓「」
澪「ま、まぁ梓の時は色々あったしな…」
黒梓『縞パン露出狂の澪せんぱ~い』
和「?」
律「まぁそんときはハズレだったってことで」
憂「お姉ちゃんにハズレなんかありません!!」
律「おっと、そうだなゴメン!」
和「私…その子をひいてみたいな」
梓「え?」
憂「それでは皆さん」
憂「お姉ちゃんをよろしくお願いします」ペコッ
律「おぅ!まかせとけって!」ニコッ
紬「こちらこそよろしく、唯ちゃん♪」
唯「あいしゅ~」
律「じゃあ解散!明日は唯を忘れないように!」
一同「おじゃましました~」ガチャッ
憂「…」
※ここからはそれぞれの唯の様子をお楽しみください
律の部屋
律「ただいま~」
唯「りっちゃんの部屋ひろいね!」とてとてとて
律「唯がちっさいだけだろw」
唯「ほぇ?そうだっけ?」
律「さてと、何するかな~」
唯「ベッドふかふか~♪」
ガチャッ
聡「姉ちゃん飯だぞ~!」
律(やべっ布団何処だ!?)ドサッ
唯(ふぐっ!?)
聡「なにしてんだ?慌てて」
律「うるせえ!お前もたまに私が部屋はいったらこそこそなんかヤッてるじゃねえか!」
聡「ちょ!!ナ、ナニイッテンダヨ///」
律「飯はわかったから早くでてけ!!」
聡「ワカリマシター」ガチャ
唯(りっちゃん…息出来ないよぉ)フガフガ
律「大丈夫か!?唯!」バサッ
唯「ふぅぅぅ、助かった~…今の弟君?」
律「まあな」
唯「へぇ~…弟君部屋で何してるの?」
律「さ、さぁな…儀式的な…」
唯「ほぇ!?かっこいいね~…私みてみたい!」
律「バーロッ///お前の分も飯持ってきてやっからここで待ってろよ!」
唯「了解!りっちゃん隊員!」
20分後
律「もってきたぞ~」カチャ
唯「わ~い♪おなかへってたんだよぉ」ニコッ
律「茹でトウモロコシだぞ」
唯「とうも…ころし?」
律「一粒ずつ食べさせてやるからな!ほれっあ~ん」
唯「あ~ん♪」パクッ
律「どうだ?」
唯「あったかくておいひ~」ほげ~
律「ほれ、あ~ん」
唯「あ~ん♪」パクッ
律「あ~ん」
唯「あ~ん♪」パクッ
律「あ~ん」
唯「あ~ん…」
律「ほれっ」ひょいっ
唯「あっ!…りっちゃんのイジワル~」
律「へへっ♪おまえひよこみたいだなぁ」
唯「私ひよこさん?ぴ、ピョピヨピヨ」とてとてとて
律「おぉそっくりそっくりw」
風呂場
聡(はぁはぁ…最近二次で抜くのも全然イけるな…)スコスコスコスコ
聡(はぁはぁ…ワカメちゃんの騎上位…そろそろで)
ガラガラッ!
律「おぃ聡風呂なげーよ早く出ろよ!!」
聡「うわ//何しやがんだよ姉ちゃん///つか鍵どうしたんだよ!覗くなよ!!」
律「鍵壊れたって言っただろ!お前の儀式なんか興味ねえよ!」
律「とにかく早くあがれ!!出したモンしっかり洗ってこいよ!!少しでも残ってたら晒すからな!!」ガラガラッ
聡「…萎えた…クソ姉貴・・・」
律「風呂はいるぞー唯ー」
唯「わ~い♪りっちゃんとお風呂~♪」
風呂場
律(…臭いは…ないな)
唯「何してるの?りっちゃん隊員?」
律「いや何も…」
唯「?」
律(ちっちゃくって裸の唯…ちきしょー聡の気持ちもわかるぜ)
律「おっしゃー唯は私が洗ってやるからな!」
唯「わ~い♪」
わしゃわしゃわしゃ
律「かゆいとことかあるか~?」
唯「ん~特にないかな?」
律「ほんとか~?こことかどうだ!」コショコショ
唯「ひっ//くすぐったい//くすぐったいよりっちゃん///」じたばた
律「じゃあここはどうだ!?」コチョコチョコチョ
唯「や//やめてよぉ//きゃはははは////」ジタバタジタバタ
聡(姉ちゃん風呂で何あばれてんだ?)←出さずして賢者
ゴシゴシゴシ
唯「ほ~げ~」
律「…」ツンツン
唯「ひゃ//」
律「お前ちっちゃくなっても胸でけーなちきしょー!!」プニプニプニ
唯「あわわわわ///りっちゃんがちっちゃいだけだよ~////」
律「何だとこの野郎!」クリクリ
唯「きゃっ//ソコは///ソコは反則だよ~////」
数分後
ガラガラッ
律「ふぅ~いい湯だったぜ!」
唯「ふぇ~お風呂で疲れたのはじめてだよぉ~…」
律「唯牛乳とか飲むか?」
唯「え?お風呂上りはやっぱり…」
台所
ガチャッ
律「…ねぇな」
トイレ
聡(ハァハァ…さっきはイけなかったからな…)
聡(ハァハァ…リンちゃんにケンの指が…ハァハァ…もう…で)
ガチャ!
律「おぃさとs」
聡「うわああああああああああああああああああああああああああ」
律「うっせえ!今すぐコンビニでアイスかって来い!!」
聡「はぁ!?なんでだよ!!自分で行けよ!!」
律「1人でしかイけない奴にいわれたかねえよ!!金やるから4分でいって来い!!」バタンッ!
聡「…またかよ…ついてねえな…」
5分後
律「ほら、アイスだぞ~!」
唯「わ~い♪」とてとて
唯「うわおっき~い!」
律「ほらほら、棒は持っててやるから早く食べろよ」
唯「♪」ペロペロ
唯「おいし~!!」
聡「あの~金~」
律「そこにあるからもってけ」
律(ま、あいつの貯金箱から出したんだけどなw)
唯「ふぁ~…もう眠いよ~」ゴシゴシ
律「ん?もう寝るか?」
唯「うん…ふぁ~」ぎゅー
律「…」つんっ
唯「ぁ~…ひゃっ//あくび中は反則だよぉ///」
律「ごめんごめんw」
律「じゃあ電気消すぞ」カチッ
♪~
唯「隣の部屋がうるさくて寝れないよぉ~」ゴシゴシ
聡の部屋
『アッオゥ アオッゥ アッオゥ アアオゥ』ズンドコズンドコ
聡「はぁはぁ…まるこのま○こが…はぁはぁ…うっで」
ガチャ
律「さとしいいいいいいいいい!!」
聡「ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」
律「うっせえよ何時だと思ってんだよ!」
聡「まだ10時だろ!?」
律「こっちはもう寝るんだよ!!変な曲流すな!!」
『デイ デレ デイデレ デレデr ブチッツ
律「よい子は早く寝ろ!じゃあな」バタン
聡「…イかせてくれよ…グスッ」
律「これで寝れるだろ?」
唯「ありがと♪」
律「…」
律「なぁ唯?私のこと…?」
唯「すぅ…すぅ…」
律「もう寝たのか…ちくしょー可愛い寝顔してんな…」
チュッ
律「…///…澪や紬はどうしてんだろうな?」
※時間さかのぼって
澪部屋
澪「ふぅ…ついたぞ、唯」
唯「わ~い澪ちゃんのお部屋~♪」トテトテトテ
澪「適当に遊んでていいぞ、晩御飯の準備してくるから」
唯「は~い♪」
唯「♪~」トテトテトテ
唯「澪ちゃんのベッド~♪」
唯「ゴロゴロ~♪」コロコロ
唯「ほぇ?何これ?」
ガチャ
澪「晩御飯できたぞ♪」
唯「ねぇねぇ澪ちゃ~ん」
澪「?」
唯「これなに~?ウサギさんのぬいぐるみ?」ツンツン
澪「ああ、そうだよ♪ほら、歌詞に書いたやつ」
唯「じゃあ、澪ちゃんの『お気に入りのうさちゃん』?」
澪「そうそれ♪」
唯「ほぉ~!名前とかあるの!?」
澪「うん、『りっちゃん』って言うんだぞ♪」
唯「へぇ~りっちゃ…え?」
澪「はっ!?いい、い、いまの聞いた!?///」
唯「うん!『りっちゃん』って言うんだよね?」にこっ
澪「////」カァー
一年の文化祭前
澪『お気に入りのりっちゃん…駄目だストレート過ぎる//』
澪『カミサマお願い二人(澪と律)だけのDream Timeください☆…これならいいや♪』
澪「」ぷしゅー
唯「お~い澪ちゃぁ~ん?」ツンツン
唯「おなかへったよ~」
澪「…うん…うん…うん」
唯「駄目だこりゃ」
一時間後
澪「唯~風呂に入るぞ♪」
唯「わ~い澪ちゃんとお風呂~」
澪「…」ヌギッ
唯「!!」
澪「ん?どうしたんだ?」
唯「澪ちゃん…おっきい…」
澪「い、いいからはいるぞっ///」
澪「…」ワシャワシャ
唯(澪ちゃんの髪の毛長いな~…まるでロープみたい…)ギュッ
澪「いたっ!な、何するんだ//」
唯「澪ちゃんの背中登りだよ~つるつるしててのぼれないよぉ~」ギュー
澪「背中がくすぐったい///」
唯「肩に到ちゃ…きゃ!」ツルッ
ぽむっつ
唯「ふぇ~…危ない危ない…澪ちゃんのおっぱいクッションのおかげてでたすかったよ~」
澪「///」
唯「さて、降りないと…落ちないようにここをつかんで」ギュッ
澪「きゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
2時間後
澪「じゃあ電気消すぞ?」
唯「うん、おやすみ~」
澪「…」ギュー
りっちゃん「」
澪「…」
唯「ふぁ~」ゴシゴシ
澪「…」ギュー
唯「ふぇ?澪ちゃん?」
澪「すぅ~…すぅ~…」
唯「私ぬいぐるみじゃないけど…いいよね?」ギュッ
唯「zzz」
※時間さかのぼって
平沢家
カチャ
憂「いただきます」
カチャ カチャ
憂「…」パクパク
憂「…二人分…作っちゃった…」ブツブツ
琴吹邸
紬「そうぞ♪」
唯「うわあ~流石に広い…お屋敷!」
紬「それ程でもないわよ」ニコッ
斉藤「お帰りなさいませ、お嬢様…すぐに夕食の準備を」
紬「ありがとう」
斉藤「…」ペコッ
唯「ねえねえ今の人誰?」
紬「我が家の執事よ?」
唯「ほえ!?ひつじさん!?」
紬「夕食の時間」
唯「うわぁ…大きなテーブル…まるで王様みたいだね!!」
紬「まぁ…ふふっ」ニコッ
唯「このテーブルならかけっこだって何だって出来るね!!」
斉藤「料理をお持ちしました」パカッ
唯「うほぉぉぉ!!!こんなの映画でしか見たことないよ!!」
紬「すぐに唯ちゃん用にわけるわね」ニコッよ♪
カチッ パクモグ
唯「おいし~♪」
紬「よかった、喜んでもらえて」ニコッ
唯「ムギちゃんは幸せだね!毎日こんな大きなお部屋でこんなにおいしいご飯が食べれるなんて!」
紬「そうかしら…私は唯ちゃんのほうが幸せだと思うわ」
唯「ほぇ?なんで?」
紬「どんなに広い場所にいても1人だけじゃ寂しいもの…」
紬「憂ちゃんみたいに優しい妹がいる唯ちゃんの方が毎日楽しくて幸せだと思うの」ニコッ
唯「そうなのかな…そうだね♪」
紬「ふふふっ♪そろそろお風呂に入りましょうか?」
ジャー
紬「ここが我が家のお風呂よ♪」
唯「ひゃ~やっぱり広いや(あれ噴水?)」
唯「お風呂にバラの花が沢山浮いてる…」
紬「家のお風呂は日替わりなの♪今日はバラ湯ね」
紬「他にもワインにミルクにゆず…ゲル風呂なんかもあるわよ♪」
唯「すごい…マシュマロ風呂ってないの?」
紬「え?マシュマロ?」
唯「うん!絶対気持ちいいはずだよ!はいってみたいな~」
紬「…」ガチャ
紬「斉藤?今すぐ桶一杯分のマシュマロもってきてちょうだい!」
紬「出来たわ♪桶一杯分でごめんなさい」
唯「そ、そんなことないよ//」
ふわふわふわ~
唯(いざはいるとなると不気味かも…)ちゃぽっ
唯「…おぉ!」
紬「どうかしら?」
唯「甘い!甘くてふわふわで…」パクッ
唯「おいひぃ~♪」
紬「…喜んでもらえたならよかったわ」ニコッ
斉藤「お風呂上りのデザートでございます」ペコッ
唯「うわ~おいしそ~…これハーゲンダッツですか!?」
紬「ハーゲン?」
斉藤「いいえ、こちらではそのような安物は取り扱っておりません」
唯「さすが…ありがとうひつじさん♪」
斉藤「…」ペコッ
唯「いただきま~す」パクッ
唯「をぉぉぉぉぉぉいしぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
紬「ふふふ♪」
斉藤「おやすみなさいませお嬢様」ペコッ
紬「おやすみ」
唯「ほぇ~やっぱりベッドもひろいねぇ…」
紬「そうよ…でもいつも1人なの…」
唯「…やっぱり1人って寂しいんだね」
紬「ええ…だから唯ちゃんみたいなお友達が出来てほんとによかったわ♪」
唯「えへへ~♪」
唯「でもどうしても寂しい時ってどうするの?」
紬「そうね…そのときは…笑うしかないわね」
唯「笑う?」
紬「そう、ニコッよ♪」
※時間さかのぼって
平沢家 風呂場
シャー
憂「」ワシャワシャワシャ
憂「」ゴシゴシゴシ
憂「…着替え…二人分もってきちゃった…」ブツブツブツ
和の部屋
和「さて…唯、勉強するわよ」
唯「ほぇ~?イヤだよ~」ぷぃ
和「あんた…最近ギターばっかりで何も勉強してないでしょう?」
唯「好きなこと出来るならそれでいいもん!ギー太に首ったけだもん!」
和「あんた…そんなんじゃ将来危ういわよ?」
唯「のどかちゃんは自分の将来をみてたらいいんだよぉ」ぐて~
和「…この子ちょっと反抗期ね…梓ちゃんが言ってたやつかしら?」
外から鶏の悲鳴が聞こえるお…
唯「そんなことよりアイスたべたいよぉ~」ゴロゴロ
和「…なるほどね」
和「そんなにアイスが食べたいなら食べさせてあげてもいいわよ?」
唯「やった♪」
和「ただし、この数学の問題集を1ページ解いてからね♪」
唯「」
唯「シャーペン重いよ~」
和「私が支えてあげるわ」
唯「シャーペンが大きくて何も書けないよ~」
和「口で答えをいってもいいのよ?」
唯「アイスたべたいよ~」
和「解かないと駄目」
唯「おうちかえりたいよ~」
和「あら?1人で歩いて帰るの?」
唯「…」しょぼ~ん
唯「…」カキカキ
和(やっとやる気になったわね…私はあんたが心配だからこんなことを…)
唯「とけたっ!」
和「へぇ~…早いじゃない?どれどれ…」
答.ういがといてくれるはず
唯「♪~」とてとて
和「待ちなさい」ギロッ
唯「ひっ!!」
唯「えっと…3X=…」
和「また同じ間違いじゃない!はい、ここに公式10回書いて!!」
唯「ふぇ~またぁ?もう40回は書いたよぉ~」
和「60回よ!あなた本当に覚える気あるの?これじゃあ今日は眠れないわね…」
唯「うぅ~いやだよ~」
和「嘆く暇があるなら解きなさい!ほら頑張って!ちゃんとアイスはあげるから…」
2時間後
和「…おめでとう!全問正解よ♪」
唯「やったあああああああああああ!」
がちゃ バタン
和「はい、ご褒美のアイスよ♪」
唯「わ~い♪」パクッ
唯「おいしい!」
和「どう?頑張ったあとに食べるアイスは一味違うでしょ?」
唯「うん!いつもは頑張る前に食べてるから!!」
和「そうね、ふふふ」
和「久しぶりね、唯とこうやって話すの」
唯「へ?そうだっけ?」
和「あんた最近はいつも軽音部のみんなといるしクラスも遠いし…前まで毎日遊んでたのにね」
唯「うん!ずっと一緒だったよね♪」
和「いつの間にか遊ぶ時間が一生懸命…私は生徒会の仕事、唯は部活をする時間になっちゃったわね」
唯「うん!それでも私今が大好きだよ!」
和「まぁ…でもたまには昔に戻るのもいいわね♪」
唯「そだね♪」
和「ふふふ…」
※時間さかのぼって
中野家
梓「ただいま~」
唯「あれ?あずにゃんのお父さんやお母さんは?」
梓「私の両親はいつもジャズの公演だとかで家にいない日が多いんです」
唯「ほぇ~うちと一緒だね」
梓「先輩には憂がいるじゃないですか…あんな優しい妹がいて幸せですね」
唯「そうだね…でも」ギュッ
唯「あずにゃんといられるのも幸せだよ~」
梓「もう…先輩///」
梓「先輩…晩御飯何食べます?」
唯「ほぇ~…憂の手料理!」
梓「…私のじゃ…駄目ですか?」
唯「うそだよ!あずにゃんが作ってくれるなら何でも食べちゃうよ!」
梓「♪」
梓「えっと…オムライス作ってみました//見た目は…あれですけど///」ドキドキ
唯「大丈夫だよ!食べ物は味だよ~ってあれ?」
I LOVE ゆい先輩♪
梓「///」
唯「…わたしもだよ♪」
梓「え?」ドキドキ
唯「私もあずにゃんのこと大好きだよ♪あいらぶあずにゃん!」
梓「あ、ありがとうございます///」
唯「いただきま~す」
梓「…」ドキドキ
唯「食べるのがもったいないくらいだよ…」
梓「…」ドキドキ
唯「あの…あずにゃん?見つめすぎだよ//」
梓「は、す、すみません///」
唯「でわ!」 パクッ
梓「…」ドキドキ
唯「おいしい!こんなオムライス憂でもつくれないよ♪」
梓「え//そんなことないですよ///」
唯「いや、これはあずにゃんにしか作れないよ!また今度作ってくれる?」
梓「はいっ!喜んで///」
唯「ごちそうさま!」
梓「あ、お皿かたつけますね」
唯「いいよ、私が運ぶよ!」
梓「え?危ないですよ!?」
唯「よいしょっとっとっと」ヨロヨロ
梓「危ない!!」ギュッ
ガチャッ!
梓「ふぅ…無理しないでくださいよ先輩!」
唯「ごめんね、お手伝いしたかったんだよ…」
梓「…あ、ありがとうございます//」
唯「いえいえ」ニコッ
梓「お風呂入りますよ~」
唯「わ~いあずにゃんとお風呂~♪」
梓「先輩//喜びすぎです///」
唯「ふぇ?なんで顔赤くなってるの?」
梓「///」
ちゃぽ~ん
唯「みてみて!あずにゃん!プールみたいに泳げるよ!」ジャバジャバ
梓「先輩って意外と泳ぐの上手なんですね…」
唯「ゴールに到着ぅ~♪」ギュ
梓「ちょ///先輩///そんなところ駄目ですぅ///」
唯「そんなこと言わずに~ほ~れあずにゃんのお胸だよ~」プニプニ
梓「やめてください///」
唯「でもあずにゃんはほんとにお胸が小さいよね~?」
梓「!?…すぐに大きくなるもん//唯先輩なんか軽く越しちゃうんだもん!!」
唯「ちっちゃいままでもいいんだよ?可愛いんだもん♪」
梓「///」
パクッ
唯「おいし~」ニコニコ
梓「ちょうどアイスが残っててよかったです♪」
唯「1人じゃ大きすぎて食べられないよ~」
梓「じゃあ私が食べちゃいますよ?」
唯「駄目だよ!私のアイスちゃんだもん!!」
梓「そうですか…」
唯「…一口だけならいいよ?」
梓「やった♪」パクッ
唯「おいし~でしょ~?」
梓「はい!」
唯「これって…間接キスかな?」
梓「え!?ちょっと違うんじゃないですか?///」
間接キスか…
そういえば私、先輩がちっちゃくなる前にキスしたんだっけ?
私が今の先輩みたいにちっちゃな5人になっちゃって…
私が元通りになるために一生懸命頑張ってくれて…
私が性格が暗いのもう1人の自分に負けそうなときもずっと応援してくれてて…
それで…感謝というか…愛っていうか…
強引にキスしちゃったんだっけ?
唯「ねぇあずにゃん」
梓「はい?」
唯「あずにゃんもちっちゃくならない?」
梓「…え?」
唯「だから、あずにゃんもう一回ちっちゃくなってよ!」
梓「え!?それは駄目です!」
唯「大丈夫だよ!私も小さいんだから♪」
梓「そんなの理由にならないです!断りますぅ!」
唯「言い訳は駄目だよ?あずにゃん♪」ひょいっ
梓「先輩!やめてください!」
唯「たしかあずにゃんはこのツインテールを引っ張ると♪」グイッ
梓「きゃぁああああ」
ぽんっ!!
唯「♪」
ふにゃ~
チチチチチ…
にゃ~
梓「うぅ…酷いですぅ…唯先輩…」
にゃ~
実はあずにゃんはツインテを引っ張られると5人のミニマムあずにゃんになっちゃうんだにゃん♪
普段と変わらないリーダー梓一号
普段は心の底に隠れてる欲望丸出しの黒梓こと梓二号
好奇心旺盛な梓三号
猫みたいに温和な梓四号
ゴールがなくてもひたすら突っ走っていく梓五号
この5人がそろってミニマムあずにゃんずなんだにゃん♪ by今回解説担当梓三号なんだにゃ
唯「これであずにゃんも私と一緒だね♪」
梓「ま、まあ…一緒って言うかなんと言うか…」
唯「みんな会いたかったよ~♪」ナデナデ
梓三号「ふに~」ニコニコ
唯「四号に五号も♪元気だったか~い?」ナデナデ
梓四号「ふにゃ~」
梓五号「チチチチ…」
唯「それから…」
?「ホントにただのおチビちゃんですね♪唯せ~んぱ~い」
唯「あ、出た!黒にゃんだ!」
黒梓「にゃ~…相変わらず甘~い空気取り巻いてるんだにゃ~♪」
唯「それほどでも…テヘッ♪」
黒梓「先輩の照れ顔げ~っつ!」
唯「ほぇ?」
黒梓「じゃあ今度は唯先輩の泣き顔をゲットするんだにゃん!」
梓「こらっ!!妙な事はやめるです!!」
黒梓「ふにゃ!?…ったくリーダーは厳しいですにゃ~」
梓「あたりまえです!もう唯先輩を困らせるような事は絶対させないですぅ!」
黒梓「へいへい…餌でも探してくるんだにゃ~」カサカサカサ
梓三号「に~…リーダーも強くなったんだにゃあ…あの二号を言葉だけで止められるなんて…」
唯「それより遊ぼうよ♪あずにゃん!」
梓「遊ぶって…何するんですか?」
唯「えっと…かくれんぼとか?」
梓「まぁ面白そうですけど…」
唯「じゃあきまりだね!私1人対ミニマムあずにゃんず!」
梓「いいんですか?…強いですよ♪」
平沢家
憂「…」カキカキカキ
憂「…」ペラッ
憂「…ギー太が鳴らないから集中出来ない…」
梓の部屋
唯「え~っと…」トテトテトテ
唯「うぉ!スピーカーの隙間からツインテがはみ出てる…」トテトテトテトテ
唯「あずにゃんみ~つけ♪」
梓四号「ふみゃ~」はみはみ
唯「おぉ~よしよしいい子いい子~」ナデナデ
梓四号「ごろにゃ~♪」
黒梓(…唯先輩楽しそうに遊んでるんだにゃん)
黒梓(…唯先輩…独り占めしたいんだにゃん♪)
数分後
唯「ほえ~…結局四号しか見つけられなかったよぉ」くてー
梓「だから強いって言ったじゃないですか…」
梓三号「に~♪」
梓五号「チチチチ…」
梓「先輩が見つけてくれないからその…寂しかったですぅ//」
唯「私も寂しかったよ~あずにゃ~ん」ギュ~
梓「///」
唯「今日は疲れたね~…ふぁ~」ゴシゴシ
梓「そうですね…他のミニあず達も寝ちゃったみたいですし…」
唯「私達も寝ちゃおう♪」
梓「そうですね…(二号は何処か行っちゃったみたいだし…合体は朝でいいや)」
唯「寒くなってきたね~」ブルブル
梓「そうですね…」 ギュ
唯「ほえ?」
梓「こうすると…温かいですぅ///」
………
梓「すぅ…すぅ…」
唯「すぅ…あいしゅ~…ムニャムニャ」ごろっ
?「せ~んぱ~い…」
唯「すぅ…ムニャムニャ」
?「起きてください…ゆ~いせ~んぱ~い」
唯「ん~…ほぇ?誰~?」ゴシゴシ
黒梓「私ですよ~せんぱ~い♪」
唯「あ、黒にゃんだぁ~」
黒梓「しーっ!リーダーが起きちゃいます」
黒梓「ゆっくりこっちに来てください」カサカサ
唯「黒にゃんどうしたんだろ…?」スッ
唯「あずにゃん起こさないようにそぉ~っと…」そぉー
梓「ん…温かいですぅ~…ムニャムニャ」
唯「あはっ、あずにゃんの寝顔可愛いやぁ♪」
黒梓「こっちです先輩」カサカサ
唯「ここ…玄関?」
黒梓「いっしょに来て欲しい所があるんだにゃん♪よっと」ヒョイッ
ガチャ
唯「うぅ…外は寒そうだよぉ~」
黒梓「すぐそこの公園なんだにゃん♪ちっちゃくってもすぐ着んだにゃん♪」
唯「夜遊び…みたいだね…」
トコトコトコ
唯「うぅ…寒いねぇ~…はぁー」トテトテトテ
黒梓「ここなんだにゃん♪」
唯「ほえ~!広い公園だね!?」
黒梓「先輩がちっちゃいからそう感じるだけなんだにゃん♪」
唯「それで…ここで何かするのかな?」
黒梓「何って…そりゃもちろん」
唯「デートなんだにゃん♪」
唯「ふぇ?」
黒梓「だから~今から二人でデートするんだにゃん♪」
唯「デート…?デートって女の子は男の子とするものじゃないのかな?」
黒梓「性別なんて関係ないんだにゃん♪」
黒梓「私は唯先輩が独り占めできるならそれでいいんだにゃ~」
唯「独り占め?」
黒梓「そうだにゃん♪…家じゃあリーダーがうるさいんだにゃん」
黒梓「リーダーも先輩の事が大好きだから嫉妬しちゃうんだにゃ~よ」
唯「嫉妬って…あずにゃんはそんなことしないよぉ」
黒梓「するです!私もさっき先輩たちがかくれんぼしてるの見てて悔しかったんだもん!」
唯「いっしょにしたら良かったのに…」
黒梓「駄目だったんですぅ!唯先輩と二人っきりじゃなきゃ嫌なんですぅ!」
黒梓「だからここに来たんだにゃ♪ここなら誰もいないから二人っきりで何でも出来るんだにゃんよ♪」
唯「ほぇ~」
黒梓「さて…何からするですか?私は先輩のいろんな表情が見れないと満足しないんだにゃん♪」
唯「何からって…じゃあかくれんぼ!」
黒梓「先輩はかくれんぼ好きにゃ?じゃあこっちが隠れるんだにゃん♪」カサカサカサ
唯「あ…い~ち、に~ぃ、さ~ん…」
10分後
唯「…ここにもいない」トテトテトテ
唯「ここでもない…」トテトテトテ
唯「ふぇ~…何処にもいないよぉ~…」
カサカサ
唯「あっ!黒にゃん見つけ!!」
黒梓「やっぱり先輩はトロいんだにゃ~」
唯「むぅ~」プクー
黒梓「まぁおかげで先輩の寂しそうな顔と嬉しそうな顔、ゲットなんだにゃん♪」
唯「あ、ずる~い!」
黒梓「油断するからいけないにゃん♪」
唯「じゃあ今度は…」
ガサガサガサ
黒梓「…何か来るにゃん」
唯「?」
黒梓「嫌な予感がするにゃ…」
ガサガサガサ
蛇「シャー!!」
唯「きゃぁ!!」
黒梓「やばいにゃ!すぐに逃げるんだにゃん!!」
蛇「シャー!!」スルスル
唯「怖いよぉ!食べられちゃうよぉ!!」トテトテトテ
黒梓「もっと速く走って!食べられちゃいますよ!」カサカサカサ
唯「はぁ…はぁ…もう駄目だよぉ」トテトテトテ
黒梓「まずいにゃ…先輩!出来るだけ遠くまで行くんだにゃん!」
唯「え!?」
黒梓「私がにゃんとかするから速く逃げるにゃん!!」
唯「でも…」
黒梓「はやくいくんだにゃ!!」
唯「う、うん!」トテトテトテ
蛇「シャー!!」スルスル
黒梓「こっちに来るんだにゃん!」カサカサカサ
蛇「シャー!!」スルスル
黒梓(…こっちは行き止まりだにゃ…こうなったら)
蛇「シャー!!」
黒梓「ふにゃ~…ホントに私を食べる覚悟があるのかにゃ?」
蛇「シャー!!」ガブッ!
黒梓「おっと!」ヒョイッ
蛇「シャー!!」スルスル
黒梓「今度はこっちが行くにゃ♪とりゃ!」ピョン
蛇「シャー?」
黒梓「黒あず特製ねこパンチだにゃ!!」ボコッ!!
蛇「キシャー!!」よろよろ
黒梓「もう一発…くらうにゃ?」
蛇「シー」スルスル
黒梓「そうそう、逃げるのが一番だにゃ♪」
黒梓「私を食べるなんで脱皮100回分早いです♪」
黒梓「皮剥いて出直してこいです!」
黒梓「…唯先輩?」
唯「はぁ…はぁ…もう走れないよぉ」くてー
唯「…黒にゃん大丈夫かな?」
唯「もし何あったら…」
唯「…とにかくあずにゃんの家に帰ろぅ…」トテトテ
唯「…道がわからないよぉ~」トボトボ
唯「黒にゃ~ん!…いない」トボトボ
唯「汗が冷えて寒いよぉ」ブルブル
唯「…怖いよぉ…グスッ」ポロッ
ガサガサガサ
唯「ひぃ!?」
黒梓「せんぱ~い!唯せんぱ~い!」
シーン…
黒梓「大変だにゃ…何処にもいないにゃ…」
黒梓「…私のせいだにゃ」
黒梓「…せんぱ~い!!返事してくださ~い!!」
子猫「みゃ~」
唯「あ、いつかの子猫ちゃんだ♪」
子猫「ふにゃ~」ペロペロ
唯「ひゃぁ//くすぐったいよ///」
子猫「みゃ~」はみはみ
唯「ははは…君も迷子?」
子猫「にゃぁ~」トコトコ
唯「…ついていこう!」
猫「みゃぁ~」
子猫「ふにゃ~」
唯「お母さん猫だね♪優しそうな顔してるよ♪」
子猫「み~」はみはみ
唯「うぅ…寒いよぉ~…疲れたよぉ~」ブルブル
猫「にゃあ」スッ
唯「ほえ?」
もふっ
唯「おぉ…温かい///」
唯「ここで寝てもいいの?」
猫「みゃぁ~」ペロペロ
唯「うわぁ~…ありがとう♪」
子猫「ふみゃぁ~」はみはみ
翌朝
平沢家
憂「いただきます…」
カチッ パクッ
パクパク
憂「…おいしくない」ブツブツ
中野家
梓「えぇ!?いなくなった!?」
黒梓「にゃ~…どんなに捜しても見つからないにゃ…」しょぼーん
梓「なんでもっと早く起こしてくれないの!?もし先輩に何かあったら…」
梓四号「…♪」トコトコトコ
黒梓「ふにゃ?何してるにゃん?」
梓四号「にゃ~」トコトコ
梓「そっちは玄関よ?」
黒梓「よっと」ヒョイッ
ガチャッ
猫「みゃ~」
梓「あ…いつかの猫さん」
猫「にゃあ」パクッ
梓「え…唯先輩!?」
唯「やっほ~♪」
黒梓「♪」
梓「なにやってたんですか!!唯先輩のばかっ!!」
唯「えへへ~ゴメンね~」
子猫「にゃ~」
梓四号「ふみゃ~」
梓「…この猫さんが連れてきてくれたんですか?」
唯「そだよ♪一晩お世話になっちゃった」ニコッ
猫「…」ペロペロ
梓「…あ、ありがとうございます!」
猫「ふにゃぁ~」トコトコトコ
唯「またね~猫さ~ん!」
唯「…?」
黒梓「…あ、」カサッ
唯「く~ろにゃん!」
黒梓「にゃ…にゃんですか?」
唯「あの時守ってくれたんだよね?ありがとう♪」
黒梓「…にゃあ」
梓「二号!先輩に謝ってよ!!」
黒梓「にゃ…謝るのは苦手だにゃん」
唯「いいよ、別に!黒にゃんも私ねこと心配してくれたんだよね?」
黒梓「ふにゃ!?心配なんか…してないにゃ!」
唯「…」ニコッ
唯「黒にゃんの心配そうな顔ゲットぉ!」
黒梓「な!?ず、ずるいんだにゃん!」
唯「油断するからだよ♪やっぱり心配してくれてたんだね♪」
黒梓「な…甘かったにゃ///」
唯「それよりあずにゃんはもう元に戻ったほうがいいね!学校に行かないと!」
梓「そうですね♪すぐ準備します…合体!」
ピカッ
教室
梓「おはよ~憂」
憂「梓ちゃん!お姉ちゃんは!?」
唯「やっほー♪」
憂「おねぇええええちゃあああああああん!!」ぎゅうぅぅうううううう
梓「うわっ!?」
唯「憂?」
憂「さみしかったよおおおおおねぇえええええええちゃあああああああん!!!!」
唯「よしよし、いい子いい子」なでなで
梓(この子…凄い)
憂(…あと4人)
放課後
ガチャ
梓「こんにちわ~」
律「おぅ梓!唯は?」
梓「憂に持ってかれました…」
澪「やっぱり憂ちゃん寂しかったんだろうな」
紬「私は嬉しかったわよ」ニコッ
和「憂ちゃんは心配性だから…」
唯「りっちゃんこのちょこちょこが~」
唯「ぬいぐるみ!澪ちゃんのぬいぐるみ!」
唯「ニコッよ♪」
唯「えっとあの公式がこうで…あれ?」
梓「唯先輩達も楽しかったみたいですね♪」
ガチャッ
憂「失礼します」
律「やぁ憂ちゃん!唯達はここn」
憂「おねえええええええええええええええええええええええええちゃあああああああああああああああああああああん」
一同「!?」
唯×4「やっほ~憂♪」
ギュッ
憂「おねえちゃんが一晩お世話になりました」ペコッ
バタンッ
し~ん
律「…全部もってったな」
和「ま、まあ憂らしいわね」
平沢家
唯×5「うい~あいしゅ~」
憂「それよりもはやく元に戻ろうよ♪」
唯×5「戻り方がわからないよぉ…」
憂「5人でオクラホマ踊った後に合体!って叫べばいいんだよ♪」
唯×5「ふえ?そうなの?」
憂「♪」ニコニコ
唯×5「♪~♪~」
唯×5「がったい!」
ピカッ
憂「♪♪♪」
唯「…戻った」
唯「元に戻ったよ~!!」
憂「よかったねお姉ちゃん!!!」ぎゅぅうう
唯「うわっ///憂は大胆だなぁ///」
憂「よかったおねぇちゃん…怪我とかなかった?」ギュー
唯「うん!掠り傷ひとつないよ♪」
憂「風邪とかひかなかった?」ギュー
唯「うん!全然元気だよ♪」
憂「酷いこととかされなかった?」ギュー
唯「え?…みんなやさしかったよ…?」
憂「誰かに傷つけられたり汚されたりしなかった?」ギュー
唯「そ、そんなことする人いないよ…」
憂「ごめんねお姉ちゃん…もうぜったい…おねえちゃんはだれにもわたさないからね」ギューーー
唯「え…う、憂?」
翌日
梓「風邪で休み?」
律「うん…憂ちゃんが先生に連絡したって」
紬「やっぱり疲れたのかしら?疲れると風邪とかひきやすいし…」
澪「唯はよくわからないところで風邪ひくからな…」
梓「…帰りにお見舞い行こうかな?」
平沢家…
憂「ただいま~おねえちゃん♪寂しくなかった?」
唯「憂~!憂~!」
憂「ゴメンね…ベッドに縛り付けちゃったりして…」
憂「でもこれで誰もおねえちゃんに手は出せないよ♪」
唯「憂!はやくこれ解いてよ!嫌だよこんなの!!」
憂「だめだよ!そんなことしたらまたお姉ちゃんが私の所にいなくなる…嫌だよそんなの」
唯「憂なんか変だよ!?怖いよぉ…」
♪~
唯「あ、私の携帯…」
カチャっ
憂「梓ちゃんからだね…『風邪大丈夫ですか?今からお見舞いに行くつもりです』だって…」ピッピッピッ
唯「なにしてるの!?」
憂「返信だよ♪」
♪~
梓「あ、唯先輩だ…『今咳とか酷いからこない方がいいよ♪家に近づいたら危ないよ!』…?まぁ今日はやめとくか…」
唯「なんで…グスッ…なんでこんな事するの?」ポロポロ
憂「おねえちゃんは私だけのもの…誰にも渡せないんだよ?」
唯「憂…いやだよぉ…グスッ…こんな憂嫌いだよぉ…」ポロポロ
憂「…大丈夫だよ、すぐに私しか見えないようにしてあげる♪」
憂「もうこの世界にはお姉ちゃんと私だけ…それくらいの感覚にしてあげるから…我慢してね♪」ニコッ
憂「じゃあ晩御飯の準備してくるね…泣かないでよお姉ちゃん」 チュッ
ガチャッ
唯「…うぇぇん」ポロポロポロ
翌日
梓「おはよ~憂」
憂「あずさちゃんおはよ~♪」
梓「ねぇ、唯先輩の風邪ってどうなの?」
憂「え?えっと…しばらく治りそうにないかな?」
梓「そんなに酷いの!?病院とか行った!?」
憂「え?まだ行ってないけど…行く気もないかな?」
梓「駄目だよ!ちゃんとお医者さんにみてもらわないと!!」
憂「穢れた人間の手なんかでお姉ちゃんに妙なことさせられないよっ!!!」
梓「ひぃっ!?」ビクッ
憂「…ゴメン」
梓「う、うん…唯先輩…早く治るといいね」
憂「そうだね」
梓「元気な唯先輩とはやく会いたいよ」
憂「…いよ」
梓「え?」
憂「もし治るなんて事があってももう二度と誰にも合わせないよ…」ブツブツ
梓「う…憂?」
憂「あ、ゴメンゴメン…もうすぐ先生くるね♪」ニコッ
梓「…」
放課後
澪「あれ?梓は?」
律「具合が悪いとかいって帰って行ったぞ?…まあ実際唯の所にでも行ってるんだろ」
澪「抜け駆けかい」
紬「あらあら」
澪「仕方ないな、私たちも唯の所いくか?」
律「馬鹿!二人っきりにさせてやったほうがいいだろw」
澪「え?…そうなのか?」
紬「たしかにそうかもね」ニコッ
平沢家
唯「うぅ…動けないよぉ…」
唯「…寂しいよぉ……」
律『なぁ唯?私のこと…?』
澪『…ギュー』
紬『唯ちゃんみたいなお友達が出来てほんとによかったわ♪』
和『はい、ご褒美のアイスよ♪』
梓『あ、ありがとうございます///』
唯「…みんなに会いたいよぉ~」ポロポロ
ピンポ~ン
梓(…憂はまだ帰ってないのかな?)
梓(…今朝の憂の様子…ただ事じゃなかったんだけど)
梓(…合鍵とかあるのかな)ゴソゴソゴソ
梓(あ…あった♪)
ガチャッ
梓「おじゃましま~す」
梓「…唯せんぱ~い…いますか~?」
唯「!?あ、あずにゃん!?あずにゃんだね!?」
梓(やっぱり唯先輩居るんだ…)
梓「何処ですか?先輩?」
唯「2階のへやだよぉ!!早く来てよぉ!!」
梓「(なんだろう…嫌な予感が…)すぐ行きます!!」ドタドタ
ガチャッ
唯「あずにゃん!!」
梓「先輩!…なんですこれ…」
唯「よかった…もう誰にも会えないかと思ってたよぉ…グスッ」ポロポロ
梓「何があったんですか!?…憂…憂の仕業!?」
唯「そうだよぉ…縄が解けないよぉ…」
梓「待ってください先輩!今から解きます!」ギュー
梓(か、堅すぎる…はさみか何か…あれ?)
梓「そういえば先輩もとの姿に戻れたんですね?」
唯「うん…憂が方法を教えてくれたんだよ?」
梓「え?憂が…なんで知ってるんだろう?」
憂「なんでだろうね」
唯梓「!?」
憂「ただいまお姉ちゃん…」
憂「梓ちゃん…鍵…勝手に開けて入ったの?」
梓「あ…」
憂「それじゃあ泥棒さんといっしょだね?盗みたいのは…お姉ちゃんかな♪」
梓「何言ってるの…?」
唯「いった通りでしょ?お姉ちゃん?周りの人間なんて信用できないんだよ?」
唯「憂…もうやめてよ…怖いよ…」
梓(もしかして…憂もちっちゃい5人に…?)
梓(だとしたら…今の憂は黒い性格がリーダーになってるのかも…)
梓(だったらそいつを叩いて別の子をリーダーにすれば…)
憂「やさしい憂ちゃんにもどるかもね♪」
梓「!?」
憂「梓ちゃんの考えることなんて簡単にわかるよ♪」
憂「もちろん、絶対そんなことさせないけどね♪」
梓「くっ…」
憂「それよりも…たしか梓ちゃんはツインテールを引っ張るとバラバラになるんだっけ?」
梓「!?」
憂「ミニ梓ちゃん可愛かったよ♪ペットにしちゃいたいくらい…」
梓「う・・・」ガクガク
憂「バラバラにしてハムスターのかごの中で一生面倒見てあげるよ!!」スッ!!
梓「うわっ!!」ヒョイッ!
唯「あずにゃん!!」
憂「へ~動きは早いんだね~?流石梓ちゃん♪」
梓(ヤバイ…これじゃあ私が先にバラバラにされちゃう!)
梓(どうしよう…)
憂「考えるだけ無駄だよ?5匹になるよね~…名前どうしよ~かな~♪」
梓(たぶん憂のスイッチはあのポニテ…後ろに回らないと握れないよ…)
梓(どうする…こうなったら一か八かで!!)
憂「?」
梓「うわぁああ!!」ぎゅぅううううう
憂「!抱きついてきた!?」
ぎゅっ
梓「やった!掴んだ!!」
ギュッ
憂「どうやら相打ちみたいだね♪」
ポンッ
梓「きゃっ!!」
梓三号「いてて…同時に憂も分裂したっぽいにゃ?」
晩御飯の支度~
スーパー行かないと…
アイスなくなってたっけ?
梓「やっぱり5人いるみたいね…」
梓「今のうちに誰か唯先輩を助けに!!」
梓三号「ラジャ♪」トコトコ
梓五号「チチチ…」トコトコトコ
梓「…黒憂探さないと…」
今日はハンバーグを…
家計簿つけないと…
お姉ちゃんの服洗濯しないと…
梓「黒憂…どれだろう?」
黒憂「ここにいるよ♪」 ブンッ
ガツッ!!!
梓「きゃっ!!!痛い…鉄パイプ!?」
黒憂「まさか…ただの耳掻きだよ♪」
唯「なんか凄いことになってる…」
唯「…綱…びくともしないよぉ」
梓三号「唯せんぱ~い!!」
唯「あ!あずにゃん三号♪五号もいる♪」
梓五号「チチチチ…」
梓三号「助けに来たんだにゃん♪」
唯「ありがとう//早くこの綱を…」
梓五号「チチチチチ…」
ガツッ!!
梓「いだっ!!」
黒憂「駄目だね~梓ちゃん♪そんな距離じゃ簡単にあたっちゃうよ?」ニコッ
梓「くっ!」
梓(何か武器になるもの…これは!?)
黒憂「さて…頭ねらっちゃおうかな♪」
梓「えいっ!!」ブンッ!!
こしょこしょ
黒憂「きゃ//ちょっと///くすぐったいよ///」
梓(耳掻きかいぃ!!)
梓「うわぁー!!」ブンッ
黒憂「ふざけないでよ!!」ブンッ
ガシッ!!
梓「きゃっ」ズサッ
黒憂「っく…次っ!!」ブンッ
梓「うわっ!!」ブンッ
ガシッ!!
梓「…っくそ!!」
黒憂「♪」
梓三号「…黒憂は金属製…対するリーダーは竹…あれじゃ勝てないにゃん…」
唯「ちょっと//やめてよあずにゃん///ひぃ///」じたばたじたばた
梓五号「チチチチ…」ペロペロペロペロ
梓三号「あちゃ~…五号が自分の欲に走っちゃったにゃん♪」
唯「そこ//駄目だよ///わたしのおっ…///ひゃん///」
梓五号「チチチチ…」カプッ
唯「咬んじゃらめぇぇぇぇ////」
ガツッ!!
梓「ハァ…ハァ…」
黒憂「もうばてちゃったのかな?やっぱり梓ちゃんは…甘いよ!」ブンッ
バキッ!!
梓「あ…私の武器が…」
黒憂「♪」
黒憂「お腹をおもいっきりどついてあげる♪」
ドンッ
梓「うがっ!!」バタッ
ベトっ…
梓「!?」
黒憂「わ~梓ちゃんまるで哀れなゴキブリみたい♪」
梓「身動きが…とれない…」
黒憂「じゃあそろそろ…」スゥ
梓「!!」
黒憂「終わりにしようね♪」ブンッ!!
梓「ひぃ!!」
ドンッ!!
黒憂「きゃっ!!」
梓「え?」
黒梓「にゃ~…やっぱりリーダーは甘いんだにゃ♪」
梓「二号!?一体何してたの!?」
黒梓「何って…残りの憂を捕まえて来たんだにゃん♪ほらっ」
梓四号「ふにゃ~」
憂「可愛い~」
憂「牛乳のんでくれるかな?」
憂「お風呂とか大変かも…」
憂「トイレはこっちだよ♪」
梓「…」
黒憂「へぇ…まだ戦えるゴキブリがいたんだ…」
黒梓「失礼な…私は立派な人間なんだにゃん♪」
黒梓「リーダーは早くそこから逃げるんだにゃん!」
黒憂「みんなまとめてバルサン漬けにしてあげようか♪」
黒梓「うるさいにゃあ…」
黒憂「♪」ブンッ
ガシッ!!
黒憂「!?」
黒梓「武器使うにゃんて…ゆとり並の甘ちゃんだにゃ♪」ピョン
黒梓「黒あずキックだにゃ!」
ドンッ!
黒憂「きゃあ!!」
梓「今のうちに…くそっ…外れろ!!」じたばた
ベタベタ…
梓「くそっ!!」
梓三号「リーダー!」
梓「三号!!唯先輩は!?」
梓三号「五号がなんとかするはずだにー!!はい、手を掴んで!!せーのっ!!」
唯「ひぃ//もう//もうやめて////」
梓五号「チチチチ…」ペロペロ
唯「駄目だよ//そんなとこ///おしっことか出る場所なんだよ///ひゃあ///」じたばた
梓五号「チチチチ…♪」スルッ
唯「入っちゃらめええぇぇえぇえぇ////」
ボコッ!!
黒梓「くぅぅ…武器なしでも強いんだにゃ?」
黒憂「当たり前だよ♪私の力の根源はお姉ちゃんへの欲…」
黒憂「底無しの永久機関だよ♪」
黒梓「にゃるほど♪だったら私だって条件は一緒だにゃ!」ヒュッ
バキッ!!
黒梓「ふにゃ!?…ゴホッゴホッ」
黒憂「あれ~?梓ちゃんは心からお姉ちゃんを愛してないのかな?」シュッ
バキッ!!
黒梓「うにゃ?…ぐぅ…」
黒梓(まずいにゃ…完璧なギタリストとか言ってる暇なかったにゃ…)
黒憂「そんな中途半端な愛しか持てない人にお姉ちゃんは渡せないよ!」ブンッ
ガシッ
黒憂「へぇ…まだそんな力が残ってるんだ♪」
黒梓「自分の姉をあんなふうに泣かせる妹に愛なんてないよ…」
黒梓「愛と欲は違うんだにゃ…あんたはただの自己満な偽善者だよ!!」
ドンッ!!
黒憂「くっ…」
黒梓「この狂人が…二度とお姉ちゃんなんて言えないようにしてやるにゃん!!」
ドンッ
ボコッ
バキッ
バコッ
黒憂「かはっ…」
黒梓「こんだけ叩いてやれば大丈夫かにゃ?」
黒憂「…♪」
黒梓「!?」
ボコッッ!!!
黒梓「ふにゃ…」バタッ
黒憂「油断するからだよ♪」
梓「もうやめて憂!!」
梓三号「さて、唯先p」
唯「ほー////げー////」ビクビクビク
梓三号「何してたのぉ!?」
梓五号「チチチチ…」バタバタ
梓三号「五号!唯先輩の秘境になんてことを!!」
梓五号「チチチチ…」バタバタ
唯「もう…駄目…おかしくなっちゃう…」ビクビクビク
梓三号「どうしよう…このままじゃ誰よりも先に唯先輩がくたばっちゃう…」
梓三号「髪もこんなに乱れて…髪?…そうだ!!」
黒憂「もうこのゴキブリは立つことも出来ないんじゃないかな♪」ドンッ
黒梓「ァゥ…」
梓「酷い…憂!!なんて事を!」
黒憂「私は自分のやるべき事をしてるだけだよ♪お姉ちゃんを守る…誰にも渡さない!」
梓「それは本当に唯先輩の為なの!?自分だけの為じゃないの!?」
黒憂「…自分の為」
梓「え?」
黒憂「自分の為だよ!なんか文句あるの!?私にはお姉ちゃんしかないの!!」
黒憂「ずっと…いつも側にお姉ちゃんがいたのに…それをみんなが勝手に引き裂いていったじゃない!」
黒憂「何!?今日は1人につき1人お姉ちゃんをお持ち帰り!?ふざけないでよ!!」
黒憂「私だけのお姉ちゃんを勝手にゲームの商品みたいにしないでよ!!」
ガシッ
黒憂「!?」
黒梓「本性がでたにゃ…」
黒憂「くそっ!はなしてよ!」
黒梓「にゃ~んだ…憂は嫉妬してるだけだにゃん…悔しがってるだけだにゃ」
黒憂「はなしてよ!!」ガシッガシッ
黒梓「いやだにゃ…憂の目を覚まさせてあげるんだにゃ…」
黒憂「はぁ?馬鹿じゃないの!?目を覚ますって何よ!」
黒梓「さあ…わからないにゃ…」
梓「うわあぁぁあ」
黒憂「!?」
ガンッ!!
黒憂「うわぁああ!!痛い!!痛いよお姉ちゃああん!!」
梓「とどめのいっぱt」トン
梓「…え?」
黒梓「…にゃ♪」
黒憂「うわぁあああああああああああ」
ギュッ
黒憂「!?」
唯「もう…やめようよ」ギュー
黒憂「お姉…ちゃん?」
唯「ごめんね…私、今の憂は愛せないよ…」
黒憂「!?」
唯「憂はね、皆に優しくする子なんだよ?自分の為に他人を傷つけたりしないんだよ…」
黒憂「え…え?」
唯「私…ずっと昔から好きな子がいるの…」
唯「いつも私の面倒をみてくれ…いつも私の話を聞いてくれて…」
唯「いつも一緒に笑って…くれて…あ、その子料理もとても上手なんだよ♪」
黒憂「…」
唯「最近は忙しくって…会えない時間が長くなってきたけど…」
唯「どこにいる時もその子の事忘れた事はないんだよ♪」
憂「…グスッ」
唯「ねぇ…憂?私…もしその子が寂しがってる時はどうすると思う?」
憂「?」
唯「自分ではなかなか気付いてあげられないんだけど…もし寂しいっていってくれたら…」
唯「出来るだけ早くその子の所にいって寂しさなんてどっかにとばしちゃうんだよ♪」
憂「…お姉ちゃん」
唯「…何?」ギュッ
憂「寂しかった…寂しかったよぅ…グスッ…」ポロポロ
唯「うん…ごめんね、気付いてあげられなくで…」ポロポロ
憂「グスッ…ヒック…うわぁああああん」ポロポロ
憂「ごめんなさい…ごめんなさい…」ポロポロ
唯「いいんだよ…うん…」ギューッ
梓「…」
黒梓「ありゃ…いつの間にか黒がなくなってるんだにゃ…」
梓「…」
黒梓「リーダー?どうしたんだにゃ?」
梓「…グスッ」ポロ
黒梓「え?」
梓「…ヒック…」ポロポロ
ギュー
黒梓「ふにゃ…まいったにゃ//」
梓「グスッ…グスッ」ポロポロ
黒梓「ほれなくななくな…唯先輩の憂に対する愛と梓に対する愛は違うんだから…」ナデナデ
梓「…うん…」ゴシゴシ
憂「梓ちゃん!」
梓「え…?」
憂「ごめんなさい…酷い事して…」
梓「…いいよ、もう」
憂「…」
梓「それと…」
憂「?」
梓「もし…寂しかったら…私に言ってくれてもいいんだよ?」
憂「…え?」
梓「私達、友達だよね?友達の事見捨てられないよ…」
憂「うん…ありがとう…グスッ」
梓「ほら…泣いちゃ駄目だよ」フキフキ
憂「…うん…」
黒梓「…やれやれ、リーダーは本当に甘いんだにゃん」
唯「く~ろにゃん♪」
黒梓「ふにゃ?唯先輩…」
チュッ
黒梓「…にゃ?」
唯「あの時のお礼だよ♪もう会うことないかもだし//」
黒梓「にぁ//にぁにを///」
唯「ふふっ♪黒にゃんの照れ顔ゲットぉ!」
黒梓「…先輩」
唯「?」
黒梓「これからも中野梓をよろしくお願いしますにゃん♪」
唯「もちろんだよ♪」
唯「じぁあひとまず解決って事で!もとに戻ろう!!」
………
翌日
律「へぇ~…そんな事がねぇ」
澪「何が何だか想像できないな…」
梓「本当に大変だったんですよ!二度とごめんです!あんなの…」
紬「それで、その後は?」
唯「うん♪三人でお風呂入ったり…三人で同じ布団に寝たりして…たのしかったよ♪」
梓「///」
律「…何だか、私達は蚊帳の外って感じだな」
澪「たしかにな…」
紬「うふふっ」ニコッよ♪
ガチャン
和「唯、この前の教科書…?」
唯「皆蚊帳の外なんかじゃないよ///」
唯「私、皆の事が大好きだよ♪」
終劇
329 : 以下、名... - 2009/10/17(土) 14:06:01.06 nqOt6/AiO 142/142
流石に疲れた
例の「あずにゃんず」を読み直してあまりの酷さにあれだったんでもう一回挑戦してみました。
途中で鯖落ちとか心折れるってorz
結局前みたくゴタゴタになって申し訳ない
それでも長時間読んでいただいてありがとうございました
そして
「ごめんなさい」ニコッよ♪
※関連
唯「あずにゃんの中って過ごしやすいね~」
http://ayamevip.com/archives/53303508.html
梓「ミニマムあずにゃんずです」
http://ayamevip.com/archives/53303516.html