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329 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 22:39:27.27 TLwsm/nq0 1514/1655

ーーー

ー男子宅ー



キーボ「それではボクは今日は用事があるので出かけてきますね」

真宮寺「奇遇だネ。僕も今から出かけるヨ」

ゴン太「ゴン太は学校に行ってくるね!」

天海「皆さん行ってらっしゃいっす」ノシ

王馬「星ちゃんもまだ遠征中だし、今日は朝ご飯静かだねー」モグモグ

天海「君らがもう少し早く起きてくれば、みんなと賑やかに朝ご飯食べられるんすよ?」

最原「……解斗くんまだ起きてこないね」

天海「そういえばそうっすね。終一君達が起きて来ているのに彼がまだ寝ているなんて珍しいっすね。俺ちょっと起こして来るっす」

王馬「いや、オレが起こしてくるよ。よーし!こんなこともあろうかと買っておいた寝起きバズーカを使う時がついに来たようだね!」ガタッ

最原「やめろ。僕が起こしてくるね」スタタッ

王馬「あっずるい!オレがバズーカ使うんだからね!」

最原「僕は使わないよ!普通に起こしてくるんだよ!!」

天海「というか小吉君はいつの間にそんなものを買ったんすか…」

王馬「まあ買ったっていうのは嘘だけどね」

330 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 22:40:35.77 TLwsm/nq0 1515/1655

ー寝室ー


最原「……よいしょっと」二段ベッドのハシゴ登る

最原「…解斗くん…?朝だよ。ご飯いらないの?」

百田「……んー…、朝か…」

最原「うん、そうだよ。今日はジムにトレーニングに行くんだよね?朝ご飯はちゃんと食べておいた方がいいんじゃないかな」

百田「…………いや、なんか調子わりぃからもう少し寝てるわ…」

最原「えっ!!?大丈夫!!?風邪??それとも何か…まさか以前かからされてた病気がぶり返したとか!?」

百田「少し静かにしてくれねーか…?」

最原「ご、ごめん…。それで、…大丈夫?病院行く?タクシー呼ぼうか?それとも救急車?」

百田「多分風邪だからそんなに大げさにしなくても大丈夫だ。寝てればすぐ治るからよ…」

最原「キミは大丈夫じゃなくても大丈夫って言った前科があるから、キミの言うことはイマイチ信用出来ないんだよね…」

百田「助手はボスの言うことを聞くもんだぜ」

最原「流石に、健康面での意見出しは譲れないかな」

331 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 22:41:23.46 TLwsm/nq0 1516/1655

ガチャッ

天海「なんか今病気がどうのとか聞こえてきたっすけど、大丈夫っすか?」

最原「うん、解斗くんが自称風邪を引いたみたいで…」

百田「いや、自称をクソもなく普通に風邪だと思うぜこれ」

王馬「えーっ風邪!?ちょっと!さっさと治してよね!オレの寝るとこキミの下なんだから、オレまで風邪引いちゃったらどうするの?」

天海「やっぱり加湿器を置くべきっすね…。いや、今までも置こうとは思ってたんすけど、いかんせん置き場がなくて…」

最原「今は加湿器とかどうでもいいから、解斗くんを早く病院に連れて行かないと…」

百田「だから大げさだっての。寝てれば治るから、頼むから静かに寝かせてくれよ」

天海「本当に風邪っすか?」

百田「テメーまで疑うのかよ…」

天海「すみません、終一君。ちょっと上あがりたいんで、ハシゴどいてもらってもいいっすか?」

最原「……はいどうぞ」上に上がる

王馬「ハシゴを降りるんじゃなくて、上がってハシゴを空けるんだ…」

百田「伝染るぞマジで」

332 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 22:42:52.46 TLwsm/nq0 1517/1655

天海「どっこいしょっと…」ハシゴ登る

王馬「意外とおじさんくさいね」

天海「体温計が無いんで、手で失礼するっすよ」額触り

天海「熱いっすね…。咳はしてないようっすけど、喉の痛みとかはどうっすか?鼻水は?」

百田「少しいてぇくらいだな…。まあ普通に喋れる程度の痛みだ。鼻水…少し出るかな…」

天海「まあ多分風邪っすかね」

百田「だろ?だからたいしたことねーよ」

最原「病院行かないなら、せめて医者を呼んだほうがいいんじゃないかな…」

百田「病院行くよりなんか大げさじゃねーか、それ」

天海「酷くはないようですし薬飲んでれば多分大丈夫と思うっすけど…、じゃあ終一君が安心する為にも東条さんに相談してみましょうか」

最原「東条さんは医者ではないから多少不安だけど、まあ何もしないよりはその方がいいね」

天海「ってことで解斗君は東条さんにラインで簡単に診察してもらってほしいっす。俺はその間に風邪薬を買ってくるんで」

最原「僕も買いに行きたいな」

天海「じゃあ2人で行くっすよ」

333 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 22:43:56.05 TLwsm/nq0 1518/1655

天海「なんか好きな薬とか合わない薬とか無いっすか?」

百田「何でもいいぜ」

天海「じゃあ適当に買ってくるっすね」

王馬「マスクも買ってきてね。オレ寝る時つけるから」

天海「そうっすね。みんなベッドの距離近いし全員分一応買っとくっす」

最原「天海くん、早く買いに行こう?」

天海「じゃあ出かける準備っすね」ハシゴ降り

百田「わりぃな、面倒かけさせちまって…」

天海「別に大丈夫っすよ。俺が風邪引いた時は俺がお世話になるんで、お互い様っす」

天海「小吉君、俺達は今からちょっと出かけてくるっすけど、解斗君に迷惑かけないように大人しくしてるんすよ」

王馬「大人しくしてなかったら何かあるの?」

天海「じゃあその時はキツイおしおきでも受けてもらうっす」

王馬「何すんの?処刑とか?」

天海「うーん……じゃあ、強めのデコピンをさせてもらうっす」

王馬「強めのデコピン」

334 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 22:45:53.60 TLwsm/nq0 1519/1655

ー女子宅ー


東条「あら……」スマホチェック

入間「どうしたんだよメイドババア」

東条「それが、どうやら百田君が風邪を引いてしまったようなの」

アンジー「あれまっ!それは大変だねー」

東条「今日は私は仕事も無いし、彼のことが心配だから看病してくるわね。お昼ご飯は適当に食べておいて頂戴」

入間「おい待て、オレ様もイく」

東条「あら、お見舞いに行くの?伝染る可能性も無いとも言えないし、彼のことが心配なのは解るけど私に任せてもらっても大丈夫よ」

入間「はぁ!?なんで美人すぎる大天才のオレ様があんなトサカ野郎のことを心配しねーといけねーんだよ!」

東条「お見舞いではないのね。では何故行きたいの?」

入間「そんなのオレ様の新しい発明品の実験に使うイイ機会だからに決まってんだろーが!」

東条「何の発明品なの?それは安全なのかしら?物によっては許可出来ないわよ」

335 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 22:47:22.47 TLwsm/nq0 1520/1655

入間「許可とか…テメーはオレ様の何なんだよ!?」

東条「入間さんが時々変な物を作るからよ。他人に使っていい物かどうか私が客観的に判断してあげるから、安心して頂戴」

アンジー「美兎はたまに色んな意味で危ない発明品とか作ってるからねー。こういう扱いを受けるのも仕方ないって神さまも言ってるよー!」

入間「今回はメインで実験に使うのはまともな発明品だから心配ねーよ!」

東条「サブで使う物もあるのかしら?」

入間「……まあ、時間が余ったらいいだろ?別に少しくらい…」

東条「内容によっては許可出来ないわ」

入間「内容な…、それは全人類待望最新最強の超エロエロ高性能リアリティVRだぜ!!」

東条「……はぁ…」

入間「シンプルに呆れられた!?」ガーンッ

アンジー「んー…アンジーはアレ良いと思うんだけどー、持って行ったとして発明品のテストプレイにあの中の誰が付き合ってくれるかって話だよねー」

入間「トサカ野郎とかそういうの普通に好きそうだし、キャベツ頭とか普段好青年ぶってるけどああいうのは大抵ムッツリ野郎だろ。ナメクジ野郎も見た目からして普通にムッツリだし、童貞原もぜってーエロいことに興味あるだろ。枯れ星も学園卒業してからは枯れてる感じ無くなったからぜってー人並みに興味あるだろうし、後は…、デカチンは虫の繁殖映像で抜く特殊性癖な気がするし、ツルショタはそもそも精通してるか怪しいし、キーボはロボットだからそういうのは関係ねーしなぁ…」

入間「あ、そうだ!エロエロなことと無縁なキーボの奴が可哀想だし、今度立派なモン付けてエロエロなことが出来るように改造してやっか!」

東条「…入間さん、貴女は何しに行くつもりなの?」ハァ…

336 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 22:48:40.09 TLwsm/nq0 1521/1655

入間「ナニしにイくつもりかって…、看病に決まってんだろ折角病人が居るんだからよ!」

東条「『折角』?」

入間「そうだ!オレ様は前々からこの発明品『お医者さんカバン』を使う機会を伺ってたんだぜ!」

アンジー「美兎ー、それはアウトなネーミングだから変えた方が良いと思うぞー?」

入間「でもわかりやすいだろーが!」

東条「その『お医者さんカバン』っていうのはどんな発明品なのかしら?」

入間「テメー、ドラえ●ん見たことねーのかよ!?」

東条「ドラえ●んというアニメの存在は知っているわ。それに出てくる物がモデルなのね。私はそのアニメに詳しく無いから説明をお願いできるかしら?」

入間「んー…、確かにオレ様はドラえ●んのお医者さんカバンをモデルにこれを作ったが、まだあそこまでの性能はねー…ってか、そもそもまだ1度も使えてね―から性能がイマイチわかんねーんだよな。使おうにもこの家に居る奴らは今まで誰も病気になんなかったからな」

東条「なるほど、それは病気を治癒する物か何かなのかしら?それでそれを使いに行きたいのね」

入間「そうだ!オレ様だって別にエロエログッズばっか作ってたわけじゃねーんだぞ!」

337 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 22:50:31.37 TLwsm/nq0 1522/1655

東条「それを使うことで何か危険は無いのかしら?」

入間「多分ねーよ。まだちゃんと実験してねーからわかんねーけど、健康な状態のオレ様自身で一応試験的に実験した時は何も問題は起きずに正常に作動したぜ。後はマジで病気の奴に使ってみね―と動作どうなるかわかんねーし…」

東条「そうね…、わかったわ。それを持ってお見舞いに行っても良いわよ。ただし、ちゃんと本人に使用許可を貰って頂戴ね」

入間「何で上から目線なんだよ!…まあいいや。じゃあこのお医者さんカバンと、最新最強の超エロエロ高性能リアリティVRを持って…」

東条「そのVRは駄目よ」

入間「なんでぇ!?出来に自信はあるから、あとは複数のモニターに使用感を聞いて細かい調整して特許出願するだけなのにぃ!」

アンジー「んーじゃあじゃあ、知り合いに頼もうとしないでネットでモニターを集めてみたらどうかなー?」

入間「え…、ネットで集めたエロエロが目的でやってきた見ず知らずの野郎共と同じ空間にこのビーナスボディのオレ様が居るとか、ぜってーやべーじゃねーか!エロ漫画みてーなことになっちまうに決まってるじゃんかこんなん!」

アンジー「そういえば美兎って街コンで合った人と恋人を前提に?か、恋人として今付き合ってるんだよねー?その人にVRのモニターを頼んでみたらどうかなー」

338 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 22:51:33.12 TLwsm/nq0 1523/1655

入間「あー…キープしてたあいつらな、真っ先に頼んでみたらすげー引かれて縁切られちまったよ…」

アンジー「あれまっ!」

東条「……入間さんの頼み方にもよるけれどそれで縁を切ってきたということは、まともな人達だったのでしょうね。入間さんの見る目に狂いはなかったということだから、安心して切り替えて次を探してみると良いと思うわ」

入間「ひょっとして、それでオレ様を慰めてるか褒めてるつもりか?まあ近々次を探しに行くつもりだけどよ」

アンジー「美兎には普通の人よりエッチなことに理解のある人の方が良い気がするから、もう付き合うのを前提にモニター募集したらいいんじゃないかなー」

入間「なるほど、逆にか。じゃあ年齢制限とか他諸々条件つけるべきだな」

東条「……百田君のことが気がかりだから、私はもう出るわよ」スタスタ

入間「待てよ!オレ様もイくし!」

東条「持って行くのはお医者さんカバンの方だけよ」

入間「わ、わかったって…。…はぁ…、気持ちよくなれるのに何で駄目なんだか……」準備ガチャガチャ

アンジー「解斗にお大事にって伝えといてほしいって神さまも言ってるから、よろしくねー」

339 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 22:52:52.00 TLwsm/nq0 1524/1655

ー男子宅ー


最原「ただいま!解斗くん体は大丈夫!?」ドアバンッ

最原「薬買ってきたからね!あ、お水持ってくるね!」バタバタ

百田「おう、おかえり…」

天海「終一君、その薬は食後に服用するもんっすよ。だから先に何かお腹に入れてもらわないと…」窓開け換気

最原「おかゆだね!僕おかゆ作るね!」

王馬「出来上がった物がこちらになりまーす」スッ

最原「なんで!?え、王馬くんが作ったの…?」

王馬「アイスでも食べようと思って冷凍庫漁ってたらおぞましい物見つけちゃったから、つい」

最原「冷凍庫……まさか!あっ!やっぱり!豚足が入ってる!」

王馬「一応食べ物だし捨てるのも悪いかなーって思って」

最原「だからって病人に押し付けて食べさせるものじゃないよ、豚足なんて…」

王馬「悪の総統に食べさせるものでもないよ。てか何で豚足がうちの冷凍庫に入ってるわけ?」

最原「何かあった時の為に僕が買っておいたんだよ」

王馬「うん、まあキミが買ったんだろうなって予想はついてたけども。何かあった時ってなんだよ」

340 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 22:54:01.56 TLwsm/nq0 1525/1655

王馬「まあ作っちゃったものは仕方ないよね!はい百田ちゃん!オレが愛情込めて作ったミルクとチーズのリゾットだよ!豚足だけでも食べてね!」つ□

天海「無駄にお洒落っすね」

百田「胃に重そうだな…」

最原「僕が具無しのお粥作り直すよ。普通に塩味でいいかな?何かリクエストがあればそれ作るけど」

百田「いや、勿体ねえから食うわこれ…」受け取り

最原「それは王馬くんに食べさせるから大丈夫だよ。破棄なんて勿体無いことはしないから」

王馬「ぜってーやだ。ほら、さっさと食べちゃってよ。なんなら食べさせてあげよっか?」

百田「やめろ気色悪い」

ピンポーン

天海「誰か来たっすね」

百田「あー…、多分東条だな。言われた通りラインで簡単に診察頼んだら、手が空いてるからってわざわざ来るって言ってたから…。別にいいって言ったんだがな」

最原「そうなんだ。僕としては直接診てくれる方がありがたいから嬉しいな。出てくるね」スタスタ

341 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 22:55:25.76 TLwsm/nq0 1526/1655

ガチャッ

入間「よう!」

バタンッ!

入間『!?おい!なんでだよ!!しかもちょっと強めに閉めやがって!!』

東条『最原君、百田君のお見舞いに来たわ』

最原「東条さんも居たんだね。来てくれてありがとう」ガチャッ

東条「困った時はお互い様よ」

入間「なんなんだよこの扱いの差は!!」

最原「だって入間さんだし…」

入間「どういうことなんだよぉ…」

342 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 22:57:50.29 TLwsm/nq0 1527/1655

最原「東条さんは解斗くんを診てくれる為に来てくれたのは解るけど、入間さんはどうしたの?」

入間「オレ様の素晴らしい発明品の被験体になってもらおうと思ってな」

最原「変なのじゃないよね?」

入間「変なのってどういうのだよ」

最原「……えっちなのとか…」

入間「童貞原のセク原か」

最原「ごめん…」

東条「入間さんはそういう物も持ち込もうとしていたけれど、勿論阻止させていただいたわ」

最原「やっぱり持ち込む気だったんじゃないか!謝って損した!!」

入間「ど、怒鳴らないでよぉ…」

天海「何を騒いでいるんすか?」スタスタ

最原「入間さんがえっちな発明品を持ち込もうとしたんだよ!」

天海「えっちな発明品っすか…」

343 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 22:59:20.00 TLwsm/nq0 1528/1655

東条「最原君、気持ちはわかるけどあまり騒ぐものじゃないわ。それにまだ玄関の扉も閉めてないのだから」

最原「うわっ…、早く入って東条さん」

入間「アタシは…?」

最原「…………」

東条「彼女も入れてあげてくれないかしら?」

天海「きっと入間さんも彼のことが心配でお見舞いに来てくれたんすよ。入れてあげましょう」

最原「……うん、じゃあ、入間さんもどうぞ」

入間「おう邪魔するぜ!…おい、どけよ童貞!オレ様の巨乳が通れねぇだろーが!」

最原「ねえ、本当にお見舞いに来たの?」

東条「この態度じゃ信じられないかもしれないけれど、彼女なりに発明品で百田くんを治そうと思って来てくれているのよ」

最原「それは大丈夫な発明品なの…?」

東条「恐らく…。もし違ったらごめんなさい…」

入間「なんでオレ様そんなに信用ないんだよぉ…」

344 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:00:34.24 TLwsm/nq0 1529/1655

入間「刮目しやがれ!これがオレ様の最新の発明品!お医者さんカバンだ!!」

最原「ふーん。これどういう原理で病気を治す発明品なの?」

入間「いや、これ使っても治らねえよ」

最原「え?」

入間「現時点では診察するだけだ。そのうち治したり出来るようにしてーが、まだその辺はまだまだ現実的じゃねーんだわ。で、今回したい実験は、こいつの診察機能の挙動の確認だ」

東条「そうだったのね。じゃあやっぱり私もちゃんと彼を診た方が良さそうね」

天海「まあ風邪だと思うっすけどね。むしろ風邪じゃないと困るっす。薬は風邪薬しか買ってきてないんで…」

最原「あ、そうだ。東条さん、これ良かったら使ってよ。薬買う時に一緒にマスクも買ってきたんだよね。解斗くん咳とかはしてないけど一応」つマスク

東条「あら、ありがとう。ありがたく使わせてもらうわ」

入間「ザコの癖に気が利くじゃねーか」

最原「キミの分は無いよ」

入間「おいそろそろ可憐なオレ様いじめをやめやがれ!!どう見てもマスクいっぱい買い物袋に入ってるじゃねーか!」

最原「これは他の男子の分だから、本当に。東条さんに渡したのは念のため予備にって買った分だから」

345 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:02:30.12 TLwsm/nq0 1530/1655

入間「オレ様の分のマスクがねーってことは、オレ様はあのザリガニのツメみてーな頭した奴にナカから菌で犯されちまうんだな…///」

最原「えっ!解斗くんみたいにかっこいいザリガニが居るの…?」

入間「あ?ザリガニなんざそこら辺に居るだろ。知らねーけど」

最原「知らなかった…。飼ってみようかな…」

天海「室内臭くなっちゃいそうなんで駄目っすよ。ハムスターとかなら別に良いっすけど」

入間「あ?ハムスターのが滑車とかうるせーし獣くせーだろ」

天海「その程度なら外見が可愛いんで許せるっす」

最原「天海くんってハムスター好きなんだね。知らなかったな」

天海「別に特別ハムスターが好きってわけでもないっすけど、小さい生き物って可愛いっすよね。特に哺乳類は」

東条「……今日は他に人は居ないのかしら?」

天海「そうっすね、他のみんなは外に出かけちゃってるっす。あ、小吉くんは居るっすよ。寝室っすかね?」

346 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:04:11.89 TLwsm/nq0 1531/1655

東条「そう。…それじゃあみんなは雑談を続けてもらっても結構だけど、私は先に彼を診てくるわね」マスク装備

天海「じゃあ案内するっすよ。案内するほど広い家でも無いっすけど」マスク装備

東条「ありがとう。それじゃあ入間さん、発明品を預かるわよ。使い方さえ教えてもらえればマスクのある私が使って挙動を確認してくるわ」

入間「はぁ?実験はオレ様がこの目で確認しねーと意味ねーだろーが!オレ様がテメーの後で使いに行くからテメーは余計な心配すんじゃねぇ!つーか少しくらいマスク無しで病人に近づいたって大丈夫だろ風邪だし」

東条「そう、わかったわ。じゃあお先に診察してくるわね」スタスタ



ー寝室ー


天海「解斗君、東条さん来たっすよー」ガチャッ

東条「こんにちは」

百田「おう」

王馬「あっ!東条ちゃんひっさしぶりー!元気ー?」

天海「小吉くん、マスクも無しにここに居続けたら伝染っちゃうっすよ。ほらマスクっす」付けさせる

王馬「窓開いてるし平気平気」

347 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:05:39.89 TLwsm/nq0 1532/1655

東条「上のベッドなのね。それじゃあ上がらせてもらうわね」ハシゴ登り

王馬「うわー、高校生?の男女が同じベッドの上に居るとか、やらしーなー」

天海「どうしたんすか、何入間さんみたいなこと言ってるんすか?入間さんより言い方マイルドっすけど」

王馬「扉挟んで向こう側に入間ちゃん居るからかな。なんか下ネタ菌が伝染った感じ」

天海「接触すらしてないのに伝染ったんすか。感染力やばいっすね」

王馬「蘭兄ちゃんもそのうち下ネタ口走ることになるよ」

天海「マジっすか、それは恐いっすね」

入間『オレ様を菌扱いしてんじゃねぇよ!!』ドアの向こうから

王馬「聞いてんじゃねーよ!聞き耳とかサイテー!エッチ!」ドアドンッ!

東条「病人の居る部屋なのだから、もう少し静かにしてもらってもいいかしら?」

王馬「もー、蘭兄ちゃんが騒ぐからオレまでママに怒られたじゃん!」

天海「はいはい。元気なのは良いことっすけど、そろそろ大人しくするっすよ」

348 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:07:56.53 TLwsm/nq0 1533/1655

百田「いっそ追い出してくれ…」

王馬「マジで?じゃあ百田ちゃん、熱で辛いかもだけど頑張ってそこから降りて歩くんだよ」

百田「オレじゃねーよ!!テメーが出るんだよ!」

入間『あ!?ツルショタのナニが出るって!?』

百田「別の部屋に居るのに会話に参加してくんじゃねーよ入間も!!」

東条「ごめんなさい、すぐに王馬君を追い出すし入間さんも黙らせるわね」

天海「いや、俺がやるっす。東条さんはどうぞ続けてください。さあ行くっすよ小吉君」

王馬「えーっ!そんな!百田ちゃんのことが心配でたまらないのに、そんな健気なオレを追い出しちゃうっていうの!?鬼!悪魔!冒険家!!」

天海「大人しく出来ないみたいなんで、仕方ないっすね」腕グイーッ ドアガチャッ

349 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:09:16.86 TLwsm/nq0 1534/1655

ーリビングー



入間「おい助けろ天海!ダサイ原のザコがクソ童貞の分際でこの大天才のオレ様をいじめてくるんだ!!」

最原「解斗くんが万が一症状が悪化したらお前のせいだからな。あと王馬くんも」

王馬「えーっ、オレを巻き込まないでよ」

最原「なんで病人が居るのにいつも以上に騒ぐんだよキミ達は」

王馬「オレ実は今日まだ寝てなくて深夜のテンションなんだよね」

天海「夜はちゃんと寝なきゃ駄目っすよ。今度から眠れないなら声かけてくれたらお兄ちゃんが子守唄でも歌ってあげるっすよ」

王馬「まあ嘘なんだけどね。8時間寝たよ」

天海「子守唄どんな曲が良いっすか?やっぱりスタンダードなのっすか?」

王馬「嘘だってば」

天海「あ、ひょっとして子守唄より絵本とか読んだほうが良いっすか?」

王馬「助けて終一ちゃん!蘭兄ちゃんがオレを子供扱いするの!!」

最原「解斗くん大丈夫かな…」

王馬「ダメだコイツ、聞いちゃいないや」

天海「いつでも読み聞かせ出来るように、青空文庫でいい感じの作品ブクマしとくっすね」

王馬「絵本ですら無くなったね。てかどいつもこいつも話聞いてくれないんだけど。助けてモノタロウ!」ギュッ

モノタロウ「そもそも王馬クンが変な嘘つくからだよ」

350 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:10:30.34 TLwsm/nq0 1535/1655

東条「診終わったわ」ガチャッ

最原「どうだった?」

東条「そうね…、喉が少し腫れていて体温も38度4分…高めね。他に体に異常は見当たらなかったし、やっぱりただの風邪だと思うわ。体温は高めだけれど思ったより本人は元気そうで良かったわ」

入間「体に異常が見当たらなかった…って、ケケッ!診療にかこつけて男の裸を見たんだな!やっぱりテメーもむっつりだったか!」

東条「屋外で露出する可能性のある腕とスネと首を少し見ただけよ。何か毒性のある植物にうっかり触ってしまったり虫に刺されている可能性も考慮したから。でも見た限りは何とも無かったわ」

天海「東条さんは毒のある植物に触れた時の肌の症状まで解るんすか。下手したら冒険家の才能のある俺よりその手の知識があるかもしれないっすね」

王馬「体温どうやって測ったの?東条ちゃんって実は腕がサイボーグになってて触れただけで温度がわかるとか!?」

東条「こちらの家には体温計が無いと予め聞いていたから、家から持ってきてそれで測ったのよ」

王馬「回答が面白みないなー」

最原「必要ないだろ、こんなことに面白みなんて」

351 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:12:03.02 TLwsm/nq0 1536/1655

最原「でも本当にただの風邪みたいで安心したよ。東条さん、ありがとう」

東条「みんなの役に立てたようで何よりよ。でも私はただのメイドであって医療関係者じゃないから、正しい診察が出来ているとは限らないから万が一症状が悪化したり急変したら迷わず病院に連れて行って頂戴ね」

最原「うん、それは勿論だよ」

入間「よーし!そんじゃ次はオレ様がこの発明品を使って診察してやるぜ!」

最原「…………それは、やっぱり部屋に入らないと使えないの?」

入間「あったりめーだろ!」

最原「部屋に入れたくないな…」ハァ…

王馬「わかるー!入間ちゃんとか絶対寝室に入れたくないよね!」

入間「…………」

王馬「…………」

入間「え?『っていうのは嘘だよー!』とか続かねーの?」

王馬「は?何言ってんだこいつ」

最原「王馬くんたまに急に態度冷めるよね」

352 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:13:07.22 TLwsm/nq0 1537/1655

入間「わかった!女のオレ様を部屋に入れたくないってことは、部屋がイカ臭いとかその辺にエロエロなモンが出しっぱだとか…」

王馬「いや、さっき東条ちゃん普通に入れてたじゃんみんな」

東条「人数がいるせいでベッドに圧迫されてかなり手狭だったけれど、至って普通の寝室だったわよ」

入間「ケッ!つまんねーな」

最原「帰って」

天海「まあまあ…、入間さんも解斗君を心配してくれてるんすよ。ね?入間さん」

入間「あ?ただの風邪なんだろ?オレ様はただこの発明品の性能テストをしたくてたまんねーだけだから、心配なんざしてねーよ」

天海「入間さんってほんと頭が良いんだか悪いんだか分からないっすね…」

入間「どういう意味だよ!?」

王馬「蘭兄ちゃんは、そこは普通嘘でも心配してるフリするもんだろバーカ、って遠回しに言ってるんだよバーカ」

入間「お、オレ様にそんなこと言っていいと思ってんのか!?オレ様の黄金の脳細胞がショック受けて発明品作れなくなったら全人類の損害だぞ…!?」

353 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:14:23.55 TLwsm/nq0 1538/1655

東条「彼から朝ご飯に使った食器を預かってきたから、キッチンを借りてこれを洗わせてもらうわね」スタスタ

天海「あ、別にそこまでしてもらわなくても大丈夫っすよ!東条さんは一応お客さんなんすから…」

東条「いえ、客人扱いしてもらわなくても大丈夫よ」

入間「だれかアタシに構ってよぉ…」

王馬「じゃあオレが構ってあげよっか?」

入間「や、優しくしてね…///」

王馬「は?顔を赤らめてんじゃねーよ」チッ

入間「早速舌打ちぃ…、でも構ってもらえた…///」

王馬「うわ何その反応、マゾなの?普通に引くんだけど。嘘じゃないよ」

入間「も、もっと強く言って///」

最原「入間さん恐いんだけど…」

入間「あーわかるぜ、オレ様も自分の才能がこえーわ」

最原「戻った…」

354 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:15:40.98 TLwsm/nq0 1539/1655

最原「…入間さん、この発明品の中見てもいい?」

入間「お?何だ?オレ様の偉大な発明品に興味津々ってか?」

最原「そうじゃないけど、本当にまともで凄い発明品なら解斗君を診察してもらうのも、まあアリかなって思って…」

入間「まともでスゲー発明品に決まってんだろーが!オレ様の発明品だぞ!?」

最原「まともじゃない発明品を持ち込もうとしたらしいのに、よく言うよ…」

王馬「何持ち込もうとしたの?」

入間「聞いて驚け!全人類待望最新最強の超エロエロ高性能リアリティVRだ!」

最原「えっ…、最悪の間違いじゃない?」

王馬「……要するに超高性能VRってことだよね?なんかリアルレディプレイヤーワンやマトリックスも夢じゃなさそうなのに、なーんでエロ特化にしちゃったの?ほんとキミって残念だよね。今からでもエロ抜きにしなよ」

入間「は!?超高性能エロVRからエロを抜いたらただの超高性能VRだろーが!需要なくなるだろ!!」

王馬「全年齢対応になってエロ以外のコンテンツが提供されるなら、むしろ需要爆増じゃない?」

入間「はー…、テメーら凡人共には大天才のオレ様の崇高な発明品なんざ理解出来なかったか。やれやれ、発明品が崇高すぎたようで悪かったな」

355 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:16:35.13 TLwsm/nq0 1540/1655

王馬「とりあえず『崇高』を辞書で引いてこいよ」

入間「普段あんま使わねーからわかんねーよ。…えーっと…、シュプリーム?」スマホポチポチ

王馬「和英辞典じゃなくて国語辞典でしょ、普通こういう場合は」

入間「ヒャッハー!大天才のオレ様は『普通』なんて枠にはおさまんね―よ!」

最原「…………入間さん、話流されちゃったけど改めてこの発明品の中見てもいい?」

入間「しょうがねーなぁ…、特別にナカを見せてやんよ!」ゴソゴソ

東条「来たついでにみんなのお昼ごはんも作ろうと思うのだけれど、何か食べたい物はあるかしら?」

天海「俺は何でもいいっすよ」

最原「あ、じゃあ折角だし何か和食とか…」

王馬「フラムクーヘン!」

東条「わかったわ、任せて頂戴」

最原「……」

東条「個別に作るから大丈夫よ。最原君は和食ね?」

最原「いや、東条さん手間だろうし学園みたいに沢山食材があるわけじゃないから僕も同じでいいよ」

東条「貴方がそれでいいなら、そうさせてもらうわね」

356 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:19:45.33 TLwsm/nq0 1541/1655

最原「…久しぶりに和食が食べられると思ったのに…」

王馬「自分で『同じでいい』って言ったくせに何文句言ってんの?」

最原「だって頼んじゃったら東条さんの手間になるじゃないか」

天海「なんだ、和食好きなら普段からもっとリクエストとかしてくれて良かったんすよ。じゃあ今日の夜ご飯は久しぶりに和食にするっすね」

最原「あ、なんか気を遣わせちゃったみたいでごめんね…」

天海「大丈夫っすよ」

入間「おい、飯の話題で盛り上がってんじゃねーよ。ナカ見んのか見ねーのか」

最原「あ、ごめん。見るよ」

王馬「これなーに?」

入間「オレ様の開発中の発明品、お医者さんカバンだ!」

357 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:21:28.48 TLwsm/nq0 1542/1655

天海「へー、なんか思ってた感じのと違うっすね。お医者さんカバンなんて言うくらいだからもっと聴診器とか注射とかなんかそういうのが入ってると思ったんすけど、AEDの中に入ってるようなパッドみたいなのとか血圧測る時に巻いて使うような物とか、そういうのばっかりっすね」

入間「まあ聴診器で医者プレイしてーなら、テメーで用意するしかねーな」

王馬「え?蘭兄ちゃんお医者さんプレイしてみたいの?マニアックだね」

天海「俺そんなこと一言も言ってないっすけど」

最原「天海くん、嫌ならちゃんと怒った方がいいよ」

天海「そうっすね。…2人とも、次変なこと言ったらデコピンっすよ」

入間「はぁ!?オレ様に触るとかセクハラで訴えるぞ!」

天海「じゃあ指じゃなくてペンはじいておでこを叩かせてもらうっす」

入間「威力上がってんじゃねーか!」

天海「でもこれなら触らないで済むんで」

最原「というか入間さんもセクハラっていう概念はちゃんと解ってたんだね。僕もそろそろ入間さんをセクハラで訴えようかな、今までの分まとめて」

入間「は?オレ様がテメーにセクハラした証拠なんざねーだろ」

最原「あるよ。学園でキミが僕を撮った写真は手元にあるし、学園を出た後のキミの発言もボイスレコーダーに録って音声を日付に分けたフォルダにまとめてるからね」

入間「さてはオメーA型だな?」

最原「AB型だよ」

358 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:24:11.96 TLwsm/nq0 1543/1655

王馬「…………ああ、写真って壁尻してたヤツのことね。訴えるために保管してたんだ」

天海「めっちゃ前のことっすよね。懐かしいっすね」

入間「……お金?お金が欲しいの?」

最原「お金にはそんなに困ってないから、そういうのはいいかな。じゃあ訴えないけどその代わりお願いがあるんだけど…」

入間「はいこれ、ぜってーエロいこと頼むパターンだろ。AVで百回くらい見たパターンだわ。ちなみにブッ却下な!オレ様がテメーみてーな童貞なんざ相手にするわけねーだろ!!」

最原「えっ…、えっちなことなんて頼むわけ無いだろ!!しかも何勝手に頼んだ前提で断ってるんだよ!失礼だな!!」

天海「コラ、この部屋そんなに壁厚くないし、そんな大声出しちゃ近所迷惑っすよ。それに隣で寝てる解斗君も寝られなくなっちゃうっす」

最原「うっ…、…ごめん…」

天海「俺に謝られてもしょうがないっすよ。今後は気をつけるんすよ」

入間「やーい怒られてやんのー」

天海「入間さんも騒いでたっすよね?変なことも口走ってたんで宣言通りデコペンの刑っすね」ボールペン取り出し

入間「…え?ボールペン?そ、そんな固くて長いの無理ぃ…」

359 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:25:37.25 TLwsm/nq0 1544/1655

天海「はい行くっすよー」ペン構え

入間「お、オレ様初めてだから多分痛いから、手加減しろよな!」

王馬「いや初めてじゃなくてもこれ痛いでしょ」

天海「3、2…」

入間「くっ、殺せ!」

王馬「なに急に」

天海「1……って、女子にこんなことやるわけないじゃないっすか」

入間「あ?……なんだよ!びっくりさせやがって!」

天海「ほら、また大声なってるっすよ。ボリューム落とすっす」

最原「なんだ、やらないんだ…」

入間「何でテメーは残念そうなんだよ」

最原「こういうのはちゃんと怒られろって思ってたから」

天海「あはは、やるわけないっすよ。もし顔に傷でもついちゃったらどうするんすか。入間さんとはいえ女子なんすから」

入間「おい最後」

360 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:27:22.83 TLwsm/nq0 1545/1655

天海「でもびっくりしたっすよね?これに懲りたら、もうちょっとだけ言葉遣いに気をつけてほしいっす」

入間「オレ様が言葉遣いに気をつけようが気をつけまいがテメーはオレ様に手出ししねーんだし、別に気にすることもでもねーよな」

天海「うーん、抑止力が無いというのも困りもんすね…。あ、じゃあ東条さんに依頼して軽いオシオキでもしてもらうとするっすね」

東条「私はかまわないわよ。そうね…、それじゃあ入間さんがまた騒いだり変なことを口走った時には、女子の家の今日の晩御飯のお皿洗いでもしてもらいましょうか」

入間「えー!なんでオレ様が皿洗いなんざ…、さっさと食洗機買えよマジで」

東条「そうしたいのは山々だけれど、今使っているキッチンは狭くて置き場がないもの」

入間「テメーが店かってくらい置きまくってる調味料どうにかしたら置けるだろ多分」

東条「あれは全て必要な物よ。まだまだ足りないくらいだわ」

入間「レストランでもやんのかよ」

東条「私にその予定はないけれど、もし貴女がレストランを経営したいと言うなら全力で手伝うわよ」

入間「オレ様にもそんな予定はねーよ」

361 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:30:06.83 TLwsm/nq0 1546/1655

天海「カフェとかならちょっと興味あるっすね…」

東条「あら、いいわねカフェ。オープンまで色々必要なことを教えてあげられるわよ」

王馬「へー、いいじゃん。暇な時とか接客手伝ってあげよっか?」

最原「王馬くん接客とか出来るの?というか、天海くん転職する気なんだね」

天海「元々今の職は気に入る要素がまるでないんで、ある程度稼がせてもらったら転職する気は最初からあったんすよ。まあでもお店をやるほどは流石に稼げてないんで、もう少し今の職場で働くっすかね…」

東条「じゃあ目処が立ったらまた声をかけて頂戴ね」

天海「はい、その時は宜しくお願いします」

最原「ちょっと本気でギャンブルしたらすぐ稼げるよ」

天海「それはキミだけっすね。俺はギャンブル運はぼちぼちくらいなんで」

最原「キミは賭ける額が少なすぎるから…」

王馬「賭ける額が思い切りがよくても、どっかの誰かさんみたいにお金が逆ダイソンになっちゃうダメな例もあるから額の問題じゃないでしょ」

最原「おいギャンブルする解斗くんのことを逆ダイソンって言うのやめろ」

362 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:32:06.96 TLwsm/nq0 1547/1655

入間「つーかテメーらのギャンブル事情とかキャベツカフェ計画なんざどーでもいいんだよ」

天海「キャベツカフェ……ちょっと可愛いっすね」

王馬「かわいい…?」

入間「そこのクソザコ帽子がさっき言ってた、オレ様にお願いしたいことって何なんだよ」

最原「帽子はもうだいぶ被ってないけど……あ、たまに出かける時に日除けで被ってるけど…」

天海「今は普通にお洒落帽子っすもんね」

王馬「お洒落?よくわかんないけどブランド物か何かなの?」

最原「別にそこまで良い物じゃないけど、時期とか服装に合わせやすいように…」

入間「だからクソどうでもいいっつってんだろ!なんでテメーらはそんなどうでも良い話題に食いついてどんどん話題変えて盛り上がってんだよ!よくファミレスとかカフェとかで駄弁ってる2〜4人グループの女か!!何時間もそこに居すぎてそのうち話すことが無くなって最終的に飲み物だけ飲みながら全員スマホ弄ってるあいつらな!つーかテメーら毎日ツラ合わせてる癖によく話題が尽きねーな、関心するぜ」

天海「?ずっと話し続けられるっすよ」

入間「つえーな、コミュ強キャベツ」

363 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:33:35.85 TLwsm/nq0 1548/1655

天海「そういえば入間さんと会った日って夜ご飯大体キャベツを出しちゃうんすよね。なんかキャベツキャベツ言われるんで、つい影響されちゃって…」

王馬「今日エンカウントしたんだなーって丸わかりだよね。別にキャベツ料理も悪くないんだけど、頻度結構高くて飽きてきちゃったからもっと語彙増やせよ肉便器」

入間「ぴぐぅ…、え、えっと、他……レタスとか白菜とか??」

天海「俺髪の毛以外特徴無いんすかね?」

王馬「家に居てもアクセサリージャラジャラつけてるのに、そういえば1回も触れられてないよね」

最原「僕が入間さんにお願いしたいことっていうのは、もう入間さんの恋人探しに付き合うのやめてもいいかなってことだよ」

入間「急に話題戻したな、あまりにも急すぎてビビったぜ」

入間「…………いきなりなんでやめちゃうの!?」

王馬「入間ちゃん発明家のくせに当の本人のラグがやばいね」

入間「うるせえ!急すぎて処理が間に合わなかったんだよ!」

364 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:35:43.79 TLwsm/nq0 1549/1655

入間「で、どういうことだクサイ原!」

最原「どうもこうも、僕は色々入間さんのサポートを頑張ってきたのに当の本人が恋人関係まで行く前に関係切れちゃってばかりだし、入間さんのフリして知らない人とやり取りするのも疲れるし…」

天海「いや、流石にやり取りは入間さん本人がやるべきっすよ」

入間「それは出会い系の話だな。オレ様に相応しくねー変なやつをあらかじめ振り落としてもらってんだよ。ただそのせいでオレ様が実際に会った時に向こうがメールからイメージする女像とオレ様に齟齬が出来て切られる」

天海「入間さんが自分で事前のやり取りしないから、そんなことになっちゃうんすよ…」

最原「そんな感じで、お金が貰えるわけでもないし入間さんにちゃんと恋人が出来てくれるわけでもない状態がずっと続いてるしで僕もう疲れたんだよ。そもそも何で僕はこんなことをやっているんだ…」

入間「テメーが学園卒業する時にオレ様の気持ちを弄んだからだろ!」

最原「もう充分償っただろ。そもそもあれは別に気持ちを弄んだとかいうわけじゃなくて、チームダンガンロンパに対抗するのにキミの才能の力が必要だと思ったからキミを外に出すためにあんなことを口走ってしまっただけで…、それに外に出てすぐに謝ったじゃないか」

最原「というか、今までの入間さんからのセクハラを帳消しにしてあげるって言ってるんだから悪くないだろ」

365 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:38:15.79 TLwsm/nq0 1550/1655

入間「お金?お金をあげればまたアタシの恋人探しに付き合ってくれる?1人は寂しいし…」

最原「キミすぐお金出そうとするね…。だから僕は別にお金に困ってないってば。お金出せるなら結婚相談所とか使ったらどうかな」

入間「いや結婚は流石にはえーだろ。まだ結婚とか考えたくねーわ」

最原「贅沢だな…。別に結婚を前提の付き合いでもいいじゃないか」

入間「そもそも結婚相談所に登録してる野郎とか、ぜってーおっさんばっかだろうし無理だな」

最原「偏見…」

王馬「もう終一ちゃんが付き合ってあげたら?そしたら入間ちゃんは恋人が見つかるし、キミは恋人探しに付き合うのをやめられるよ」

最原「絶対嫌だな。そういうキミこそ付き合ってあげなよ」

王馬「は?ぜってーイヤに決まってんじゃん。コイツと付き合うくらいなら、まだ投げられる可能性はあっても茶柱ちゃんの方がマシだよ」

入間「ひどいぃ…」

天海「2人とも、入間さんのどこが嫌なんすか?それを本人に教えてあげれば入間さんもきっとその点を改善して彼女は幸せを掴むことが出来ると思うんすよね」

王馬「逆に質問だけど、蘭兄ちゃんはそこの色豚と付き合える?」

天海「勿論付き合えないっすね」

入間「なんでみんな即答なのぉ!?え??アタシこんな…、こんなに才色兼備なのに……」

366 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:40:35.39 TLwsm/nq0 1551/1655

天海「才色兼備なのは確かっすけど、やっぱり口が悪すぎるのが1番断られやすい原因じゃないっすかね…。個性だからと言うにはあまりにも酷いっす。友人関係ならギリいけるっすけど、こんなに口の悪い方を恋人にすると、知り合いに紹介する時に困ってしまうんでやっぱり…」

入間「クソレタスにそこまで言われると流石にちょっと凹むぜ…」

最原「結構優しく指摘してくれてるように感じるけど」

王馬「一応ダメ押しで、百田ちゃんにも入間ちゃんを恋人に出来るか訊いてみる?」

天海「やめましょう、死体蹴りっすよ」

王馬「いやワンチャンあるって」

最原「ワンチャンス無いし、仮に解斗くんがOKでも僕がOKじゃないからね」

入間「テメーは百田の保護者かCEROかよ」

最原「そういう例えならむしろウイルスバスターだよ」

入間「誰がウイルスだ!」

王馬「じゃあちゃちゃっと訊いてくるねー」スタスタガチャッ

天海「あ、マスク忘れちゃ駄目っすよ。それと、寝てたら寝かせてあげてくださいっす。あと窓開いてたら、そろそろ閉めてほしいっす」

王馬「はいはーい」

367 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:42:18.46 TLwsm/nq0 1552/1655

ー寝室ー


王馬「…………」ジーッ

百田「……なんか用か?」

王馬「百田ちゃんって入間ちゃんと付き合える?」

百田「入間か……ちょっと無理だな」

王馬「理由は?」

百田「理由?やっぱ性格だろ。もう少しまともな奴なら見てくれがいい分、男が見つかるんじゃねーか?それかなんかピンポイントに入間みてーな奴が好きな奴が居ればいいんだろうが、まあ探すのも難しいしな」

王馬「あれ、ひょっとして会話全部聞こえてたりした?うるさかった?」

百田「結構聞こえるな。たまにうるせーけど、まあ気になりゃ布団かぶるからそんなに気にしなくてもいいぜ。今寝ちまうと夜寝れなくなっちまうしな」

王馬「ふーん。じゃあ寝ないように話し相手にモノタロウ貸してあげよっか?」

百田「邪魔だし いらねーよ。用事が終わったならさっさとあっち行けよ」シッシッ

王馬「あっそ。じゃあオレの健康の為にも頑張って夜までに風邪治してねー」窓閉めノシ

百田「無茶言うなよ…」

368 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:44:07.57 TLwsm/nq0 1553/1655

ーリビングー


王馬「…ってさ!」

入間「ケッ!どいつもこいつも見る目ねーな!」

東条「そうかしら?」

王馬「そういえば東条ちゃんって、もし入間ちゃんにお金積まれて恋人になってって依頼されたら恋人になるの?」

東条「…正直、お金でそのようなことを要求するのはどうかと思うわ。…メイドにも、依頼を断る権利はあるのよ?」

王馬「だってさ。残念だったね入間ちゃん」

入間「いやオレ様そんなこと、ひとっっっことも言ってね―のに勝手にフラれた体にすんのマジやめろよ!?そもそもオレ様が欲しいのは彼氏だからな!つーか仮にこのメイドババアが男だったとしても、こーんな小煩い姑みてーなヤツなんざありえねーし!」

王馬「でもなんかキミならフラれまくりすぎたら、そのうち寂しくなっちゃってお金を積んで本当にやりかねないなと思って」

入間「ふざけたことばっか言ってっと、そろそろテメーの体をサイボーグに改造すんぞ!?」

王馬「えっ!サイボーグ!?」キラキラ

入間「何で結構乗り気なんだよ!?」

369 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:47:10.26 TLwsm/nq0 1554/1655

王馬「どんな風に改造するの!?足が滅茶苦茶早くなったり超能力が使えるようになったり空が飛べるようになったりすんの!?」

入間「あ?何言ってんだ。やっぱ男なら立派なちんこが付くのが1番だろ」

王馬「……」真顔

入間「きゅ、急に真顔になんなよ…、こええよ…。温度差でグッピーが死ぬだろーが」

天海「入間さん、そういうところっすよ」

入間「どういうところだよ。何の話だよ」

天海「ただ子供の期待を裏切るだけならまだしも、息をするように下ネタに繋ぐ、そういうところが駄目なんすよ」

王馬「まあオレ子供でもないんだけどね。蘭兄ちゃんにはオレがいくつに見えてんのかな。そういうキミはそういうところがダメだよ」

最原「キミが実際の年齢より子供っぽいところが、彼が子供と錯覚する原因じゃないかな」

入間「いやテメーも他人のこと言えね―だろ。オメーだってよくこの野郎に年下扱いされてんじゃねーか」

最原「それは天海くんが…」

370 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:48:42.17 TLwsm/nq0 1555/1655

東条「…好きに雑談する分には止めないでおこうと思っていたけれど、みんな、喧嘩は良くないわよ」

入間「うるせえババア!」

天海「なんてこと言うんすか入間さん!入間さんにはわかんないんすか?東条さんのこの妹力が!ババアだなんてとてもとても…」

王馬「いもうとりょくって何…」

天海「小吉君は弟力が凄いっすよ」

王馬「どういうことだよ」

天海「今度公園でキャッチボールでもやりましょうか」

王馬「うーん…、オレはどっちかって言うとサッカー派かなー。でもサッカーボールなんてないからキー坊の首辺りをボール代わりにしよっか」

最原「キーボくんの頭は完全な球形じゃないから蹴りにくそうだし、何よりロボットなんだから蹴ったら足を痛めちゃうんじゃないかな」

王馬「それもそうだねー。じゃあやめとこっかな」

入間「つーか痛いとか以前に、ロボットとは言え生首サッカーとか普通にこえーよ!」

371 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:50:22.43 TLwsm/nq0 1556/1655

東条「……ところでみんな、お昼はいつ頃食べるのが良いかしら?下準備は終わったのだけれど、その時間に合わせてフラムクーヘンを焼こうと思うのだけれど」

王馬「12時とかじゃない?」

最原「僕はもう少し後がいいかな。まだまだお腹空きそうにないし…」

天海「じゃあ13時頃に完成するようにお願いするっす」

東条「わかったわ」

モノタロウ「…うーん、今日は入間さんが居るせいか一段と会話はドッジボールだし、内容がカオスすぎてオイラ思考回路がショート寸前だよ…」

入間「今すぐ会いてーのか?まだ泣きたくなるような月夜の時間じゃねーぞ。マジでショートしそうなら今すぐナカ見てやっけど」

モノタロウ「ううん、マジなやつじゃないから大丈夫だよ」

入間「じゃあいいんだけどよ」

天海「…そのロボットに対する気遣いや接し方を人間に対してもやれれば、きっとすぐに良い人が見つかりそうな気がするんすけどね…」

入間「あ?何でオレ様が人間を気遣わなきゃなんねーんだよ!」

372 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:52:14.88 TLwsm/nq0 1557/1655

王馬「いっそ理想の要素詰め込みまくった恋人ロボットでも作っちゃったら?」

入間「あっ、いいなそれ。今まで考えつきもしなかったぜ」

王馬「は?マジで?冗談だったのに」

最原「え?入間さん、人間と付き合うのを諦めるの?」

入間「そもそもこのオレ様に釣り合う男がこの世にいねーんだ、しょうがねーだろ。みーんなオレ様に遠慮しちまって付き合えね―腰抜け共ばっかりだからなー」

最原「…………もう少し、入間さんの恋人探しに協力してあげようか?」

入間「急にどうしたんだよ、気持ちわりぃな」

最原「入間さんとはいえ流石にロボットと付き合うことになるなんて、入間さんは人間なのに……可哀想だなって思って…」

入間「ストレートに同情かよ。でもなー、グッドアイデアなんだよなー、恋人ロボット」

天海「入間さんの理想の男性ってどんな感じなんすか?」

入間「オレ様くらいの外見年齢で、横に並んでも釣り合う高身長美青年でー、オレ様を一切否定せずに褒め称えるヤツでー、声で耳が孕みそうになるような感じで、ちんこでかくてエロイことが好きでオレ様に釣り合う頭の良さを持ってて…、…あ!一緒に発明品を作れるようなヤツだったら最高だな!」

373 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:54:01.39 TLwsm/nq0 1558/1655

最原「フリーで居る気がしない…。入間さんごめん、僕やっぱりキミの恋人探しを辞退するよ…」

王馬「理想高すぎじゃん」

入間「なんだよ!別に年収とかは言ってねーだろ!まあ確かに、この美しすぎるオレ様に並ぶ美貌を持つ男って点でハードルが高いんだろうがな」

王馬「いや、お前を全肯定するヤツってところが1番ハードル高いよ」

入間「嘘だろ!?そこなのか!?…つーか理想言えって言われたから言ったのになんでフルボッコすんだよ!?勿論実際だったらある程度譲歩してやるよ、仕方ねーからな!」

天海「どう譲歩して、どこを譲れない点として残すんすか?」

入間「なんかもう、オレ様を一切否定せずに褒め讃えてくれるヤツで平均以上の顔面偏差値してればいいや…」

王馬「その1番難しい要素を残しちゃうんだ」

最原「入間さんを否定せずに褒め称える存在って、それこそそういう風にプログラミングされたロボットでもないと居ないよね…」

天海「……男性をヒモに出来れば、入間さんを否定せずに褒め称えてくれる可能性あるっすよ」

東条「ヒモだなんて…。同じ仲間として、流石にそんな状況は見過ごせないわ」

天海「まあ一例に出しただけっす。本気では言ってないっすよ」

入間「こんなに理想を下げたのに、ヒモを飼うしかないっていうのぉ…?」

374 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:56:05.65 TLwsm/nq0 1559/1655

王馬「入間ちゃんの理想から一緒に発明品を作れるような頭の良さと入間ちゃんを褒め称える要素を抜いたら割りと蘭兄ちゃんじゃない?」

入間「あー、まあ確かにいい声してるし、一応オレ様より身長高いし顔もまあまあだし……ん?ちんこでかいのか?」

王馬「でかいよ」

入間「まじか。え、何センチくらい?」

天海「ん”んっ…、小吉君。今女子が2人ここには居るんすよ。入間さんだけなら百歩譲って大丈夫っすけど、東条さんも居るんすよ。はしたない話は今すぐやめるっす」

入間「つーかなんでテメーが天海のちんこのデカさ知ってんだよ。…はっ!まさか…」

王馬「住むとこ決まる前銭湯行ってたじゃん?その時に見たんだよ」

入間「ケッ!銭湯かよ!それじゃあテメーは最大値も知らねーじゃねーか。……ちなみに星ってあんな体型だけど、ちんこはどんなもんなんだ?」

王馬「えっとねー…」

天海「Shut up!!小吉くんそんなこと答えない!入間さんも女子なんすからそんな言葉を連呼しない!!いいっすね!?」

東条「入間さん、貴女は結局また下品な話題を口にしてしまったわね…。夜ご飯のお皿洗い、頼んだわよ」

入間「はっ!しまった!王馬の野郎につい乗せられて下ネタっちまった!」

王馬「キミ1人で はしゃいでただけだけどね」

375 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:58:05.08 TLwsm/nq0 1560/1655

東条「そういえば入間さん、そのお医者さんカバンはもういいのかしら?」

入間「あっ!話が流れに流れすぎててすっかり忘れてたぜ!そもそもコイツを使う為に今日ここに来たってのに、ただ下ネタ話して皿洗いを命じられて帰るところだったぜ…」

入間「おい最原、見ての通りコイツは別に怪しいもんじゃねーし現段階じゃただの自動診察セットだから薬を勝手に投与することもねー。別に使いに行ってもいいだろーが」

最原「……え?…あ、……うーん…、確かに怪しくはないかな?この発明品が完成したら便利になりそうだし、使ってもいいとは思うんだけど…」

入間「なんだよ?」

最原「解斗くん今寝てるみたいだから、それを使いに行けないんじゃないかな…」

王馬「なんで寝てるってわかるの?」

最原「さっき王馬くんが解斗くんに話をしに行った時に彼が起きてたって言ってたから、さっきからライン送ってたんだけど既読つかなくなっちゃったから、多分寝ちゃってると思うんだよね」

王馬「それひょっとして既読無s…」

天海「さっきからずっと喋ってないなと思ってたら、ラインしてたんすね」王馬の口手で押さえ

最原「うん。病気の時は寂しくなるって言うし、本当はずっと側にいて看病してあげたいんだけど、逆に気を遣わせちゃうかなと思って。勿論呼ばれたらすぐ行くけど」

376 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/27 23:59:58.33 TLwsm/nq0 1561/1655

天海「まあ寝てるかもしれないなら、また後ででもいいんじゃないっすかね?」

最原「うん、僕もそうした方がいいと思うけど…」

入間「チッ、めんどくせーな。オレ様はちゃっちゃとこれ使って昼食って帰りて―って言うのに」

最原「本当にお見舞いする気ゼロだな…。ロボットには気を使うのに生身の人間に対して気を遣わないなんて…」

入間「人間がどうかなったら東条とか他の奴らが手当てなり何なり出来るが、ロボットになんかあったらこのナカでオレ様しか直せねーだろーが。オレ様は自分の役割をちゃんと解ってるだけだっつーの」

王馬「入間ちゃんが医療用の発明品使いたいって言ってるんだけどってライン送ったらすぐ返事来たよー。いいってさ」

最原「えっ!?…あっ、今既読がついた。……ちょっと寝てて今起きちゃったところとかかな」

王馬「ポジティブだね」

最原「なにが?」

377 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/28 00:01:40.93 HxrXllI50 1562/1655

入間「ともかく、本人の許可出たからいいだろ!まだ昼食うまで時間あるし、オレ様はこれ使ってくるぜ!」

最原「僕も行く。入間さんが変なことしないように見張る為に」

入間「めんどくせーな、このウイルスバスターは。おら、行くぞ」

王馬「発明品使ってる所見たいからオレも行くー!」

天海「寝室は今は病室なんすから、絶対に騒いじゃダメっすよ?入間さん」

入間「オレ様かよ!?今普通に王馬に言ってんのかと思った!」

天海「勿論小吉君含めてみんなに言ったつもりっすけど、特に入間さんが1番うるさくしそうだと思ったんで。オレまで行くと部屋が狭くなるし大人数だと解斗君に迷惑かかるかもしれないんで行かないっすけど、皆さんくれぐれも大人しくするんすよ。あと忘れずにマスクをするんすよ」

入間「オレ様の分のマスクはねーけどな」

東条「…私が使った物で良ければ使うかしら?」つマスク

入間「間接キスになっちまうじゃねーか!ぜってー使わねーぞ!」

東条「まあ、そう言うと思ったわ。気をつけていってらっしゃい」

378 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/28 00:04:01.05 HxrXllI50 1563/1655

ー寝室ー


入間「おら、来たぜ!」ドアバンッ

百田「うおっ!?」

最原「入間さん、いきなり煩いんだけど」

王馬「オレは発明品使うとこを見学しに来たよー」

最原「解斗くん、さっきまで寝てたんでしょ?ごめんね急に」

百田「いや別に構わねーぜ。入間、発明品の完成頑張れよ!」

入間「言われるまでもなく頑張るっつーの。…さて、二段ベッドの上か……」

入間「…………」

最原「ん?どうしたの?登らないの?」

入間「いや、このまま登っちまったらテメーらにパンツ見えちまうだろ!」

王馬「別に興味ないけど…、お出かけするわけでもなしに、なんで今日そんなミニスカート履いてきたわけ?」

入間「オレ様のパンツに興味がねーとか、さてはホモだなオメー」

王馬「…キミは自分の下着に興味のある人間がこの世界に何人居ると思ってんの?」

入間「……35億!」

王馬「あと5千万人?」

入間「知ってんのか」

王馬「まあ、お笑いは好きだから」

379 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/28 00:07:07.27 HxrXllI50 1564/1655

最原「入間さんが気になるって言うなら、僕が先にハシゴを登るね」

王馬「いや、キミは別に上に行く必要なくない?」

最原「でも上に登ったほうが解斗くんの様子がよくわかるし…」

入間「シングルベッドサイズだし、このお医者さんカバンも置かなきゃなんねーんだぞ。テメーが居るスペースなんかねーよ」

最原「あ、じゃあ僕こっちの自分のベッドに登るね。隣だしこっちでも全然様子見れるし邪魔にならないでしょ?」ハシゴ登り

入間「まあそこなら邪魔になんねーな」

王馬「じゃあオレもそっち登らせてもーらお。下に居たらパンツがどうの言われるの煩いし」ハシゴ登り

入間「よし、それじゃあオレ様も…………」

王馬「今度はどうしたの?」

入間「いや、これさ、二段ベッドだったらベッドの上のヤツって一体どうやってエロ本隠すんだ!?」

最原「は?」

380 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/28 00:08:42.31 HxrXllI50 1565/1655

入間「下のヤツはベッドの下があるからエロ本隠せるけど、上のヤツは隠すスペースがねーじゃねーか!」

百田「…いや、そもそも下のヤツも隠すスペースはねーぞ?ベッドの下は服仕舞ってる引き出しがあるからな」

入間「なにっ!?あっ!マジじゃねーか!服が仕舞ってある!」引き出し開け

最原「おい!勝手に開けるなよ!!」

入間「このクソダセー星柄パンツは誰のだ?星柄だから星か?」

最原「おいふざけるなよ、それを今すぐ戻せ。そして早急に用事を終わらせろ」

入間「あ、さてはテメーのだな?ダセーって言ったからってキレんなよ」

王馬「それ百田ちゃんのだね」

入間「あっ」戻す

入間「…さて、仕方ねーからとっととやってやるか。余計なことしてっと部屋から追い出されかねねーからな…」ハシゴ登り

381 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/28 00:10:43.22 HxrXllI50 1566/1655

入間「えーっと、この電気パッドはまあAEDみたいに使うんだ。電気ショックは現時点じゃ取り付けてね―から流れねーけどな」

百田「へー」

入間「つーわけで服めくって貼ってくぞー」

最原「…………」

入間「……こえーよ!ずっとオレ様を睨んでくんなよ、目で殺せそう原!」

最原「入間さんがまた変なことする前に圧かけてるだけだから、変なことしないなら気にしなくていいよ」

入間「めっちゃ気になるに決まってんだろ!」ペタペタ

入間「えー…、じゃあ次はこれ腕につけるぜ」マキマキ

百田「血圧測んのか?」

入間「ああ。血圧も測るし、採血も出来るようにしてんだ」

最原「採血?刺すの?大丈夫なの?」

入間「刺すけど針は使い捨てタイプで、毎回こんナカに針のカートリッジをセッティングして、使い終わった針は検査が終わった後の針は捨てるから清潔だぜ。針は短小だけど、今は試験段階だからコストの問題で痛みがめっちゃ少ねーみたいな形状の針はまだ使ってね―から、ちょっといてぇかもな。後の細かい説明はめんどくせーから端折るぜ」

最原「そんな風に巻いて、ちゃんと一発で採血出来るの?」

入間「自動で血管を検知するようにしてるし、一応オレ様が自分でやった時はちゃんと血が抜けたぜ。まだ精度がどんなもんかわかんねーけどな」

382 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/28 00:12:20.33 HxrXllI50 1567/1655

入間「あとはこのカメラで口の中を撮影してっと」パシャッ

入間「他にもやりてー検査項目があったが、まあ今出来るのはこんなもんだな。そんじゃ検査スタート」ポチッ

最原「他にもやりたい検査項目って?」

入間「健康検査の為とはいえ、テメーに言ったらまたクソキレそうだからぜってー言えねー…」

最原「……唾液の検査とか?」

入間「それ歯科じゃねーか!てか唾液検査でキレんのかよ!?」

百田「検査にどれくらいかかんだ?」

入間「5分で出るハズだ。5分間このまんまな」

王馬「…なんか思ったより凄く地味だね」

入間「どんなの想像してたんだよ…」

王馬「もう1つ持ってこようとしたっていう発明品が凄いVRらしいから、こっちもなんかもっとSFっぽい感じになるのかなって思ってた」

383 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/28 00:14:33.12 HxrXllI50 1568/1655

百田「VRの発明品?面白そうじゃねーか。何で持ってこなかったんだよ」

入間「な!?面白そうだよな!?オレ様としても是非テメーらに体験してほしかったんだよ!でもなー、東条のヤツに止められちまったんだよ!」

百田「東条が止めたなら、なんか理由があったんだろうな」

最原「あんなの入間さん以外GO出さないよ」

入間「クソカルト女はオレ様のVRを支持してくれてるぞ。CGの製作も協力してくれたぜ」

最原「…そうなんだ」

入間「ところで、テメーらはベッドの下にエロ本置かねーならどこに置くんだ?」

最原「なんで話題急に戻したの?」

入間「オメーだってさっき急に話題戻しただろーが」

王馬「この家の人間は誰もエロ本なんて持ってないよ!本当だよ!」

百田「テメーが言うとどんなことでも嘘っぽく聞こえるから余計なことは言うんじゃねぇ王馬」

384 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/28 00:16:38.49 HxrXllI50 1569/1655

最原「…まあ、誰も持ってないと思うけどね。見かけたことないし…」

入間「そんなん使ってるところを誰かに見られるわけにもいかねーから、1人の時に見てるから見かけたことがねーだけだろ。つーかその様子だと、みんなでAV上映会とかもやんなそうだな」

最原「やるわけないだろ…。入間さん、男所帯の生活にどんなイメージ持ってるの…」

入間「言ったらまたキレ原がキレ散らかしそうだから言わねー」

最原「キミが無遠慮に言っている分の下ネタと、僕に遠慮して言わない部分の下ネタの差がわからないよ…。何その使い分け……」

入間「…あ!?今とんでもねぇことに気がついた!」

最原「十中八九ろくでもない事だよね?ねえまだ5分経ってない?早く検査終わらないかな…」

王馬「流石にまだ5分は経ってないよ」

最原「だよね…。入間さん、お願いだから解斗くんに変な下ネタ聞かさないでくれるかな…」

百田「ガキ扱いかよ!?いや別に入間の下ネタなんざ聞きたいとかは思わねーけど…」

入間「テメーはあれかよ、アドブロックかよ」

最原「そうだね、入間さんは有害広告みたいな感じだし」

385 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/28 00:19:08.35 HxrXllI50 1570/1655

入間「つーか何で誰もオレ様が気がついたとんでもねぇことに食いつかねーのか不思議だぜ」

最原「どうせろくでもない事なのはわかりきってることだから、誰も触れないんだよ。もっと有益な話をしようか。解斗くん、僕らは13時頃にお昼を食べるんだけど、キミは何時頃に食べたいとかある?風邪だし、またお粥系のものがいいと思うんだけど…」

百田「朝から肉で重かったから、まだ当分は飯食う気分じゃねーな…」

最原「もう、王馬くんが豚足なんて入れるから…」

王馬「んもー、終一ちゃんが豚足なんて買ってくるから」

最原「解斗くん、どっちが悪いと思う?」

百田「いや両方だろ。わざわざ王馬の嫌いなもん買ってくる終一も、風邪引いたオレにわざわざ豚足食わせて処理させる王馬も両方悪いだろ。本当ならどっちかって言うと王馬の方が悪いに比重置きたかったけど意外とうまかったから少し許してどっこいだな。体調が普通の時に食いたかったぜ」

王馬「オレの部下になってくれたら、ご飯作ってあげないこともないよー?」

百田「じゃあ今後一切食うことは無さそうだな」

王馬「一切ってことは無いんじゃないかな。また豚足見かけたら作ってあげないこともないよ」

最原「もう絶対買わないどこう…」

入間「アドブロック原、テメー豚足を買わないように王馬に誘導されてっぞ」

386 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/28 00:20:57.71 HxrXllI50 1571/1655

入間「つーかオレ様を挟んでオレ様を無視しながら会話してんじゃねーぞ!会話の仲間に入れてよぉ…」

最原「解斗くん、次は僕が美味しいお粥を作るからね!」

入間「ガン無視ぃ……」

百田「…下ネタ言わねーって言ったらいいんじゃねーか?」

入間「オレ様から下ネタを取ったら、テメーらパンピー共にはオレ様は美人すぎて話しかけられねーだろ。気軽に話しかけられるように、こっちはわざわざレベルと落としてやってんだぞ」

最原「僕は別に入間さんと気軽に話し合うような仲になりたいとは思わないし、それで酷い下ネタと蔑称を話さなくなるなら会話のレベルを上げてもらっても全然構わないよ」

百田「つーか会話のレベル落とさなくてもいいぜ」

入間「宇宙飛行士の才能持ちの余裕並感かよクソッ!あえて滅茶苦茶専門的な話してやろうか!?あぁ?」

最原「あ、入間さんそろそろ5分になるよ」スマホチェック

入間「お、マジか」

王馬「診断結果ってどんな風にわかるの?」

入間「時間になったらここのモニタに表示されるぜ、ドイツ語で。そのうち診断結果を印刷出来るようにしようと思ってるけど現状ではプリント機能はつけてねぇ。そのくらい後からすぐ付けられるし」

387 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/28 00:23:26.36 HxrXllI50 1572/1655

入間「ちなみにオレ様はドイツ語全くわかんねーから、一々スマホで翻訳してるぜ」

最原「えっ…、読めないのになんでドイツ語で結果出るようにしたの?」

入間「だって医者はカルテをドイツ語で書くって言うじゃんか。だからそれに習ってみたんだよ」

王馬「そもそもこれお医者さんに診てもらわなくても診察出来るようにする発明品なんだよね?家庭用ってことなら結果はドイツ語じゃなくて日本語や、せめて英語表示の方がいいんじゃない?」

入間「でも結果がドイツ語でばーって出てきた方が、なんかかっこいいだろ!」

王馬「まあわかる」

最原「わかるんだ…」

王馬「かっこよさって大事じゃん?ボールペンだってドイツ語で言ったらクーゲルシュライバーって滅茶苦茶かっこよくなるし」

最原「ボールペンって言った方が早いじゃないか。というか何でそんな単語を覚えてるんだよキミは」

百田「クーゲルシュライバーなんかカッコイイよな。オレはドイツ語は出来ねえけどこれは覚えてるわ」

最原「……うん、こう…、言われてみたら確かにかっこいいかも。クーデレシュラスコバー」

王馬「クーゲルシュライバーね」

388 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/28 00:25:35.78 HxrXllI50 1573/1655

入間「おっ、出たぜ結果。えーっと、翻訳サイト翻訳サイト……」スマホポチポチ

王馬「オレが翻訳してあげよっか。えっとね……恋の病だってさ!」モニタ覗き込み

百田「は!?」

最原「相手とかわかる?」

王馬「お花屋さんの女の子に一目惚れだって」

最原「へえ、どこの?」

百田「いやどう考えても王馬の嘘に決まってんだろ!なんで食いついてんだよ!?」

入間「恋の病とかそんな面白みもなく普通に風邪だな、翻訳結果」ポチポチ

百田「あったり前だろ!?そんなメルヘンチックな病気で発熱してたまるかってんだ!」

王馬「何キョドってんの?え、もしかして本当に好きな人いるわけ?」

入間「はは〜ん?さてはオメー、本当はオレ様のことが好きだったんだな?」

百田「いや、それはねーから」

389 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/28 00:27:55.44 HxrXllI50 1574/1655

王馬「絶っっ対誰にも言わないから、オレだけにちょっと教えてくれない?」

百田「この中で1番テメーが信用ならねーってのに何言ってやがんだ!?つーかだからそんなヤツいねーって!」

最原「じゃあ僕にだけ教えてくれないかな?誰にも言わないから」

百田「いやそれもぜってー無理」

最原「助手の僕にも言えないんだ…」

百田「いや…、だからいねーんだって…」

入間「じゃあオレ様に…」

百田「だから好きなヤツなんざいねーつってんだろ!?何でテメーらそんなに食いついてきてんだよ!?中学生か!!」

天海「何騒いでるんすか?ダメっすよ」ガチャッ

百田「丁度いいとこに来たな蘭太郎!こいつら回収してってくれよ」

王馬「百田ちゃんが好きな人いるみたいなんだけど、口を割らないんだよ」

天海「なるほど。じゃあ誰にも言わないんで、俺だけに聞かせてもらえないっすか?」

百田「テメーもか」

390 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/28 00:30:14.47 HxrXllI50 1575/1655

天海「いや、俺はそこの3人と違って本気で応援してあげたいと思ってるんで」

百田「いねーんだって、そんなヤツ。こいつらが勝手にはしゃいでるだけで」

天海「なんだ、そうだったんすね。あ、入間さん、発明品のテストってやつは終わったっすか?」

入間「ああ、終わったぜ」発明品を仕舞う

天海「じゃあみんな部屋を出て行くっすよ。今はここ、病室なんすからね」

王馬「はーい」スタスタ

最原「解斗くん、もし誰か好きな人が出来たら真っ先に僕に教えてね」

百田「応援してくれんのか?」

最原「うん、相手がキミに相応しければ。それじゃあお大事にね」スタスタ

百田「…おう」

391 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/28 00:33:26.96 HxrXllI50 1576/1655

入間「オレ様にも教えてくれたら、そいつが過去何人とヤッてきたのか測定する発明品貸してやんよ」スタスタ

天海「それはまた最低な発明品っすね…」

百田「はー…、やっと出てってくれたな。あいつらまとめて相手にすんのは疲れるぜ」

天海「まあ皆さんキャラが濃いっすからね」ドアパタン

天海「…ところで、本当の所はどうなんすか?」ススス…

百田「テメーも好きだな」

天海「すみません、でも気になることはとことん探求したい性分なんで。ほら俺一応冒険家っすから、色々首を突っ込んでみたくなるというか」

百田「まあ蘭太郎ならいいか、その代わりなんかあった時は頼むぜ。おら耳貸せ」

天海「なんかって何っすか?恐いっすね…」耳寄せ

392 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/28 00:35:29.10 HxrXllI50 1577/1655

ーリビングー


入間『おい聞こえるか?』小声

最原『ダメだ…、全然聞こえない…』小声

王馬『寝てて腕時計してないんだから盗聴出来るわけないじゃん』小声

入間『時計は部屋ん中にあるんだから、ワンチャン聞こえるかもだろーが』

最原『やっぱり好きな人いるんじゃないか…。ていうかなんで助手の僕に言えなくて天海くんには言えるんだろう…』

王馬『だってキミ相手刺しそうじゃん』

最原『刺しはしないよ…。僕ってそんなに恐そうなイメージある?』

王馬『ある』

最原『ショックなんだけど…。もしかして解斗くんも僕にそんなイメージ持ってたりするのかな…』

入間『かもな』

最原「ねえ東条さん、僕って人を刺しそうなくらい人相悪いかな?」

東条「え?」デザート作り中

王馬「人相の問題じゃないよ。確かにキミは吊り目だし根暗っぽいオーラ出てるけど、そういう問題じゃないんだよ」

393 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/28 00:37:36.25 HxrXllI50 1578/1655

天海「ん?皆さんどうしたんすか?」ガチャッ

最原「天海くん、解斗くん誰が好きって言ってたの?」

王馬「ストレートに訊いちゃうのかー…」

天海「盗み聞きしたんすか?感心しないっすね…。というかそんなこと教えられないっすよ」

最原「教えて蘭太郎お兄ちゃん」

天海「ん”んっ…、……ダメっす。というか、俺を都合良く使いたい時だけお兄ちゃん呼びするんじゃないっすよ。普段から呼んでくださいっす」

最原「普段から呼ぶから教えて」

天海「……ダメっす、彼と約束したんで」

最原「チッ」

天海「こら!舌打ちなんてしちゃダメっすよ!」

最原「舌打ちじゃないよ、ただリップ音が鳴っちゃっただけだから」

天海「そうだったんすね。勘違いして怒っちゃってすみませんでした」

入間「オレ様にはガッツリ舌打ちに聞こえたぞ」

最原「入間さんには耳鼻科を薦めるよ」

394 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/28 00:39:49.38 HxrXllI50 1579/1655

最原「じゃあヒントだけ教えてくれないかな?」

天海「ダメっす」

最原「じゃあ質問1つだけさせて。イエス・ノーで答えられるヤツだから」

天海「答えないっすよ」

最原「その人、僕が知ってる人?」

天海「さぁ、どうでしょうね」フイッ

最原「…………うん、まあいいや。自力で調べるから」

天海「恋愛くらい自由にやらせてあげましょうよ」

最原「その人がとんでもない人だったらどうするんだよ。解斗くんの恋人になるなら東条さんくらいのスペックの人じゃないと僕は認めないから」

天海「ハードルめちゃくちゃ高いっすね…」

王馬「高すぎてほとんどの人が超えられはしないけど、くぐれちゃうね」

入間「テメーはトサカ頭の姑かよ。てかそのやる気をもう少しオレ様の恋人探しの方にも割けねーか?」

最原「他の人ならもう少し協力してあげたいっていう気持ちは出ると思うんだけど、入間さんだからもう無理かな…」

入間「逆贔屓はやめろよ!」

最原「じゃあ日頃の態度を改めてね」

395 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/28 00:42:05.62 HxrXllI50 1580/1655

入間「オレ様がこれ以上聖人になっちまったら全国の入間ファンが押しかけて大変なことになっちまうだろ!」

最原「入間さんにファンなんて居るわけないだろ…」

入間「いや、居るぞ!証拠見せてやるからちょっと待ってろ!」スマホポチポチ

入間「ほら見ろ!ネット掲示板のオレ様のファンが集うスレッドだ!」スマホ見せ

最原「えっ!?なにこれ…。……ダンガンロンパの登場人物のファンが書き込んでるのか…。こんな書き込みする人居るんだね…、気持ち悪いな…」

入間「確かに多少きめぇけどまあ基本オレ様のことを褒めてる書き込みばかりだからな、気分悪くはねーぜ」

最原「……入間さんをドラえ●ん扱いして欲しがってる人ばかりだね…。あとは外見しか褒められてないね」

入間「それな…。こんなところの書き込みくらい、結婚したいとかいうヤツが1人くらい居てもいいと思うんだけど1回ヤりたいとか、そんなんとドラえ●ん扱いばっかなんだよ…」

最原「いや、あの番組の視聴者から求婚されても嫌でしょ?」

入間「うんにゃ場合によってはアリだな。その場合、逆探知してぜってー突き止めてやっから、そこから色々調べ尽くしてやる。んで割とまともな人間だったら押しかけてやる」

最原「入間さん必死過ぎて…」

396 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/28 00:45:11.90 HxrXllI50 1581/1655

入間「ちなみにオレ様とテメーは、第53回目のダンガンロンパで番組ファンが結婚したくないキャラ非公式ランキング男女1位だぞ」

最原「そんな情報いらないよ。ていうか相当失礼なランキングだなそれ」

王馬「オレも掲示板で色々見たんだけど、キミはキャラとして尖ってるからキャラ人気は割とあるみたいだよ。でも結婚したくないどころか、友達になりたいランキングもワースト1位だったけど」

最原「なんでキミまでそんなものチェックしてるんだよ」

王馬「随分前ににエゴサしてたらその辺に行き着いたから、好奇心で色々見てみたんだよねー。…いやー、見なきゃ良かったよ」

天海「何を見たんすか…」

王馬「闇かな」

天海「闇……」

入間「オレ様53回目の参加者全員分のファンスレッドチェックしたけど、本人がヤベー奴ほどそこに書き込むファンもヤベー奴が多い印象だったな」

最原「じゃあ東条さん辺りのファンが1番まともな人が多いのかな」

入間「まあな。でも女参加者のファンの書き込みは基本、『ヤりてぇ』とかそんなんが多いけどな」

最原「キミよくそんな書き込み全員分の読めたね」

王馬「この人元々正気度が低いから逆にあんまダメージにならないんじゃない?」

入間「誰がSAN値0だよ」

王馬「ゼロとは言ってないんだけど」

397 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/28 00:49:07.34 HxrXllI50 1582/1655

最原「そんなこと聞いたら絶対見たくないなこれ…。解斗くんのスレッドには何て書かれてるのかとか気になるけど…」

入間「テメーのファンはリョナラーが多い感じだったぜ。オメーみたいな生意気な奴はボコったりいじめ倒したいんだと」

最原「えっ、こわっ…。ファンのくせにいじめたいとか意味がわからないな…。…ていうか訊いてないことをわざわざ教えてくれなくていいし、解斗くん関係ないじゃないか。いや言わなくていいけど」

入間「宇宙バカは確か…、病気があの後どうなったのか気にして心配する声が多かったな」

最原「普通にファンっぽい書き込みだ…。流石解斗くんのファンだね」

入間「まあどのスレッドも53回目のダンガンロンパが終了してから何ヶ月も経ってるから、もう滅多に書き込みなんざされてねーけどな。学園脱出して携帯手に入れてこれ見つけてから毎日チェックしてただけに、ちょっと寂しいもんだな」

最原「なんでこんなもの毎日チェックしてたんだよ…。…でもまあ、ダンガンロンパが風化してきてるのがわかってちょっと安心かな。ねっ、天海くん」

天海「…………えっ?ああ、すみません、もう1回言ってもらえないっすか?ちょっと聞いてなかったもんで…」スマホ持ち

最原「……天海くん、顔色悪いよ?」

王馬「エゴサしてたみたいだね」覗き込み

398 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/28 00:51:08.59 HxrXllI50 1583/1655

天海「すみません…、今の話聞いてたら自殺行為だと思いつつも、自分がどう思われてたのかつい気になって……」

東条「…確かにこれは…、酷いわね…」スマホポチ…ポチ…

最原「東条さんまで……」

東条「……とりあえず、女子全員に防犯ブザーでも持たせましょうか…」ハァ…

入間「今まで平気だったんだから大丈夫だし今更だろ。こいつらは書き込むだけで、たとえ街中でオレ様達を見かけても実行する根性なんてねーネット弁慶共だろうし」

東条「そうだと良いのだけれど…」

最原「持たせても良いと思うけど、急に持たせたら不審がると思うから何か適当な理由をつけてね」

王馬「この自分達のファンの心ない書き込み見せれば一発で納得してくれるでしょ」

最原「いや、こんなの女子に見せちゃダメだろ常識的に考えて」

王馬「でも警戒心持ってくれるようになるよ?」

最原「いやいや…、不安がってどこにも出かけられなくなる人が出たらどうするんだよ…。女子は勿論、他の男子の前でもこの話絶対しちゃダメだからね王馬くんと入間さん」

入間「そもそもオレ様は、オレ様にもちゃんとファンは居るんだぞ!ってことを見せつける為にこの掲示板を見せたからわざわざ他人に教えるなんて面倒くせーマネはしねーよ」

399 : ◆k6xhNpU36A - 2018/05/28 00:53:31.44 HxrXllI50 1584/1655

最原「……入間さんは、こんなファンでも居た方が嬉しいの?」

入間「あったりまえだろ!外見であれ才能であれ、オレ様をイイと思ってる奴らだからな!」

最原「ああ、そう…」

東条「きっと普段私達から褒められることがないから、入間さんはこんな人達の存在も良いものだと思ってしまっているのね…。これはもっと普段から褒めてあげるべきかしらね…」

王馬「でも褒めるところほとんど無いじゃん」

天海「とりあえず、発明品を作る度に凄いと褒めてあげれば良いんじゃないっすかね」

最原「えっちな物だったり、くだらない発明品でも褒めるの?」

天海「まあ、褒めないよりは…」

王馬「褒めたらつけ上がるから、どうせそれはそれでろくでもないことになるよ」

入間「どうでもいいけどテメーら、そういうのは普通オレ様の前でする話じゃねーよな?いや、どうでもよくねーけどさ」

天海「あれ、気づきました?いやー、流石っすね入間さん」

入間「これくらい気づくに決まってんだろ!パンピーの場合は知らねーけど、オレ様は大天才だからな!!」

王馬「すっごーい!さっすがドラえ●んじゃーん!」

入間「おらおら!もっと褒めやがれ!!」

東条「些細なことを雑に褒めても、なんだか大丈夫そうね」

最原「入間さんって傷つきやすい割には案外生きやすそうだね…」

406 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 21:32:38.01 Lxo9EgIA0 1585/1655

ーーー

ー本屋ー


最原(うーん…、在庫検索した時は1冊あるって出てたのに、やっぱり何度見ても見当たらないな……)

天海「終一君、どうっすか?欲しい本見つかったっすか?」スタスタ

最原「ううん。丁度誰かに持って行かれちゃったのか、見当たらないんだよね…」

天海「あー…、それは残念だったっすね」

最原「まあいいよ。ちょっと中読んでから買うか決めようと思ってたけど、通販で買うことにするよ」

最原(……あれ?棚の向こうに居る人、さっきからこっち見てる?…ひょっとしてここの棚が見たいのかな…)

最原「気になってた物は見つからなかったけど、折角大きな本屋に来たから他にも見ていいかな?」

天海「勿論いいっすよ。じゃあ俺も他の所見てるんで、満足したら連絡くださいっす」

最原「なんなら先に他のお店に行ってていいよ。天海くんは服が見たいんだよね?」

天海「俺も本は好きなんで大丈夫っすよ。それじゃあまた」手ヒラヒラ

最原(じゃあ僕もあの人の邪魔にならないように、他の棚を見ようかな…)スタスタ

407 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 21:33:48.21 Lxo9EgIA0 1586/1655

ーーー


最原(……なかなか面白そうだし、これ買おうかな…)パラパラ

最原(あっ、このページ折れてる…。他に在庫は……無さそうだな…)

最原(仕方ない、メモだけしてネットで買おう…。流石に新本なのに折れたページのある本なんて欲しくないし)スマホポチポチ

最原(…って、天海くんに最後に会ってから2時間も経ってる…。これ以上時間かけるのは流石に申し訳ないし、連絡取ってお店移動しようかな)ポチポチ



ーーー


最原「天海くんごめんね、時間かかっちゃって」タッタッ

天海「大丈夫っすよ。雑誌読んでるのも楽しかったんで」

最原(……ん?あの人、さっきもこっち見てたよな…?…まあ同じ本屋の中だし、同じ人見かけるのもあり得ると言えばあり得るけど……)

天海「何か買うんすか?」

最原「あ、いや、ううん。特に買わないかな。最初に探してた本の他にも良さそうな本があったんだけど、折れたページがあったから…、また今度買うことにするよ」

天海「今日は運がないっすね…」

最原「いいよ。そもそもビニールのかかってない本なんて何人が触ったかわかったもんじゃないし、綺麗な本を別のところで買うから。そんなことよりお店移動しようか」

天海「はい。じゃあ行くっすよー」スタスタ

408 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 21:35:24.47 Lxo9EgIA0 1587/1655

ー道ー


最原「何か欲しい服があるの?」スタスタ

天海「いやそういう訳じゃないんすけど、そろそろ夏服準備しないとなと思って。ほら俺ら半袖とか一着も持ってないじゃないっすか」スタスタ

最原「夏服って…、まだ気が早くないかな?」

天海「そんなことないっすよ。店頭にはもう夏物もありますし、それに最近の日本って異常気象で急に暑い日が来たり寒い日が来たりするじゃないっすか。薄着も持ってた方が絶対いいっすよ。キミも何着か買ったらどうっすか?」

最原「うーん…。じゃあまあ、何か良さそうなのがあったら買うよ」

天海「……えーっと…、あのファッションビルはどこだったっすかね…。…すみません、ちょっと調べるっす」スマホポチポチ

最原「うん」なんとなく周囲見渡す

最原(……!?あの人、さっきも本屋で僕達を見てた人だよな…。またこっち見てるけど…、……これはもしかしなくてもストーカーなんじゃないかな…。そもそも大きな本屋の中の違うコーナーで同じ人に見られてること自体あんまりないことだし…)

最原(あの人は女性のようだし、天海くんのストーカーとか?でも普通にあの番組の視聴者って可能性もあるよな…。普通って言うのもおかしいけども…)

最原(…天海くんはまだ気づいてない感じだな……)

天海「道わかったっすよ。あっちっすね」スタスタ

最原「ねえ天海くん…」

天海「ん?どうしたんすか?」

409 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 21:37:38.71 Lxo9EgIA0 1588/1655

最原(……まだどちらか判断出来ないし、それによってちょっと態度も変えなきゃいけないし、天海くんと別行動してみてちょっと絞ろうかな…。と言っても、視聴者でも天海くんの方に行く可能性もあるけど…、まあ、やってみるか…。もし僕の方を引き続きストーカーしてたらほぼ100%視聴者ってことだし、適当に怒鳴ってさっさと追い払おう…)

最原「……僕実はさっきからちょっと気分が悪いから、ちょっとそこの公園で休んでていいかな…?」

天海「えっ!?大丈夫っすか!?」

最原「うん、少し休めば大丈夫だよ。だから天海くん先に行ってていいよ。本屋で散々待たせちゃったし…」

天海「いや、気分の悪い人を置いて行けないっすよ!」

最原「あー…、じゃあ飲み物とか買ってきてくれないかな?」

天海「飲み物っすね。この公園に自販機は……無さそうっすね…」

最原「行きに見かけたコンビニで…」

天海「そういえばコンビニあったっすね。飲み物は何がいいっすか?」

最原「じゃあ適当にお茶とか……」

天海「お茶っすね、わかりました。じゃあすぐ買ってくるんであそこのベンチで待っててほしいっす。なんかあったらすぐ連絡ください」

最原「…えっと、本当にちょっとだけだから気分悪いのは。だからそんな深刻そうにしなくていいし、急がなくていいからね」

天海「なるはやで用意するんで」タッタッタッ

最原「人の話聞いて」

410 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 21:39:26.95 Lxo9EgIA0 1589/1655

最原(走って行ってしまった…。……まあいいか。僕達からあのストーカーまでまあまあ距離があったから、会話は聞こえてないだろうから天海くんがまたここに戻ってくるかなんてのはわからないだろうし、もし天海くんが好きなストーカーだったら天海くんを追いかけて行くか、諦めてどこか別の所に行くよね)スタスタ

最原(どこかに行っちゃった場合は取り逃がしたことになるけど、まあ、再犯するようならその時どうにかすればいいかな…)ベンチ座り

最原(…………って思ってたんだけど、杞憂だったようでストーカー公園に入ってきちゃったよ…。にしても追跡下手だなこの人…。わざとじゃないかっていうくらい……)

最原(十中八九興味本位な視聴者だろうな…。公園とは言えここは都会だし人もまあまあ居るからあんまり怒鳴りにくいけど、舐められない程度に威嚇するか……)ツカツカ

最原「…お、おい!お前!」

腐川?「ひゃああっ!?な、なによ!急に怒鳴るんじゃないわよ!て言うか、あたしに何か用なの…?」

最原「お前さっきから僕達のことをつけていたよな?」

腐川?「は?じ、自意識過剰なんじゃないの…。文学少女が本屋に居て何が悪いのよ……」

最原「……本当にストーカーじゃないの?」ジトーッ

腐川?「違うって言ってるでしょ!まだ何もしてない人間を疑う探偵なんてフィクションだけで充分よ!」

最原「なんで僕が探偵だって知ってるんだよ!やっぱりあの番組の視聴者なんじゃないか!」

腐川?「あんな最低で最高なエンターテイメント番組なんてあたし、知らないわよ!?」

最原「視聴者なことを隠す気あるのか無いのかどっちなんだよ」

腐川?「…まあ、そうね。時間も無いことだし茶番はこの辺にしておいてあげるわ…」

411 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 21:40:52.06 Lxo9EgIA0 1590/1655

腐川?「んふふっ…。あんたをからかうと面白いってネットに書かれてたから、ついからかっちゃったわ」

最原「クソッ…、ホントろくなこと書かれてないな……。からかえてもう満足しただろ。ほら、あっち行けよ!次視界に入ったら本気で怒るからな!」

腐川?「ふーん…、あたしを逃して本当にいいの…?」

最原「もうお前を視界に入れたくもないから、頼むから早くどこかに行けよ!」

腐川?「あたし、白銀つむぎよ」

最原「……は?」

腐川?「…へ……へっぷし!」

ジェノ?「じゃんじゃじゃーん!今明かされる衝撃の新事実ゥ!半日あんたらをストーキングしていた相手はなんと!あの因縁のコロシアイ学園生活の首謀者なのでしたー!」

最原「か、からかうのも大概にしろよ!誰がそんなの信じるか!」

ジェノ?「まあ、しゅうちんがそう思いたくなる気持ちもわかるけどねー。じゃあこうしたら信じる?」ウィッグ外す

白銀「じゃーん、私だよ♡」

最原「!!?」

412 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 21:42:18.07 Lxo9EgIA0 1591/1655

最原「小松……」

白銀「今日は腐川さんの気分だったから腐川さんのコスプレしてみたんだよねー。あ、腐川さんって知ってるかな?ダンガンロンパ無印のキャラクターなんだけど…」

最原「……お前は行方をくらましてただろ…。なんで今さら…わざわざ目の前に現れた…?」

白銀「訊きたいことは山程あるだろうし、捕まえてから訊きだしたらいいんじゃないかな?あ、ひょっとして天海くんが戻って来るまでの時間稼ぎでもしてるの?」ウィッグ装着

最原「…………」

ジェノコス「じゃあ、あんたがモタモタしてる間に逃げちゃおっかなー?っと」スタスタ

最原「ま、待て!」ダッ

ジェノコス「…ってフェイントに見せかけて攻撃…じゃなくて、逆に捕まえてやるわ!」ダキッ

最原「うわぁっ!?」

ジェノコス「はいケツポケットスマホ族~。…ラッキー、旧機種じゃん」スマホ盗って離れる

最原「え?わっ…か、返せよ!!」

ジェノコス「あ、返して欲しいの?そんじゃねー……はーい、取ってこーい!」ポイッ噴水ポチャンッ

最原「!!!!???」

413 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 21:43:42.05 Lxo9EgIA0 1592/1655

最原「ちょっ……」噴水から拾い上げる

ジェノコス「電源入る?」

最原(……電源が勝手に切れてるけど、まだこの状態だと壊れたとも言い切れないんだよな…。確か、完全に乾かしてから電源をつけると復活するって言うし、今ここで電源を点けない方がいいかもしれないな……。…バックアップ最後にいつしたっけ…。ああクソッ、型落ちしてる安いのを買うんじゃなくてちゃんとした防水携帯にするんだった!)

ジェノコス「壊れた?ねえねえ」

最原「…なんでこんなことするんだよ!」

ジェノコス「えー、別にただの嫌がらせだけど?」

最原「こんな嫌がらせをやる為だけに僕の前に現れたのか!?…その浅はかな行動を後悔させてやるからな!」タッタッタッ

ジェノコス「なになに?アタシを捕まえる気?じゃあほら、捕まえてごらんなさーい!ゲラゲラゲラッ!」ダダダダダッ

最原「速っ!?くそっ!オタクの癖に!!」タッタッタッ

ジェノコス「『オタクだから』とかそういう偏見良くないわよー?オタクにもアクティブでフットワークが軽くて体力のあるオタクは大勢いるんだからさー」ダダダダッ

最原「いくら足が速かろうが女が男の体力に勝てると思うなよ!絶対捕まえてやるからな!!」タッタッタッ

414 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 21:45:15.56 Lxo9EgIA0 1593/1655

ーーー


天海(……お茶買ってきたんすけど、終一君居ないっすね…)キョロキョロ

天海(もっと気分が悪くなってトイレに行ったとかっすかね?…………誰も居ないっすね…)

天海(何かあったら連絡するように言ったのに……)スマホポチポチ

天海(……電話も繋がらないっすね…)

天海「…あー、えっとすみません。ちょっといいっすか?」

女1「えっ!な、なんですか?///」

女2「わっヤバイ、イケメンじゃん///」

天海「……実は今人を探してまして、髪が黒くてショートカットで…黒尽くめの服装をしたこれくらいの身長の細身の男の子を見なかったっすかね?この公園に居たと思うんすけど…、連れなんすけど居なくなってしまって……」

女1「…あー…。その人かはわかりませんけど、そういう黒い人ならなんかさっき、そこの噴水の辺りでセーラー服着た女の子とモメてたみたいで、言い合いなった後2人そのままどこかに行っちゃいましたよ」

女2「なんか騒いでたからちょっと目立ってたよねー。まあたまにいるはしゃいでる若者達かな?と思ってスルーしたけど」

天海「セーラー服の女の子…?」

415 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 21:47:04.66 Lxo9EgIA0 1594/1655

女1「あ、でも本当にその人がお連れさんかはわかりませんよ」

天海「そうかもしれないっすけど、一応その人達が向かった方向を教えてもらってもいいっすかね?連れと連絡がつかないもんで、とりあえずその人を探しに行きたいと思うんで…」

女2「えーっと、あっちの方に行ってましたよー。探しに行っても、あの人達走ってたから見つからないかもですけど…」

女1「ここで待ち合わせてたなら、ここで待ってたらそのうち戻ってくるんじゃないですか?」

女2「お話しましょうよー!」

天海「ありがとうございます。でもじっとしてられない性質なんでちょっと探してくるっす」

女2「あ!じゃあ私達まだしばらくここに居るんで、その人がまた公園に戻ってきたら教えてあげるからライン交換しましょー!」

天海「いいんすか?じゃあお願いします」スマホ取り出し

女1「じゃああたしもー…」

天海「え?情報教えてくれるだけなら1人だけで大丈夫っすよね?」

女1「ぐぬぬ…」

416 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 21:50:04.12 Lxo9EgIA0 1595/1655

ーアイス屋前ー


赤松「いやー、ちょっと並んじゃったけどついに買えたね!今話題のインスタ映えアイス!!現物はやっぱり可愛いな~!」パシャッ

春川「アイスも可愛いけど赤松も可愛いよ」

赤松「春川さんすぐそういう恥ずかしいこと言っちゃうんだから…。私なんて口説いたって仕方ないよ?」

春川「可愛いから可愛いって言っただけだよ。それよりどこで食べる?この辺で立って食べる?」

赤松「あっちの方に公園があるから、そっちで座ってゆっくり食べよ!」

春川「わかった」

赤松「あ、溶けちゃう前に一緒に写メ撮ろうよ!」スマホ構え

春川「赤松インスタやってるの?アカウント作ってフォローするから教えてよ」ピース

赤松「ううん。別にSNSとか何もやってないんだけど、ただの記念写メだよ」カシャッ

赤松「もう1回撮るね」カシャッ

赤松「……うん、オッケー!後で写真送っとくね!」

417 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 21:51:58.84 Lxo9EgIA0 1596/1655

春川「これ既にちょっと溶け始めてきたよ」

赤松「あ、ホントだ。早く移動して食べよっか。……あれっ?」

春川「どうしたの?」

赤松「いや…、うーん…。今そこの道をそっちの方に最原くんが走り抜けていった気がしたんだけど…」

春川「最原が?」タッタッタッ…クルッ

春川「……あの黒い奴、確かに最原に見えなくもないね。何してるんだろ。…曲がった」

赤松「最原くんの前にセーラー服の女の子が走り抜けて行ったから、その女の子を追いかけてるように見えなくもなかったんだけど……」タッタッタッ

春川「最原が女を……。……赤松、気になるの?」スマホポチポチ

赤松「うん、ちょっと。最原くんが無意味に走るとは思えないし、何かあったのかなって…」

春川「…電話しても繋がらないね…。あれが最原だとしたらまあ今は手が離せないだろうし当たり前か。赤松がそんなに気になるって言うなら、あいつを追いかけて最原だったなら事情を訊いてこようか?」

赤松「えっでも…」

春川「大丈夫、この程度の距離私なら追いつけるから。走ってる間に駄目になっちゃうだろうしアイスあげるよ」つアイス

赤松「えっ、あっ…」受け取る

418 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 21:54:11.05 Lxo9EgIA0 1597/1655

春川「それじゃあちょっと行ってくる」ヒュンッ

赤松「走るのめちゃくちゃ速っ!!?」

赤松「……ああ、行っちゃった…。どうしよう、折角並んでこれ買ったのに…」

天海「あれっ?赤松さん……アイス食べに来たんすか?」タッタッタッ

赤松「天海くん!?どうしたの、そんなに走って…」

天海「いや、終一君と出かけてたんすけど、実ははぐれてしまって…。連絡もつかないし、彼っぽい人が誰かと言い争いになって追いかけてたって話を聞いたもんで、今探しまわってるんすよ…」

赤松「言い争いに…?…多分最原くんだと思うんだけど、さっきそこの道をあっちの方向に走って行ったよ!」

天海「本当っすか!?ありがとうございます!じゃあ俺も…」

赤松「あ、ちょっと待って!これあげる!」つアイス

天海「え?」受け取る

赤松「実は私も春川さんとこのアイス食べに来たんだけど、これ買い終わったら丁度最原くんを見かけて…、それで私が気になっちゃったから春川さんが今追いかけてくれてるんだよね…」

天海「ああ、これ春川さんの分っすか。てっきり赤松さんが2つ食べるのかと…」

赤松「私はそんなに大食いじゃないよ!」プンプン

天海「すみません…。でもいっぱい食べる女の子って可愛くて俺は良いと思うっすよ」

赤松「天海くん、社交辞令でもそういうこと絶対女の子に言っちゃダメだからね!もし本気に捉えた子が居たら可哀想だよ!責任取れるの!?」

天海「なんで怒られるんすかね?」

419 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 21:56:07.68 Lxo9EgIA0 1598/1655

赤松「…最原くんには今連絡がつかないみたいだけど、春川さんがすぐ追いかけて行ったから春川さんに連絡すれば多分最原くんの居場所も分かるよ。あとアイス溶けちゃうから天海くんも遠慮せず食べてね。勿体無いから」アイスペロペロ

天海「春川さんは運動神経が良いから、見失うことは無いでしょうね。走ってちょっと暑かったんでアイス有り難くいただくっす」アイスペロペロモグモグ

赤松「春川さん、追いつけたかな…?電話…は走ってるのに鳴ったら迷惑かもしれないからメッセージだけ送っとこう…」モグモグ

天海「春川さんが行ってるんで何があっても大丈夫とは思うっすけど、やっぱり心配なんで俺も追いかけてくるっす。アイスご馳走様でした」タッタッタッ

赤松「あ、待って!私も行くよ!もしかしたら私の見間違いかもしれないし、見間違いで2人を走らせたら悪いからせめて私も走るよ!」タッタッタッ



ーーー


ジェノコス「おーにさーんこーちらー!手の鳴る方へー…って、鬼はアタシか!殺人鬼キャラ的な意味で!ゲラゲラゲラッ!」ダダダダダッ

最原(!雑居ビルの中に入った…。避難用の階段とかを使って巻いて逃げる気か、どこかに籠城する気か…?)タッタッタッ

最原(エレベーターは無いか…、クソッ、階段か…。流石にキツくなってきたな…)ゼーハー…

ジェノコス「めっちゃ息切れてんじゃーん、大丈夫ー?そんなんで本当にアタシを捕まえられるのー?」ダダダダダッ

最原「…う、…うるさいっ…!」ゼーハー

420 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 22:00:00.73 Lxo9EgIA0 1599/1655

最原(今何階だ…?めちゃくちゃ登るな……)ゼーゼーハーハー…

ジェノコス「喰らえ!シザーアタック!」シュバッ!

最原「!!?」

最原(は、ハサミが僕の顔をかすめたぞ…。…僕の背後の壁にハサミが刺さってる……)ドキドキ…

ジェノコス「この隙に引き離すっ!」ダダダッガチャッバタンッ!

最原(どこかの部屋に入ったな…)

最原「ここまで来て……ひるまないからな!」タッタッタッ

最原「ここか!?」バンッ!

ジェノコス「おー、大正解~。つっても階段登ってすぐの部屋に入ったからまあ、そうなるな」

最原「も、もう逃げられないぞ!この部屋の出入口はこのドアしか無いみたいだからな…」ドアバタンッ

ジェノコス「窓とかならあるけどねー。まあ流石のアタシも6階からは飛べないけど」スタスタ

421 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 22:02:46.51 Lxo9EgIA0 1600/1655

ジェノコス「いやー、それにしても大分お疲れみたいじゃん?ちょっと横になって休んでいったら?」

最原「お前を捕まえてからゆっくり休むことにするよ」距離詰め

ジェノコス「やーん!イケメンに押し倒されちゃうー!萌え……はしないわな。アタシ夢女じゃねーし。あ、勿論白夜様は別だけどー!」キャッ

最原(…何を言っているのかさっぱりわからないけど、さっさと捕まえよう…)

ジェノコス「てかさー、アンタさっきからアタシのことを『捕まえる』とか言いまくってるけど、具体的にどうするわけ?何?ずっと押し倒すの?やだー、はーずーかーしーいー!」

最原(…そういえば、縛る物が何も無いな…。いや……)

最原「お前のその制服のタイで腕を縛って……足はこの僕の上着で縛るから問題ないよ。その後は仲間を呼んで、お前を完全に捕まえてやるからな!」ビシッ!

ジェノコス「携帯壊れてんのにどうやって仲間呼ぶんだよゲラゲラゲラゲラッ!急で仕方ないとは言え色々ノープランすぎてなんか可愛いんですけどー!」

最原「お、お前を縛ってこの部屋に放置してその間に仲間を呼びに行くんだよ!」

ジェノコス「そんなガバガバプランだと、どんなにキツく縛られても放置されてる間に余裕で逃げきれる自信あるわー。だってさー…」指パッチン

422 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 22:04:44.37 Lxo9EgIA0 1601/1655

ジェノコス「アタシの仲間、ずっとこのビルにスタンバらせてたんだよねー」最原の後ろ指さし

最原「えっ、仲間…!?」振り返り

ジェノコス「なーんてな!」後ろからタックル

最原「うわああ!?」ドテッ

ジェノコス「いやー、油断しすぎっしょ!なんで距離詰めてたのにアタシに背を向けるのかね?アンタほんと抜けてるわよねー。抜けてる男子…、割と萌えるじゃない」ギリギリギリ…

最原「痛い痛い痛い!腕痛い!!」ジタバタ

ジェノコス「たまに痛めつけられるサドキャラって愛おしいわよねー。アタシそういうの大好物な…のっ!」背中ゲシッ!

最原「い”っ…!?」

ジェノコス「……あー、ちょっとスッキリしたかな。数ヶ月の間、ずーっとアンタのこと痛めつけてやりたいって思ってたからさ…。ねー、どこまで痛めつけられると思う?」

ジェノコス「正解は…ハイ!死ぬまでー!やっぱり萌える男子は殺されてなんぼだから、仕方ないわよねー?」

最原「…ここでなぶり殺しにする為に僕をおびき寄せたのか…?」

ジェノコス「え?ここで?なぶり殺し?……いやいやいや…、そんな絶望的にツマラナイ殺し方するわけないっしょ?」

423 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 22:07:08.20 Lxo9EgIA0 1602/1655

最原「どうあれ殺すんだろ!?お前みたいな奴でも女だから怪我はさせないようになるべく穏便に捕まえてやろうと思ってたけど…、正当防衛だからもう滅茶苦茶に抵抗してやるからな!」起き上がろうとする

ジェノコス「大人しくしてろっての!アンタも無駄に怪我したくないっしょ?」頭踏みっ

最原「どうせ殺す癖に…!」

ジェノコス「殺すには殺すけど、こんなところで地味~にぶっ殺してもアタシも誰も面白くないじゃない?アンタはアタシの新番組で華々しく死にさらして、みんなを楽しませるんだからなッ!」

最原「ば、番組…?チームダンガンロンパはもう事実上解散したハズじゃ…」

ジェノコス「だーかーらー、『アタシの新番組』だっつってんだろ!チーダンはもう関係ねーんだよ!チーダンでの経験を活かしてアタシがトップの組織で、アタシがダンガンロンパよりイカしてるデスゲーム番組をやるっつってんだ!!」

ジェノコス「その番組でテメーはロンパ視聴者の客寄せ&見せしめ枠として華々しくぶっ殺してやる予定だから覚悟しとけよ!?」

ジェノコス「と、言うわけでぇ…、あんまり最初からボコボコの状態で出演してそっから死んでもみんなあんまり湧く感情も無いだろうから、あんまりケガとかさせたくないんだよねー。だから大人しくしといてくれる?大人しくしてくれたら今無駄に痛い思いしなくて済むし多少寿命が伸びるわよ?」

最原「そんなこと言われて大人しくしてるわけないだろ!クソッ…!」足をどけようとする

ジェノコス「やめときなってー。抵抗するとヒールに体重かけるわよー。頭にヒールは痛いっしょ?」グリグリ

最原「い”っ…うぅ…っ!」

424 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 22:10:47.17 Lxo9EgIA0 1603/1655

ジェノコス「……んー…、にしても遅いわねー。マジでこれ以上は痛めつけたくないからさっさと捕まえちゃいたいんだけど……」

最原「…?」

ガチャッ

ジェノコス「もー、おっせーなー。すぐ来いって打ち合わせで散々…」

春川「最原から離れて」ブンッ

ジェノコス「!!?」キンッ

春川「離れて」ガッ

ジェノコス「チッ!」サッ

最原(ドアが開いた音がしたと思ったら春川さんがこの女にハサミを投げつけて、それが弾き返されると持っていたモップでこいつを薙ぎ払うように退けてくれたおかげで、僕はやっとあいつから開放された…)

最原「うっ…、春川さんがなんでここに…?」起き上がる

春川「アイスを食べてたらたまたま……いや、食べてない…。せっかくの赤松とのデートを邪魔された…。絶対許さないからね白銀……!」ギリッ

最原「…?後でわかりやすく説明してね…」

425 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 22:15:08.51 Lxo9EgIA0 1604/1655

春川「ともかく、あんたの部下は来ないよ白銀。私が全員始末したから」

ジェノコス「えっ、殺したの?」

春川「いや、殺してはないけど。あいつらにはまだ訊くこともあるかもしれないから、とりあえず最低限聞き出して後は黙らせただけ」

最原「やっぱり部下が居たのか…」

春川「この下の階に到着した時廊下に武装した男が複数人居たから、とりあえず絞め上げたらあんたの部下でびっくりしたよ」

ジェノコス「とりあえずで武装した男共を締め上げるとかほんとアンタ恐ろしい女ね」

春川「やられる前にやるのは基本だよ」

ジェノコス「アンタどこの修羅の街で生きてんのよ」スマホ取り出し

春川「フンッ!」モップブンッ!

ジェノコス「くっ…!?」スマホ弾き飛ばされる

春川「別の仲間に連絡しようとしてるなら無駄だよ。そっちは東条が向かってるから、時期そっちも制圧されるよ」

ジェノコス「ぐぬぬ…!あいつらベラベラ喋りすぎだっつーの!どこまで喋ってんだ!?」

最原「えっと…?」

426 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 22:17:01.71 Lxo9EgIA0 1605/1655

春川「あんたが白銀からどこまで話を聞いているのかは知らないから端折りながら一通り説明するけど、こいつは新しいデスゲーム番組を開催する為にチームダンガンロンパを出てから密かに新しい組織を立ち上げ、その組織が作る新番組の客寄せパンダにする為に最後のダンガンロンパで目立ったかつ、個人的恨みの強いあんたを誘い出して誘拐しようとしたらしいよ」

春川「それで、もしあんたが抵抗したり番組に出演したくないからってここで自殺でもしようものなら、別動隊に今百田をつけさせてるから、それを使ってあんたを脅す気だったんだって。そのままあんたが逃げるなり死んだりしたら予備として百田を客寄せパンダにする気だったらしいけど」

最原「はぁ!!???なんで解斗くんを巻き込むんだよ!!」

ジェノコス「そんなのアンタに一番ダメージを与えられるからに決まってるじゃなーい!例えアンタが逃げおおせたとしても百田が無残にぶっ殺されるところを見たら大ダメージっしょ?」

最原「流石に一発殴っていい?」

春川「私があいつを制圧してからね。それまで最原は私の後ろに隠れてて」

最原「いや、2対1でいった方がいいんじゃない?僕も協力するよ」

春川「普通に邪魔だから引っ込んでて」

最原「ううっ…、はい……」春川の後ろに移動

春川「さて…。設定とは言え私は暗殺の才能を持っていて、その実力は本物。勿論、学園を卒業した後もトレーニングは欠かしてないよ。そんな私にコスプレイヤーごときが勝てるとでも思っているの?怪我する前に降参した方が身のためだよ」モップ構え

427 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 22:19:25.93 Lxo9EgIA0 1606/1655

ジェノコス「アタシのコスプレは 完・全・再・現!見てくれを真似するばっかりじゃねーからな!超高校級の殺人鬼の実力、見せてやらぁ!!」ハサミシャキーンッ

春川「そう。…怪我しないとわかんないみたいだね!!」ダッ

ジェノコス「でやーっ!!」ハサミ投擲x2

春川「こんなものっ!」モップで弾く

ジェノコス「だったら!」直接斬りかかる

春川「ふんっ!」弾いたハサミを空中キャッチして投げ返す

ジェノコス「チィッ!?」キンッ

春川「……超高校級の殺人鬼の実力ってこんなものなの?」

ジェノコス「言っただろ!完全再現だってな!テメーが女だからイマイチ本気出せねーんだよ!!このジェノサイダー翔は萌える男子専門の殺人鬼だかんな!」

春川「言い訳がましいね」

ジェノコス「いやマジだから!ちょっとロンパ無印プレイしてキャラ確かめてこいや!」

春川「ただのゲーム時代のダンガンロンパにリアルフィクションとしてのダンガンロンパの罪はないけど、流石に一生やる気が起きないから無理な相談だね」

428 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 22:21:55.77 Lxo9EgIA0 1607/1655

ジェノコス「ですよねー。でも食わず嫌いって良くないわよ?読んでみたら意外とこのCPもイケるじゃん…とかあるっしょ?たまに」

春川「…何の話?」

最原「キャラになりきりすぎて、まともな会話が出来ないのはちょっと…」

ジェノコス「カーーッ!これだからパンピーは!機会があったらアンタらまとめて乙女ロード連れてって染め上げてやんよ!そんな機会なんてねーだろうけど!」

最原「乙女…何?」

春川「悪いけど東京?の通りの名前なんて竹下通りしか私知らないよ。そもそも通りの名前なんて興味ないし」

ジェノコス「真面目か!そして田舎者か!」

最原「ふえっくしゅ!」

ジェノコス「緊張感持てよ!戦闘中だぞテメー!!……だけど、不覚にもくしゃみの仕方にちょっと萌えたわ」

最原「さっきまでずっと冷たい床に押し付けられてたから…」ズビッ

ジェノコス「はー……くそかわ。よーし、ぶっ殺すわ」ハサミブンッ!

春川「させないよ」キンッ

429 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 22:23:06.51 Lxo9EgIA0 1608/1655

春川「…今の所あんたの攻撃は完封出来てるけど…、超高校級の殺人鬼の完全再現のコスプレって言ってもやっぱりこの程度の実力なんだね。結局、外見と喋り方を模倣してるだけって感じなの?」

ジェノコス「はん!言ってくれるじゃねーの」

春川「あんたの武器はそのハサミだけで、直接斬りかかるか投擲するかしか攻撃方法が無いんじゃないの?」

ジェノコス「アタシの武器がハサミだけだって?確かにこれはマイフェイバリットウェポンだけど~…」

春川「あんたの攻撃はもう見切った。次はこっちから仕掛けさせてもらうよ!」ダッ

ジェノコス「おっと!?」ハサミでモップ受け止め

春川「ふんっ!」腹に回し蹴り

ジェノコス「がっ…!?…ぐっ…、やるじゃない!」膝をつく

春川「観念しなよ。まだ抵抗するって言うなら、このトイレから持ってきたモップを顔面に押し付けるから」ズイッ

ジェノコス「うわそれめっちゃメンタル攻撃じゃん、ヤッベー…、暗殺者マジえげつねー…」

430 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 22:24:52.97 Lxo9EgIA0 1609/1655

ジェノコス「…せいっ!」バチバチッ

春川「!?脚にスタンガン……!?」ヨロッ…

ジェノコス「とうっ!」ローキック

春川「くっ…!」バタッ

最原「は、春川さん!?」

最原(邪魔だからって言われたけど、助けないと…!…くっ、何か……)

最原「…く、くらえっ!」自分のスマホポイッ

ジェノコス「おっ!くれるのー?サンキュー」キャッチ

最原「!!?」

ジェノコス「キャッチアンドリリースってねー!」窓の外ポイッ……ガシャンッ!

最原「ああああああ!!!!???」窓に駆け寄る

ジェノコス「ここ6階だし流石にぶっ壊れたっしょ?あ、下に人居た?大丈夫?」

431 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 22:28:26.22 Lxo9EgIA0 1610/1655

最原「こ……、このぉおおお!!」拳ブンッ

ジェノコス「なになに?キャットファイトでもするっての?」パシッ

最原(普通に受け止められた…!?)

ジェノコス「はい、にゃーん!」腹パン

最原「かはっ…!?うぅっ……」腹抑え

ジェノコス「……あーあ。他の連中がやられちゃったことは想定外だけど、まあ宿敵最原とついでに春川をゲットだぜ!したからまあいっかー…」

春川「誰を、ゲットしただって?」首絞め

ジェノコス「…何……だと……!?って言ってる場合じゃ……ぅぐっ…………ぁ……」コテッ

春川「…………はぁ…、終わったね」

最原「……し、死んだの?」

春川「気絶しただけだよ。今のうちに縛り上げよう」

最原(そう言うと春川さんは自分の履いていたニーハイを脱いで、それで奴の手足を拘束した)

432 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 22:30:23.68 Lxo9EgIA0 1611/1655

春川「…悪かったね、最原」

最原「え?」

春川「あいつの武器がハサミだけだと思って油断しちゃったから遅れを取っちゃったからさ、そのせいであんたがまた殴られてたじゃん」

最原「ううん、僕の方こそ…。僕がそもそもあいつにまんまとおびき寄せられなければ、春川さんを怪我させることもなかったのに…」

春川「でもあんたが追いかけたから今まで行方をくらませてた白銀を捕まえられたんだし、お手柄じゃん」

最原「……僕1人で捕まえられるって慢心してたんだよね…」

春川「確かにそれは慢心だけど、私は過程なんて気にしないよ。それに私の怪我なんて大したことないし…。あんたの方がボロボロみたいだし、後で一応東条か医者に診てもらいなよ」

最原「うん…。…あ、そうだ、東条さん!えっと、解斗くんの方に行ってるんだよね?2人は大丈夫かな!?」

春川「待って、今確認する。……うわっ、赤松から凄い通知来てる…。マナーモードしてたから気づかなかったけど…」

最原「赤松さんから?」

春川「うん、デートしてた時に抜けてきちゃったから心配かけちゃってるみたい」

最原「…それ本当にデートなの?ただ2人で出かけてただけじゃないの?赤松さんは絶対デートとか思ってないと思うけど」

春川「そこ、そんなに引っかかるところ?命の恩人の言葉選びに対して何そんなに突っかかってきてんのクソヤローめ殺されたいの?」

最原「えっ、何急にキレてるの?恐っ」

433 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 22:32:02.90 Lxo9EgIA0 1612/1655

春川「とりあえず今いるところを赤松に教えて…、…あっ。赤松今天海と一緒に居るんだってさ。天海があんたのこと随分心配してるらしいよ」

最原「…ああ…、そういえば今日は天海くんと一緒に出かけてたんだったな…。なんか色々あってすっかり忘れてたけど…」

春川「後で謝っておきなよ」

最原「そんなことより、東条さん達の方はどう?大丈夫そう?」

春川「……うん、大丈夫みたい。こっちも無事白銀他数名を捕まえたことを連絡しておくよ」

最原「無事で良かった……」

春川「ところであんた、スマホは?」

最原「ああ、えっと、今手元になくて……、さっき外に投げ捨てられちゃって……。上から見た感じだとよくわからなかったけど、多分大破してるんだ……」

春川「ご愁傷様。データのバックアップはちゃんと取ってるの?」

最原「機種変の予定はまだなかったから、ちゃんとは取って無くて…」

春川「まあいつどうなるかなんてわからないしね…。これからは月に1回はバックアップ取ったら?」

最原「うん、そうするよ…」

434 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 22:33:05.20 Lxo9EgIA0 1613/1655

ーーー


タッタッタッタッ…

赤松「春川さん!最原くん!大丈夫!?」ドアバーンッ!

春川「赤松!…うん、私は大丈夫だよ」

赤松「事情は春川さんからのメッセージであらかた聞いたよ。えっと、あの人が白銀さんなんだね…」

春川「そう。ちなみにあっちの部屋にもこいつの部下が数人転がってるよ。気絶させて拘束はしたけど、もしかして目が覚めてるかもしれないから赤松は近づかないでね。危ないかもしれないから」

赤松「うん、わかったよ。それで、これからどうするの?」

最原「こいつらがまたチームダンガンロンパみたいな組織を作ったらしいから、その居所と関係者を聞き出す必要があるね。今度こそ徹底的に潰して、もうあんな番組作らせないようにしないと…」

春川「ここにいつまでも居ると、白銀と関係のないただのビルの関係者が来るかもしれないし活動しづらいから、目隠しをして武器を保管してる倉庫まで車を用意して連れて行こう。そこで私が尋問なりなんなりして全部訊きだしてあげる」

最原「……武器、倉庫借りてそこに置いてるんだね…」

春川「…………いつ何があるかわからないからね」

最原「最低限だけ残して中古で売り払ったって…」

春川「定期的に手入れしに行ってるから大丈夫だよ。いつでも使える」

最原「いやそういう問題じゃ…、まあいいけど、バレないようにね?」

春川「抜かりはないよ」b

435 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 22:45:16.54 Lxo9EgIA0 1614/1655

春川「ところで天海はなんかずっとムッとしてるけど、どうしたの?」

赤松「えーっと、さっきからずっとこんな感じで…」

最原「えっと…、天海くん?どうしたの…?」

天海「…………とりあえず、俺になんか言うことあるっすよね?」

最原「言うこと?……あっ、えっと、急にどこか行っちゃってごめんね。でもあの女にスマホを噴水に投げられて、電源が落ちちゃって連絡が出来なかったんだ…」

天海「それは災難だったっすね。でもなんで1人でのこのこ白銀さんに着いて行ったんすか?普通に考えて危ないっすよね?」

最原「それはあいつが逃げたから…。今まで行方不明だったあの女が目の前に現れたなら、取り逃すわけにはいかないでしょ?」

天海「追いかけた結果、そんなにズタボロにされてるじゃないっすか」

最原「なんだよ!僕が女にボコボコにされてるからって馬鹿にしてるのか!?結果として捕まえられたんだからいいだろ!別に僕が怪我したって天海くんには関係ないじゃないか!なのになんでこんな責められる様な言い方されないといけないんだよ!?」

天海「他人に心配かけておいてその態度はなんっすか!?俺がどれだけ心配してたと思うんすか!ていうか普通、こんな危険人物に会っちゃったなら、俺が帰ってくるまで待つっすよね!?連絡手段も立たれたっていうのに何してるんすか!」

最原「キミが帰ってくるまで悠長に待ってたら逃しちゃうだろ!折角の捕まえるチャンスなのに!!」

天海「春川さんがたまたま追いかけてくれたから良かったものの、彼女が来なかったらどうなってたと思ってるんすか!軽率すぎるんすよ行動が!」

赤松「えぇっ!?なんで急に喧嘩しちゃうの!?2人ともお、落ち着いて!」オロオロ

436 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 22:48:26.02 Lxo9EgIA0 1615/1655

天海「……そもそもキミが気分が悪いとか言ったせいっすよね?あれ本当に気分が悪かったんすか?」

最原「今は凄く気分が悪いよ」

天海「今じゃないっす。公園に行く時っす」

最原「気分は特に悪くなかったけど…、あいつにストーキングされてるのに気づいたからだけど、まさかあいつが小松だとは思わなかったから…。僕をつけてくるなんてどうせダンガンロンパの番組視聴者だと思って、注意して追い返そうとしたんだよ」

最原「ストーキングに気づいたのは僕だけだったから、わざわざ天海くんの目の前で視聴者を怒鳴りつけて天海くんの気分を悪くさせるのも悪いと思ったから、善意で引き離したんだよ。悪い?」

天海「悪いっす。それならそうで、キミ元々人見知り凄いんすから尚の事俺が居た方が良かったっすよね?それに視聴者相手だったとしても、怒鳴られたからって暴力を受ける可能性もあるんすから危ないっすよ」

最原「その時は正当防衛で攻撃し返すよ!僕だって大人しく殴られるだけじゃないんだからね!」

天海「…そういう喧嘩っ早い思考、解斗君リスペクトっすか?人には向き不向きがあるんでやめましょう。キミに喧嘩は向いてないっす。現に女性にボコボコにされたじゃないっすか」

最原「なんなんだよ!じゃあどうしろって言うんだよ!」

437 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 22:50:06.21 Lxo9EgIA0 1616/1655

天海「……昔のキミはもっと冷静で、慎重だったっすよ」

最原「昔の僕なんて、僕自身知らないのに知った口聞かないでよ!」

天海「そうっすね、俺達の正しい昔の記憶はあの学園生活が始まってからっすね。それまではチームダンガンロンパに植え付けられた記憶しか無いっすから…」

最原「だったら…」

天海「でも俺はあの学園を卒業したメンバーの中で一番昔のキミを知ってるっすよ。一応あの学園で最初に相棒やらせてもらってたんで」

天海「昔のキミはもっと慎重で、嘘も全然得意そうじゃない人だったっす。素性も知らない俺のことを首謀者の関係者かもしれないと疑いながらも、協力しないとやっていけないから…って感じで、俺にもわかるぎこちない態度で接してきたっす」

天海「周りの人の影響を受けるのはいいっすけど、キミは周りの人間の悪い所ばっかり影響受けちゃってるっすよ。解斗君のように短絡的で喧嘩っ早い思考になって、小吉君みたいに平気に嘘つくようになって、春川さんのように依存的になって…」

春川「悪口の中に急に私を入れないでよ。私あんたに何かした?今だって空気読んで黙ってたんだけど」

天海「すみません、つい…」

赤松「春川さん、何か依存してる物があるの?」

春川「うん、まあ……そう、赤松はわからないんだ」

赤松「ごめんね、私ピアノバカだから…」

春川「大丈夫、そんな赤松も可愛くて好きだよ」

439 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 22:52:35.43 Lxo9EgIA0 1617/1655

最原「……こんなところで急にキミに人格否定されるとは思わなかったよ…」

天海「すみません、でも心配になって…」

最原「余計なお世話だよ、僕子供じゃないんだから…」

天海「…あー、えっと……」

最原「……でも、言われてみれば確かにみんなからそういう影響を受けたのかもしれないね…。解斗君の、他人に思ったところをズバズバ言えちゃうところに憧れていたし、王馬くんが楽しそうに嘘ついている様を見て、嘘を利用するのもアリだなと思ったし、それまで孤立していた春川さんが赤松さんと仲良くなって楽しそうにしているのを見てちょっと羨ましくなって、みんなのいいところを無意識に悪く影響を受けちゃったのかもしれないね…」

天海「えっと、みんなの影響を受けたキミが別に駄目と言っているわけじゃないんすよ?ただもう少し昔のキミみたいに、行動する前に少し立ち止まって冷静になって物事を考えて欲しいってだけっす。みんなの影響を受けちゃうこと自体は、みんなを仲間だと思ってるみたいでとってもいいと思うっす!できればもうちょっとポジティブな影響を受けてもらいたいっすけど」

天海「…ただ今回は本当に俺滅茶苦茶心配だったんで、キミが勢い任せに行動したから他人に心配をかけてしまったってことだけは心に留めて欲しいっす」

最原「じゃあキミの心配性なところも影響受けちゃったら、丁度良くなるかもしれないね。別行動する前の、ちょっと気分が悪いって言った時からキミ凄い心配してたから…」

天海「それくらい心配性じゃなくて当たり前じゃないっすか?キミだって一緒に出かけてる他の人が気分が悪いって言ったら心配するっすよね?」

最原「うーん…………人によるかな。王馬くんは嘘っぽいし、キーボくんなら入間さんが居ないと僕にはどうしようもないから心配したところで仕方のないことだしそもそも人じゃなくてロボットだし、真宮寺くんはどうでもいいし、入間さんもなんか…」

天海「……キミが冷静に考えた結果がその答えならまあ、良しとするっす」

赤松「良くはないんじゃないかな…?一応誰が相手でも心配はした方がいいと思うよ…」

440 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 22:54:56.52 Lxo9EgIA0 1618/1655

天海「その調子で、例えば真宮寺君と話をする時とかもちょっと冷静に考えてから対応してあげてくださいっす。キミ今は思考停止してただ拒否反応示してるだけなんで…」

最原「あの人は本当に無理ごめんトラウマでなるべく視界にも入れたくないでも視界に入れないとどこに居るか確認できないから恐い」

天海「うーん、思考停止…。まあ急にすぐ色々良くはならないっすよね。とりあえずはそれで大丈夫っす」

赤松「いや、大丈夫じゃないよね?一緒に生活してるのにただ思考停止して拒否するっていうのも…」

天海「終一君と真宮寺君には、赤松さんのよく知らない因縁があるんでその辺は勘弁してあげてください」

赤松「えっと、確か最原くんは真宮寺くんに殺されかけたんだよね?でもそれは真宮寺くんが外の世界に出たくてたまらなかったからって聞いたから、割と同情できる理由だと思うし、そろそろ許してあげても…」

天海「終一君がその事件で当時腰抜かして泣いちゃったくらいの出来事だったんで、相当なトラウマだと思うんでこういう態度でも許してあげて下さいっす」

赤松「えっ、そうなんだ…。ごめんね、事情をよく知りもしないのにこんなこと言って…」

最原「天海くん…人の恥ずかしい過去を普通にバラさないで…」

春川「あんた今回は最初1人でボコられてたのに泣かなかったし腰抜かさなかったね。成長したじゃん」

天海「そうなんすね!終一君、成長したっすね!お兄ちゃんが頭なでなでしてあげるっすよ!」スッ

最原「やめろ!子供扱いするな!」バシッ

441 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 22:56:40.68 Lxo9EgIA0 1619/1655

春川「…天海達の喧嘩も丸く収まったことだし赤松、レンタカー借りてきてこのビルに横付けしてくれない?私は念のために白銀達を見張ってるからさ」

赤松「うん、わかったよ!すぐ行ってくるね!」

春川「荷物は白銀と合わせて5体だから、それが入る量の車で宜しく」

最原「僕は何か手伝えることはある?」

春川「死体…じゃなかった。人間を包めるサイズの布をどこか手芸屋で買ってきてくれないかな。ビルから車に移す間に他人に見られないとも限らないし」

最原「うん、わかったよ」

春川「天海は最原と一緒に行って。私は1人で平気だから。最原は今スマホが壊れてるみたいだから、いざという時に連絡がつかないと困るからさ」

天海「そういえばキミのスマホ、壊れちゃったんすよね…。こんな状態じゃ、もう駄目そうっすね」最原のスマホ取り出し

最原「あっ、拾ってたんだ」

天海「このビルの前に見覚えのあるスマホケースを付けたスマホが落ちてたもんで…。出すタイミングが無くて出し忘れてたっすけど、一応回収はしてたっす」

442 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 22:59:20.95 Lxo9EgIA0 1620/1655

最原「データだけでも生きてないかな…。解斗くんの画像とかボイスとか色々入れてたのに…」

天海「画像はともかくボイスってどんなんっすか?」

最原「別に普通に、挨拶とか…?解斗くん成分が不足したら聴いてたんだよね…」

天海「はあ、そうっすか。また新しい携帯で録音したらいいんじゃないっすか?」

最原「でも前と全く同じ喋り方をすることはないから…」

天海「どんだけ気に入ってる挨拶だったんすか」

春川「なるほど、録音か…。それ真似させてもらうよ」

最原「お好きにどうぞ」

天海「そういえばこれ、買ってきたお茶っす。どうぞ」つ茶

最原「そういえばそんなのも頼んでたね…。ありがとう…」受け取り

天海「よしっ!じゃあとりあえず、さっさと布買ってきて後で携帯も買い換えにに行かないと行けないっすね」

最原「そうだね、今度は防水携帯を買うよ…。確か今使ってるのの最新機種が…防水?だか耐水だからしいからそれ買おうかな…」

天海「子供携帯にしましょう」

最原「……ん?」

天海「これからは子供携帯がいいっすよ」

最原「聞き間違いじゃなかった……」

443 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 23:01:41.71 Lxo9EgIA0 1621/1655

最原「な、なんで…?僕子供じゃないんだけど…」

天海「子供じゃなくても子供携帯持ってる人は居るっすよ。徘徊癖のある老人とか。子供向けの割引が使えないだけで、子供携帯は契約は大人でもできるんで」

最原「僕は子供じゃないけど、徘徊癖のある老人でもないぞ!?」

天海「子供携帯は常に位置を把握できるGPS機能付きだし、どういう道を通ったかとかのルート確認もできるし、防犯ブザー機能がついてるし、防犯ブザーを使うと登録してある親の携帯に使用場所の通知が行くそうっすよ!便利っす!確か携帯3台くらいまで親機として登録できるんで、俺と東条さんと春川さんの携帯辺りを登録するっすね」

最原「GPS管理しようとしないで!?」

天海「でも終一君、また今回みたいにすぐどっか行っちゃいそうだし心配っす」

最原「それにしても…、普通のスマホみたいに使えないのは不便だし…」

天海「今は普通のスマホっぽい子供携帯もあるんで大丈夫っすよ!」

最原「えーっと…、あっ、もしかしたら今回みたいにスマホを壊される可能性もあるし!」

天海「確かにそれはちょっと不安っすね…。防水子供携帯はあるっすけど、その辺に携帯を放り捨てられたりする可能性もあるっすもんね…」

天海「あっ!じゃあアレがいいんじゃないっすかね?猫用の首輪!あれも迷子防止のGPSがついてるのがあるんすよ!」

最原「子供からペットに成り下がった!?」ガーンッ

444 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 23:03:40.57 Lxo9EgIA0 1622/1655

春川「確かに首輪ならアクセサリーと思われて外そうとか思われないだろうし、いいんじゃないの?」

最原「春川さん他人事だと思って…、適当に天海くんに同意しないでよ!」

春川「でも適当に落とし所つけないと、あんたこのままじゃ子供携帯になるよ?」

最原「この年にもなって子供携帯とか嫌だけど首輪も嫌だよ!?」

赤松「えーっと…、あっ!でも最原くんっていつも首元が隠れた服ばっかり着てるし首輪つけても目立たないと思うよ!」

最原「そういう問題じゃないよ…。なんのプレイだよって感じになるでしょ」

天海「別に付ける場所は手首でも足首でもいいんすよ?外れなければ」

最原「そういう問題でもないよ…。大体なんで僕だけ居場所見張られないといけないんだよ……」

天海「他の人は一緒に出かけていて、黙って勝手にどこかに行ったりしないっすから、今のところは。それにキミは対人トラブルが多いんで、お兄ちゃん的に心配なんすよ」

最原「僕もう大人だから放っといてほしいな」

天海「俺が以前妹の話をしたと思うんすけど、覚えてるっすか?」

最原「えっ、何?突然…。…えっと、大勢の妹さんが行方不明になったって話だったっけ?」

445 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 23:05:09.21 Lxo9EgIA0 1623/1655

天海「そうっす。俺のせいで妹達は失踪してしまったんすよ。キミが真宮寺くんがトラウマなように、俺にとっては一緒に出かけてる誰かが居なくなってしまうっていうのが、居なくなっていった妹を連想してしまって……物凄く恐いんすよ」

最原「でも学園以前の記憶はチームダンガンロンパが作った設定であって、事実ではないよね?だったらそんなにトラウマに感じることもないんじゃないかな」

天海「キミも植え付けられた過去があるなら解ってもらえると思うっすけど、事実でないと言われてもあれは、実際に体験したかのようなリアルな記憶じゃないっすか?ドラマや映画とかのいち展開を見てトラウマになる人も居るんすから、あんなリアルな悪い記憶、トラウマにならない方が凄いと思うんすけど」

天海「……まあそんなわけで、キミからしたら大したことじゃないかもしれないっすけど、『一緒に出かけてる誰かが俺の預かり知らぬ所へ居なくなる』ことは俺のトラウマを引き起こされて…、ホント駄目なんすよ…」

最原「……えっと、なんか、心配かけた上にトラウマえぐったみたいで本当にごめん…」

天海「本当に申し訳ないと思っているなら、GPS管理されることを受け入れてくださいっす」

最原「いや流石にそれはちょっと…。……えっとほら、今回は黙ってどこかへ行ったことは初犯だからそのことを考慮して許して欲しいなって…」

天海「……わかりました。でも次俺に黙ってどこかへ行ってしまったら、有無を言わさず徘徊老人扱い始めるんで覚悟しておいてくださいっす」

最原「徘徊老人扱いって……」

天海「脱走癖のある家猫扱いの方が良かったっすか?」

最原「いや、なんか……もう、どっちでもいいです…」

赤松(天海くんとお出かけする時は気をつけないといけないなぁ…)

446 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 23:08:21.97 Lxo9EgIA0 1624/1655

春川「じゃあそろそろ徘徊老人最原と保護者天海は布買いに行ってくれない?大きくて透けなければ色柄材質は何でもいいからさ」

最原「なんで春川さんまで僕を徘徊老人扱いするのさ!?」

天海「というか終一君、怪我とか大丈夫っすか?なんならキミはここで春川さんと待っていて、俺だけ手芸屋に行ってもいいんすよ?」

最原「まあちょっとは痛いし胃も気持ち悪いけど許容だから大丈夫だよ。それに5人分の人を包める布ってなると布が大きくて重いだろうし、1人で持つより2人で分けて持った方がいいと思うよ」

天海「そうっすか?それじゃあ、痛みとかが酷くなったりしたらすぐ薬局行くか病院探すんで言って下さいっす。それと髪ボサボサなってるっすよ」手櫛する

最原「あ、うん。ありがとう…」

天海「それじゃあ行くっすよ!手芸屋の道わかるっすか?スマホで地図出したんで、俺のスマホ使っていいんで俺の前を歩いて下さいっす」

最原「?天海くんのスマホなんだし、天海くんが地図見ながら前歩いていいんだよ?」

天海「俺がスマホ見ながら先を歩いてる間に、またキミがどっか行っちゃったらどうするんすか。連絡も取れないのに」

最原「さっきしないって言ったのに、結局僕を徘徊老人扱いしてるじゃないか…」

天海「すみません。さっきの今なんで、まだちょっと心にゆとりが出来なくて…」

447 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 23:11:51.11 Lxo9EgIA0 1625/1655

春川「……私が天海の立場なら目で見張るんじゃなくて手を繋ぐかな。あとついでに百均で長めの結束バンドも買ってきて。白銀の拘束を付け替えるから」

天海「なるほど、手っすか」

最原「いやいや……」

春川「じゃあリード代わりに服の裾でも掴んだりとか」

最原「リードって犬じゃないんだからさ…」

天海「リードも目を離しても大丈夫なんでいいっすね」

最原「…天海くん僕のことちゃんと人間に見えてる?なんか不安になってきたんだけど」

天海「一応人間には見えてるっすよ」

最原「なんか引っかかる言い方だね…」

赤松「……そろそろ私車借りてくるね!2人もなるべく早めに布買ってきてね」スタスタ

春川「…あんたらがいつまでも漫才続けるから赤松が呆れて率先して真面目に動いたんだよ」

最原「別に漫才してるわけじゃないし、春川さんも余計なこと言って話題長引かせてるからね」

天海「でも実際こんなことで時間かけても仕方ないっすね。早く行くっすよ終一くん」手グイッ

最原「もう勝手に徘徊しないから、大丈夫だから離して。僕そんな子供でも徘徊癖のある老人でもないから」

448 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 23:14:14.34 Lxo9EgIA0 1626/1655

ーーー

ー男子宅ー


春川「…………先日の白銀達の尋問で引き出せた情報は大体こんな感じかな」

夢野「本当に尋問だけで済んだのか少々疑問じゃな…」

春川「どうやって聞き出したのか詳細を聞きたいの?私は別にいいけど」

夢野「んあー、遠慮しておくわい…」

茶柱「春川さんの情報が本当なら、チームダンガンロンパよりだいぶ小規模な組織ですね。とっとと完全に潰しちゃいましょう!」

東条「私の調べでは、この組織は白銀さんがしばらく連絡不能になった為に既に半壊状態よ。捕まえたメンバー以外の残りの組織の人達には白銀さんのようなクリエイター精神と言うか…、このような番組を是が非にも作りたいといった強い気持ちを持った人間は居なそうだし、思い出しライトで洗脳させた白銀さんに仕事の契約破棄をさせれば組織は簡単に解散させられると思うわ」

キーボ「契約の違約金を添えた方がスムーズに解散させられるでしょうね。もし長期的な仕事として雇ったのなら雇用された側が可哀想ですし…」

東条「そうね。具体的にどのような契約があったのかはわからないけれど、こうも短期間で新しい組織を立ち上げて色々お金を使ったでしょう白銀さんにそこまでの残りの財産があるとも思えないから、仕方ないからそれはこちらで用意しましょう」

「前にも白銀用の思い出しライトを作ったが、今回の状況に合わせて少し内容を変える必要があるんじゃねえのか?」

入間「そーだな。あの時のライトはまだ手元にあるが、一度チーダンの会社に行って装置借りて作り直すのが一番だろうな。オレ様が内容変更前のライトを元手に自宅でプログラミングし直すことも可能だろうが、専用の装置を作る必要があるから多分会社行って作った方がはえーと思うしな」

449 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 23:17:10.97 Lxo9EgIA0 1627/1655

百田「あのライトを製造する装置がまだあればの話だけどな。会社解体中なんだろ?」

天海「確か、白銀さんの件がまだ片付いていなかったから、何かあった時の為になるべくあの装置をギリギリまで保管しておくように頼んでおいたんで、多分まだ大丈夫だと思うっすよ。処分する際には東条さんの方に連絡が行くようになってた筈ですし」

東条「そういった連絡は受け取ってはいないから大丈夫だと思うわ。入間さん、なるべく早めにチームダンガンロンパの方へ向かって欲しいのだけれど、大丈夫かしら?」

入間「別に予定とかねーし大丈夫だぜ。…にしても移動がマジでめんどくせーなー。装置こっちに持って来れたら良かったんだけどなー。仮に何も使わなかったにしてもオレ様が装置を改造して更にすげえ発明品に変えてやったのに東条がダメ出ししやがって…」

東条「まず現在私達の借りている部屋では狭くて置き場が無いというのと、装置の存在を知った誰かに盗まれてしまう可能性が無いとも言えないわ。セキュリティがなっていない物件だもの」

東条「なにより、改造者の入間さんにその気がなくてもこれだけの強力な洗脳効果のある発明品は使用者に悪用されかねないわ。事が終わったら処分すべきだと思うの」

入間「テメーみてぇな保守的な考えのヤツがいるから科学の進歩がおせーんだぜ?実際思い出しライトの発明品が作られてるってことはどこかに開発者が居るってことなんだから、1基処分したところで大して変わんねーと思うけどな」

王馬「オレも洗脳ライトは使い方によっては楽しいことできると思うんだけどなー。例えば映画の冒頭で洗脳ライトの効果を浴びせて『ああ、こういう悲しい事件がそういうばあったなー』ってなりながら観たら物語に感情移入しやすくなってより映画が楽しめたりとかさ。最後の方でまた洗脳解く効果のライトみたいなのを浴びせたりしたらいいんじゃないかな」

入間「映画だぁ?オレ様ならもっと実用的なことにこのライトの効果を応用するぜ!例えば童貞の奴に非童貞ライトを作って当てたりとかな!そうすりゃそいつは非童貞の自信を得て、あと記憶としては経験があるから実際の女を相手にした時もテンパらずに済むし、童貞側も女側も余裕持ってエロエロ出来て最高だろ?」

450 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 23:19:38.06 Lxo9EgIA0 1628/1655

王馬「…キミいつも下ネタ発想だよね。何事もちんこで考え過ぎなんだけど。折角ある脳味噌ちゃんと使ってあげなよ」

入間「あ?オレ様はチンコなんざついてねーからちゃんと頭使って考えてるぞ」

王馬「じゃあキミの頭の中に詰まってるのって、ひょっとして脳味噌じゃなくてちん…」

茶柱「男死ッ!下ネタはやめてください!!女子の皆さんの耳に汚らわしい言葉をそれ以上聞かせると言うのなら、転子のネオ合気道が炸裂しますからね!」

王馬「オレより入間ちゃん投げた方がいいと思うけど絶対。そもそもあっちから下ネタ振ってきたのにー。ねー、モノタロウ?」

モノタロウ「えーっと……茶柱さん、みんなは書類上は成人済みってことなんだし、オイラは別に下ネタを規制しなくてもいいと思うよー」

茶柱「モノタロウさん…、定期的にメンテナンスをしてくれる入間さんと貴方に1番構ってくれる王馬さんのどちらも敵に回さないような回答をしましたね」

赤松「えーっと……とりあえず、話を聞いた限りだと今回の件は白銀さん用に新たに平和的な思い出しライトを作って浴びせたらもうほぼ終わりなんだよね?」

入間「あとは金があればな」

東条「丁度新居用にと貯めていたお金があるから、とりあえずそれを使えば問題ないわ」

アンジー「アンジーのアトリエ建設の予定が少し遠のいちゃうけど、仕方ないねー。物事には優先順位があるって神さまも言ってるしー」

451 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 23:22:25.86 Lxo9EgIA0 1629/1655

赤松「じゃあもう問題解決したも同然だね!…そういえば白銀さんとのケリがついたってことは、私達やっとチームダンガンロンパのこともちゃんと全部倒せたってことだよね?」

最原「…まあ、チームダンガンロンパの問題に関しては後はあいつを洗脳すれば全部終わりだろうね。新しい組織の方はまだ気を抜けないと思うけど…」

赤松「じゃあチームダンガンロンパやっつけちゃった記念に百田くん、ハグしよ!」

百田「おお、そうだな!」

春川「待って。なんで?」

赤松「だって、元々脱出したらハグする約束してたけど結局その時は出来なかったし、その後はしばらく忙しくってそういう機会がなかったし、そもそもキリが悪かったし…。白銀さん以外のチームダンガンロンパを制圧した時も、白銀さんだけ取り逃がしちゃってお祝いする感じじゃなくて出来なかったからさ、お祝いするなら今じゃないかと思って!」

茶柱「駄目ですよ!男死が女子とハグする時なんてどうせ当てられてる胸のことしか考えてないに決まってますよ!?」

赤松「いやー…、そういうこと言っちゃったらむしろ意識しちゃうと思うんだけど…」

最原「解斗くんはそんな変態じゃないよ。失礼なこと言わないで茶柱さん」

春川「あんたはハグ賛成派なんだ」

最原「賛成派とか否定派とかそんなのじゃないよ。解斗くんが変態じゃないってことをちゃんと理解してもらいたい派だよ」

452 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 23:24:30.25 Lxo9EgIA0 1630/1655

茶柱「そこの男死が変態でない証拠はどこにあるんですか?」

最原「解斗くん、キミの名誉の為に茶柱さんにカメラロールを見せてあげて。いかがわしい画像なんて保存してないだろうから平気でしょ?」

百田「確かに変な画像はねーけどよ…」

茶柱「カメラロールなんて見せられても保存されてるわけありません!今どきの男死はみんなネットでいかがわしい動画や漫画を見ていると聞いていますよ!」

最原「誰から聞いたんだよそれは……」

茶柱「アンジーさんです!」

最原「入間さんって言われるかと思ったらまさかの…」

アンジー「にゃはははー!」

赤松「…あー、もう…面倒くさいなぁ……えいっ!」ギュッ

百田「うおっ!?」

春川「!!!??……赤松、ハグなら私が…」

赤松「春川さんはいつもしてるでしょ?」ムギューッ

453 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 23:26:32.04 Lxo9EgIA0 1631/1655

最原「…まあ、別にいいんじゃないかな?」赤松の後ろに並ぶ

春川「あんたは何してるの?」

最原「順番待ちだよ。折角だし僕も記念ハグしてもらおうかなって」ソワソワ

赤松「よーし、じゃあ最原くんも抱いちゃう!」ギュッ

最原「違っ!?そっちじゃ……柔らかい」

春川「殺されたいの?」

茶柱「男ッッッ死ッッッッ!!!!!!」

最原「違うんだ、誤解しないでほしい。さっきのは反射で言っちゃっただけだから。野良猫を撫でて『もふもふだね』って言うのとなんら変わらないから。僕は赤松さんにそういう興味はないからね」

春川「猫撫でて『もふもふだね』とか言わないんだけど私」

最原「僕は言うよ。え?言わないの?猫触ってる時ってつい話しかけるでしょ普通。勿論周りには人居ない前提で」

春川「話しかけないし、そもそも野良猫なんて触らないんだけど」

最原「春川さんっていかにも野良猫拾ってきそうな雰囲気なのに…」

春川「私がヤンキーだって言いたいの?」

「……俺は猫に話しかけるぜ」

最原「ほら」ドヤ

454 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 23:28:34.09 Lxo9EgIA0 1632/1655

春川「そんなことどうでもいいから、とりあえず赤松に謝って」

最原「柔らかいとか言ってごめんなさい…」

赤松「うーん……、…じゃあこれでおあいこってことで!」尻モミモミ

最原「うわっ!?」

赤松「ナイス弾力だね」b

最原「?????」

赤松「ほら、私も胸の感触の感想言われちゃったからセクハラのお返しだよ」モミモミ

最原「あ、ああ、なるほど…。ほんとにごめんね…」

赤松「ううん、別にそんなに気にしてないから大丈夫だよ」サワサワ

最原「それなら良かったよ。…ところで、そんなに気にしてないならそろそろいいかな?そもそも僕は触りには行ってないし…」

赤松「やられたらやり返す…、倍返しだよ!」

最原「倍だとしてもそろそろ終わっていいと思うんだけど…」

赤松「それもそうだね。あんまり揉み心地が良かったものだからつい触っちゃったよ。触るまで知らなかったけど、男の子もお尻ってもちもちしてるんだね」

最原「他の男の人のことは知らないから、僕からはなんとも言えないよ…」

455 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 23:31:02.01 Lxo9EgIA0 1633/1655

赤松「それじゃあ次は春川さん!」ギューッ

春川「あ、ああああ赤松!?こ、こんな人前で…///」

最原「……ねえ解斗くん、僕もハグしたいな」

百田「おう、別にいいぜ」ガシッ背中バシバシ

最原「いたたっ…。…なんか思ってたのと違う……」

百田「つっても男同士のハグなんざ、こんなもんだろ?」

最原「そうかもしれないけど、もう少し優しくしてほしい…」

百田「この程度で痛いってんなら、テメーはちっとは鍛えた方がいいんじゃねーのか?」

最原「コーチしてくれる?」

百田「学園に居る時ならまだしも今は外の世界に居るんだし、プロに頼んだ方が良いと思うぜ。俺がジムでも紹介してやろうか?」

最原「ううん、いいや。ジムとか続く気がしないし…」

百田「そうか。まあ鍛えてみたくなったらいつでも言えよ」

最原「うん……」

456 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 23:34:24.48 Lxo9EgIA0 1634/1655

茶柱「あぁっ!?駄目ですよ赤松さん!転子には夢野さんという者が…!///」

夢野「んあ!?ウチはイケメンの彼氏を作ると言うとるではないか!」

入間「オレ様に出来ないんだから、テメーみたいな子持ちししゃも顔に彼氏が出来るわけねーだろ!」

夢野「誰が夕飯のお供じゃ!」

赤松「ふっふっふっ…。よいではないかよいではないか!」ギューッ

茶柱「あぅ……///」

最原「…………なにしてるの?」

赤松「今全員抱いてまわってるところだよ」

最原「えーっと…、ハグだよね?」

赤松「うん!私がハグの約束したのは百田くんだけだったけど、他のみんなもチームダンガンロンパをやっつける為に頑張ってきたから、みんなにお疲れ様のハグしてまわってるんだよ!」

赤松「…ここにピアノでもあれば1曲弾いたんだけど残念ながら無いし、私にはこんなことしか出来ないからね」

457 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 23:36:24.13 Lxo9EgIA0 1635/1655

春川「……赤松、もう1回抱いて」ススス…

赤松「はっはっはっ、欲しがりさんめ」ギュッ

最原「…赤松さんなんで いちいちおじさんっぽい言い回ししてるの?」

赤松「……気分?可愛い女の子を相手にするとつい、心の中のおじさんが出てきちゃうんだよね」

最原「そうなんだ……」

赤松「あ、勿論女の子だけじゃなくて男の子も可愛いと思ってるよ?」

最原「赤松さんの心の中のおじさん見境ないね…」

夢野「赤松よ、ウチも可愛いかのう?」

赤松「うん、勿論可愛いよ!はいギューッ!」ギューッ

夢野「んああぁ…///」

王馬「赤松ちゃんサークルクラッシャーみたいだね。サークルクラッシャーよくわかんないけど」

458 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 23:38:32.78 Lxo9EgIA0 1636/1655

東条「確か前回作った時は、こういう設定になっていた筈だから…」カキカキ…

入間「今回はここをこうすんだろ?」カキカキ

「いや、こうした方がいいんじゃねーのか?」カキカキ

東条「確かに、そちらの方が都合がいいかもしれないわね」

入間「ってことは連動してこっちの設定がこうなるな」カキカキ

東条「今の白銀さんの心理状態的に、この辺りにもフォローがほしいわね…」

天海「こうしたらどうっすか?」カキカキ

最原(真面目にしてる組とそうでない組の温度差が凄いな…。次の思い出しライトの設定を考えてるみたいだね。僕もあっち手伝った方がいいかな?)

百田「……ん?茶が無くなっちまったな…」

最原「僕淹れてくるよ!解斗くんは座ってて!」サッ

百田「おお、わりぃな」

459 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 23:41:19.88 Lxo9EgIA0 1637/1655

王馬「あ、ついでにオレの分も淹れてきてよ!」

最原「自分で淹れたら?」

王馬「ウェアアアンヴ(ジュル)ヤェャァァァ↑アイィヤエ↑ヤゥィゥ!!!!こんなの贔屓だよぉおおおおおお!!!」

最原「そりゃ贔屓するよ。解斗くんは僕のボスだけど、キミはただの仲間の1人だし」

百田「ついでだし淹れてやれよ終一」

最原「しょうがないな…。…ほら王馬くん、コップ貸して」

真宮寺「ついでと言っては何だけど、僕の分も淹れてもらえるかい?」

最原「生憎だけど今両手が塞がってるから自分で淹れて」

真宮寺「まァ僕はどちらでも良かったのだけど、それじゃあそうさせてもらうとするヨ。お茶を淹れに一緒に台所に立とうカ、最原君」

最原「えっ……」

天海「俺が全部淹れてくるっすよ。皆さんのコップ回収するっすね」お盆に載せる

東条「天海君、変わるわよ」

天海「これくらい大丈夫っすよ。東条さんはそっちの話し合いを進めててほしいっす。他にお茶のおかわりいる人はいるっすか?」スタスタ

460 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 23:44:11.11 Lxo9EgIA0 1638/1655

最原「あの、天海くん…」

天海「ん?終一君もおかわりいるっすか?」

最原「いや……、僕もお茶淹れるの手伝うよ」

天海「ありがとうございます。じゃあお茶っ葉出してもらえるっすか?」スタスタ

最原「うん。…僕の方こそありがとう」

赤松「天海くんもムギューッ!!」タッタッタッドンッ!

天海「おっと!?危ないっすよ、コンロの前でタックルしちゃ」

赤松「あ、ごめんね!大丈夫?」

天海「大丈夫っすよ。でも次からは気をつけて下さいっす」

赤松「うん、わかったよ!よーし!次は星くんだよ!」タッタッタッ

最原「……何にとは言わないけど、天海くんよく落ち着いてられるね」

天海「こういうの昔から妹によくやられてたんで、慣れっすかね?」

最原「…そっか」

461 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 23:47:21.41 Lxo9EgIA0 1639/1655

ー2週間後、空港ー



赤松「……あっ!春川さんからメッセージ着たよ。たったさっき飛行機降りたって!」

王馬「やっと?オレもう待ちくたびれちゃったよー」

天海「別に家に居ても良かったんすよ?」

王馬「でも家に居ても暇だったしねー」

最原(あの後、入間さんが小松未可子の記憶を思い出しライトで改変して無害化させた後、海外に拠点を作ったチームダンガンロンパのような組織を正式に解散させるように仕向けることに成功した)

最原(組織を解散する為に出国した小松には、彼女の見張りとして春川さんと東条さんが同行していった)

最原(そして今日、海外で組織を引き払う為の仕事を終えた3人が帰国する)

百田「…緊張してんのか?終一」

最原「う、うん…。僕は無害化された小松には初めて会うから…。話には聞いてるんだけど、やっぱりちょっと…恐くて……」

百田「大丈夫だ!春川や東条がいるし、何よりこのオレもいるからな!なんかあったら今度はすぐ助けてやるよ!」

最原「うん、そうだね…。ありがとう……」

462 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 23:51:42.95 Lxo9EgIA0 1640/1655

天海「…やっぱり、キミも家に居て良かったんすよ?」

最原「…平気、大丈夫だよ」

赤松「あっ!あれじゃない?」

春川「赤松っ!」タタタタタッダキッ

春川「会いたかった…!」ギュッ

赤松「もー、大げさだよ。たった2週間だよ?」

東条「みんな、ただいま。先に報告していた通り、特に問題なくスムーズに組織を完全に解散させることが出来たわ」

天海「それは良かったっす!」

白銀「…あー…、みんな、地味に久しぶりー…」

王馬「出たな!諸悪の根源!」ノリノリ

白銀「あーもう…、だからわたしは地味に首謀者とかじゃなかったんだって~!……とは言え、地味じゃなく許されないことをしちゃったよね…。……皆さん、この度は誠に申し訳ありませんでした…。お騒がせ致しました……」ペコリ

最原(こいつに浴びせた思い出しライトの内容は、実はこいつも誘拐された高校生で、最初の思い出しライトで『小松未可子というチームダンガンロンパの社員であり、53回目のコロシアイの首謀者』の設定を埋め込まれただけの、ただの一般人ということを思い出したってことになってるそうだ。勿論僕らには学園に連れてこられる以前の記憶なんてものは無いけど、記憶に説得力を持たせる為にこいつには誘拐されたシーンの記憶も植え付けたそうだ)

最原(ちなみにこいつは元々高校生の年齢ではなかったものの帳尻合わせの為、僕達と同じく元の家族や生活の記憶はいい感じに上書きして消された)

463 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 23:54:00.16 Lxo9EgIA0 1641/1655

最原(あと、元の家族にこいつの捜索を続けられるのも面倒な為、こいつの両親にも都合のいい思い出しライトを作って当ててきたらしい)

最原(こいつの実家やその関係者からこいつが存在した痕跡を完全に消すのは難しかった為、小松未可子という女は少し前に死んだことになっている。親戚や大体の友人達等に思い出しライトを当てていったのは大変だったと聞いたっけ)

最原(つまり、肉体的には死んでないにせよ、こいつの記憶の中と周囲の人間からチームダンガンロンパの元社員小松未可子の存在が消された為、実質的にコロシアイの首謀者は消滅したと言っていいだろう)

最原(今のこいつは、最初の思い出しライトで首謀者兼チームダンガンロンパの社員に仕立て上げられただけの、ただのコスプレが好きな女子高生だった白銀つむぎということになっている)

最原(…正直、あんな危険な考えを持っている奴がのうのうとこの先生きるなんて……とも思ったけど、これはみんなで決めたことだし、一応危険な思考の人格は消せたんだからまあ、及第点かなと思っている。元の記憶や家族を消したことで罰にも一応なってるし…)

白銀「……聞いてる?最原くん。それともやっぱり、わたしの話なんて聞く耳持ってくれないのかな…」

最原「…えっ、何?…ごめん、ちょっとぼーっとしてた」

東条「大丈夫?どこか体調でも悪いの?」

最原「大丈夫だよ。…で、悪いんだけどもう1回話してもらってもいいかな?……白銀さん」

464 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 23:55:27.87 Lxo9EgIA0 1642/1655

白銀「あっうん。だからね、わたしの首謀者してた時の記憶の限りだと、最原くんに1番悪いことしちゃってたっぽいんだよね…。……だから、ちゃんと謝りたいなと思って。いいかな?」

最原「え?う、うん。どうぞ」

最原(すると白銀さんは荷物を手放し、その場に正座をして、膝の前で手のひらを八の字に置き、そのまま深々を頭を下げた)

白銀「……本当に、すみませんでした…!」

最原「えっ!?ど、土下座!?」

百田「お、おい!ここ空港だぞ!?」

白銀「……百田くんにも、随分酷い真似しちゃったね…。すみませんでした……」

百田「おい!オレはもういいから顔上げろって!」

白銀「…でも、最原くんは許せないでしょ?」

最原(確かに小松のしたことは一生許せないし許す気なんて更々無いけど……。…ああもう!こんなところで土下座なんてするから周りの人が滅茶苦茶見てるじゃないか!……くそっ!)

最原「か、顔を上げろよ!僕は…、チームダンガンロンパの社員の人格を持ったあの女のことは一生許せない!……けど、キミは違うんだろ!?…キミは、白銀つむぎっていうただの女子高生なんだろ…。じゃあそんなキミにいつまでも怒ってたって仕方ないじゃないか…」

最原「僕が怒りの矛先を向けたい小松って女はもう居ないってことなんだろ…。じゃあもう、どうしようもないじゃないか…。僕以外のみんなが今のキミを許してるなら、僕も許すしかないじゃないか……」

465 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 23:57:33.51 Lxo9EgIA0 1643/1655

白銀「……なんか、本当にごめんね…。キミだってまだ高校生だったっていうのに、あんなことされて…、許せるわけないってのはわかるよ」

白銀「……わたし、まともだった時の記憶なんてうっすらとでも取り戻さないで、もう首謀者設定に乗っ取られたまま死んじゃったら良かったのかな…」

東条「!そんなこと無いわ。貴女はチームダンガンロンパに首謀者の設定を植え付けられただけの被害者なんだから、そう思う必要はないのよ」

最原(……っていう設定だから、そう庇うしかないよな。東条さんは……)

春川「……双方納得がいかないって言うなら、こういう時は暴力で解決するのが1番だよ」

赤松「ぼ、暴力!?」

王馬「春川ちゃんってほんと脳筋だよねー」

百田「で、暴力でどう解決できんだ?」

春川「最原は気の済むまで白銀を殴る。白銀は自分の気の済むまで殴られる。…以上」

天海「あの…春川さん、ここ空港っす。あとさっきからめっちゃ人に見られてるっす」

春川「じゃあどこか人気のないところに移動しようか。白銀を尋問したあの倉庫とかどう?」

白銀「ひっ!あの倉庫…!?……くっ、殺せ…!」

王馬「めっちゃトラウマなってんじゃん。何したの春川ちゃん」

春川「別に。ただの尋問だよ」

466 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/05 23:59:54.92 Lxo9EgIA0 1644/1655

最原「……殴ったって仕方ないよ。…それに、他のチームダンガンロンパの関係者達も結局は許したんだし、キミだけ許さないとかはしないよ」

最原「第一、そっちも僕に暴力を振るってくるならまだしも無抵抗な女性は流石に殴れないし…」

白銀「…まあ、そうなっちゃうよね。男が女をは殴りにくいよね」

春川「最原が殴らないって言うならこの件はもう和解したってことになるけど、いい?」

最原「1つだけ条件があるんだけど、いいかな?」

白銀「何?なんでも言うこと聞くよ!舐められる所は全部舐めるよ!?」

最原「これからは誰も傷つけずに生きてほしい。誰の人生も荒らさないでほしい。……それだけだよ」

王馬「それ条件2つじゃない?」

天海「シッ!」

最原「うっ…、似たようなことだから一緒くたにしていいだろ!」

白銀「うん、わかったよ!その条件一生守るね!!」

最原「キミのことはたまに監視するから、条件を破ってたら今度こそ……殴るからね」

白銀「地味に肝に銘じておくよ」

467 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/06 00:02:49.46 v9igtw/c0 1645/1655

東条「それじゃあ今度こそ和解ということでいいわね?」

最原「……うん」

白銀「最原くんがいいなら、わたしもOKだよ」

赤松「じゃあ帰ろっか」

最原「……ほら立てよ」グイッ

白銀「わっ!?…ありがとう。こんなわたしに優しくしてくれて」

最原「一応は許しはしたけど、キミのことは嫌いだから勘違いしないでほしいな。道のど真ん中でいつまでも座ってて邪魔だったからだよ」

白銀「まあ、そうなるよね…」

赤松「じゃあ帰ろっか!春川さん達、お腹は空いてない?何か買って帰る?」スタスタ

東条「冷蔵庫の残りはどんな風になっているかしら?」スタスタ

赤松「入間さんがたまに調理してくれるから、腐ってない物がそれなりに入ってるよ!少なくとも今日明日の分は大丈夫!」

天海「材料があるなら何か作るんすか?でも東条さん今日帰国したばかりだし、休んだ方がいいんじゃないっすかね?」

東条「私のことは大丈夫よ。心配してくれてありがとう」

468 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/06 00:05:40.70 v9igtw/c0 1646/1655

白銀「あ、じゃあわたし家こっちだから、ここでお別れだね」

春川「残念だけど、あんたが首謀者時代に拠点にしてたアパートは私達が引き払ったよ」

白銀「えぇっ!?……家財道具とかどうなってる…?」

春川「一応、あの部屋にあった大体の物は例の倉庫に置いてあるよ。細々した物とか邪魔な物は面倒くさくて捨てたのもあるけど、悪く思わないでね」

最原(思い出しライトで植え付けた記憶にそぐわない物は、どさくさに紛れて捨てまくったからな……)

白銀「そ、そう…、あの倉庫に……」

春川「だからあんたは、ちょっと手狭だけど今日はうちで泊まって。他の女子には事前に話してあるから大丈夫だよ。最原レベルにあんたを嫌ってる奴は居ないから。家はそのうちなんとかしてあげるからさ」

白銀「信用してくれてるみたいで有り難いけど、わたしがこういうこと言うのもなんだけど、寝首をかかれたらどうしよう…とかはないの?」

春川「仕事を全て白紙に戻したあんたがそんなことしても仕方ないし、超高校級のメイドと暗殺者が居るから問題ないよ。あんたが何かしでかす前に寝てても捕らえられるからさ」

白銀「なるほど、確かに2人の植え付けられた才能は凄いもんね!」

469 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/06 00:08:13.98 v9igtw/c0 1647/1655

最原(……あいつはもう完全に無害にされたとは思う。…けど、やっぱり近くに居ると落ち着かないな…。解斗くんこういう情けないのは男らしくないからって嫌いだろうから、あんまり態度に出せないし……)ソワソワ

天海「…日中はもう結構暖かいっすけど、夜はまだ結構冷えるっすね」

最原「え?…まあ……うん、そうだね」

天海「俺昔から末端冷え性気味なんで、こういう日は指先が冷たくてたまんないんすよね。昔はこういう時、妹によく手を握ってもらって子供体温で温めてもらったもんっす」

最原「そうなんだ…」

天海「妹代わりと言ったら聞こえは悪いかもしれないっすけど、代わりに手握ってもらえないっすか?」

最原「えっ!?…でもこういうのは王馬くんの方が、多分体温も高いし…」

天海「小吉君は今東条さんに絡みに列の前の方に行っちゃってますし、たまにはこういうのもいいもんっすよ」手ギュッ

最原「うわっ!?ちょっと、だからこういう子供っぽいのは僕…」

最原(…………天海くん、滅茶苦茶手が温かいんだけど…)

最原(……ってことは、僕があいつに怯んでることが態度に出てて、気を使わせたんだな……)

最原「……恥ずかしい…」

470 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/06 00:10:20.63 v9igtw/c0 1648/1655

天海「大丈夫っすよ!傍から見ると仲がいい兄弟みたいっすから」

最原「そうじゃなくて…、…いや、それも恥ずかしいけど……。ていうか僕達似てないし…」

天海「お兄ちゃん呼びしてくれたらどこからどう見ても仲のいい兄弟っすよ!呼んでくれてもいいんすよ?」

最原「呼ばないよ」

天海「…もう大丈夫っぽい感じっすね?」

最原「……まあ、確かに、だいぶ…」

天海「お陰様で俺の手も暖かくなってきたっす!ありがとうございます終一君」

最原(…僕達の目の前を解斗くんが歩いてるから、天海くんが滅茶苦茶気を使ってくれてるな…)

百田「ふーん、蘭太郎って寒いのダメだったんだな」

天海「暑いのは結構いけるんすけど、その日のコンディションによるっすけど寒い方が苦手かもっすね」

春川「……確かに今晩はちょっと寒いかもしれないね。赤松、私達も手を繋ごうか」

赤松「あ、だったら私の上着貸してあげるよ!私結構体温高い方だから、これ脱いでも平気だし…」

471 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/06 00:12:10.48 v9igtw/c0 1649/1655

春川「ダメ!それを脱ぐなんてとんでもない!風邪引いたらどうするの?私のことはいいからそれ着てなよ」

赤松「え?でも春川さん、寒いんだよね?私は平気だから…」

春川「ダメ!!」

百田「じゃあオレの上着を貸してやるよ。オレも別に上着無くて平気だからよ」

春川「は?殺されたいの?」

百田「なんでだ!?」

赤松「春川さん、百田くんの上着着たくないんだよね?」

春川「うん」

赤松「じゃあ私が百田くんの上着を借りるからさ、春川さんは私の上着を借りなよ!ね?これなら私も風邪引かないし、春川さんも寒がらずに済むよ!」

春川「なるほど、悪くない案だね。流石赤松。でもそれなら素直に私と赤松の上着を交換する方がいいんじゃない?」

赤松「…えっとー…。…それ、何の意味があるの?」

472 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/06 00:14:08.62 v9igtw/c0 1650/1655

春川「赤松の物を身につけることによって私のテンションが上がるから結果的に暖かくなるよ」

赤松「……あー、まあ私体温高いし、脱ぎたての上着だと多少体温残ってるから確かに暖かくなりやすかも?」

春川「そうじゃないけどその通りだよ」

百田「…オレの上着はいらねーってことでいいのか?」

春川「うん、いらない」

百田「そ、そうか…」

最原「じゃあ僕がほしい!僕それ着る!!」

百田「あ?なんだ、終一も寒かったのか?」

最原「うん!!僕凍えそう!上着貸してくれたら凄く助かる!」

百田「そんなにさみーのかよ。しかたねーな。ほら、使えよ」バサッ

最原「やった!ありがとう!流石解斗くん!!優しい!かっこいい!!」

百田「まあ、助手を気遣うのもボスの仕事のうちだからなー」ドヤ

473 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/06 00:17:25.72 v9igtw/c0 1651/1655

天海「なんかもう大丈夫っぽいっすね」

最原「…仕方ないから手は繋いどくよ。末端冷え性なんでしょ?」

天海「え?あ、はい」

春川「赤松エンチャント上着凄いよ。滅茶苦茶暖かい」

赤松「ねえ春川さん、これもしかしなくても……春川さんの上着の方が暖かいよ?」

春川「でもそっちは赤松エンチャントかかってなかったし、それにそっちの方が暖かい気がするっていうのはきっと気のせいだよ」

赤松「そっか、気のせいか」

王馬「東条ちゃん久しぶりに日本に帰ってきたし、明日特に用事とかないなら男子の家にご飯作りに来てよ!久しぶりにママのご飯食べたいなー!ねっ、モノタロウ?」

モノタロウ「へけっ!」

東条「依頼として受け取るわね」

白銀「…ねえ、誰かツッコミ入れよう?それはハム太郎だって」

474 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/06 00:20:29.96 v9igtw/c0 1652/1655

白銀「……それにしても、なんかみんな平和に暮らせてるみたいで安心したよ。わたしが首謀者時代にした記憶は一応あるから、みんなが会社に乗り込んできた時に充実の兵器を持ち込んできたから生活のお金には困ってなさそうだなーとは思ってたんだけどさ。うん、なんだかんだ幸せそうで一安心だよ」

最原(首謀者の人格が抜けた彼女は真面目な人なんだな…。…だからと言って許したわけではないけど)

春川「まあ、そうだね。今はお金に困ってないし、赤松が居るから私は幸せだよ」

赤松「うんうん!学園を卒業した後東条さんがすぐにお金作ってくれたから、そんなに貧乏暮らしもしてないしね。…まあ、最初のうちは車内泊とかしたから滅茶苦茶狭くて寝る時とか大変だったけど…」

赤松「でも今じゃそういうのもいい思い出だよね!なんかみんなでキャンプに来たみたいなわくわく感があって良かったよ!」

白銀「それなら良かったんだけど…。…そういえばさ、真宮寺くんって今どうしてるの?」

百田「真宮寺?あいつなら多分家に居ると思うけど、どうかしたのか?」

白銀「いや、地味にちょっと気になっちゃって…。これまで何も問題無かった?」

東条「特にトラブルがあったという話は聞いていないわ」

白銀「そっか。…いやね、真宮寺くんはちょっと設定があれだから気になってたんだけど、これまで何も問題無かったってことは、彼は自分に課せられた設定がちゃんとフィクションだって理解してくれたってことなんだろうね…」

最原「よくわからないんだけど、詳しく話してくれない?」

白銀「……うーん…。…折角真宮寺くんがこれまでみんなとの信頼関係を築き上げてきたのに、わたしなんかの一言で不和にさせるわけにはいかないし…。それにこれまで大丈夫だったならきっとこれからも大丈夫だから気にしなくていいよ!過去のアレはあくまでそういう設定ってだけだし…」

475 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/06 00:23:53.82 v9igtw/c0 1653/1655

白銀「…ごめんね!地味に変なこと聞いちゃって。わたしの言うことなんて気にしないでいいよ」

白銀「そんなことより今期のアニメについて語ろうよ!この中で誰か今アニメ見てる人いる!?わたしこの前まで首謀者ってたから最近アニメ見た記憶が全然なくて…。もしオススメがあったらそれから見てみたいなって思ってるんだけど…」

赤松「アニメなら入間さんと話せるんじゃないかな?入間さん深夜アニメとかは見てないけど、日曜日の朝とかNHKとかのアニメは見てるよ」

白銀「NHKは何見てるんだろう?ニチアサはプリキュアだね!?入間さんとプリキュアの話が出来るんだね!!?良かったー!アニメの話が出来る人が居て!入間さんとプリキュアトークするのが楽しみだなー」

王馬「オタクって自分の得意分野の話になると凄くうるさいよねー」

白銀「あ、ごめんね。確かにちょっと興奮しすぎて大声出しちゃったかも。今後は地味に気をつけることにするよ」

最原「まあ大声なら入間さんや茶柱さんも大概だけどね…。特に入間さんは話の内容も酷いし…」

王馬「言われてみれば確かにうるさい人女子の家に集中してるじゃん。オレ男子で良かったー。こっちは百田ちゃんがたまにうるさいくらいだし」

白銀「そういえば男女で別れて部屋借りてるって言ってたね。みんなが卒業してもう結構経つし、色々な出来事とかあったんじゃない?良かったら聞かせてよ!」

東条「そうね、それじゃあ……」







1スレ目:赤松「マッド赤松絶望のデスロード?」最原「もしくは安価でif1章」【ロンパV3】 
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1491223303/  

2スレ目:赤松「マッド赤松絶望の…」最原「安価でif1章その2」【ロンパV3】 
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1495540332/ 

3スレ目:赤松「マッド赤松とヤバイ原くんのif1章その3!」【ロンパV3】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1512826997/


終一

476 : ◆k6xhNpU36A - 2018/07/06 00:25:34.99 v9igtw/c0 1654/1655

ここまで読んで下さった方々、本当に長々とお付き合いいただき誠にありがとうございました
1スレ建て日が2017年4月3日でした
1年以上同じSSを書くことになるとは思いませんでした
V3で脱出物は前々から書きたかったので、書き手としては色々書ききれて非常に満足しました

途中、ホラーもののSS書くかもみたいなことを言いましたが、こちらはいつになるのかわかりません
SSではないのですが、現在他にしている創作活動が少し忙しいので当分SSは書く予定は無いと思います
しかしSSを書くこと自体はとても楽しいですしまだ書きたいロンパネタ自体はあるので、またいつの日にか再びトリップが変わっているかもしれませんがSSを書きに来るかもしれません
その際には再びお付き合いいただければなと思います

前トリで前作宣伝をしましたらHTML化依頼をして参りますが、もし感想などありましたら乙の一言でも書いてくださると喜びます
もし質問もあればどうぞです、しばらくの間定期的にスレチェックしているので見かけましたら答えます

ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました

477 : ◆WzRH90WIXM - 2018/07/06 00:26:45.23 v9igtw/c0 1655/1655

前回シリーズで使ったトリップで作者証明兼宣伝させていただきます
宜しければ前作シリーズもどうぞ


【安価】入間「出来たぜ白銀!性転換ライトだ!」【ニューダンガンロンパV3】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1488980777/
http://ayamevip.com/archives/49647491.html

白銀「性転換ライト2!安価もあるよ!」【ニューダンガンロンパV3】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1489582162/
http://ayamevip.com/archives/49778436.html

白銀「性転換ライト2.5!安価はあるのかな?」【ニューダンガンロンパV3】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1490672210/
http://ayamevip.com/archives/49778439.html


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