1 : 以下、\... - 2017/06/26 13:21:13.883 6M8lLKDV0 1/26

「冗談じゃない!」

元スレ
男「…誰だよ」 ??「名乗るほど大した名じゃないが、誰かがこう呼ぶ>>2」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1498450873/

2 : 以下、\... - 2017/06/26 13:21:33.409 2RrAgLt70 2/26

スパイダーマン

5 : 以下、\... - 2017/06/26 13:23:08.189 6M8lLKDV0 3/26

スパイダーマン「あんたに>>8を持ってきた。寒いから入れてくれ」

8 : 以下、\... - 2017/06/26 13:26:27.140 paawKmB/0 4/26

タッパーに入れたJKのうんこ

13 : 以下、\... - 2017/06/26 13:30:05.026 6M8lLKDV0 5/26

「スパイダーマン?冗談じゃない!そんなもん呼んだ覚えはない!」

スパイダーマン「タッパーに入れたJKのウンコくらいしか今は渡せるものがないが…」

「構わず消えてくれ!」

「そこに居られてたら…泣けないだろ…」

スパイダーマン「何かあったんだな。話してみろ」

15 : 以下、\... - 2017/06/26 13:36:41.086 6M8lLKDV0 6/26

「涙に濡れた部屋にノックの音が転がったと思えばなんなんだよお前…」

スパイダーマン「ヒーローだな。アメリカからとんできた」

「…」

スパイダーマン「驚きだろ?今というホウキ星追い掛けてたら、気付けばここだ。
…それより、何があったんだい?」

「…>>16」

16 : 以下、\... - 2017/06/26 13:37:29.324 CXQjKIWr0 7/26

刺身にタンポポ乗せる仕事をクビになった

17 : 以下、\... - 2017/06/26 13:46:46.241 6M8lLKDV0 8/26

「刺し身にさ…タンポポ乗せる仕事…それなりに気に入ってたんだ」

スパイダーマン「大いなる力には、大いなる責任が伴う」

「昔っからタンポポが好きで、将来はタンポポ関係の仕事につきたくってさ。ようやく叶ったと思えば今はなんでも機械化だと。
ハハハ、オレの夢は、機械なんかに奪われちまった」

スパイダーマン「心臓が始まった時、嫌でも人は場所をとるからな」

21 : 以下、\... - 2017/06/26 13:56:46.702 6M8lLKDV0 9/26

「うぐっ…ぐすっ…」

コンコン!

「誰だよ!」

スパイダーマン「親愛なる貴方の隣人、スパイダーマン!」

「まだいやがったのかよ!消えてくれって言ったろう!」

スパイダーマン「…どうしよう。泣きそうだ」

「冗談じゃねぇよ…!!お前本当に何しにきたんだよ!」

スパイダーマン「大いなる…えぐっ…力には、グスッ…大いなる…グスッ…」

24 : 以下、\... - 2017/06/26 14:04:21.441 6M8lLKDV0 10/26

「ウグッ…ヒンッ…エグッ」

スパイダーマン「うう…グスッ…グスン」

「…」

スパイダーマン「…」

「今でも俺にタッパーに入れたJKのうんこを持ってくるつもりか?スパイダーマン」

スパイダーマン「…それだけが生き甲斐なんだ。――いまの君に、一番必要なモノだから」

25 : 以下、\... - 2017/06/26 14:10:14.546 Uigtu6yHa 11/26

>>8のせいでひどいことに

26 : 以下、\... - 2017/06/26 14:12:16.919 6M8lLKDV0 12/26

「今ではお前と天体観測したり一つの日だまりを分かち合ったりしてもいいと思えたが…あいにくと、ドアが開かない。
溜まった涙の水圧とかじゃなくて立て付けが、な」

「……おい?どうした?」

「おいまさか!!」

「スパイダーマン!冗談じゃない!」

「構わず消えやがった!」

「スパイダーマン!冗談じゃない!」

ガシャーン!!!

27 : 以下、\... - 2017/06/26 14:20:42.792 6M8lLKDV0 13/26

「ま、窓が…!お、お前は」

スパイダーマン「あんたにタッパーに入れたJKのうんこを持ってきた」ニッ

「そんなもん何に…」

スパイダーマン「鉢に植えられたあんたの大事な友人…こいつに、プレゼントさ」

タンポポ「…」

ボトッ

「あ…」

スパイダーマン「人糞は大昔から使われてきた堆肥だ。
堆肥を使うことにより、水捌けと水もちを両立出来る…」

「…」

スパイダーマン「そんなにしょげてちゃダメさ。お前はまだ出来ることがある。
…もう一度、パッと一花咲かせてみないか」

スパイダーマン「このタンポポのように」ニコッ

29 : 以下、\... - 2017/06/26 14:32:55.070 6M8lLKDV0 14/26

スパイダーマン「蜘蛛の幼体が糸を使って空を飛ぶことを知っているか?」

「…」

スパイダーマン「バルーニング、というんだが…これで蜘蛛という種が広範囲に広まるわけだ。
その様はまるでタンポポの種が綿毛で空を飛ぶのにそっくりなんだ」

スパイダーマン「蜘蛛もタンポポも命を賭して、まだ見ぬ未開の地へ…と」

スパイダーマン「タンポポを愛し、タンポポに生きたお前はいうなればタンポポマン…」

スパイダーマン「構わず消えてくれと言われても、何か放っとけなくてね」

30 : 以下、\... - 2017/06/26 14:45:03.687 6M8lLKDV0 15/26

スパイダーマン「大いなる力には、大いなる責任が伴う」

「…どういう意味だよ」

スパイダーマン「君には、大いなる力が眠っている。
風を受け飛ぶ大空を舞うタンポポのような力が…」

「そんなもんないさ」

スパイダーマン「いいや、あるさ」

スパイダーマン「君はまた花開く…君が望むなら。君はこんなところで根腐れする男じゃない」シュタッ!

「ハッ、いっちまいやがった。ウンコは未発酵だと植物に悪いし発酵ガスや発酵熱が根に悪いってのに…」

タンポポ「…」

31 : 以下、\... - 2017/06/26 14:52:16.209 6M8lLKDV0 16/26

「結局何しに来たんだよアイツは…冗談じゃない」ポチッ

テレビ《――大変です!ここからでも巨大なロボットが確認出来ます!》ズガァァァァアン!!

「な…!?」

テレビ《付近の住民はただちに指定の場所へ避難を――》

33 : 以下、\... - 2017/06/26 14:58:07.765 6M8lLKDV0 17/26

ドガァアン!

テレビ《あぁ、戦闘機がハエのように落とされました!…このままでは…!いま何か影が通りすぎました!ア、アレは…!》

ざわざわ…

《ス、スパイダーマン!》

《でもいくらスパイダーマンでも一人じゃ…!》

「…っ!」

「たくっ…誰にも会えない顔なのに…」フキフキ

「冗談じゃない」ダッ!

37 : 以下、\... - 2017/06/26 15:08:30.348 6M8lLKDV0 18/26

巨大ロボ《!》ビーム!

ズガァァァァアン!

スパイダーマン「ドクター・オクトパスより厄介だ…!」

ざわざわ…

「スパイダーマン、頑張って!」

「負けないでスパイダーマン!」

スパイダーマン「誰かがこう呼ぶスパイダーマン!…なら負けるわけにはいかない!」

??「巨大メカー?冗談じゃない!」フワフワ

スパイダーマン「!」

ざわざわ!

「だ、誰だアレは!?」

「背中にいっぱいタンポポをつけて…綿毛で浮いてる!!」

「――そんなもん呼んだ覚えはない」ニコッ

38 : 以下、\... - 2017/06/26 15:17:07.136 6M8lLKDV0 19/26

スパイダーマン「信じていたぞ!同じ鼓動音を目印にしてまた出会えるってな!」

「あ、あの人は…?」

「本日から刺し身にタンポポを乗せる職人改め…」

「窮地をタンポポで救うヒーロー、タンポポマンだ!」

巨大ロボ《!》ビーム!

スパイダーマン「来るぞ!合わせろ!」

「あぁ!」

39 : 以下、\... - 2017/06/26 15:23:19.607 6M8lLKDV0 20/26

スパイダーマン「!」ビュンッ!ビュンッ!

巨大ロボ《…》ビーム!

「スパイダーマンが巨大ロボの周りを飛び回ってる!」

「…おっと、敵は一人じゃないんだぜ!食らえッ!」

フワワワワワワ!!!!

「綿毛を大量にロボの駆動部へ飛ばし…」

バチバチ…!

「よし静電気か何かで引火した!…スパイダーマン、離れろ!」

スパイダーマン「あぁ!」

ドガァアアアアアン!!!!

41 : 以下、\... - 2017/06/26 15:26:47.586 6M8lLKDV0 21/26

「構わず消えてくれ、ってな」

巨大ロボ《》

ガラガラ…

\ワァァァァアアアアア!!/

\スパイダーマン!スパイダーマン!/ \タンポポマン!タンポポマン!/

スパイダーマン「ふふ」

「ハッ…」

43 : 以下、\... - 2017/06/26 15:32:38.917 6M8lLKDV0 22/26

スパイダーマン「やっと笑顔を見せたな」

「そうかぁ?」

スパイダーマン「あんたは刺し身にタンポポを乗せる仕事…誇りを1度失ったが…取り戻せた」

「…取り戻せた、か」

スパイダーマン「あぁ、見てみろ。街の人々の笑顔を」

\ありがとうタンポポマン!/

スパイダーマン「あの笑顔に…あんたが求めたものはある。そう思わないか?」

44 : 以下、\... - 2017/06/26 15:38:57.138 6M8lLKDV0 23/26

「…なぁ、ヒーロー」

スパイダーマン「ん?」

「ヒーローってやっぱり辛いか?やっぱり大変か?」

スパイダーマン「あぁ。すんごく辛い」

スパイダーマン「ベンおじさんとかしぬし」

「冗談じゃないな」

スパイダーマン「彼女もグリーンゴブリンにころされたし」

「冗談じゃないな」

46 : 以下、\... - 2017/06/26 15:48:31.985 6M8lLKDV0 24/26

スパイダーマン「だけど、それでも人々にはヒーローというものが必要なんだ。
人々に必要とされるかぎり…」

「ハッ」ニコッ

スパイダーマン「それがヒーローだ!」

「呆れるな…だが、どうも俺はそんな男に感化されちまったらしい」

スパイダーマン「ハハハ、そうだな。ようやくまた笑えるようになったじゃないか」

「あぁ。呆れたが…」

\ありがとう!タンポポマンっ!/

「――なるほど笑えた」ニコッ

47 : ゆうくん ◆YUtOJNPD6I - 2017/06/26 15:49:17.668 6M8lLKDV0 25/26

―Fin―

51 : 以下、\... - 2017/06/26 15:58:59.834 6M8lLKDV0 26/26

見てくれてありがとう!したらな!またどこかで!

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