アンナ「それではレーレンさん、いつも通りこの金鎧の残骸から金を抽出して頂きたいのですが……」
レーレン「…………またか」
アンナ「コリンさんにもお願いしているんですが……。どうにも量が多くて……す、すみません」
レーレン「いや、アンナさんが謝る事は無いさ。何事をするのにも先立つものは必要っていうのは理解している。理解しているんだが……」はぁ…
アンナ「……すみません……」
レーレン「こう多いいとなぁ……。まあ、やっとくからそこに置いといてくれ」
アンナ「ありがとうございます。では……」ガチャ
レーレン「さて、と……じゃあやるとしますか」
レーレン「炉に火を……っと」ごそごそ
レーレン「よし、後は温度が上がるのを待つだけだなっと」
レーレン「しかしよくもまあこんなに毎週毎週集めるもんだな。感心するぜ、まったく」
元スレ
【千年戦争アイギス】金鎧も恋がしたい!
http://engawa.open2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1543749272/
レーレン「お前も大変だな?」コンコン
??「イタイッ!」
レーレン「だ、誰だ!?」
??「…………」
レーレン「……気のせいか?」
レーレン「声が聞こえた気がしたんだが……。いかんな、疲れてるのかもしれん。問題考えて徹夜続きだしな」
レーレン「とっとと終わらせて早く寝るか」ガシャッ
??「痛いって言ってるじゃない!乱暴に扱わないでよこのちびっ子!」
レーレン「ああ!?だ~れが目に入らない位の豆粒ドちびで可愛らしいって!?」
??「いや、そこまで言ってないんだけど……」
レーレン「って……シャベッタァァァァッ!!??」
金鎧「何ヨ!そんなに驚かなくてもいいじゃない!アタシだって喋るわよ!」
レーレン「いやいやいや、普通は兜だけになって喋るとかないから!」
金鎧「そんな事ないわよ!黒バケツとか団長とか喋るじゃない!」
レーレン「どっちも同じだろ……。じゃなくて、アーマーでも割と高位の存在じゃないと喋れないはずだろ?」
金鎧「フッ……愛の力は全てを可能にするのよ」
レーレン「何故そこで愛っ!?」
金鎧「知らないのね……可愛そうな子。私はね、王子に愛の告白を受けたのよ!そのおかげでこうして喋る事が出来るようになったの!」
レーレン「え……?王子が……?」
金鎧「そうよ。このアタシのナイスバディにメロメロになったのね!」
レーレン「なるほど……ってお前兜だけだろうが!」
金鎧「今は無くなっちゃったけど、昔はすごかったんだから!上から100、130、100なのよ!」
レーレン「ナイスストマックだな!」
金鎧「バストだってすごかったんだから!トップ100、アンダー130で差が30になるから脅威のIカップ!ああ、ここにも愛があるのね!」
レーレン「マイナスIカップだろうが!それで巨乳扱いになるならあたしの方がもっときょ……きょにゅ……」
金鎧「……大丈夫よ。きっと小さくてもそれがいいって殿方が出てくるはずよ」
レーレン「うるせえ!慰めんじゃねえよ!哀しくなるだろうが!ちょっと巨乳を自称するのは無理だなって自分でも思っただけだ!」
金鎧「アルケミストって何故か皆巨乳だものね」
レーレン「何食ったらあんなになるんだろう……ううっ」
金鎧「豊胸体操とかいいらしいわよ」
レーレン「何っ!?それで胸がデカくなるのか!?」
金鎧「ええ。そうらしいわ」
レーレン「おっ、教えてくれ!」
金鎧「いいわよお。私のようなナイスバディになりたいのね」
レーレン「いや、お前のようなナイスストマックにはなりたくないけどな」
金鎧「じゃあ後に続いて~。つるつるぺったんすっとんとん!はい」
レーレン「つるつるぺったんすっと……ふざけんなぁ!しかもちょっとやっちゃったじゃねえか!」
金鎧「まさか本当にやるとは思わなかったわ!」
レーレン「よぅし、貴様は一番最初に溶かしてやる。いや、炉の温度が上がりきらなうちから放り込んでやる!地獄の業火で苦しめ!」
金鎧「待って待って待って!ごめんなさい、ふざけ過ぎたのは謝るわ、許して許してあっあっあっ!」
レーレン「ったく。ふざけるのは存在だけにしろよな」
金鎧「……なんだかんだで許してくれるのね」
レーレン「まあ、炉が壊れても嫌だしな。んで、王子の愛の告白ってどういう事だよ。そんな事するとは思えないんだが……いや、王子だからあるのか?特殊性癖の持ち主だし……」
金鎧「まあ、王子に何てこと!あんなに情熱的に愛を語る人に向かって変態だなんて!ぷんぷん!」
レーレン「お前に告白したのが本当なら相当な変態だからな!?」
金鎧「何よ何よ何よ!貴女だって相当マニアックな部類じゃない!鏡を見なさいよ!」
レーレン「うるせー!兜よかマシだ!お前だって鏡を見ろ!」
金鎧「…………」はぁはぁ
レーレン「…………」はぁはぁ
金鎧「ねえ」
レーレン「なんだ?」
金鎧「お互いの気にしてるところ言うの止めない?さっきから凄く私のおっきい胸が痛いの」
レーレン「おーし喧嘩売ってんだな?買うぞ?言い値で買っちゃうぞ!?むしろお前を6000ゴールドで売っちゃうからな!?」
金鎧「ああ、みんな私を欲しがって奪い合うのね……罪なワ・タ・シ」
レーレン「お前の体が目当てなだけだけどな」
金鎧「私の体だけが目的だなんて……。でもいいの、アタシの心は王子のもの!アタシくじけない!」
レーレン「王子も体だけが目当てだろうけどな」
金鎧「そんな事ないわよ!王子ったら毎週二回もアタシに会いに来てくれたんだから!」
レーレン「曜日ミッションは月曜と金曜だけだからな!」
金鎧「しかも私を抱え込んでくれて……」
レーレン「王子ブロック数3だしな」
金鎧「何度も何度も一日中!太い剣を私に叩きつけたの!」
レーレン「ホントに剣だからな!?ちょっと誤解されそうな剣(意味深)って感じで言うなよ!」
金鎧「そう、スタミナの続く限り!」メメタァ
レーレン「おい、第四の壁大丈夫か!?いや確かに戦うのにスタミナ使うけどな!」
金鎧「それで彼ったらあんまり何度も通い詰めるものだから……落ちちゃった」てへぺろ
レーレン「ドロップだよな!?ドロップだよな!?さっきから聞いてたけど普通に恋愛と一切関係ないからな!?」
金鎧「さっきから何よ!?アタシの恋路を邪魔するような事ばっかり言って……アンタなんて体だって求められないんじゃないの!?」
レーレン「う、うるせー。あたしだって自分の体がエロくないのは自覚してんだよ。だからネコミミとかバブみとか色々王子の為に研究してだな……///」
――ガチャン――
レーレン「だっ誰だ!?」
王子「…………」
レーレン「おっ王子!?」
王子「…………」
レーレン「てめえ、さっきの聞いてたりしねえだろうな!?」
王子「…………」
レーレン「何?良く聞こえなかったから実戦でどういうことか教えて欲しい、レーレン先生だって?このドスケベ!」
王子「…………」
レーレン「うぅっ……そ、そんなストレートに抱きたいなんて言われたら……」
王子「…………」
レーレン「でっでも、そんなあたしの体は楽しくないぞ?それでもいいのか?」
王子「…………」
レーレン「うう……ばかぁ……///恥ずかしい事、言うなぁ///ど、どーせあたしの事抱きたいだけなんだろ?性欲発散したいだけなんだろ?///」
王子「…………」
レーレン「あたしの体も心も欲しいって……嬉しいこと言うなよぉ///」
王子「…………」
レーレン「あっちょっと待って……金鎧が見て…………」
レーレン「……何でさっきから金鎧のやつ喋らねえんだ?」
王子「……」ぴゅーぴゅー
レーレン「王子……まさかお前……」
王子「好きだぞ」
レーレン「ひゃうっ!///」
王子「…………」がばっ
レーレン「ちょっ!王子!そんな強引にっ!あっあっあぁぁぁぁぁ~~~っ!!」
8 : 名無しさ... - 2018/12/02 20:18:59 lbf 8/8以上、終了です
生放送で金鎧の話作ればとかいう話題が出たのと、SSを貼ってシビラ応募ってなったので書きました(白目)
いつもは艦これで駆逐ライフしてますが、レーレンちゃんやカノンちゃんいいよね
クゥイルのひんぬーっぷりも大好きです
ではまたどこかで~