1 : 以下、名... - 2017/04/15 22:21:00 jpkY5zGM 1/37


放課後

ヴィーネ「ガヴー帰るわよ」

ガヴ「んぁ・・・私寝てたのか」

ヴィーネ「それはもうぐっすりとね。声かけたんだけど、全然起きなかったし・・・」

ガヴ「ふーん・・・で、ヴィーネは律儀にも私が起きるまで待っててくれたわけ?」

ヴィーネ「なわけないでしょ。委員長の手伝いをしてて、今終わったとこよ」

ガララ!

サターニャ「うぅ~・・・ひぐっ、ぐす」

ガヴ「・・・誰かと思えばサターニャじゃん。また泣いてるけどなにやらかしたんだ・・・」

元スレ
ガヴリール「神足通を使ったら全裸になった」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1492262460/

2 : 以下、名... - 2017/04/15 22:29:25 jpkY5zGM 2/37


ヴィーネ「あー・・・あの子、また宿題をやらずに、ね・・・」

ガヴ「あ、うん。もうだいたい察しはついたわ」

サターニャ「なによ・・・えぐっ、少しは慰めなさいよっ」

ガヴ「いや、私の予想通りなら自業自得じゃん」

ヴィーネ「まったく・・・少しは反省しなさいよね」

サターニャ「くくく・・・人間ごときなど、この大悪魔サタニキア様が恐れるとでも・・・」

3 : 以下、名... - 2017/04/15 22:33:36 jpkY5zGM 3/37


ガヴ「っと、そういえばヴィーネ、今何時だ?」

サターニャ「ちょっと、最後まで聞きなさいよ!」

ヴィーネ「え?今はえっーと・・・17時ちょっと前ね」

ガヴ「もうそんな時間か・・・ん?なんか忘れてるような・・・」

サターニャ「ねぇ・・・聞いて―――」

ガヴ「―――あぁっ!!しまったぁぁぁああぁぁ!!」

サタヴィネ「!?」ビクッ

4 : 以下、名... - 2017/04/15 22:39:34 jpkY5zGM 4/37


サターニャ「ちょっと、何なのよ。いきなり大声出しちゃって。びっくりするじゃない!!」

ガヴ「・・・・・んだよ」

ヴィーネ「?ごめん、聞こえなかったわ」

サターニャ「今度は小さすぎて聞こえなかったわ!」

ガヴ「だから!イベントが17時から始まるんだよ!!」

ヴィーネ「は?」

ガヴ「くっ・・・どうする、このまま帰っては間に合わんぞ・・・」

6 : 以下、名... - 2017/04/15 22:48:54 jpkY5zGM 5/37


サターニャ「まったく・・・何かと思ったら。ねとげ?の話じゃない。びっくりして損したわ!」

ガヴ「なんだとはなんだよ。私にとっては死活問題なんだぞ!」

ヴィーネ「えーっと・・・別に時間ぴったしに始めなくてもいいんじゃないの?よくわからないけど」

ガヴ「甘いぞヴィーネ。今回のイベントはだな・・・クリアした人に先着で特別なアイテムがもらえるんだよ」

ガヴ「だから早く帰ってイベクエ進めないと・・・やっぱり今日は休むべきだった!クソッ」

サターニャ(ほんとにこいつは天使なのかしら・・・)

7 : 以下、名... - 2017/04/15 23:01:58 jpkY5zGM 6/37


ガヴ「しかたない。あれを使うか」

ヴィーネ「あれって?」

ガヴ「神足通だよ。幸い教室には私たち三人しかいないし、大丈夫だろ」

サターニャ「必死ね」

ヴィーネ「やめときなよガヴ。どこで誰が見てるかわからないのよ!」

ヴィーネ「それに、そんなことの為に力を使うなんて・・・」

ガヴ「へーきへーき。犯罪もバレなきゃセーフだっていうじゃん?」

ヴィーネ「言わないし聞いたこともないわよ」

8 : 以下、名... - 2017/04/15 23:10:11 jpkY5zGM 7/37


ガヴ「あぁっもう2分くらいしかないじゃん!」

ガヴ「すまん!私は先に行く」

ヴィーネ「ちょっと、ガ―――」

サターニャ「あ、浮いてる・・・ってか眩しい!」

ガヴ(私を自分の部屋に移動させて!!)グッ

キュィィィィン!!

スタッ

ガヴ「ふぅ、何とか間に合った・・・って、あれ?部屋じゃ、ない・・・?」

サターニャ「」

ヴィーネ「」

9 : 以下、名... - 2017/04/15 23:17:37 jpkY5zGM 8/37


ガヴ「チッ・・・失敗したか。こんな急いでる時に限って・・・ん?」

ガヴ「どうしたんだよ、二人とも。私に何かついてるか」

ヴィーネ「え、あっ・・・そ、それは・・・///」

サターニャ「ついてるかって言われればついてないっていうか・・・///」

ガヴ「あぁ?何言って・・・・・・・はっ!!」スッポンポーン

ヴィーネ「///」

サターニャ「///」

ガヴ「い・・・」

サターニャ「い?」

ガヴ「いやーーーっ!!!!」

10 : 以下、名... - 2017/04/15 23:33:28 jpkY5zGM 9/37


サターニャ「・・・っ///と、とにかく!私のセーター貸してあげるからっ」ヌギヌギ

サターニャ「はい!早くこれを着るのよ」

ガヴ「うぅ・・・なんでこんなことに・・・」

ヴィーネ「・・・///」

サターニャ「あんたはいつまでぼーっとしてるのよ」バシッ

ヴィーネ「・・・はっ!?なんかとんでもないものを見てしまった気がずるわ」

ガヴ「・・・とんでもないもので悪かったな」グスッ

ヴィーネ「あ・・・そ、そういう意味じゃ///」

11 : 以下、名... - 2017/04/15 23:45:19 jpkY5zGM 10/37


サターニャ(うっ・・・咄嗟にセーターを貸したのはいいけど・・・)

ガヴ「はぁ~・・・今回ばかりは私の背が小さくて助かったよ」

ガヴ「おかげでサターニャのセータが、最低限のところは隠してくれてるしな」

サターニャ(なんか全裸よりも、なんというか・・・卑猥だわ///)

ヴィーネ(裸セーターのガヴが可愛すぎてやばいわ・・・ってこんなこと考えてる場合じゃない!)

ヴィーネ「と、とにかく!さすがにそのまま帰るのは無理だろうし・・・」

ガヴ「あ、当たり前だろ///このまま帰るとかただの痴女じゃんかっ」

サターニャ「今日に限って体育もなかったから、体操着もないしね」

12 : 以下、名... - 2017/04/15 23:53:42 jpkY5zGM 11/37


ヴィーネ「うーん・・・あ、確か保健室でジャージか何か借りれなかったかしら」

サターニャ「・・・!!それだわ!」

ガヴ「さすがヴィーネ!さえてるぅ!」

ヴィーネ「そ、そう?」テレテレ

ヴィーネ「よし!じゃあ私が借りてくるから、それまで待っててね。すぐ戻るから」タタタッ

ガララッ・・・ピシャ!

サターニャ「・・・まぁこれで安心ね」

ガヴ「そうだな・・・」

13 : 以下、名... - 2017/04/16 00:02:01 KI5RtJLo 12/37


シーン・・・

ガヴ「・・・」

サターニャ「・・・」

ガヴ「・・・なぁ」

サターニャ「・・・なによ」

ガヴ「お前ってさ、案外いい匂いだな」

サターニャ「んなっ・・・///な、なによ急に!」

サターニャ「てか勝手に嗅がないでよ!恥ずかしいじゃないっ変態なの!?///」

ガヴ「お、おう・・・そこまで焦らなくても」

14 : 以下、名... - 2017/04/16 00:11:41 KI5RtJLo 13/37


サターニャ「・・・っ///」

ガヴ「いや、セーター着るときにさ、なんかフワッときたんだよ」

サターニャ「え!?私ってそんな臭うかしら・・・」

ガヴ「いや、いい匂いって言ってるだろ・・・」

サターニャ「ほっ・・・よかった~・・・」

ガヴ「くすっ・・・ほんとそそっかしい奴だなお前は」

サターニャ「なによ。この期に及んで馬鹿にするわけ?」

ガヴ「しねーよバカ」

サターニャ「あーっ!今バカって言ったわね!?・・・はぁまあいいわ」

15 : 以下、名... - 2017/04/16 00:22:43 KI5RtJLo 14/37


ガヴ「お、珍しいな。いつもならウザ絡みしてくるのに」

サターニャ「あんたが万全の状態でまた挑むわよ」

ガヴ「あ・・・っ///」バッ

サターニャ「ちょっ・・・今更思い出して恥ずかしがらないでよ!こっちまで恥ずかしくなるじゃない///」

ガヴ「お前が思い出させたんだろうが!」

サターニャ「ていうか、あんた天使なんだから、その・・・大事な個所は聖なる光で見えないじゃない」

ガヴ「それとこれとは別だろ。公衆の場で全裸とか、たとえ見えることなくても恥ずかしいわ!」

ガヴ「それともなんだぁ?お前、本当は見えなくて残念だったとか思ってるんじゃねーの?」ニヤニヤ

16 : 以下、名... - 2017/04/16 00:29:35 KI5RtJLo 15/37


サターニャ「なっ///なに言ってるのよ!ば、バッカじゃないの!?///」アセアセ

ガヴ「おやおや~?顔真っ赤にして、ますます怪しいなぁ」

サターニャ「うぅ~・・・っ///」

ガヴ「もしかして、お前。本当にそっちの趣味があるんじゃね?」ニヤニヤ

サターニャ「・・・悪い?」

ガヴ「え?なんだって?」

サターニャ「だから!そっちの趣味があって悪い?って聞いてんのよ!」

ガヴ「・・・は?」

17 : 以下、名... - 2017/04/16 00:39:48 KI5RtJLo 16/37


サターニャ「女の私が、同性のガヴリールを好きになって悪いの!?」

ガヴ「」

サターニャ「なんだかんだ言って、いつも私の相手をしてくれて・・・私、本当はすごく嬉しかった」

ガヴ「あの、サターニャさん・・・?」

サターニャ「あんたにとってはめんどくさいだけだったかもしれないけど・・・」

サターニャ「私にとっては、あんたと関われる大切なじかんだったのよ・・・」

ガヴ「サターニャ・・・」

サターニャ「・・・ぁ、わ、悪かったわね。急にこんなこと言われても困るわよね・・・」

18 : 以下、名... - 2017/04/16 00:45:46 KI5RtJLo 17/37


ガヴ「い、いや・・・そんなことは。・・・少しびっくりしたけど」

サターニャ「そ、そっか。よかったぁ・・・」ホッ

ガヴ「っ!?」ドキッ

ガヴ(今私、ドキッとした・・・?バカな、相手はあのサターニャだぞ!?)

サターニャ「よかったら・・・これからも私と、・・・遊んでくれる?」オソルオソル

ガヴ「」キュン

ガヴ(か、可愛い・・・///)

19 : 以下、名... - 2017/04/16 00:51:51 KI5RtJLo 18/37


サターニャ「・・・ガヴリール?」

ガヴ「・・・っ///お、おう。私は別にどっちでもいいっていうか・・・///」

ガヴ「確かにお前の思いはびっくりしたけど・・・。まぁなんだ、私も満更でもないというか///」

サターニャ「・・・プッ」

ガヴ「お前さえよければ私も―――って、サターニャ?」

サターニャ「アーハハハハハッ!もうダメ、我慢できないわ!」オナカカカエ

ガヴ「」

20 : 以下、名... - 2017/04/16 01:04:50 KI5RtJLo 19/37


サターニャ「プククッ・・・やっぱりこんなしおらしい私は合わないわね!」

サターニャ「演技とはいえ、自分で『誰よこれ!?』って何回も突っ込んじゃったわ」

サターニャ「こんなんじゃガヴリールを欺くことはできないわね・・・ねぇガヴリール?」

ガヴ「ふぇ!?お、おうそうだな!そんな演技力で私を騙そうなんて、私も舐められたものだな」

サターニャ「うぐっ・・・つ、次こそは上手く騙してやるんだから覚悟なさい!」

サターニャ「・・・ん?ガヴリール、あんた何か顔赤くない?」

ガヴ「は、はぁ!?べべ別に赤くなんてねーよ!こっちみんな!」

サターニャ「な、なに怒ってるのよ・・・」

21 : 以下、名... - 2017/04/16 01:15:30 KI5RtJLo 20/37


ガヴ「なんか疲れた・・・ヴィーネのやつもなかなか戻ってこないし」

サターニャ「ほんとね。どこで道草食ってるのかしら」

ガヴ「はぁ~・・・結局イベントも間に合わねぇし、散々な一日だわ」

サターニャ「これを機に、ネトゲ辞めたら?」

ガヴ「それは無・・・クシュンッ」

サターニャ「ちょっと、大丈夫?あ、少し待ちなさい」ゴソゴソ

サターニャ「・・・はい、ティッシュ。これで鼻かむのよ」

ガヴ「お前は私の母親か。・・・まぁあんがとよ」チーン

サターニャ「いいのよ」

22 : 以下、名... - 2017/04/16 01:21:43 KI5RtJLo 21/37


ガヴ「なんか今日のお前、おとなしいし優しくね?なんか変なものでも食ったか」

サターニャ「失礼ね・・・私だってこれくらいの配慮はできるわよ」

ガヴ「なんか気味悪いな」

サターニャ「ほんと失礼ね!」

ガヴ「冗談だって」

サターニャ「まったく・・・」

ガヴ「あはは、ほんとお前はからかい甲斐があるな。・・・んっ」ブルッ

サターニャ「あ・・・やっぱりその恰好じゃ寒いわよね」

ガヴ「少しな・・・でももう少しでヴィーネが来るだろ。それまでなら耐えれる」

23 : 以下、名... - 2017/04/16 01:29:18 KI5RtJLo 22/37


サターニャ「・・・確かこういうときって人肌で温めるのがいいんだったかしら」

ガヴ「はぁ!?///何言ってんだよお前、正気か!」

サターニャ「べ、別に変な意味じゃないわよ///ただ、温めるには人肌が一番だって聞いたから・・・」

ガヴ「なんでそんな変な知識だけはあるんだお前は・・・」

サターニャ「う、うるさいわね///」

ガヴ「クシュンッ」

サターニャ「・・・ほんとに大丈夫?」

ガヴ「多分・・・」

24 : 以下、名... - 2017/04/16 01:38:19 KI5RtJLo 23/37


ガヴ「・・・・・・なぁ」

サターニャ「・・・」

ガヴ「さっきの演技だけどさ、・・・どこまで嘘だったんだ?」

サターニャ「・・・なんでそんなこと聞くのよ」

ガヴ「・・・別に、暇つぶし」

サターニャ「・・・そうね、別に嘘は言ってないわ」

ガヴ「・・・」

サターニャ「ほら、私って孤高の大悪魔じゃない?だから人間みたいな下等生物じゃ私の相手にならないし、ヴィネットは同胞だし、ラフィエルは・・・よくわかんないから。だ、だからあんたしかまともに相手できる者がいないのよ!」

25 : 以下、名... - 2017/04/16 01:45:45 KI5RtJLo 24/37


ガヴ「・・・よくわからんが、友達いないから私にちょっかいかけてるってことでいいか?」

サターニャ「言い方!!・・・まぁ、あんたと絡んでいる時がかけがえのない時間っていうか・・・楽しい、っていうか・・・」ゴニョニョ

ガヴ「すまんが丸聞こえだぞ」

サターニャ「」

ガヴ「・・・よかった」ボソッ

サターニャ「なんか言った?」

ガヴ「空耳だろ」

サターニャ「・・・そうかしら?」

26 : 以下、名... - 2017/04/16 01:51:47 KI5RtJLo 25/37


ガヴ「まぁいいじゃん。・・・それよりさ」

サターニャ「なにさ」

ガヴ「や・・・やっぱりあっためてくれよ///寒いし・・・」

サターニャ「・・・人肌で?」

ガヴ「なんでだよ。こう、ギュッとするとかあるだろ」

サターニャ「なるほど。その手があったわね」

ガヴ「まったく・・・早くしろ、寒くて死んじゃうだろ」

サターニャ「ずいぶん横柄ね・・・」

27 : 以下、名... - 2017/04/16 01:59:12 KI5RtJLo 26/37


サターニャ「少しおとなしいなと思ったらこれなんだから・・・ほら、これでいいかしら?」ウシロカラギュッ

ガヴ「ダメだな」

サターニャ「はぁ?いったい何が気に入らないっていうのよ!」

ガヴ「背中より前のほうが寒い」

サターニャ「あーはいはい。じゃあ私が椅子に座るから、あんたは私のほうを向きながら私の膝に座りなさい」

ガヴ「わかった」ヨッコイショ

サターニャ「・・・これで満足?」

ガヴ「ん」

28 : 以下、名... - 2017/04/16 02:05:35 KI5RtJLo 27/37


サターニャ「・・・」

ガヴ「・・・」

ガヴサタ(顔が近い・・・///)

ガヴ「サターニャ」

サターニャ「ひゃぁ!?」

ガヴ「へ、変な声出すなよ///」

サターニャ「し、しかたないじゃない///耳元で急に話すからよ!」

ガヴ「ふーん、サターニャ、耳が弱いんだな」

サターニャ「は、はぁ?そ、そんなことないし!!」

29 : 以下、名... - 2017/04/16 02:12:16 KI5RtJLo 28/37

ガヴ「」フーッ

サターニャ「ひっ」ビクンッ

ガヴ「やーっぱりな」ニヤニヤ

サターニャ「や、やったわね・・・しかえ―――」

ガヴ「うん、やっぱりサターニャは可愛いな」

サターニャ「し―――って、え?」

ガヴ「お前と改めてこうして話してたらさ、気づいたよ」

ガヴ「私は、自分が思ってる以上に、サターニャのこと気に入ってるんだなって」

ガヴ「んでもって、すごく愛おしく思った」

サターニャ「ちょっ・・・ガ、ガヴリール?」

30 : 以下、名... - 2017/04/16 02:18:29 KI5RtJLo 29/37


サターニャ「急にどうしたのよ・・・あなた、変よ?」

ガヴ「あぁ、自分でもどうかしてると思う。でも、自分でもこの気持ちを抑えられない」

サターニャ「ガヴリール・・・」

ガヴ「ほら、ここ触ってみて」スッ

サターニャ「あ・・・」

ガヴ「な?さっきからずっとこんな感じなんだ」

サターニャ(ガヴリール・・・すごくドキドキしてる///)

ガヴ「お前が変な演技するから・・・そこからおかしくなったんだよ」

31 : 以下、名... - 2017/04/16 02:31:53 KI5RtJLo 30/37


サターニャ「なによ・・・私のせいだというの?」

ガヴ「そうだな。お前が紛らわしいこと言うから、私の心は勘違いしてしまったんだ」

ガヴ「まるで私がサターニャに恋してるみたいじゃん。まじ笑えん」

サターニャ(言葉は強がっているけど・・・相当困惑してるみたいね)

サターニャ(私は結局、ガヴリールのことをどう思ってるんだろう・・・)

サターニャ(ライバル?友達?クラスメイト?・・・どれも合ってるような気はする。けど、どこかしっくりこない)

サターニャ(もしくは・・・恋人)ドクンッ

32 : 以下、名... - 2017/04/16 02:36:57 KI5RtJLo 31/37


サターニャ(・・・あれ?)ドクンッ

サターニャ(急に胸がドキドキしだして・・・///)ドキドキ

ガヴ「・・・どうしたんだよ、急に黙って」

サターニャ「・・・ガヴリール、ちょっと手借りるわよ」ガシッ

ガヴ「え、ちょっ・・・ど、どこに///あ・・・」

サターニャ「・・・聞こえる?」

ガヴ「あぁ」

ガヴ「私と同じだな。すっげー早い」

サターニャ「あんたのがうつったみたいね」

33 : 以下、名... - 2017/04/16 02:45:05 KI5RtJLo 32/37


ガヴ「・・・///」ドキドキ

サターニャ「・・・///」ドキドキ

ガヴ「サターニャ・・・なぁ、してみないか?」

サターニャ「ガヴリール・・・ねぇ、してみない?」

ガヴサタ「・・・///」

ガヴ「かぶったな///」

サターニャ「そ、そうね・・・///」

34 : 以下、名... - 2017/04/16 02:51:19 KI5RtJLo 33/37


ガヴ「・・・いくぞ///」

サターニャ「う、うん///」

ガヴ「///」ドキドキ

サターニャ「・・・っ///」チュ

ガヴ「んっ・・・はぁ///」クチュクチュ

サターニャ「ぁ・・・ガヴ、はげしっ・・・///」クチュクチュ

ガヴ「・・・・・・・ぷはぁ!・・・っ///」

サターニャ「はぁ・・・はぁ・・・もう、いきなり激し過ぎよ///」

35 : 以下、名... - 2017/04/16 02:59:42 KI5RtJLo 34/37


ガヴ「す、すまん///つい夢中になっちまった///」

サターニャ「ま、まぁこのサタニキア様とき・・・きすをしたんだもの!無理もないわ!」

サターニャ「そ、その・・・私も、悪くはなかったわ///」

ガヴ「・・・サターニャ!!」

サターニャ「んん・・っ///んはぁ・・・あぅ、ちょ、また・・・んっ///」クチュクチュ

ガヴ「ん、・・・はぁ、ぁむ・・・すき・・・///」クチュクチュ

サターニャ「・・・っ///ぁ・・・私、も・・・んん、ふぅ・・・すき、よ・・・」クチュクチュ

36 : 以下、名... - 2017/04/16 03:08:01 KI5RtJLo 35/37


10分後・・・

サターニャ「息継ぎのタイミングがつかめなくて、危うく窒息するところだったわ」

ガヴ「私も・・・」

サターニャ「うぇ・・・なんかいろいろとべとべとだわ」

ガヴ「ほんとだな・・・あ///」

サターニャ「?どうしたの・・・あ、太もも・・・」

ガヴ「す、すまん!汚いよな、すぐ拭くからちょっと待ってくれ」

サターニャ(そういえば忘れてたけど、ガヴリールパンツはおろかセーターだけしか着てないんだったわ)

サターニャ「・・・いいわよ。そりゃあんなことすればこうもなるわよ」

37 : 以下、名... - 2017/04/16 03:14:12 KI5RtJLo 36/37


ガヴ「・・・もしかして、サターニャも?///」

サターニャ「う、うるさい///と、とにかく、別にあんたのだったら汚いと思わないし、気にしないでいいわよ」

ガヴ「・・・ありがとう」ギュッ

サターニャ「ふふ、まったく。普段のあんたじゃ考えられない甘えっぷりね」

ガヴ「・・・そういうお前も、普段とは比べ物にならんくらい大人びてるぞ」

サターニャ「まぁ、こんな可愛い恋人ができたからね」

ガヴ「恋人・・・///」カァァ

38 : 以下、名... - 2017/04/16 03:19:37 KI5RtJLo 37/37


サターニャ「ふふ、愛してるわガヴリール///・・・これからもよろしくね」

ガヴ「お、おう・・・わ、私も愛してる///・・・一生私を養ってくれ!」

サターニャ「なんでよ!っていいのかしら・・・?」


―――廊下

ヴィーネ「入るタイミング失った」

ラフィエル「あらあら~・・・」


おわり

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