俺「あ…えと、ゲーム、です」
医者「今どこ?」
俺「へ?」
医者「いや、ですから今どこまで行ったんですか?イベントですよね?」
俺「え、あ、はい…E-6です…」
医者「難易度は?」
俺「あ…一応全部甲でやって…ます、はい」
医者「あー…」
元スレ
医者「恐らくストレスによるものですね、思い当たることは?」俺「艦これ…」医者「は?」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1463222182/
医者「じゃあお薬出しておきますね、一日2回朝夕の食後に飲んでください」
俺「あ、はい…」
医者「それと…E-6とE-7は丙でやりましょう」
俺「…あ?」
医者「いいですね?」
俺「っざけんま!!んまあああ!!」
医者「お、落ち着いてください!あなたの身体の為を想って言っているんですから!」
俺「んああああ!!」
俺「資源も…!ンフー!バケツも!んんん!まだ!あう!」
医者「わかりました!わかりましたから!」
俺「んむー!!」
医者「鎮痛剤持ってきて!早く!」
看護師「は、はい!」
俺「ンフー!ンフー!」
医者「う、うーちゃん!」
俺「…!」
医者「…うーちゃん」
俺「ぷ…ぷく」
医者「そうです、ゆっくりで大丈夫…さぁ…」
俺「ぷっぷ…」
医者「うんうん、いい子です」
俺「んまああああ!!!」
医者「鎮痛剤!!早く!!」
俺「うーちゃんの…!うーちゃんが!!仕事!支援!!しないから!!んんあ!!」
医者「ッチ…地雷だったか…」
俺「ばくそぉ…んぁぁ…」
医者「うんうん、大丈夫ですよ、じゃあ甲で頑張って攻略しましょう」
俺「いいお…?」
医者「はい、いいですよ…捨て艦戦法に手を出してみるのもいいかもしれませんね、楽になるかもしれません」
俺「…ぅぅ」
医者「どうしました?」
俺「おまぇ…っは!かんむちゅをぉ!!!」
医者「しまっ…!」
俺「んるぁああああ!!!」
看護師「鎮静剤!持ってきました!」
医者「すぐに投与して!」
看護師「は、はい!」
俺「ぁらああああ!」
看護師「ひっ」
医者「か、看護師!」
看護師「だ、大丈夫です…胸部装甲をちょっと揉みしだかれただけ…」
俺「りゆうぞおおお!てめええええ!!」
医者「龍驤は悪くないッ!」
俺「っ!」
医者「龍驤はなぁ!龍驤だって本当は胸があるんだよ!」
医者「なのに!それなのに二次創作でさんっざんネタにされまくった結果、結局公式もそれを面白がって逆輸入したせいで無乳()みたいな扱いになったんだぞ!わかってんのか!」
俺「あああああ俺はぁ!づほ派だぁあ!!」
医者「づほだって可愛いわボケがぁ!」
看護師「ひ、ひぇぇ…」
医者「クソ戦艦はチョコでも打ってろクソが!」
俺「ンフー…ンフー…」
医者「…すみません、ちょっと熱くなりすぎましたね」
俺「がるるぅ…」
医者「私もね、実は今詰まってるんですよ、イベント」
俺「…っ!どう…し?」
医者「そうです、あなたと私は同志です!一緒にイベント頑張りましょう!ね!」
俺「ぁ…あっ…!い、今…どこ…」
医者「はい?」
俺「今…どこ…でしゅか…?よかったら…その…アドバイス…とか……して…あげて、も…ンヒ」
医者「全部甲で突破し終わって親潮ちゃんを掘っているところですよ」
医者「いやぁ、開始当初は過去最悪のクソイベ!なんて私も言ってましたが、いざ終わってみれば大したことはなかったですね!」
俺「…」
医者「…はっ!」
看護師「い、医者さん!いつも自分で言ってるじゃないですか!艦ぶt…提督さんはプライドが高いから中級者くらいの振りをしろって!」
俺「クソいべあああああああ!!しねええええええええしれえええええええ!!」
医者「じょ!冗談!冗談ですって!私は…そう!E-2!E-2がクリアできなくて困ってるんですよぉ!わー大変だ大変だどうしたらクリアできるのかなーでっちでっちぃ」
俺「ぃ…に?」
医者「そ、そうです!E-2ですE-2!」
俺「い、E-2は…ね!ボスが…陸上型…だか、ら…その…」
医者「へ、へーそうなんですね」
俺「え、えっとね!三式弾…とか、積むと…いい、です…ぅへへ…」
医者「三式弾特攻にしか言及しないとかnoobかよこのクソ提督…」
俺「…へ?」
医者「な!なんでも!なんでもないんです!そうですよね!三式弾!いやぁ気付かなかったなぁ!ハラショー!」
俺「ぅへへ…wiki見れば…そのくらい…ヌポォ」
医者「ロケランやら戦車なら兎も角、wiki見ないと三式特攻にすら気づけないのかよ…14秋から散々…はっ!」
俺「ぁ…ぁ……グスッ…」
看護師「医者さん!いい加減にしてくだちい!」
医者「うっはリアルでちでちktkr!」
看護師「キタコレ!じゃないですよ!俺さんは患者さんなんですよ!お仕事中だということを忘れないでください!」
医者「まあ医者なんて所詮副業だからさ、俺の本業は提督業だよ」
看護師「なんなんですかもう…」
医者「あっ、そろそろ30分遠征が帰ってくる頃かな」
看護師「ちょ…!診察室のパソコンで何やってるんですか!」
医者「おっ!ちゃんとバケツ持ってきたねぇ!えらいえらい!」
看護師「ふざけないでください!院長に言いつけますよ!」
医者「もうすぐバケツも資源もカンストするからさぁ、そうしたら触らないって」
看護師「私だって…」
医者「ん?」
看護師「私だって仕事中に遠征ブン回したいですよ!」
俺「…」
看護師「イベントだって早く攻略したいんです!まだE-7甲のゲージ割れてないんですから!」
看護師「GWもあったのに未だ掘りにすら移れてないとか恥ですよ恥!」
医者「ま、まぁまぁ…色々バグとかあったし多少はさ?」
俺「ぉれ…が…いちばん……ざ、こ……?」
看護師「っは!」
看護師「か、艦これってなんですかぁ?わたしわかんないぴょん!ぷっぷくぷぅ!」
俺「もうっそいわああああああうわあああああ!」
医者「君!何やってるんだ!真面目に仕事したまえ!」
看護師「す、すみません…」
俺「んあぁぁん…もうやらぁ…艦これやめるぅ……」
医者「本当にいいんですか?それで」
看護師「い、医者さん!いくら雑魚だからってもう煽るのは…」
医者「甲5はちょっと黙っていたまえ!」
看護師「…」
医者「あなたの初めての嫁艦は誰ですか?」
俺「…球磨…ちゃん……」
医者「そうですか…うん、球磨ちゃん可愛いですよね、本当に愛のあるケッコンだと思います」
俺「…」
医者「今のあなたの言葉、クマちゃんが聞いたらどう思いますかね?」
俺「…っ!」
医者「もう、戻る気がないのなら、あなたとケッコンしたクマちゃんはこの先もう…」
俺「ぃゃ…」
医者「はい?」
俺「そんなの嫌ぁ!クマクマぁ!!」
医者「それが、あなたの本当の気持ちです…イベント、最後まで甲で頑張りましょう?」
俺「…っ!」
看護師「??」
医者「甲勲章を取り逃した提督は提督に非ず…です」
看護師「(丙でやれって言ってたの誰だよ…)」
俺「お、おれ…がんばり…ます…!」
医者「うんうん」
俺「資源…もう…弾薬以外10万切るけど…」
看護師「ざっこ」
俺「バケツももう400個しかないけど…」
医者「センスねえなこいつ」
俺「クマちゃんの…艦娘たちのため、にも…!」
医者「診察は終わりです、お金だけ払ってとっとと帰りましょう?遠征艦隊、そろそろ帰ってくる頃でしょう?」
俺「い…医者さん…っ!はいっ!俺!頑張ります…から!」
医者「はい!朗報を待っています!」
看護師「お、お大事に…」
俺「いっきまーす!しゅっつげーき!」
看護師「いいんですか?あれで」
医者「提督という生き物は、あれでいいんだ」
看護師「ストレスで身体がどうのこうのって話は…」
医者「きっとイベントをクリアして風呂にでも入れば治るさ」
看護師「艦娘じゃないんですから…」
自宅
俺「んああああああ!!加賀てめえええあああああ!!」
加賀『いい作戦指揮でした、こんな…』
俺「てめえのせいでえええええ撤退するハメになったあああぞおおおおあああ」
加賀『作戦終了、艦隊が…』
俺「…捨て…艦……」
俺「駆逐艦は…史実でも……囮に使われたりしたって…にちゃんで……」
文月『なんですかなんですかぁ?』
俺「フミィィィィィィイイイイイ!!!」
俺「ダメだぁ…俺には……この子たちを囮に……する…なんて…」
文月『え?なになに?』
俺「何でもないさ…じゃあ、また、会おうね…解体任務解体任務…」
文月『あぁ~司令官、ちょっと待ってぇ』
俺「フミィィィィイイイイイイイ!!!」
俺「だめだ…ボイスを聞くと愛着が湧いちまう…この子は遠征にでも使おう…」
俺「それにしても…何で俺はクリアできないんだ…」
俺「…待てよ?そういえば確かちょっと前から補強増設ってシステムがあったな…」
俺「使う艦艇に補強増設を使って…女神を載せまくる…そうすれば……きっとボス到達率は爆上げ…!」
俺「きっとあの高給取りのヤブ医者も金にモノを言わせて女神課金しまくってるんだ…!そうに違いない!」
俺「でも俺には金なんて…貯金だってギリギリだし…」
瑞鳳『仕事、しようよぉ…』
俺「…仕事?」
瑞鳳『んっ、提督…?格納庫まさぐるのやめてくれない…んっ//』
俺「そうだ…!働こう!それで女神を買いまくれば俺も甲6に…!」
瑞鳳『っていうか邪魔!』
俺「づほもこういってることだし…俺は働くぞおおおお!!!!うっひょおおおお!!!!!」
終わり