※1日1日かなりゆっくりと書いていくぞー
盗賊のお頭「お前の今日の給料だ。」
盗賊「あざっす(俺は盗賊!俺は人の者を盗み、時に集団で貴族レベルの人から盗むことだってある、王ですらも手を焼く盗賊達の一員だ。
実は俺達盗賊の時給は1日7G。安物薬草1つしか買えない程度の時給の底辺中の底辺だ。)」
他の盗賊「おいお前そこどけよ。」
盗賊「うーい」
盗賊
この物語主人公。
少しおっちょこちょいで性別男
外見はどこにでもいそうないかにもキングオブ盗賊。
魔物の長(魔王)
盗賊のポストに募集手紙を出した本人
流石魔王と言ったところか魔物からの信頼もあつい。
面接官
魔物募集で面接を行う者。
そして自分の住んでいる山小屋に帰る。
毎日おいしい水が必ず支給されるから、7G使って食べ物を食える。
これがいつもの日常生活だ。
「ほう、どうやら山に盗賊がいるらしいが、どんな活躍をするか試してみようか。」
「はっ」
盗賊「グゥグゥ」
盗賊「ンガッ」
戸の下見ると何か手紙があった
盗賊「えー魔物募集、冒険者、勇者を倒すだけの仕事です?」
盗賊「時給平均70G、給料1300G?!!」
一瞬目ヤニがついてボヤけてるのかと擦っても70Gと1300G。
俺は遠い目をして早速面接に行ってみることにした。
今日は実は盗賊の休日。
勿論盗賊にも休日が支給されるらしい
盗賊「面接場所はえぇっと…」
魔の孤島
魔の孤島とは魔王の城のある邪悪な島と向かい合わせになった島らしい
だがあそこは選ばれし者しか通されることはなく、渡しは勿論魔物で凶悪。
だが一応この手紙を持って魔の孤島に行くことにした
俺は盗賊だ
自慢の脚と鍛え上げた精神で必ずや渡しの所まで向かう
俺はウッホホイ村を越え、エバスタンイ町の冒険者から賞金首として追いかけられるも逃走、モラリーモララー断崖に登り、遂に渡しのいる、S級冒険者ですらも恐れる、ラングライ浜辺に到着。
盗賊「ここがラングライ浜辺か…」
魔獣「グルルルルル…」
キメラ「キィーキィー!!」
狼男「ナンダオマエハ…」
盗賊「ひぃっあの、魔物募集の面接を受けに来たんだが…」
狼男「…」
狼男「こちらの船にどうぞ」ニコッ
盗賊「はい」
そして狼男の漕ぐオールはドンドン進んで行って、15分後ついに魔の孤島到着。
面接官「えー私、魔物募集の面接官です。」
盗賊「はい(この人凄く美人だなぁ…エルフかな?)」
面接官「職は何をやってらっしゃるのでしょうか。」
盗賊「えー盗賊です。人の物を盗んだり、時に貴族の宝等も盗むことがあります。」
面接官「ほう…、恐れ入りますが学歴は、」
盗賊「学園(大学)は呉張練留学園です。」
面接官「盗賊なのに一応学園行ってるんですねw(かなり頭悪い大学だな…確か下から二番目と聞いたが…。)」
盗賊「むっ」
面接官「それで、~~なんちゃらかんちゃらあーたらこーたらメラゾーマベキラゴンマヒャド」
盗賊「ありがとうございました。」
盗賊「結果通知が届くまで待ってて下さいと言われたが…1週間ぐらいかかってるな…」
コンコン
ドラキー「おっす結果通知です。」
盗賊「えーとなになに?合格。それだけ?」
盗賊「まぁいいわ、合格出来たし。」
盗賊「裏に何か書いてるわ、えーと破邪の島に来てください?」
盗賊「またかよ…ちなみに破邪の島とは魔の孤島と邪悪な島と向かい合わせになった島だぞ…」
俺は盗賊
根気強く生きる男。
俺はバットルーダルの岸を越えて、フエラモネの草原を歩き、モナーオマエモナー砂漠を走った末、ラムラーダ浜で合格の紙を渡しに見せ船でおよそ20分後やっとのことで破邪の島へ。
そこでまず見かけたのは屈強なる姿をしたゴーレム。
どうやら破邪の島の用心棒らしく、緊張感が俺を照りつける。
そして俺みたいな身形をした人も大勢、中には魔族人も。
キィーン√『えー皆さん、本日は面接合格おめでとうございます。なる魔物はクラス別けで、決めようと思います。
えー合格者は通知紙にランクが書いてありますので、見てください。』
盗賊「俺は…えーとFクラスか。」
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|Fクラス |
|ドラキー タホドラキー |
|スライム スライムベス |
|ゴースト がいこつ |
|初めの戦闘スライム |
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
盗賊「…は?」
『勿論ですが魔物の種類やクラスにより給料、ボーナス、時給が大幅に変わります。」
スライム:時給30G 給料:800G
手柄:Eクラス昇格&1500G
ドラキー:時給35G 給料:750G
手柄:Eクラス昇格&1550G
スライムベス:時給30G 給料:820G
手柄:Eクラス昇格&1500G
タホドラキー:時給40G 給料:800G
手柄:Eクラス昇格&1550G
ゴースト:時給45G 給料750G
手柄:Eクラス昇格&1600G
がいこつ:時給40G 給料800G
手柄:Eクラス昇格&1550G
初めの戦闘スライム:時給10G 給料200G
手柄:Bクラス初期&4000G&Bクラスへの特別一ヶ月指導付き
盗賊「えー…俺はFクラス初期で…ドラキーかスライムかゴーストだな、はぁ…」
盗賊はスライムを選んだ!
シュゥン
スライム(元盗賊 以下スライム)「うぉっ外見も肌の感触も鏡見るとキュートなスライムに!ぷるぷる。」
『では魔物になった人から順に、バシルーラ!(的な魔法)』
盗賊「うぉっ!」
盗賊「ここは確か初めの草原だっけ…」
勇者(♂)「この辺に魔物がいるらしいから皆気をつけよう!」
賢者(♀)「はい!」
戦士(♂)「おう!」
スライム「ひっパーティ戦かよ…死ぬわ」
スライムB「俺等がいるだろ」
ドラキー「安心しろや!!」
スライム「皆…」ジワッ
まもののむれがあらわれた!
スライムB「うっうおおお!」
ドンッ
スライムBは戦士に体当たり!
戦士「なんだこいつ…この鉄の鎧にスライムの体当たりが効くと思ったかゴラァ!」
ズバッ
スライムB「」
ドラキーは賢者の頭にキック!
ドカ
賢者「はぁっ」
ドラキーは賢者の炎魔法に焼き尽くされてしまった!
ドラキー「」
スライム「うわあああ(泣)」
ドンッ
勇者「喰らえ!銅のつるぎ!」
ズバッ
スライム「」
魔王「蘇生魔法」
スライム達は生き返った!
スライム「だ、大丈夫か…」
スライムB「なんで初めの草原に行く奴が鉄の鎧装備してんの…?」
ドラキー「多分酒場には強者が集まるんだろ。まぁいいや、次頑張ろう。」
二時間程…
スライム「暇だししりとりやろうぜ」
ドラキー&スライムB「いいね」
スライム「じゃあ魔王様」
ドラキー「マタンゴ」
スライムB「ゴースト」
スライム「トーク」
ドラキー「クラス」
スライムB「スライム」
:
:
:
:
スライム「飽きた」
スライムB&ドラキー「そだな」
ナルシスト冒険者「出たな!悪党共め!この美しき私が成敗してくれるッ!」キリッ
スライム「こいよぉおぉ!」
スライムの体当たり!
ドンッ
ナルシスト冒険者「くっ!やるな!」キリッ
ナルシスト冒険者は棍棒を華麗に振り降ろす!
ドスッ
ドラキー「やべっ羽根に当たったわ…」フラッ
スライムB「卑怯だぞ!」
ナルシスト冒険者「我が裁きを受けるがよい!」
ドスッ
スライムB「裁きだァ!?俺は刃物で無いと斬れないんだよ!軟体魔物だからな!」
ナルシスト冒険者「なんだとッ!」キリッ
スライム「いくぞ!」
スライムB「おう!」
ドンッドンッ
スライムのダブルパンチ体当たり!
ナルシスト冒険者「ヒェーッこの私を倒すとはーッ!」
ナルシスト冒険者「」
魔王「ククク…よくやったスライムよ!褒美として500Gを二スライムにやるぞ!それとドラキーにもオマケで500Gを!武運を祈る…」
スライムB&スライム「やったぜ。」
ドラキー「YOSSHA」
ドラキー「あと暇だしさ、勇者のあとつけて行かね?」
スライム「おもしれーな!俺こうみえて元盗賊だし、盗んでやるよ!ガッハッハw」
スライムB「その言葉、言ったな?」
スライム「おう!早速行こーぜ!」
スライムC「勇者?勇者なら俺を倒してマラボウノ村の宿屋に泊まったらしいけど。」
ドラキー「サンキュー!行くぞ!」パタパタ
―マラボウノ村
勇者「じゃあ、ここに泊まらせて貰うよ。」
村人「どうぞどうぞ!」
スライムB「いたぞ。情報は本当だったんだな。」
スライム「この様子じゃ、深夜にならないと盗めねぇなぁ。」
ドラキー「なんなら、この村にいる魔獣Bさんと酒を飲もーぜ!」
スライム「おいおいw昼間から酔っぱらうのかよw」
村人A「むっ!魔物だぞ!倒せぇえぇ!」
勇者「なんだと!ってお前は初めの草原の!」
スライム「そうさ俺等は勇者一味にやられたスライムさ!この前のカリを返さしてもらうぜ!」
俺は鳥肌(スライムにはないが)になりながらも言った。
魔獣B「グルル…スライムタチヨ…ドイテロ…ワタシヲエンゴシロ…」
ドラキー「はっ!」
勇者「ヒェーッ戦士ぃい!賢者ああ!」
一方賢者戦士はベットで眠っていた。
勇者「えっ…」
魔獣「キッシャアアア」
魔獣は勇者に噛みつく!!
勇者「いでぇえぇ!」
勇者は魔獣を剣で振り払う!
スライム「今ならチャンスだ!行くぞぉ!」
スライムの体当たり!
ドラキーのキック!
スライムBの体当たり!
勇者「さっきまで弱かった魔物が強くなってるぞ!」
ドラキー「そうさ!俺達はあのあと冒険者を倒し、強くなってるからなぁ!」
勇者「なんだと!けしからねぇっ!」ズシャッ
スライムを剣で切り裂く!
スライム「」
スライムB「スライムゥゥ!」
魔獣B「ヨクモワシノナカマヲ…」
魔獣は魔神の如く、爪で切り裂いた!
宿屋の店員「起きてください賢者様と戦士様!」ユッサユッサ
戦士「グゥグゥ…」
賢者「フミャア…」
しかし勇者は剣で切り裂き攻撃を防ぐ!
魔獣B「むぅっ!!」
ドラキー「うおおお!」
ドラキーがキックする瞬間勇者は素早いドラキーの行動を読みスラッシュ!!
ズバァッ
ドラキー「」
魔獣B「ガルル…」
魔獣Bはそのすきに急所を攻撃!
勇者はたおれた!
スライムB「凄いぜ魔獣殿ぉ!」
魔獣B「コノクライ容易イワイ。オットランクAニ昇格カ。ジャアナ。」
村人C「ああ…勇者様…」
賢者「ンッ」
戦士「ンガッ」
二人は睡眠から目を覚ます!
このあと二人はみっちり怒られたらしい
魔王「やられてしまったのか…蘇生魔法!」
―初めの草原
三人「「「俺等の500G…」」」
三人はため息をつく。
どうやら所持金が無くなって辛いらしい
だが、
ドラキー「まぁ次の冒険者倒せばいいっしょ!」
スライムB&スライム「そだな」
斧使い「出たな魔物め!みどもの石の斧で成敗してくれる!」
ドスンッ
スライム「斧とか怖い…」
スライム「けど負けねーぜ。」
スライムの体当たり!
斧使い「どけっスライム風情が!!生意気だ!」
ズバァンッ
スライム「あぶねっ」スカッ
ドラキー「うりゃ!」
ゲシッ
斧使い「そこだ!」
斧はとても重い。
だからドラキーには当たることは奇跡でもないだろう
ドラキー「うりゃあ!」
ゲシッ
斧使い「くっ!」
斧使い「そこだっ!」
ドシャッ
スライムB「くっ!」
スライムBは弱りながらも体当たり!
斧使い「うらぁっ!」
スライムBは体当たりした直後、斬り倒された!
スライムB「」フラッ
スライム「チッ!ドラキー!キックだッ!」
スライムは体当たり!
ドラキーのヘッドキック!
ドガドンッ
ダブルパンチ!
斧使い「この雑魚がアー!!!!!!!」
ズシャッ
スライム「ウガッ!」
スライムは倒れた!
スライム「」
斧使い「へっ…へへ…一騎討ちってヤツかい…」
ドラキー「ああそうだよ!」
ドラキーのキック!
直後斧使いのスラッシュ!
しかし身をかわし顔面キック!
斧使いは倒れた!
通りかかった冒険者「むっ」
ズシャ
ドラキー「」
魔王「通りかかんなよ…蘇生魔法!」
勇者「いたぞ!スライム一味だな!!」
ドラキー「へーw今は単独かよw昇格と大金チャンス!」
スライムB&スライム「うらぁっ!」
ドンッドンッ
しかし勇者は体当たりをすらりと身をかわし避けた!
勇者のざんげき攻撃!
しかしドラキーは宙に高く飛び避けた!
ドラキー「へへっ!」
ドラキーは勇者に向かって突進!剣をかわし全力顔面キック!
バキィッ
勇者「この野郎!」
勇者「氷結魔法!!」
命中!ドラキーは凍ってしまった!
ドラキー「くっ!動けねぇ…」
勇者「こうなればハンターフライの巣だ!」
勇者「雷撃魔法!」
命中!
ドラキーはたおれた!
スライム「くっそぉ!」
新技!
スライムは勇者の首を締め付ける!締め付け成功した!
スライム「へっへっへ!」
勇者「あっ…意識が遠く…」
勇者は赤い血を吐き出すと顔が真っ青になりたおれてしまった…
魔王「おぉっ!あと蘇生魔法!」
ドラキー「勇者倒してるじゃねーか!遂にか!」
ドラキー「ちょうど良い。送ってってやるよ!二人とも乗れ!」
スライム二人はドラキーに乗った!
ドラキー「このまま魔王の城までひとっ飛びだぜ!」
スライムB「俺は見物するだけだけどなw」
スライム「楽しみだぜ!」
魔王「よくぞ勇者を倒した!手柄としてEクラス昇格だ!」
Eクラス
がいこつ メイジドラキー
アルミラージ いっかくうさぎ
くさったしたい わらいぶくろ
おどるほうせき 等々
スライム「うーむ俺的にはアルミラージでいいや!w」
ドラキー「ふーん時給は70G、給料は1400G、か。」
スライムB「しかも可愛いじゃんかw」
スライム「こりゃいいな。アルミラージで!」
魔王「よかろう。」
アルミラージ(元盗賊)
時給:70G 給料:1400G
手柄:Cクラスへの昇格&1650G
アルミラージ(元盗賊(スライム))「お前ら世話になったな。また会えるといいな。」
ドラキー「ああ、いつでも待ってるぜ。」
スライムB「気をつけろよ~」
魔王「うむ!では、転移魔法!」
シュン
アルミラージ「ここは…洞窟?」
まほうつかい(魔物)「あ゙?テメェアルミラージかよ。目障りなんだよ。消えろやゴミ」
おばけありくい「キモ。」
アルミラージ「な、なんだと!炎魔法!」ボッ
おばけありくい「あっぶねぇ!」
おばけありくいは炎魔法を避けた!
おばけありくい「上の輩に向かってなんだ!この態度は!」
ギャーギャー
おばけありくいB「お前ら何やってんだよ。」
まほうつかい「いやーすんまへんw」
おばけありくいB「…」ギロッ
アルミラージ「ひっ」
おばけありくいB「この洞窟ではまほうつかいと俺を除くおばけありくいがここに就いたアルミラージ達を責めてる感じなんだ。この洞窟でアルミラージな以上、仕方ないぜ」ボソ
アルミラージ「ありがとうございます!助けてくれて!」
おばけありくいB「とんでもねぇよw」
冒険者「ここが洞窟だな!魔物達よ!かかってこぉーい!」
アルミラージ「うりゃあ!」
アルミラージは眠れる霧を呼び出し、冒険者を眠らせた!
冒険者「Zzz・・・・」
おばけありくいB「今だ!やっちまえ!」
おばけありくいC「おう!」
アルミラージB「うぉおぉ!」
アルミラージは角で冒険者を刺した!
冒険者「ゲッフェ…」
おばけありくいBは更に冒険者の顔面を切り裂く!!
冒険者「」
冒険者はたおれた!
\スゲーアルミラージモイイカツヤクシタナー/
\オバケアリクイBサンカッケー/\スゲー/
アルミラージE「スゴいぞ!」
アルミラージC「ヒューヒュー!」
アルミラージF~I「スゲー」
アルミラージ「…」
アルミラージE「どうした?何か悩みでもあるのか?」
アルミラージ「実はな、俺がスライムの頃なんだけど、スライムBとドラキーってヤツがいてよ、」
アルミラージE「へぇ、仲が良かったのかい?」
アルミラージ「もう大親友さ。時々悩み事も聞いてくれたり、戦闘ではいつも協力してくれて、暇潰し何かにも付き合ってくれた」
アルミラージE「へぇ、まさに大親友だな、けどよ。大親友でもさ、いつかは別れを告げないといけないものだ。」
アルミラージ「…」
アルミラージE「俺にもがいこつって大親友がいたな、確か俺がゴーストの頃だ。いつも俺を笑わしてくれて、戦闘なんかでは心強かった。お前と似たような感じだな。」
アルミラージE「けどさ、がいこつが冒険者を倒したとき、がいこつは昇格しちまった。
けどな、最後俺に『今までありがとよ』って言ってくれたんだ。それは心がこもった最後の言葉だったな。
だからさ、いつかそうやって会えるなら…いつかいつかの親友として心に永遠に残ってたら…
いや、必ず残っている。心の親友だからな。最後まで。ずっと」
ドラキー『ああ。いつでも待ってるぜ。』
スライムB『気をつけろよ~』
そうだ
親友は、今でも心にいる
だから、元気を出そう
あのとき、のように―
アルミラージ「ありがとう、少しわかった気がするぜ」
アルミラージE「おう!」
そして、夜になった。
アリアハンへのアルミラージ達、いっかくうさぎ達、スライム、おおがらすらの大群攻撃が始まる。
アルミラージの長「これからアリアハンへ冒険者達を刈る準備をしろ!いいか?眠れる霧を連発して角で突き刺せ!」
アルミラージ、アルミラージB~S「うぉおぉ!」
アルミラージ「何この行事…」
アルミラージE「これは冒険者刈りだよ。遠出して東部に迷いこんだ奴をラリホー&突き刺し&他の魔物の攻撃でやっちまうのさ」
アルミラージ「へぇ~」
アルミラージの長「ついたぞ!ここで冒険者をタコ殴りだ!」
兵士1~3「いました!忌々しき魔物達の群れです!」
剣士「コイツら切って肉にしてやるよ!」
上級者狩人「狙った獲物は逃さない。確実に」
賢者(♂)「コイツら全員丸焼きにしてやろうか?ヒッヒヒw」
兵士4~15「突撃!」
スライムD「ぷるpズバッ
剣士「ふっ華麗な剣捌きを見たか」
弓使い「…」パァンッ
サクッ
アルミラージH「」
賢者「おらよ!ヒッヒw」
賢者の火の魔法で魔物達を燃やし尽くす!!
アルミラージN「」
アルミラージB「」
アルミラージM「」
スライムF「」
おおがらすB「」
アルミラージ「こっちだってやられてねーぜ!眠れる霧(ラリホー)!」
兵士2「Zzz・・・・」
弓使い「くっ睡魔が…Zzz・・・・」
兵士11「Zzz・・・・」
剣士「チッ喰らえ!剣の裁き!」
しかしアルミラージ達は素早く攻撃を避けた!
アルミラージE「オラァ!!」サッ
ザクッ
剣士「くっ肩が!剣が掴めない!!」
ウラウラァズバズバボボォ
スライムF~K「ピギイイイ!」
ドンドンドンッ
賢者「目障りな、氷付けにしてくれる!氷結魔法!」
カチカチ
スライムF~K「ぷるぷるぅ…」
ピキーン
賢者「トドメ!」
スライムたち「」
おおがらす、いっかくうさぎ「カァカァピィ!」
ザクッゲシッ
賢者「くっ…頭は弱いんだ…」バタン
兵士長「撤退!撤退だ!」
兵士「う、うわあああ」
ギャー!グハァ
弱った兵士「くっ…」
スライムL「ぷるぅー!」
ドンッ
スライムの体当たり!
弱った兵士「」
剣士「いでで…」
弓使い「くぅっ」
スライムたちの体当たり!
剣士「」
弓使い「」
兵士12「オラ!」ズバッ
いっかくうさぎB「」
おおがらすE「」
アルミラージ「おい…逃げたほうがいいんじゃねーの…」
アルミラージZ「」
アルミラージR「」
アルミラージO「」
アルミラージの長「逃げろ!撤退だ!」
兵士長「撤退だ撤退!」
兵士8「最後に一発おみまいしてやる!」
兵士は弓矢でおおがらすを射抜いた!
おおがらすK「」
アルミラージE「逃げろ!逃げろ!一アルミでも倒されないように逃げろ!」
―洞窟
アルミラージE「今回の戦は引き分けって感じか…」
アルミラージ「これで引き分けなのか…」
アルミラージE「慣れればわかるさ。」
アルミラージ「そんなもんかね……」
その夜、俺はぐっすり寝た。
ドラゴン「お前、炎でイチコロだからつまんねーや」ゲシッ
キースドラゴン「お前みたいな奴は魔王軍失格だよw」
スライムB、ドラキー、アルミラージE「やめろぉ!!」
あのあと、俺を庇って死んだ。護れなかった。
:
:
:
:
:
アルミラージ「はっ!夢か…」
アルミラージE「どした、悪い夢でも見たか?」
アルミラージ「ああ…ちょっとな…」
俺はあの夢を見て以来、修行に励んだ。
冒険者「こいやぁ!」
三人くらいで隊を作り、冒険者を倒す。
アルミラージV「眠れる霧!」
冒険者「おぉっと」
眠れる霧は避けられ消えてしまった!
アルミラージ「眠れる霧!」
冒険者「あっやべZzz・・・」
アルミラージ「今だ!!」
アルミラージS「ウラァ!」
ドスッドスッドスッ
アルミラージ「うぉおぉお!」
ドスッ
冒険者「」
アルミラージS&V「おぉっ!」
俺は冒険者を狩りに狩った。
ひ弱冒険者「」
リア充冒険者「」
魔王「ほう…アルミラージ、中々良い戦いをするじゃないか…そしてアルミラージEも勇者の傍らの賢者を倒すとはな…成長したな。よし、二人を召還するか
アルミラージE「でさぁ、スターキメラがほうおうに見ま違えられた時の反応がなんと「ヘル(減る)(コント)るって言ったんだってよw」
アルミラージ「ハハハh
シュン
アルミラージたち「!」
まほうつかい「!」
アルミラージ「わっ!」
アルミラージE「うぉっ魔王様!」
魔王様「二人は手柄だ、1600Gと、Cクラス昇格さしてやろう」
アルミラージ&アルミラージE「おぉっ!魔王ちゃん太っ腹!」
| ̄ ̄ ̄Cクラス ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|ごくらくちょう リカント|
|キメラ ドラキーマ |
|メタルスライム ゴング|
|デスジャッカル まじょ |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
二人「「キメラでしょ」」
魔王「ハハハwどこまで気が合ってるのだかw」
二人「「ハハハw」」
魔王「よかろう、二人共(二匹共)岩の洞窟に行ってくるがよい。」
キメラ(盗賊)「よっしゃ」
キメラ(アルミラE)「やったな!」
魔王『緊急事態だ、蘇生魔法が使えなくなった。』
キメラ(盗賊)「マジかー…」
キメラB(元アルミラE)「やべぇじゃん…」
魔王『実は使えなくなった理由なんだが、勇者の女神の加護を魔法で打ち切ったら全魔力無くなっちまった』
キメラ「ありゃりゃ、引き換えってヤツか。」
キメラB「やべぇよやべぇよ…」
勇者「ここだな!岩の洞窟は!」
戦士「賢者はやられちまったがって!あのキメラ、賢者やったアルミラEの顔じゃねーか!」
勇者「しかもそっちのキメラはスライム一味の!!」
勇者「加護が切られたがお前ら死ねやあ!」
戦士「よくも賢者を!」
戦士は魔神の如くはがねのオノを降り下ろした!
ズドン!
キメラ「ひっ…」
重々しく、確実に、やられそうになった。
避けられのが運に恵まれたのか、だが、次は無い。
キメラB「くっ…でもお前のことは…」
キメラ「もう、いいんだ、使えよ…」
キメラB「すまん。帰って来たら一生の礼を言う。」
キメラBはキメラの翼を使った!
シュン
キメラ「行ったか…」
ドラゴン「オマエラコロス…」
勇者「俺はコイツを相手する!戦士はキメラを!」
戦士「了解!」
戦士「氏ねぇ!」
ズシャア!
キメラ「よっ!」サッ
キメラはオノの攻撃を素早く避けた!
戦士「にゃあにぃ?キメラ風情がっ!」
キメラ「ハンッキメラ風情?お前なんか所詮敵には回らねェ…」
戦士「なんだとォ!」
戦士は憤怒し狂ったようにオノを振り回す!
キメラ「ああ、お前も所詮、戦士、勇者のオマケだあッ!」
キメラを炎を吐く!
戦士「こんな攻撃、当たらねぇよ、アホがw」
キメラ「ホントは、自分が王だと思ってるんだろ?そこの“仲間”なんかどうでも良いと思ってるんだろ?この筋肉バカがよ!」
戦士「レ…コ…セ…バ…シ…セ」
キメラ「なんだァ!」
戦士「俺を怒らせたバカがよ!死に晒せや!」
キメラ「はっ、やってやるよ!お前の孤独の力を見せてみろ!自分だけが強いという自意識で戦ってミロヤァ!」
戦士「こぉのゴミガアア!」
キメラ「殺るかぁ!!」
ボォボォボォ!
キメラは連続炎ショット!
ジュボッ
戦士「俺の鎧が…このゴミィ!」
キメラ「ああ俺はゴミだ!だがお前なんかよりのゴミではねぇえぇ!!!!!」
戦士「死ね!」
ドスンズシャアドスズシャアンドスンドスンドスンドスンドスンドスンドスンドスンズシャア
キメラ「ガッフォゲェブェッフェェ…」
何度も何度も血を吐いた。
戦士「トドメダアアアア!お前は弱い!弱すぎたアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」ブンッ
キメラB「助けにきたぞぉっ!」
キメラ「キメラB!」
サッ
キメラBはものすごい速さで会心のオノの振りから俺を救ってくれた。
キメラB「これで助け合っただろ?」
キメラ「そうだな、お前に何度も助けられたぜ…ウッ最後までやってやるよ!」
キメラB「ウリャおりゃあ!!」ジュボッジュボッボォボォボォボォボォボォ
キメラ「オラオラァ!!!」ボォボォボォボォボォボォ
二匹は大量の炎を吐いた!
戦士「この野郎!」
戦士「こんなショボい炎、切り裂いてやrうっ!?!」
ボォボォボォボォボォボォジュボッジュボッボォ
炎が戦士の鎧に命中!
炎は戦士を包み込む!
ドラゴン「グラアアアア!」
勇者「死ね!」
キメラ「お前もなぁ!」
ボェッジュボッ!
勇者のマントに炎が着火した!
勇者「う、うわあああ!」
キメラ「俺はこの時初めて知ったぜ、仲間は助け合って闘い、護る、だから、だから勝てたのさ。俺は魔物になって後悔はねぇよ…だってよ…こんなにも、“仲間”に…恵まれたんだからよぉ!いつもこんな俺を相手にしてくれた!いつもいつも感謝してたよッ!仲間に!全てに!」
キメラB「…!」
戦士「…ナマイキダゾォッ」
勇者「ジバクマホウ」
あれから、数十年経った。
盗賊が願った共存は叶い、魔物も人間にも人権があり、共存し、条約が出来た。
少し人間と魔物にもトラブルがあるらしいが、とても少ない。
それは語り継がれない二人の、歴史の小さな一コマだった。
ジジイ「という勇者を倒し自分たちも散った名も知れない二人の話だ。」
スライムB「へぇそのキメラって誰なんだろ?」
ドラキー「遠い昔、に会ったような、そんな気がするな…」
ジジイ「確か、その名も知れない者二人、一人はある盗賊がスライムになったと記録されてたのぉ…」
~完~