山賊のムキムキ斧使い「一回戦の相手は・・・」
チビガキ「ねぇねぇ!あのおっさん殺してもいい!?はやく暴れたいよ!」
山賊「けっガキじゃねぇかよ こんな奴相手になる訳ないだろ」
ガキ「おっさん ぼくを舐めてると痛い目みるよ」
山賊「さて、二回戦は・・・」
老人「ふぉっふぉっ ワシの出番かのぉ・・・」
元スレ
山賊のムキムキ斧使い「なになに 世界一強い戦士を決める大会?優勝賞金100万G!?」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1487870348/
山賊「爺さん、俺だって鬼じゃねぇ 悪い事は言わねぇからリタイアしな」
老人「ふぉっふぉっふぉっ 心配してくれてありがとうなぁ若造」
老人「じゃがワシは大丈夫じゃ 何処からでもかかってきなさい」
山賊「・・・知らねぇからな」
山賊「はぁ 次は三回戦か・・・」
盲目の剣士「私の眼は光を映さない」
剣士「だが私には心眼がある 私の剣筋、貴殿に見切れるかな?」
山賊「見えないのに戦える訳ねぇだろ」
剣士「ふっ、心配無用 私には貴殿の姿はっきりと見えているぞ」
山賊「変なのばっかりだなぁ・・・」
剣士「来ないのならこちらから行くぞ!」
山賊「準決勝だけどまた変な奴なんだろうなぁ」
仮面の男「オレ オマエ コロス」
仮面の男「オマエ オレ二 コロサレロ」
一方その頃トーナメントの反対側では
海賊の斧使い「100万Gゲットして自分の船を買うんだ!頑張るぞ!」
海賊「一回戦の相手は誰だろう」
眼鏡「僕の計算では貴方が僕に勝てる確率は0%です!」
海賊「さて、二回戦の相手は」
フードを被った怪しげな男「キヒヒヒヒヒ 俺の毒を浴びた人間で死ななかった奴は居ないゼェ・・・」
怪しげな男「ヒャヒャヒャ お前はどんな苦痛で死なせてやろうかなぁ!!どんな顔で死ぬのか楽しみだヒャヒャヒャ!!」
海賊「あいつ体力無いし大したことなかったな 三回戦の準備しよう」
女王様「あらぁん?いい男ねぇ・・・アタシの色気で虜にしちゃおうかしら・・・ウフフ」
海賊「お、女!?馬鹿な真似はやめてリタイアしてくれ!」
女王様「優しいのねぇ・・・気に入ったわぁ アナタ、ワタシの物にならない?」
海賊「エロいだけで一撃だったわ 変な奴ばっかり当たるなぁ・・・」
海賊「まぁいいか 次の戦いに勝てば遂に決勝戦だ!絶対負けないぞ!」
デブ「あぁはらへった はらへったぁ・・・」
デブ「おぉお にんげん!うまそう!くわせろ!」
デブ「食わせろおおおおおお!!!!!」
海賊「よし!遂に決勝戦までたどり着いたぞ!」
山賊「やっと決勝戦か・・・」
海賊山賊「あっ マトモそうな奴だ」
海賊「ど、どうも」
山賊「お、おう」
海賊「変な質問ですけど貴方の特徴は?」
山賊「は?」
海賊「あ、いや、何でもないです」
山賊「・・・なぁ聞いていいか」
山賊「お前ここに来るまで何と戦ってきた?」
海賊「謎の計算で勝率を導き出す眼鏡と顔の見えない暗殺者とエロい女と食いしん坊デブですけど・・・」
海賊「貴方は?」
山賊「クソガキとジジイと盲目剣士とカタコトの狂戦士」
海山「・・・」
山賊「なぁ一つ提案なんだが」
海賊「はい」
山賊「大会の主催者ボコって賞金山分けしねぇか」
海賊「えっ!?」
山賊「どうも他人とは思えねぇんだ」
海賊「・・・確かに」
海賊「いいですよ 俺も貴方と戦う気にはなれませんでしたし」
山賊「っつー事だから!見てんだろ!?主催者さんよぉ」
主催者「ルールを守って頂かないと困るんですよねぇ・・・」
主催者「どうしても守れないというのなら両者失格として私が直々に葬る事になりますが」
山賊「はぁ?金持ちのおっさん一人に何が出来るんだよ」
主催者「ナメて貰っては困りますよ あなた方はまだ私の本来の姿を知らないだけ」
主催者「まずはこの姿で二人まとめてお相手してあげます」
海賊「やっぱり弱いじゃないか」
山賊「一瞬だったな」
主催者「と、思うじゃないですか?」
主催者「そうなんです 私、死なないんですよ!ハハハハッ 面白いでしょう!?」
主催者「しかも!分身だって出来ちゃうんです!」「出来ちゃうんです」
主催者「「どうです!?今ならまだ許してあげますからお二人で戦ってみては?」」
海賊「俺に考えがあります 山賊さん、ちょっと二人の相手頼めますか?」
山賊「当たり前だろ 俺を誰だと思ってんだ」
主催者「「あれぇ!?海賊さんどちらへ向かわれるんですかぁ!?そっちには誰も居ませんよぉ!!」」
主催者「「敵前逃亡なんて惨めですねぇ・・・まぁいいでしょう 弱虫なんて放っておいてまずは貴方から葬って差し上げます」」
山賊「ふう 雑魚相手でも流石に二人を同時に相手をするとキツイな・・・」
主催者「「ほらほらどうしました!息が上がってきてますよ!」」
主催者「「・・・そろそろ飽きてきましたね」」
主催者「「「「そろそろ決めさせてもらいますか!」」」」
山賊「また増えた!?」
主催者「「「「ハーッハッハッハ 賊風情がナメたマネするからこうなるんですよぉ!!!!」」」」
主催者「・・・ん?」
山賊「分身が消えていく・・・?」
海賊「ふぅ 良かった 間に合ったみたいですね」
山賊「何をしたんだ?」
海賊「さっきまで主催者が居た特別観覧席まで走ってきました」
主催者「!?」
海賊「そしたら変な機械と守衛が居たんでボコボコにしたら」
山賊「分身が消えたと」
主催者「何故私の秘密をお前如きが知っているんだ!」
海賊「・・・そうか アンタは知らないのか」
海賊「俺はアンタの息子だよ」
山賊「・・・だから他人の気がしなかったのか」
海賊「えっ?」
山賊「いや、こっちの話だ」
山賊「特別観覧席にあったのは機械一つだけか?」
海賊「もう一つ赤い水晶がありました」
山賊「壊した?」
海賊「一応」
山賊「そうか じゃあコイツはもう生き返らない」
主催者「何故・・・お前も私の秘密を・・・」
海賊「まさか」
山賊「あぁ 俺も息子だ」
主催者「ち、父親に向かって武器を構えるなんて!」
山賊「でもお前は俺達のことを覚えてなかっただろ だから他人だよ」
主催者「待て!待て待て!わかった!賞金はやろう!二人に100万、いや200万ずつだ!」
海賊「・・・」
主催者「足りないのか!?じゃあ300万だ!500万でもいい!だから命だけは」
山賊「これからどうするんだ」
海賊「今までの暮らしに戻ります 賞金も出なかったし」
山賊「そうか」
海賊「それじゃ また何処かで」
??「ほう・・・アイツがやられたか」
??「まぁいいじゃないの あんな奴」
??「ふっ そうだな 奴は我ら四天王の中でも最弱」
終わり
40 : 以下、\... - 2017/02/24 03:15:10.635 imC7tRE10 16/17漫画の色んな要素を詰め込んだみたいなssだな
51 : 以下、\... - 2017/02/24 03:22:51.845 iZrvXYv1d 17/17>>40
まるっきりこれがやりたくてやった
反省はしている