お嬢様「これでワタクシもワルですわ~」
元スレ
お嬢様「行儀よく真面目なんて出来ませんわ!>>3をしますの!!」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1497286464/
3 : 以下、\... - 2017/06/13 01:55:32.175 WD6+wPGEa 2/61制服をノーパンミニスカにする
お嬢様「制服をノーパンミニスカにしますわ!」
お嬢様「ホホホ、この開放感!この支配からの卒業ですわー!」
執事「お、お嬢様?どうなさったのですか?スカート丈が…」
お嬢様「ワタクシは今日からワルになりますのよ」
お嬢様「今日からワタクシは!、ですわ」
お嬢様「次は>>5でワルになりますわよ」
5 : 以下、\... - 2017/06/13 02:00:45.920 rmNZBd7Rr 4/61ドミノキックかな?
お嬢様「ドミノキックを華麗に決めてワルになりますの!」
お嬢様「セバスチャン、とっととドミノを並べなさい」
執事「いえ、お嬢様。ドミノキックとは恐らくガンガンの漫画では…」
お嬢様「並べなさい!」
執事「は、はい」
お嬢様「ドミノになりそうなもの…お、これがいいですわね!まるでドミノするように誂えたかのよう」
執事「ビデオテープですね」
お嬢様「とっとと並べますわよ!」
お嬢様「ん…?天龍vs鶴田!?ウオー!なんですのこれ観てー!」
ガチャガチャ…
お嬢様「って、消されてお母様の録画したドラマが入ってますわ!」
執事「…せっかくビデオテープのツメ折ってるのにセロハンテープで録画してますね…」
お嬢様「ウオー!絶対ワルになりますわー!!」
ガチャガチャ…!
お嬢様「並べ終わりましたわよー!すかさず、蹴り姫キック!」
カタカタカタカタ…
お嬢様「あっはっはー!たーのしー!ですわ…」
お嬢様「…」
お嬢様「次は>>11でワルになりますのよ」
11 : 以下、\... - 2017/06/13 02:10:30.563 rmNZBd7Rr 8/61!がついてるから漫画の方か
12 : 以下、\... - 2017/06/13 02:11:54.099 rmNZBd7Rr 9/61ワタクシ→アテクシ
13 : 以下、\... - 2017/06/13 02:12:20.463 rmNZBd7Rr 10/61わざとじゃないんだよ?
15 : 以下、\... - 2017/06/13 02:12:28.752 d9wHmcnIM 11/61ひどい安価の踏み方だなw
18 : 以下、\... - 2017/06/13 02:16:09.105 ovNBQmsl0 12/61お前もうしゃべんな
19 : 以下、\... - 2017/06/13 02:16:36.182 5PHiXD6ga 13/61ゴミ安価死ね
お嬢様「コレ!コレですわ!」
執事「今日から俺は!!ですか。昔サンデーで連載されてましたね。私はお茶濁す派ですが」
お嬢様「今日からワタクシは突っ張りますの!」キラキラ
執事「本当お嬢様は影響受けやすいですね」
お嬢様「まずは三橋みたいに金髪にしますわ!」
執事「元からでしょう」
お嬢様「パーマもかけますわ!」
執事「元からでしょう」
お嬢様「では、執事。三橋の相棒、伊藤みたいに髪を逆立てなさい」
執事「!」
お嬢様「ぶわははははは!髪の長さが足りなくてガイル!ガイルですわ!」
執事「うぅ…み、見ないでください」
お嬢様「なーに一致ょ前に恥ずかしがってるんですの。ソニックブームの一つでも撃って主人を楽しませなさいな」ククク
お嬢様「さて、執事をガイルにしたところで次は>>24」
24 : 以下、\... - 2017/06/13 02:24:19.330 POmfbtxJ0 16/61わたくしはブランカに
お嬢様「ワタクシはブランカに」ビリビリ!
執事「お、お嬢様?帯電してますが」オロオロ
お嬢様「お嬢様とは人の上に立ち、支配するサダメにある者…なれば、自分の身体くらい完璧に扱えるのは至極当然のこと」
お嬢様「自分の身体の生体電気を増幅、操作くらいわけないですわ」
お嬢様「次は>>29で>>30をしますわ~」
29 : 以下、\... - 2017/06/13 02:32:19.872 TIsaXNQF0 18/61処女メイド
30 : kskst - 2017/06/13 02:32:52.828 9onGd1ckr 19/61結構面白い
お嬢様「処女メイドで結構面白いことしますわ」ククク
執事「お、お嬢様!?」
お嬢様「なーに、エネルばりに驚いた面白顔してるんですの?電気使いポジションはブランカたるワタクシですわよ?」ビリビリ
執事「し、しかし」
お嬢様「ワタクシはワルになりたいですの!」
お嬢様「ワルといえば酒!賭博!暴力!クスリ!女ですわ~!」
メイド「ふんふふーん。さて、と、洗濯物取り込んだあとはお嬢様とマリカーして遊んであげないと」
ザッ!
お嬢様「精が出ますわね!メイド!」
メイド「あら、お嬢様」ニコッ
お嬢様「ところで貴方、処女ですわよね」
メイド「!?」
お嬢様「処女ですわよね」
メイド「そ、そんなヘルシングの最初の吸血鬼みたいな質問されては困ります…」
お嬢様「処女確定ですわねッ!」ニイイ!
ガシッ!
メイド「きゃあっ!な、何するんですか執事さん!」
執事「すみません!お嬢様の命令なんです!」
お嬢様「こ、興奮しますわー!!」ビリビリ
メイド「ひ、ひいっ!」
お嬢様「縱巻きロールが興奮のあまり持ち上がって上向いてますわ!それ…エレクトロサンダー!」
ビリビリ!
メイド「ひうっ!?」ジョワ~
執事「!?」
お嬢様「出力を調整して筋肉を弛緩させましたのっ!オホホ、メイドのお漏らし興奮しますわ!エルフェンリート思い出しましたの~!」
お嬢様「次は>>39」
39 : 以下、\... - 2017/06/13 02:50:08.842 TIsaXNQF0 23/61膣電球割り
お嬢様「メイドの下のお口に電球入れますわよ~!」
ズニュ!
執事「お、お嬢様!いくらなんでも酷すぎます!」
メイド「う、うぅ!」
お嬢様「そして電球に…ワタクシのエレクトロサンダーですわ!」ビリビリ
メイド「あっ…あああっ!」
ペッカー!!
お嬢様「メ、メイドのおま○こが光輝いてますわー!!」ハァハァ
メイド「や、やめてください~!熱い…熱いですぅ!」
お嬢様「えぇい、お黙りなさい。もっと電球を光らせますわ!光になれ、ですわ!」
ビリビリ!
執事「お、お嬢様…!?やめてください!ブランカのエレクトロサンダーは非常に高電圧なんです!電球が割れたりでもしたら…」
お嬢様「この電球はワタクシの持ってる研究機関が開発した『おま○こに入れて光らせても害のない電球』ですわ。
ちょっとやそっとじゃ…」
ビリビリ…ペキン!!
お嬢様「!!」
43 : 以下、\... - 2017/06/13 03:05:08.818 x+zGp+GB0 26/61申し訳ありません。エレクトロサンダーではなく、エレクトリックサンダーでした。
集中治療室前――
ガチャ
医者「……」
お嬢様「メ、メイドは…」
医者「命とおま○こに別状はありません。ただ…」
医者「目覚めないんです。身体は無事でも、脳が現実を受け入れないんでしょう」
お嬢様「そ、そんな…」
執事「お嬢様…」
お嬢様「ワタクシの…!ワタクシのせいですわ!」
執事「お嬢様、少し不穏な噂を聞いたのですが…」
お嬢様「――な…そ、それは本当ですの!?」
お嬢様「あの日の一連が全て…仕組まれていたことですって!?」
執事「あの日、お嬢様がメイドに入れた電球は、おま○こに入れて光らせても害のない電球ではなかったのです。
気になり、あとで電球を回収したところ…普通の電球だったのですよ」
お嬢様「!…た、確かに耐久性が低すぎましたわ」
執事「えぇ。恐らく、誰かがお嬢様の持っていた特別製の電球を普通の電球にすり替えたのです」
お嬢様「だ、誰がどうやって…!ワタクシがおま○こに入れて光らせても害のない特別製の電球を研究、開発していたのは世間にバレてはいませんわ!」
お嬢様「そもそも、電球を開発してるのを知ったとしてもその用途まで知って…!?
まさか!知って、わざと普通の電球にすり替えた…?だとしたら許せませんわ!」
お嬢様「…内部の犯行…?」
執事「でしょうね…」
お嬢様「しかし、何のために…!」
執事「お嬢様、恐らくは…」
ざわざわ…!!
お嬢様「!…な、なんですのー!このマスコミはー!?」
「お、お嬢様だ!」
「雇ったメイドのおま○こに電球を入れて光らせた鬼畜野郎らしいぞ!」
「撮れ撮れ!」
執事「や、やはりか!お嬢様、顔隠して!早く黒塗りの車に乗ってください!」
お嬢様「は、はいぃ」
お嬢様「あー、ビックリしましたわ。なんですの、病院の前であんな!」
執事「恐れていたことが…!」
テレビ《続いてのニュースですが、土美野財閥のお嬢様が雇ったメイドのおま○こに――》
お嬢様「なー!」
《宮根さんコレ本当、なんですかねぇ!?》
《いや普通さ入れるぅ?》
お嬢様「は…スマホのヤフーニュースもゲンダイもワタクシの記事で持ちきりですのー!」
『土美野財閥のご令嬢、遊び相手はメイドと執事だけ!連日マリカーとカスタムロボで接待プレイを強要した疑い!』
『「ドミノを並べるだけ並べ、自分は倒すだけでした」涙ながらに元使用人が激白!』
『噂は真実か?例のお嬢様、おま○こに電球を入れて光らせる。浮かび上がる謎と真実!』
お嬢様「な、なんですのぉー!!」ビリビリ
お嬢様「あ、あることないこと…!」
執事「恐らくは…誰かがリークしたのです」
お嬢様「リークですって!?」
執事「はい。財閥のご令嬢がメイドのおま○こに電球入れて光らせるなんて下世話なマスコミが食い付きそうなネタです」
執事「毎度お嬢様の傍迷惑は私共で処理してますが…今回は大事になりすぎました。
誰かが裏で糸を引いているに違いありません」
お嬢様「だ、誰が何のためにそんな…!!」
??「おやおや、大変だねぇ、お嬢様ちゃん」
叔父様「なんだか外が騒がしいけど…どうかしたのかい?」ククク
お嬢様「お、叔父様!?な、なぜワタクシの屋敷に!?」
叔父様「いやぁ、何かよからぬ噂を聞いてねぇ」
叔父様「お嬢様ちゃんが…権力を振りかざしてメイドちゃんに狼藉を働いたとか」ニヤリ
お嬢様「!」
執事「!…ま、まさか貴方!?」
ガンガンガン!
「お嬢様さん!是非一言!」
「噂は本当なんですかー!?」
お嬢様「ひいっ!家の外にまでマスコミがぁ!」
叔父様「ハハハ、大変だねぇお嬢様ちゃん。せっか開発した電球のせいでこんなんなって。疑いが晴れるといいねぇ」
執事「…っ!」
叔父様「じゃ、私は失礼するよ。私の力を貸して欲しかったらいつでも呼んでくれ」スタスタ…
ガンガンガン!
「メイドさんは!メイドさんは無事なんですかー!」
お嬢様「ぶ、無事ですわ!メイドとは、じゃれてただけですわ!」
執事「お嬢様!マスコミの相手をまともにしてはいけません!」
お嬢様「だ、だってぇ」
「無事なら、メイドさんの顔をみせてくださいよー!」
「一目元気なメイドさんを見せてくれたら疑いは晴れますよー!」
お嬢様「どどどどうしたらいいんですの~!」
執事「お嬢様…犯人は分かりました。叔父様です」
お嬢様「叔父様の野郎が!?」
執事「えぇ。奴は言いましたよね」
――せっかく開発した電球のせいでこんなんなって。
お嬢様「ハッ!ワタクシの電球開発は秘密裏に行われていたこと!執事にさえ話してませんでしたのに!」
お嬢様「しかし動機は…ハッ!まさか…!」
執事「えぇ。動機は十分にあります」
執事「……お嬢様の失脚。そして、お嬢様が受け継ぐはずのお嬢様のお父様の会社や事業を奪うつもりでしょう」
お嬢様「そ、そんなぁ!ですわ!」
執事「元々お嬢様は当主様にバカ娘と思われてある節がありますし、今度こそヤバイです」
執事「今回のことで株価大暴落ですし、経営のためを考えたらお嬢様以外に任すのが至極当然かと」
お嬢様「ぐぬぬ…!」ワナワナワナ
執事「お、お嬢様?」
お嬢様「ウオー!許せませんわ!ワタクシはワタクシのモノを傷つけられるのが我慢できませんの!」
執事「お嬢様…」
お嬢様「セバスチャン、準備なさい!裏口から出ますわ!…目的地は」
執事「叔父様の館、でございますね」
お嬢様「!」
執事「ふふ、分かっておりますよ。私はお嬢様の執事ですから」
「「話は聞かせてもらいました!!」」
お嬢様「っ!」
ザッ!
庭師「行ってください!外のマスコミは私共にお任せを!」
メイド長「どうにか、マスコミの注意を惹き付けておきます。あの子の仇をとってください!」
コック「私共一同、お嬢様の事、馬鹿で面倒だけど嫌いではないんです!」
お嬢様「…うぅ…!」ポロポロ
執事「ハハハ、お嬢様らしくもない。…参りましょう、お嬢様」
お嬢様「みんな…ありがとうですわ!」
叔父様の舘――
警備員1「異常はないか?」
警備員2「はい」
ガサゴソ
お嬢様「叔父様の野郎!ワタクシの行動を見越してたのか、やたら警備が厳重ですわ!」
お嬢様「どうにか、いい考えか道具はないかしら?」
執事「>>63」
63 : 以下、\... - 2017/06/13 05:00:00.975 UyJkyrf10 40/61ルパンっぽいジャケットを着る
執事「ありましたよ!ルパンっぽいジャケット!」
お嬢様「でかしたですわ!」
執事「私は緑ジャケットを着ますので」
お嬢様「ワタクシは赤ジャケットで。れっみっしょーゆーまいえーぶりしん!夢のこのファンタジー!」
執事「それ、パチンコで流れるやつでしたっけ?」
警備員「?…なんか声が…」
お嬢様・執事「!」
警備員1「どこだ!隠れたか!」
警備員2「二人組が侵入してるぞー!」
警備員3「お二人共!ここの入り口は異常ありませんでしたが…」
警備員1「むぅ、そうか。ということはあっちの庭園が怪しいな。行くぞ!」
タッタッタ!
警備員1「おい!」
警備員3「あ、あれ?警備員1さんと警備員2さん?」
警備員1「今ここに俺達がこなかったか?」
警備員3「え、えぇ」
警備員1「馬鹿者!そいつが侵入者だ!」
警備員3「な、なんですって!?」
警備員1「追えー!逃がすな!ですわ!」
タッタッタ!
警備員1「…」
警備員2「…」
バサッ!
お嬢様「上手くいきましたわね」
執事「侵入成功ですね」
お嬢様「叔父様の部屋は…くぅ、分家の癖にバカデカイ屋敷ですわね」
執事「っ!…お嬢様、危ない!」
ドンッ!
お嬢様「きゃあ!」
敵庭師「俺のハサミを避けたか…!」チョキチョキ
敵コック「さすがは、本家の執事。変な髪型だが」
敵メイド長「ですが、私達3人を相手に勝てますかね」
お嬢様「あわわわわ…」
執事「お嬢様、行ってください」
お嬢様「し、執事ぃ…」
執事「大丈夫です…こんな奴等。さぁ早く!」
お嬢様「っ!」ダッ!
敵メイド長「逃がすか!」
執事「――お嬢様の邪魔はさせません!ソニックブーム!」
ズガァァン!
館の屋根――
お嬢様「館の中は危険ですわね。屋根から別の棟へ…」
お嬢様「このワイヤー付きロケットで…」コロッ
カラカラ
お嬢様「あらっ…あらあら!ロケットが!お待ちくださいませ!」ダッ!
カラカラカラカラカラ!!
お嬢様「あららららら!!!」タタタタタッ!
お嬢様「(と、止まれませんわ!)」 タタタタタッ!
お嬢様「で、ですわッ!」ピョンッ――…タンッ!
お嬢様「ひいいい!」タタタタタッ!
お嬢様「ま、また別の棟へ…!」タタタタタッ!
ピョンッ――ガシッ!
お嬢様「ふぅ…!ここからよじ登れば叔父様の部屋…!」ゼェゼェ
スタッ…!
叔父様「な…!?まさかここまで来るとは!」
お嬢様「チョロいですわ」
叔父様「ククク…だが、君は私に指一本触れられないよ」
ザッ!
敵執事「いくらお嬢様といえど、容赦致しませんよ」
お嬢様「上等ですわ!」
お嬢様「お嬢様たるもの、武術の心得くらいは」
敵執事「ふんっ!」バキッ
お嬢様「ふぎゃ!?」
ズザザー
お嬢様「がふっ…!めちゃんこ強いですわ…ヤバイですわよ…!ヤバイですわよ…!」
叔父様「ハッハッハ、何をそんなに頑張るんだね?失った信用は戻ってこないよ?
まさか、本当にただのメイドの為だけに体を張るのかい?こいつは傑作だ!」
お嬢様「!」ギリ…!
お嬢様「信用は…いりませんわ。お父様の会社や事業も」
叔父様「は?じゃあやっぱり従者の敵討ちを!ハハハ!君なんかに着いてくる従者なんかの為に?
君は変わり者だ…変わり者でヘドが出る」
お嬢様「…まりねィ」
叔父様「メイド…雇った者なんてモノはねぇ、捨て駒なんだよ。それが分からないから君は、一族の中で落ちこぼれなんだ」
お嬢様「お黙りねィ!」
叔父様「!」
お嬢様「確かにワタクシは落ちこぼれですわ。ワガママで、執事やメイド…皆に迷惑かけてばかりですの」
お嬢様「でも…!そんなワタクシでも皆は一緒にいてくれた!」
お嬢様「そんな皆まで笑うのは…このワタクシが許しませんの!!」
叔父様「ハハ、許さないならどうするつもりなんだい?」
お嬢様「ノブレスオブリージュ…人の上に立つ者の責任と高貴さを教えてやりますの」
お嬢様「これがワタクシの覚悟でしてよ――ふんっ!」ジョワ~!!
敵執事「!?」
叔父様「お、お漏らし!?な、なんて量だ!すでに私達の足下まで!?」
お嬢様「ふふ…この歳になって、お漏らし。高貴さからは遠いかもしれません…。
でも、プライドを捨てても己の道を貫く…それがワタクシの高貴さですわッ!」ビリビリ!
敵執事「電撃!?い、いけない…」
お嬢様「遅いですわ!!エレクトロニックサンダー!!!!」
バチバチバチバチバチバチバチバチバチ!!!!
78 : 以下、\... - 2017/06/13 06:59:07.156 pjBm5cvUa 50/61×エレクトロニックサンダー
○エレクトリックサンダー
敵執事「」プスプス
叔父様「が…は…」プスプス
お嬢様「ハァハァ…さ、さすがに全力の電撃はワタクシにもダメージがきますわね」ガクッ
叔父様「この私が君に負けるなんて…!ぐっ…しかし、お漏らしが地面に広がるのが想像以上に速くて反応が遅れた…」
お嬢様「ふふ、何故なら、ワタクシはノーパンでしてよ」ピラッ
叔父様「な…!?」
お嬢様「ワタクシ達お金持ちは何でも欲し、貯め込んでしまう性ですわ。だから、ありえない」
お嬢様「当たり前のようにあるモノを、敢えて持たないという発想が」
叔父様「!」
お嬢様「人より足りないモノがある…しかし、だからこそ、今のように状況を打開出来たりすることもある」
お嬢様「あるいは…足りないから目に見えるモノもありますわ」
叔父様「足りないのに、目に見えるモノ…?」
お嬢様「仲間、ですわ。ワタクシなんかの為についてきてくれる、大切な仲間」
叔父様「お嬢様…」
叔父様「はは…そうか。勝てないわけだ。私にそんなものは…」
お嬢様「いますわよ。かつて、そう教えてくれたのは叔父様…貴方の背中ですもの」
叔父様「は…?」
ガチャ!ドタドタ!
敵コック長「大丈夫ですか!?」ボロボロ
敵メイド長「おのれ、賊め!」ボロボロ
敵庭師「申し訳ありません!不覚をとり…」ボロボロ
叔父様「みんな…」
お嬢様「お父様より才能に恵まれなくとも、努力し、人に慕われてここまできた…ワタクシは貴方に憧れていたんですのよ?」
叔父様「お嬢、様…」
『なぁ、兄さん!可愛いな、お嬢様ちゃんは!』
『ハハハ、そうだろう。そうだろう。我が娘だからな!ちょっと、馬鹿っぽいが!』
『なーに、馬鹿でも元気ならいいじゃないか!いてて…蹴るな、蹴るな。オシメ替えてやってんだから』
『こいつは大好きな人にワガママして迷惑かけて甘えるんだよ!良かったな』
『へぇーそっか…じゃあ』
赤ちゃんお嬢様『きゃっきゃ、でちゅわ』キャッキャッ
若い叔父様『叔父になるんだから、この子の為にも皆に慕われるような立派な叔父様にならないとな!』ニコッ
叔父様「お嬢様…お前…」
お嬢様「!…はい、叔父様」
叔父様「あの時とちっとも変わってないな」
お嬢様「…?」
叔父様「毛が生えてない」ハハハ
お嬢様「な、なー!うっさいですわ!///」
そして――
マスコミ「お、おお!渦中の人物がいま姿を現しました!」
ざわざわ…!パシャ!パシャ!
マスコミ「予想よりずっと元気そうですね…?ズバリ、お嬢様に――」
メイド「断じてあり得ません!」
ざわざわ
メイド「お嬢様は確かに、落ち着きがなくてアホで迷惑ばかりかけます…けど」
メイド「お嬢様はそれでも、私の仕えるお嬢様なんです」
メイド「では、失礼します」ガチャ…バタン
メイド「お嬢様、ただいま退院しました!」
お嬢様「メイド~!」ダキッ
メイド「お嬢様?」
お嬢様「ごめんなさいですわ…ごめんなさいですわ…」エグエグ
メイド「お嬢様…私、お嬢様にえっちなイタズラを受けるのは慣れてるので怒ってませんよ?でも…」
お嬢様「メイド…」
メイド「私の為に叔父様な館にカチコミかけたそうですね!」キッ
お嬢様「ひいいっ!」ビクッ
メイド「このっ!このっ!いつもいつも皆に心配と迷惑かけて!」ペチンッ!ペチンッ!
お嬢様「ふぎゃ!お尻叩かないでほしいですの!」
メイド「ついでに叔父様の書斎の床をオシッコまみれにしたとか!」ペチンッ!ペチンッ!
お嬢様「エレクトリックサンダーの範囲を広げるために仕方なくでしてよ!」
メイド「おまけにノーパンで!叩いてくれと言わんばかりです!」ペチンッ!ペチンッ!
お嬢様「いたっ!素肌と素肌がぶつかり合う淫靡な音が屋敷に響き渡りますわ!」
メイド「本当に…貴方はバカで…」ペチンッ…ペチンッ…
お嬢様「メ、メイド…?」
メイド「おまけに本当にバカで…」ポロポロ…
ポタ、ポタ…
お嬢様「(尻に涙が…熱いですの。叩かれて熱くなった尻以上に…熱いんですのね、人が人を想う涙というものは…)」
お嬢様「メイド。本当にごめんなさいですわ。そして…」
お嬢様「戻ってきてくれて、ありがとうですわ」
メイド「お嬢様ぁ…ふふ、そんなの当たり前です!」ニコッ
お嬢様「ふへへ、メイド…」ニコッ
メイド「でも、皆にまた心配かけたんですから、当分は厳しくいきますよ!」
お嬢様「え?」
庭師「そうそう、お稽古ごと最近サボってましたよね」
コック長「お嬢様たるもの、料理やスイーツ作りもマスターしなくては。さっ、頑張ってくださいね」
メイド長「逃がしませんよ」
お嬢様「ひいいいっ!?…し、執事!」
執事「お嬢様、諦めてください。お嬢様は何だかんだで今回はメチャクチャやりすぎました。
それに、少し前に夜の屋敷窓ガラス壊して回った時の反省文とお仕置きもまだでしょ。
何が行儀よく真面目なんて出来やしなかったですか。少しは反省していただかないと」
お嬢様「そ、そんなぁ~…ですわ」
お嬢様「この支配からの卒業ですわー!!」ダッ!!
執事「あっ!逃げた!」
メイド「お待ちください!」
お嬢様「盗んだ黒塗りの高級車で走り出しますわ!」
執事「免許持ってないでしょ!」
お嬢様「も、もう、ワルなんて――」
「「「お嬢様ー!!」」」ドタドタ!
お嬢様「――もう、ワルなんてこりごりですわ~!!」
―FIN―
97 : 以下、\... - 2017/06/13 08:38:50.029 pjBm5cvUa 61/61見てくれてありがとう!したらな!またどこかで!
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