~公園~
男「ふぅ……やっぱりエメマンはうめぇなぁ……」ゴクゴク
男「ん……ゴクッ……ぷはぁっ……」
男「えっと……ゴミ箱はっと……」キョロキョロ
男「お、あった、……っよっと」ポイッ
ゴミ箱「バックン」
男「ん?」
ゴミば娘「んっひゃあああああ!キタキタキタァァァァ!お口に入ってきたぁぁ!!」ビクンビクン
ゴミば娘「ハァハァ……もっと、もっとお口に入れてぇぇぇぇぇ!」ハァハァ
男「」
元スレ
ゴミば娘「ゴミくださいー!」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1327410648/
男「え……?なにこの娘、え?え?」
ゴミば娘「ふぇっ?あれ、なんか体が変に……まぁいいですよぉ……」
ゴミば娘「ふぇぇ……とりあえず可燃物くださいよぉ……不燃物でもいいですよぉ?」ハァハァ
男「な、何いってんだよ……気味悪い……それに君いったいどこからっ!」
ゴミば娘「え?私は去年からこの公園に居ますよぉ?」
男「いやだからさ?君さっきいきなり出てきたよね!?……それも全裸だし//」
男「周りに人が居ないからいいとしても……というかよくねぇよ!!誰だよ!」
ゴミば娘「だから私はゴミ箱のゴミば娘ですよぉ」
男「おいおい……電波ちゃんですかー?」
ゴミば娘「うぅ……馬鹿にしないでください!……っと、それよりもゴミもっとくださいよぉ!」ハァハァ
男「君はいったい何を言っているんだ、ゴミ食べるなんて体に悪いぞ?」
ゴミば娘「だーかーら!私はゴミ箱なんですよぉ!」
カクカクシカジカシカクイムーヴッヴッヴッヴ
男「……にわかには信じがたいが君はこの公園のゴミ箱なんだな?」
ゴミば娘「そうだっていってるじゃないですかぁ」
男「それはわかったけど君はプラスチックとか生ゴミ食べてるのか?」
男「食べる……違うな、口に含んでるっていう解釈でいいか」
ゴミば娘「いえ~私はちゃんと食べてますよ?ほかのゴミ箱は含んでるだけですけど~」
男「病気になったりしないのか?」
ゴミば娘「少し寒いですけどぉ、へっちゃらですよぉ」
男「あ、和やかな雰囲気で気づかなかったけど君まだ全裸じゃないかッ!」
男「とりあえずこのコートきてくれ!」バサッ
ゴミば娘「えぇー、別にいいんですけどぉ……」
男「とっ、とりあえず着てくれよ!」
ゴミば娘「しかたないですねぇ……」バサッ
ゴミば娘「ふぅ……あったかいですねぇ」モゾモゾ
男「……ところでさ、君っていつも公園にいたみたいだけど……一度も見たことないんだよね」
男「いつ人の姿になってたの?」
ゴミば娘「んんー?違いますぅー、今はじめて人の姿になりましたよぉ?」
男「あっ、そうなのか、まあいつも人の姿でいたら肉便器にしかみえないし……」
男「ところでさ、君いまお腹空いてるんだよね?だったらさ……」
ゴミば娘「なんですー?」
男「家に来ないか?……たくさんゴミあるけど……」
ゴミば娘「えっ!?本当ですかぁ!?いきますいきますぅ!」キラキラ
男「んじゃ、ついて来い」スタスタ
ゴミば娘「はいですよぉ!」トコトコ
男「よし、ついたぞ」
ゴミば娘「おぉ……案外普通ですねぇ」
男「失礼だなっ!」
ゴミば娘「褒めてるんですよぉ、でも綺麗そうだしゴミなんてないんじゃないんですかぁ?」
男「いや、あるけど……んで、お前って普通の食事も食うのか?」
ゴミば娘「んんー、そうですねぇ、お弁当の残りなども食べたりしてたので、食べることはできますよぉ」
ゴミば娘「それでも……できればゴミのほうが食べたいですよぉ」
男「そうか、なんか悪い気もするけど……まぁいいか!」
男「それじゃ家に入れ」ガチャ
ゴミば娘「おぉ!ゴミがありますぅ!最高ですよぉ!」
男「はは、よかったな。一応食ってもいいの渡すからちょっと座ってろ」
ゴミば娘「わかりましたよぉ」チョコン
男「んー……やっぱりゴミあげるのはまずいよな……冷蔵庫なにかあったっけ」ガサゴソ
男「卵と……ベーコン……金やばいけど、オムライスかなぁ」
男「おーい!ゴミば娘!ちょっと時間かかるけどいいかー?」
ゴミば娘「餓死しそうですけど大丈夫ですよぉー」
男「ふぅ……急いで作るかな」
トリュットリュ
男「……我ながらいい出来だな」
男「それじゃゴミば娘、時間かかって悪かったな、これが今の俺の家の一番のゴミだ」
ゴミば娘「わーい!ありがとうですぅ!なんかきれいな感じですけど気にしないですよぉ」
ゴミば娘「んんぅ……」モグモグ
男「どうだ?」
ゴミば娘「……ごくっ……っさいこーですよぉ!モシャ……今まで食べてたゴミの中でも最上級ですよぉ!」モグモグ
男「ははは、よかったよ」ニヤニヤ
ゴミば娘「んぐ……それにしても初対面の私にゴミくれるなんていいんですかー?」
男「捕まらなければどうということはないさ」キリッ
ゴミば娘「そうですかー……パクパク……ごくっ……ぷはぁ」
男「よし食ったな」
ゴミば娘「ごちそうさまですーおいしかったですよぉー」ニコニコ
男「お粗末さま。……それじゃこれ洗ってくるからちょっと寛いでろ」
ゴミば娘「え?悪いので帰りますよぉー?」
男「まぁいいからいいから、ちょっと話したいこともあるしな」
ゴミば娘「わかったですよー」
シャー カシャカシャ
男「ふぅ……あの子には悪いけどゴミを食わせるほど俺もクズじゃない」
男「ゴミ箱に戻れるかどうかはわからないがとにかくあのまま公園に戻らせるわけには……」
ゴミば娘「ん……これいい匂いしますよぉー」クンカクンカ
ゴミば娘「あのー!このゴミ箱に入ってるティッシュ食べちゃってもいいですかぁー?」
男「ッ!おい!ちょっとまて!今からいくからぁ!」
ダッダッダッダッダ
男「ま、間に合ったぁ……危うく妊娠させちまうところだったぜ」アセアセ
ゴミば娘「んんー?」クビカシゲ
男「あぁ、気にしなくていいんだ、っとそれより俺の名前いってなかったな」
男「俺の名前は男だ、職業は一応会社員だ」
ゴミば娘「よろしくですー男さんー」
男「……ところでさ、お前ってゴミ箱に戻れるんだよな?」
ゴミば娘「んんー、わかりませんー」
ゴミば娘「さっきだってわからないですけど空き缶がお口に入ってきたとき人型になりましたしぃ」
男「つまり……俺のせいなのかなぁ?」
ゴミば娘「それもわかりませんー、というかわたしはご飯だけ食べれればいいのでどうでもいいですよぉ」
男「とんだ食いしん坊だな……それにしても君ってさっき公園であんなに発情してたけど……」
男「いまじゃ冷静な判断もできるし……なんだったんだ?」
ゴミば娘「あっ、それはぁ……ゴ、ゴミがあれば勝手に反応しちゃうんですよぉ///」テレテレ
男「えっ?でもさっき俺が飯やった時は……あっ!なんでもない」アセアセ
ゴミば娘「んんー?」
男「あっ、なんでもないよ!」
男「(結構アホの子みたいで安心した……それにしてもこの娘だったら簡単にヤレそうだな……)」
男「(……って何考えてんだ、この娘見た目はまだ中学生くらいじゃないか……)」
男「ところでさ、君はまだ公園にはいかないほうがいいと思うんだけど……」
ゴミば娘「なんでですかー?」
男「いや、さ、君はいま周りから見れば人そのものだし、そんな姿でゴミ食べてたら勘違いする人もでてくるしさ……(特に変態とかな)」
ゴミば娘「わかったですけどーそれなら私はどこにいけばいいんですかぁ?」
男「話の流れでわからないかな……しばらくはこの家にいてもいいからさ」
ゴミば娘「本当ですか!?ゴミもたくさん食べれますか!?」キラキラ
男「あぁ、たくさん食わせてやるよ」
ゴミば娘「えへぇ、ありがとうですよー」ニコニコ
男「ゴミば娘って去年からあの公園にいたんだよな?」
ゴミば娘「そうですよー」
男「俺がこのアパートに引っ越したのも去年からなんだよなぁ……」
ゴミば娘「それは知りませんでしたけど男さんが公園にいつも来てるのは知ってましたよぉ」
男「えっ?なんで?」
ゴミば娘「だっていつもあの缶コーヒー捨ててくれてたじゃないですかぁ」
男「あぁ、それで覚えてくれたのか」
ゴミば娘「それにいつも捨ててくれる缶コーヒーあるじゃないですか?とても不思議なんですよぉ」
男「あっ、えっ、ごめん……」
ゴミば娘「違いますよー、とても優しいんですよぉーゴミなのに体の奥からぽかぽかするみたいな……」
男「はは、言われて悪い気はしないなぁ(それならさっきのオムライスのこといってほしかったな)」
男「でさ、ゴミば娘っていつもゴミ食ってたんだよな?」
ゴミば娘「そうですよー」
男「だったら回収してる奴等が不審に思うんじゃないのか?」
ゴミば娘「そんなことなかったですよー、その人たちいつも『ここは誰かが回収してるから楽でいいなー』なんていってましたからねー」
男「そいつらが馬鹿でよかったな……」
男「……あれ、いま気づいたけど君が居なくなったってことは結構大変じゃないか?」
ゴミば娘「たぶんそうですねぇ……」
男「どうしよ……窃盗略奪でつかまるかもしれねぇよ……」
ゴミば娘「それは大丈夫じゃないですかー?私いま人ですしー」
男「そういわれてみればそうだな……」ホッ
男「いろいろ話してる内に夜になったな」
ゴミば娘「ですねぇ」
男「それじゃお前に美味い飯作ってやるからちょっとまってろ」
ゴミば娘「はいですー」
スタスタスタ
男「……材料がないッ!あるのはカップラーメンとレトルト!」
男「手早く済ませたいからカップラーメンにするか……でも流石にそのまま出したらバレルな……」
男「空の容器使って……雑に入れるかな」
~5分後~
男「ゴミば娘~いいぞ~」
ゴミば娘「ひゃうー!美味しそうなゴミですねぇ、この容器も食べていいんですよねぇ?」
男「あぁ……これからここに住むにあたって約束をつけるか」
男「まずは容器を食べないことだ!いいな?」
ゴミば娘「えぇー……美味しいのにぃ……」ガックシ
男「まぁその中身でも食べててくれ」
ゴミば娘「はいですぅ……いただきますー」ズルズル
ゴミば娘「ズルルッ……チュル……」モグモグ
男「……んじゃ、俺はちょっと外行ってくるから食ったらテレビでもみてろ」
ゴミば娘「んんー、ごくっ、はいですー」モグモグ
スタスタスタ ガチャ
ヒュウウウ
男「寒っ!」ブルブル
男「それにしても……本当によかったのか?…………いや、もし警察かなんかに行ってたらあいつがどうなってたか……」スタスタ
男「あいつの服……明日にでも揃えないとな」
<シャランシャラン イラッシャイマセー
男「パンと……飲み物かってくか」
男「おっ、おでん安いのか……買ってくかな……」
男「んじゃ、これとこれと…………」
店員「なっやっせー(990円になります)」
男「どうもー」スタスタ
店員「やっすいっす!(ありがとうございましたー)」
ウィーン
ヒュウウウ
男「やっぱ寒っ!」ブルブル
男「……もうラーメン食い終わった頃だろうから……早く帰るか」スタスタスタ
スタスタスタ
ガチャ
男「ただいまー」
ゴミば娘「あっ、お帰りですー!」
男「ゴミば娘ー流石にゴミだけだと味気ないしおでんかってきたぞー」
ゴミば娘「おでんですかー?食べたことないですー!食べてみたいですけど……」
男「いやいや、別に遠慮すんなって。俺も食べたくて買ってきたしさ」
ゴミば娘「本当ですかぁ?ありがとうですー」
男「んじゃ、ちょっと待ってろ」
ゴミば娘「はいですー」
スタスタスタ
ガチャ ガサガサ
男「……んー、卵まだあるし明日の朝はスクランブルエッグでいいかな」
男「ごめん、またせたな、それじゃ」ボス
男・ゴミば娘『いただきまーす』
男「それじゃ、食べたいのあるか?」
ゴミば娘「だったらこの卵と大根食べたいですー!」キラキラ
男「うぐっ、大根二つかっててよかったな……ほい」
ゴミば娘「美味しそうですー、食べますよー?」
男「うい、どうぞ」
ゴミば娘「ハムッ ハフハフ、ハフッ!! 」モグモグ
ゴミば娘「おぉ……美味しいですよー」ニコニコ
男「よかったなぁー、……んじゃ俺も食べるか」
男「はんぺんうまそうだな……」ヒョイ
男「……パクッ……グチャァ……グチャァ……」モグモグ
男「うめぇなぁ……」モグモグ
ゴミば娘「」
ゴミば娘「男さん……あのですね……いいにくいんですけど」
男「あん?……グッチャグッチャ……」モグモグ
ゴミば娘「その食べ方……えっと、噛むときの……」
男「ん?別に俺はクチャラーじゃねぇぞ?ははは、何いってんだ……グッチャグッチャ」
ゴミば娘「はぁ……いいですよー……」ジトー
ゴミば娘「ちくわも食べますー、パクッ……美味しいですー!」モグモグ
男「そうかそうか」モグモグ
~数分後~
ゴミば娘「……うぅ……おなか一杯ですよー」ケプッ
男「やっぱりよく食うなぁ……(これはまじでゴミ与えたほうがいいかも知れん)」
ゴミば娘「それにしてもこれゴミよりも美味しいですよー!お昼に食べた黄色いゴミもですよー」
ゴミば娘「多分男さんの缶コーヒーの次くらいにおいしいですー!」ニコニコ
男「そうかそうか!ははは」
男「それじゃ、俺の服で悪いけど……これとバスタオル、風呂にお湯入れてきたからシャワー浴びて入って来い」
男「あっ、シャワーの使い方わかるか?」
ゴミば娘「シャワーですか……?お水しか浴びたことないのでわからないですー!」
男「なん・・・だと・・・?」
男「……っと、使い方教えるからちょっと風呂に来い」スタスタスタ
ゴミば娘「はいですー!」ペタペタペタ
ガララ
男「んじゃ、まずこれがシャワーな。ここを捻れば水が出る」
男「んで調節して適度な温度にしてくれ」
ゴミば娘「わかったですー」
男「んじゃ、シャンプーとかはそれ使っていいから。いいか?」
ゴミば娘「了解ですー!」
<ンフフー キモチイイデスー! キャハッ
男「ボフォッ!……あいつ、あんな大声だすなよ……」ボッキーン
男「だめだ……煩悩退散、煩悩退散!」
男「……そういや忙しくて一週間くらい抜いてなかったな……」ボッキーン
男「風呂の時に抜くか……」
ガチャ
ゴミば娘「ふぅー!気持ちよかったですよー!えへへ!」
男「そっ、そうか!取りあえず体拭いてそのYシャツ来てくれ」
ゴミば娘「はいですー!」
男「(別にやましい気持ちがあったわけじゃないからな……ジャージとかなかっただけだからな!)」
ゴミば娘「んふふ。男さんもどうぞですー!」ペタペタ
男「(えっ!?何こいつ、色気あるな……風呂上りだからか?)ああ……」スタスタ
ゴミば娘「んんー?男さん、どうして前かがみなんですかー?おなか痛くなりましたかー?」
男「いっいや!なんでもないよ!はははっ」スタスタスタ
男「……ふぅ……疲れが取れるぜ……」ザバァッ
男「クックック……一週間ぶりに愚息を愛でるか……」サワッ
男「ンッ!……ハァハァ……」
~カットされました~
ガチャ
男「ふぅ……気持ちよかった」スタスタ
ゴミば娘「はいですー」
男「ゴミば娘、疲れただろ?」
ゴミば娘「んんぅーですねー」
男「……よしっ、それじゃ寝るか」
男「布団敷くからちょっとテレビ見ててくれ」
ゴミば娘「わかったですよー」トテトテ
男「……流石に一緒に寝るのはまずいよな……今日はソファでねるかなぁ……」シキシキ
男「っと、ゴミば娘ー!ちょっとこっちこい」
ゴミば娘「はいですー」
男「んじゃ、お前はここで寝ろ、俺はそっちのソファでねるからさ」
ゴミば娘「えっ!それじゃ男さんに悪いですよー、男さんがお布団で寝てくださいー」
男「いや、いいよ。一応お前も来客なんだしさ」
ゴミば娘「だったら!私と寝ましょー!えへへ!」
男「」
男「それは男として無理です、頼むから一人で寝てくれ……」
ゴミば娘「ううー、二人で寝ればあったかいですよー?」
男「まぁまぁ……」
ゴミば娘「わかりましたよぉ……お言葉に甘えます……」シュン
男「……んじゃお休み」カチッ
ゴミば娘「おやすみなさいですー!」モゾ
ゴミば娘「……」
男「……」
ゴミば娘「……すぅ……すぅ……」モゾ
男「……寝たか」ボソッ
男「(さっきのゴミば娘、心なしか悲しそうだったな……悪いことしたかな……)」
男「(役得とか思ったりもしたけど……そりゃ、一年も一人で公園に居たらな……)」
男「(それにしても今日は何があったのかわからないな……厨二病や妄想みたいなチャチなもんじゃねぇぞ……)」
男「(まぁいいか。寝よう)」
~翌朝~
男「んにゃ……ん……?」
男「今日何日だ!」ガバッ
ゴミば娘「んんぅ……ふにゃぁ……」モゾモゾ
男「うわぁぁぁぁっぁぁぁ!!」ビクッゥ
ゴミば娘「ひゃぁっ!」ビクビクッ
男「……あっ、ごめんごめん。そういやお前いたんだっけな……」
ゴミば娘「んんぅー!おはようですー?」
男「ああ、おはよう」
男「起こして悪かったな……取りあえずゴミもってくるから顔洗って来い」
ゴミば娘「はいですぅ……」モゾモゾ
男「……飯作ったら何しようか……」
男「あいつの服を先ず買わないといけないな……」
男「胸も少しあったよな……ブラなんてわからねぇよ……」
男「そういえばゴミだし面倒だな……」
男「あいつってゴミ箱だし、少しくらいゴミ食わせてもいいよな……」
男「いやいいだろ!だって食費二倍以上になるしなにかしてもらわないとな……」
男「んじゃ回収用のこのごみの中から……」ガサゴソ
男「あとはゴミ箱の中身を……」
男「そうだそうだ……メイド服着させて掃除と料理もしてもらいたいな……ククク……」
男「ゴミば娘ー!飯できたから座っとけー!」
ゴミば娘「はいですー!」
スタスタスタ
男「すまないな、朝は面倒だったから汚いゴミも一緒だけどいいか?(食わせたくなかったティッシュとか菓子の袋だけど)」
ゴミば娘「問題ないですよー!むしろご飯が増えて嬉しいですー!」ニコニコ
男「はは、それはよかった」
男・ゴミば娘『いただきまーす』
ゴミば娘「ムシャムシャ……」モグモグ
男「(別にいいんだけど目の前でゴミ食ってるの見るの少しきついな……)」
ゴミば娘「んぅ……?えっ……!?なんですかっこれ!」
男「えっ!?いや普通にティッシュだけど……(まさかバレた?)」アセアセ
ゴミば娘「すっごくおいしいです!!!!缶コーヒーよりもおいしいです!すっごくおいしいですよぉ!」パアッ
男「えぇ……(おいおい、相性よくて妊娠でもすんのかよ……まずかったか?)」アセアセ
ゴミば娘「んへぇ……これなら1ヶ月これだけでもいいですよぉ!」ニコニコモグモグ
男「そ、そうか……」グチャグチャ
ゴミば娘「……モグモグ……この黄色いのもおいしいですけどやっぱりこのティッシュ一番おいしいですねぇ」ニコニコ
男「あははっ……」アセアセ
ゴミば娘「ご馳走様でしたー……ぷはぁ……」
男「ゴミば娘、ちょっと食器の洗い方教えるから一緒に来てくれ」
ゴミば娘「んんー、わかりましたー!」スツァウタ
男「じゃあ、ここに食器を運んで水を出します」
男「そして洗剤をつけてゴシゴシ拭きます」
男「最後に綺麗に拭いておしまいです。いいか?」
ゴミば娘「んんー、やってみますぅ」カシャカシャ
男「おぉ、一度言っただけなのに手際がいいな……才能あるぞ」カンシン
ゴミば娘「ありがとうございますぅ!」シュッシュ
男「それじゃ、頼むな?俺ちょっと整理してくるから」
ゴミば娘「はいですー」
スタスタスタ
男「(あれだけ仕事が速いならメイドも夢じゃないかもな……クク……)」
ゴミば娘「終わりましたよー!」
男「おぉ、サンキューな」
男「それじゃぁ……今からお前の服買いに行きたいからちょっとまっててくれ」
ゴミば娘「服ですかー?今着てるのでいいですよー?」
男「いや……それはいろいろと危ないからだめだ」
男「今から知り合い呼ぶから少し休んでてくれ」
ゴミば娘「わかりましたですー」
ピッ
プルルルル
?「もしもしー?男ー?どうしたのー?」
男「あぁ、ちょっといいか幼馴染」
幼馴染「別にかまわないけどー」
男「今日ってあいてるか?」
幼馴染「モチのロンですよ!というか男の頼みだったら仕事でも放り投げるよっ!」
男「それじゃ用件言うけどさ……ちょっと女の子を預かることになったんだけどさ……」
幼馴染「誘拐っ?そんなことやる子だったの……?お姉ちゃん悲しいよぉ……」グスグス
男「いやっ違うから!少し込み入った内容なんだよ……そこでさ、こっち来たら話すつもりだけど」
男「中学生くらいの服少し見繕ってほしいんだ。その子とある事情で服がないんだ」
幼馴染「やっぱり犯罪じゃない……私警察呼ぶよ……?」
男「まってくれっ!着てくれたら話すからさ!」
幼馴染「わかったわよ……少し時間かかるけどいい?」
男「もちろんだ」
~30分後~
ピンポーン
幼馴染「ちょっと男あけなさい!」ハァハァ
男「あっ着た!今いく!」ダッタッタ
ガチャ
幼馴染「何してんのあんたっ!」ダダダダダ
ゴミば娘「こんにちはーです」ニコ (ちなみに裸Yシャツのままです)
幼馴染「」
幼馴染「ちょっと男……詳しく説明しなさい……?」ピキピキ
男「はい」ダラダラ
カクカクシカジカシカクイムーヴッヴッヴウッヴッヴ
幼馴染「えぇー……そんなの信じられるわけないじゃない……」
男「いや、本当だから!それに昨日あったばかりだしあまりよくしらないけどさ」
ゴミば娘「はいーそうですよー!私はあの公園に去年からいますよー?」ニコニコ
幼馴染「まぁ……あんたに誘拐するなんていう度胸はないだろうけどさぁ……」
幼馴染「わかったわ、信じるわ」
幼馴染「それで……ゴミば娘ちゃん?だよね」
ゴミば娘「はいー」
幼馴染「一応服もってきたからあっちで着替えよ?」
ゴミば娘「わかりましたー」スタ
幼馴染「ちょっと男、それにしてもなんでこんな格好させてるわけ?」ギロリ
男「えっ、いや、服がなかったんだよ、はははは」ダラダラ
幼馴染「まっいいけどさ……ほらいこ?」
ゴミば娘「はいー」スタスタ
<ンー サイズピッタシダネ! ニアウヨー
<アリガトウゴザイマスー!
<キャッキャ
男「(混ざりたい……ッ)」
幼馴染「終わったわよー!」
スタスタ
ゴミば娘「あっ、あの……どう、ですか?」クルン
男「oh...天使か……」
幼馴染「ゴミば娘ちゃん、Bカップくらいだったわよ、私と同じって……」グスッ
男「まぁお前ちっちゃいしな」ハハハ
幼馴染「」ピキッ
ドゴォォォォ
男「……しゅみばぜん……イテテ……」ボロ
幼馴染「言葉には気をつけなさいよ」フンス
ゴミば娘「あのぉー、本当にこれもらっちゃってもいいんですかぁ……?」
幼馴染「ははは、気にしない気にしない。どうせ私ももう着れないしね」
ゴミば娘「ありがとうございますー」ニコニコ
男「ふぅ……幼馴染、本当にありがとうな」
幼馴染「別にいいよー!男のためだからねー!」
男「ということでこれからほかの服も買いに行くの付き合ってくれ」
~田舎のジャスコ~
男「久しぶりに着たなー」
幼馴染「あんた……やっぱりインドア派なのね……」
ゴミば娘「おぉ……おっきーですよぉ!」
男「一応ゴミば娘はアウトドア派なんだよな、はははっ」
幼馴染「うわ……」ドンビキ
男「すみません」
男「……そうだ、ゴミば娘、多分幼馴染と一緒に行動するから大丈夫だと思うけどさ」
男「知らないやつにはついていくなよ?というか幼馴染と俺以外には関わらなくていいから」
ゴミば娘「はいですー」
男「ああそうだ、ゴミば娘の服のサイズっていくつだ?」
幼馴染「んー?Sだね」
男「サンキュー」
幼馴染「……えっ?何のために聞いたの……?まさか……」
男「いや、そんなんじゃないよ」アセアセ
男「……それじゃ幼馴染、俺少し回ってくるから頼むな」
男「えっと、金はこれでいいから。あとアイスでも買ってくれ」
幼馴染「おっけー。……それじゃゴミば娘ちゃん、いこうか」トコトコ
ゴミば娘「んんー♪」トコトコ
男「……さてと、俺はゆっくり探そうかな」
スタスタスタ
キョロキョロ
~怪しい服屋~
男「おぉ、これかな……ゴクリ……」
リリーン
パァ
男「(何だ、ここ。コスプレ用の服たくさんあるじゃねぇか……ACOSかよ……)」
男「(さすがジャスコ!通常のモールにはできないことを平然とやってのけるぜ!そこに痺れる、憧れるゥ!)
店長「いらっしゃい、何をお探しで……?」クビカシゲ
男「あっ、えっと……(結構美人だな……やべっ勃ってきた……)」
男「メイド服ってありますか?」
店長「ああ、ちょっとまってくださいね?」ニコ
男「キュン……あっ、はい」ドキドキ
店長「こっちきてくださいー」
男「っと、失礼します……」トコトコ
店長「誰かのですよね?サイズは……」
男「あー、S……でお願いします」
店長「わかりましたー、それではレジで待っててくださいね」ニコ
男「はい」
スタスタスタ
男「……」
店長「……お待たせしました、1万2000円です」
男「はい、失礼します」ドウゾ
店長「丁度お預かりします……ありがとうございましたー」ニコ
男「どうもー」
リリーン
男「ふぅ……それにしてもこれもって歩くの恥ずかしいな……まぁいいか」スタスタ
男「えっと……あいつらは……」キョロキョロ
男「その辺の服屋に入ってるのかな……?」
~少し前~
幼馴染「ふぅー疲れたー!あっ、ゴミば娘ちゃん私少し買い物してくるからさ」
幼馴染「そこの椅子に腰掛けてアイス食べててくれるー?」
ゴミば娘「わかりましたー」ペロペロ
幼馴染「そこはなれないでねー?」
ゴミば娘「はいー、いってらっしゃいですー」
スタスタスタ
ゴミば娘「んんぅ……それにしてもこれスゴックおいしいですよぉ……」ペロペロ
DQNA「ねぇねぇ君ぃ~?」ニヤニヤ
ゴミば娘「んんぅ?なんですかー?」
DQNB「これからっwwwww俺たちとwwww遊ばないかなぁ??うぇwww」ニヤニヤ
ゴミば娘「いやですよー、だって知らない人と関わるなって言われましたしー」
DQNC「いやいや、別に俺たち悪いやつらじゃないよ??wwwww」ニヤニヤ
ゴミば娘「いえ、しってます。あなたたち悪い人ですよね?公園でカツアゲ?してたのみました」
ゴミば娘「夜も火遊びとかしてましたよね?悪い人たちです」ズッ
DQNA~C『チッ、なんだよ。こっちが下手にでりゃぁいい気になりやがって……!』
DQNA「おいDQNB、口ふさげ」
DQNB「ういっす」ガッ
ゴミば娘「んにゃっ!やめ……んぐっ……」モガモガ
DQNB「ういー完了ー!」
DQNA「それじゃホテル直行だぜ」ヒューヒュー
<エ?ナニアノヒトタチ コンナニヒトイルノニドウドウト・・・ ダレカーケイサツヨンデクレー
ズザッ
幼馴染「ちょっとまて下衆どもっ!!」
DQNA~C「ビクッ」ビクビクッ
幼馴染「やるならもっと人気が少ないところでやりなさいよ……馬鹿じゃないの……?」アキレ
幼馴染「それにしてもあんたら……わかってるでしょうね?」ニヤリ
DQNA~C「ふぇっ?」シュン
バキボコドギャアアアアアア
DQNA~C「……じゅみばじぇであん」ボロ
幼馴染「チッ、周りの人たち見てるじゃない……ゴミば娘ちゃん!早く逃げるよ!」タッタッタッ
~現在~
幼馴染「まっててね?落ち着いたから男に電話かけてみるか……」プルル
幼馴染「あっ、きた!…プチ……もしもしっ!?男?いまどこなの?」
男「幼馴染?どうしてそんなあわててるんだ?」
幼馴染「一応追っ払ったけど……ゴミば娘ちゃん不良に絡まれたのよ!」
男「な、なんだってー?今どこだ?俺今○○の前に居るけどさ」
幼馴染「近いわ、今からいくからそのままね?」
男「わかった」プチ
幼馴染「ゴミば娘ちゃん?ごめんね、今から男のところ戻るからいこ?」
ゴミば娘「はいですよぉ……」ブルブル
トコトコトコトコ
男「……あっ、こっちだ!」
幼馴染「男ー!」
タッタッタッタ
男「ゴミば娘……理由ははいいけど……すまなんだ、怖い思いさせて…」
ゴミば娘「いえーへっちゃらですよぉ……」ブルブル
男「ウッ………ゴミば娘!」ギュ
ゴミば娘「んにゃっ」ビクッ
男「震えてるじゃないか……もう安心していいからな?」ナデナデ
ゴミば娘「んん……はいですよぉ……後、家に帰ったらティッシュ食べさせてくださいー」ギュ
男「あぁ、わかったよ」ギュー
幼馴染「……これはしかたないよね」ボソッ
~帰り道~
幼馴染「今日は本当にごめんね?ゴミば娘ちゃん、私が注意を疎かにしたせいで……」
ゴミば娘「大丈夫ですよー、それに男さんがギュッってしてくれたので安心できましたからぁ」エヘヘ
幼馴染「あはっ、そうかそうか」チラッ
男「うっ」ビクッ
男「……まぁ、今日はありがとな?幼馴染、何かあったらまた頼むよ」
幼馴染「うん、それじゃあね?」ノシ
男「じゃっ」ノシ
ゴミば娘「さよならですー」ノシ
スタスタスタ
ガチャ
ギュッ
ゴミば娘「はぅぅ……怖かったですよぉ……断ったんですよ?なのに……」ウルウル
ゴミば娘「人になってから、初めて感じました……悪意がある人のこと……」ギリッ
ゴミば娘「遠くから見てるだけじゃなくて……実際にかかわったらわかるもの……たくさんありますね……」
男「ごめんな……」ナデナデ
ゴミば娘「ふにゃぁ……あの……ティッシュ食べてもいいですか?」
男「ははは、やっぱそれなんだな。……それにしてもあって二日目なのによくこんな仲良くなったよな」ギュ
ゴミば娘「ですねぇ……」
男「まぁ、そんなことは関係ないか、要は相性なんだよな」
ゴミば娘「そうですね……でもとりあえず……」
ゴミば娘「ゴミくださいー!」
~fin~
63 : 以下、名... - 2012/01/24(火) 22:32:41.65 Ptew8BMa0 44/44
はいおわり
本当はぐだぐだゴミ食わせようと思ったけど手冷たいです
駆け足過ぎてごめんなさい
では寝る