1 : 以下、\... - 2017/04/09 19:36:08.216 21bhUOFN0 1/31

「おらおらどうだ!俺の聖剣の攻撃力は!」パンパンパン

女騎士「んほぉぉおおお!壊れちゃうううう?私の鞘が壊れりゅうう?」

「ッツ、そろそろ俺の剣気を解き放つぞ!」スパンスパン

女騎士「来てえええ!おま○こに精子ぴゅっぴゅしてええ?」

「ッッッツ!うおらあああああ」ズッパパパパパパ!

「ぅっ出る。。。。」ドピュルルルルル

女騎士「んほおおおおキタあああああ!生中出し妊娠しちゃううう??」

女騎士「ぁ...ハァッハァ...ふひゃあぁぁぁ...???」ビクンビクン

ピピピピピピ

女騎士「あへぇ?もう時間だよぉ」

「延長で」

女騎士「店長に連絡するね?」

元スレ
女騎士「クッ...殺せ」男「くっくっく、恥辱の限りを尽くしてやるぜ」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1491734168/

2 : 以下、\... - 2017/04/09 19:36:54.643 21bhUOFN0 2/31

「今日もスッゴイ良かったよ、それじゃあまた来るね」

女騎士「ふん、次は今回の様にはいかんぞ、私の騎士の誇りにかけてな」

「じゃあね!ばいばい」スタスタ

女騎士「うん?また来てね?」キャピキャピ

オーク「おーお疲れ様、良く来るよなぁ男さん」

女騎士「店長~お疲れ様ですぅ~そーなんですよ、男さん私しか指名しないみたいでぇ」

女騎士「気持ちいいんだけど凄すぎて毎回疲れるんですよね~」

オーク「僧侶とかエルフとかも勧めて見たんだけどなぁ、エミちゃんじゃないと嫌だって」

女騎士「えーちょっとそれは重いかも....」

3 : 以下、\... - 2017/04/09 19:37:14.531 21bhUOFN0 3/31

オーク「一回くらいは他の子も体験させてみるかー」

オーク「じゃあはい、これ今日のお給料ね、妹さんの学費....大変だよね」

女騎士「わーありがとうございます!いえいえ、私は本物の女騎士にはなれなかったけど、妹にはちゃんと学校を卒業して立派な女騎士になってもらうんです!」

オーク「エミちゃん....これ、少ないけどお小遣い、皆には内緒だよ」

女騎士「え、そんな悪いですよ...受け取れません!」ブンブン

オーク「いいから、妹さん立派な女騎士にするんでしょ」ガシ

女騎士「....いつもいつもすいません、こんなに良くしてもらって」

オーク「俺もこの仕事長いからね、色んな人を見てきた。でも妹の為にってこんな風俗で働くだなんて、エミちゃんが初めてだよ」

5 : 以下、\... - 2017/04/09 19:37:53.538 21bhUOFN0 4/31

オーク「だから応援...いや、何か力になれないかなって支えてあげたくなるんだ」

女騎士「店長...いえ、エドワードさん、いつもありがとうございます」オジギー

女騎士「あっ!それじゃあ妹が待ってるので、私行きますね! お疲れ様です!」

オーク「はいよ、気をつけてね」

オーク「.....あんなに良い子なのに、神様って奴は優しくないな」

エミ「ただいまー!ごめん遅くなっちゃって! 急いでご飯作るね.....って」

サキ「おかえりお姉ちゃん、ご飯は作っておいたから手洗ってきて」

エミ「作ったって、大丈夫なの?今年は受験生なのに時間が」

サキ「お姉ちゃん私の学費の為に毎日こんな遅くまで残業してるんでしょ?家の事くらい私に任せてくれて大丈夫だから」

エミ「で、でも~それじゃサキの勉強時間が減っちゃうし」

6 : 以下、\... - 2017/04/09 19:38:17.523 21bhUOFN0 5/31

サキ「お姉ちゃん、パパとママが死んじゃってから私の為にって学校辞めて騎士になるの諦めて夜遅くまで働いて、私ばっかりが貰ってばかりじゃ嫌だよ」

サキ「たった二人の家族で姉妹なんだから、二人で支えあって生きていこう?」

エミ「ふ、ふえぇぇぇええ....ごめんねサキちゃん、ごめんねぇえぇええ...」グスッグス ヒックヒック

サキ「もう、こういう時は一緒に頑張ろうでしょ? 謝ってばっかじゃママに怒られるよ?」

エミ「うぇぇええん、い、一緒に、ヒッグ、頑張ぼうねぇぇええ!」ヒグッグス

サキ「もう~、早く手洗ってご飯食べよ?」

エミ「うん...グス、洗ってくる....」ヨチヨチ

サキ「クスッ、お姉ちゃんったら、女騎士の威厳ってものがちっともないんだから」

エミ「...グスッ、洗ってきた...」

サキ「じゃあ食べよ、手を合わせて?」

エミ「頂きます」

9 : 以下、\... - 2017/04/09 19:39:03.157 21bhUOFN0 6/31

プルルルルルッガチャ

オーク『はい、こちらリフレ勇者パーティーで御座います』

『あっ俺です、今日女騎士さん何時から出勤してますか?』

オーク『申し訳ありません、女騎士は個人的な事情で休んでおりまして、次いつ入るかの目処も立っていないんです』

『あー...そうですかぁ...』

オーク『もし宜しかったら他の女の子も試してみては如何ですか?モンクにシーフと幅広いジョブが揃っていますよ』

『そうだなー、女騎士さんが居ないんなら....あ、じゃあ今日は僧侶さんでお願いします』

オーク『畏まりました、それでは4時にお待ちしております』

オーク「これで少しでもエミちゃんの負担が減ればいいんだけどなぁ、でもお客が付かないと稼げないし....あーっ....」

ユーガッタメール ユーガッタメール

オーク「ゴブリンからか....」

ゴブリン『女共はちゃんと稼いでるか?今日の夜徴収しに行くからな』

11 : 以下、\... - 2017/04/09 19:40:12.463 21bhUOFN0 7/31

オーク「.....はぁ」

「んほおおおお、もう駄目ぇ?もうオチンポ勃たない?」

僧侶「まだまだ終わらせませんよ?ヒール!」

「あああ?もう無理なのにオチンポがビンビンに回復しちゃううううう???」

僧侶「さあ、五回戦、始めて下さいね」ニッコリ

「ひゃいいいいい?」パンパンパン

僧侶「また来てくださいね」ニッコリ

「あへえええ来ますイキますうう???」ビクンビクン

オーク「お前あの人に何したんだ?」

僧侶「店長、ちょっと回復魔法を掛けてあげただけですよ、フフフッ」

オーク「....ほどほどにな、警察沙汰はごめんだぞ」

僧侶「はい?加減は心得てます」

12 : 以下、\... - 2017/04/09 19:40:36.250 21bhUOFN0 8/31

エミ「それでは、新郎新婦のご入場です」

神父「あなたは、誓いますか?」

剣士「誓います」

魔女「誓います」

神父「それでは誓いのキスを」

剣士魔女「チュッ?」

エミ「えーそれでは、剣士様のご友人から沢山の祝福のお手紙を預かっておりますので」

エミ「僭越ながら、私が拝読させて頂きます」

エミ「拝啓、剣士様、中ボスを共に倒して以来ですからもう4年になりますか、まずはご結婚おめでとう~etc...」

エミ「ふー今日もやっと終わった」

上司「あっエミちゃんお疲れ様ー、今日のスピーチ良かったよ、新郎新婦のお二人も喜んでたし」

13 : 以下、\... - 2017/04/09 19:40:57.785 21bhUOFN0 9/31

エミ「ありがとうございます!」

上司「ところで、エミちゃんはどうなの? 結婚の予定は?」

エミ「あははは、ウエディング式場で働いているからってそう簡単には結婚出来ませんよ笑」

上司「結婚まで行かなくても彼氏とか、好きな人くらいは居るんじゃないの?エミちゃんまだ19歳で若いんだし」

エミ「好きな人ですかー.....居ませんよー」

上司「ホントかなー?このこのwwww」

エミ「止めてくださいよー笑」

エミ(汚れた身体の私に誰かを好きになる資格なんて...)

14 : 以下、\... - 2017/04/09 19:41:47.339 21bhUOFN0 10/31

オーク「お、お疲れ様」

エミ「お疲れ様です、男さんどうでした?」

オーク「ああ、僧侶に嵌ったみたいでしばらくはあっちに行くかもね」

エミ「そうですか」

オーク「...やっぱり余計なお世話だったかな、男さんは常連さんでエミちゃんの稼ぎになってたのに」

エミ「いえ、そんな事無いですよ笑、少しだけ休憩したかっただけで次からは大丈夫です」

女騎士「それじゃあ、仕事始めてきます」スタスタ

オーク「あっ....昼の仕事もあるのに、大変だよなぁ」

オーク「あの時、あの子を誘わない方が良かったんじゃ無いかな、その方があの子は幸せに.....」

女騎士「オチンポ駄目?来ちゃう?変なの来ちゃうからぁ?」

女騎士(嫌なのに....初めては好きな人とって....でも、身体が、反応しちゃう...!)

「あーもうイク」ドピュ

女騎士「んほおおおおお?おま○こに精子ぴゅっぴゅされてりゅうううう??」ガクガクガク

15 : 以下、\... - 2017/04/09 19:42:56.736 21bhUOFN0 11/31

女騎士「ぁ.....ハァ、んっ....」ビクンビクン

エミ「今日のお仕事もこれで終わり、早く帰らなくちゃ」

ゴブリン「おう、ちゃんと20万用意してるな、良し」

エミ(店長、誰かと話してる?)ソッ

ゴブリン「しっかりと返せよ、残りは200万だ、随分減ったじゃねえか」

オーク「はい、金はちゃんと返します」

ゴブリン「まあ俺もお前に恨みは無いがよ、友達の連帯保証人になったんだ、その責任はしっかり果たしてもらわないとな」

オーク「....分かってます」

ゴブリン「じゃあ今日の所は帰るわな」

オーク「.....はぁ」

エミ「あの、店長....今の人」

オーク「!...ああ、エミちゃんか、そうか...見られちゃったか....」

エミ「ごめんなさい、帰ろうとしたんですけど、何か話してるみたいだから出たらマズイかなって...」

17 : 以下、\... - 2017/04/09 19:43:25.445 21bhUOFN0 12/31

オーク「いや、良いんだ...」

エミ「その...借金があるんですか?..連帯保証人がどうのって」

オーク「ああ、昔、友達の保証人になってね」

オーク「っといけない、話していたら遅くなってしまう、もう帰ったほうがいい」

エミ「あの!、無理してませんか?話を聞くくらいなら私でも出来ますから....!」

オーク「ありがとう、でも大丈夫だよ」クスリッ

エミ(そんな悲しそうな笑顔....ッツ!)

エミ「明日!私仕事休みですから!明日はこのお店も休みだから時間ありますよね!」

エミ「城下町の喫茶店で話し聞かせてください! これ私のメアドです!」グイ

オーク「あ、ちょ....」

エミ「それじゃあ失礼します!」タッタッタ

オーク「参ったな....」

オーク「困ってる人を放っておけないのか....中退したとはいっても、彼女はもう立派な女騎士だな」

18 : 以下、\... - 2017/04/09 19:43:51.380 21bhUOFN0 13/31

オーク「....思えば、店の外でエミちゃんと会うのは始めてだな、ちょっと緊張するなあ」

エミ「あ、エドワードさんお待たせしました!」

オーク「いや、時間通りだよ」

オーク「何か頼むかい?」

エミ「えっと、じゃあ紅茶でお願いします」

オーク「あっすいません、紅茶とあと珈琲を」

カシコマリマシター

エミ「....それで、昨日の事ですけど、エドワードさんに何があったんですか?その、借金とか.....」

オーク「....昔ね、親友が居たんだ、そいつは俺の幼馴染でね」

オーク「よく、俺絶対金持ちオークになるんだって目を輝かせて言ってたんだ」

エミ「もしかして、エドワードさんが連帯保証人になった相手っていうのが....」

オーク「そう、彼だよ」

20 : 以下、\... - 2017/04/09 19:44:27.739 21bhUOFN0 14/31

オマタセシマシター

エミ「じゃあ親友だった人に裏切られて....」

オーク「それは違う!アイツはそんな奴じゃないんだ」

オーク「5年前、アイツは城下町で商売がしたいって消費者金融に金を借りたんだ」

オーク「ただその時に保証人になってくれる奴が周りに居なくてね」

オーク「良い奴だったんだが、昔から何もない田舎のオーク村を嫌っていてね、そんな態度だから村のオークから嫌われていたんだ。」

オーク「今でこそオークの違法売買は法律で厳しく取り締まっているけど、俺が子供の頃は酷くてね」

オーク「アイツの家族は、俺達が子供の頃に人間に捕まって.....マケトナルトのチーズバーガーにされちまったそうだ」

エミ「そんな....」

オーク「俺の両親も程なくして人間に捕まってそのまま......」

オーク「そんなわけで俺達は二人で助け合って生きて来たんだ」

22 : 以下、\... - 2017/04/09 19:45:21.464 21bhUOFN0 15/31

オーク「アイツは乱暴な態度で誤解される事が多かったけど、誠実の権化見たいな奴だった」

オーク「約束は今まで破った事も無かったし、アイツの家族が殺された時だって」

オーク「仕方ないよ、俺達みたいな奴らは人間から見たら化け物なんだから、魔物と変わらないんだから、仕方ない」

オーク「そういって家族の死も笑い飛ばすくらいに前向きで誰かを憎んだりしない奴だった」

オーク「だから俺は連帯保証人も快諾したんだ、500万を持ってアイツは城下町に旅立ったよ」

エミ「あの、それじゃあどうして.....今エドワードさんが...?」

オーク「何回も手紙のやり取りをしてたんだ、商いは順調でもう少しで安定した暮らしが出来るって」

オーク「...それが最期の手紙だったんだ」

オーク「それ以降、アイツからの手紙はパタリと来なくなった、そして一年程前」

オーク「俺の家に一通の手紙が来たんだ、アイツの事で話があるから城下町まで来てくれって」

23 : 以下、\... - 2017/04/09 19:45:40.724 21bhUOFN0 16/31

オーク「俺は飛んでいったさ、そしてゴブリンが待ってた。アイツが死んだから代わりに金を返せって」

エミ「そんな......」

オーク「耳を疑ったよ、アイツが死ぬなんてそんなって」

エミ「どうして....その人は...」

オーク「オークの事を差別する集団が当時居てね、化け物の分際で儲けていたのが許せなかったんだろう....」

オーク「アイツが1人で居る時を狙って....殺したらしい」

エミ「酷い....」

オーク「それがキッカケになって、王国内で商売していた獣人達がデモを起こしてね。今の獣人保護法が施行されたんだ」

エミ「.....それじゃエドワードさんは亡くなった友達の代わりに借金を」

オーク「ああ、今まで約束を破らなかった男だからね、死んでしまったなら俺がアイツの代わりに借金を返してやらないと」

オーク「それが俺に出来る唯一の供養だから」

エミ「エドワードさん....」

24 : 以下、\... - 2017/04/09 19:46:00.167 21bhUOFN0 17/31

オーク「と言っても、城下町なんてその時始めて来たからね、村の仕事じゃ大金なんて稼げないし、どうしようかってゴブリンに話してたんだ」

オーク「そうしたら俺の店の店長をやってみろって言われてね」

オーク「それがリフレ勇者パーティーだったってワケさ」

オーク「これが俺とゴブリンの関係だよ」

エミ「そんな事があったなんて.....」

オーク「ひたすら暗い話でごめんね、そろそろ帰ろうか」

エミ「あ、あの!エドワードさん、どうしてあの時私を雇ってくれたんですか?」

エミ「あの時って、丁度お友達が亡くなったって知った時で、そんな大変な時だったのに」

エミ「私、あの頃学校辞めたばっかりで凄い無愛想で、年齢的にも....」

25 : 以下、\... - 2017/04/09 19:46:19.017 21bhUOFN0 18/31

オーク「ははは、確かにあの時のエミちゃんはツンツンしてたよね、流石は女騎士学校で良い成績を取ってただけはあるよ」

エミ「もう~止めて下さい///思い出すと恥ずかしいんですから///」

オーク「ははは、....それで、エミちゃんを雇った理由か」

エミ「はい、もっと可愛い子いっぱい居たと思うんです、あの時私まだ誕生日向かえてなくて....法的にもアウトだったのに」

オーク「...........」

オーク「あの頃は、アイツが約束破りにならないように、一刻も早く借金を返してやろうと、少し冷静じゃなかったんだ」

オーク「だから、バイトが1人増えれば早く返せる。それと....妹の為にってこんな、身体を売るような仕事にまだ若いのに....」

オーク「君を雇った理由は、そんな自分勝手な理由と君の妹を想う気持ちに負けたからだよ」

26 : 以下、\... - 2017/04/09 19:46:35.356 21bhUOFN0 19/31

エミ「そうだったんですか.....」

オーク「本当にすまない、ずっと後悔していたんだ、こんな良い子を裏の世界に引きずり込んでしまって」

エミ「ああ頭を上げてください!、私、感謝してるんですよ?」

エミ「サキの学費とか進学費用とか、中退した私が普通に働いてたんじゃ一年で絶対稼げなかったし」

エミ「そんな時にお店の存在を知って、駄目元で行ってみたら雇って貰えて....」

オーク「......」

エミ「確かに...始めの頃は辛かったです、家に帰って独りで何度も泣きましたし、正直今でも辛いです」

エミ「でもエドワードさんが私を雇ってくれたお陰でサキの進学費用がもう少しで貯まりそうなんです!」

エミ「これでサキの進学を諦めなくてすむって、これで立派な女騎士にしてあげられるって、私凄い嬉しいんですよ!」

エミ「お客さんだって、私の事情心配してくれて、お金だったり野菜だったりくれるし、他のバイトの子も応援してくれてるし....」

エミ「だからその!.....雇ってくれてありがとうございます!」

オーク「......」

27 : 以下、\... - 2017/04/09 19:46:58.013 21bhUOFN0 20/31

オーク「ぅぅう....」グスッグス

エミ「ちょ、ちょっと泣かないで下さいよ、皆見てますよ?」アタフタ

オーク「ごめんなぁ.....ごめんなぁ...」グスッグス

エミ「もう、エドワードさん?こういう時はごめんじゃ無くてありがとう、ですよ?」ニコリ

オーク「ぁあ....ぁあ....」グスッグス

オーク「ありがとう....!」グスッグス

アリガトウゴザイマシター

オーク「見苦しい所を見せてしまって申し訳ない」

エミ「いいえ、もう大丈夫ですか?」

オーク「ああ....」

エミ「なら良かったです」ニコリ

オーク「....エミちゃん、もう、こんな仕事は辞めた方がいい」

エミ「続けますよ、サキの進学費用が貯まるまでは」

オーク「そうか.....」

エミ「はい、だからこれからもよろしくお願いしますね」ニコリ

31 : 以下、\... - 2017/04/09 19:50:29.249 21bhUOFN0 21/31

数週間後

エミ「お昼の仕事も終わったし、夜のお仕事も頑張るぞい」スタスタスタ

ザワザワザワザワ 

エミ「あれ?なんでお店の前にこんな人だかりが...それにあれってパトカー?」

記者「えー一昨日より女性の人権を守る為に全国女騎士協会の提案の元施行されました、女性人権保護法により、今までギリギリ合法であった風俗店が違法風俗店として一斉に摘発されています」

記者「私はただいま、その中の一つであるメンズリフレ勇者パーティー前に来ています....ああ! たった今、容疑者の男が警察により連行されています」

ゴブリン「離せって!誤解だって言ってんだろ! おい、撮るんじゃねえ!」

「あああ僧侶ちゃん僧侶ちゃああん!」

オーク「......」

エミ「そんな......」

記者「なお、働いていた女性は補導された後、女騎士協会によって3年間更生施設で暮らしてもらうとの事です。」

35 : 以下、\... - 2017/04/09 19:53:28.632 21bhUOFN0 22/31

僧侶「ちょ、変なとこ触らないでよ~」

モンク「触んなって、金玉潰すよ?」

シーフ「.....」

ランサー「....」

アーチャー「.....」

エミ「皆......!」

ザワザワザワ

エミ「ちょ、通してください!」

ナンダナンダー?

エミ「.....」ハァッハァ

オーク「....!!」

警官「なんだね君は?.....もしかしてこのお店に関係あるのか?」ジロッ

エミ「あっ.....私は....」

「僧侶ちゃああん....ん~?あの子.....」

オーク「グフン!」

37 : 以下、\... - 2017/04/09 19:53:43.717 21bhUOFN0 23/31

「!」チラッ

オーク(頼む!黙っててくれ!)ジロ

「.......!!」

警官「ちょっと君詳しく話を」

「君初めて見るけど可愛いいいぃいいねええええ! コッチおいでよぺろぺろしてあげるよおおお?」

オーク(ナイスだ)

警官(初めて?店の子じゃないのか?)

剣士「この子は関係ないよ、離してあげなさい」

エミ「え?.....あ、この前の」

警官「は?....あ、貴方は!、剣士警部!」ビシ

剣士「そんなに畏まらなくてもいい、それより彼女はこの店とは関係ないよ、この子はウエディング式場で働いているんだ」

38 : 以下、\... - 2017/04/09 19:54:01.478 21bhUOFN0 24/31

剣士「そうだよね?」

エミ「は、はい....」

警官「し、しかし....」

剣士「私と妻の式もこの子が進行してくれたんだ、分かったね?」ジロ

警官「!、は、ハッ!申し訳ありません!」ビシ

剣士「うん、君ももう行って良いよ、こんな所に居るとあらぬ疑いを掛けられる、家に帰ることだね」

エミ「は、はい.....」トボトボ

エミ(店長、皆.....ごめんなさい!私には、どうすることも.....!)

39 : 以下、\... - 2017/04/09 19:54:19.021 21bhUOFN0 25/31

数ヵ月後

エミ「サキ、ちゃんとハンカチとティッシュとカンニングペーパーは持った?」

サキ「お姉ちゃん、カンニングなんかしたら失格になっちゃうでしょ?」

エミ「あわわわごめん、お姉ちゃん緊張しちゃって」

サキ「お姉ちゃんが緊張してどうするの、試験受けるのは私なんだよ?笑」

エミ「だって、遂に受験当日だし心配だし、あわわわわ」

サキ「もう~お姉ちゃんったら笑」

エミ「忘れ物はない?」

サキ「うん、大丈夫」

エミ「じゃあ、全力を出してきて、大丈夫、サキの実力ならきっと受かるよ!」

サキ「うん....」ガチャ

エミ「.....サキ?」

40 : 以下、\... - 2017/04/09 19:54:59.290 21bhUOFN0 26/31

サキ「お姉ちゃん、ありがとうね、私の為にいっぱい頑張ってくれて」

サキ「絶対受かるから」ニコリ

ギイイイイ バタン

エミ「あの子ったら」クスリ

数時間後

郵便でーす

エミ「はーい」

アリガトウゴザイマシター

エミ「何だろ?私宛?......差出人は、剣士さん? どうしてあの人が?」

エミ「手紙と.....なんだか分厚い封筒...?」

エミ「手紙から読もうかな......」

剣士『やあ、久しぶりだね、事件の熱が冷めるまで君と関わるワケにはいかなかったんだ、連絡が遅くなった事を許して欲しい』

剣士『さて、どこから書けばいいのか、まず私は君があの風俗店で働いていた事を知っている』

エミ「!」

42 : 以下、\... - 2017/04/09 19:55:26.105 21bhUOFN0 27/31

剣士『驚いているだろう、知っていたなら何故あの時見逃したのかって、その件については、私とオークの間で密約が交わされていたんだ。』

剣士『一斉摘発の二日前、きっと彼はもうすぐ店が摘発されると分かっていたんだろうね』

剣士『私に連絡を取ってきた彼はある事を条件に店のオーナー、ゴブリンを一斉摘発の時に店に呼び出すと言った』

剣士『風俗店っていうのは、店長を逮捕した所で大本のオーナーを逮捕しないとイタチごっこになる事が多々あってね、私はその話を聞く事にした。』

剣士『大方、自分を逮捕しないでくれとか、自己保身の類だろうと思ったんだが、彼が出した条件は君を逮捕しない事だった』

エミ「!」

剣士『私は驚いたよ、まさかそんな条件を出してくるなんてね』

剣士『付け加えておくと、摘発に向けてこの店の従業員を把握するのが私の役割でね、君がこの店で働いていると知ったときは驚いたよ』

44 : 以下、\... - 2017/04/09 19:55:47.997 21bhUOFN0 28/31

剣士『あんなにいい笑顔で私達の式を祝ってくれたのに、なぜそんな子が?ってね』

剣士『まあその理由はオークから聞いて、私は条件を呑む事にした、警官としては失格だろうが、私は1人の人間として君を救いたくなった』

剣士『従業員リストは私に一任されて居たからね、君の名前をリストから削除するのは容易だったよ』

剣士『とはいえ、逮捕直後に現場に居た君に私が郵便物を出すのは流石に怪しまれる』

剣士『そういうワケでこんな時期になってしまったというワケだ、もう一つの封筒は彼からの贈り物だもう一枚の手紙を読んでから開けて見てくれ』

エミ「もう一枚....」ペラッ

エミ「!...これ、エドワードさんの字」

オーク『エミちゃん、これを読んでいる時には私は刑務所の中だろう、何も知らせなかった事、どうか許して欲しい』

45 : 以下、\... - 2017/04/09 19:56:33.503 21bhUOFN0 29/31

オーク『君だけはどうしても救いたくて、本当の出勤時間より一時間遅く知らせたんだ。』

オーク『これで明日、君が逮捕される事も無いだろう。どうか妹さんと幸せに暮らして欲しい』

エミ「エドワードさん.....」

オーク『その封筒だが中には金が入っている、借金の返済をしながらでも、どうにかエミちゃんの力になれないかと、いままで貯めてきたんだ』

オーク『友を約束破りにしてしまう事になるけど、きっとアイツも分かってくれるだろう』

オーク『だからそのお金で、妹さんと一緒に、君ももう一度女騎士を目指してみてはどうだろう?』

オーク『最後に、私は君に憧れていたんだ、君のその折れる事の無い真っ直ぐさが、アイツと重なったからかもしれない、どうか幸せになって下さい』

エミ「......バカ」プルプル

エミ「....封筒」

エミ「....!、こんなに...!」

エミ「えど、エドワードさああああん!、うわあああああん」エグッヒグッグス

47 : 以下、\... - 2017/04/09 19:56:48.929 21bhUOFN0 30/31

七年後 城下町

ワイワイガヤガヤ

女騎士「この街は昔と変わらず賑やかだな」

オーク「そうですね、七年前の風俗取締りで更に賑やかになった気がします」

女騎士「懐かしいな、ああ、そんな事もあった」

女騎士「ところでここは何を売ってるんだ?」

オーク「ネックレスとか花冠とか、装飾品です、へへ、オークがこんな事、おかしいですよね」

女騎士「そんな事は無い、どうしてこの商売を始めたんだ?」

オーク「.....昔、とても素敵な女の子が居たんです、いつも家族の為にって働いてて、年頃なのにお洒落も全然しなくて」

オーク「だから、彼女に似合うんじゃないかなって物をこうして作って売ってるんですよ」

オーク「おかしいですよね、その子に届くわけも無いのにそんな理由で商売始めるなんて笑」

女騎士「そんな事は無い、素敵だ」

48 : 以下、\... - 2017/04/09 19:57:16.969 21bhUOFN0 31/31

女騎士「昔話と言えば、私にはオークの知り合いが居てな、友達が借金取りと交わした約束を代わりに守って返済していた奴でな」

女騎士「私はそのオークとこれからも宜しく頼むと言ったのだが、友との約束は果たそうとした癖に私との約束は知らん顔で、私の前から居なくなってしまった。」

オーク「はは、そんなオークが居たんですね、変わった奴だ。」

女騎士「全くだ、その後も私が女騎士になれるようにと進学用の大金を送り付けてきた、とんだ無礼者だよ」

オーク「全くですな笑」

女騎士「ふむ、昔話はこの辺にして、どうだろう、このネックレスは私に似合うだろうか?」

オーク「さあてどうでしょうかねえ?貴方は確かに美しい女性だが、これは全てさっき話した彼女に似合うと思って作っている物ですからねえ」

女騎士「....なるほど、なら私以上にこのネックレスが似合う女は何処を探しても居ないというわけだな」

オーク「.....ええ、そうに違いありません」

女騎士「ところで貴方は約束を守るオークか?」

オーク「....私も女騎士の知り合いが居ましてね、色々あって、彼女との約束を破ってしまったんですけどね」

オーク「これからは、約束を破らないで生きて行きたいと考えてるよ。エミちゃん」

女騎士「それを聞いて安心したよ、エドワードさん」

女騎士「これからも、宜しくお願いしますね?」



          ーーーfinーーー

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