ミーンミンミン...
男 「・・・・・・」カチッ
ジジジジジ...
男 「・・・・・・」カチッ
ジーワジーワ......
男 「・・・・・・」カチッ
ミーンミンミンミンミンミンミン...
男 「・・・・・・・・」
男 「交通量測定のバイトなんてやるんじゃなかった…」
元スレ
幼女「おふろの神さまだぞ~」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1315411012/
【アパート】 ~男の部屋~
男 「あぁつかれた」
男 「やっぱ慣れないことはするもんじゃねぇな」
男 「この時期にあのバイトは流石にこたえる」
男 「これならレジ打ちのバイトのほうが良かったな」
男 「接客きらいだけど…」
男 「………」
男 「……汗かいたし、風呂入ろ」
~お風呂~
男 「さあ、いざ風呂へ」 ガラッ
男 「あああぁぁぁ(;´Д`)」 ザパーン
男 「やっぱ風呂はいいねぇ…」
男 「全身に広がるこの感覚…」
男 「あたたかいお湯にほぐされてゆくこの感覚…」
男 「まさに生き返るって感じだなー」
幼女 「エヘヘ、そんなにほめられたらあたし照れちゃうよ~♪」
男 「」
幼女 「あぁ~なんだか歌うたいたくなっちゃった♪」
男 「…」
幼女 「丘ぁをこーえーゆこーおよぉー♪」
男 「…」
幼女 「スレー見てー噴きつ~つ~♪」
男 「…」
幼女 「もう、いつまでかたまってるのw?」
男 「」
男 「いや……おまいさん何者だよ…?」
幼女 「え?あたし?あたしはおふろの神さまだよ」 ニコッ
男 「か…神さま……?」
幼女 「そう、神さま」
男 「…神さま」
幼女 「うん、おふろの神さま」
男 「………」
幼女 「………」
男 「」
幼女 「あーっ、またかたまったぁ♪」
幼女 「ほらほらぁ、おふろの神さまだぞ~♪」
男 「…うん」
幼女 「エライんだぞ~♪」
幼女 「崇めてもいいんだぞ~♪」
男 「……ウン」
幼女 「崇めてくれるの!?」
幼女 「うれしい~あたしだれかに崇められるのはじめて~♪」
男 「…おめでとう」
男 「…お風呂に神様なんかいるんだなぁ」 ボーゼン...
幼女 「いるんだな♪」
男 「つーか今まで出てきたことないのに何で今頃でてくるんだ」
幼女 「そうだ、ほんらいのもくてきをわすれてた」
男 「やれやれ。何で今頃現れたんだ?」
幼女 「それはおにいちゃんがこの家のおふろをきれいにしないからだよ」
男 「…は?」
幼女 「いつまでたってもきれいにしないからシビレをきらして出てきたの!」
男 「綺麗にしない?」
幼女 「まったく、神さまがいるところをきれいにそうじしないなんて!」
男 「…あ、そういうこと」
男 「でもさ、それほど洗ってないわけでもないぞ。浴槽は毎日洗ってるし…」
幼女 「それは常識!ほら、ここのタイルのとこなんかまっくろだよ?」
男 「うわ…ほんとだ」
幼女 「それとここのはいすいこう、なんかベタベタしてるでしょ?」
男 「うえっ、まじだ…」
幼女 「あとてんじょう!すみっこのとこに黒カビがはっせいしてる!」
男 「…うぇ」
幼女 「このトビラのゴムパッキンにもこんなにいっぱい!」
男 「…はい」
幼女 「くいあらためなさいねっ」
男 「はい…」
~リビング~
男 「はあ、まさか俺の風呂に神様がいたとは…だれが想像しようか」
男 「トイレの神様なら分からなくもないが。…いや、分からん」
男 「神様っていったらひげ面のじーさんとか」
男 「キレイな女神様とか」
男 「その辺りを想像していた訳だが、まさか幼女だったとはなぁ」
男 「……風呂場で抜いたのも見られてたのかもなぁ」
男 「…幼女と風呂に入っちゃったんだもん。オナヌを見られたぐらいの事なんざどーでもよくなっちまうよ」
男 「あぁ、せめてキレイな女神様だったらよかったのに…」
男 「それだったら暫くはオナネタに困らなかったものを…」
幼女 「なにそれショック~…」
男 「ッうっわ!!なんだよお前いたのかよ!」
幼女 「いたよ~♪」 ヒラヒラ
男 「なんだ、一応服着てるのか…俺はてっきり」
幼女 「えへへ~、ざんねんだったね♪」
男 「いえ、俺はロリコンじゃないんで…問題ないっす(多分)」
幼女 「なんだーつまんないのー」
男 「あー…。あのさ、お前はお風呂の神様なんだよな?」
幼女 「うん」
男 「じゃあ何で風呂の外うろついてんの?」
幼女 「ひまだから~」
男 「さいですか…」
幼女 「おにいちゃん~ひまだよ~なにかしようよ~ぅ」 ドッタンバッタン
男 「こら!暴れないで!ってか帰れよ…」
幼女 「あたしずーっとおふろにいたからあそびたいの」
男 「うーん、参ったな。神様相手に何をすればいいのか…」
幼女 「う~ん」
男 「幼女は何がしたいんだ?」
幼女 「うむ、おそとに行ってみたいぞよ?」
男 「散歩とか買い物とか?」
幼女 「うん」
男 「極めてフツーだな……」
男 「外出か…。そうしたいのは山々なんだが」
幼女 「? いけないの?」
男 「いいや、だけど俺みたいなのが幼女を連れ回すのはリスクが高い」
幼女 「どうして?」
男 「だって、ヘタしたら通報されちゃう…(´・ω・`)」
幼女 「そんな心配はいらないよ?あたしはおにいちゃんにしかみえないもん」
男 「…えっ、そうなの?」
幼女 「そうだよ。あたしはおにいちゃんの神さまだからねっ」
男 「じゃあ今の俺って、独り言ブツブツ喋ってるイタい人ってこと?」
幼女 「うん♪」
男 「…」
幼女 「そういうわけだから、早くおそといこー!」
男 「はいはい。明日な明日」
幼女 「えぇ~いまがいい~っ!」
男 「今は無理だよ。もう外暗くなってきたし」
幼女 「やだぁいまいきたい~っ!」 ジタバタ!
男 「ダメだ!」
幼女 「やだ!」
男 「ダメ!」
幼女 「やだ!!」
男 「やだ!!」
幼女 「ふぇぇん!ケチ!であえたっていうのにもうばかぁ!」
男 「だ、ダメなものはダメなんだっ」
幼女 「うっ…ヒック…あたし、おにいちゃんがここにきてからいっしょにおはなししたいなってずっとおもってたのに」
幼女 「それなのに……ふぇぇ」
男 「…ああもうわかったよ。明日どっかしら連れてってやるから」
幼女 「ぐすっ、ほんと…?」
男 「ほんと。だから今は我慢しろよ。な?」
幼女 「……うんっ」
男 「よしよし、」 ナデナデ
幼女 「エヘヘ~♪」
『イケーピカチュウジュウマンボルト-!』
幼女 「わっ……」
『ヤナカンジー!』ドカーン
幼女 「うおーやっつけたーすごーい!」
男 「ポケモンか、懐かしいな」
幼女 「ねぇねぇきいてよおにいちゃん、すごいんだよこの生き物!」
幼女 「からだからビリビリーってでんきをだすの!」
男 「ピカチュウのことか?」
幼女 「そう!それでね、わるいひとたちをドッカーンってふきとばしたの!」
幼女 「やっぱりわるいことは、しちゃダメなんだね~」
男 「だなー」
男 (俺は人間に向かって10万ボルトもの電撃を浴びさせるサ○シの方がよっぽど悪だと思うんだが)
幼女 「ふぁあ…。なんだかねむくなってきちゃった…」
男 「テレビ見てる間ずっと叫んでたもんな」
幼女 「おにいちゃん。あたしもうねるね?」
男 「お、おう。だけどまだ七時半だぞ?」
幼女 「ねる子は育つんだよ~♪」
男 「お前の将来のおっぱいには期待しないがなw」
幼女 「! お、おおきくなったらふくらむもん!」
男 「さてどうだかw」(・∀・)ニヤニヤ
幼女 「ふくらむもん!ぜったいだもん!」
男 「うっひっひwww」
男 「ま、ナイスバディーな娘になることを心から祈っているよw」
幼女 「ふぬぬ…!」
幼女 「おにいちゃんめ、神さまであるあたしをここまで愚弄するとは…!」
幼女 「おにいちゃんのよそうをうらぎるためにも…」
幼女 「ぜったいにぜったいにないすばでーになるんだから!」
男 「ははは。それまで見守らせてもらうとするかな~w」
幼女 「ふ~んだ!あたしがおおきくなってるころには、おにいちゃんのおはかなんて風化してなくなっちゃってるもんねー!」
男 「ま、まじすか」
幼女 「うん」
男 「さすが神様…長寿」
幼女 「それじゃあ、おやすみなさい~」
男 「お、おう」
男 「………」
幼女 「………」 バサッ
男 「……って俺の布団でねるのかよ!?」
幼女 「え?だめなの…?」
男 「だめだ!」
幼女 「どうして~…?」
男 「俺の寝るところがなくなっちゃうだろ」
幼女 「え、えと…。それだったら、あたしといっしょにねようよ…?」
男 「……………」
男 「寝れるかっ!」
幼女 「お…おにいちゃん。あたしじゃ…だめ?」
男 「いや、別にだめってわけじゃないけどさ」
男 「ただ、やっぱマズイだろ」
幼女 「まずくないよ…!たとえだれかがうちにきても、あたしはおにいちゃんにしか見えないもん!」
幼女 「だから、つうほうされないよ?」
男 「いやいやそういう問題では」
幼女 「だれにもとがめられないんだよ?」
幼女 「だから…いっしょにねよ?ねようよぉ…!」 ウルウル
男 「ぬぬぬ。き、今日だけだからな」
幼女 「ほんと!?やったぁ♪」
男 「とはいえ、俺はまだまだ眠くないわけです」
幼女 「あたしはおどろいて目をさましてしまったわけです!」
男 「それでも俺はネットを続ける」
幼女 「えぇ~っ、、、」
男 「退屈だったら冷蔵庫の中のもの食ってろ」
幼女 「ううん、あたしおにいちゃんのそばにいる~♪」 ピトッ
男 「なっ!」
幼女 「んーと、どれどれ~?」
幼女 「ふむ、これはアニメだね」
男 「お、おう」
幼女 「おにいちゃんおっきいのにアニメみるの?」
男 「ま、まあな」
幼女 「ふ~ん、あたしも見よっと♪」
男 「こ、こらこら!」
幼女 「わぁ!すごいすごい!この女の子かわいいね~!」
男 「……はぁ。とんでもないものに懐かれてしまった」
男 「この調子だと、当分は戻ってくれそうにないな…」
男 (暫くはコイツの分の飯も作ってやらないと)
幼女 「……あれ?」
男 「ん、どした?」
幼女 「どうが見てたら、がめんがまっくらになっちゃった…」
男 「ああ、そのパソコン結構古いからな。動画見てると時々そんな風に真っ暗になっちまうんだよ」
幼女 「どうしよう…。あたしがこわしちゃったのかな…」
男 「大丈夫大丈夫、ちょっとするとまた元に戻るから。ほら」
幼女 「あ、ほんとだ。よかったぁ…」
男 「直るからまだいいけどさ、これ結構困るんだよなー」
男 「いいシーンとかでこれが起きるとイライラするし」
男 「ほら、また止まった。おーい動けー」 バシバシ
幼女 「あっ、だめだよおにいちゃん!」
男 「平気だろ。いままでさんざん叩いてるし」
幼女 「そうかもしれないけど、ぱその神ちゃんがかわいそうだよ!」
男 「…え?」
パソ神 「………………ひどい」
男 「」
男 (ま…またかあいい幼女が一人増えた)
幼女 「ぱその神ちゃん、だいじょうぶ?」
パソ神 「………うん」
男 (お風呂の次はパソコンかよ!?)
男 (となるとまずい…。さっきもそうだが、しょっちゅうパソコンを叩いたり、ピザのチーズ垂らしたり雑に扱ってるからな…)
男 (元にさっき叩いているところを見られちまったし)
パソ神 「…………」 ウルウル
男 (しかもめっちゃ潤んだ目でこっち見てるし…!)
男 「あ…あの、はじめまして…ぇ……」
パソ神 「………う、うん」
男 「……………」
男 (気まずい!)
パソ神 「……おとこ」
男 「は、はい…!」
パソ神 「…このパソコンはね、おとこのために、一生懸命になって、考えてくれていたんだよ?」
男 「…!」
パソ神 「真っ暗になっても、かたまって動かなくなっちゃった時も」
男 「………」
パソ神 「周りのサイトがどんどん最新になっていっても」
パソ神 「おとこが見たがっているなら、自分なりに頑張ろうって一生懸命になって考えてくれてたんだよ…?」
男 「………」
パソ神 「そんな健気な子を、叩いちゃダメ」
パソ神 「使えない、遅いだなんて、罵っちゃダメ」
パソ神 「いつまでもこれを使い続けてとは言わないけれど感謝の気持ちは、持ち続けてほしいな」
男 「……うっ、うっ…、ううっ…」
男 「お…おれはおまえたちに、なんてことをぉ…!」
男 「そうか、お前は考えてくれていたんだな…!それなのに俺はっ! ごめん、ごめんよおぉぉおおおお!!」
幼女 「うっ…ぐすっ、よかったね、よかったね…!」
パソ神 「……うん…!」
ヨカッター
オメデトウー
バンザーイ
PC 「………………」
PC 「…ヨクワカラン」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
幼女 「きゃ~きゃ~っ!」ドタドタ ガシャーン!
パソ神 「わーー。」パタパタ
男 「こら、もう遅いんだし走るな!転んでもしらないぞ!?」
パソ神 「…っ!?」 ドサッ!!
男 「…………」
パソ神 「…………」
パソ神 「(´;ω;`)」
男 「ほら、いわんこっちゃない」
男 (…それにしても参った。おそらくパソの神ちゃんも俺がおなっているところを見たことがある筈だ…)
男 (幼女もきっと知ってる)
男 「…最悪だ……」
幼女 「ぼうそう~!」 ドタドタ
パソ神 「えーいっ」 パタパタ
男 「わっ、ちょ、やめろ!」
『パッキィィィン!!』
パソ神 「なっ、えーてぃーふぃーるど…!?」
幼女 「ダメだわ!えーてぃーふぃーるどがある限り…!」
パソ神 「おとこには接触出来ない…!」
男 「…………」
男 「どこで覚えたの、それ…」
パソ神 「おとこが見てたの、隣で一緒に見てたら覚えた」
男 (やはりパソコンによるすべての行動は完全に把握されているか…)
男 「甘き死よ、来たれ」
男 「そろそろ十時だし、もう寝ろよ」
パソ神 「まだねむくない」
男 「まだ眠くなくても横になってなさい」
パソ神 「…でも、お布団がないよ?」
幼女 「だいじょうぶ!おにいちゃんのおふとんがあるから!」
男 「オイオイオイ、俺の寝る場所がねぇじゃん」
幼女 「あたしたちといっしょにねればいいじゃん♪」
パソ神 「…えっ、、、」
男 「ほら、パソの神ちゃんためらってるだろ?」
男 「だから寝るのは各自自分の…」
パソ神 「そ、そんなことない…!わ、わたし、おとこなら…一向に構わない……!」
男 「あれ?そうなの?」
男 「でもさ、俺の布団で川の字はできないぞ。誰か一人がゴツゴツの床に追い出されちゃうんだぞ?」
パソ神 「敷き布団を横にして寝れば広くなるよ」
パソ神 「だ…だから、、、その、、、」 モジモジ
男 「確かに広いけど、それだとかかとが床に当たって痛い」
幼女 「まくらのうえにかかとをのっければいいじゃない~!」
男 「いや、枕には頭を乗っけたい」
幼女 「………」
パソ神 「………」
男 「………」
幼女 「うええぇぇぇん!おにいちゃんのばかぁぁ!!」
パソ神 「…うっ、う…、ヒック……」 エグエグ
男 「だああぁぁぁあもうわかったよ寝るよ寝ちゃいますよ!」
幼女 「…えへへ~♪」
パソ神 「……ぎゅっ、///」
男 (あーあーヤバいよ。俺、神様と横になってるよ)
男 (いくら幼女とはいえ、こうやって挟まれると柔らかい身体が…)
幼女 「んっ…。おにいちゃんのにおいがする…」 ギュ
パソ神 「…おとこのおてて、、、」 ニギニギ
男 「………」
男 (…目覚めるかもしれない)
~朝~
男 「…zz」
パソ神 「………」
パソ神 「………」 ムクリ
パソ神 「………おしっこ…」
男 「zzz」
パソ神 「…おとこ、、おとこ、、、」 ユサユサ
男 「んん……?」
パソ神 「おといれ」
男 「んああ…。そこ」
パソ神 「…ん」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『ザーー』 バタン
パソ神 「…すっきり」
パソ神 「……あ、幼女ちゃん」
幼女 「む。…ん?う~ん…」
パソ神 「幼女ちゃん、どうしたの」
幼女 「あ、ぱその神ちゃん」
パソ神 「……それは?」
幼女 「あ、これね、さっきおしいれをあさってたら出てきたの」
パソ神 「押入れ?」
幼女 「なにかのがっきだとおもうんだけど、よくわからないの」
幼女 「それに、けっこうおもたいの……っ」 ズシリ
パソ神 「ふむふむ」
パソ神 「…ふむ、四本の弦。これは弦楽器といって、弦に刺激を与えることによって得られる振動を音とする楽器だね」
パソ神 「その楽器は弦楽器の中でも撥弦楽器に分類されるもので、指とか、それに変わるものを使って弦を弾くんだよ」
パソ神 「上の方にネジみたいなのがあるでしょ?それで弦の張力を変えて音程をとるの」
幼女 「ふぁ…」 ポカーン
幼女 「んー。じゃあ、これはぎたーって楽器かな」
パソ神 「ううん。似てるけど、それは弦が四本だからベース。多弦ベースといって四本以上のものもあるんだよ」
幼女 「ふぁぁ…」 ペタン
幼女 「さすがぱその神ちゃん、いろんなことしってるんだね」
パソ神 「ウィキペディアってよばれたことある」
幼女 「???」
幼女 「それにしても、おにいちゃんのかくれたシュミがはんめいしたわけです!」
パソ神 「うん」
幼女 「ずっとパソコンであにめかんしょう、めずらしく外に出たと思ったらごみを出しにいっただけ。おにぎりをきれいな三角のかたちににぎれない、といったようなせいかつをおくっていたであろうおにいちゃん」
幼女 「そんな彼のおしいれから、かがやかしきせいしゅんをおくっていたかのうせいがあるというしょうこを」
パソ神 「我々は発見したというわけですね」
幼女 「そのとおり!」
幼女 「そのかのうせいを、かくじつなものにするため…」
パソ神 「するため…」
幼女 「おにいちゃんのおしいれをひっくりかえそーう!」
パソ神 「らじゃー」
男 「ふぁあ。ん、何してんだオマエラ……?」
幼女 「ぎくっ…!」
パソ神 「あ、おとこ。おはよう」
男 「うん、おはよう」
幼女 「お、おにいちゃんおはよ!いがいと早おきなんだね!」サッ
男 「?」
パソ神 「…幼女ちゃん、どうしてそれかくすの…?」ヒソ
幼女 「こういうものは、かこのキオクをよみがえらすからかくさないと…!」ヒソヒソ
パソ神 「そ、そうだね」
男 「……おもいっきり聞こえているんだが」
幼女 「盗聴…?しまった!!」
男 「盗聴とは人聞きの悪い…。てかその楽器は妹がここに置き忘れていったやつだよ」
パソ神 「…えっ」
幼女 「そ、それじゃあこれはおにいちゃんがせいしゅん時代をかけぬけたときのものではないと…!?」
男 「ああ。そもそも俺に青春時代と呼べるものなんざ初めから存在していないよ」
パソ神 「……おとこ…………」
幼女 「……おにいちゃん……」
男 「さーて、飯作るかぁー」
男 「お前らもちゃんと歯ぁ磨いて顔洗って着替えるんだぞー」
幼女 「あ、うん…」
パソ神 「……」
男 「ふんふんふーん♪」ジュー
パソ神 「おとこ、顔洗ったよ」
男 「おう。それじゃあそこら辺で待ってて」
パソ神 「おとこも、料理つくれるんだね」
男 「といっても、作れるのは目玉焼きぐらいだけどな」
男 「ところで幼女はどこいったんだ?」
男 「おーい、ようじょーっ」
幼女 「ふぇぇ…、ぼたんが外れてくれないよぉ…」>和室
男 「…なんか困ってるっぽいから、幼女をたすけに行ってあげて」
パソ神 「うん、わかった」
幼女 「あうぅ…」
パソ神 「幼女ちゃん、わたしが手伝ってあげる」
幼女 「あ、ぱその神ちゃん…!」
パソ神 「パジャマのぼたんが外れないの?」
幼女 「うん、そうなの。うまくとおってくれないの…」
パソ神 「だいじょうぶ。わたしにまかせて」
パソ神 「んしょ…、よいしょ……」
幼女 「ふぁ…」
パソ神 「…これで最後っと」
パソ神 「はい、おしまいっ」
幼女 「わぁ…!ぱその神ちゃん、ありがとう!」
パソ神 「えへへ…」
幼女 「よし、次はぱじゃまをぬいで…」ヌギヌギ
パソ神 「よいしょっ…」ヌギ
幼女 「すっぽんぽん!」ジャーン
パソ神 「あっ、ダメだよ幼女ちゃん。パジャマはちゃんとたたまないと」
幼女 「はっ、そうか…!」
パソ神 「そうだよ」
幼女 「おって、おって…」
パソ神 「たたんで、たたんで…」
パソ神 「かんせい…!」 キッチリ
幼女 「…かんせい!」 シワクチャ
男 「おーい、飯できたぞ~」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
幼女 「あっさごっはん♪あっさごっはん♪」ガチャンガチャン
男 「幼女、座って食べなさい」
パソ神 「……」パクパク
パソ神 「…おかわり」
男 「あいよ」
幼女 「ねぇおにいちゃん、きょうはおそとにつれてってくれるよね!」
男 「いいけど、どこ行くんだ?」
幼女 「わかんない!どこでもいい!」
男 「じゃあとりあえず街をブラブラするか」
幼女 「うん♪」
パソ神 「……」パクパク
パソ神 「…おかわり」
男 「あいよ」
パソ神 「…ありがとう」モグモグ
男 「ところでお前らって以前はどこで飯食ってたの?」
幼女 「神さまは、きほんてきにゴハンはたべないんだよ~?」
男 「あっ、そうなの?」
パソ神 「……」モグモグ
パソ神 「…おかわり」
男 「あ、あいよ」
パソ神 「……」パクパク
男 (…メチャクチャ食ってるけど)
~街~
男 「というわけで、街に来たぞ」
幼女 「わぁ~すごいすごい!色んなお店がいっぱい~」
パソ神 「ものがたくさん売ってるね」
男 「二人共、返事が必要な言動は出来る限り控えてくれよ?」
幼女 「えーなんで~?」
男 「そうでもしないとブツブツ独り言喋ってるキチガイに見えちゃうだろ」
パソ神 「……おとことお話できないなんて、イヤ」
幼女 「あたしもいやだな…。せっかくおにいちゃんと来たのに」
男 「いや…そういわれても。ちょっとの間だし我慢してくれよ。な?」
パソ神 「イヤ…!そんなのゼッタイにイヤ…!」
男 「…参った」
男 「うーん。じゃあ反対にお前ら神様が周りに見えるようになる、ってのはできないの?」
幼女 「できるよ~♪」
男 「初めからそうしろよ!!」
幼女 「ふぇぇ…だってあたし、そんなの思いつかなかったんだもん…」
男 「…まあ、それで解決できるんだったらいいか」
幼女 「しかしおにいちゃん、ここでもんだいがはっせいしました」
男 「ん、なんだ?」
幼女 「えへへ。あんまり実体化したことないから、やりかたいまいちよくわかんないの」
パソ神 「わたしも。あまり使ったことないからわからない…」
男 「いや、そういわれても俺も知らんし」
幼女 「…ふぇぇ、どうしようおにいちゃん…」
男 「あまり良く分からないってことは、少しは分かるんだな?」
幼女 「うん…。なんとなくはわかるよ?」
男 「じゃあ、とりあえず思い出しながらあれこれ試してみなよ」
パソ神 「…そっか。もしかしたらうまくいくかもしれないね」
幼女 「実体化するときって、どうするんだっけ?」
パソ神 「えっと…たしか、念じながらジャンプだったと思う」
男 (そんなんでいいのか……)
幼女 「じゃんぷだね!じゃあさっそくやってみよう!」
パソ神 「うん」
幼女 「それじゃあいくよ。せ~の…」
幼・パ 『じゃんぷ!』 ピョン
男 「……どうだ?」 (ぱんつ見えた…ハァハァ)
幼女 「…うーん。よくわかんないからおにいちゃんいろいろはなしかけてみてよ」
パソ神 「とりあえず、周りの反応を見てみないと」
男 「おおそうか。それじゃあ」
男 「今日の晩御飯はスパゲティとカレーとどっちがいい?」
男 「俺的にはカレーが食いたいなぁ。お前らは?」
JK 「やだー何あの人ww独りでブツブツ喋ってるぅーwww」
JK2 「ホントだ~キモーイwwちょーウケるwww」
男 「……」
男 (キモいのかウケるのかどっちだよ…!)
幼女 「おにいちゃんゴメンね…。ちがったみたい…」
パソ神 「…ごめんなさい」
男 「いやいや、気にすんな。それより次のを試そうぜ」
パソ神 「うーん。幼女ちゃんはなにか思い出せる…?」
幼女 「えと…。やっぱりさんかいまわってワン♪じゃないかなぁ」
男 「なん…だと…」
パソ神 「わかった。それじゃあ、やろ?」
幼女 「うん♪」
男 「…………」ドキドキ
幼女 「いくよ。せーの…」
幼女 「さんかいまわって~♪」
パソ神 「わん♪」
男 「………」ビクンビクンッ
幼女 「あれ~?なにもおきないね~」
パソ神 「…なんでだろ」
男 「や、やっぱりこれも違ったんじゃないか?」
幼女 「え~、おかしいなぁ~。…ん?」
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
男 「うわっ!な、なんだ…!?」
パソ神 「地震…?」
『ブッシャァァァァァァァ!!』
中年 「うわっっ!?何だこれ!?」
DQN 「あっつ!!何これマジあっつ!!」
おばちゃん 「あらあら、温泉の香りがするわぁ」
少年 「うわ~~い!温泉だあぁぁぁ!!」
母 「こらっ、たかし!」
男 「」
幼女 「やったあぁぁぁぁ!」
幼女 「あたしついにやったよおぉぉおぉぉ!!」
パソ神 「……すごいの出ちゃった」
JK 「温泉卵くっさ~マジ最悪ぅ~…」
男 (卵が温泉のにおいになってんだよ…)
『ボカンっ!』 ウワッ!
『バキッ』 キャ!
『ドッカーン』 ヒョエー!
男 「なっ、今度は色んな人のケータイがどんどん爆発してるぞ!?」
パソ神 「え、えと。それ、わたしのせい…」
男 「ええ?なんで!?」
パソ神 「三回まわってワンしたからここを中心に近くの電子機器がみんな壊れていってる」
男 「…は?」
幼女 「見て見て!ここのケーズデンキの商品、みんなばくはつしてるよ~?」
男 「…………」
男 「ケータイ、持ってこなくてよかったぞ…」
~三十分後~
男 「やっとの事で二人とも実体化できたわけだが」
幼女 「この丸いたべものおいひぃ♪」モグモグ
パソ神 「たこやきっていうんだって」パク
男 「なぁ、これ以上ものを要求されるのは困るんだよ。親のすねかじって生きてる俺には限度ってモンが…」
パソ神 「おとこ。次はあの氷山みたいな食べ物が食べたいな」
幼女 「うわぁいかきごおり~♪」
男 「話聞いてる?」
パソ神 「それがダメならあの生クリームといちごが乗った食べ物」
男 「ケーキのほうが遥かに高いわ!」
男 「もういやだ、疲れた、帰る!」ズンズン
パソ神 「………ごめんなさい」
男 「……わかったよ。かき氷な」
パソ神 「…エヘヘ♪」シャクシャク
男 「まったく…。こんなにものを買ってやるのは今日だけだからな」
パソ神 「うん…!」
男 「ようじょー。もう家帰るぞー」
幼女 「あっ、まって!」
男 「ん?なんだよ」
幼女 「あたしね、いっぱいあるいて汗かいたから、ここの銭湯に入りたいの!」
男 「はあぁ!?」
パソ神 「わたしもお風呂、入りたい」
男 「で、でもお前ら二人っきりだぞ?危ないじゃないか」
幼女 「あたしたちまだ小さいから男湯にいけるもん」
男 「そっちの方がよっぽど危ないじゃないか!」
幼女 「だいじょうぶだよ~」
男 「大丈夫っつっても世の中にはいろんな人間がいてだな」
幼女 「でも、そのときには助けてくれるでしょ?」
男 「できることはするけど…」
幼女 「それなら安心だね!」
パソ神 「うん。安心」
男 「はぁぁー…。仕方ないなぁ。今日だけだからな」
幼女 「いやったー!」
パソ神 「楽しみ…!」
男 「ここまでの出費は予想外だったな………」
男 「俺はこのままコイツらに金を搾り取られていってしまうのか…」
男 「ケッ、面白いことになってきやがったぜ…!」
~脱衣所~
幼女 「あっ…あっ、服が頭から上に抜けないよう」ジタバタ
男 「あーあーなにやってんだか。ほらよ」
幼女 「っぷはぁ!ぬげたぁ♪」
男 「お、美事な断崖絶壁ですなw」
幼女 「あ、あんまりジロジロ見ないでよ…っ///」
男 「はいはいワロスワロス」
パソ神 「お…おとこ?」
男 「ん?どうした?」
パソ神 「あ…あ、あの、服脱ぐから、あっちむいてて…」モジモジ
男 「おーけー」
パソ神 「///」
男 「素っ裸だーw」ドーン
幼女 「すっぱだかだー♪」バーン
パソ神 「すっ…ぱだか……///」ウチマタ
男 「さぁ、本来の姿になってあの聖地へ赴こう!」ガラッ
幼女 「おもむこーう♪」
パソ神 「お、おとこ…!まえ、隠してってば…!」
男 「怯えることはない。コイツは初めから死んでいる」フニャフニャ
パソ神 「ばっ…ばか…!」
男 「言葉を慎みたまへ、君は裸p」
幼女 「もぉ、おばかなことしてないで入ろうよおにいちゃん!」
男 「すまん調子乗った。だが後悔はしていない」
~大浴場~
幼女 「おふろに入るまえにかけ湯をしていってね」
パソ神 「うん」
男 「おう」
幼女 「次にからだをあらいます」
幼女 「しかし、ここでもんだいがはっせいします」
男 「何だ?」
パソ神 「…?」
幼女 「おにいちゃん、あたまあらって~♪」
パソ神 「あっ、、幼女ちゃんズルい…!」
パソ神 「わ、わたしも洗って…!」
男 「なん…だと…?」
男 「じ、じゃあまず幼女からな。パソの神ちゃんはその間に身体を洗っててな」
パソ神 「うん…!」
男 「そんじゃあ幼女、頭濡らすぞー」
幼女 「ど、どんとこい!」
男 「いきまーす」ジャー
幼女 「ふぁぁ…」
男 「まあこんなもんか…」
男 「次、シャンプーいきまーす」
幼女 「ふぁ…」ワシャワシャ
男 「目、大丈夫かー?」
幼女 「うん、だいじょうぶだよ~。おにいちゃんじょうずだね~♪」
男 「神様に褒められたぜ」
幼女 「…あっ、そこきもちいぃ…」
男 「ん、ここか?ここなのか?」ワシャワシャ
幼女 「ふぁぁぁっ…、しゅごいよぉ…!」
男 「はいはい、じゃあ泡流すぞー」
幼女 「うん…。きて……」
男 「…あまりそういうこと言うなっ」
幼女 「???」
男 「じゃあいくぞー」
幼女 「はああぁぁぁ……」ジャー
幼女 「おにいちゃんじょうず…。あたまあらい師になれるよ…?」
男 「そんな職業は無いがなー」
男 「はいおしまいっ」
幼女 「わーいありがとおにいちゃん~♪」
男 「次はパソの神ちゃんだな。おいで」
パソ神 「あっ……、うん…」
パソ神 「あ、あの、、よ…よろしくお願いしますっ」
男 「なんだそれwじゃ、頭濡らすぞー」ジャー
パソ神 「んっ…」
男 「次シャンプーいきまーす」
パソ神 「え、えと…、やさしくしてね…?」
男 「お、おう」
幼女 「しまったあぁぁーー!シャンプーとボディソープまちがえたぁ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
幼女 「はふぅ~~…」
パソ神 「…あったかい」
男 「あぁぁぁあー……(;´Д`)」
幼女 「おにいちゃんオジサンみたいw」
男 「失礼な、俺ァまだ若ぇよw」
パソ神 「…ふふっw」
幼女 「ねぇねぇおにいちゃんー」
男 「ん~?」
幼女 「あたし…泳ぎたいっ」ウズウズ
男 「ダメダメ。周りの人に迷惑だろ?」
幼女 「えぇ~やだおよぎたい~っ!」
男 「ダメなものはダメ。ほら、ここの曇ったガラスに絵でも描いてなさい」
パソ神 「…楽しいよ?」
幼女 「むぅ…。わかった、そうする」
男 「パソの神ちゃんはなに描いてるんだ~?」
パソ神 「…ルネサンス絵画」
男 「:(;゙゚'ω゚'):」
男 「なんでこんなクオリティ高い絵を曇ったガラスに描いてるんだ」
パソ神 「エヘ…わたしの絵、どうかな…?」
芸術家 「げ、芸術だ!!これこそ美だ!!貴女は紛う事無き神童だァァ!!!」
パソ神 「あ、あの…、え、えっと…!」
男 「前隠してください」
~脱衣所~
男 「ふう、いい湯だったな」
幼女 「きもちよかったね~♪」
パソ神 「…あつあつ」
男 「ちゃんと身体を拭くんだぞ。風邪引いちゃうからなー」ゴシゴシ
幼女 「ねぇねぇおにいちゃんっ」
男 「なんだー?」
幼女 「あたしあれ飲みたい!」
男 「お、牛乳か。銭湯の牛乳は格別だからなぁ」
男 「よし、じゃあこのロッカーに使った百円で買ってきていいぞ」
幼女 「いやったぁー!」
男 「パソの神ちゃんにも、はい」チャリン
パソ神 「えへ、ありがとう」
幼女 「うーん。ふつうのぎぅにぅとコーヒーぎぅにぅ、どっちにしようかな」
パソ神 「わたしはコーヒー牛乳にするね」
幼女 「ふーむ。じゃああたしはふつうのにしよっと」
幼女 「でもこれ、お金はどこに入れればいいの?」
パソ神 「ここに料金箱があるよ。きっとここに入れるんだよ」
幼女 「なるほど…!じゃ、さっそく入れて…」
幼女 「………」
パソ神 「…幼女ちゃん、どうしたの?」
幼女 「あ、あたしお金入れま~す…。ちゃ…ちゃんとお金入れましたからね~…?」
パソ神 「あ、もしかして幼女ちゃん」
幼女 「こういうのはだれかにみてもらわないと不安なの…」
幼女 「そんなわけで、げっとしたよ!」ジャーン
パソ神 「やった…!」
幼女 「それじゃあさっそく、いっただっきま~す!」
幼女 「………」
パソ神 「………」
幼女 「…これって、どうやってあけるんだろ?」
パソ神 「え、えっと…。わかんないよ…」
幼女 「……どうしよう」
男 「おーどうだ二人とも。おいしいか?」
パソ神 「…あ、おとこ」
幼女 「おにいちゃん、これのあけかたがわかんないよぉ…」
男 「ああこれな。これはコレでこうきゅぽっとすればいいんだ」キュポ
幼女 「すごい!あいた!」
パソ神 「これ、面白い…!」キュポ
幼女 「おにいちゃん、あたしにもやらせて!」
男 「やってみたい?なら俺の牛乳でやっていいぞ」
幼女 「ほんと?ありがとう!…えっと、これでこうやって……」
幼女 「………」キュポ
幼女 「…………」
幼女 「うへへぇ~このかんかくたまんなぁ~い♪」ニタニタ
男 「キモいぞ幼女w」
パソ神 「ふふっ…w」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
男 「さて。風呂に入ったし、牛乳も飲んだし、そろそろ帰るか」
パソ神 「そうだね。もう夜になっちゃったし」
幼女 「はやくかえらないとアニメおわっちゃうよ~っ」
男 「お前らって本当に神様なのかよw」
幼女 「しつれいな~っ!りっぱなおふろの神さまですよ~だ!」
パソ神 「優しくしてくれないと、ばちが当たっちゃうんだからね」
男 「ほーぉ、例えばどんなバチ?」
幼女 「おふろのお湯があったまらなくなるバチ!」
男 「はは、そりゃ困るなぁ。パソの神ちゃんは?」
パソ神 「おとこの虹えろフォルダが全部消滅」
男 「それだけはやめてえぇぇぇぇええええ!!!」
~帰り道~
男 「はあ~、今日はいろんなことがあったなぁ」
幼女 「ぱその神ちゃんがでんしききこわしちゃったりねw」
パソ神 「幼女ちゃんだって、温泉掘り当てちゃったでしょw」
男 「お前たちにはいろんなものたかられたしなw」
男 「おかげで財布がだいぶ軽くなっちまったよ」
幼女 「だいじょうぶだよ、おんせんでおかねもうけすれば♪」
男 「温泉施設つくるお金はどうすんだ?」
パソ神 「おとこがいっぱいいっぱいバイトして、貯金する」
男 「フリーター、温泉宿泊施設をつくるってか?」
幼女 「そう♪」
パソ神 「うん」
男 「家買うよりよっぽど難しいわ!」
幼女 「ねぇねぇ二人とも。手、つなご?」
パソ神 「幼女ちゃん?」
男 「どうしたんだ急に?」
幼女 「いいから♪おにいちゃんがまんなかだよ?ほらっ」
男 「え、え?」
パソ神 「…おとこ。わたしの手、握って?」
男 「お、おう」ギュッ
幼女 「ほらほら、あたしの手もっ」
男 「う、うん」ギュッ
幼女 「えへへ~♪」
パソ神 「///」
男 (…なんだか懐かしいな、こういうの)
男 「お前ら、今日もうちでねるのか~?」
幼女 「もちろん♪」
パソ神 「うん」
男 「はぁ…こうなったらもうずーっと一緒に寝るしかないじゃないか。どうせお前ら帰らないんだろ~?」
幼女 「うん、かえらない♪」
パソ神 「えへ、これからはおとこのいえに居候するつもり」
男 「いやぁ、とうとう一緒に暮らすことになったなw」
幼女 「やっとおれたか~♪」
男 「折れましたw」
パソ神 「ふふっ。これからはいっぱい、お世話になるからね」
幼女 「おにいちゃん、これからもよろしくね」
男 「おうよ」 ギュッ
おしまい
96 : 以下、名... - 2011/09/08(木) 04:26:11.36 kG/BROW+0 69/69
これを読んでくれた皆さんに
ありったけの感謝を。
ありがとう。