「ー起きなさい。もう朝ですわよ」ユサユサ
あかり「うーん…」
「あかり! 起きなさい!」ユサユサ
あかり「ふぇっ!?…へ?ここどこぉ?」
「どこも何も…わたくしたちの部屋ですわよ。寝ぼけてますの?」
あかり「ひ、向日葵ちゃん?」
向日葵「…完全に寝ぼけてますわね。顔洗ってきなさい。そしたらみんなでご飯にしましょう」
あかり「う、うん…」
元スレ
あかり「向日葵ちゃんとあかりが双子の姉妹?」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1548591445/
パシャパシャ
あかり「ふぅー」フキフキ
あかり(どうなってるんだろう?)
あかり(ここって…向日葵ちゃんのお家だよね?昨日泊まったっけ?)
ガチャ
あかね「あら、あかりも起きたのね。おはよう」
あかり「お姉ちゃん!?なんでここにいるのぉ!?」
あかね「ええ!?」
あかね(なんでここにいるの?ナンデココニイルノ?ナンデココニイルノ?)
あかね(え?どういうこと?つまりここにいるなってこと)
あかね(あかりに嫌われた…何故?why?)
あかね(もしかして部屋を見られた?それともこの前のティータイムを見られた?)
あかね(まさか、向日葵が裏切った?)
あかね(…死のう)
あかね「…さよなら、あかり。来世ではあかりに迷惑かけないようにミジンコとしてでも生きるわね」
あかり「わー!?よく分からないけど、待ってお姉ちゃーん!?」
向日葵「いつまで顔を洗っておりますの?」
あかり「あっ!?向日葵ちゃん、お姉ちゃん止めてぇ!!」
あかね「離して、あかり!?あかりに嫌われた人生なんて何の意味もないわ!!」
あかり「嫌ってない!嫌ってないからぁ!?向日葵ちゃん、助けてぇ!?」
向日葵「?…まだ寝ぼけておりますの?」
あかり「え?」
向日葵「わたくしのことを急にちゃん付けで呼ぶなんて…その新鮮で嫌ではありませんが///」
あかり「んー!?」
向日葵「いつもは向日葵お姉ちゃんって呼んでますわよね?」
あかり「ええぇぇ!?」
ーリビングー
向日葵「あかりもお姉さまも落ち着きましたか?」
あかり「う、うん、ご、ごめんね。寝ぼけてたみたいです…向日葵…お姉ちゃん」
向日葵「まだ何かおかしいですわよ?」
あかり「おかしくない、おかしくないよぉ!」
あかね「じゃあ、あかりは私のことを嫌ってるわけじゃないのよね?」ズイッ
あかり「う、うん、あかりはお姉ちゃんのこと大好きだよぉ」
あかね「あ、あ、あかりいいいいいいい!!」ダキッ
あかり「わっ!?」
あかね「ごめんなさいね、お姉ちゃんの早とちりで勘違いしちゃって」ギュウ
あかり「あかりもごめんね、変なこと言っちゃって」
あかね「いいの、いいの、お姉ちゃんが悪いんだから」
向日葵「ふふ、本当にあかりは寝坊助さんですのね」
あかり「う、うん…そうだねぇ」
あかり(えぇっと、つまりあかり達向日葵ちゃん達が家族になってるってことだよね?)
あかり(お姉ちゃんが1番上で、あかりと向日葵ちゃんは双子であかりの方が妹…)
あかり(それと…)チラッ
楓「あかりお姉ちゃんどうしたの?」キョトン
あかり「何でもないよぉ、楓ちゃん」ナデナデ
楓「えへへ…///」
あかり(はぁ…楓ちゃんは可愛いなぁ)
楓「あかりお姉ちゃん、あーん」
あかり「あむっ、おいしいよぉ。こんどはあかりも、はい、あーん」
楓「あむっ、美味しいの」
あかね「良いわね、姉妹仲良くしてる光景って」
向日葵「えぇ…最高ですわ」
あかね「流石、向日葵ね。わかってるわ。さっきはもしたら貴女が裏切ったんじゃって思ったけど、危惧だったようね」
向日葵「当たり前ですわ。わたくしがお姉さまを裏切るわけがありませんわ」
あかね「向日葵!」ガシ
向日葵「お姉さま!」ガシ
楓「お姉ちゃん達、なにしてるの?」モグモグ
あかり「さぁ?」
あかね「さっ、そろそろ時間よ。片付けはしておくから、2人ともいってらっしゃい」
向日葵「いいんですの、お姉さま?」
あかね「えぇ、大学は午後からだから大丈夫よ」
向日葵「では、お言葉に甘えて…あかり、行きますわよ」
あかり「行くって…どこに?」
向日葵「どこって学校ですが…。大丈夫ですの?今朝から変ですし…今日は大事をとって休んだ方が」
あかね「えぇ!?それは大変だわ!?」
あかり「だ、大丈夫だよ!?も、もう、向日葵お姉ちゃんは心配しすぎだよぉ」
向日葵「ですが…いいえ、ここはやはり病院に行きましょう!」
あかね「すぐにタクシーを呼ぶわ」
あかり「そこまでしなくていいよ!?本当に大丈夫だから、ね」
向日葵「うーん…そこまで言うのでしたら」
あかり(変なこと言わないように注意しないと。こっちの向日葵ちゃん心配性だよぉ)
あかり(お姉ちゃんはあまり変わらないけど)
あかり「行ってくるね、お姉ちゃん、楓ちゃん」
向日葵「行ってまいります」
あかね「いってらっしゃーい」フリフリ
楓「お姉ちゃん達、いってらしゃい」フリフリ
向日葵「まっ、行くと言っても最初はあの子を迎えに行くんですがね」
あかり「あっ、櫻子ちゃんだね」
向日葵「はぁ、あかりといい櫻子といい、いい加減自分で起きてくれれば」
あかり「あかりも!?」
向日葵「今朝1人で起きれなかった寝坊助さんは誰でしたっけ?」
あかり「あ、あかりです…」
向日葵「ふふっ、あかりはまだまだ子供ですわね」
あかり「子供扱いしないでよぉ!」プンプン
あかり(あれ?あかりってこんなに自分じゃ起きれなかったっけ?)
あかり(こっちのあかりはいつも向日葵ちゃんに起こして貰ってるのかなぁ?)
向日葵「どうかしましたの?」
あかり「ううん、なんでもないよぉ」
ピンポ-ン
ガチャ
撫子「おはよう、2人とも」
あかり・向日葵「おはようございます」
撫子「待っててね、もうすぐ櫻子も準備できるから。まったく、あの子は…」
櫻子「今行くから待っててー!!」バタバタ
撫子「遅いよ、早くしな」
あかり「まだ時間ありますから大丈夫ですよぉ。それに、急いで準備すると危ないですから」
撫子「本当にあかりは良い子だね。ひま子、ウチのあれと交換しない?」
向日葵「ダメです」キッパリ
撫子「即答か。残念…あかり、ヒマ子に虐められたら言ってね、いつでも櫻子と交換するから」
向日葵「わたくしはいじめません!!」
撫子「そこは冗談だよ」
あかり(あまり話したことないけど、こっちのあかりは櫻子ちゃんのお姉さんとも仲良いんだぁ…いいなぁ)
櫻子「ってことは、私と交換するってのは本当ってことかっ!!」
あかり「あっ、櫻子ちゃん」
向日葵「やっと来ましたわね」
櫻子「まったく…ひどい姉だと思わない、ねっ、あかり?」
あかり「え、うーん」
花子「あか姉を困らせるなし!いいから、早く行け!で、そのまま戻ってこなくていいしっ!」
櫻子「なんだとっ!!」
花子「そもそも、ヒマ姉にはあか姉がいるのに…花子には櫻子なんて不公平だし」
櫻子「不公平とはなんだっ!?」
花子「そのまんまの意味だし!!」
あかり「花子ちゃん、言い過ぎだよぉ」
櫻子「ほれ見ろっ、悔しかったらあかりみたいに素直になってみろ!」
あかり「櫻子ちゃんも言い過ぎだよぉ。2人とも喧嘩はダメだよ?」
櫻子「ふっ、あかりに免じて許してやる、感謝しなっ!」
花子「こっちの台詞だし」
あかり「ははは…」
向日葵「はぁ…まったく」
撫子「ほら、待たせるんだから、早く行きな。2人ともこの子の事よろしくね」
櫻子「姉ちゃんは心配性だなー、あかりのことはちゃんと見てるから大丈夫だって」
あかり「ありがとう、櫻子ちゃん!」
櫻子「へっへーん、泥舟に乗ったつもりで任せなさい!」
あかり「沈んじゃうよ!?」
撫子「はぁ…よろしくね、ヒマ子」
向日葵「はい、2人の将来が心配ですわ。やっぱり、あかりはわたくしが守らないと」ブツブツ
撫子「こっちもか…」
あかり(そういえば、この世界だとあかりは京子ちゃん達と学校に行ってないんだ…なんだか、寂しいなぁ)
ー教室ー
櫻子「到着ー!!みんな、おはよっ!!」
向日葵「はぁはぁ…」
あかり「向日葵お姉ちゃん、大丈夫?」サスサス
向日葵「大丈夫…大丈夫ですから。はぁ…もっと背中をさすってください」
櫻子「情けないな、ただちょっと競争しただけじゃん」
向日葵「あなたは…はぁ…いつも…突発的なんですの…はぁ」
櫻子「良いじゃん、別に。あかりは大丈夫だし」
あかり「でも櫻子ちゃん速すぎるよぉ」サスサス
櫻子「えっへん、俊足の櫻子様だからね」
向日葵「まったく…はぁ…あかり…はぁ…あぁ、いいですわ、もっと上の方をあぁ////」プルン
あかり「こう?」サスサス
向日葵「いい、いいですわ…あぁん///」プルンプルン
櫻子「嫌味か!!この!!」ドタプ-ン
向日葵「なっ!?人の至福な時間に何をしますの!!」
櫻子「お前がおっぱい揺らすからだ!!禁止だ禁止!!」
シボメ!コンナオッパイ!
セッカクアカリガナデテクレテタノナアナタハ!
ワ-ワ-ギャ-ギャ-
ちなつ「仲良いよね、2人とも」
あかり「あっ、おはよう、ちなつちゃん」
ちなつ「うん、おはよう。あかりちゃんもお疲れ様」
あかり「そんな大したことしてないよぉ」
あかり(良かったぁ。ちなつちゃんとはちゃんとお友達みたいだね)
ちなつ「どうしたの?」
あかり「ううん、なんでもないよ」
櫻子「だいたいお前はいつもボインボインって嫌味か!!あかりくらい素直になれ!!」
向日葵「意味がわかりません!!第一あかりも意外と着痩せするタイプですの!!」
櫻子「なんだと!!」
向日葵「なんですの!!」
あかり「あれ、ヒートアップしてない!?」
ちなつ「そりゃそうでしょ。あかりちゃんが仲裁しないんだから」
あかり「そうだっけ?」
ちなつ「いつもそうしてるよね?あかりちゃんが仲裁しないと…止めどころわからないんじゃない?ほら、取っ組み合いになってきた」
あかり「えぇ!?2人とも喧嘩はだめだよぉ!?」
ー放課後ー
キンコ-ンカ-ンコ-ン
あかり「つ、疲れたよぉ…」ガクッ
あかり「向日葵ちゃんがずっと見張ってる気がして…」
ーー
ーーーー
授業中
向日葵「あっ、あかり。お姉ちゃん、今日も教科書を忘れてしまったので見せてもらえませんか?」
櫻子「向日葵は忘れん坊だなー、絶対どれかの授業で忘れるよね。抜けてる…痛っ!?」
休み時間
向日葵「ちゃんとお手洗いは済ませました?従業中には行けませんわよ。なら一緒に」
給食
向日葵「はい、あーん」
あかり「1人で食べれるよぉ///」
ーーーー
ーー
あかり「過保護すぎるよぉ…お姉ちゃんも双子だったらこうなってのかなぁ?」
あかり(でも、向日葵ちゃんがこうしてかまってくれるのは嬉しいなぁ)
向日葵「何か嬉しいことでもありました?」
あかり「ううん、なんでもないよ。向日葵お姉ちゃん」
向日葵「ふふ、あかりは笑顔が1番ですわね」
櫻子「おーい、そろそろ生徒会に行こうっ!」
あかり「あっ、うん。それじゃあかりも行ってくるね」
向日葵「あかり?どこへ行く気ですの?」
あかり「え、ごらく部だよ」
向日葵「櫻子ー!!」ドガッ
櫻子「ぐふっ!?何すんだよっ!?」
向日葵「貴女ですわね!貴女のせいであかりが自分の仕事より遊びを選ぶ不良になってしまったではないですか!!」
櫻子「はぁ!?!何訳のわからないことを言ってるんだこのおっぱい!!」
あかり「お、お姉ちゃん!?や、やめて!?」
櫻子「第一、ごらく部…だっけ?それって杉浦先輩の友達が作ったってあれだろ。あれもうとっくにないじゃん!」
あかり「え?」
向日葵「そういえば、そうでしたわね」
櫻子「でしょ?だから、私のせいじゃないって」
あかり「ごらく部…ないの?」
向日葵「え、えぇ」
あかり「どうして!?何で!!」
向日葵「何で…って、わたくし達が入学した時はありましたが、吉川さんが茶道部復活させたいって生徒会に来たので」
櫻子「それで明渡すように言いに行ったっけ?あかりも来たよね?」
あかり(ちなつちゃん…ごらく部に入らなかったんだ)
向日葵「先輩方も特にここで何かしてたわけじゃないから、って明け渡してくれましたわよね」
櫻子「うんうん、ダラダラするだけならどっちかの家でもできるって言ってたよね」
あかり「…そうなんだ」
向日葵「…あかり?」
櫻子「というより、こらっ!!何か言うことがあるだろ!!」
向日葵「今は…少し静かにしてもらえますか?」
櫻子「にゃんだとー!!」
あかり(そうか…あかりも向日葵ちゃん達と一緒に生徒会に入ったんだね。で、ごらく部には京子ちゃんと結衣ちゃんしかいなかったんだ…)
あかり(ちなつちゃんもいないから…それで…)
ー夜・あかりと向日葵の部屋ー
あかり(あの後、3人で生徒会に行って仕事をしたけど…全然頭に入ってこなかったよぉ)
あかり(この世界にごらく部がないなんて…)
ガチャ
向日葵「あかり、入りますわよ」
あかり「…向日葵お姉ちゃん」
向日葵「もういいですわよ。無理にお姉ちゃんって呼ばなくて」
あかり「え?」
向日葵「信じられないことを言いますが…多分、わたくしの知ってるあかりではないんですよね?」
あかり「気づいてたの?」
向日葵「確信は持てませんでしたが、朝からの言動…それに、ごらく部に反応してたのがずっと引っかかっていました」
向日葵「もしや…って思って、お姉さまと先ほどまで話してましたの」
あかり「そっかぁ…お姉ちゃんも知ってるんだね」
向日葵「わたくし達はあかりと楓のことなら何でも知っておりますわ」
あかり「うん、朝から…違うんだ、あかりの知ってるみんなと」
向日葵「どう違うか教えてもらってもいいですか?」
あかり「うん、長くなっちゃうけどいいかな?」
向日葵「もちろん、時間はたっぷりありますわ」
あかり「あのね…」
ーーーー
ーー
ー
向日葵「そうですか…わたくしとあかりは姉妹ではないんですね」
あかり「うん…信じてくれる?」
向日葵「…実感は湧きません。ずっとあかりが側にいるのが普通でしたから」
あかり「…そっかぁ」
向日葵「姉妹ではない…考えるだけでも恐ろしいですわ。あかりを1人にすると何するか心配ですし」
あかり「そっち!?こっち向日葵ちゃんは心配しすぎだよぉ!?」
向日葵「ふふ、そうやって過ごしてきましたからね。今更変えられませんわ」
向日葵「で…ごらく部ですか」
あかり「うん…あかりの大切な場所なんだぁ」
向日葵「あかりは戻りたいんですの?」
あかり「向日葵お姉ちゃん…ううん、向日葵ちゃんはどうしたらいいと思う?」
向日葵「…今ここにいるあかりも大切な妹ですわ。だから、あかりが選んだことを尊重しますわ」
あかり「…なら、いつもの生活に戻りたいな。ごらく部があって、そこで過ごして、たまには生徒会のみんなとも遊んだりする」
あかり「あかりはそんな日常が大好きなんだぁ」
向日葵「なら、仕方ありませんわね」
あかり「それにね、あかりは元の世界の向日葵ちゃんともっと仲良くなりたいって思ったんだ」
向日葵「羨ましいですわね、そっちの…わたくしが」
あかり「こっちのあかりも向日葵ちゃんのこと大好きだと思うよぉ」
向日葵「いいえ、そういう意味の羨ましいではありませんわ」
あかり「だったらどういう意味?」
向日葵「まだ、あかりには早いですわ」
あかり「えぇー、教えてよぉ」
向日葵(姉妹でないなら結婚できる…なんて言えませんわね)
あかり「でもどうやったら戻れんだろう」
向日葵「大丈夫ですわ、あかりが戻りたい…そう思えば戻れるはずですわ」
あかり「そんな簡単に?」
向日葵「もちろん。眠って目が覚めればいつもの生活に戻ってるはずですわ。信じられません?」
あかり「ううん、向日葵お姉ちゃんがそう言うなら信じられるよぉ」
向日葵「では、今日は休みましょう…おいで、あかり」
あかり「うん、向日葵お姉ちゃん」
向日葵「こっちのあかりはね、こうやって抱きしめられるのが好きなんですよ」ギュウ
あかり「うん…その気持ち、わかる気がするよぉ」
向日葵「ふふっ、おやすみなさい…あかり」
あかり「おやすみ…向日葵…お姉ちゃん」
ーーーー
ーー
ー
ガチャ
あかね「どうかしら?」
向日葵「お姉さま…聞いておりましたの?」
あかね「えぇ、ドアの向こうでね」
向日葵「…」ム-
あかね「あら、何かしら?」
向日葵「納得がいきませんわ。お姉さまは向こうのあかりにとってもお姉さまなんて」
あかね「ふふ、拗ねてるのかしら?」
向日葵「拗ねておりません!」
あかね「不思議なこともあるものね」
向日葵「えぇ…正直、信じられませんわ」
あかね「向日葵はあかりのことが大好きだものね」
向日葵「…お姉さまが言いますか?」
あかね「…言えないわね」クスッ
向日葵「ですわよね」
あかり「う、うーん。お姉ちゃん…どうしたのぉ」モゾモゾ
あかね「あら?」
向日葵「これって…」
あかり「あれ…あかりいつお休みしたんだっけ? 向日葵お姉ちゃん…どうしたの?」
向日葵「いいえ、おかえりなさい。あかり」
ー
ーー
ーーーー
「あかり、あかり…」
あかり「はっ!?ここって…?」ガバッ
結衣「あかり、そろそろ帰る時間だよ」
京子「部活中に寝るなんてごらく部ごしての自覚が足らんなー、あかりは」
ちなつ「ごらく部の自覚って何ですか?」
あかり(結衣ちゃん、京子ちゃん、ちなつちゃん…で、ここはごらく部)
あかり「良かったぁ、戻ってこれたんだぁ」
京子「あかり…どったのー?」
あかり「ううん、何でもないよぉ。あかりごらく部のこと大好きって思ったんだ。京子ちゃん!」
京子「んー?」
あかり「どうしたの?」
京子「何で急に京子ちゃん?」
あかり「え…京子ちゃんだよね」
京子「あっ、そうか寝ぼけてるのか。このこのー、お姉ちゃんをからかうなって」
京子「京子ちゃんじゃなくて、京子お姉さまだろ」
あかり「えええええ!?」
あかり「全然戻ってないよぉ!?助けて、向日葵お姉ちゃーん!?」
34 : 以下、名... - 2019/01/28 18:14:49 zTzz3t5o 34/34終わり
向日葵をお姉さんにしろって謎の電波を受けました
向日葵をあかりが妹の世界に送るか迷ったけどこっちにしました