1 : 以下、?... - 2018/07/07 21:12:55.240 sBn/za2900707 1/13

彦姫「織姫に会うの禁止になっちゃった……」

彦姫「気持ちが抑えられないよ。織姫に会いに行こう」

ザバー ザバー

彦姫「天の川かー。邪魔な川だけど──」

彦姫「こんなのわし座パワーでひとっ飛びだよ! それー!」

ビューン

彦姫「はい、到着!」

彦姫「織姫ー! 会いに来ちゃったよー♪」

織姫「彦姫! 会いに来てくれたのね!」

彦姫「えーん、織姫ー! 寂しかったよー!」

織姫「ふふ、私も寂しかったわ。……その分、ね?」コスコス

彦姫「織ひ、んっ……♡ 織姫……♡ 織姫ぇ……♡」

織姫「彦姫……♡ かわいい♪ もっと気持ちよくなってるお顔、見せて……?」クチュクチュ

彦姫「んっ……♡ んぅ……♡ すき……♡ もっとみて……♡ わたしのこと、もっときもちよくして……♡ あっあっ♡」

元スレ
彦姫「禁止されてるけどどうしても織姫と会いたい」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1530965575/

3 : 以下、?... - 2018/07/07 21:14:42.642 sBn/za2900707 2/13

彦姫「わし座パワー封印されちゃった……」

彦姫「飛べないくらいで諦められない! 織姫に会いに行こう」

ザバー ザバー

彦姫「飛んでいけないなら泳いでいけばいいじゃない! それー!」

ボチャン

彦姫「がぼぼぼぼ……! 流れがっ……はやっ……!」

いるか「やあ彦姫。こんなところで水遊びかい?」

彦姫「ちがっ……たすっ……ごぼごぼ……」

いるか「おっと、溺れているのか。さあ、ボクの背中に掴まって。恋の超特急、発車いたしまーす」

ザブザブ ザブザブ

彦姫「はぁ……はぁ……。助かった……。ありがとういるかさん!」

いるか「お礼なんていいさ。早く織姫のところに行ってあげな」

彦姫「うんっ! 織姫ー!」

織姫「まぁ、ビショビショじゃない! 大変! すぐにお風呂の用意をするわね!」

彦姫「待って! お風呂に入る前に……」

織姫「ダメよ。……でもお風呂でなら。うふふ♪」

彦姫「うん……♡ 織姫……チューして?」

織姫「甘えんぼさんなんだから♪ ……んっ♡」

彦姫「んちゅっ……ちゅっ……ちゅぷ、れろっ……♡ 織姫ぇ……♡」トロン

4 : 以下、?... - 2018/07/07 21:16:04.972 sBn/za2900707 3/13

彦姫「いるかさんがこっぴどく怒られちゃったみたい……。ごめんねいるかさん……」

彦姫「でもこの気持ちは止まらないよ! 織姫に会いに行こう!」

ザバー ザバー

彦姫「泳ぐのは無理だし、イルカさんもいないし……。ん? こんなところに矢が……」ヒョイ

彦姫「そうだ! ちょっと遠回りになっちゃうけど、あの人に頼もう!」

彦姫「おーい! 射手のお姉さーん!」

射手姉さん「おや? 彦姫じゃないか。……ははーん、その手に持ってる縄付きの矢。それをあたしに放ってほしいんだね?」

彦姫「そうなんです! 向こう岸までこの矢を届けたいんです!」

射手姉さん「お安い御用さ! あたしに任せな! それっ!」

ヒューッ…… プスッ

彦姫「やったー! これでロープ伝いに向こう岸に行けるよ!」

射手姉さん「ふふ、ここら辺のやつはみんな、二人のこと応援してるからね。頑張ってきな」

彦姫「ありがとう射手のお姉さん! またねー!」

彦姫「おーい! 織姫ー!」

織姫「彦姫っ! また来てくれたのね! 嬉しい♪」ギューッ

彦姫「遅くなってごめんね……! あっ、ちょっ、そんないきなり……はぅっ……♡」

織姫「ごめんね……もう我慢の限界なの……♡ さあ、私に身を委ねて……♪」チュプチュプ

彦姫「うん……♡ んっ♡ 織姫……すきだよ……♡ んぁっ♡」

5 : 以下、?... - 2018/07/07 21:17:11.289 sBn/za2900707 4/13

彦姫「ごみ拾い運動で川岸から矢がなくなっちゃった……」

彦姫「こんなことで挫けてられないよ! 織姫に会いに行こう!」

ザバー ザバー

彦姫「今日は少し冷えるや……。は……は……はっくちょう!」

白鳥「呼んだ?」バサーッ

彦姫「えっ、ただクシャミしただけなんだけど……。ご、ごめんね……」

白鳥「呼んだってことにしておいて? ね?」

彦姫「えーっと……?」

白鳥「天の川、渡りたいんでしょ?」ヒソヒソ

彦姫「……! うんっ! そう! それで君を呼んだの!」

白鳥「ああ、それでいいんだよ! さぁ! 掴まって! 対岸までひとっ飛びさ!」

バサッ バサッ

彦姫「すごいすごい! ありがとう白鳥さん!」

白鳥「じゃーまたねー!」バサーッ

彦姫「織姫ー! 会いに来たよー!」

織姫「んっ……んっ……んぁっ……」クチュクチュ

彦姫「織姫?」

織姫「きゃあっ!? ひ、彦姫!? ご、ごめんなさい! お、オ……ーを……あの……その……」カァァッ

彦姫「あはは……♡ ねっ、続けてよ♪ わたし、ここで見ててあげるから!」

織姫「そ、そんなこと……! イヤに……あっ……決まって……んぅ……ふっ、ぅあっ♡」クチュクチュクチュ

彦姫「指、止まらないんだね……♡ えっちな織姫も大好きだよ♪」

6 : 以下、?... - 2018/07/07 21:18:23.361 sBn/za2900707 5/13

彦姫「白鳥さんがボートにされちゃった……。わたしを助けたばっかりに……」

彦姫「今わたしが挫けたらみんなの犠牲が無駄になっちゃう……! 会いに行こう!」

ザバー ザバー

天女神「来たようじゃな彦姫!」

彦姫「お、お義母さん……!」

天女神「織姫に会うのは禁止じゃ。そう伝えたはずじゃが?」

彦姫「なんでですか、お義母さん! わたしたちは愛し合っているんですよ!? それなのにこんなの……ひどい……」

天女神「なーにがひどいものか! 毎日毎日仕事もせずに乳繰り合いおって! 働かんかこのアホ!」

彦姫「うぐ……」

天女神「大体そなたのとこの牛はどうしておるのじゃ! まさか全滅なんてことはないじゃろうな……?」

彦姫「それなら大丈夫です。今はオートメーションなので」

天女神「お、おーと……? ま、まあ大丈夫ならよかろう……」

彦姫「そういうわけなので。わたしはこれで」

天女神「何どさくさに紛れて逃げようとしておるのじゃ。会うの禁止だと言うておるじゃろう」

彦姫「なんでですか!? 何も問題はないでしょう!?」

天女神「会えばサカるじゃろ。それはもう獣のように。いつも声、聞こえておるのじゃぞ?」

彦姫「……帰ります」

7 : 以下、?... - 2018/07/07 21:19:25.323 sBn/za2900707 6/13

彦姫「くそー……この前はひどい目にあった……」

彦姫「織姫、寂しがってるだろうなぁ……。よし、こっそり会いに行こう」

ザバー ザバー

彦姫「ここからトンネルを掘ろう。川を渡れなくても大丈夫だし、きっと誰にも見つからないよ!」

ザクッザクッ カーンカーン

彦姫「よし! トンネル完成! 前に子狐さんにトンネルの掘り方を教わっててよかったよ!」

彦姫「おーい! あっ、静かにしなくちゃ……! おーい……織姫ー……」

織姫「彦姫っ……!」ギュッ

彦姫「会いたかった……! 織姫……!」ギュッ

織姫「心配したんだからぁ……! ふぇぇ……!」

彦姫「ごめんね……心配かけて……」ナデナデ

織姫「ん……ぐすっ……」

彦姫「大丈夫。明日も明後日も、会いに来るから♪ もう心配いらないよ♪」

織姫「彦姫ーっ……! うぇぇぇん……! えーん……!」ギューッ

彦姫「織姫……。目、瞑って……?」

織姫「うん……」スッ

彦姫「……ちゅっ」

織姫「うふふ……♪ 彦姫……好きよ……♡」

9 : 以下、?... - 2018/07/07 21:21:38.935 sBn/za2900707 7/13

彦姫「なんだか川の方が騒がしいな……」

彦姫「でもわたしにはトンネルがあるし、今日も会いに行こう!」

ザバー ザバー

彦姫「な、なんなのあれ……!」

警備人形HERAKURESU「フンガー!」

彦姫「向こう岸に大きな魔物が! 怖いよう……強そうだよぅ……」

彦姫「……ううん、こんなの気にしてられないよ! トンネルを越えて織姫のところに……」

彦姫「到着……! ん? うわっ!?」

警備人形HERAKURESU「フガー! フンガーッ!」

ドゴーン!

彦姫「ひゃあっ!? し、死ぬーっ!?」

射手姉さん「彦姫! そこにいたのか!」

彦姫「射手のお姉さん!?」

射手姉さん「こいつを使うんだ! 受け取って!」

ブォンッ

彦姫「こ、これは……! 盾!」

警備人形HERAKURESU「フガーッ! クラエーッ!」

ガキィン!

彦姫「すごい! この盾すごいよ! これなら切り抜けられる! 織姫ー! 今行くよー!」

彦姫「織姫ー!」

織姫「彦姫! よかった、無事だったのね!」

彦姫「織姫に会うためならどんな障害だって越えられちゃうよっ♪」

織姫「障害……」

彦姫「織姫?」

織姫「 ……ね、彦姫? 今日は素敵なオモチャがあるのよ? この震えるオモチャをあなたの敏感なところに……」ブィィィィ

彦姫「ひゃうんっ♡ ……な、なにこれぇ♡ ひっ♡ んぁっ♡ こんなのすぐっ♡ イっ♡」

10 : 以下、?... - 2018/07/07 21:23:40.178 sBn/za2900707 8/13

彦姫「苦情が多すぎて警備人形は取り壊されることになったみたい!」

彦姫「あはは、これで簡単に織姫に会いに行けるよ!」

彦姫「織姫ー! 会いに来たよー! ……ん、あれは?」

織姫「もーっ! お母さんっ!? いい加減にしてよ!」

天女神「う、うむ……。しかしじゃな……」

織姫「私、お母さんの言いつけちゃんと守ってるよね!? なんで彦姫に酷いことするの!?」

天女神「じゃからぁ……お仕事がぁ……」

織姫「お仕事なら人並みにはやってるもん!」

天女神「以前はもっと働いていたではないか……! あやつのせいでそなたは……」

織姫「彦姫は悪くないよ! もういいっ! お母さんなんて大っ嫌い! もう顔も見たくないんだからっ!」

天女神「あっ……織姫……」

彦姫「……」

天女神「はぁ……。妾はそなたのためを思って……。ん……? そこにおるのは彦姫か?」

彦姫「ひぇっ……」

天女神「そうか……聞いておったのか……。なら織姫を元気付けてやってくれ……。そなたにしか頼めぬ……」

彦姫「お義母さん……」

天女神「ではの……。織姫のこと、頼んだぞ……」

11 : 以下、?... - 2018/07/07 21:25:46.618 sBn/za2900707 9/13

彦姫「織姫……? 入ってもいい?」

織姫「ひ、彦姫……!? ぐすっ、ちょっと待って……!」

ドタドタ バタバタ

織姫「お、おまたせ……! 来てくれたのね、彦姫」ニコッ

彦姫「織姫……ありがと……」ギュッ

織姫「えっ? ど、どうしたのよ……!」

彦姫「わたしのために頑張ってくれて、すごく嬉しいよ。でもね?」

織姫「……」

彦姫「わたしは、織姫に笑顔でいてほしいんだ」

織姫「うぅ~……! 彦姫~っ……」ギューッ

彦姫「お義母さんとちゃんと話そう? 三人でっ」

織姫「でも……私お母さんに酷いこと言っちゃった……」

彦姫「わたしがついてるよ! だから、ね?」

織姫「うん……」

12 : 以下、?... - 2018/07/07 21:26:35.011 sBn/za2900707 10/13

天女神「……」ションボリ

織姫「……お母さん」

天女神「お、織姫……」

織姫「あの……その……」オドオド

彦姫「わたしがついてるよ♪」

織姫「……うん♪ お母さんっ! さっきは酷いこと言ってごめんなさいっ!」

天女神「なっ……! い、いや、妾こそつい大人気ないことをじゃな……」

織姫「許してくれる……?」ウルルン

天女神「もちろんじゃよ! んふふーよかったぁ……♪」

織姫「お願いひとつ聞いてくれる……?」ウルルルーン

天女神「もちろんじゃよ! ……ん?」

織姫「聞いてくれるって言った! 言ったよね?」

彦姫「録音もあります」

カチッ

『お願いひとつ聞いてくれる……?』 『もちろんじゃよ!』

天女神「ず、ずるい……! じゃがまあよい。言ってみるがよい」

13 : 以下、?... - 2018/07/07 21:29:01.794 sBn/za2900707 11/13

織姫「……私、ちゃんと前みたいにお仕事します。たくさんかわいいお洋服作りますから! だから彦姫と会うことを許してください! お願いします!」

彦姫「わたしも立派な牛さんを育てます! だからどうかお願いします!」

天女神「むぅ……」

織姫「お願いします……! お願いします……!」

天女神「わかった。会うことは許そう。……じゃが!」

彦姫「……?」

天女神「好きにしていいのは七月七日、織姫の誕生日であるその日のみとする!」

織姫「い、一日だけ……? 年にたった一日……?」

彦姫「うぅ……。でもお義母さんが認めてくれたんだもん。わたしはそれで我慢する……」

織姫「彦姫……。そうね……私も……ぐすっ……うぅ……」

天女神「毎日しっかり働くのじゃぞ。しっかりと働いて成果さえ出していれば……残りの空いた時間をどう過ごそうが構わん」

織姫「それって……?」

天女神「妾も忙しいのでな。そなたらの空き時間の過ごし方なんぞ、一々把握しておれんわ」

彦姫「ありがとうございます、お義母さん……!」

天女神「ふんっ。娘を泣かしたら承知しないからの。……あと部屋を防音にしておくから」

織姫「……っ」カァァッ

14 : 以下、?... - 2018/07/07 21:31:29.499 sBn/za2900707 12/13

~月日は流れ七月七日~

彦姫「お誕生日おめでとう、織姫♪」

織姫「ふふ♪ ありがとう♪ 今日は一日ずーっと一緒よ?」

彦姫「うんっ♪ 牧場は牛飼いちゃんに頼んだから心配いらないんだ~♪」

織姫「あぁ……嬉しい……! 本当に一日中あなたと一緒にいられるなんて……!」ギューッ

彦姫「わたしも嬉しい♪ ……織姫♡ ちゅっ♡」

織姫「んっ♡ 彦姫♡ 好きよ♡ 好き♡ 彦姫っ♡」

天女神「あの……妾もいるんじゃが……。そういうのは誕生日会が終わってからにしない?」

彦姫「織姫っ♡ あっ♡ あ~~っ♡」

天女神「いいもんいいもん……。妾一人でケーキ食べちゃうもん……」

織姫「ここが好きなのね♡ どう? 気持ちいい?」

彦姫「そっ、そんなにっ♡ 激しくしたらぁん♡」

天女神「なんで娘とその嫁の情事を見ながらケーキ食べてるんじゃろ……もぐもぐ……うまい……」

織姫「私のイチゴ……食べて……♡」

彦姫「ちゅぱ……ちゅぷ……♡ 甘くておいしい……♡」

天女神「やめんかっ!」

16 : 以下、?... - 2018/07/07 21:33:56.186 sBn/za2900707 13/13

彦姫「楽しい時間はあっという間だね」

織姫「そうね。でも今日の思い出は永遠に私の中に残るの……」

彦姫「うん、わたしも忘れないよ♪」

織姫「最後に……キス、して……?」

彦姫「織姫……んっ……」

織姫「ちゅっ……ちゅっ……ちゅぱ、んちゅっ……」

彦姫「織姫……織姫っ……! ちゅるっ、ちゅぷっ……♡ んっ、織姫……♡ んむっ……はぁっ……ちゅっ……♡」

織姫「あっ……♡ 彦姫……♡ ダメよ、帰れなくなっちゃう……♡ もう日付変わっちゃうんだから……♡」

彦姫「なら朝一番に帰るよ……♡ 織姫……♡」ヌリュッ

織姫「んっ、あぁっ♡」ピクッ

彦姫「もうこんなに濡れてる……♪ 見て? 糸引いちゃうよ♡」ヌチャァ

織姫「やっ……♡ 恥ずかしいよ……♡ もうっ! お返しっ♪」クチュッ

彦姫「ふぁっ……♡」ビクンッ

織姫「ふふ♪ 彦姫だってグチュグチュだよ♡」

彦姫「えへへ……♡ じゃあ二人で一緒に……♡」クチュックチュッ

織姫「あっ♡ あっ♡ うん……♡ 二人で一緒に……♡」ニチュッニチュッ

ギシッ ギシッ ギシッ……


七夕。
その日は少女たちにとって特別な一日──。


おしまい

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