タ級「……この前、いつもと違う曲が聞こえたから」
タ級「何事かと調べに行ったら……」
ル級「行ったら?」
タ級「艦娘に素手でぶっ飛ばされた」
ル級「……お前は何を言っているのだ?」
提督「戦闘BGMを変えて艦娘の能力向上……ですか?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1525298112/
http://ayamevip.com/archives/51928067.html
タ級「私も何をどう説明すればいいのか分からないが」
タ級「簡単に言えばそうなるのだ」
ル級「信じられん……」
ル級「空母棲姫や港湾棲姫には伝えたのか?」
タ級「無論」
タ級「相手にされなかったけどな……」
ル級「そうか……しかし、その話」
ル級「事実なら恐ろしい事だぞ」
ル級「素手という事は、砲弾いらずで戦えるという事だ」
タ級「ああ、その通りだ」
タ級「BGMを代えるだけで、あそこまでの戦闘力を発揮させるのだ」
タ級「これほど安価で恐ろしい改良が艦娘どもに出来るとは……」
ル級「…………」
ル級「……ひとつ思ったのだが」
タ級「む?」
ル級「艦娘どもに出来るのなら、我々も可能なのではないか?」
―――――――――――
ル級「という訳で」
ル級「我々も艦娘どもの方法を試してみるとしよう」
タ級「……正直、あまり気持ちのいい事ではないが」
タ級「試してみる価値はあると思う」
レ級「えー……めんどくさい」
重巡リ級「あんたは変えなくても十分強いでしょ……」
重巡リ級「ともあれ、有意義な実験だとは思う」
ほっぽ「ぽっ!」
ヲ級「ヲ」
タ級「相手はいくらでも沸いてくるイ級にやってもらう」
イ級「イー!?」
タ級「遠慮は無用だ」
タ級「では、始めよう」
♪~♪~♪~
(ス○ー○ォーズ 帝○のマーチ)
ル級「コーホー……コーホー……」
タ級「ふふふ、感じるぞ……暗黒面のフoースを!」
レ級「ビームを撃ちたくなる!」
重巡リ級「ブウン……突撃ィッ!」
ドォンッ! ドォンッ!
―――――――――――
ル級「なかなか良い感じだ」
タ級「我々に良くあった曲だ」
レ級「艦娘どもを圧倒的にボコボコにしてやれそう!」
重巡リ級「ふむ……なかなか効果がありそうだ」
ほっぽ「ぽ……」
ヲ級「ヲー」
重巡リ級「自分には合わなかった……空母には向かないのだろうか」
タ級「総評は後にしよう」
タ級「次の曲に行く」
♪~♪~♪~
(デ○ラー襲撃)
ル級「ふふふ……会いたかったよ、艦娘の諸君」
タ級「深海棲艦に下品な男は不要だ……」
重巡リ級「デス○ー砲、発射用意……」
レ級「……どうしたの、あんたたち」
重巡リ級(○スラー砲……本当にあったらいいのになぁ)
ほっぽ「ぽー……」
ヲ級「ヲッ、ヲッ」
―――――――――――
タ級「これも良いな」
ル級「艦娘どもを徹底的に殲滅できそうな気分になる」
重巡リ級「イ級たちの残骸を見るに」
重巡リ級「普段より破壊力は増しているっぽいぞ」
レ級「へえ」
ほっぽ「ぽ!ぽ!」
ヲ級「ヲ~」
重巡リ級「今回も空母には不評みたいね……」
タ級「次、行くぞ」
♪~♪~♪~
(ボレロ)
ル級「こ、これは……?」
タ級「人間どもがクラシックと呼ぶ部類の曲だ」
レ級「ファイエル!」
重巡リ級「レ級!?」
重巡リ級「きゅ、急にどうした!?」
レ級「紡錘陣形を取れ!」
レ級「中央突破を行い、一気に方をつけるぞ!」
重巡リ級「ぼ、紡錘陣形??」
レ級「やっぱりラ○ンハ○ト=受け、キル○アイス=攻めよね!」
重巡リ級「レ級!? しっかりしろ!?」
―――――――――――
レ級「ふう……」 ツヤツヤ☆
ル級「……意外な奴に効果があったな」
タ級「まあ……いい曲だとは思うが、ちょっと長すぎるか」
ほっぽ「ぽ!ぽ~! ぽっ!」
ヲ級「ヲ~……」
重巡リ級「そして相変わらず空母には不評か」
ほっぽ「ぽっ!」
重巡リ級「ん?」
ほっぽ「ぽっ! ぽっ!」
重巡リ級「次はこれを流してくれ?」
ほっぽ「ぽ!」
重巡リ級「タ級、どうする?」
タ級「かまわない。私も適当に候補を上げただけだからな」
重巡リ級「そうか」
重巡リ級「では、これで行くか」
♪~♪~♪~
(よう○そジャ○リ○ークへ)
ほっぽ「ぽ~♪」
タ級「」
ル級「」
重巡リ級「」
レ級「」
ヲ級「ヲッ♪ヲッ♪」
レ級「ちょ!?」
レ級尻尾「かぷかぷ♪」
レ級「た、食べないでくださぁ~い><。」
ル級「な、なんだこの曲は……」
タ級「ち、力が抜ける……抜けていく……」
―――――――――――
ほっぽ「ぽ~♪」 ツヤツヤ☆
ヲ級「ヲ~♪」 ツヤツヤ☆
重巡リ級「そ、そうか……良かったな、二人とも」
ル級「わ、私たちにはマイナスでしかないな……」
タ級「うむ……」
レ級「いつも言う事を聞くこの子が、私に甘噛みするなんて……」
重巡リ級「気を取り直して次に……ん?」
ヲ級「ヲッヲッ」
重巡リ級「何……お前も流して欲しい曲があるのか」
ヲ級「ヲ!」
重巡リ級「どれ……ポチッとな」
♪~♪~♪~
(○ッ○ー○○スの>、#$¥’’&%)
ヲ級「ヲ~♪」
タ級「」
ル級「」
レ級「」
重巡リ級「」
ほっぽ「ぽ~♪ぽっぽっ♪」
タ級「ちょっ!? この曲はアカン!!」
ル級「>>1もさすがに察して、おかしな表記にしてるぞ!?」
ル級「早く止めるんだ、リ級!」
重巡リ級「わかっ……って、おい、ヲ級!」
重巡リ級「ラジカセ持っていくな!!」
ヲ級「ハハッ(甲高い声)」
タ級「その物真似もアカン!!」
ル級「おまけにちょっと似てるし!」
ほっぽ「ぽぽーぽーぽーぽーぽぽぽーぽーぽー♪」
レ級「ちょ、邪魔するな、ほっぽ!」
ワアアアアアア……
―――――――――――
タ級「……結局、最後まで流れてしまったな」
ル級「……怖い黒服が来ない事を祈ろう」
ほっぽ「ぽ~♪」 ツヤツヤ☆
ヲ級「ヲ~♪」 ツヤツヤ☆
重巡リ級「そしてこの顔である」
レ級「どこでこんな曲の情報を仕入れたのかしら……」
ル級「さすがに疲れた……」
タ級「同意見だ……次で終わりにしよう」
♪~♪~♪~
(D*NZ*N!ふた○は○リキュ○)
タ級「」
ル級「」
レ級「」
重巡リ級「」
ほっぽ「ぽ~♪」
ヲ級「ヲッ♪ヲッ♪」
ル級「……おい、タ級」
ル級「この曲はお前の趣味なのか……?」
タ級「し、知らん! 私はこんな曲、入れた覚えはない!」
タ級「私がトリにしようと思ってたのは『シャ○が来○』だ!」
レ級「そのチョイスも微妙な気がするけど、ならいったい誰が……ん?」
レ級「…………」
レ級「ねえ、ラジカセの再生がカセットテープの方になっているよ?」
重巡リ級「カセット?」
重巡リ級「じゃあ……元々入ってたって事?」
ル級「このラジカセの持ち主は誰だ?」
タ級「…………」
タ級「……港湾棲姫」
ル級「…………」
レ級「…………」
重巡リ級「…………」
ほっぽ「ぽ~♪」 ツヤツヤ☆
ヲ級「ヲ~♪」 ツヤツヤ☆
ル級「……何か」
ル級「知ってはいけない事を知ってしまったのでは……」
タ級「き、気のせいだ」
重巡リ級「で、でも、今日の事は口外しないようにしよう!」
レ級「う、うん! 異議なし!」
ほっぽ「ぽ?」
ヲ級「ヲ?」
後日、ほっぽの鼻歌で速攻バレ
タ級たちは港湾棲姫に
でこピンの刑に処せられた。
おしまい
18 : 以下、名... - 2018/05/23 20:47:44.12 iExsWthH0 18/18深海棲艦の一人称とか良く分からんので適当です。
どうか御容赦を……