PM23:00
ミシン<ダカダカダカダカ…
みやこ「………」
ミシン<ダカダカダカダカ…
みやこ「わ、もうこんな時間…んー、っと…よーし…もう少し頑張れば明日の衣装、全員分完成…!今回は…ほんっとにハードだった!!」
元スレ
【わたてん】みやこ「ひなたに押し倒された!!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1553389474/
2 : 以下、名... - 2019/03/24 10:12:49.74 bu15BpO10 2/60★注意
・ひなた×みやこです。途中R表現あり
・やっぱりひなた×みやこも日常も書きたかったので一緒くたになってます
・今回は小依ちゃんと夏音ちゃんが出ます
・みゃー姉総受けは世界平和。イイネ?
2週間前
みやこ『今日もみんな可愛いなぁ!!あー捗るぅ~♪』パシャシャシャシャシャシャ…
花『はぁ…これさえなければお姉さんは甘くておいしいお菓子を食べさせてくれる素敵なお姉さんなのに…』
乃愛『ハナちゃん、今更だよ。お菓子を食べてコレを着ちゃったからには、思いっきり楽しまないと♪ねーヒナタちゃん♪』
ひなた『おう!それにこーして服着て写真撮ったらみゃー姉が喜んでくれるしな!』
小依『相変わらずねぇ、ひなたちゃんは…ん?』
夏音『……』ポー
夏音『(可愛いお洋服…は、とっても着てみたい、けど…少し恥ずかしいんだよね…こすぷれ?じゃなければ、よりちゃんとお揃いのお洋服で…)』モジモジ
小依『…』
みやこ『(んっふふふ、今日も花ちゃん達はかわいかったなぁ…♪今度はどんな衣装にしよう…)』
小依『ねえ、お姉さん。』
みやこ『ん?なぁに小依ちゃん?』
小依『頼れるみゃーお姉さんにしかできない、頼みごとがあるの!』
花・乃愛『え!?(小依(ちゃん)が…人を頼る行動に出た!?)』
ひなた『おおこより!みゃー姉に頼み事とは分かってるな!なんでも言っていいぞ!なんでも叶えてくれるからな!!ただし一緒に風呂入るのと寝るのはダメな!!』
乃愛『ひなたちゃん基準の頼み事ではないと思うよ』
夏音『もー、よりちゃん、おねぇさんにむりな事言っちゃダメだよー?』
小依『…本来なら、頼れる大人を目指す私がやらなくてはならない事だけど、でも私は一度戦力外にされたし、身近にできる人と言えばお姉さんしかいないの!』
夏音『もうー…おねぇさん、よりちゃんが、ごめんなさい。少しだけおはなしを聞いてもらってもいいですか?』
みやこ『大丈夫だよ、夏音ちゃん♪小依ちゃん、私に出来る事なら協力するよ。何かな?』
小依『…かのの服を作ってほしいの!かのが着れるやつ!』
みやこ『えっ?』
花・乃愛・ひなた『えっ?』
夏音『わ、わたしの?』
小依『かのだって、可愛い服を着てみたいって言ってたじゃない!それに私達が写真撮ってる時も、着たそうな顔してたわ!』
花『…わかる?』
乃愛『…いやあ、それは流石にコヨリちゃんのカンだと思うけど;』
夏音『で、でも恥ずかしいから、わたしはことわったよー?おねぇさんもいいって言ってくれたし…』
みやこ『確かに夏音ちゃんが着たら可愛いと思うけど、したくないって言ってる子に無理にさせる訳にもいかないし…』
花『(カチッ#)』スッ!
乃愛『花ちゃんストップ!どうどう!』ガシッ
ひなた『花はみゃー姉の特別だからなー…』
花『な、何、それ…?//』
小依『だから、かのが恥ずかしがらずに着れる服がいいの!コスプレ?じゃなくて、普通の可愛い服!』
夏音『ふぇ?よ、よりちゃん?』
みやこ『…!』
小依『要はアニメに出てくる服じゃなくて普通の服ならいいんでしょ?そういう服も作れるのよね!?』
みやこ『うん、サイズさえ測らせてもらえれば作れるけど…』
夏音『もう、よりちゃん!わたしはいいって言ってるのに~!』
小依『私が嫌なの!』
夏音『えっ?よりちゃんが?どうして…?』
小依『お姉さん、今日撮った写真も、アルバムにまとめたりするのよね?』
みやこ『う、うん。そりゃあ、まあ…』
小依『今日の写真もそう。花ちゃんも、乃愛ちゃんも、ひなたちゃんもいるのに、写真にかのだけいないのはなんか違うと思う!』
夏音『よりちゃん…』
小依『美味しいお菓子を食べさせてくれるのも、衣装を着てって頼ってくれるのもいいけど!』
花『それは頼られていない。欲望の後先に惑わされている』
乃愛『誰よりも惑わされてる人がそれ言う?』
小依『私は!かのと一緒に可愛い服着て写真撮りたい!かのと一緒じゃなきゃヤダ!』
みやこ・花・乃愛・ひなた『!!』
夏音『より、ちゃん…』
小依『だって後で写真みて、かのだけいないって…みんなで一緒に遊んでたのに…その場にいなかったみたいで…そういうの、なんか…なんかイヤ!!』
夏音『よりちゃん…』
みやこ『いいよ。小依ちゃん』ニコ
小依・夏音『えっ?』
みやこ『小依ちゃんと夏音ちゃん、花ちゃんとひなたと乃愛ちゃん。5人で着て、みんな一緒の、思い出に残せる服を作る。約束するよ』
小依『ほ、本当!?』
みやこ『うん♪』
夏音『あ、あの、おねぇさん…その…』
みやこ『夏音ちゃんさえ良ければ、私に作らせてくれないかな?みんなとの思い出にできるような、すてきなお洋服を。もちろん、コスプレはなしで、ね?』
夏音『で、でも…』
乃愛『その話アタシも乗ったー!!』
みやこ・夏音『!?』
乃愛『そ・う・い・う事ならー?(パチンッ!)デザインはアタシに任せて!カノンちゃんにぴったりの最高にカワイイデザイン考えてあげる!!』キュピーン!
花『私も手伝う。作業は私も戦力外だけど、アクセサリーとか、出来る事があると思うから(コスプレじゃない衣装でお姉さんのお菓子が食べれるし。ふふふ)』
ひなた『もちろんわたしも協力するぞ!みゃー姉を手伝ってかのんに最高の服を作ってやるぞ!!』
夏音『ノアちゃん…はなちゃん…ひなたちゃん…』
小依『ね、かの。みんな、協力してくれるって!私と一緒に作るのよ!すっとずっと宝物になるような思い出を!!』
夏音『…もう、しょうがないなあ、よりちゃんは…おねぇさん。無理を言ってごめんなさい…私からも…よろしく、お願いします!』
みやこ『うん!任せて!』
ひなた『おう!みゃー姉が作るなら百人力だ!大船に乗った気でいろよ、かのん!』
夏音『うん!流石のみゃー姉、だね!』
ひなた『そうだろそうだろ!もっと褒めていいんだぞ!!』ドヤドヤ
花『なぜそこでひなたがドヤ顔…』
乃愛『いつものヒナタちゃんだねー』
小依『それじゃあ、最高の思い出大作戦、始まりよー!!』
全員『おーっ!!!』
みやこ「…と、胸を叩いてみせたは良いけど…結局ギリギリになっちゃった…話を聞きつけて我慢できずに駆けつけた松本さんにも手伝ってもらったというのに…」
みやこの衣装作りと聞いて我慢できずに駆けつけた松本Ko.Ko『話は聞かせてもらったわ!さあみやこさんっ!(愛の)共同作業に取り掛かりましょう!さあ指示を!この松本香子に星野みやこの手足となれと命じてっ!!』
みやこ『(な、何言ってんだこの人…でも手伝ってくれるのはとてもありがたいし…)えーと…そうだなぁ…それじゃあ』
みやこの衣装作りと聞いて我慢できずに駆けつけた松本Ko.Ko『わかったわ!縹色の生地とそれに合わせるミシン糸ね!買ってくるわ!!あと確かオレンジ色と赤色のミシン糸が切れかけたはずだからそれも買ってくるわね!!』
みやこ『…ワー、松本サン、アリガトウ。本当タスカルヨー』
みやこの衣装作りと聞いて我慢できずに駆けつけた松本Ko.Ko『いいのよっ!!あなたの力になれるのが私の最高の幸せなのよ!!あと私の事は香子ちゃんでいいからねっ!!』
みやこ『(…何で知ってるの?とか…もう…いいかな…)』
みやこ「でも、その甲斐あって小依ちゃんと夏音ちゃんの服も完璧♪もちろんお菓子の準備も万端!夏音ちゃんの喜ぶ顔が目に浮かぶ~!早く明日にならないかなー♪」ガチャ!
ひなた「みゃー姉!まだ起きてたのか!一緒に寝よー!!」
みやこ「わ!ひなた、ひなたこそまだ起きてたの?んー、明日の衣装にもうちょっとかかりそうだから、難しいかなー…ごめんね、ひなた」
ひなた「えー!?最近の夜のみゃー姉、冷たいぞー!」
みやこ「その表現誤解を呼ぶからよそで使わないでね?」
ひなた「なぁ、みゃー姉、一緒に寝よう?わたし、待ってるからさ」
みやこ「これ仕上がるの待ってたら遅くなっちゃうよ?明日はみんなが来る日だし、それに夜更かししたらお母さんに怒られるよ」
ひなた「…そう言って、先週も一緒に寝てくれなかった。確かに明日はみんなが来る日だけど、お休みだし、いつもよりちょっとくらい遅くてもいいだろ?…だからさ、みゃー姉…」
みやこ「私はともかく、ひなた達は早く寝て早く起きなきゃ。まあ、ひなたなら心配なさそうだけど」
ひなた「…先々週は、お菓子の準備が終わらないって一緒に寝てくれなかった。その前はノアの服が出来上がらないからって。その前は花の服だった」
みやこ「(うう…こういう事に関するひなたの記憶力、厄介;)あー…んー…でも、普段からよく一緒に寝てるじゃない?お風呂も一緒に入ってるし…いつだかも言ったけど、ひなたも少しずつ一人で寝たりして、私から離れる時間を増やしていかないと」
ひなた「……!!」
みやこ「別にひなたの事を嫌いになったなんて事はないからね?むしろ私はひなたの事が」
ひなた「みゃー姉っ!!!」
みやこ「うぁ!な、何…?」
ひなた「わたし部屋で待ってる。今日は絶対一緒に寝るからな。早く来てくれ」ガチャ バタン
みやこ「ひなた!…あー、しまったぁー…これは私が行くまで絶対寝ないし、明日の朝も一緒にお風呂入らないと機嫌が直らないやつだぁ…んーう…思えばあの言い方するとこうなるのは分かってたはずなのに…やっちゃったなー」
みやこ「ええい!こうなったら、迅速かつ完璧に仕上げてひなたの元へ急ぐのみ!」
ミシン<ドドドドドドド…
みやこ「でも…」
ミシン<ドドドトトト…ト…
みやこ「いつものひなたなら」
ひなた『そっかー、頑張ってな!あんま遅いとまたお母さんに怒られるぞ!おやすみ、みゃー姉!』
ひなた『みゃー姉いっつもぎりぎりだな!大学のかだいはちゃんと出しに行くのにな!!あはは、それじゃおやすみ、みゃー姉!』
みやこ「…って感じなのにな…私、また自分で気づかない内にひなたに何かしちゃったかな…いつかひなたを怒らせちゃった時も…」
ひなた『みゃー姉のアホー!しゃかいふてきごうしゃ―!!』
花『はぁ、お姉さんはバカですか?』
乃愛『えっと、よくわかんないけど、ごくつぶし』
みやこ「うう、思い出してしまった…具合が悪くなる3連鎖を…;;;」
ひなた『みゃー姉!』
ひなた『みゃー姉!わたし一番だった!ほめて!!』
ひなた『みゃー姉!わたしはみゃー姉が世界でいっちばん大好きだぞ、みゃー姉!なあ、みゃー姉…!』
みやこ「…でも、だとしたら」
ミシン<…ト、ト、ト、トトトトト
みやこ「尚更早くひなたのとこに行ってあげなきゃ」
ひなた「……みゃー姉…」
ガチャ
ひなた「!」
みやこ「お待たせ、ひなた」
ひなた「みゃー姉…」
みやこ「えへへ…ひなたが待ってるから大急ぎで仕上げて来たよ!勿論、完璧なやつ!明日が楽しみだね!」
ひなた「…」
みやこ「さっきはごめんね、ひなた。さ、一緒に寝よっか」ポフッ
ひなた「…っ」
みやこ「?ひなた…?どうし」
ひなた「みゃー姉っ!!!」ガバッ
みやこ「うえ!?う、うわぁっ!!?」ボフッ
みやこ「あう…ひなた、いきなり何するの…」
ひなた「みゃー姉…」
みやこ「ひ、ひなた?どうしたの?なんか雰囲気違くない?それに、顔もなんだか近いよ?(な、何この状況。妹にマウント取られた。え?やっぱり私何かした!?)
ひなた「……」
みやこ「ひなた、私、また何かしちゃった?もしそうだったら謝るよ…教えてくれる?ひなた」
ひなた「みゃー姉が分かってくれない…わたしの気持ち…」
みやこ「うん…ごめんねひなた…私、またひなたを傷つけちゃったんだね」ナデナデ
ひなた「みゃー姉…」
ひなた「…みゃー姉は花と出会って、ホントに変わった」
みやこ「え?花ちゃん?」
ひなた「花と出会って、ノアと出会って、友達になって…今まで苦手だった事も少しずつできるようになった」
みやこ「う、うん」
ひなた「わたしはそれがすごくうれしかった。みゃー姉ができる事が増えれば、みゃー姉と一緒にできる事が増えていく。友達と一緒に、色んな事ができるようになる。わたしはそれが嬉しかった。ホントに嬉しかった」
みやこ「ひなた…」
ひなた「でも…最近のみゃー姉は花が居る時は花ばっか構って、いない時には花と乃愛の服とお菓子は凄い頑張ってる!夏音と小依が来たらそっちの分もそうだ…わたしは?わたしの事はいいのか!?みゃー姉!」
みやこ「えええ!?ひなたとはいつも一緒に寝たり、お風呂入ったりしてるじゃない。外に遊びに行ったり、一緒にゲームしたり…それじゃダメなの…?」
ひなた「ぜんっぜんダメだ!みゃー姉は分かってない!!」
みやこ「な、何を分かってないのかな…?」
ひなた「みゃー姉が花のこと好きなの知ってるし、花もノアも、こよりもかのんもみゃー姉のこと大好きだけど、けどな!」
みやこ「う、うん(いつも思うけどひなたは私に対する過大評価が過ぎる気がする…)」
ひなた「みゃー姉の事が一番大好きなのはあたしだぁー!!!」
みやこ「うん知ってる」
ひなた「でもみゃー姉は最近その事が全然分かってないと思う!だから今からみゃー姉にそれをたっぷり分からせてやるからな!」ガバッ!
みやこ「うわ!?ちぃちょちょちょちょちょ!?ひなた!何する気!?」ググググ…
ひなた「そんなの決まってるだろ?大好きならちゅーだ!いくぞ!みゃー姉!」グイグイ
みやこ「ち、ちゅー!?まって待ってそれ大好きの知識偏ってる!偏ってるからぁ!!」ググ…
ひなた「遠慮するなよ、みゃー姉。私とみゃー姉の仲じゃないか!ちゅー!んーーー!」グイグイグイ
みやこ「いくらひなたと私の仲でもちょっと!あ、あ、まっ、待ってひなた!いったん落ち着いて…あっ」
ひなた「みゃー姉―!んー!!!」ブチュウウウウ
みやこ「んむー!?!?んー!んー!!ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛!!」
ひなた「ぷはっ!!」
みやこ「ぶはぁっ!!はぁ…はぁ…はぁ…ひ、ひなたは…私をキスで殺す気なの?(い、妹に唇奪われた…しかもめっちゃ強引に…)」
ひなた「(みゃー姉と…ちゅーしちゃった…!…?なんだ、コレ…胸のあたりが…凄く熱い…もっと…!)みゃー姉…」ゴクリ
みやこ「はぁ…もうひなた、聞いてるの?」
ひなた「…すまん、みゃー姉」
みやこ「えっ?」
ひなた「足りない…全然…!もっと、もっとしよ!みゃー姉、ちゅー!!」ブチュウ
みやこ「はぁ!?ちょ、まっ、んっ!ん゛ん゛ん゛ん゛!!!」チュウゥゥゥ
ひなた「はぁ…はぁ…」
みやこ「はぁー…はぁー…ひーなーたぁ…いい加減に…してよぉ…っ」
ひなた「みゃー姉…みゃー姉っ…んっ」チュッ
みやこ「んっ…(よ、ようやく威力が落ちて来た…)」
ひなた「んー…ちゅっ…んー…」
みやこ「んん…んむ…んっ…ちゅっ…んん…(でも全然離してくれない…;)」
ひなた「はあー…みゃー姉…なあ、もっと、もっとちゅーしよ?みゃー姉…んー」
みやこ「ま、まってひなた!ちょっとストップ…」
ひなた「みゃー姉…わたしとちゅーしたくないのか…?それともこんなにちゅーしたから、逆に嫌いになったか…?」
みやこ「…もう、何言ってるの…私がひなたの事、嫌いになるわけないでしょ?」
ひなた「…へへっ♪」
みやこ「もしかして、一緒に寝る時間を減らそうって言ったから?私がひなたの事、嫌いになったと思ったの?」
ひなた「それも…少しあるんだけどな」
みやこ「けど…?」
ひなた「みゃー姉…わたし…ちゅーするって、大好きな人が大好きな人にして、それはとっても幸せな事なんだって…そう聞いた事があるんだ。だから…」
みやこ「…」
ひなた「わたしがみゃー姉にちゅーしても、何もおかしくない。だから、ホントに心から大好きって言いたくなった時に、ちゅーしよって、思ってたんだ」
みやこ「ひなた…」
ひなた「それで、さっき思いっきりちゅーしたんだ!このちゅー1回で、わたしに構う時間が減ったことは大目にみてやろうって!」
みやこ「もしかしてまだちょっと怒ってる?」
ひなた「確かに最初は怒る気持ちもあったけど、けどな…一回ちゅーしたら…胸の奥がすごく熱くなって…みゃー姉になでて貰ったり、みゃー姉が抱きしめてくれる時みたいに…胸がいっぱいになった!」
みやこ「…」
ひなた「頭の中がみゃー姉の事しか考えられなくなったんだ!!もっと…もっと沢山、みゃー姉にちゅーしたい、ホントに心から大好きってもっともっと言いたいって…!!」
みやこ「ひなた…」
ひなた「だから…!あっ」ギュッ
みやこ「ありがとう、ひなた」
ひなた「みゃー姉…?」
みやこ「私もひなたの事、心から大好きだよ」
ひなた「…それじゃ、みゃー姉」
みやこ「うん」
ひなた「心からの大好きを、わたしにちょうだい」
みやこ「分かった…ひなた」
ひなた「んっ」
みやこ「目を閉じて」
ひなた「?ん…」
みやこ「大好きだよ、ひなた…」
ひなた「みゃ…んっ…ん…あ…みゃー姉…」
みやこ「ひなた…」ニコ
ひなた「みゃー姉、大好き!!」
みやこ「私も大好きだよ、ひなた♪」
ひなた「じゃあ、大好きなみゃー姉にもう一つお願いしていいか?」
みやこ「んー?なあに、ひなた?」
ひなた「今度は愛してる人とするの、やってほしい」
みやこ「え?愛してる人と…って?今のじゃないの?」
ひなた「っへへ♪これは今しかお願いできないと思って…よっ!」
みやこ「…?」
ガサゴソ…
ひなた「んーと…ちょっと待っててくれ、えーと…コレだ!」
みやこ「え?……!!?!?!!?」
ひなた「ほら、この本の、コレとかな…コレが一番、その、愛してるってやつなんだろ?だからさ、みゃー姉…な?」
みやこ「ま、待って…ひ、ひな、た…どうして、この、本、を…//////」
ひなた「このあいだみゃー姉の机から借りた。わたしはこれ見て、女の子とか姉妹同士でキスするのおかしくないって分かった。それに、みゃー姉もきっと同じ事、考えてくれるてるんだと思って…♪」
みやこ「(あああああれはヒロインが花ちゃんに似てるから買ったR18おねロリ本…!かか隠し方がおかしかったの!?そ、そう言えばあの時…!)」
みやこ『か、買ってしまった…禁断の本を…!!お隣どうしR18おねロリ本!!ロリの方が黒髪でロングでそこはかとなく花ちゃん似で…こ、これは色んな事が捗ってしまうなぁ!!』ハァハァ
千鶴『みやこー、入るぞー』コンコココンコン
みやこ『(!?!?!?!?)うんいいよ!!』ガラッガサゴソガラッバタン
千鶴『邪魔するぞ、みやこの洗濯物ココ置いとくからしまっておいて…ん?どうした、大汗かいて』
みやこ『え?いやあノックの音に驚いちゃってさアハハハハハ』
千鶴『おいおいしっかりしてくれ、家族にビビってたらこの先どうするんだよ』
みやこ『う、うるさいなあ…』
千鶴『ふっ、まあいいや。その素っ頓狂な顔みたら逆に安心した』
みやこ『どういう意味よう…』
千鶴『今夜はひなたの好きなカレーだ。お菓子あげんのはほどほどにしなよー』ガチャ バタン
みやこ『う、うん(あ゛っぶな゛がっだぁー・・・;;;;)』
みやこ「(あの時鍵の棚にしまってなかったんだ…わ、わわたしのバカぁぁぁああ~っ…/////)」
ひなた「愛してるのしてくれたらな…」
みやこ「!!!!」
ひなた「この本の事、お母さんに秘密にしてやるぞ♪(勿論しなくても秘密にするけどな!!)」
みやこ「ひ、ひなたぁ…始めから…その、つもりで…っ!?//////」
ひなた「(おお、ノアのモノマネだけど、この話し方、すごいきいてる!やっぱりノアはすごいなー!)」ヌギヌギ
みやこ「ま、ま、まって、落ち着いて!落ち着いてひなたお願い!!」
ひなた「みゃー姉こそどうしたんだ?裸なら見慣れてるだろ?」スッポンポン
みやこ「っそ、そういう問題じゃ…!?ひ、ひなたはっ…」
ひなた「ん?」
みやこ「こ、怖く、ないの?ちゅーするより、胸の奥、熱くなったり、するかも、だし、痛いかも、気持ち悪いかも、しれないよ?」
ひなた「…これは痛い事なのか?」
みやこ「えっ?」
ひなた「この本に書いてあるようなのは、ちゅーと違って痛くて、苦しくて、気持ち悪くて、心から大好きな人を嫌いになってしまうようなことなのか?」
みやこ「そ、それは…」
みやこ「そ、それは…」
ひなた「どうなんだ?みゃー姉」
みやこ「む…」
ひなた「む?」
みやこ「む、むしろ…痛くなくって…とても、気持ちよく、なります。ハイ…」ボソボソ
ひなた「みゃー姉大丈夫か?知らない人と話してるみたいだぞ」
みやこ「だ、だってぇ…////」
ひなた「で、どうなんだ?ちゅーと違って痛くt」
みやこ「痛くないよっ!むしろ気持ちいいのっ!!嫌いになるどころかもっと好きになるのっ!!!/////////(ああああもうごまかしもなんも効かない!ヤケだぁっ!!)」
ひなた「じゃあいい」ゴロン
みやこ「ふぇ?/////」
ひなた「気持ちよくって、みゃー姉の事がもっと大好きになれるなら、そんな嬉しい事を、みゃー姉が、してくれるなら…」
みやこ「ひ、なた…?」
ひなた「わたしは何をされてもいいぞ、みゃー姉」ニカッ
みやこ「あ、あ、あうう…そんな決め台詞どこで覚えたのぉ…///」
ひなた「ノアの持ってる漫画。そんな事より、ほら、みゃー姉も、服、脱いで…な?」
みやこ「あ、あう…うううっ////」ヌギヌギ…
ひなた「んーっ…!みゃー姉…♪」ギュッ モゾモゾ
みやこ「あう!ん、あっん…ひなたぁ…っ/////」
ひなた「大好きだぞ、みゃー姉♪じゃあ…最初は、ちゅー、しよ?んっ…」
みやこ「んんっ…(い、妹に…籠絡された…っ)//////」
ひなた「みゃー姉、みゃー姉…んふふふ♪」チュッチュッ
みやこ「んもー、また…?んっ…(結局ほとんど抱き合ってキスで終わりそう…素っ裸で何させられるかと思ったけど…まあこれで終わればまだ被害は少ない…)」
ひなた「んー、よいしょっと…」グイッ
みやこ「あ、えっ!?ひなた!?足もち上げて何するのっ…ちょっ!?まっ!!」
ひなた「え?本の最後の方で二人がやってたやつ」
みやこ「(最後…の方?ま、まさか!)ひひ、ひなた!それは!それはダメっ!!」
ひなた「えーと、こことここを、合わせて…ふぁっ!?」ピト
みやこ「ふゃぁぁあん!?」
ひなた「う、わ、すごい…ぬるぬるしてる…みゃー姉、すっごい熱い、なっ…!んんっ…!」
みやこ「は、恥ずかしいから、実況しない、でっ!~~っ!!も、もう離してっ…私っ…/////」
ひなた「みゃー姉っ…これ、ぬるぬるだけど…はぁ…みゃー姉の言う通り…はぁ、はぁ…気持ち、いいな…っ」
みやこ「ひ、ひなたぁっ…!分かったから早くっ…!はやく、はなしてぇ…!////」
ひなた「みゃー姉…えいっ!」グイ
みやこ「ひゃぁん!?あっ、あっ嘘!?うご、動いちゃ、や、やああっ!////」
ひなた「んあっ、あっ、みゃー姉!みゃー姉っ!!」グイッグイッ
みやこ「ひな、たぁっ!だめ、だめ、や、やぁっ!あうっ!んう、んうぅぅっ!」
ひなた「みゃー姉っ!みゃー姉!っ!あっ!みゃー、ねえっ!!」
みやこ「やっ、やだ、やだやだっ!!あっ、もう、あっ、だめ、ああ、あ、ひ、なたっ!ひなたぁっ!!」
ひなた「みゃー姉っ!!ふぁっ!?あああっ!!!」ビクッ!
みやこ「ひなたぁああっ!あああっ!!」ビクンッ!!
ひなた「ふぁー…」フラリ ポスッ
みやこ「あ…あっ…ひ、なた…」
ひなた「みゃー、ねえ…ちゅー…」
みやこ「さ、最後まで…~~~~っ////」ジタバタジタバタ
ひなた「みゃーねえ…ちゅー…して?」
みやこ「んんんんん…もうっ!!////」チュッ!
ひなた「えへー…♪ん…」スースー…
みやこ「ひ、人を散々滅茶苦茶にしておいて…っ////」
ひなた「スー…スー…えへへへ、みゃー姉…えへ…ムニャ…」
みやこ「もうっ…幸せそうな顔してぇ
ひなた「んー…」
みやこ「はぁ…おやすみ、ひなた…」
翌AM6:30
ひなた「みゃー姉起きろー!!」ボズン!!
みやこ「グッハァッ!?ひなた…私の腹を潰して起こすのはやめてって言ってるでしょー…」
ひなた「だって今日はみんなが来るんだぞ!?夏音がみゃー姉の服着て、それでみんなで写真取るんだ!早起きしないでいられねー!!」
みやこ「(あんだけヤってこの元気…我が妹ながら恐るべし…;)わかった、わかった起きるから…」
ひなた「みゃー姉、一緒に朝のお風呂入ろー!そんで上がったらみんなの準備一緒にしよー!」
みやこ「はいはい、でもまずはお母さんにおはようして」ガチャッ
千鶴「・・・・・」ゴゴゴゴゴゴ
みやこ「・・・;;;;(ヤバい。ヤバい。ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ!!)」
ひなた「どした?みゃーね…あー…」
みやこ「(そう言えば…ベッドあんなに揺らして、あんな大きな声上げて…バレない訳、ないよね…あ、ああ…)」
カツンッ!!
みやこ「ぴっ!!?」
千鶴「座りな」
みやこ「あ、ああああ……っ」ガクガク
ひなた「みゃー姉…」
千鶴「ひなた、ちょっとみやこ借りるぞ。先に風呂入ってきな」
ひなた「うん…わかった…」
みやこ「あうあうあう…」ガクガクブルブル
みやこ「………;;;」
千鶴「………」
みやこ「(バレてる…間違いなくバレてるっ!!ま、まず間違いなくお母さんの中では私がひなたを襲った事になってるハズだから…次のお母さんの行動は…)」
千鶴『みーやーこぉぉぉぉ!!小学生の妹に手を出すとは!もう容赦せんぞ!今日が貴様の命日だぁ!!』
みやこ『あ゛―っ!!』
みやこ「(ごめんね花ちゃん、ひなた、乃愛ちゃん、小依ちゃん、そして私の服を楽しみにしてた夏音ちゃん。ごめんね。先立つ私を許してね…)」
千鶴「おい」
みやこ「びゃっ!?!?ごごごごめんなさいごめんなさい悪気はナカッタのくぁwせdrftgyふじこlp;」ガッターン!!
千鶴「…ビビりすぎだ、ド阿呆。まずは話を聞け」
みやこ「ぴぃー…うっうっ…グスッ…グスッ…ううっ…」メソメソ
千鶴「お前の目に私はどう映ってるんだ。流石に哀しくなるぞ」
千鶴「私からみやこに言いたい事は二つ」
みやこ「はい…」
千鶴「ひなたと遊ぶのはいいが、遅くまでどったんばったんやるんじゃない。ひなたは小学生だぞ?早寝早起き病知らず、ってヤツだ。どうしてもやんなきゃいけないことがあるんならひなたを寝かしつけてからだ。いいな?」
みやこ「ふぇ…?」
千鶴「ここはあたし達の家で、夜寝る時にはあたしもいるんだ。それを忘れんでくれよ?こんな事しょっちゅうされたらこっちの身が持たん」
みやこ「(あ、あれ…?バレてない…っぽい?)ご、ごめんなさい、お母さん」
千鶴「それが一つ…で、二つ目だが…」
みやこ「………;」ゴクリ
千鶴「…」ニッ
ポンポン
千鶴「子供達の思い出作り、上手くいくといいな」
みやこ「えっ…どうして、それを…?」
千鶴「あの子達からのリクエストに応えるために胸張って任せろって言ったらしいじゃないか」
みやこ「う、うん…確かに、そうだけど…」
千鶴「傍から見たら相当無茶なリクエストだよ?でも、みやこは胸を張ってやろうと言った。そして、あの子達の為に一生懸命になれるみやこなら、そんなみやこだからこそ、あの子達も香子ちゃんも進んで協力してくれたんだろうさ」
みやこ「お母さん…」
千鶴「なんだ?その意外そうな顔は、親が我が子の頑張りを知ってちゃマズいのか?昨日遅くまで起きてたのも最後の一手を仕上げる為。仕上がりは、聞くまでもないな?」
みやこ「う、うん…!完璧…!服も、お菓子も、完璧ですっ!はいっ!」
千鶴「ああ、そうだった。ったく、冷蔵庫が狭くって、困ったもんだ」
みやこ「うっ…ゴメンナサイ…」
千鶴「冗談だよ。あとはお前も少しはおめかしして、ひなたと一緒にみんなを迎えてやんないとな」
みやこ「お母さん…」
千鶴「まあなんだ、とりあえずひなたと風呂入ってこい。ひなたの事だ、多分そこらへんで聞き耳立ててるだろ」
ひなた「ギクッ!」
千鶴「朝飯の準備しとくから、ほら、行っといで」
みやこ「…!うん!ありがと、お母さん」
千鶴「ああ…」
ひなた「良かったなみゃー姉!昨日のアレの事じゃなくて!」チャプン…
みやこ「ばっ!声が大きい!!」
ひなた「おっとっと…」
みやこ「ひなた、分かってると思うけど昨日の事は絶対誰にも言っちゃダメだからね?約束だよ?」
ひなた「分かってるって!」
みやこ「(でも…お母さんが私の事、あんなに見てくれてたなんて…頑張ってるところを誰かが見てくれるのって…なんだか、いいな…)」
ひなた「みゃー姉?」
みやこ「あ…何でもないよ。さ、そろそろあがろ?ご飯食べたらみんなを迎える準備しよ!」
ひなた「おう!!」
ひなた「んー…んー…」チラチラ
みやこ「ひなた、時計見すぎ。そんなに慌てなくても大丈夫だよ」
ひなた「だってだって、もう待ちきれないんだ!」
みやこ「私だって待ちきれないよー」
ピンポーン!
ひなた「あ!」
みやこ・ひなた「来た!」
花・乃愛・小依・夏音「こんにちはー!」
みやこ「いらっしゃい、みんな!」
ひなた「待ちかねたぞー!さ、上がれ上がれー!!」
花「お姉さん、今日の衣装は完璧ですか?特に夏音の。いくらお姉さんと言えど、夏音を悲しませたら許しませんよ?」
みやこ「ふふふ!そこは任せて花ちゃん、会心の出来だよ!ほぉら!」バッ
小依「わあ、可愛い!流石お姉さんね!!」
乃愛「デザイン協力はアタシ!どう?可愛いでしょ?カノンちゃん!」
夏音「すごい…かわいい…本当に、本当にありがとうございます、おねぇさん」
花「ふむ、反応は上々。まずは上出来です。お姉さん」
乃愛「花ちゃんは一体何様なの」
小依「花ちゃんなら服がダメでもお菓子であっさり許しそうよね」
花「何をバカな…『みんなで最高の思い出作り』だよ?そんな大事な日に失敗なんて許されないんだから…ちなみにお姉さん、今日のお菓子は?」キラキラ
乃愛「ホラそう言うトコだよ。あからさまに目が輝いてる」
みやこ「今日はみんなが来るからねぇ、クッキー、マカロン、ケーキ、プリン…みんなで食べれそうなの、ぜーんぶ作っちゃった♪」
花「ぜん…っ!?」
小依・夏音「わあ!すごーい!!」
乃愛「ミャーさん気合入ってるぅ♪」
ひなた「写真撮ったらみんなでパーティだぞ!!」
花「これ、これぜんぶ…っ!みやこお姉ちゃん大好き!!」ギュッ
みやこ「ふぉっ!花ちゃん!?」
花「恥ずかしいコスプレじゃない上にお姉さんのお菓子のフルコース…これなら毎日遊びに来てあげますよお姉さん!」
乃愛「アタシ時々花ちゃんの将来が本気で心配になる」
みやこ「さんざんお菓子作っておいて何だけど私もそう思う」
夏音「私もそう思う。花ちゃんは大人になっても一人暮らししちゃだめー」
ひなた「花、ダメダメだな!」
花「みんなして何て事いうの…ゴホンッ!!これは私じゃなくてお姉さんのお菓子がおいしいのが悪いの!」
みやこ「え!?私のせい!?」
夏音「…花ちゃんも照れ屋さんだよねぇ♪」ニコリ
花「な、何…?私はお姉さんのお菓子が好きだって言いたいのであって、お姉さんそのものが大好きとかそういう訳じゃ…」
夏音「(わたしはそこまで言ってないんだけどなー♪)じゃあ、おねぇさん嫌い?」
花「なっ!そ、そこまで言ってないでしょ!もう、夏音は早く着替えて!////」
夏音「はいは~い♪花ちゃんもね~♪」
夏音「わぁ~……!」
小依「かの、すっごい可愛い!とってもよく似合ってるわ!!」
夏音「ありがとう、よりちゃん。嬉しい…」
乃愛「んふっふっふっふ、やっぱりデザイン担当に立候補して正解ね!流石アタシっ!!」
花「そのブローチは私が選んだの。どう?」
夏音「ありがとぅ、花ちゃん。とっても可愛いよ~!」
みやこ「わあ、みんなすごくかわいいねぇ!」
夏音「おねぇさん…!」
みやこ「夏音ちゃん、よく似合ってるよ。とっても可愛い!」
夏音「わたしたちのわがままを聞いてくれてありがとうございました。とっても可愛い服をありがとうございました。本当に、本当にうれしいです、おねぇさん」
小依「お姉さん、ありがとうございました!夏音、すっごく可愛いわ!今までで一番可愛い!」
みやこ「どういたしまして♪二人が喜んでくれて、私も嬉しいよ♪」
乃愛「もー、アタシも協力したんだけどー!」
夏音「ノアちゃんもありがとー、とっても可愛いよー♪せかいで一番かわいい♪」
乃愛「んふっふっふー!でっしょぉー!?」
みやこ「さーて、そろそろ写真、撮ろっか?」
パシャッ パシャッ
みやこ「夏音ちゃん、小依ちゃん!手を組んで、そう、で、そのままこっち向いて…うん!すごい良い感じだよ!」パシャッ
乃愛「き、今日のミャーさん、カノンちゃんが初めて衣装着たのに写真撮る動きが全然キモくない!!」
花「私の時と天地の差がある。なんで?」ジトー
ひなた「いつもなら所狭しと飛び回るのに!明日は嵐か!!」
みやこ「普通に写真撮ってるだけで何故ここまでボロクソに言われるの…?」
夏音「ありがとうございました、おねぇさん」
小依「後で写真ちょうだいね!絶対よ!!」
みやこ「もちろんだよ♪それじゃあ、一通り写真も撮ったし…そろそろパーティしよっか♪」
みんな「やったー!」
花「はむっ、はむっ、はむっ、はむっ…!」キラキラ
夏音「花ちゃん、詰め込み過ぎだよー。のどにつかえちゃうよー?」
花「ああ、幸せ…♪」
乃愛「ヒナタちゃん、これどう?マカロンの端をくわえて…ポーズ!どう?可愛い?」
ひなた「おう!ノアは今日も可愛いな!!わしゃわしゃしてやるぞ!!」モミッ
乃愛「あふぅん♪もぉうひなたちゃんてばぁ♪んふぅん♪」ワシャワシャ
小依「そうだ!!」
夏音「どうしたの、よりちゃん」
小依「まだ全員揃った記念写真を撮ってなかったわ!!」
みやこ「そう言えば…今日はそれぞれ撮ったんだった」
小依「今日この日にみんなで遊んだっていうの、ちゃんと残しておかなきゃ!全員が写ってないとダメよ!!」
みやこ「よーし、そう言う事ならみんな、並んで並んで!」
花「もっもっもっもっ…」ガサゴソガサゴソ
みやこ「花ちゃん、お菓子は置いて?」
千鶴「みやこ、アンタもカメラを置きな」
みやこ「へっ?なんで?」
千鶴「あたしが撮ってあげる。ホラ、アンタも入るの」
みやこ「へっ?わ、私はいいよぉ、恥ずかしいし、それに今日の思い出ならみんなだけ撮ってあげればいいし…」
千鶴「この日の為に一番頑張ったのは誰だ?それはお前じゃないか、みやこ。私はお前も十分、あの中に入る資格があると思うけどね。どうだい?みんなもそう思うだろ?」
ひなた「もちろんだ!みゃー姉がいないと何も始まらねえ!!」
乃愛「サイキョーに可愛いアタシが居ても、ミャーさんじゃなきゃこのお洋服は作れないからね!」
花「甘くておいしいお菓子も、ね」
小依「あったりまえじゃない!私達、ともだちなんだから!!」
夏音「お願いします、おねぇさん。おねぇさんが私達の思い出を作ってくれたから、今度は私達がおねぇさんとの思い出をたくさん作りたいです…そのために、まずは一緒に写真を撮りましょう?ずっとずっと宝物になるような思い出を」
みやこ「み、みんな…あ、あれ?」ポロポロ
ひなた「みゃー姉!?」
みやこ「涙が…どうして…グスッ…おかしいな…嬉しいのに…」ポロポロ
花「お姉さん…」
千鶴「良かったな、みやこ。お前もみんなの大切な友達だってさ。ほら、分かったらさっさと入る!」
みやこ「うん…グスッ…うんっ!」
千鶴「準備はいいかい?」
小依「行くわよみんな!」
夏音「明日も?」
乃愛「明後日も♪」
ひなた「この先どんな事があっても!」
花「私達みんな、せーのっ!」
全員「友達さ!!」
パシャッ!
ひなた「今日はありがとな、みゃー姉!みんな本当に楽しそうだった!」
みやこ「私も楽しかったよ、ひなた。ありがとう」
ひなた「何言ってるんだ!みゃー姉が頑張ったからこそのパーティだぞ!」
みやこ「その私を、一番近くで支えてくれたのはひなただよ。ありがとう」
ひなた「…!!おう!あったりまえだ!!これからずーっとみゃー姉をそばで支えてやるからな!!」
みやこ「うん、ありがとう♪それじゃあ、おやすみ、ひなた」
ひなた「みゃー姉」
みやこ「うん?」
ひなた「おやすみの、ちゅー」
みやこ「なっ・・・////もう、しょうがないなあ・・・」チュッ
ひなた「ふへへへ♪それじゃ、おやすみ、みゃー姉」
みやこ「おやすみ♪」
みやこ「私達みんな、友達、か…少し前の私なら、こんな事言いあえる人なんて、一生出来ないと思ってたのに…」
みやこ「……」
ひなた『みゃー姉は花と出会って、ホントに変わった』
ひなた『花と出会って、ノアと出会って、友達になって…今まで苦手だった事も少しずつできるようになった』
ひなた『わたしはそれがすごくうれしかった。みゃー姉が出来る事が増えれば、みゃー姉と一緒に出来る事が増えていく。友達と一緒に、色んな事ができるようになる。わたしはそれが嬉しかった。ホントに嬉しかった』
みやこ「……今度は、みんなでピクニック、とか、いい、かなぁ…」
千鶴「ほう?殊勝な心掛けじゃないか。自分から外に出ようだなんて」
みやこ「うわ!?お母さん、聞いてたの?」
千鶴「ふふ…今日までよく頑張ったな、みやこ」ナデナデ
みやこ「ちょ…い、いきなり何するの…////」
千鶴「褒めてるんだよ。あの子達の笑顔、最高だったろ?その立役者は間違いなくみやこ、アンタだ。沢山の子供達を笑顔にできる、私の自慢の娘だよ」ナデナデ
みやこ「あ…ありがとう////」
千鶴「これであとは、みやこがもう少しちゃんとして、ひなたがもう少しみやこに対して落ち着いてくれたら、完璧なんだがな」
みやこ「むぅ…褒めるかお説教するかどっちかにしてよ…」
千鶴「昨日はさすがに参ったぞ。お前とひなたの声、あたしの部屋まで響いて来るんだから」
みやこ「もーお母さん、そのことは謝ったじゃ…な…え?声?」
千鶴「………」
みやこ「お、お母さん、さ、ドタバタ、してたから、お説教だったんだよね?ベッドの上で、騒いでたのが、下に響いて、うるさかった、そうだよね?」
千鶴「ああ、あんまりうるさく叫んでるから最初は深夜にプロレスでもやってんのかと思ったよ」
みやこ「お、お母さん?」
千鶴「流石に我慢ならんかったから扉ぶち破って一喝かましたろうかと思ったらな」
みやこ「あ、あっ…(ま、まさか、まさかまさかまさかまさか)」
千鶴「…あの手の声が聞こえてくるもんだから、な」
みやこ「あううう…(ひいいいいい!!やっぱ聞かれてたんだぁぁあああ!!!)////」
千鶴「ぶっちゃけな?お前がひなたに録でもない事教えこんでるんだと思った。もしそうなら許せん!この家から叩き出してくれる!!と私は中の様子をうかがった」
みやこ「あ、あう、お母さん、あれは、アレはそのっ…(み、みみみ見られてた…どこから!?どこまで!?)/////」
千鶴「そしたらどうだ?逆だろ?」
みやこ「~~~~!(よ、よりによって一番見られたくなかったところを・・・!!)//////」
千鶴「正直な、私も頭が真っ白になった。気づいたらコーヒーを淹れ、ここに座り、気づいたら朝だ」
みやこ「~~~~~!!(し、死にたい!死にたい!!死にたい!!!)///////」
千鶴「みやこ。私は今日布団にくるまった時に頭の整理を完了させた状態でぐっすり眠りたい。だから、お前にとっては本当に辛く苦しい事かもしれんが、どうしても確認させてくれ」
みやこ「な…何を…///////」
千鶴「お前…ひなたにレイプされたのか?」
みやこ「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」ドッターン!
みやこ「うわああああ!!うわああああ!!////////////////」ゴロゴロゴロゴロ
千鶴「まあ、なんだ、その、実の妹に、しかも小学生にヤられたのがショックなのはわかるぞ」
みやこ「お゛か゛あ゛さ゛ん゛に゛は゛れ゛て゛た゛の゛か゛一゛番゛シ゛ョ゛ッ゛ク゛た゛よ゛!゛!゛」
千鶴「お前の気持ちはよく分かる。実は見てた事、黙っていてすまなかった。だが小学生の下の娘が大学生の上の娘を犯してるのを見た親の気持ちにもなってくれ」
みやこ「うぅぅぅぅ……//////」
千鶴「それにほら、今朝これを話したらお前今日何もできなかったろ?それはあの子達が可愛そうだしな」
みやこ「それは…ありがと…だけどさぁ…/////」
千鶴「まーこれでひとまずこの件について私のモヤモヤは解消された。なあに、あとは私の中で『みやことひなたは仲良しすぎて妬けちゃう』に変換しといてやるよ」
みやこ「むー…絶対だからね…////」
千鶴「当たり前だ。と言うかこんな事人に話せる訳ないだろ。みやこもひなたもこの街にいられなくなるぞ」
みやこ「た、確かに…」
千鶴「という訳だから」ポンッ!
みやこ「んっ…?」
千鶴「今日はアンタももう寝な。本当にお疲れさん」
みやこ「あ、うん…ありがと、お母さん…おやすみ」
千鶴「おやすみ…あー、肩の荷が下りた…それにしても」
千鶴「『仲良しすぎて妬けちゃう』か…ククッ、これはきっと本音だな…今夜は一杯やってから寝るとするかな…」
ひなた「すー…すー…」
みやこ「…まさか寝ながら自分の部屋から私のベッドに移動してきたの?最近どんどんパワーアップしてない?」
ひなた「ムニャ…みゃー姉…大好きだぞー…♪えへへ…ムニャ…」
みやこ「…まあいっか」
みやこ「私も大好きだよ。おやすみ、ひなた」チュッ
★おしまい★
61 : 以下、名... - 2019/03/24 14:51:52.26 bu15BpO10 60/60以上です。ありがとうございました。
前作(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1552717744/)書いた後原作を読んだ結果、我慢できずにまた書いてしまいました。
アニメがあと一回で終わってしまうのが残念でならない今日この頃、じわじわとわたてんSSが増えてきたのも嬉しい限り。
みんなも衝動にまかせてわたてんSS書こう、きっと世界が平和になる。
※前作
【わたてん】みやこ「花ちゃんに押し倒された!!」
http://ayamevip.com/archives/53177591.html