関連
兄「兄妹で」上妹「のんびり」下妹「生活!」

193 : 以下、名... - 2014/09/23 06:23:57 RZQxfTIE 1/99

では残っているたった一つのネタをのんびり投下。
(しっぽり性活なネタも一応一つあるけどもどうしましょうかね)

元スレ
兄「兄妹で」上妹「のんびり」下妹「生活!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1410011114/

195 : 以下、名... - 2014/09/23 06:35:18 RZQxfTIE 2/99

<風邪>

下妹「38.2℃…風邪だね、絶対」

上妹「うぅ…」ズズッ

下妹「学校に電話して、お休みにして貰うね」

上妹「あ…一緒に休む、とか言わないよね…?」

下妹「駄目?」

上妹「駄目…元気な子は、学校に…」

下妹「ゲホッゴホッ!…お姉、風邪引いた」

上妹「迫真の演技は、良いから…」

下妹「ぶー」

上妹「下妹ちゃんに移したくないから…お願い」

下妹「…お姉が言うなら…」

196 : 以下、名... - 2014/09/23 07:26:41 RZQxfTIE 3/99

下妹「お姉、ちゃんとご飯食べるんだよ?暖かくして寝るんだよ?」

上妹「分かってる、から…」

上妹(兄貴が風邪気味なんじゃなんて言ってたら、自分が掛かるなんて…)

下妹「それじゃ、行ってくるからね。しっかり休んでね」

上妹「ん…」コクン

197 : 以下、名... - 2014/09/23 08:28:33 RZQxfTIE 4/99

上妹「………」

「………何だい」

上妹「何で…」

「居るかって?休みだから」

上妹「今日、平日…」

「何か上妹みたいに風邪引く人が多いらしいんでね。学級閉鎖って奴?」

上妹「本当に…?」

「本当だって。それより無理して話さなくて良いぞ。首振るだけで良いから」

上妹「…」コクン

198 : 以下、名... - 2014/09/23 08:37:37 RZQxfTIE 5/99

「朝食べたか?」

上妹「…」フルフル

「じゃあ持ってくる。大人しく待ってるんだぞ~」

上妹「…」コクン

「あ、これ飴。好きな時に舐めときなさいよ」

上妹「…ん」コクン

「……」ナデリ

上妹「!な、何、ゲホッゲホッ!」

「わ、悪かった。いや、落ち着くかと思ったもんで。すまん、飯持ってくるから」

202 : 以下、名... - 2014/09/23 17:05:09 RZQxfTIE 6/99

「ほ~ら朝からお粥だぞ~」

上妹「…作ったの?」

「お粥くらい出来らぁね」

上妹「ありがと…」スッ

「おっと」

上妹「…?」

「熱いからな、ふぅ~…ほれ、あ~ん」

上妹「…!?…。……あん」

「ちゃんと味見したからな、不味くはないと思うけど…どうだ?」

上妹「…そこそこ」

「ま、殆ど料理した事無い身からすりゃ良い評価さね」

203 : 以下、名... - 2014/09/23 17:36:02 RZQxfTIE 7/99

「ほら、食べろ食べろ。その後薬飲ませるからな」

上妹「薬は、自分で、するから…ゲホッ」

「おいおい、水飲んだ後咳き込んで水噴き出すかもだぞ?」

上妹「でもさ…」

「で、噴き出した水がパジャマ透かしたりしたら最高じゃないかね」

上妹「殴られるのと、水噴き掛けられるのと、どっちが良い…?」

「弱ったお前のパンチなど温い温い。水は上妹の唾液が混ざっグエ、ちょ、枕投げないでお粥が」

上妹「人が弱ってる時に…サイテー…」

「もっと言って!」

上妹「うわぁ…」

204 : 以下、名... - 2014/09/23 17:43:53 RZQxfTIE 8/99

「ところでさ、お前の枕良い匂いする」

上妹「……」

(殺される…これ以上はただ口を開いただけでも殺される…)

上妹「…枕」

「はい」

上妹「…」ボフッ

上妹「…薬と水」

「はい」

上妹「…」スッ ゴクッ

上妹「…ん」

「コップ返却ありがとうございます」

上妹「…寝る」

205 : 以下、名... - 2014/09/23 17:55:41 RZQxfTIE 9/99

「おっと、寝るなら汗拭いてからな」

上妹「…!?」

「ほら、背中は拭いてやるからさ」

上妹「……。…ん」シュル

(…何か顔が熱で紅潮してるのもあるけど、脱ぐ姿がエロく見える)

「あ、ちょっとタオル冷たいぞ」

上妹「っ」ビクッ

「……」ゴシゴシ

「…ほら、前は…」

上妹「…ダルい…やって」

「…What?」

上妹「しんどいから…やってよ…背中側でも、出来るでしょ…ゴホッゴホッ」ズズッ

「…わ、分かったよ。身体冷やす訳にもあれだし」

208 : 以下、名... - 2014/09/23 18:31:48 RZQxfTIE 10/99

(最近上妹恥ずかしがらなくなってるな…え?俺がセクハラし過ぎたから?)

(…落ち着け。風呂の時みたいのタオル越しならまだオッケーだ。そうだ、胸じゃなく背中だと思えば)

上妹「…兄貴?」

「まぁまぁ焦るなよ…拭くぞ?」

上妹「…んふっ…くっ、ふ…」

(え、何で胸拭いたら笑ってるんですかね)

上妹「く…くすぐったい…」

「…そりゃ失礼」

(力加減間違えたねこれ)

209 : 以下、名... - 2014/09/23 18:53:18 RZQxfTIE 11/99

(結局何か悪かったのか、上妹はずっとくすぐったそうにしておりました)

上妹「ふぅ…ゲホッ」

「ゆっくり寝るんだぞ~」

上妹「…部屋、戻るの?」

「そりゃ君、お粥多めに作っちゃったから喰わなきゃなんないし」

上妹「…ねぇ」

「ん?」

上妹「…」ギュウ

(え、何急に。手繋いできたけど。しかも恋人繋ぎ)

上妹「私が寝るまでで、良いから…握ってて…」

「…分かった」ギュ

(暫く握っていると、上妹は安心した様に眠った…良い寝顔だ)ナデナデ

211 : 以下、名... - 2014/09/23 18:56:34 RZQxfTIE 12/99

翌日――

「…」

下妹「お兄大丈夫?」

上妹「39.7℃…これってさ…」

下妹「お姉の、完全に移ったね…」

「…風邪引いた」



<風邪> 終わり

212 : 以下、名... - 2014/09/23 19:04:47 RZQxfTIE 13/99

本当はこんな感じで短くするつもりだったのにまた長くしてしまった。
しっぽり?ネタはあるとは言ったが書けるとは言ってない。
と言うか書いたら何でこんなの書いたんだという自己嫌悪に陥りそうなので今は無理ですごめんなさい。

214 : 以下、名... - 2014/09/23 19:09:10 RZQxfTIE 14/99

お詫びに思い付いた短編投下

215 : 以下、名... - 2014/09/23 19:20:18 RZQxfTIE 15/99

<チョコレート>

「さぁ、今日は何の日だ?」

下妹「バレンタインデーだね!」

「そうだ、バレンタインだ。つい最近まで夏だった気がするが、もうそんな時期だ」

上妹「あっと言う間だよね…」

「全くですな」

上妹「…バレンタインだしさ…。これ」

「おお、チョコ。何時もわたくしめにありがとうございます」

上妹「お返し。三倍」

「甘いチョコと共に渡されたのは苦い現実…」

上妹「返さないならあげない」

「ちゃんと三倍で返してやるから」

上妹「ほら、下妹ちゃんにも、はい」

下妹「ありがとね、お姉!」

216 : 以下、名... - 2014/09/23 19:27:01 RZQxfTIE 16/99

下妹「じゃあ早速、お姉にお返し!はいど~ぞ♪」

上妹「ありがと下妹ちゃん」

「…あれ?今回俺には無いの?」

下妹「ちゃんとあるよお兄♪」

「本当か?今手元に無いっぽいけど」

下妹「今回のチョコレートは趣向を凝らしてみました!」

「ほう、そうなのか。どんな感じなんだ?」

下妹「えっとね~、まずわたしが服を脱ぎます」

上妹「ちょっと待とうか」

「何かバレンタインと関係ない言葉が聞こえた気がするなぁ」

217 : 以下、名... - 2014/09/23 19:35:38 RZQxfTIE 17/99

下妹「?」

上妹「首傾げる下妹ちゃん可愛いじゃなくて何で服脱ぐの?この寒い時期に」

「最近痴女になってきてないかい下妹さんや」

下妹「こんな事するのお兄とお姉の前だけだから」

「そうでなきゃ凄く困る」

上妹「で、バレンタインと服を脱ぐ事の関係は?」

下妹「服を脱いでね、裸になるでしょ?で、肌の上にチョコレートを垂らしてね」

「それを俺が舐めとると。つまり…」

218 : 以下、名... - 2014/09/23 19:51:46 RZQxfTIE 18/99

下妹『お兄、ハッピーバレンタイン♪いっぱいチョコレートあげるね!』

下妹『ほら、こうやって…』タラ

下妹『ねぇ、お兄…舐めて』

下妹『ふふ、くすぐったぁい…♪』

下妹『胸にもあるよ…どうするの?』

下妹『あ、ふぁ…んん…はぁ、お兄、チョコレートまだあるから、どんどん食べてね…?』

下妹『あ、そこに掛けるの…?んあ、あふ、んくぅ…!あ、あ、あ、駄目、お兄…!』

下妹『え…?お兄、どうしてそこに…わたしが舐めるの?』

下妹『もう…ホワイトデー、まだ早いよ…ふふ♪いただきます…』

219 : 以下、名... - 2014/09/23 20:00:42 RZQxfTIE 19/99

上妹「…何でまだチョコ食べてないのに鼻血垂らしてんの兄貴…?」

「気の所為じゃないか?俺が鼻血なんて…垂らしてるわ」

下妹「何考えてたのかな、お兄…?ふふ、エッチ」

「俺がエッチなのは認めるけど何か腑に落ちない」

下妹「あ、ちゃんと三倍で返してね?」

「どう返せと言うのだ。俺も身体にチョコ塗れと」

下妹「もう、言わせないでよお兄♪勿論、塗る場所は」

上妹「無~し!身体に塗るの無~し!」

下妹「ちぇ~」

「良かった…ホワイトまみれデーにならなくて…」

下妹「じゃあ…普通の、あげる」

「あったのか…」

220 : 以下、名... - 2014/09/23 20:25:11 RZQxfTIE 20/99

(目の前で食うなと上妹に言われたという訳で、部屋に戻ってチョコ食べます)

「何時もはホイルで包んでたけど、今年のは二人ともわざわざ箱に入れてる徹底振りだからな…」

(よっぽど気合いが入ってるだけに恥ずかしいのかね…。さぁ、その中身は…!)

「…上妹のは、ハート型のちっさいチョコが箱いっぱい入ってる…」

(しかもメモまであるな…何々?)

「…『お返しは物以外で』?…食べ物とか駄目って事?つまり…これだけの愛を、三倍返し…?」

(…ホワイトデーは何言われても目一杯可愛がってやろう)

「下妹のは…やっぱり、でっかいハート型のチョコ一つか…」

(チョコに文字が…でかでかと、お兄愛してる♪と書かれてる…)

「…びっしり、隙間なく文字が書かれてるんですけど…重い、そして怖い」

「…でも…どっちも美味い…。こりゃ、お返しは相当じゃないとな…」



<チョコレート> 終わり

227 : 以下、名... - 2014/10/08 17:26:19 1.Ty2vwM 21/99

終わり?

228 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/09 21:13:47 t7HTUlwA 22/99

>>227
こんな話が見たい、と言ってくれたら…。今の自分には思い付かない

229 : 以下、名... - 2014/10/10 00:36:38 qRy0tJ3U 23/99

温泉旅行に行こうぜ!(もちろん混浴)

230 : 以下、名... - 2014/10/10 23:14:35 TrwHYaXA 24/99

体育祭→借り物競走→借りるもの「妹」→どっちを選ぶ!?修羅場の大運動会はよ

231 : 以下、名... - 2014/10/10 23:19:06 uI4VUhco 25/99

結婚式場の下見とかもいいよね

232 : 以下、名... - 2014/10/10 23:20:09 u3B5YOnE 26/99

台風とか豪雨、雷に怯える上妹に兄が……とか

234 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/11 23:13:20 fkFE10dc 27/99

 こっちも頑張ってみます。という訳で全部採用しまする。まずは>>232のを。

237 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/11 23:45:00 fkFE10dc 28/99

<色々注意報>

「」ガタガタガタガタ

上妹「あのさ…」

「何だい?」ガタガタガタガタ

上妹「何でそんなさ…」

「お前には分かるまい…台風に体を吹き飛ばされる恐怖を…!」ガタガタガタガタ

上妹「えっ、大丈夫…じゃないか、これ――」

 ピカッ

上妹「」ビクッ

「ははっ、雷が怖いのか」ガタガタガタガタガタガタガタガタ

上妹「べ、別に怖くなんて…大丈夫?」

「奴(台風)だ…来る、きっと来るぅぅぅぅ!」ガタガタガタガタ

上妹(…私はどうしてあげるのが正解なんだろ)

238 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/12 00:04:44 16o3WQCs 29/99

「下妹は、友達ん家に泊まりだったな…大丈夫か…?」ガタガタガタガタ

上妹「兄貴よりは平気じゃないかな…」

「馬鹿野郎!今もしかしたら泣いてるかもしれないんだぞぉ!」ガタガタガタガタ

上妹「兄貴の今の姿見た方が泣くと思う」

「そして今俺の方が泣きたい」ガタガタガタガタ

上妹「兄貴…」

「だけど大丈夫だからな上妹…お前は俺が守る!」ガタガタガタガタ

上妹「説得力が無いんだけど」

 ピカッ

上妹「っ」ビクッ

「ふふ、素直になれよ…怖いんだろ?」ガタガタガタガタ

上妹「…」コクッ

「なら、一つ解決方法がある…」ガタガタガタガタ

上妹「何…?」

239 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/12 00:14:08 16o3WQCs 30/99

「それはな、自分が一番安心する行為をする、そして早く眠る事だぜ!」ガタガタガタガタ

上妹「二つ言ってるけど」

「間違えた、安心する行動をして寝る事だ」ガタガタガタガタ

上妹「…兄貴は?」

「俺?俺は人の温もりが欲しい。切実に」ガタガタガタガタ

上妹「…じゃあ――」

240 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/12 00:23:06 16o3WQCs 31/99

上妹「」ギュウ

「あの~…」

上妹「…何?」ムギュ

「強く抱き締め過ぎて痛い…鯖折りにされる」

上妹「我慢してよ」

「俺死んじゃ――」

 ピカッ ゴロゴロ…

上妹「っ!」ギュギュウ

「ちょ、た、タンマ…」

上妹「」フルフル

「…震えてるけど」

上妹「兄貴が震えてんの」

「震えてな」

上妹「折る」

「ハイフルエテマス」ガタガタガタガタ

241 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/12 00:43:28 16o3WQCs 32/99

(だが、妹が震えてて、自分が怖がってる場合じゃないよな)

「…上妹」ナデリ

上妹「な、何で急に頭…」

「安心するかと思ったもんで」

上妹「…続けてよ」

「ん」ナデナデ

上妹(……やっぱり、凄く安心する)キュ

「…」スンスン

上妹「急に髪嗅ぐなっ!」

「ぐぇぇ」ギリギリ

上妹「…このバカ兄貴」

「…何時もの調子、戻ったか?」

上妹「へ?」

245 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/12 20:11:03 16o3WQCs 33/99

「いや、戻ったなら、安心してすぐ眠れるかと思ったもんで」

上妹「…無理」

「マジすかい」

上妹「だって…私寝たら、兄貴が、安心出来ないかもだし…さ」

「…上妹ぉ!」ガバァ

上妹「ちょっ、兄貴っ…///」

「そんな風に気遣える子になって兄貴嬉しい!」

上妹「…///」

「……」

上妹「…あ、兄貴…?」

「…Zzz」グガー

上妹「え、嘘、早っ」

上妹(……ありがと、兄貴)

246 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/12 20:27:50 16o3WQCs 34/99

―翌日―

「何かすまんかった」

上妹「何が」

「いや、テンションおかしくなってたし…」

上妹「おかしくなってたんだ」

「え、何時も通りだったか?」

上妹「大体」

「そうか…じゃあいっか!」

上妹「そうそう。はいご飯」

「何時もすまないねぇ」

上妹「良いからそんなの。いっつも兄貴に助けられてるお礼みたいな物だから」

「…じゃあ、ありがたく受け取らせていただきます」


終わり


下妹「……出番……」

247 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/12 20:42:49 16o3WQCs 35/99

<カオス体育祭>

「と言う訳で今日は俺の高校の体育祭な訳だが」

下妹「お兄!」

「おっ、来たのか」

下妹「お兄居る所、大体わたし在り、だよ!」

上妹「わざわざ部活休んで見に来てるんだから、感謝してよ。あ、後弁当あるから」

「妹様達にはつくづく頭が上がらぬ次第です」

下妹「頭下げないでよ、お兄。好きで来てるんだから、ね?」

「いやぁ、いい妹を持ったね俺は」

「ホント、そうだよ」

「…お、お前は!」

「ん?何?」

「実は居たけど全く出てなかった隣じゃないけど近所に住んでる幼馴染!(女)」

「人を新キャラみたいに言わないでくれない?」

248 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/12 21:27:09 16o3WQCs 36/99

「んで。何か用かね」

「妹ちゃん達に会いに来たんだって。悪い?」

「うん悪い」

「横暴だ横暴!」

下妹「幼さんお久し振りですね」

「久し振り下妹ちゃん!元気そうで何より!」

下妹「はい!」

上妹「相変わらず、元気そうですね」

「元気そうじゃなくて元気だから!上妹ちゃんも元気?」

上妹「まぁまぁです」

「…兄、何で上妹ちゃんは素っ気ないんです?」

「取り敢えず、うちの妹から顔を遠ざけてもらおうかな」グイィ

「あああぁぁぁぁぁ~~~~~!」ジタバタ

250 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/12 21:49:01 16o3WQCs 37/99

「うぅ…女子にアイアンクローするな兄のバーカ!」ダダッ

「逃げたか…」

下妹「お兄、流石に駄目だよ今のは」

上妹「下妹ちゃん、あの人懲りずにすぐ来ると思うから気にしなくて」

「どうも」

「帰ってくるのが早すぎる」

「ちょっと下妹ちゃんの胸揉むの忘れぐあぁぁぁ」メリメリ

上妹「兄貴、この人捨ててくる」

「頼んだぞ」

「わ、ワタシは!諦めない!諦めないぞぉぉぉぉぉ!」ズルズル

下妹「…あんな人だったかな」

「最初からあんな奴だった」

251 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/12 22:06:27 16o3WQCs 38/99

下妹「元気な人だと思ってたんだけどなぁ…」

「元気だぞ。女子絡むと。三次元でも二次元でもな」

下妹「そうなんだ…知らなかった」

「あんま会ってないしなぁ下妹は」

下妹「悪い人じゃなさそうなのに」

「悪い奴じゃない。ただ、女子限定で変態なだけだ」

下妹「悪い人じゃないかなぁそれ…」

「負けない…負けないワタシは…!絶対揉むんだあのお山を…登り詰める…!」ググググ

上妹「良いからぁ…!体育祭そろそろ始まりますよぉ…!」ググググ

「……悪い奴じゃない。悪い奴じゃあ無いんだ。女子関係で暴走するだけで」

下妹「…うん。お兄の最初の友達だから、それは分かるよ。ちょっとは」

「分かってくれて助かるよ…」

252 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/12 23:40:30 16o3WQCs 39/99

―体育祭開始―

「ふむ、息子は何処かな?」

「あなたの下に居るけど」

「おっとこんな所に居たのか!」

「はっはっはっはっは」

上妹「しばいていい?」

「止めてくれ家のローンが残ってる」

「あなたの事は忘れないわ…」

「まだ死んでへん!死んでへんで!」

上妹「何で関西弁?…ていうか、居たんだ」

「酷くね?俺親よ?息子の見に来ちゃ駄目なの?」

下妹「何時も見に来ないよね」

「今日は気が乗ったから」

上妹「そんな適当な…」

254 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/13 17:30:11 TbpoMFqk 40/99

「まぁ今日は保護者競技もあるらしいからな」

「二人で出る事にしたのよ」

上妹「止めて」

「何故!?」

「ホワイ!?」

上妹「お母さんとお父さんはこの体育祭中止させたいの?」

「そこまでやる訳ないだろう」

「精々パン食い競争のパン全部食べたり」

「障害物全部ぶっ飛ばしたりな」

「はっはっはっはっは」

上妹「お願い帰って全速力で」

256 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/13 19:15:26 TbpoMFqk 41/99

「…何か後ろ騒がしいな」

「兄のお義父さんとお義母さんじゃない?」

「…あぁ、そうみたいだって何か字がおかしいぞおい」

「何が?」

「いやだから今字が…」

「そりゃ将来下妹ちゃんに嫁ぎに行くんだし」

「当たり前みたいに言うの止めてくれる?近寄らせなくするぞ」

「慈悲を!慈悲をぉぉぉぉぉおおおお!」

「ちょっ、うるさっ」

「あのおっぱいは国宝だよワタシ的にはぐぅ!?」メリメリ

『人の妹を胸でしか判断しない奴に仲良くさせる訳無いだろ、な?』ゴゴゴゴゴゴ

「あ、ごめんなさいごめんなさい。アイアンクロー止めて痛いです」メリメリ

257 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/13 19:32:06 TbpoMFqk 42/99

「はぁ…」

「あ、そうだ」

「何だ何考えた」

「いやさ、兄に嫁げば下妹ちゃんと義妹の関係にぃぃ痛い痛いぃぃ」メリメリ

「本当に半径1km近寄らせなくするぞ」ギリギリ

「お、お待ち下さい!明日まで、明日までお待ち下さい!」

「明日までで良いんだな、分かった」

「ちょっと待って今のネタだからネタ」

「ごめん耳遠くなった聞こえない」

「難聴系とか流行らないって」

「え、何だって?」

「下妹ちゃんにあんなごとぉぉおぉ」メリメリ

「あれ?手が勝手に」

「ノー!ノオオオオオオン!」メリメリ

259 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/13 22:19:17 TbpoMFqk 43/99

下妹「…………」ジーーーーー

上妹(あっ…これ、完全に嫉妬してる…)

下妹「…ねぇ、お姉」

上妹「な、何?」

下妹「何でお兄の隣が幼馴染さんなんだろね」

上妹「え?…あとおの間に誰も居ないからだと思うけど」

下妹「そっかぁ…」

上妹「…下妹ちゃん?」

下妹「わたしじゃ無理だから、お姉ここに転校して?」

上妹「いや無理だから。そもそも学年合わないし」

下妹「…折角あとおの間にうを入れようとしたのに…」

上妹「無理矢理すぎるから下妹ちゃん」

260 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/13 22:30:14 TbpoMFqk 44/99

下妹「…じゃあ、お姉とわたしとついでにお母さん以外と話さない様にするには」

上妹「下妹ちゃんそれ駄目。色々駄目」

下妹「既成事」

上妹「駄目だって。本当駄目だって」

下妹「お姉以外にお兄取ろうとする人嫌い……」

上妹「落ち着いて。お願いだから落ち着いて」

下妹「う~~~~~~~~……………」

上妹(あぁ、嫉妬心全快に…)

266 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/14 19:03:20 EgnOQbHA 45/99

「うぅ…幼気な女の子を傷付けるなんて…」

「お前の何処が幼気か本気で教えてくれ」

「可愛いじゃない」

「自分で言うな。中身変態だし」

「変態じゃない!もし変態だったとしての変態と言う名の淑女だよ!」

「じゃあ淑女らしく慎ましくしてもらえませんかね」

「誰の胸が慎ましいだって!?」

「上妹だヌァァァァァァァァ!」メキメキ

上妹「そろそろ二人とも潰す」

「観覧席に入るのは止めなさい痛い痛い」

「ワタシ関係無いのにぃぃぃぃ」メキメキ

267 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/14 19:57:56 EgnOQbHA 46/99

上妹(…あのさ)ボソッ

(何だ)ボソッ

上妹(幼馴染さんと絡むと下妹ちゃんが嫉妬心爆発させるからさ…)ボソボソ

(じゃあ、昼存分に甘えさせるって言っといてくれ)ボソボソ

「ワタシにもお願いしまうぶっ」

「入ってくるんじゃない」

「入れてくれてもいいじゃんか」

「いや、お前の席は無い」

「現実は厳しいっ…!」

「むしろ何であると思ってた?」

「ワンチャンあるかと」

「自分からチャンス引っこ抜いてるの気付いてるかい」



下妹「うぅ~~~~~………ううぅぅぅ~~~~~………」

268 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/14 21:35:04 EgnOQbHA 47/99

「おっと、早速俺の出番だぜ」

上妹「頑張ってね、兄貴」

「妹に応援されたら頑張るしかないな」

上妹「い、良いから行ってきなよ」

(よし、今の内に…)

上妹「あ、今の下妹ちゃんに近寄ると危険ですよ」

「ふっふっふ…バレたか。でも危険を冒してでもワタシは」

上妹「死にますよ」

「え」

上妹「本気で消しに掛かりますよ」

「え、え、まだおっぱい揉んでないんだけど。未遂なんだけど。そんな恨まれる事…あっ」

上妹「?」

「そうかそうか…妹ちゃん達は兄超大好き姉妹だったっけ」

上妹「うえ!?い、いや、私は…///」

「またまた~」

269 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/14 22:13:14 EgnOQbHA 48/99

「顔に書いてるよ、お兄ちゃん大好きってね!」

上妹「あ、あう…///」

(ふ…案外チョロい。このまま行けば下妹ちゃんのお触りが…)

下妹「幼馴染さん?」

「な、何!?下妹ちゃん!?」

下妹『…これ以上ふざけたりしたら…オシオキじゃ済みませんよ?』ニッコリ

「アッハイ、スミマセンデシタ」ガクブル

(駄目だこれ揉んだら本当に消される殺意を感じるブラックホールレベルのダークネス笑顔だよ)

上妹「下妹ちゃん、抑えて抑えて」

下妹「抑えてる方だよ?」

上妹「でもこの人、行動力あるけどいざそうなったら腰引けるタイプだから」

「わぉ、当たってる」

上妹「だから、本気で止めてって頼んだら止めちゃうから」

「だ、だって、本気で嫌がられたら罪悪感がさぁ…」

下妹(…あぁ、お兄の言う通り悪い人じゃあ無いんだ…暴走するだけで)

271 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/15 23:31:02 6/v/3cVQ 49/99

「やぁ幼馴染くんどうも」

「あれ、誰でしたっけ。あんまり観覧席寄っちゃ駄目ですよ」

「酷くね?」

「とりあえずセクハラで訴えて」

「それ君の方じゃね」

上妹「お父さんが突っ込むの?」

「あれ?俺ボケ役って決まってた?」

「久し振りね幼馴染ちゃん」

「今日朝挨拶しましたよ」

「ええしてたわね普通に」

下妹「お母さん悪ふざけ駄目」

「ごめんね?お父さんとお母さん、時々ふざけないと死ぬの」

「そうなんだよ。全身がねじ切れて破裂死するんだ」

「はっはっはっは」

上妹「そういうの良いから」

272 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/16 07:15:17 d0jOZ.Q2 50/99

「おっと、兄が走るんだな」

上妹「ちょっと何する気?」

「ん?それは…おっと来たぁ!」ダッ

下妹「あ」

「!?」

「頑張れ頑張れ絶対出来る頑張れもっとやれるってやれる気持ちの問題だ!」

「頑張ってるから並走してくんな帰れぇ!」

「頑張れ頑張れそこだそこで諦めるな積極的にポジティブに頑張る頑張る俺だって頑張ってるんだから!」

「頑張らなくて良いから邪魔すんじゃねえ!」

「もっと!熱くぐぇえええ」ドゴォ

上妹「ごめんなさいごめんなさいうちの父がごめんなさい」ズルズル

「世間はさぁ、冷てえごぉあ!」ボゴォ

上妹「ちょっと体育祭終わるまで死んでてお願い」

下妹(やっぱりお父さんの真似は出来ないなぁ……)

273 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/16 07:27:15 d0jOZ.Q2 51/99

下妹「お帰りお兄」

「頼む。父さんと母さんを拘束してくれ。先生に引き渡しても抜け出すから駄目だ」

上妹「帰って早々言う事がもう…」

下妹「でもお兄、一位取れたね!」

「鍛えてるもんで」

「はぁー、相変わらずだねぇ兄。昔っからずっと一位だった」

「そうだっけか」

「いや、男子では一人だけ次元違ってたから」

下妹「男子では?」

「だって、女子は上妹ちゃんが…」

下妹「あぁ…」

上妹「…そんな速かった?私も兄貴も」

「必死だったから覚えてない…」

「これがランナーズハイ…」

下妹「違うと思います」

274 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/16 07:36:12 d0jOZ.Q2 52/99

「そう言えば、下妹ちゃんも凄かった…」

下妹「ふぇ?」

「下妹は運動苦手だからな」

「学年上がる毎にどんどん成長してくんだもん…胸」

「ちょっと署まで」ガシッ

「ストップ!スターーーーップ!聞いて聞いて本気で!」

「何だよ」

「いや、だってさぁ…走る度にぶるんぶるんって…」

「やっぱり署まで」

「お許し下さい!」

上妹「……。くっ…」

「止めなさい自分のを見るの止めなさい」

275 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/16 07:45:18 d0jOZ.Q2 53/99

「いやね、あれ、もう男子も女子も見てたもんだよマジマジと」

下妹「そ…そんなに…?」

「女子はもう嫉妬通り越して呆然としてた。勝てないって」

上妹「……」ズーン

(思い出して落ち込んでるのか…)

「男子はやたらと屈んでしばらく立ってなかったけど…兄、あれ何?」

「ここで俺に振る?」

「いや、同じ男なら分かるかなって…」

下妹「…知らないんですか?」

「え?下妹ちゃん分かるの?」

上妹「幼馴染さんなのに知らないんだ…」

「え、皆知ってるの?え?」

「お前そっち方面の知識あるもんだと俺も思ってた…」

「そっち方面?」

「分からないならそのままで良いと思うぞ俺は」

277 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/16 22:50:54 d0jOZ.Q2 54/99

「?結局教えてくれないんだ」

「あぁ」

「…じゃあ今下妹ちゃんをぶるんぶるんさせたら」

「被害増やすんじゃない」

上妹「…………」

「うん何かごめんねだから恨みがましく睨まないで」

「もうそっちの話題出すなよ」

「無理」

下妹「じゃあ猿轡を着けて」

「待ってワタシそういうアブノーマルの駄目」

上妹「て言うか何で持ってるの下妹ちゃん…?」

下妹「何時か使えると思って」

上妹「何時、誰に使う気…?」

下妹「え?」

「合ってない。下妹と目なんて合ってない」

278 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/16 23:00:24 d0jOZ.Q2 55/99

「下妹ちゃんは兄ラブだねぇ」

下妹「世界で一番で愛してる家族ですから!」

「ちょっとでかい声で言わないで周りの男子からのヘイトがヤバイぜ」

「じゃあ上妹ちゃんは」

下妹「世界で一番大好きな家族です!」

上妹「下妹ちゃん…私も!」ムギュ

下妹「えへへ」

「ワタシも!」

「お前は駄目だ、真面目にやれ」

「美しき家族愛に胸を打たれ、抱き付こうとしたら止められた女、スパ」

「下妹、猿轡貸してくれないか」

「ホント止めてその後放置されそうだからホント止めて」

279 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/16 23:21:49 d0jOZ.Q2 56/99

「とにかくだ、話してる場合じゃない。競技を見よう」

「女の子走んないから興味無いし」

「そればっかか」

「そればっかりだよ!腐腐腐腐腐…」

「笑い方が何かおかしい」

下妹「お兄出ないなら興味無いもん」

「即答かぁ」

上妹「私は見てるけど。どういう人の走りが良いかな、とか」

「真面目だな。ありがとう」

上妹「え?あぁ、うん…?」

下妹「でもお姉、お兄が出てたらそっちばっかり見てたよね」

上妹「そ、そりゃ、家族だし…活躍、見たいでしょ?」

「兄の走る姿をどう思ったかご感想をば!」

上妹「お、おば?…まぁ…うん、格好良かった、かも。…ちょっとだけ」

「これはこれはご馳走様です」

280 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/17 20:22:37 8PKDyUeU 57/99

「と言う訳でもう昼です。余計な所は省く、う~ん親切設計」

「何言ってるんだ」

下妹「お兄がよく言ってる事だよ?」

「そうだった。…ところで」

下妹「?」

「俺の膝の上に座ってるのは何か意図でも?」

下妹「座っちゃ駄目?」チョコン

「全然オッケー駄目とか絶対言わない」ナデナデ

下妹「ん~…♪」

上妹「む…」

「おやぁ?どうしたのかな、上妹ちゃん」

上妹「何でここに居るんですか。帰って下さい」

「風当たりがキツい」

「自業自得だな」

「えぇ~」

281 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/17 20:42:44 8PKDyUeU 58/99

「別に、今日ワタシの家族来てないんだしさぁ。仲の良い家族の所に居てもさぁ」

「良いけど妹に手を出したら断絶するからな」

「そんな殺生な!」

上妹「兄貴も優しいよね。今までやってきた事考えたら逮捕されてても文句言えないんだけど」

下妹「何してたの…?」

上妹「不法侵入しようとしてた。二階に。下妹ちゃんの部屋に」

「黒い全身タイツに唐草模様の布を被ってな」

「ちょっ、止めて、あれ若気の至りだから。写真見せられてジタバタしてたから」

「しかも上妹の部屋入ろうとしたよな」

「結果的に兄の部屋で勘弁してあげたんだから良いじゃ――」

下妹「万死に値しますね」

上妹「兄貴、今日部屋徹底的に掃除して良い?」

「何この細菌扱い」

282 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/17 21:18:21 8PKDyUeU 59/99

「くぅ…だったら兄ん家の弁当から卵焼きを奪――」

「ほら、下妹」ヒョイ

下妹「あ~ん。あむ。んむ」モグモグ

「餌付け…だと…あ~ん…だと…羨ましい!代わって兄!」

下妹「嫌です」

「」ズーン

上妹「…お好きにどうぞ。多めに作ってきたんで」

「良いの…?」

上妹「えぇ、まぁ」

「あなたが神か!あ、ありあてぇ!ありがてぇ!」クッチャクッチャ

上妹「わざと音立てて食べるの止めて下さい」

「ごめん」

(これ、上妹ちゃんが作ったのかぁ……負けた。超美味い)ングング

上妹「勢い良く食べ過ぎです」

「ごめん」

283 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/17 22:05:31 8PKDyUeU 60/99

「で、父さんと母さんは何処に行ったんだ」

上妹「無理矢理帰って貰った。大会どころじゃ無くなるから」

下妹「そ、そうなんだ…」

「それが良いな。ろくな事しないし」

「また来るんじゃない?案外」

「止めてくれあり得るから困る」

下妹「それよりお兄、あ~ん」

「んぐ。…美味い。流石上妹」

上妹「そ、そう…?」

「そうだよ」ナデリ

上妹「…///」

「あぁ~、良いな~良いな~妹ちゃん達に食べさせてもらって~。…これが格差社会か」

「確かに格差社会だな。下妹が大、幼馴染が中、上妹が小あぱぁ!」ドグシャ

上妹「何処見て言ってんの兄貴?返答次第ではとんでもない事になるよ」

「もうなってる」ボタボタ

284 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/17 22:29:58 8PKDyUeU 61/99

「ほら、んな事してないで食べろよ」ボタボタ

下妹「お兄はまず鼻血止めた方が良いよ」

上妹「…やり過ぎた、ごめん。…ティッシュあるから」

「深く気にするでない」

下妹「舐めて止めてあげ」

「しなくて良いぞ絵面がヤバいからな」

「端から見たらキスしてる様にしか見えないんじゃない?」

下妹「」ジーーー

「させねえ絶対」

下妹「ぶ~ぶ~」

「可愛く言っても駄目」

「ワタシが代わりに下妹ちゃんにキスを」

下妹「舌を噛み千切って死にます」

「拒絶反応レベル!?」

285 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/17 22:43:08 8PKDyUeU 62/99

「一体…一体どうすれば仲良く出来るの…?」

「取り敢えず女子好きによる暴走止めたら」

「ワタシがワタシで無くなる!」

「無くなれよ」

「ワタシ自身を完全否定しなくてはならんと言うのか…」

「それを乗り越えて…本当のお前に近付くんだろ…」

「いやその先断崖絶壁にしか見えないんだけど」

「上妹に謝れよ!」

上妹「しばいて良い?」スパァン

「もうしばかれました。結構痛い」

「…妹ちゃん達と同じ境地に辿り着ければ仲良くなれる可能性が微レ存…?」

「同じ境地って何だ。ツンデレ?甘えん坊?」

上妹「誰がツンデレだ」

下妹「そんなに甘えん坊かなぁ…」

「膝に乗って密着してるのに何を今更」

287 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/18 10:53:34 SdjD7Htw 63/99

下妹「わたし的には甘えるってこうだと思うよ?」ギュ

「た、対面ざ…対面抱き!」

「おい今何て言おうとした」

「TPOに配慮したんだから許して」

上妹「……」

「ん?どうした上妹…」

上妹「…ふん」ギュ

「あ、あすなろ抱き…!?」

下妹「あすなろ?」

上妹「あすなろ抱き…?」

「アストラ…?」

「えっ、知らない?あすなろ抱き。あとアストラ関係無い」

下妹「今お姉がお兄の背中から抱き付いてる形の事?」

「そうそう。…妹サンドイッチの気分は?」

「その言い方何か止めろ」

289 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/21 21:36:36 5wmlspLg 64/99

「ええい離せ離せ。良いから皆でご飯食うぞ」

下妹「は~い」

上妹「む…」

「家に帰ったら構ってやるから」

上妹「べ、別に…良いし」

下妹「顔緩んでるよ」

上妹「ゆ、緩んでないし」

「兄、この満面の笑み見てどう思う?」

上妹「え、笑ってる?嘘?」

下妹「笑ってるよ」

「そうだな。チョロい」

上妹「チョロっ!?」

290 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/21 22:10:17 5wmlspLg 65/99

「う~ん、美味しいなぁ…上妹ちゃんは良いお嫁さんになれるだろうなぁ」

「あ、やっぱそう思うか?」

上妹「や、やめて下さいよ、もう…」

下妹「お姉の顔がゆるゆるに…」

「美人で、優しくて、面倒見良くて、ご飯美味しい…相手の人は幸せだろうなぁ」

上妹「あう…///」

下妹「お姉を褒め殺す気ですか?」

「いやいや、事実を述べてるだけだから」

上妹「///」シュー

「これ以上言ったら上妹が顔真っ赤になって死んじゃうから止めてくれ」

「もう真っ赤だけど。まぁやめるけどさ」

「お~ほら上妹。膝枕してやるから」

「ワタシでもそれ止め刺すって分かるから止めたげて」

294 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/22 22:01:12 okshig6I 66/99

「お姉ちゃん~…?」

「ひぃ!?」

「…お姉ちゃん?」

「あ、失礼致します」

幼妹「初めまして、この情けない姉である幼馴染の妹です」

「情けないとか言うなっ!」

幼妹「人が折角見に来た上にお弁当まで持ってきたのに人様のお弁当をたかって…」

「う…だって…」

幼妹「だっても何も無い!」

「あの~…」

幼妹「あぁ、重ね重ね失礼します。今すぐ駄目姉を連れて離れますので」

下妹「お願いします」

「待ってぇ!お願いぃ!」

幼妹「喧しい!」

「ひぃ!?」

295 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/22 22:24:29 okshig6I 67/99

「ストップ。色々とストップ」

幼妹「はい」

「詳しい説明をお願いします」ナデナデ

上妹「あぅ…えぅ…///」

「あ、結局上妹ちゃんに膝枕するんだ…」

下妹「お姉、凄く恍惚としてる…」

幼妹「…えっと、宜しいでしょうか」

「どうぞ」

幼妹「わたくし、幼馴染妹です。姉とは2つ年下です」

下妹「じゃあ、まだ中学生?」

幼妹「そうですね」

「何か、幼馴染と比べると、随分真面目でしっかりしてるなぁ…」

「そうそう、クソ生真面目なん」

幼妹「他所様が食事中なのにそういう言葉を使わない!」

「はひ…」

296 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/23 07:44:08 q/Iqi64Y 68/99

幼妹「…コホン。すみません、大きな声を…」

「いや、良いよ。幼馴染にはそれ位必要だから」

「扱いが酷い」

「だったら自重しろよ」

「無理」

「うんそう言うと思ったわ」

幼妹「……」

下妹「どうしたの?」

幼妹「…そう言えば、お姉ちゃんが男の人と気軽に喋ってる…もしかして、兄さん?」

「そうだけど」

幼妹「ああ、そうですか!何時も何時も姉がお世話になってます。姉から話は聞いてますよ」

「へぇ、何て?」

「あ、ちょ、ストップストップ!」

幼妹「…との事なので、言うのは貴方にとても感謝してますよ、とだけ言います」

「もう言った!言ったよ!」

298 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/24 07:05:04 PXubHKZ. 69/99

「感謝?え、こいつが?そんな馬鹿な。感謝する位なら胸揉みたいって言った奴だぞ」

「…言ってた?」

「言ってた」

幼妹「お姉ちゃん…」

「止めて!哀れむ目で見ないで!」

幼妹「姉の兄さん評価はとても優しい人だそうです」

「続けないで止めて!」

「ほう、それでそれで?」

幼妹「なんやかんや言いながらも自分に付き合ってくれる、本当にすモガッ」

「それ以上言ったら死ぬ、死んじゃうから」

下妹「あ、あの幼馴染さんの顔が赤い…!」

「天変地異でも起こるぞこれは…」

幼妹「は、初めて見た…人類が滅亡するんじゃ…!?」

「人の顔何だと思ってんの!?」

299 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/24 07:26:26 PXubHKZ. 70/99

「普通の笑顔と下妹狙う時の笑顔と、あと…」

下妹「止められた時の顔もあるよ」

幼妹「兄さんの話をしている姉は満面の笑みを浮かべて」

「赤裸々、ノー!」

下妹「…もしかして」

「な、何?」

下妹「お兄、狙ってるんですか…?」

「な、何でそうオモウノカナー?あくまで長い付き合いの友達だから、うん友達…」

下妹「………………」ジィー

幼妹(え、獲物を狙う目をしてる…)

「おいおい、こんな下妹を狙う変態が俺の事狙うとかあり得ないだろ」

下妹「分からないよ?本当はお兄目当てでそういう姿を演じて」

「下妹ちゃん大好きなのは演技じゃないから」

「そこだけでも演技だったら良かったのに」

300 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/24 19:45:28 PXubHKZ. 71/99

「…はい、話終わり。飯食う時間無くなる」

下妹「むぅ…そうだね…」

「ほら上妹、起きろ」

上妹「ふえ…?あれ、ここ何処…?」

「俺の通う高校」

上妹「………はっ!?」

「おはやうおぜうさん」

幼妹「どうして文語で話してるんですか…」

上妹「えっ、誰!?」

「幼馴染の妹」

上妹「全然似てないっ!」

幼妹「姉は父に似て、わたくしは母に似てますので」

上妹「はぁ…真面目…幼馴染さんと全然違う…」

「皆そうやって比べるんだぁ…お陰でワタシは変態の烙印を」

「比べるまでもないからなそれは」

302 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/26 13:25:01 sYHgAQHI 72/99

上妹「えっと…よろしく?」

幼妹「はい、宜しくお願いします」

上妹「…何だか硬いなぁ」

幼妹「え?」

上妹「もっと気楽に笑って良いんだよ?」

幼妹「…そう言われても」

「別に俺達は気にしないけどな。砕けた感じでも」

下妹「お母さんとお父さんと幼馴染さんで慣れてるからね」

上妹「…うん、砕け過ぎだけどね、その三人」

「規格外だからな」

「いや、流石にあの二人には負けると思うんだけど…」

「は?本気で言ってる?」

「ちょ、何その反応」

303 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/26 14:40:17 sYHgAQHI 73/99

「まぁ幼馴染の事は置いといて」

「スルー、ノー!」

「まぁ、あんまり気を使わなくていいからさ」

「完全スルー!?」

幼妹「…分かりました。善処はします」

下妹「…お姉」

上妹「ん?何?」

下妹「あのね…」ボソリ

上妹「…いやいや、それは嫌われるかもだしさ…」

下妹「気にしない!」

上妹「えぇ~…」

下妹「じゃあ、行くよ~…?」

上妹「…う~ん。なるようになれっ」

305 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/27 21:12:30 ID6INE.2 74/99

上妹「妹ちゃん…ごめん!」ガシッ

幼妹「ひゃっ!?な、何するんですか!」

「おっと百合か!百合なんか!?」

「ちょっと黙ってようか」メリメリ

「ぬがぁぁぁぁぁ」

下妹「擽るんだよ」

幼妹「擽る…ってどうし」

下妹「問答無用!」コショコショ

幼妹「~~~~~っ!」

下妹「むぅ…中々強情…」

「痛た…妹はあれだから。人前でホント笑わないように徹底してるから」

「こら、止めろ二人共。無理に笑わせる必要無いだろ」

下妹「う…ごめんなさい…」

上妹「…ごめん」

幼妹「はぁ…はぁ…悪気があった訳では無いので、気にしない事にします…」

306 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/27 21:28:40 ID6INE.2 75/99

(…そろそろ昼休憩も終わる…これで妹の弁当を食べずに済む…!)

幼妹「ふぅ…お昼もそろそろですね。早くお弁当食べないと…」

「!!」

「ちょっと喋り過ぎてたな…」

幼妹「ほらお姉ちゃん、早く食べて」

「…い、イインジャナイカナァ…」ガタガタ

「…幼馴染?」

幼妹「もう、我が儘ばっかり言って。ほら、これ!」カパ

下妹「!?」

「…!」

上妹「」

幼妹「…?どうかしましたか?皆さん」

「い、いやぁ別に」

(何か…黒い!何が入ってるか分からん!こ、この子…)

下妹(大変…お姉が茫然自失状態になる程の料理下手な子…)

307 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/27 21:38:21 ID6INE.2 76/99

上妹「………妹ちゃん」

幼妹「は、はい…?」

上妹「今日、私の家に遊びに来ない?家も近いしさ」

幼妹「えっと…」

上妹「来るよね?…ねぇ?」ゴゴゴゴ

幼妹「は、はいっ、行かせていただきます!」

下妹(お、お姉が怒ってる…)

(…どんな味なのか逆に気になるな)ヒョイ パク

「あっ、兄!」

「……ぐぅっ?!」

幼妹「へっ?」

上妹「兄貴!?」

(な、何だこの味は…苦い…辛い…不味い…苦しい…痛い…そうか…これが…)

「宇宙…」バタッ

下妹「お兄!何見たの!?お兄、お兄ぃ!」

308 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/27 22:30:53 ID6INE.2 77/99

――――
――


「…ん?」

幼妹「…あ!」

「…あれ、妹ちゃん…」

幼妹「ごめんなさいごめんなさい!ワタシの所為で…!」

「あ~…別に良いよ。気にしなくても。それより…」

上妹「」ギュー

下妹「」ムギュ

「…このダッコちゃん何とか出来ないかな」

幼妹「ダッコちゃん…?」

「そうか、知らないか…」

幼妹「ええと、ごめんなさい…」

「いやいや、良いから謝らなくて」

310 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/27 23:46:50 ID6INE.2 78/99

「それより、時間は…?競技、出ないとさ」

幼妹「あの、それが…もう、最後の競技に…」

「…終わってる?」

幼妹「いえ、まだ…」

「良かった!俺出るからさ。よし…お~い」ペシペシ

上妹「う、う~…ん…?」

下妹「にゅ…なに…?」

「離してくれ」

上妹「うん…」

下妹「は~い…」

「よし、妹達は頼んだ」

幼妹「は、はい…任せて下さい…?」

「うぉぉぉぉぉ!障害物競争が待っているぅぅぅぅぅ!」

幼妹(……うん、やっぱりお姉ちゃんの友達だ。ちょっと変…)

311 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/28 07:13:52 XN70Yhds 79/99

「…まさかこんな早く生きて帰ってくるとは思ってなかった」

「どういう意味だそれは」

「いやね、初めて食べた時なんか吐いても嘔吐感が止まらないし涙も溢れるし…」

「あぁ…そう…」

「作ってくれるのはありがたいんだけど…それだけに食べられないのが心苦しくて…」

「こう言うのも何だけど、苦労してたんだな」

「初めて食べた時に指摘してあげてたら…」

「今日上妹が教える気だし、気にすんなよ」

「…これで食事が改善されれば…腹が減っては戦は出来ぬ、だからね」

「…若干不安だけど」

「フラグを立てるの止めよう!」

312 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/28 07:26:57 XN70Yhds 80/99

「ところで…」

「何?」

「…障害物競争…だよな」

「そうだよ」

「おい、跳び箱二十段って何だ。やり過ぎだろ」

「むしろこの学校よくあんな高さまで用意してたね。ビックリだよ」

「しかもハードルも間隔細かく置かれてるし、しかも高いのに潜れない様にしてるし」

「やる気満々だよね」

「しかも何?平均台曲がりくねってるけど。どうやって作った?」

「あと容赦なくぐるぐるバットはあるし」

「しかも吊るされてるパン、あんぱんじゃなくてフランスパンなんだけど」

「それと紙も置いてるね。探し物でも書いてるんだろうけど」

「本気でやり過ぎだろ…おい…」

313 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/28 07:38:09 XN70Yhds 81/99

「…頑張れ、兄!」

「お前俺の表情が見えないの?」

「視力は良い方だけど」

「じゃあ見てみろよ、他の参加者の顔を」

「全員意気消沈してるねぇ、見事に」

「当たり前だろ!誰だってやる気無くすわ!」

「兄は周りと違ってこんなに可愛い幼馴染の応援があるんだから」

「可愛くなったらその応援も受け入れるんだけどな」

「なるほど、ワタシもその高い障害物を乗り越えろ、と」

「是非とも乗り越えないでくれ」

「酷くない?」

「過去を鑑みられるなら試してくれるかな」

「女の子追ってた」

「ほらもうただの不審者だよ」

317 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/28 22:06:13 XN70Yhds 82/99

先生『さぁ、始まりました最後の最後の大勝負!障害物競争です!』

「!?」

先生『実況には私がお送りさせていただきます!』

「あの先生…真面目であんな事する先生じゃなかったと思ってたんだけど…何あれ」

「一体何があっ…あぁっ!?」

「な、何?」

先生『解説には、このお二人をお呼びしております。宜しくお願いします!』

『どうも。兄の父親です』

『母親です』

「んぬぁあにをやっとんじゃあああああ馬鹿夫婦くぉあらあああああああ!!」

『実況』

『アンド解説』

「帰れええええええ!全力で帰れええええええ!」

「…あれは真似出来ない。流石に」

318 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/28 22:28:54 XN70Yhds 83/99

『さぁ、この私達夫婦の考案した障害物競争を勝ち残るのは一体誰だ!』

「やっぱりかおいいいいいい!」

「二人共学校の根本に入り込んでるんだ…」

『因みに障害物は無視して良いけど凄いペナルティあるから』

『スキマに送られたり、かべのなかにいる状態にされたりするから』

「ペナルティでけぇ!」

『命を掛けて戦え…』

「大袈裟過ぎるわ!」

(毎日この人達に挟まれて生きてるんだ…これは苦労してるなぁ)

「くおおおおぉぉぉぉぉ…………この怒りを何処にぶつければ良いんだぁ…」

「頑張れ!」

「お前の顎外すぞ」

「やだよ!」

319 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/28 22:42:25 XN70Yhds 84/99

先生『さぁ、試合開始です!』

「…もう俺は突っ込まない、突っ込まないぞ」

先生『よーい…………………………………………………………………………………………………』

「溜め長ぇ!…あっやべっ、もう突っ込んだ」

先生『…ドン』ボソッ

「声ちっちゃ!」

『ファイトパワー!ファイトパワー!』

『ファイファイファイファイファファファファファイ!』

「うるせぇ!」

先生『さぁ、選手がバットで回り始めましたね』

『フラフラしますからね。面白い映像が見られると思いますよ。ブフッwww』

「何笑ってんだ!」

『ちなみにバットの色は虹色をイメージして並べてます』

「要らんわその拘り!」

320 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/28 22:55:22 XN70Yhds 85/99

先生『おっと、早速跳び箱ですね。飛べるんでしょうか?』

『無理ですね』

「断言すんなら用意すんな!」

『フヒヒwwサーセンww』

「全力で殴りてぇ」

競争相手(こいつ…走りながら突っ込んでる…!)

「くそっ…ふざけやがってええええええ!」

先生『おぉ!?これは…!』

「よいっしょあああああ!」

先生『と、跳んだ。跳びました!』

「ふぅ…鍛えてて良かった」

『期待外れですね』

『面白可笑しく倒れて転げ回るのを期待してたんですけどね』

「あの夫婦後で絶対ブッ飛ばす」

321 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/28 23:14:14 XN70Yhds 86/99

下妹「ふわぁ…お兄凄いね、お姉!」

上妹「……」ボーッ

下妹「…完全に見惚れてる…」

「あれ、帰って来てたんだ、三人共」

幼妹「何か悪い?」

「いんや?」

幼妹「それにしても、兄さんって凄い人なんだね。跳び箱二十段越えちゃった…」

「昔っからあんな感じだから。何か、妹ちゃん達の為、とか言ってさ」

幼妹「…兄妹同士で強い絆で結ばれてる…って事?」

「絆っていうか愛だね、うん。主に妹ちゃん達の」

下妹「格好良いな、格好良いなぁ…」

上妹「…お兄ちゃん…」ボーッ
          ブラコン
「…ほら、結構な兄妹愛でしょ?」

幼妹「…確かに」

323 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/29 01:06:48 .6kaSE.A 87/99

先生『おっと、一人先に行く兄、平均台に辿り着きます』

『わざわざ業者に発注掛けましたからね。ウン百万はしました』

「本気で何やってんだ」

先生『それはそうでしょうね。上下左右に曲がりくねってますから』

「最早平均が行方不明なんですが」

『くねっくねっくねっチョコボー』

『クエッ、だよ母さん』

『あらやだ』

「真面目に黙っててくれないかな、本当に」

『あっ、落ちたら全力で馬鹿にするからシクヨロ』

「この平均台投げられたら投げ付けてやりたい」

325 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/30 22:57:47 7QWtXcT6 88/99

「こんなもんに金使うなら家族に使えやああああ!」

先生『おっと怒りの叫びを上げながら、何と走り抜けています!』

『おい簡単に行くなよウン百万が無駄じゃないか』

「最初から既に無駄だろうがああああ!」

先生『他の生徒は未だ跳び箱ですね』

『兄以外なら元取れるわね』

『全く、こんな真面目な奴に育てた覚えはないぞ』

「何だろうこの胸に湧く想いは。殺意?」

326 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/30 23:10:38 7QWtXcT6 89/99

先生『次はハードルですね。ハードル間は足一つ分の隙間しかありません』

『測るの意外と疲れて疲れて』

『ハードルの下に板貼るの疲れて疲れて』

『倒したらちゃんとハードル最初から越える様に』

『一個倒したらドミノ倒しになるからな。全部起こす様に』

「その下らない事に懸ける情熱は何なの?」

『聞こえてるぞ!下らないとか言うな!』

『しょうもないと言いなさい!』

「本当に疲れる…」

327 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/30 23:58:29 7QWtXcT6 90/99

(しかし、どうする…跳ばないと越せない高さだ…このままだったら絶対倒す…)

『ほらほらどうした、早く行けよ』

「…分かった。行ってやるよ!」

『どうせ倒すだろうけどまぁ頑張れ』

「あぁ…頑張るぜ…オラァ!」ガシャアン

先生『な!?何と、ハードルを蹴り飛ばして、全て倒した!?』

『ちょっ、それはないわ』

「大丈夫だよ。俺はちゃんとルールを守るからな…」

先生『…な、何という事でしょう…倒したハードルを越えた後、一つずつ起こしていってます』

『おまっ、それ反則』

「俺は倒したら最初から跳べと、全部起こせしか聞いてないね!」

『確かに…最初から倒して、越してから起こせばルールは破ってない…』

『常識的に考えたら普通失格だから!』

「あんたら夫婦に常識を説かれたくねぇえええええ!」

328 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/31 00:38:59 YpwNE4UY 91/99

先生『次はフランスパンですね』

『ちゃんと食べ切らないとフランスパンでしばくから』

「地味だけど地味じゃない嫌がらせだなおい」

(…フランスパンの長さ分、吊り下げてる棒も高い位置に…先だけ食い千切ったらアウトだ…)

『千切れて食べれなくなったら全身にフランスパン刺すから』

先生『最早フランスパンは凶器扱いですね』

「頼む先生その二人フランスパンでしばき倒してくれ」

『残念先生は私達の同志だ』

『フランスパンでしばき倒したらこうなったのよ』

「本当に凶器として使ったのか何してくれてんだ」

329 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/31 22:02:24 YpwNE4UY 92/99

「ええい、付き合ってられない」ムシッ

『おいちょっと待ってくんない?』

『手で引っ張っちゃ駄目でしょ!』

『吊り下げるの苦労したんだぞ!』

「俺の方が苦労してんだよ!」ムシャムシャ

先生『さぁルール無視気味な展開になっています』

「守らせない方が悪い」

『あぁ、とうとう兄がグレたわ…』

『写真撮って記念に残そうか』

『そうね』パシャ

「………」モッシャモッシャ

(水が欲しい……)

330 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/31 22:12:50 YpwNE4UY 93/99

「よっし、食い終わったし、最後は謎の紙…」

(多分これ持ってゴールしろって事なんだろうけどな…!)ペラッ

 【妹】

「………妹?」

『嫌なら変えても良いぞ』

「…………」ペラッ ペラッ ペラッ

 【妹】【妹】【妹】

「全部同じじゃねえか!」

『あ、バレた?』

『テヘペロ♪』

「これがやりたかっただけだろ!」

『あ、バレた?』

『テヘペロ♪』

「殴りたい全力で」

331 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/31 22:38:07 YpwNE4UY 94/99

(しかもよく見たら「一人だけ☆」って書いてるな…星がムカつく)

『さぁ、どっちを選ぶのかな兄くぅん?』

『上妹?下妹?』

「選ばせるのが目的か…!」



上妹「え、ど、どっちを選ぶって…?」

下妹「あの紙、妹って書いてたのかな?」

「ほほう、面白そうな事を」

幼妹「真似しないでね、お姉ちゃん…」

「出来ないって。その前に命を狙われるから…って、兄来た」

「うぉぉぉぉぉぉ!」

上妹「あっ、兄貴っ、下妹ちゃんの方をさっ」

下妹「お兄、お姉連れてってあげて?」

「……すまん。俺は…!」

333 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/10/31 23:04:10 YpwNE4UY 95/99

「…どっちも大事な妹なんだ。選べない…」

上妹「兄貴…」

下妹「お兄…」

「…から!」ガシッ

幼妹「!?」

上妹下妹「!?」

「行くぞぉ!」

「待てぇい!」

「すまん幼馴染、妹ちゃん連れて」

「ワタシは次女です」

「!?」

「そう!ワタシ達は三人姉妹…!上京して一人暮らしの姉がいてね…!」

「ば、馬鹿な…妹ちゃん、本当なのか」

幼妹「は、はい…」

「な、なんてこった…」

336 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/11/01 07:39:17 hBj9RepI 96/99

「まぁお前はない」

「貴様ぁ!」

「妹ちゃん、行くぞぉ!」

幼妹「ど、どうしてお姫様抱っこで~~~~~!」

上妹下妹「…………」ポカーン

「くそぅ一考の余地もないってかくそぅくそぅ流石に傷付く」

下妹「……その、元気出して下さい……」

「台詞をそっくりそのまま返しながらそれでも心配してくれた下妹ちゃんにハグおぼふ」グイィ

上妹「駄目ですから」

「どんな状況でも厳しい…」

337 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/11/01 22:42:13 hBj9RepI 97/99

――――
――


下妹「お・に・い~~~~~~!何で!何でぇ…」

「正直すまんかった」

上妹「別にどっち選んでも気にしなかったのに。兄貴が私達に不公平な事思わないって分かってるから」

「あの時はあれが最善って思ったんだよ…」

下妹「う~~~~~~…………。……別に、悪気があった訳じゃないのは分かってるけどね」プイッ

上妹「あぁ、拗ねちゃった…」

「よっ、やってる?」

「まさか違う子を選ぶとは思わなかったわ」

「………上妹。SATHUGAIせよ!」

上妹「分かった」

「えっ、ちょっ、タンマタンマおぼろしゃあ!」ボグォ

338 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/11/01 23:02:34 hBj9RepI 98/99

―幼馴染家―

幼妹「……」ボーッ

「あれ?どしたの妹様?」

幼妹「お姉ちゃん…」

「何?」

幼妹「ワタシね、どうしてお姉ちゃんが兄さん好きか分かったよ」

「!?………いや別に好きじゃないし…………」

幼妹「じゃあ、狙っても……良いよね?」

「………はい?ま、まさか…」

幼妹「…うん…何だか頭から顔が離れなくて、顔が熱くて……どうしよう、お姉ちゃん……///」

(ど、どうする…?こうなる可能性があったら困るから、兄には姉さんも妹も紹介避けてたのに…)

「……まぁ、まず上妹ちゃんと下妹ちゃんっていう高すぎる壁を越えないと無理だろうけど」

幼妹「……じゃあ、気に入られる様に頑張ってみる」

「頑張れ~」

(…心配だなぁ…二人に牙、向かれないかなぁ…大丈夫かなぁ…)

339 : ◆vC.kHTi4RE - 2014/11/01 23:03:41 hBj9RepI 99/99

終わり


続き
兄「兄妹で」上妹「のんびり」下妹「生活!」【番外編2】

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