1 : 以下、名... - 2018/08/26 00:48:26.12 p9NyplL00 1/13pixivに挙げたものをリメイクしたものです
夕食時間
櫻子「やっぱ自分で作ったカレーはうまい!」モグモグ
花子「これレトルトだし」
撫子「櫻子、もっとよく噛んで食べな」
櫻子「うるさいなー!うまいんだからいいの!」
花子「理由になってないし。」
……ガリッ
櫻子「んっ…!」
櫻子「んぁぁぁぁぁーーー! 舌噛んだぁぁぁぁ。」ジタバタ
撫子「あーあ、だから言わんこっちゃない。」ヤレヤレ
花子「舌噛んだぐらいで騒ぐなし」
櫻子「うぅ・・・」グスッ
撫子「はぁ・・・診てあげるから舌出して」
櫻子「んー」ベロッ
撫子「ありゃぁー・・・切れて血出てるね、痛そ。」
花子「赤くなってる・・・」
撫子「カレー食べれる?」
櫻子「ムリ…」ボソッ
櫻子「モウネル」スッ
撫子「ちょっと櫻子!お風呂は!」
花子「調子狂うし・・・」
・・・
撫子「ふぅ・・・ようやく入ってくれたよ」
花子「今まであんなにうるさかった櫻子が・・・・・・口内炎、おそるべし」ゴクッ
~~翌朝・登校時間~~
櫻子(はぁ…まだ喋ると痛い、食べるのはもってのほかだし)
ピンポーン
楓「はーい」ガチャ
楓「櫻子お姉ちゃん、おはようなの。」ニコッ
櫻子「オハヨ…ヒマワリオキテル?」ドヨーン
楓「お姉ちゃんはまだ寝てるの…櫻子お姉ちゃん、どうしたの、元気ないよ?」
櫻子「ハハ…チョットネ」ボソ
~~向日葵の部屋
楓「お姉ちゃんが、楓が言っても、なかなか起きてくれないの……だから、櫻子お姉ちゃんにいつものように起こして欲しいの」
櫻子「ウ、ウン。」(向日葵の奴、私がこんなに苦労してるのにのらりくらりと寝あがって。)
向日葵「」スースー
櫻子「オッパイニチヲスワレテオキレナインダロ、オッパイマジン!」ボソボソ
向日葵「うぅん…」
櫻子(あれ、起きないぞ!?声が小さいからかな…それとも、本当におっぱいに血を吸われたのか!?)
楓(ああ、そのままだとお姉ちゃんたち学校に遅れちゃうの。)アセアセ
櫻子(よし、こうなったら!ひっさつおうぎだ!!)モミッ
向日葵「ひゃうん!」ガバッ
向日葵「」プルプル
向日葵「なにするんですの!」ドゴッ
櫻子「うっ」ガリッ
ドサッ
向日葵「なんなんですの!勝手に人の胸さわって。」プンスカ
櫻子「……何すんだよぅ。」ジワッ
向日葵「!!」ビクッ
楓「櫻子お姉ちゃんが泣いちゃったの!」
向日葵「ええ!?」(どうしましょう!まさか泣き出すだなんて!?手加減したはずですのに!)アセアセ
向日葵「ご、ごめんなさい…やりすぎましたわ」
櫻子「イ、イイヨ…ベツニ」ボソッ
~~七森中~~
向日葵(どうしたんでしょう、黙りっぱなしで、元気もないようですし…もしかして、私のアッパーカット、そんなに痛かったかしら)
櫻子(舌が痛くて話もできないや。)ハァ-
ガラッ
あかり「櫻子ちゃん、向日葵ちゃん、おはよぉ」ニコッ
ちなつ「おはよー!」
向日葵「おはようございます」
櫻子「オハヨ…」ボソッ
あかり「櫻子ちゃん、どうしたの?元気ないよ」
ちなつ「何かあった?」
櫻子「イヤ、ベツニ...」
向日葵「朝からずっとこんな感じですのよ・・・」
あかり「なんか悩みがあったら、なんでもあかりに言ってね!」
ちなつ「無理はしないようにね」
櫻子「ウ、ウン」ボソッ
~~授業中
先生「えー・・・左辺から、右辺に移項すると・・・」
櫻子(んぅーーん・・・みんなに、口内炎のこと言った方がいいかな・・・だけど、向日葵が・・・)
ポワワ~ン
~~妄想中~~
向日葵『ふふぅ~ん、口内炎のせいだったんですのねぇ・・・それくらいで元気がなくなるような櫻子はおこちゃまですわね、可愛いですこと!!オホホホホホホホ!!』
~~妄想終わり
先生「じゃあ問1を解いてみましょう」
櫻子「うーん、うーん」
向日葵(あの櫻子が、授業中に寝ずに、しかも問題を考えてる!?今日は大雨が降るかもしれませんわ!!。)カリカリ
~~給食
あかり「わぁい磯辺揚げ、あかり磯辺揚げだぁいすき!」
ちなつ「何それ?ハヅキルーペの真似?」
あかり「は、ハヅキルーペ!?」ガ-ン
櫻子(こういう時に限ってなんで磯辺揚げなんだよ!)
向日葵(この緑の物体は・・・ピーマン!なんてこと!!)ガガ-ン
向日葵「ちょ、ちょっと、櫻子!」トントン
櫻子「ナンダヨ、ヒマワリ」
向日葵「ピーマン食べてくださる?」
櫻子「ショクヨクナイ…」
向日葵「食欲ないって・・・・・・あ!あなた磯辺揚げも残してるし・・・今日ずっと声も小さいですし・・・何かありましたの?」
櫻子(はっ!・・・これでは口内炎だとバレてしまう!)
櫻子「な、なに言ってんだよ向日葵ぃ!櫻子様はいつだって元気だぞぉ!磯辺揚げもピーマンも楽勝楽勝!」バクバケ
…ガリッ
櫻子「んっ…!」
櫻子「んぅー」ジワッ
向日葵「ど、どうしましたの!?」アタフタ
ちなあか「櫻子ちゃん大丈夫!?」
放課後~生徒会室~
櫻子「……」
綾乃「大室さんどうしたの?一言も喋らないし、元気なさそうに見えるわ」
千歳「せやで、いつもだったら綾乃ちゃんのプリン食べてる頃やないの」
櫻子「ダイジョウブッス、キニシナイデクダサイ」
綾乃「そう?大丈夫ならいいけど・・・」
千歳「無理はせんようにな」
櫻子「ハイ...」
綾乃「心配だわ・・・あと千歳、それだと私が毎日プリン取られてるみたいよ!そうだけど・・・」
千歳「あはは・・・」
向日葵(本当にどうしたんでしょう?・・・私のアッパーカットが原因だとしたら、流石に機嫌直ってるでしょうし)
向日葵「ちょっと、櫻子!」トントン
櫻子「んぅ?」
向日葵「ちょっと今日あなたおかしいですわよ!口数少ないですし、給食も全然食べませんし、いきなり泣き出すし!」
櫻子「んもぅーーー!うるさいなおっぱい妖怪!!私は元気なの!ピンピンなの!向日葵のくせに私の心配するんじゃねーよ!このおっぱい…」ガミガミ
…ゴリッッッ!!
櫻子「んっっっ!!!」
櫻子「うう・・・」ウルウル
向日葵「はぁっ・・・わかりましたわ、あなたが元気がない理由、口内炎ね」
櫻子「……ナンデワカルンダヨウ」グスッ
向日葵「喋れなくて、ご飯が食べられないのなら、他に考えられませんし、何回も痛そうなしぐさしていますし、さすがにわかりますわ」
櫻子「…バカダヨネ、コレシキノコトデ」ジワッ
向日葵「・・・バカじゃありませんわ・・・実は、私も口内炎なったことありますの・・・だから、あなたの気持ち、痛いほどわかりますわ。」
櫻子「そ、そうなの?」ウルッ
向日葵「そうですわ」
櫻子「良かった…私、お子ちゃまじゃないんだね」ニコッ
向日葵(な、ななななんなんですの!?この天使のような笑顔は??
あなたは本当に櫻子ですの!?)ドキッ
向日葵「じ、実はあーんなこともこーんなこともあろうかと薬を持ってきましたの。塗って差し上げますわ。」ニヤニヤ
櫻子「痛くなあい?」ウルウル
向日葵「」ズキュ-ン
向日葵「だだだだだ大丈夫ですわよ!ほらほら、こっちに来なさい。」ニヤニヤ
綾乃・千歳「」ポカ-ン
~~翌朝~~
櫻子「よぉ~し!薬のおかげで全回復~!早速向日葵の家へGO!」
ピンポーン
櫻子「向日葵~!迎えに来てやったぞ~!」
ガチャ
向日葵「さーちゃん、おっきしまちたか。学校に行きましょうねぇ~」
櫻子「うわぁぁぁぁぁ!!向日葵が狂ったぁぁぁぁ!!」
おわり