1 : 以下、?... - 2018/12/02 00:25:24.283 xRDM/+zL0 1/22

女魔王「勿論褒美はだすわ。私にできる事であればね」

女勇者「>>4」

元スレ
女魔王「私の僕になる気は無いかしら」女勇者「>>4」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1543677924/

4 : 以下、?... - 2018/12/02 00:26:26.697 8luGvwnP0 2/22

結婚して

9 : 以下、?... - 2018/12/02 00:29:18.237 xRDM/+zL0 3/22

女魔王「結婚?」

女勇者「………」コクリ

女魔王「えと…理由を聞いてもいいかしら」

女勇者「>>10」

10 : 以下、?... - 2018/12/02 00:29:31.916 IYj9EMOs0 4/22

好きだから

14 : 以下、?... - 2018/12/02 00:33:56.513 xRDM/+zL0 5/22

女魔王「……確かに結婚というのはそういう人とするものなのでしょうけど」

女勇者「うん。好きだよ、魔王」

女魔王「私達さっき会ったばかりでしょう? 好きになられるいわれは無いのではないかしら」

女勇者「>>16」

16 : 以下、?... - 2018/12/02 00:35:04.376 IYj9EMOs0 6/22

この10年ずっと見てたよ?

21 : 以下、?... - 2018/12/02 00:40:39.120 xRDM/+zL0 7/22

女魔王「へ?」

女勇者「10年前のあの日から、ずっと魔王の事が好きだった」

女魔王「いや…え?」

女勇者「覚えてる?10年前のあの日のこと」

女勇者「>>24」

24 : 以下、?... - 2018/12/02 00:42:01.761 IYj9EMOs0 8/22

あなたが私を魔法で覗き見てたときに私も見えてたんだよ?

28 : 以下、?... - 2018/12/02 00:53:33.610 xRDM/+zL0 9/22

女勇者「あの日は私が勇者になった日。あなたが初めて私を見てくれた日」

女勇者「魔力を辿って魔王の姿を見たとき、一目惚れしてしまったの」

女勇者「だから強くなった。魔王に会いにいくために」

女魔王「見ていたって…そんな素振りは一度も……」

女勇者「魔王はそういう魔法、あんまり得意じゃないもんね。集中しなきゃ使えない。でもそれじゃダメだって、頑張って勉強してる。昨日も夜遅くまで勉強していたせいで少し寝不足気味でしょ?
昼間はお仕事忙しいもんね。夜くらいしか時間が取れなくて、でもそんな貴重な時間を使って私の事を見てくれていたんだよね。どうしてそんなに気にかけてくれるの? 勇者だから? 魔王は、私の事が好きだったりするの?」

女勇者「ねぇ、魔王は私の事をどう思ってるの?」

女魔王「>>30」

30 : 以下、?... - 2018/12/02 00:54:50.266 A3buB4p60 10/22

足ペロペロして

33 : 以下、?... - 2018/12/02 01:11:54.816 xRDM/+zL0 11/22

女勇者「いいの!?」

女魔王「その…一応僕にするつもりだから、上下関係をはっきりさせておく必要があるのよ!」

女勇者「うん! 足…出して」

女魔王「なんで嬉しそうなのよ…」

女勇者「魔王の脚…触ってもいい……?」

女魔王「もったい付けずに早くしなさい。これから舐めてもらうんだもの、いいに──ひゃあっ」

女勇者「ん…はむ…れる……」

女魔王「…人が喋っている最中もやめなさい。それにしてもがっつきすぎよ」

女勇者「ん…魔王、お風呂入ったの一昨日だもんね。魔王の味がする」

女魔王「……風呂に入っているところまで覗いてはいないでしょうね」

女勇者「れる…ずっと見てたってば。ね、僕にするって事は、結婚してくれるの?」

女魔王「>>35」

35 : 以下、?... - 2018/12/02 01:13:25.392 LuV1uqJ3a 12/22

とうふさんはすこか?

40 : 以下、?... - 2018/12/02 01:22:04.605 xRDM/+zL0 13/22

女勇者「私が好きなのは、魔王だけ」

女魔王「好きな食べ物くらいはあってもいいんじゃないかしら」

女勇者「魔王」

女魔王「私は食べられないわよ?」

女勇者「え?」

女魔王「え?」

女勇者「魔王は…受けだと思うけど……」

女魔王「何の話をしているのよ…」

女勇者「これからの話」

女魔王「……これから、ね。>>43」

43 : 以下、?... - 2018/12/02 01:25:52.093 A3buB4p60 14/22

>>42

42 : 以下、?... - 2018/12/02 01:25:41.862 IYj9EMOs0 15/22

それじゃあ今日からは魔王城で暮らしてもらうわ

47 : 以下、?... - 2018/12/02 01:33:47.907 xRDM/+zL0 16/22

女勇者「ん、わかった」

女魔王「ええと、部屋は……」

女勇者「魔王と一緒」

女魔王「空き部屋はあるから整うまで来客用の……」

女勇者「魔王と一緒」

女魔王「……ひとまず私の部屋を一緒に使いましょうか。無駄に広いもの」

女勇者「うん」


女魔王「せっかく僕にしたんだもの。>>49でもして貰おうかしら」

49 : 以下、?... - 2018/12/02 01:36:01.824 IYj9EMOs0 17/22

部屋のお掃除

52 : 以下、?... - 2018/12/02 01:46:17.199 xRDM/+zL0 18/22

女勇者「部屋、汚い」

女魔王「し、しかたないでしょ。忙しいのよ」

女勇者「魔王は片付け…苦手。掘り出したものに気を取られて全然進まない」

女魔王「うっ…」

女勇者「これからは、私がやってあげる。でも、出したものはしまう習慣をつけて」

女魔王「わかってるわよ。わかってはいるのよ……」


女勇者「ねぇ魔王」

女魔王「何かしら」

女勇者「これ、なに?」

女魔王「>>54」

54 : 以下、?... - 2018/12/02 01:49:16.687 IYj9EMOs0 19/22

幼馴染の魔族娘ちゃんとの写真

63 : 以下、?... - 2018/12/02 02:00:01.402 xRDM/+zL0 20/22

女勇者「幼なじみ?」

女魔王「そうよ。私が忙しくて最近会えていないのだけど。貴女が知らないということはもう十年以上なのかしら」

女勇者「ふぅん。なんで、こんなにくっついてるの?」

女魔王「幼い頃からの付き合いだもの、そんな事気にした事もなかったわね。10年以上も会っていないけれど、今でも大切な友人だと思っているわ」

女勇者「婚約者(わたし)より?」

女魔王「…ええと、比べるようなものでもないわよ」

女勇者「魔王にとって、その人は唯一無二なの? 私じゃダメなの?」

女魔王「貴女も無二よ。比べられないわ」

女勇者「嫌。私は、魔王の全てになりたい。魔王には私だけでいい」

女魔王「>>65」

65 : 以下、?... - 2018/12/02 02:02:07.547 +DSIf8Qu0 21/22

あ、はい

66 : 以下、?... - 2018/12/02 02:18:09.607 xRDM/+zL0 22/22

女魔王「仕方ない僕ね…わかったわ…」

女勇者「もうこいつの事なんか忘れてくれる?」

女魔王「…善処する」

女勇者「魔王の一番は誰?」

女魔王「…貴女」

女魔王(なんで僕のご機嫌とりなんてしてるのかしら…)

女勇者「ねぇ、魔王、あいつと、どんな事したの?」

女魔王「忘れたわ」

女勇者「なんでそんな嘘─んむっ」

女魔王「ん…ちゅっ……。でも、これは絶対に初めてよ」

女魔王(まぁ…妻のご機嫌とりとでも考えればいいのかしら)

女勇者「魔王」

女魔王「何かしら」

女勇者「大好き」

女魔王「……知ってる」


おわり

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