1 : 以下、?... - 2019/04/18 21:31:19.016 E4RAF11I0 1/13

勇者「ん?」

女魔法使い「夜になったらね。そういうお店もありますしね、ここ。ぱふぱふね」

勇者「え?あ、ああ、そういえばそういうのも有名なんだっけ?よく知らないけど」

女魔法使い「ふーん、よく知らないけど、ねえ……へえ」

勇者「いやあ、しかしほんといい街だよな」

女魔法使い「ぱふぱふもありますしね」

勇者「いやしつこいな……」

元スレ
勇者「ここがアッサラームかあ…、キレイでいい街だな」 女魔法使い「ぱふぱふもありますしね」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1555590679/

5 : 以下、?... - 2019/04/18 21:35:15.863 E4RAF11I0 2/13

女魔法使い「どうせ行くんでしょ?夜になったら、ぱふぱふ。勇者さんも男ですもんね」

勇者「いやいやいや…、何言ってんのこの子、よく言ってる意味わからんわ。そんなことより早くまずは宿を探しに行こうぜ」

女魔法使い「ええ、そうですね、ルカニ」

勇者「えっ?」

7 : 以下、?... - 2019/04/18 21:39:48.273 E4RAF11I0 3/13

女魔法使い「マホトラ」

女魔法使い「ボミオス」

勇者「え…、なにさっきから俺にネガティブな魔法かけてんの?なんなの?」

女魔法使い「ん?いや別に……、ただなんかこういう魔法かけたら、いろいろ、煩悩も一緒に削がれるかとおもって」


勇者「いやぜんぜん意味わからんわ、いいからやめなさいよ、そのネガティブ魔法…意味わからんから」

8 : 以下、?... - 2019/04/18 21:42:39.566 E4RAF11I0 4/13

女魔法使い「そうですか、すみませんね、それじゃ、ポジティブな魔法でピオリムピオリムっ」

勇者「いや、今度は何っ?なんで俺の股間にむけて素早さあげてくるん!? どういう意図なんだよ、ほら、バカなことしてないでいいからはやく宿探しにいくぞっ!」

女魔法使い「ああ、はいはい……」

12 : 以下、?... - 2019/04/18 21:50:12.172 E4RAF11I0 5/13

その夜

勇者「ふう…、よし、夜も更けてきたし、そろそろ行くかな」

女魔法使い「どこ行くんですか?」

勇者「!?え…、お、お前いつの間にここに……」

女魔法使い「そんなこと別にいいじゃないすか。それより、そろそろ行くかなって、どこ行くつもりだったんですか?」

勇者「ん……?」

14 : 以下、?... - 2019/04/18 22:00:08.580 E4RAF11I0 6/13

勇者「いや別に?ちょっと散歩しようと思っただけだけど?」

女魔法使い「こんな夜にですか?へえ、ルカニ」

勇者「うん、まあ…こんな砂漠の街、初めてだし」

女魔法使い「へえ、初めてですしね。はやく体験したいってことですかね、マホトラ」

勇者「いやホントネガティブ魔法やめてほしいんですけど」

女魔法使い「そういえば今朝、フィールドで勇者がぶった切ったバイリドドッグの死体、くっそグロかったですよね」

勇者「それも今言うことじゃないだろっ!」

17 : 以下、?... - 2019/04/18 22:20:39.721 E4RAF11I0 7/13

女魔法使い「今、こうしているうちにも魔王の軍勢が人々を不幸のどん底に…」

勇者「うん、わかるよ、わかるけど。それも今言わなくていいからな。まあ、とにかく、俺はこれから散歩行くからっ、お前は早く宿で寝て…」

女魔法使い「あああ!!勇者さんっ勇者さんっ、わたし急にお腹がっお腹が痛いっ!」

勇者「急に何っ!?」

19 : 以下、?... - 2019/04/18 22:26:52.658 E4RAF11I0 8/13

女魔法使い「き、きっとあれですっ、慣れない土地の食事でお腹悪くしたんですっ!」

女魔法使い「どうしようっ、わたし死ぬの!?死ぬかもっ!今夜一人でいたら死ぬっ、誰かが付き添いで看病してくれないとっ」

勇者「いやいや落ち着けって、これ、ほら、俺薬草持ってるから」

女魔法使い「……あ?」

勇者「これ煎じて飲お前……、すぐ治るよ腹痛くらい。な? 薬草万能だから、な?ほら、この薬草あげるから、これ飲んで宿でおとなしくしとけって」

勇者「んじゃあ、俺はこれから行くとこあるからっ…」

女魔法使い「……」

20 : 以下、?... - 2019/04/18 22:39:41.819 E4RAF11I0 9/13

女魔法使い「ヒャド」

勇者「冷たっ!え!?…今、味方に攻撃呪文はなったの!?ほんと何してんのお前!?」

女魔法使い「あーあー!仲間が腹痛いっていってるのに!大切な仲間が腹痛いって言ってるのに!パフパフのほうが大事なんですねー!ぱふぱふのほうがっ!」

勇者「はあ、ちょ、お、お前っ…」

女魔法使い「勇者なのにっ、勇者なのにぱふぱふに興味深々ですわもうっ! この大陸入るころからソワソワしよってからにっ!ホント腹立つわっ!」

勇者「ちょ、ば、バカやめろって、ま、周りに聞こえるだろっ、分かったから一緒に宿に戻るから、なっ?なっ?」

21 : 以下、?... - 2019/04/18 22:48:38.535 E4RAF11I0 10/13

宿

勇者「まったく、お前にはまいったよ、街中であんなに大声でさわぐなんて…」

女魔法使い「勇者さんが仲間を見捨てて良からぬところへ行こうとするのが悪いんですよ」

勇者「いや、だからそれは誤解だって……、まあいいや。それより腹痛はもういいのか?」

女魔法使い「え…?あ、ああ、そうですねはい」

勇者「そっか。ああ、もうなんかどっと疲れたわ。なんかもう、街に繰り出す気力もなくなったし…、俺ももう寝るかな」

女魔法使い「ふ、ふーん、そうですか…! それじゃ私もそろそろ寝るとしますかね」

勇者「っと…、その前に俺、ちょっとトイレ行ってくるわー」

女魔法使い「ラナルータ」

25 : 以下、?... - 2019/04/18 23:10:03.640 E4RAF11I0 11/13

その後

フィールド

勇者「ふぁああ…」

女魔法使い「どうしたんですか勇者さん、ここフィールドなんですからもっとシャキッとしてくださいよ、エンカウントしたらどーすんですか」

勇者「いやお前が魔法で無理やり朝にするからだろっ!あれから結局寝ないまま街を後にしたんだからっ」

女魔法使い「はんっ、どーせあの後トイレ行くふりして、夜の街にぱふりに行く気だったんでしょう、ルカニ」

勇者「い、いやそれは誤解…ってほんとフィールドでネガティブ魔法撃ってくるのやめてくれ…」

女魔法使い「はあ…ほんとぱふることに興味深々な勇者さんには困りますわ…、そりゃ経験なくて恥ずかしいからカネ払ってでも早く経験したい気持ちはわかりますが、あれ、サービス的には最後までやらないですから」

勇者「いやお前何言ってんの?経験ってなんのこと言ってんの? 意味わかんない、ほんと何言ってるかわからんわっ」

26 : 以下、?... - 2019/04/18 23:18:07.155 E4RAF11I0 12/13

勇者「はあ、もういいよ、とっとと行くぞ」

女魔法使い「……」

女魔法使い「…ん、ま、まあ、あとこれは、プチ情報ですけど」

女魔法使い「そ、その……、わたしもその、普段ローブ着ててわかんないでしょうが…、実は、ですね、そこそこあるんですよね…まあ、多分平均以上は…実はまあ、ね」

女魔法使い「なんていうか…、多分?私でもやれなくはないと思うんですよね…、か、軽ーく、ぱ、ぱふるくらいはね? やったことはないですけど、きっと…」

女魔法使い「ま、まあ、勇者さんが?どうしても、あの街の夜に、未練があるっていうのなら…、まあ、……なんていうか、仕方ないから…まあ」

勇者「(………)」

勇者「ん……、あ、あれ……、なんか俺、あれ?」

女魔法使い「え?」

29 : 以下、?... - 2019/04/18 23:24:26.372 E4RAF11I0 13/13

女魔法使い「え?え?ど、どうしました勇者さん!?」

勇者「なんか俺……、お腹痛い…、急にお腹痛いかも…」

勇者「やばい…なんか、すごい痛いから…薬草とかじゃ治らん感じかも…あとなんか…頭痛とかもすごくなってきた…あれえ…これヤバい」

女魔法使い「……」

勇者「やばいやばい、なんか俺…、もう今日はフィールド歩けないかも…、なんかいうか言いにくいんだけどさあ…、

勇者「街に引き返さない?ちょっと、もう一泊せんと駄目だわたぶん……」

女魔法使い「……」

勇者「よし、それじゃ、もう一回アッサラームに」

女魔法使い「ヒャド」

勇者「冷たっ!」


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