兄「…………うっ」
神?「目が冷めましたか」
兄「…………えっ」
兄「どこだここは?」
神?「あの世です」
兄「俺死んだのか!?」
神?「はい」
兄「マジかよ…!」
神「あなたは妹に本気で告白してフラれて自殺しました」
兄「っえーーーーー!」
元スレ
神?「お兄ちゃん起きなさーい」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1255108758/
兄「っう、嘘だ!」
神?「本当です」
兄「そんな事した覚えがないぞ!」
神?「相当なショックで記憶が無くなったのでしょう」
兄「…うっ、嘘だろ…」
神?「本当です」
神?「しかもあなた振られた後にレイプしようとして失敗しました」
兄「うっええーーーーー!」
兄「死っ、死にたいっ………」
神?「あなたは死んでいます」
兄「…マジかよ…」
神?「死んで良かったですよね?」
兄「え……?」
神?「死んで良かったですよね?」
兄「……なんでそんな事聞くんだ?」
神?「そういう決まりです」
兄「えっ…………」
兄「………………」
兄「……童貞のまま…死にたくなかった…」
神?「え?」
兄「童貞のまま死にたくなかったって言ってんだよっ!」
神?「それは本心ですか?」
兄「ああ!そうだよっ!」
神?「………はぁ」
兄「どうしたんだよっ!?」
神?「めんどくせっ」
兄「は!?」
カチャ
神?「もしもし!こちらZ241962!死亡拒否です!」
兄「お、おい!何してんだっ!」
神?「はいっ!はいっ!はいっ!了解致しましたっ!」
カチャ
兄「な、何が了解なんだよっ!?」
神?「………ふう……説明しますか?」
兄「説明しろっ!」
神?「本当はあなたは死んでいませんでした」
兄「っはぁーーー!?」
神?「死んではいませんが、瀕死です」
兄「はぁ!?」
神?「ここは自殺して瀕死の人が来るところなんです」
兄「んで?」
神?「ここで死にたいって言えばあの世に行けたんです」
兄「だから?」
神「あなたが死にたくないと言ったので、めんどくさくなります」
兄「という事は?」
神?「めんどくさいので私、あなたが死んでると嘘つきましたっ、テヘ」
兄「テヘじゃねええええよ――――!」
兄「じゃあ妹をレイプをしたのも嘘なのか!?」
神?「それは本当です」
兄「信じらんねぇ…」
兄「で、どうなるんだよ!俺は!」
神?「自殺した者に愛があると証明できれば、この世に返れる権利を獲得できます」
兄「どうやって証明するんだよっ!」
神?「色々あるのですが、あなたは二番目に難しいものが選択されました」
兄「っど、どんなやつだよ!」
神?「二番目のやつなんて何年ぶりかですよ、絶対クリアーできませんよ?」
兄「いいから教えろっ!」
神?「その前に、あなたが一番愛している人は妹ですよね?」
兄「そ、そうなのか?」
神?「それはこちらで確実判断できますから、間違いありません」
兄「そ、そうなのかぁ?全然ピンっと来ないぞ」
神?「記憶を失ってるからでしょう、徐々に思い出します」
兄「で、どうするんだよ」
神?「こちらが用意した【日本人の全員が妹】の世界に行ってもらいます」
兄「はい?」
神?「だから日本人が全員妹なんです、行けば分かります」
兄「っそ、そこで何するの?」
神?「その中から本物の妹を探して出して下さい」
兄「はぁ!?日本人って一億人以上いるだろ!」
神?「だから無理だって言ったんですよ」
兄「期間はあるのかよ!!」
神?「無制限です、でもきっとギブアップします」
兄「な、なんでだっ」
神「精神的に限界がきて。まぁそれも行けば分かりますよ」
ブ――――――
ブ――――――
兄「これは何の音だ!?」
神?「ああ、もう時間が来たようです」
兄「えっ?どうなるんだよ!?」
神?「あー、あんなに難しい課題を与えれて、可哀相に」
兄「っな、なんかアドバイスくれっ!」
神?「課題の難しさは性欲の強さで決まるんですっ」
兄「お、おい!アドバイス!おい!」
神?「あなたのちっぽけな愛なんて性欲に潰されてしまうでしょう」
パカッ!
兄「うあああぁぁぁぁ―――――……………………
ブ―――――――
ブ―――――――
兄「Zzz………Zzz………」
バコン!
兄「痛っ」
妹「お兄ちゃん起きなさい!」
兄「痛っ…何すんだよ!」
妹「授業中に何寝てるのよっー!」
兄「……なんだ夢かぁ―…むにゃむにゃ……」
妹「そんな夢見心地でいたら兄ちゃん留年しちゃうよーっ?」
兄「…………」
妹2「お兄ちゃんヨダレすごいキモーい!」
妹2~35「ハハハ!クスクス」
兄「………!!」
兄「(な、なんだこれはぁー!!?)」
兄「(クックラス全員妹じゃねえかっっ!!!)」
兄「(クラスの奴だけじゃなく先生までっ!)」
兄「(というかあいつが先生なのかっ!?)」
妹「んじゃお兄ちゃんっ、38ページ読みなさいっ」
兄「…あ、あなたが先生ですか?」
妹「ふざけないでお兄ちゃんっ!!」
妹7「今日のお兄ちゃん面白ーい!」
ハハハハハックスクス
兄「…あっ、あの!めちゃめちゃお腹痛いんで早退しますっ!」
スタスタスタスタスタスタスタスタ!
妹「あ!お兄ちゃん!待ちなさーい!」
ガヤガヤガヤ
兄「嘘だっ、嘘だっ、夢だっ、これは夢…」トボトボ
アハハアハハ
兄「こんな事は有り得ないっ…」トボトボ
キャーッキャー
兄「有り得ない有り得ない…」トボトボ
ざわざわがやがや
兄「…………」ピタッ
兄「(全校生徒が妹なんてっ!!!有り得ないっ!!)」
キーンコーンカーンコーン
スタスタスタスタ
兄「学校にいると夢でも頭がおかしくなるっ!」
兄「もう帰ろうっ、帰って寝よう…」
兄「あ、あれはっ…!!」
妹「お母さん、今日どこでご飯食べるー?」
妹2「そうねー、あのパスタ屋さん行こっかっ♪」
妹「わーい、あたしパスタ好きー♪」
兄「………っ!」
妹「あっ、お母さん!あれお兄ちゃんだよっ」
妹2「あら本当ねっ!お兄ちゃーん」
兄「………は、話しかけんなよ!!」
妹「っわ、お兄ちゃん怒ったー…」
妹2「お兄ちゃん機嫌悪いねっ…」
スタスタスタスタ
プッー!ブーン!
兄「っま、街の人も全員妹っ!き、気持ちわりい!」
オーライッ!オーライッ!
兄「妹がガソスタで働いてて妹が給油しに来てる………」
ありがとうございましたー!
兄「あのビルので働いてるドカタも妹なのかっ……」
キャハハハ!キャハハハ!
兄「もう誰が誰だか分かんねえよっ!!!」
ブーン!ブロロロロー
【玄関】
兄「まさか…まさかだと思うがっ…」
兄「いやっここは覚悟を決めてっ!」
ガチャ
兄「ただいまー!」
スタスタスタスタ
妹「あれ?お兄ちゃんっ、学校は?」
兄「具合悪くて早退してきたよ…」
妹「仮病じゃないでしょーねー?お兄ちゃん」
兄「違うよ…お母…さん…?」
妹「あたしの顔に何かついてるの…?」
兄「……い、いやなんでもない」
妹「…そ…そう、なんか顔色悪いよ」
兄「大丈夫…今日は寝る」
バタバタバタ
ガチャ
兄「………」
【自室】
兄「………ダメだ」
兄「………疲れた」
兄「もう何がなんだか……」
兄「…オ○ニーしよ」
ガサゴソ
兄「……………」
兄「………エロDVDも全部………妹に………」
兄「くっそ!こんなもん観れるかっ!」
ガチャン!
兄(………あの神みたいな奴との会話は夢じゃねえ……)
兄(…オ○ニーなんかしてる場合じゃねえ!)
兄(考えるんだっ………考えるんだっ!)
兄(というか………妹を探せって、あいつが帰ってくるのを待てばいいだけじゃないのか?)
兄(でも……あいつはすごい難しいって言ってたな…………)
兄(二番目に難しい課題だって言っていた………)
兄(というか何個あるうちの二番目なんだよっ…!それを聞けば良かったっ!くっそ!)
兄(そもそもめんどくて俺を殺そうとした奴の言う事を信用できるのかっ……!)
兄(分かねえ!何がなんだか分からねぇ!)
兄(……………ん?)
兄(なんだあの…見覚えのない机の黄色の紙……)
兄(…手紙?)
兄(黄色にピンクのペンってどんなセンスしてんだよっ………)
兄(なになに…)
Z241962-糞エロお兄ちゃんへ
兄(……これ…俺の事か?)
あなたがうるさくて言いそびれたルールを教えます
本物の妹を見つけたらその本物の妹の身体に触れて、本物だと叫んで下さい
チャンスは一回なのでよく考えましょう
間違えた場合あなたは死亡します
兄「…………汚ねえ字………」
尚、そこの世界であなたが死亡した場合も、あなたは死亡します
日本から出た場合も死亡します
もちろんギブアップした場合も死亡します
兄(……死亡死亡うぜえな………)
追伸
あと、あなたは射精したら死亡するというルールが付け加えられました
こんな事前代未聞です。私も驚いています。
射精ができたらあなたはこの世界にずっといると居ると、上の方が判断されました
まあ、後悔のないように頑張って下さいよ、エロいお兄ちゃん
――――――――――
兄(………俺って……俺ってそんなにエロいのか…………!)
兄(確かに毎日欠かさず3~5回オ○ニーはしてたけど………)
兄(男ならそのくらい当たり前だろっ……)
兄(っていうかこんな汚い字のあいつはかなり使えないほうの奴だ!)
兄(絶対そうだっ!俺運が悪いっ!かなり悪いやつに当たった)
兄(いいやつならもっとアドバイスとかくれたはずっ!)
兄(ああ………どうしよう………)
兄(妹……俺が一番愛してる人間……妹……)
兄(俺が告白して振られた………妹………)
兄(……妹……)
ズキッ
兄(痛っ………あ…)
兄(思い出して…きた……)
兄(………俺は…………あの日…………)
ズキッズキッズキッ
兄(痛っ!…痛っ………)
兄(……俺は……あの日っ………妹に………)
ズキッズキッズキッズキッズキッズキッ
【あの日】
兄「おーい妹ぉー…………」
妹「ちょっと!何勝手に部屋に入って来てるのよ!酔っ払ってるの?」
兄「あのさぁー…お前に言わなきゃいけない事があるんだぁ―……」
妹「ねえ出てってよぉー!お酒くさいっ!」
兄「頼むぅー……ちょっとだけ聞いてくれ………」
妹「…んもう何よっー、ちょっとだけだよっ、お兄ちゃん…」
兄「あのなぁ…お前が最近付き合った男はなぁ……」
妹「彼氏がどうしたのよっー!」
兄「…あ、あいつは悪い奴だからやめとけっ―…」
妹「えっ?」
兄「あいつはなぁ…二股三股四股野郎なんだよっ……」
妹「…………」
兄「………げぷっ」
妹「…………言いたい事はそれだけ?」
兄「……ああーっそうだっげぷっ…」
妹「……………じゃあ出てってよっ!」
兄「…お…おい…分かったのか?」
妹「………分かる訳ないでしょ!あ、あたしにはあの人しかいないんだからっ!」
兄「………おおいっ……!お兄ちゃんの言う事が聞けないのかっ!」
妹「こういう時ばっかり!あたしだけ幸せになって悔しいんでしょっ!」
兄「っな、なんだとっ!!お前には俺がっ!」
妹「キャァ!何っ!?酒くさい――――!」
兄「俺はっ、お前がっ!」
妹「嫌い嫌い嫌い嫌いお兄ちゃんなんか大嫌いっ!」
兄「…なんだっと………っ!!!」
妹「きゃっ!乱暴しないでっ!どこ触ってるの!」
兄「
ズキッズキッズキッズキッズキッ
兄(…おっ、思い出した……)
兄(……すっごく……死にたいっ………!!)
兄(ってだから自殺したのか………)
兄(……はっきりとは告白してねぇじゃねえか…………)
兄(……あれはレイプ…じゃないし……)
兄(いやムラムラはしたけどっ……)
兄(……ちょっとわざと触ったけどっ………)
兄(…まあ……レイプ……かっ……)
兄(……死にたい………)
兄(……はぁ……)
兄(……いや……違うっ……)
兄(そうっ……俺は二股野郎から妹の処女を守ろうとっ!)
兄(あいつは俺の高校で最も有名なヤリチンっ)
兄(あんな奴には妹の処女はっ渡せないっ!)
兄(そういう気持ちでっ…俺は…!)
兄(……………………告白してムラムラきて襲ったのか………)
兄(………どの道俺は最低だ…………)
兄(…でもっ…俺がここで死んだら妹は誰が守るんだっ…)
兄(よしっ!俺はこの課題をクリアーして生き返るっ!)
兄(そう決めたっ!)
兄(よしっ!俺は生き返るっ!)
兄(そしてあのヤリチン野郎と妹を引き離すっ!よしっ!)
兄(よしっ!頑張るっ!)
妹「ただいまー!」
兄(!!)
兄(っか、帰って来た……っ)
兄(よしっ行ってみようっ…)
スタスタスタスタスタスタ
妹「あっ、お兄ちゃんただいまっー」
兄「…お、おかえり」
兄(わ、わかんねえ!!)
妹「…お兄ちゃんっ顔こわいよ…?」
兄「そ、そうかっ?」
兄(こっ、これが本物なのか!?)
兄(チャンスは一回だからなっ………)
妹「お母さんは?」
兄「あ、台所にいるよっ」
兄(っそそうだっ、比較してみよう)
スタスタ
兄「ああ!お母さんと妹っ!ちょっとそこに並んでっ!」
妹「なんでよっ?お兄ちゃん」
妹2「どうしたのよっー?お兄ちゃん」
兄「いいからいいからっ」
妹「これでいいのっー?」
妹2「何するのよー、お兄ちゃん」
兄(ジッー---------)
兄(あっ、微妙にえくぼが…こっちのほうがハッキリっ)
兄(いやっ、それは笑ったからだった…)
兄(あ、胸がっこっちのほうがっ…、んー…ブラジャーの違いか?)
兄(見れば見るほど似てきやがるっ)
兄(妹にしかないもの………っは!)
兄(二の腕のあざだっ!)
兄「二人とも腕めくって!」
妹「えっ?なんで?」
妹2「今日おかしいよお兄ちゃん」
兄「お願いっ!お願いっ!」
妹「はいっ」
妹2「ほらっ」
兄(!!)
兄(やっぱり妹のほうにだけあざがっ!!)
兄(的中!素晴らしい読みっ!!)
ガバッ!
妹「ちょ!肩掴んで何するのお兄ちゃん」
……時間は無制限……絶対クリアーできませんよ……二番目に難しい……何年かぶり……チャンスは一度……間違えたら死亡…………時間は無制限……絶対クリアーできませんよ……二番目に難しい……何年かぶり……チャンスは一度……間違えたら死亡……
兄「……い、いやなんでもないっ」
妹「何よもうっー!」
兄(………っこ、こんな簡単な訳ないなっ………)
兄(保留にしとこう…………)
【自室】
兄「はぁ………あざがあるくらいじゃあなぁ…」
兄「決め手になんねえよ………」
兄「日本人全員調べなきゃ…………」
兄「はぁ………どのくらい時間かかるんだよっ……」
兄「…………………………………………」
兄「………………DVD……………………」
兄(いやいや…射精したら死亡なんだよ…)
兄(それに妹が犯されてるの見て楽しいかぁ?)
兄(まぁ実質妹じゃないし……いいか………)
兄(……ってか妹同士絡みあって何が面白いんだよっ!…俺!………)
兄(……日本人全員妹なんだよっ!…………………)
兄(………黒………人……モノっ!………………)
ガサゴソガサゴソ
兄「確かここら辺に友達から借りて女優がブスで見てない黒人モノがっ!……」
兄「あった!」
兄「やっぱり女優は妹で黒人はそのままだっっ!」
兄(見たい見たい見たい見たい見たい見たいっ…!)
兄「射精しなくても見れるだけならぁ……………ああ…勃起してきたっ…ハア…ハア…」
兄(妹が黒人とエッチするとこがみれるっ…ハア…ハア……)
兄(妹にでっかいちんぽがぶち込まれたいるんだ…ハア…ハア…)
兄(……観るだけならっ…ハア…ハア…観るだけならっ…!!)
兄(う、うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!)
バキッバキッグキバキッ!
兄「ハア…ハア…ハア…ハア…このパターンでオナ禁何回失敗してると思ってんだ…ハア…ハア…ハア…ハア…」
兄「…ハア…ハア…ハア…ハア…人生に無駄な経験はないって言うけど本当だなっ」
兄「ハア…ハア…オナ禁失敗の経験がここで生きるなんてっ」
兄「ハア…ハア…これは遊びじゃないっ…!本能に逆らわないと死ぬっ…!」
兄「ハア…ハア…外の空気を吸おう…ハア…ハア…」
ガラガラ
兄「すーはーすーはー」
兄「す―――は―――」
兄「ふう、落ち着いてきた」
兄「この街も全員妹なんだよな………」
ガタンゴトンガタンゴトン
兄「…あの電車だって…妹が運転してるんだっ………」
兄「…あそこで電柱を直してる人達も…」
兄「…あそこで焼き鳥売ってる金髪の人もっ…」
兄「…みんな妹なんだ……不思議だな…」
兄「…………ん?金髪?」
兄「あ、あれは外人の金髪じゃないよなっ!」
兄「どっ、どういう事だっ!行ってみよっ!」
バタバタバタバタバタバタ
兄「ちょ、ちょっと出かけてくるっ!」
妹「はーいっ」
バタバタバタバタバタバタ
バタンッ
タッタッタッタッタッタッ
兄(絶対あれは染めた金髪だっ!)
タッタッタッタッタッタッ
兄(顔も外人じゃないっ!)
タッタッタッタッタッタッ
兄(韓国人とかか?)
タッタッタッタッタッタッ
兄(そうであっても喋りたい!妹以外の人間と!)
タッタッタッタッタッタッ
タッタッタッタッタッタッタ
ピタッ
兄「ハアハアハアハアハアハア!!」
妹「いらっしゃいませーお兄ちゃんっ」
兄「……ハア…ハア…ハア…ハア………」
妹「焼き鳥おいしいよ♪」
兄「…ハア…ハア……なぜだ…」
妹「何がー?お兄ちゃんならタダでいいよっ♪」
兄「ハア………ハア………いらねっ」
妹「えっー……」
トボトボ
兄(……なぜだ……俺の見間違いか?…………)
兄(いやっ確かにあれはっ…)
兄(金髪の女だった……)
兄(……なんなんだ………)
兄(…はぁ……)
トボトボ
トボトボ
兄(ん?あれ?………………あそこにいるのあの金髪の女じゃん!)
タッタッタッタッタッタッ
兄「ハア…ハア…あのぉ!すいません!」
金髪の女「は、はい?」
兄「…ハア…ハア…あのぉ…日本人…ですか?」
金髪の女「は、はいっ、そうですけどっ…」
兄「…!え!…」
兄「に、日本人なんですか!?あなたは誰なんですか!?」
金髪の女「……は、はい?…あのぉすいません!ちょっと急いでいるんでっ!」
兄「ちょ、ちょっと待ってよ!!」
金髪の女「なんなんですか!」
兄「お、教えろっ!お前の事を!」
金髪の女(グニャーン)
兄「!?」
妹(グニャーン)
妹「ど、どうしたのっお兄ちゃん?」
兄「は!?……お!おい!さっきの女に戻れ!」
妹「さっきの女ぁ?」
兄「なんで変わったんだよ!おいっ!!」
妹「何がぁ?恐いよお兄ちゃん…」
兄「っど!どういう事なんだよっ!」
妹「こわーい(泣)」
兄(………どういう事だっ!)
兄(…たっ確かに金髪の女だったっ!いきなり妹に変わった!)
妹「顔がこわいよー…」
兄「くっそっ…………」
兄「……えっ…!!」
兄(今度はあっちにあの女が……!)
兄「しかも今度は二人いるじゃねえかっ!!」
妹「どうしたのぉ?お兄ちゃん」
兄「どけっ!」
妹「キャッ」
タッタッタッタッタッタッ
金髪の女「でさ彼氏がさー」
金髪の女2「マジでーウケるー」
タッタッタッタッタッタッタッタッ
兄「あ!あのぉ!すいません!待って待って」
金髪の女「なぁにぃ?ナンパ?」
金髪の女「何何ちょっとぉ、こわいんだけどー」
兄「あ、あのですね!ちょっと聞きたっ
金髪の女(グニャーン)
金髪の女2(グニャーン)
妹(グニャーン)
妹2(グニャーン)
兄「!!」
妹「あっ、お兄ちゃん♪」
妹「何してるの?こんなところでっ?」
兄(……っなんでだよ……!…)
兄(なんでこんな事が起こるっ!)
兄「くっそっ!」
妹「お兄ちゃんこわい…」
妹2「機嫌悪ーい…」
兄(なんでだよっ…!…………………)
兄(!?)
兄「え!?あ!あ!これは!?……」
(グニャーン) (グニャーン)
(グニャーン)
(グニャーン) (グニャーン)
兄(っこ、ここら一帯の妹のが金髪女に変化がしているっ!?)
兄(い、いや!)
兄(金髪から妹にも変わってる!)
兄(こ、これはどういう事だっ!?)
兄(……落ち着いて考えよう……)
兄(これはこの世界のなんかのバグか………)
兄(とにかくここら変になんかある……)
兄(手掛かりがない今、ここを調べない理由がないっ…)
兄(ひとまずここにいよう…)
(グニャーン)
兄(……うっ、気持ち悪っ……)
【15分後】
兄(たまに一気に変化する………)
兄(分かったのはそれだけ……あとは全く……)
兄(それとグニャーンに慣れた……)
兄(得たものはそれだけ………)
兄(………んー…)
兄(…金髪の女けっこうカワイイな……)
兄(ヤれるかヤれないかって言ったらヤれるなぁ)
兄(いやむしろヤりたい)
兄(…おっぱいがデカいなぁ…)
兄(…あれ?さっきから金髪だらけのまま変化しないぞ?)
兄(……あれ?金髪タイム長いな…)
男(あ、あのぉ…)
兄(!!)
兄「え!?あ!はっ、はい!」
男「…あなた日本人ですか?…」
兄「あ!!っは!はい!あなたは!?」
男「…はい…日本人です…」
兄「っていうか!その質問をするって事は!?」
男「…え?まさか?あなたもあの課題を…」
兄「は、はいっ!!!(泣)」
男「…まさか課題を受けてる人と会えるなんて…」
兄「っいやー、心細かったんですよぉ(泣)」
男「…じゃああなたも自殺を……?」
兄「え、ええ…そうみたいですね…」
男「…そうみたい?」
兄「記憶がないんですよ…酔ってたからかなぁ」
男「そうなんですかぁ……」
兄「…あなたも…誰かの本物を探しているんですか…?」
男「ええ…、恋人なんですけど…もう何年前からだろ…」
兄「何年も前から?!………」
男「もう時間の感覚なんてないですけどね…こんな世界じゃ…」
兄「そ、そうだ!あなたはこの世界どう見えてるんですか!?」
男「…それは…恋人だらけなんですよ…」
兄「お!同じだ!」
男「…頭がおかしくなりそうだったんですけど…それも通り越しました…」
兄「お、俺の妹は見えますよね!?」
男「…え?あなたの妹?」
兄「見えてないんですか?」
男「…何年もの間…見えてるのは恋人だけですけど…そうですか…あなたは妹を…」
兄(…………も、もしやっ!……)
兄「…その恋人さんって…金髪でおっぱいの大きめの…?…」
男「…え?…あなたには見えてるんですか?…」
兄「はい………さっきどこにいたんですか?」
男「あそこのマックでご飯を食べてましたよ…」
兄「…そして俺を見つけたんですね?」
男「…は、はい」
兄(やっぱり!!)
兄「ちょっとそっちを向いて下さいっ」
男「え?向こうですか」
クルリ
(グニャーン) (グニャーン)
(グニャーン) (グニャーン)
兄「や、やっぱり!あなたの見てない方向にいる金髪が妹になってるっ!!」
男「え?どうゆう事ですか?」
兄「あなたが見てると俺の妹があなたの彼女になるんですよっ!」
男「…え?」
兄「だからあなたの視界が優先されて人が変化しているんですよっ!」
男「は、はぁ………………ああ!やっと意味が分かりました」
兄(こ、これはすごい発見だっ)
男「じゃあ、あなたは変化の瞬間を目の当たりにしてる訳ですねっ」
兄「そういう事ですっ……めちゃめちゃ気持ち悪いですよ…」
男「…そんな事があるんだ…なんで僕が優先されるんだろ…」
兄「これを使えば本物が分かるかも知れないっ!!」
男「えっ?どういう事ですっ?」
兄「変化する人間はいわゆるコピーだから、変わらない人間を探せばいいんですっ!」
男「ああ!そうかぁ!」
兄「僕たち生き返れるかも知れませんよっ!」
男「なるほどっ!…これは希望が見えてきましたね…」
兄「はい!…あなたはずっと何年も本物を探していたんですか?」
男「いや…僕は…もう…」
兄「…え?」
男「…正直もう探し回ってはいないんですよ…」
兄「っえ?」
男「…もしかしたらこの人かなぁ?って人がいて……一緒にずっと何年も住んでるんですっ…」
兄「ええ!?本物の目星がついてるんですかっ!すごいっ!」
男「ええ…でも勇気がなくて…」
兄「家はどこですか?」
男「すぐそこです」
兄「じゃあ今から行きましょうっ!」
男「えっ…いいんですかっ?」
-移動中-
兄「…あのー、ルールで、お、オ○ニーしたら死亡とか言われました…?」
男「え!?オ○ニーですか…?そんなルールないですよ?」
兄「ああ、だったらいいんです………(やっぱり俺だけか……」
男「やっぱり君もエロいんですか?」
兄「…えっええまあ……あなたは?…」
男「何年もこの世界にいたらっ、そんなの吹っ飛びますよ、ハハハ」
兄「で、ですよねー(そういうもんかなぁ…」
兄「あのー、その恋人って、元いた場所の人ですか?」
男「元いた場所というと?」
兄「その恋人が住んでる家とかにいたんですか?」
男「いえ…、街で歩いてて見つけたんですっ」
兄「ええっ!?」
男「始まったその日に出会いました」
兄「ええっ――――!?恋人の家に行ってみたりしなかったんですかっ?」
男「…ああ…その前に出会っちゃいましたから…」
兄「そ、そうですかぁ…(だ、大丈夫かこの人……」
【男自宅前】
男「ちょ、ちょっと緊張してきたっ」
兄「……ですよね………」
男「……っよし!」
兄「はいっ!………」
男「………」
兄「………」
男「よし………」
兄「はい………」
男「………」
兄「………」
男「よし……」
兄「はい……」
男「………」
兄「……もし変わったとしても…偽者だと決まった訳じゃないんですから…」
男「まあ…そうですね」
兄「…………」
男「…あのー…見てきてもらえますか?」
兄「…えっ?…一緒に来ないんですか?…」
男「………これが鍵ですっ」
兄「…いいんですか?」
男「お願いしますっ…………」
【男自宅扉前】
兄(102…この部屋だな………)
兄(あの人臆病だな…ついて来ないなんて……)
兄(まあ何年も一緒に住んでたのが偽者と分かるのは恐いかっ……)
兄(これは俺にとっても重要だっ!)
兄(もし開けて恋人が金髪女のままだったら、あの法則で妹を見つけれるんだ…!)
兄(逆に妹に変わったら振り出しだ……)
兄(街でたまたま歩いてた人が本物とかありえるのかなぁ……)
兄(ちょっと待てよ…恋人が本物だったらあの人…俺の妹探し手伝ってくれるかな…)
兄(悪い人には見えないけどっ……)
兄(あの人臆病だから本物でもきっとなんだかんで先延ばすか……………)
兄(っていうか唯一仲間を疑ってどうするんだっ!)
兄(よしっ!俺はこの扉を開けるっ!)
カチャ…
兄(よし、鍵開いたっ)
兄(よしっ!来い!金髪女来いっ!)
兄(頼むっ……!)
兄(金髪女であってくれっ!頼む!)
兄(金髪であってくれっ!)
兄(来い!開けるっ!)
兄(扉を開けるぞおおおおおっ!)
ガチャ!
キャッ
兄「!!」
金髪の女「……あ、あなた誰ですかっ?」
兄「…っき、金髪だああああああああああ!」
金髪の女「はい?」
タッタッタッタッタッタッ
兄「金髪だったぁぁぁああああっ!!」
兄「…ハア…ハア…き、金、…恋人さんでした…!…ハア…ハア…」
男「え!!本当に!?や、やったぁああああ!」
兄「ハア…ハア…や、やりましたぁ…ハア…ハア…」
男「良かったぁっ…心臓破裂するかと思ったぁ…ハア……」
兄「……よ…良かった…ハア…ハア…」
その後俺は金髪が見た事がなくて見たくてたまらない人間として恋人に紹介された
【男自宅】
-夕食-
恋人「キャハハハ-、本当に面白ーい、金髪を見に来たなんてっ、天然って言われない?」
兄「っええ、良く言われますっ!なは、なは、なは…(ああこんなキャラにっ!」
男「あまりからかわないであげてよっ、知り合いの子供なんだからねっ」
兄「っい、いやいいんですよ、なは、なは(やっぱり彼女といる時リラックスしてるなぁ…」
男「兄君も飲んでっ…、今日はパーッと行こうよっ」
兄「は、はいっ、いただきまーっす(やっとタメ口使ってくれるようになった」
恋人「あーあたしも飲んじゃおー♪男も飲んでよ、はい♪」
兄(やっぱり仲いいなぁ、ああ、この人が本物なんだろうなぁ)
【しばらくして】
兄(よしっ、あの事を聞いてみようっ)
兄「あ、あの、男さんっ、明日俺の妹探し手伝ってくれますか?」
男「え?ああ、当たり前じゃん、こんな協力してくれたんだからっ!見つかるまで付き合うよ」
兄「本当ですかっ!!よっしゃあああ!」
男「そんな事心配してたの?ハハハ」
兄「まずっ自分の家の妹を確かめに行きたいですっ!」
男「それじゃあ明日行こうっ」
兄「あ、ありがとうございますっ!」
兄(よしっ!よし!よしきたっ!)
男「んじゃ明日に供えてそろそろ寝よっか」
兄「は、はいっ」
恋人「Zzz…Zzz…」
男「こいつ酒飲んだらすぐに寝るんだっ」
兄「カワイイですよねっ恋人さん(胸がやばいぜーハア…ハア…」
男「…今、おっぱい触ってみる?」
兄「え!!?いや、遠慮しときますっ…(ど、童貞をからかうもんじゃないぜ!」
男「ははは、はいこれ毛布」
兄「あ、ありがとうございますっ」
男「んじゃ電気消すよっ」
兄「あ、はい」
パチンッ
兄「おやすみなさい」
男「おやすみ」
兄(今日はかなり進展したぜ)
兄(初日にしてはだいぶいったんじゃないか!)
兄(クックック、俺の洞察力ただもんじゃないぜ…)
兄(明日が楽しみだ………)
兄(あ………眠い…………………)
Zzz
チュプピチャ
チュプピチャ
ピチャチャプ
兄「Zz…ん…」
兄「ぁ…ぁ…」
兄「気持ち…」
兄「!?」
兄《なっ何やってるんすかっ》
恋人《…ッシ…静かに》
恋人《お姉さんがいい事してあげるっ》
ペロッペロ
兄《ちょ、ちょっとやめて下さいっ!》
兄(しっ死ぬっ!)
恋人《カワイイっ》
兄《彼氏さんが起きますよっ!》
兄(男さんとの信頼関係がぶち壊れる!)
恋人《大丈夫よ…あの人一回寝たら起きないからっ》
ペロペロチュポ
兄《あぁっ気持ちいいっ》
兄(って死ぬ!!!)
恋人《敏感だねっ、童貞くん?》
兄《は、はいっ》
恋人《貰っちゃおっかなぁ》
兄《えっ///》
ペロペロ
恋人《おっきくなっちゃった///》
兄《ハア…ハア…もうやめて下さいっ》
恋人《ここまでして私がやめれると思う?》
兄《えっ》
恋人《入れるわよっ》
兄《や、やめっ///》
兄(これでいいのか!?)
兄(これで俺死んでいいか俺!)
兄(こんなけっこうかわいくて巨乳の女性に童貞奪われて死んでいいのか俺!)
兄(ん―――――――――――――――――――――――――――――――)
兄(死んでいい!!!!!!)
兄《お願いしますっ///》
恋人《今ゴムつけるわねっ》
兄《ちょっ、ゴムつけるんですかっ?》
恋人《うんっちょっとこわいから》
兄《やだっ!俺は中出しする!》
兄(ゴム有りで死ねるかっ!)
恋人《なっ、なに言ってるの、本当に童貞?》
兄《ああ!童貞だ!》
兄(鮭だって一回の射精で死ぬのに俺がゴム有りで死ねるかっ!)
恋人《生で外出しじゃダメなの?》
兄《いやだ!中出しだ!》
恋人《じゃあできないよっ…》
兄《え!?なんでだ!》
恋人《こわいもんっ》
兄《くっっっそ!》
恋人《………》
兄《…ゴムって気持ちいいのか!?》
恋人《うんっあまりかわらないらしいよ》
兄《………じゃあつけていいぞ!》
恋人《君みたいなドS童貞初めて///》
兄《つけろ!》
ニュニュニュニュニュ
恋人《つけたよっ》
兄《来いっ!》
クイックイックチュ
兄《アッ……》
恋人《アッ……》
兄(とうとう死ぬんだ…俺…)
兄(どんな人生だった……?)
兄(…………あまり何もない人生だった)
兄(………彼女もできる訳もなくっ)
兄(妹の恋を邪魔して…………)
兄(…ああ…なんで邪魔したんだっけ………)
兄(…ああ…ヤリチンと付き合ったからか……)
兄(こうやって初めてを奪われるのかな………)
兄(…………………………………………………………………………………………)
兄「やっやめろーーーーーー!」
ドンッ
恋人《ちょっ何するのっ!》
兄「なんで好きでもないお前に初めてを奪われなきゃなんねえんだよっ!」
恋人《ちょ!そんな大きい声出したらっ》
男「!!!!!!!」
兄「っっっあ!!」
男「っうっ…頭がぁ!…!…痛っ……」
恋人「ちっちがうのこれは!…そのぉ!なんて言うか!!」
兄「すいません!すいません!すいません!すいません!」(土下座)
男「…痛っ…ハア…ハア…頭がぁっ!…ハア…ハア…」
恋人「っち、違うのこれはっ!っ!」
兄「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!」(土下座)
男「ハア…ハア…全っっ部…思い出したぞ…ハア…ハア…」
兄「っえ!何をですかっ!」(土下座)
恋人「どっ、どうしたの!?」
男「…ハア…ハア…俺が自殺した理由が…ハア…ハア…」
恋人「え!?どういう事?」
兄「えっ?」
男「ハア…ハア…こいつは本物だよっ…ハア…ハア…兄君…」
男「ハア…ハア…俺はこいつの浮気を知って自殺したんだよっ!!」
恋人「何を言ってるのか分かんないっ!!」
兄「…男さん…自分の自殺の理由忘れてたんですか?…」
男「ハア…ハア…そうだよっ!…ハア…だからこんな奴とずっと一緒にいれたんだよっ!!…」
兄「お、落ち着いて下さいっ!!」
恋人「ねえ!二人とも何を話してるの!!」
男「…俺は一途に思っていたのにっ!!性欲はオ○ニーで処理してきたのにっ!!」
恋人「な、何よ!何キレてんのよ!?何自慢気にオ○ニー語ってんのよ!!」
兄「ふっ、二人とも落ち着いて下さいっ!!」
男「俺はずっとお前が一途なやつだと思っていたっ!!それなのにっ……!!」
恋人「っはいはい!一途に思ってもらってどうもありがとうございましたっー!!」
兄「お、落ち着いて下さいー―――ー!!」
男「殺すっ!俺はこいつを殺す!!」
恋人「できるもんなら殺してみなさいよっ!そこの臆病なやつっ!」
ガチャガチャ
男「この包丁でぶっさすして殺す!!」
兄「ちょっ!ちょっと!落ち着いて下さい!この人は男さんの一番愛してる人じゃないんですかっ!?」
男「もうちげえーよ!!なんでもねえよこんな奴!!」
兄「恋人さん殺したらもうこの世に戻れませんよっ!!」
男「俺はこいつが全てだったんだよっ!!もうこの世に未練はねえ!!」
兄「お願いしますっ!殺すのはやめて下さいっ!」
兄(死んだら振り出しだぁっ!)
男「ハア…ハア…殺らせてくれっ…もう決心はついたっ」
恋人「っふん!こいつに私を殺せるわけないっ!」
兄「ちょ、なんで恋人さんも挑発してるんですかっ!」
男「ハア…ハア…兄君…ごめんな…ハア…ハア…自分で妹さんを探してくれっ…俺は殺すっ!」
兄(ああーっ…!謝られちゃったよ…っ!もうダメだっ!)
兄「じゃ、じゃぁっ!なんで本物を見つけれたか教えて下さいよっ!」
兄(この際情報を少しでもっ!!)
男「ハア…ハア…な、なんか分かったんだよっ…」
兄「…っな、なんかっ?」
男「すれ違った時にこいつの匂いがしたんだよっ…ハア…ハア…」
兄「…それだけ?あっ、あとは!?」
男「ハア…ハア…あとは…喋ってたら、あ、この人だと思って…」
兄「わ、分かりずらい!そんな抽象的じゃっ…」
男「ハア…ハア…いや…俺はそれで分かったんだ…」
女「……………」
男「…ハア…あとは…目を見てなぁ…」
兄「…は、はい…」
男「…ハア…ハア……手を握ってなぁ……しっくり来る温かさでなぁ……」
兄「…は、はい…」
兄(男さん…泣いてる…)
男「……あとなぁ、こいつが作った料理がなぁ…」
兄「っはい……」
男「……食った事のある絶妙な不味さだったんだよぉ……(泣)」
カチャン
兄(包丁落としたっ…)
恋人「……………ほら…殺せたりなんかしないんだから…(泣)」
兄(恋人さんも泣いてるっ!なんだこれっ!)
男「…もう俺はこいつを愛し過ぎて分かるだよ…兄君…(泣)」
恋人「…よしよし…もう泣かないのっ…」
兄(なんだこの光景っ!カップルってこんなのなのか!?)
男「…ハア…ハア…あとはこいつの心臓の音を聞いて思ったんだ…」
女「…よしよし…ごめんね…男…」
男「……こいつが……こいつが……本物だーっ!って…(泣)」
兄(っそ、そんなんで分かるもんなのかよ!恋人同士ってやつは!)
テーテテーッテッテッテー
テーテテーッテッテッテー
兄「!?」
男「!?」
女「!?」
兄「っななんだこの音は!?……」
男「…こんな夜中に…?」
兄「……っあ゛!もしかしてっ!」
?「大ー当たり―――――――」
バチバチバチバチン!ピカー
バチバチバチバチン!ピカー
兄「うあっ!眩しいっ!!」
兄「うっ………目が……………」
シーン
兄「………あっ!二人がいないっ!」
兄「や、やっぱりあれが本物だと言ったとみなされたんだっ!!」
兄「っちちくしょ――――――――!!!!!」
兄「俺を置いてくなよっ――――――――――――――!!!」
兄「これから一人でどうすればいいんだよ――――――――――――――――!!!」
兄「ああああああああああああああああああああああああ!!!」
兄「ハア……ハア……」
兄「もう限界だ……(泣)」
兄「くっそっ…」
兄「っあ!おい!これはギブアップじゃねえぞ!!!」
兄「ちくしょう…」
兄「ハア…ハア………」
兄「…ハア……あの人と会って得た事はたくさんあった……」
兄「………落ち着け………落ち着いて考えるんだっ……」
兄(…まず…正解って事は…あの法則は合っていた…)
兄(…あの法則合ってても…また課題をやってる人に出会えるのか?…)
兄(……最初のやつに何年かぶりって言っててたし………)
兄(んー……っていうかあの男さんがなんで本物と一発で分かったかだ………)
兄(ほとんど些細な事だったな………なんとなく分かったとか言ってたし………)
兄(………よし………俺もよく思い出そうっ…………妹の事をっ!)
兄(………まずは、っおぱいっ!白くてこぶりなおっぱいっ!それは覚えているっ!)
兄(あとおしりっ、小さくてちょっと上を向いてる感じのおしりっ!)
兄(あとくびれっ!きゅっと絞まってるくびれっ!)
兄(あとは………そうっ!足っ!細くて白くてスカートを履いてる時は根元その先に何があるか想像をかきたたせるあのっ…………)
兄(って全部身体の事じゃねえかっ!!!)
兄(……………………………………………………なんなんだ俺は………………………………………)
兄(………………………………寝よう…………………)
Zzz
-朝-
兄(Zzz………むにゃむにゃ……………)
兄(………っは!)
兄「もう朝か…」
兄「あ―――この世界が夢じゃねえかなぁ――」
兄「男さんのアパートにいるって時点でその望み薄いけどねっ―……………」
ガタガタ
妹「新聞だよっー、お兄ちゃんっー」
兄「…………………………」
-街-
兄(うっわ…相変わらず妹だらけだぜっ)
兄(ちょっと慣れてきたけどっ…)
兄(んー…これからどうしよう……)
兄(とりあえず……家に帰るか…………)
トボトボ
兄(…………ん……)
兄(…………そ、…空に!!…)
兄「っな、なんだあの空に浮かぶピンクの文字は……!?」
兄「………メ……メンテナンス…?…」
兄「…9:00からって…………」
兄「………」
兄「…あと二分後じゃん!」
兄「……何が起こるんだっ………」
兄「…というか…メンテナンスって……」
兄「……この世界は……人工的なものなのか…?…」
兄(よく見たら空もなんか空っぽくねえ!)
兄(なんというかっ液晶みたいな…)
兄(……太陽も太陽っぽくないっっ…)
兄(…今まで気付かなかったっ……)
兄(…あ…)
兄(もう…そろそろ時間だっ……)
兄(…5…4…3…2…1……)
兄(!!!…………うっっわっ)
(グニューン) (グニューン) (グニューン)
(グニューン)
(グニューン) (グニューン)
兄(!!!街の妹達が全員っ!)
兄(真っ白な人間のマークみたいになってるっ)
兄(……男子トイレのマークみたいなっ……)
兄(…でも動いてるっ……)
兄(………こいつら触れるのか?……触ってみよ…)
ペタッ
兄(あ、ひんやりする)
兄(っななんだこれっ…これがメンテナンスなのか…?…)
兄(………気持ち悪っ……)
兄(くもない………タフになってきたな……俺…)
兄「っあ!!あそこにいるの黒人さんだっ!」
兄(外人さんは変化しないんだっっ)
兄(始めて会う外人だっ!!)
兄「話してみようっ!」
タッタッタッタッタッタッタッタッ
兄「っあ!すいません」
外人「※※※※※※!」
兄(っな何言ってるか全っ然わかんねえ!!)
兄「日本語喋れますかっ?」
外人「※※※※※?」
兄(っちくしょう!)
外人「※※※ー♪」
兄「おほほー♪」
兄(った楽しくねえっ!!!)
兄(…………いやっ……ちょっと待てよっ)
兄(外人が変わってないって事はっ………!)
兄(本物の妹も変わってないんじゃないか!?)
兄(……今探そうっ!)
兄(…とにかく人が多い場所っっっ!!)
兄(渋谷っ!…渋谷に行こっ…!!)
外人「…※※※※※?」
兄「っじゃ、じゃあ」
-電車の中-
ガタンゴトンガタンゴトン
兄(……ここまで外人しか見つけれてねえ……)
兄(…それ以外は……人間マーク人間だらけだ……)
兄(どこ向いてるかも分かんねえ……)
兄(……口パクパクしてるって事は……なんか喋ってるのか?聞こえないけど…)
兄(…不気味だ…)
プシュー
兄(渋谷は次の次かっ?)
兄(こうしてるうちも探さないとなっ…)
兄(ホームも人間マーク人間だらけ……)
兄「……っえ!?あれは妹!?」
兄(………い、いやっ外人だっ)
兄(……韓国人かなっ?)
兄(…すごい日本人っぽいけど…)
兄(妹じゃないな、あんな根暗っぽい顔してない…)
ガタンゴトンガタンゴトン
-渋谷-
兄「うっわぁさすがに人多いなぁ」
兄「外人も多いわっ」
兄(よしっ今日は渋谷を探して走り回るぞっ!)
兄(このメンテナンスを利用して今日でこの街は探しつくすっ!)
兄(そしてもうここは来ないっ!!)
タッタッタッタッタッタッタッタッ
タッタッタッタッタッタッ
兄(ッスクランブル交差点だっ……)
兄(ものすごい人間マーク人間の数だ………)
兄(探し回らなくてもずっとここにいて見てればいいんじゃないか?)
兄(しばらくここにいよう…)
兄(うわぁ…でかいポスターの人も…巨体スクリーンに写し出される人も…人間マーク人間になってる…)
液晶「~rankingTOP2ー♪」
兄(うぁ~全部人間マーク人間で何のアイドルグループだかわかんねっ……)
兄(………んー、交差点はたまに外人が通るなぁ………)
液晶「~rankingTOP1!」
兄(んー、このピンのアイドルは誰だ?)
兄(すげーカワイイ)
兄(ピンでアイドルできるくらいだからなっ)
兄(………ってこいつ人間マークじゃないじゃん!!!)
兄(外人の……………、アイドルかっ?)
兄(いや…日本人にしかみえない…)
兄(……あっ、ウインクしたっ///)
兄(…………………………………………………………)
兄「あ、あれが妹だあああああああああああああああうあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!
液晶「~~~~♪」
兄「化粧でちょっと分かんなかったけどっ!これは妹!間違いない!声もそっくりだっ!」
兄「っなんで妹がアイドル歌手になってんだぁ!?ああああああ?」
兄「なんかの間違いか………」
兄「いや、俺の見間違いではないっ!」
兄「人間マークに変わってなかったとするときっとあれが多分絶対本物っ!」
兄「あれは妹だっ!見つけたっ!!俺妹見つけたああああああああああああああああああああああああ
兄「…ハア…ハア…」
兄(……よ…っよし落ち着け………なんでこの世界で妹はアイドルになってるんだろ……?)
兄(でも助かったぜっ!こんなに見つけやすいんだもんなんてっ!)
兄(一般人だったら何年かかっていたことか…………)
兄(…雑誌とかにも妹が載ってるのかなっ?っよし雑誌を調べてみようっ!コンビニに行こうっ!)
(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)
空{メンテナンス終了}
兄「っげ!げげっげ!っげっげ!ゲッゲ!」
妹245「あ、あそこにいるのお兄ちゃんじゃない?」
妹246「あっ、本当だっ♪お兄ちゃんだっ♪」
妹750「あ、お兄ちゃん♪」
妹1504「本当だっ、お兄ちゃん!」
妹84「あそこにお兄ちゃんいるみたいだよっ♪」
妹4794「お兄ちゃんー」
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
うっうああああああああああああ!
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
な、なんだこれはぁーーーっ!!!
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
なんでそんなに集まってくるっ!!!
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
あっ///おっぱいが当たって///
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
ちょっ!おっおい!ち×こ触ってんの誰だっ!
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
ち×こ触ってんの誰だああああああ!!!
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
アッ///なんでそんな優しい手付きなんだっ!!!
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
アッ///誰か舐めてるだろっ///
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
んんっ///ダメだっ///ガチガチになった///
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
って死ぬっ///俺は射精したら死ぬ///
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
ああ///でもっ///妹に舐められて死ぬならっ///
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
ってこいつら偽者だった!アッ///
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
妹はこんなにたやすく人のち×こ舐めねえよっ!ンンッ///ハア…ハア…
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
オラァ!(ドュクシ!)力で俺に勝てるとっ!(ドュクシ!)思ってるのかっ!(ドュクシ!)
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
オラァ!くっそ!オラァ!とりゃ!どゅくし!死ね!オラァ!くっそ!オラァ!とりゃ!どゅくし!死ね!オラァ!くっそ!オラァ!とりゃ!どゅくし!死ね!
【しばらくして】
タッタッタッタッタッタッタッタッ
兄「ハァ!ハァ!ハァ!ハァ!ハァ!」
兄「ハアハア!こまでくれば大丈夫だ!ハアハア!」
兄「ハア…ハア…なんかメンテナンス終わってからなんか起きた…ハア…ハア…」
兄「…ハア…ハア…ちょっとおかしいっ…ハア…ハア…」
兄「げぷっ…ハア…ハア…」
兄「コンビニ行かなきゃ…ハア…ハア…」
兄「でもあいつらにまた…ハア…ハア…」
兄「あいつら…俺を…何で認識してるんだっ…」
兄「ハア…ハア…身体か…ハア…ハア…顔か…ハア…ハア…」
兄「…ハア…ハア…変顔とかしたら…ハア…ハア…」
兄「……ハア…ハア……」
兄(まさかな…)
兄(このガラスで練習してみよう)
クニャ
兄(おおっ!これはかなり別人だぞっ!キモいが!)
兄(いけるかも知れないっ!)
兄(あ、あそこに一人妹がいる!試してみようっ!!)
スタスタスタスタ
クニャ
兄「……おっおいっ」
妹「?…………」
兄「…………」
妹「…………」
兄(っい、いけたか!?)
妹「…………」
兄「…………」
妹「……っなんでそんな顔してるの?」
兄「………!!」
妹「お兄ちゃ――――――ーん♪」
兄(っだ!だめだ!)
タッタッタッタッタッタッ
妹「っ待ってぇーーーお兄ちゃーーん♪」
兄(はは、足は俺のほうが早いぜっ!)
妹「エッチしようっーお兄ちゃーん♪」
兄(!?明らかに偽者がメンテ前と変わっているっ!)
妹「待ってぇお兄ちゃん♪」
兄(っあ!あの路地に逃げよう!)
タッタッタッタッタッタッタッ
タッタッタッタッタッタッ
兄「っうあ!行き止まりだっ!」
兄「ってかくっっっせ!」
兄「生ゴミだらけだっぁ」
妹「………」
兄「!ああ!もう来てたっぁ!」
妹「………」
スタスタスタスタ
兄「…………?どこかいった?」
兄「なんでだ?目は合ったぞ……」
兄「………っあ!そうかっ!!!」
兄「あいつら俺を匂いで判断してたんだっっっ!!」
兄「はははは!そうだっ!」
兄「分かったっ分かったっ」
兄「………ってか本当にっくっせっ!オェ!オェ!」
兄「……………」
兄(ジー)
兄「……………」
兄「……………」
兄「……………」
兄「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
ガバッ!ガバッ!
【コンビニ内】
兄「オェオェェェェェェェェェ!」
兄「…ハア…ハア…くっせぇ…」
兄(…でも生ゴミ頭を頭から被ったお陰で…やっぱり誰も気付かないぞ…)
兄「っはは、ざまぁ見ろっ…」
兄(そうだっ!雑誌だ!音楽雑誌っ!)
兄(ランキング1位になってるんだからっいるだろっ!)
ガサガサ
兄(っよし、音楽雑誌あったっ)
ペラペラ
兄(!…やっぱり載ってる人が全部妹だっ……)
兄(って他はどうでもいい!一位だっ、一位っ!!)
ペラペラ
兄(……あった!!)
兄「名前は……」
兄「…なすぬこちゃん!?」
兄「ネコ耳をつけて茄子を持ってやがるっ……!」
兄(こんなのが一位になるなんて世も末だぜっ!)
兄「いや……ここはこの世じゃなかった……」
兄(………そういえば……妹……猫が好きだったな………)
兄(飼いたい飼いたい………ってずっと言ってたなぁ………)
兄(………小さい頃アイドル歌手になりたいとも言ってたし………)
兄(そ、それが関係してるのかっ!?)
兄(その本人のなりたい姿がこの世界で現れているのかっ!!)
兄(…いやどうでもいいこれが!とにかくこれが妹だっ!)
兄(………あ!)
兄(今妹はツアー中だっ!)
兄(今日はあるか!?…………ない…)
兄(明日だっ!)
兄(明日武道館でコンサートがあるっ!)
兄(っよし!ここに行こうっよしよしっ!)
兄(あした武道館に行けば妹に………会えるっ!!!!!)
兄(はぁ………俺…生き返れるかも知れない……!)
兄(……うう……良かったぁ……)
チラッ
兄(………?)
兄(そこにいる男……?……)
兄(………外人か?いやっ………違う)
兄(どっかで見た事がある………)
ジーッ
兄(!)
兄(っえ!?!?)
兄(っあ!あ!あ!あれはっっっ!!!!!!!!!!!!!)
兄(……………俺だっ!!!!!!!!!!!!!!!!!)
兄(ちょっと分からなかったが間違いないっ!)
兄(あれは俺だっ!!)
兄(なんで俺がいるんだ!?)
兄(っていうか気付いたらここらへんにいる奴全部俺じゃねえかっ!!)
兄(俺がいっぱいいる!?さっぱり意味が分からねえっ!!!)
女「…ああ…あのう…」
兄「!!!!!」
女「……あのう…」
兄「…!?」
女「……兄君ですか……?」
兄「っえ!?君は………確か駅のホームにいたっ」
女「…あ、はい…」
兄「…韓国人の?」
女「い、いえ日本人です…」
兄「…え!?」
女「…兄君ですかっ?」
兄「っう、うんそうだけどっ…」
女「…良かったぁ(泣)」
ガシッ
兄「…っえ!?なんで!?」
女「うう…くさい…」
兄「そうだよっ、くっつくのやめなよっ!」
女「…本物だよねっ…………」
兄「…っう、うんそうだけどっ」
女「……やっぱり…ずっと見てたの…」
兄「!!もしや……………君っ課題中なの!?」
女「っは、はい…なんで知ってるんですか?」
兄「い、いや…俺も課題中だからっ!」
女「……っえ?…?………………」
兄「…………?…………って!っえ!?本物探すの俺なの!?」
女「…は、はい////」
兄「……っていうか君は?」
女「……お、覚えてないんですかぁ…?」
兄「っえ?」
女「中学の時一緒だった……」
兄「…………………………っあ、ああ!」
女「やっと思い出してくれた///」
兄「………誰だっけ?」
女「ひ、ひどぉぃ…」
兄「っあ!ああ!本当に思い出した!女さんだ!」
女「っは、はい///」
兄「っほ、本当に中学から変わらないねっ……(地味だ」
女「……は、はい……」
兄「………あれ?女さんって途中から学校に来なくなりましたよね?」
女「…は…はい…その時に…………自殺したんです…」
兄「…え!?あ!本当だっ……女さん中学の時のままだっ…」
女「っは、はい…」
兄(……ああ、だから偽者の俺もちょっと幼かったんだ…)
女「……まさか兄君もあの課題の最中なんてっ…」
兄(お、女さんって俺の事愛してるのか!?!)
女「………兄君の探してる人って…私じゃないですよね……」
兄「…えっ?」
兄「っえ……う、うん」
女「っだよねっ…私の事覚えてなかったし…………」
……………
兄(……………っな、なんなんだこの気まずい空気っっっ!)
女「………いやいいのっ…そんな顔しないでっ…」
兄「…っう…うん…」
女「………」
兄「…じゃ、じゃあ俺を本物だって言えば終わるんだよねっ…」
兄(…そうなると俺はどうなるんだろ…)
女「…っうん、………でももうちょっと話してたいな…何年も探したし…」
兄「…っうん、いいよっ」
兄(時間あるしいいか…)
女「………近くに私のアパートがあるんで来ませんか?」
兄「……っえ…女さんこんなとこに住んでたっけ…?」
女「違いますよっ、…たまにここら辺に来た時に使ってた空き部屋があるんですっ」
兄「女さんって働いてるのっ…?」
女「っえ?働いてないですよっ?」
兄「…じゃあなんでそんなお金…」
女「勝手に使ってもけっこう大丈夫なんですよっ?この世界」
兄「っえ!いいの!?………全然知らなかった」
女「真面目にお金使ってたんですかっ?」
兄「っう、うん」
女「ふふふ、面白ーい」
【移動中】
女「まだ二日目なんですかっ?」
兄「うん、そうだよっ」
女「じゃあ分からない事だらけですねっ」
女「……誰を探してるんですかっ?」
兄「…妹をね」
女「妹さんかー…いいなぁ妹さん…」
兄「っえ…」
兄(俺の事を本当に好きなんだ…こんな事産まれて始めてだ…)
女「それで妹さんは…見つかったんですか?」
兄「明日…会いに行くんだっ」
女「え!?もう見つかったんですか!?」
兄「うんっ、まだ確実か分からないけどっ」
女「…そうですかぁ……」
兄「…女さんが俺を本物だって言ったらどうなるんだろうねっ」
女「私だけ生き返るんじゃないかなぁ………あ、このアパートですっ」
【女借部屋中】
兄「うわー、家具はそろってるんだねっ」
女「っうん、最初からあったんです。あ、男君お風呂入らなきゃいけないですねっ」
兄「っあ!ごめん!…こんな格好で入っちゃって…」
女「いいんですっ、お風呂使って下さい」
兄「あ、ありがとう」
兄(俺は女の子の家で風呂に入ろうとしている…。なんでこういう事がこの世にはないんだ!!)
【風呂】
シャーーーーーー
兄(はぁ…なんかきまずいな……)
兄(女さんは俺の事をこの世の誰よりも好きなんだな……)
兄(そんな事今までないから実感ないなっ)
兄(なんで俺なんだろう………)
兄(別に顔もいい訳じゃないし、運動も頭も並なのに………)
兄(聞いてみようかな…)
兄(いやっ、それを聞いても俺の自己満だな、やめとこ…)
兄(女さん眼鏡外せばいいのに………)
兄(あと、もっとスカート短くしたり)
モワモワモワ(想像中)
兄(うん、いい感じ///)
兄(あ、立ってきた///)
カチャ
兄「!!!!!」
女「失礼しますっ」
兄「っな!な!な!な!なんで入って来てんの!!」
女「お風呂に入りたいからですっ」
兄「っいや!いや!俺入ってるじゃん!!!」
女「本当だっ」
兄「ほ、本当だじゃないよっ!!」
女「…電気代の節約ですっ」
兄「っい!いや!お、お金気にしないって言ってたじゃん」
女「……気が変わったんですっ」
兄(目、目がマジだっ!)
兄(す、スカートが短いどころの話じゃねぇ!!!!!)
女「なんでそっちを向いてるんですかっ?」
兄「だっ!だって!」
女「寒いから私にもシャワーかけて下さいっ」
兄「え!?うっ、うん…」
兄(っう!!女さん地味に胸あるよっ!!)
兄(というかっ、眼鏡外したらっ、っか、かわいい///)
女「後ろもかけてくださいっ」
女クルリ
シャーーーーーー
兄(っお、おしりもカワイイっ!!////)
兄(というか全体的に肌がキレイっ///)
シャーーーーーーーーー
女「キャ!冷たいっ!」
兄「っえ!?」
女「水が出てるっ」
兄「え?あ?どうしようっ」
ピト
ギュウ
女「こうして下さいっ…///」
兄「!!!!!///」
ビクンッ
兄「ちょ、ちょっと!女さん///」
兄(ち、ち×こがもろにお腹に当たってるよ!///)
ビクンッ
女「寒いからもっと抱き締めて下さい…///」
ビクンッ
兄「えっ?う…うん///」
ビクンッ
兄(な、なんだこれはっ!!!)
兄(なんでこういう事が起きるっ!!!)
兄(っあ!そうだった!女さんも性欲強いんだった!)
兄(地味過ぎてすっかり忘れてたっ!)
兄(そうだ!射精禁止ルールの事を話そうっ!)
兄(課題をやってる女さんなら分かってくれるはずっ!!)
兄「あっ!あの!俺は射せ
女「このまま聞いて下さいっ」
兄「………っえ?」
女「なんで兄君を愛してるか聞いて下さいっ」
兄「えっ」
ドキッ
女「私…中学の時みんなにイジメられていて…」
兄「……えっ?イジメられてたの?…」
女「えっ、知らなかったんですか?」
兄「う…うん(そうか…だから不登校に…)」
女「……みんなに冷たくされてたけど…唯一普通に接してくれたのが兄君でした…」
兄(そうだっけか…)
女「…そして…ある日兄君は言ってくれました…」
兄「…え?…なんて?」
女「〔女さん今日もカワイイね〕って………////」
兄「………あ…そうだった……(思い出した!でもあれは半分冗談だ!半分じゃない!7割!いや!8割冗談で言った!というかギャグだった…)」
女「………///」
兄「それから……?」
女「それだけです…///」
兄「っえ?………それだけ……?」
女「……みんなに冷たくされていた人間にとって……それは大きい事ですよ……」
兄「っえ」
ドキッドキッ
女「私兄君が…好きなんですっ…」
兄「…」
ドキッドキッドキッドキッ
女「学校に行かなくなってもずっと兄君を…想っていました…」
兄「…」
ドキッドキッドキッドキッドキッ
兄(っな、なんだこの産まれて始めての感覚はっ!!!)
ドキッドキッドキッドキッドキッドキッ
女「私っ!兄君を愛しているんですっ!」
兄「ぅっ…」
ドキッドキッドキッドキッドキッドキッドキッドキッドキッドキッドキッドキッ
兄「…………っで、でも俺はっ」
女「最初は一言ありがとうとだけ言うつもりでした……」
兄「……えっ」
女「でも、本物に出会ってしまうと…欲が出ますね……」
兄「……」
女「兄君を……誰かに取られると思うとっ…」
兄「…」
女「お願いしますっ!妹さんのところに行かないで下さいっ!!!」
ドキッドキッドキッドキッドキッドキッドキッドキッドキッドキッドキッドキッ
兄「…」
ドキッドキッドキッドキッドキッドキッドキッドキッドキッドキッドキッドキッ
女「私の事を好きになって下さいっ!一緒に生き返って下さいっ!」
ドキッドキッドキッドキッドキッドキッドキッドキッドキッドキッドキッドキッ
兄「……………………………違う………………………………」
女「……え?……」
兄「……………女さんは俺を誤解している…………………」
女「……え…」
兄「……………………………俺は女さんが思ってるほどいいやつじゃない……………………………」
女「…………」
兄「…………………………俺は君の真剣な告白の話を聞きながらも……俺は君のま○こにち×こをぶち込みたくてしょうがなくなっている…………………………」
女「…………」
兄「………」
女「……そんなの裸で抱き合ってれば…当たり前じゃないですかっ……」
兄「っえ?」
女「………私も真剣な告白をしながら兄君のちんちんを私のま○こにぶち込んでもらいたいと思っていますよ………///」
兄「っえっ」
ドキッドキッビクンッビクンッドキッドキッビクンッビクンッドキッドキッビクンッビクンッドキッドキッビクンッビクンッドキッドキッビクンッビクンッドキッドキッビクンッビクンッドキッドキッビクンッビクンッ
兄「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
女「っえ!?兄君!?」
ガチャガチャン
バタバタ
女「どこ行くの!?兄君!」
バタバタ
バフッ
女「あ、兄君!?」
【ベッドで気をつけの姿勢でうつぶせの兄】
女「っどうしたの?」
兄「…あなたに言ってない事があります…」
女「えっ?何?」
兄「…俺は特別エロいから射精したら死ぬというルールが付け加えられたんです…」
女「…え!?本当!?」
兄「…今僕は射精しそうでした…」
女「っご、ごめんなさい!そんな事も知らないで私………」
兄「いいんです…でももうあなたの裸を見ただけでイキそうです…」
女「っご、ごめん服着るねっ」
兄「このまま少し考えさせて下さい…………………」
女「…敬語になってる……」
【一時間後】
兄「…いますか?」
女「……あっ、いるよっ……」
兄「…あなたを見たらまた襲いそうになるのでこのまま話します…」
女「…う、うんっ…」
兄「…さっきの告白の答えが出ました…」
女「……………あ…うんっ………聞かせてっ…!!…」
兄「…俺は…………
………あなたより妹を愛しているので………一緒には帰れません………」
女「…………」
兄「……俺は女さんの事を良く知らないし……女さんも俺の事を良く知りません……」
女「…………」
兄「……妹は俺の事を誰よりも知っているし……俺は妹の事を誰よりも知っています……」
女「…………」カチャ
兄「……だからあなたと一緒に帰る事はできません……」
女「…………」
兄「……………………………………………………………?」
兄「………!!!!!!」
女「っ動かないでっ!!!」
兄「っ何してる!!!っやめるんだ!!!」
女「うるさいっ!!!!」
兄「そんな事して何になるんだっ!!!」
女「あなたに止める権利はないはっ!!!」
兄「包丁を置くんだっ!!!」
女「来ないでっ!!!」
女「……そっから近付いたら……私と帰ってもらうからね……(泣)」
兄「…………」
女「……もう…これはあなたには関係ない事なの……(泣)」
兄「…………!」
兄「っ!?っえ!?」
兄「…っあ!あれはなんだっ!!……あっ!!!!!」
兄「…っか!…神様かっ!!!?…」
女「っえ!?」
タッタッタッタッタッタッ
兄「っ!」
ガシッ
女「ちょ!何!?兄君騙したねっ!!!」
兄「どうだ俺の演技だっ!!!」
女「離してっ!なんで止めるのっ!?!」
兄「っ知らん!!!」
女「っなによ!何なのよっ!!」
兄「くっそ!」
女「ッキャ!」
バタバタッ!
ガタン!
グッサッ!
痛っ!!!!!
兄「いでえ゛ぇぇ!」
女「キャァ!兄君っ!!!!!?」
兄「い!い!い!いでえええええっ!!」
女「い、今救急車呼ぶからねっ!!!」
兄「っちくしょう!くっそぉ!!お腹がっ熱いっ!」
ピポパポ
女「っあ!すいません!至急○○アパートに救急車お願いしますっ!」
兄「いでええええええ!死ぬううううう!っはあはあはあはあ!」
兄「いでええええええええええ!!!」
女「ちょっと!あんまり大声出さないでっ!!」
兄「ああ!損した!自殺止めようとして損したっ!」
女「っち、血が止まらないっ!」
兄「見てれば良かった!お前が死ぬの黙って見てれば良かった!くっそ!」
女「だからあまり身体動かさないのっ!!」
兄「俺は死ぬ!多分死ぬっ!なんか分かる!俺これで死ぬんだ!」
女「うるさいっ!静かにっ!」
兄「………………………………………………………………」
女「……いきなり黙らないのっ!!!!」
兄「……………………………おい……!………」
女「っどうしたの!?」
兄「……はやく……………本物コールを……………するんだ………………………」
女「…っえ!?何言ってるの…!?」
兄「……俺は…………………死ぬ…………………………………」
女「っ何言ってるのっ!」
兄「……はやく………今のうちに……………二人とも死ぬ必要は…………ない……………………………………」
女「気をしっかり持って!!!!」
兄「…………本物は………………俺じゃなきゃ…………ダメなんだろ………………」
女「っち、血がっ!今なんかできる事ないかなっ!!」
兄「……聞け……………人間…………死んだら…………終わりだ……………………」
女「っ何かで傷口をおさえたほうがいいのかな!」
兄「……俺の……分まで………生きてくれ……………………」
女「ちょっと何か抑えるの持って来る!生きてなさいよっ!」
兄(………ああ…………ごめんな……………………………妹……………………………………
……お前………を…………守れ……な……く……て……
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
……………………………………………………………………………………………お………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………兄…………………………………………………………………………
………………………………………………………………………………………………ち……………………………………………………………
……………………………………………………………………………………………………………………………………………………ゃ………
………………………………………………………………………………………ん……………………………………………………………………
兄「…………………………?………………………………妹…………………?………」
妹「っはぁー、やっと起きたお兄ちゃんっ――」
兄「…………お前は………………?」
妹「寝ぼけてるのー?お兄ちゃんっ!」
兄「……………妹…?……だよな……すまん」
妹「…んもっー、……心配したんだからねっ…」
兄「…?…心配?……」
兄「……あれ……俺…どうしたんだっけ……」
妹「…んもうっ…お兄ちゃん…死にそうだったんだから…」
兄「………っあ……俺……自殺…したんだっけ………」
妹「…お兄ちゃん…」
兄「あれ?…なんでお前……」
妹「なぁに?」
兄「………ナース服着てるんだ?」
ズキッンッ!
兄「痛っ………」
妹「動いちゃダメだよっ!お兄ちゃんっ♪」
兄「…この傷……………あ……そうだ……思い出した………」
妹「…………」
兄「…おっ…お前…偽者じゃねえかっ…………」
妹「…えー?…本物だよっ♪」
兄「………」
兄(………ここは病院か………)
兄(っそ、そうかっ俺救急車で運ばれたんだっ)
兄(あれ?お腹ちゃんと治療してくれてる)
兄(っあ、こういう病院とかはちゃんと対応してくれるのかっ)
兄(一応上の方ってのは神様っぽいし)
兄(病人を追い詰めるほど神様は鬼じゃないって訳かっ)
兄「……………優しいんだなっ」
妹「え?」
兄「優しいんだなって言ったんだ…」
妹「エヘヘ…照れちゃうよ…お兄ちゃん///」
(一時は神?に会ったらぶんなぐってやろうと思ったけど)
(やめてあげよう…)
(だって俺に愛があるか判断してるのにっ、神様が愛がない訳ないっ……)
妹「お兄ちゃん何考えてるの?」
兄「いやっちょっとな……あれ?」
妹「なぁに?」
兄「なんで俺身体固定されてるんだっ?」
妹「重病人は寝てる間に暴れちゃいけないからだよっ」
兄「……そういうもんか?」
妹「うん、お兄ちゃんの身体の事ならあたしにまかせてよっ」
兄「…っお、おう」
妹「お兄ちゃんの寝顔可愛かったよっ♪」
兄「…っう、うるせえよっ」
妹「あはは、怒ったぁ♪」
兄「…………はは…………………あ!今何時だ?」
妹「今はお昼のだよっ♪」
兄「あ!行かなきゃ!今日妹のライブがある!」
妹「ダメだよっ♪動いたらっ」
兄「いやっ、もうあいっ大丈夫だっ」
妹「無理しちゃダメ!」
兄「あ、その前に固定を外してくれっ、手足動かないの辛いっ」
妹「それは外せないよっ」
兄「っな!なんでだよっ!」
妹「治療した意味がなくなるもんっ!」
兄「ち、治療した意味がなくなるってどういう事だよっ!」
妹「もう大丈夫かなぁ……?」
サワサワ
兄「アッ//………ってなんでち×こ触るんだよ!」
妹「お兄ちゃんそろそろチンチン起つかなぁって」
兄「っど、どういう事だっ!」
妹「だってさっきまで死にそうで起たなかったんだもんっー…」
兄「っおい!ち×こ起たせる為に治療したのかよっ!」
妹「当たり前じゃん、お兄ちゃんー♪」
ヌギヌギ
兄「っおい!やめろ!」
妹「起たせてあげるねっ、お兄ちゃん♪」
チュポ
ペロッ
兄「ウッ!アッ!」
妹「ちんちんおいしいよぉ…お兄ちゃん…ハア…ハア…」
ペロペロチュ
兄「アッ///そんな事言うなっ///」
妹「お兄ちゃんの味がするぅ…ハア…ハア…」
兄「ハア…ハア…妹はそんな事言わないっ!アッ」
チュルペロ
ジュボ
ジュボジュボジュボ
ガチガチ
妹「わぁ♪お兄ちゃん治ったぁっ!」
兄「な、治ってない!起っただけで別に治ってねえよっ!」
ガチャ
妹2「えー?治ったの?」
妹3「治ったの?お兄ちゃん♪」
兄「っお!おい!別に治ってねえ!っく、くんな!!来るなあああああああああああああああああ!」
ジュボジュボジュボ
兄「アァん!ああ///気持ちいいっ///」
妹2「乳首ペロペロしてあげるっ、お兄ちゃん♪」
妹3「あたしのま○こ舐めてお兄ちゃん♪」
ペロペロ
兄「やめろお///」
妹3「あー///舐められるのはずかちぃょぉ///」
兄「じゃあまたがるなぁあああああ!!ッアン///ダメだぁ///気持ち良過ぎるっ///」
ジュボジュボジュボ
妹3「おパンツ脱ぐとこ見てぇっ///」
兄「ァんァ!ハア…ハア…目の前に妹のパンツッ///あぁ脱ぐぬか///ハア…ハア…」
ペロペロ
ジュボジュボ
妹3「やぁ///そんなにみちゃらめぇ///」
兄(っこいつらわざと俺が興奮するような淫語を喋ってやがるっ!!!)
兄(興奮するっ!!!)
妹3「ぬぎぬぎぃ///」
兄(妹のま○こが見れるっっっ!)
兄(こいつら完全に忠実に再現できてんのかな…………///)
ペロペロ
ジュボジュボ
兄「ァん!あああ…ハア…ハア…」
兄(…ああっ!でも見ちゃいけない気がするっ!!)
兄(…気がするっ!)
兄(………………っ)
兄(いや!偽者だから楽しもうっ!!!)
兄(来い!ま○こ!来い!)
妹3「そんなに見ないれぇ////」
妹「そろそろちんちん入れるねっ♪お兄ちゃんっ♪」
ペロペロ
ぬぎぬぎ
妹3「舐めてぇ////」
兄(っい!っい!妹のま○こだぁ////偽だけど///)
妹3「あぁ///見られるのはずかちぃ///」
ニュルリズボッ
兄「うウッ///え!?は!?入れたのか!?」
妹「入ったよぉ…///お兄ちゃんっ…///」
兄(死っっっ死ぬ!!)
ペロペロ
兄(っていうかこんなにあっさり童貞捨てた!)
兄(いやこの世じゃなくて、ロボットみたいなもんだから捨ててないか………)
兄(ってそんな事どうでもいい!!死っぬ!!!!!死ぬ!!!ああ!!死ぬ!!)
ペロペロチュポ
兄「ふあぁぁ///」
ズッコンバッコン
妹3「舐めてぇお兄ちゃん///」
兄「ペロッ…ハア…ハア…ペロッ」
兄(ちゃ、ちゃんとま○こに味がする!!!)
ズッコンバッコン
兄「ハア…ペロッ…ハア…うっ…ハア…ハア…あれっ?」
兄(なぜだ!?!?!?!?)
妹「あんあんっ///おっきいっ///」
ズッコンバッコン
兄( お ま ○ こ あ ん ま り 気 持 ち 良 く な い )
兄(っあっ!俺の日々のオ○ニーで鍛えられたのかっ!)
兄(俺の握力にまん力がかなわなかったんだっ!!)
兄(日々のオ○ニーがここで生きるなんてっ!!)
ズッコンバッコン
兄(っう…でもちょっとずつ射精感が上がって来てるのも確かっ!!)
兄(このままいったら死!!!死だ!!!)
兄(考えろっ考えるんだっ!!)
兄(射精してしまうまであとっ!10分もないっ!)
兄(考えろ!考えるんだっ!)
兄(もうま○こは見ないっ!!)
兄(死んだら終わり!!!!!)
ニュルッコンニュルコン
兄(あん///うっ///)
兄(あれ!?)
兄(んな、なんだこれは!!)
ニュルコンニュルコン
兄「ウ///ァン///っな、なんでだっ!なんでいきなりま○こキツくなったんだ!」
ペロペロ
妹「ぁあん♪おっきいよぉお兄ちゃん♪」
兄「ァン!ンンッ!お、おい!お前俺を仕留めにかかってるだろっ!」
ニュルッコンニュルッコン
兄「うう///ぁぁ///っひ卑怯だっ!もうダメだ!」
兄「ァン///ああ///か、神様なんかいないっ!神様なんかいない!!!!」
ニュルコンニュルコン
兄「ァンァ!アア!イッちゃう!!もうだめだっっ!!」
ニュルコンニュルコン
兄「ァンアア///イク///殺されるっ!俺は殺されるっ!!ああ!!」
ニュルコンニュルコン
妹「はぁ///はぁ///らめぇ///イっちゃう!!」
ニュルコンニュルコン
兄「うっ!うっ!うああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!
ドビュビュビュドビュビュビュビュビュビュビュビュドビュビュビュどびゅどびゅどびゅどゅビュビュビュビュビュビュどばばばばばばビュビュビュ!!!!!!!!!
兄「うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!
兄「っはぁ!はぁ!はぁ!っはぁ!っはぁ!」
ビュッ!
妹「…………」
妹2「…………」
妹3「…………」
ビュッ!
兄「はぁ!っはぁ!はぁ!!はっ!」
兄(っ力み過ぎてうんこもらしたっ!!!!!)
兄(っあれっ!?こいつら動かないっ!?)
ぷーん
兄(っあ!!においか!!そうかっ!!!)
妹「あなたは……誰………?」
兄「………っみ、っ見りゃ分かるだろっ………か、患者だっ…!」
妹「…きゃっ!あたし患者さんにこんな事っ…」
妹2「あっ!患者さん!」
妹3「キャッ!患者さんっ!」
兄「…もういいっ!…と…トイレ行きたいからこれ外してくれっ…!……」
妹「あっ、はいっ!」
カチャカチャカチャン
兄(っよし!っよし!ただの患者だと思ってるっ!)
【病院外】
タッタッタッタッタッタッタッ
兄「っぬ、抜け出せたっ!痛っ!」
兄「まだお腹が痛むじゃねえかくっそっ」
兄「行かなきゃ!武道館にっ!うっ!」
兄「ライブがっ!今日しかないっ!っ!」
兄「ッタ、タクシー!!!!タクシー!!」
兄「っとまれよ!くっそ!」
空{メンテナンス中}
兄「なんで止まんねえんだっ!くっそぉ!」
兄「ってっ!人間マーク人間だらけ!?はっ!?」
兄(空にメンテ中の表示!?)
兄「っふっふざけんなぁぁあああああ!!!!!」
兄「っと、止まれえ!!!!止まれよぉ!!!!!」
兄「頼む―――――――――!!!!」
兄「とにかく俺を武道館に連れてってくれぇぇえええーーーーー!!!!」
車{キキキキーーーー
兄「!?」
女「兄君っ、乗って!」
兄「え!?お前なんでまだいるんだよっ!」
女「いいから乗って早く!!」
兄「……俺が死んで…たら……お前……(泣)」
女「早く乗れっ!!」
兄「っひっ!!」
バタン
【車内】
女「なんで私と会ういつもくさいのかな…兄君」
兄「…ごめん…」
女「ハハハ」
兄「…お前…運転できるんだな…」
女「…これで全国各地探し回ったの…兄君をね…」
兄(…本当だ…すごい走行距離…)
兄「…なんで来てくれたの?」
女「本当は一人で死のうと思ったんだけど…」
兄「………」
女「もう一回兄君の顔見たくなってっ」
兄「…もう一回って……お前…死ぬのか?…」
女「………」
兄「おい……」
女「……兄君…うめいてる時……{妹…武道館…行かなきゃ……妹…武道館…行かなきゃ…}ってずっと連呼してたんだよっ」
兄「…っそうなのか…?」
女「私の前でねーっ」
兄「そうか……」
女「……私は……妹さんには勝てないなっ、って思ったっ」
兄「……えっ」
女「…私は…やっぱり死なないっ」
兄「っえ…!」
女「なんか兄君が必死に痛がってる姿見てそう思ったっ」
兄「っそ、そうか!それは良かった…良かった…」
兄(なんで痛がってるの見て生きる気になったんだ?)
兄「運転うまいな…」
女「まあねっ」
ブ――――ーン
ガシャ
兄(………ん、ポケットになんか…紙が入ってる…)
兄「っえ?」
女「どうしたの?」
兄(紙だっ!あの黄色の紙!)
兄(紙がポケットに入ってたっ!)
兄(…………上の方からの命令で………妹の性欲を強く……)
兄(……昨日……)
兄(…ああ…!…渋谷のことか…!……)
兄(教えるのおせえ……!…)
兄(…二枚目の紙…)
兄(…上の方からの…命令で…)
兄(…妹に…あなたの性の趣味を………)
兄(…ああ…!…病院…での…)
兄(教えるの…!…おせえ…!…)
兄(…3枚目…)
兄(…あなたがうるさ……)
兄(ってこれ家で読んだやつじゃねえかよ……!…)
兄(…もう紙がない……)
兄(…このメンテの説明ねえじゃん…!…)
兄(……っくっそ!!)
ブーーーーーーーン
キキキキキキー
女「ついたわよっ」
兄「あっ、ありがとうっ」
女「………」
兄「……帰るんだよなっ?」
女「……っえ…うんっ」
兄「っよし!本物コール来い!」
女「っっ頑張ってよ!!あなたも絶対この世に帰ってよ!!」
兄「っおう!!俺も生きて帰るっ!!!!」
女「妹さん大事にしなさいよぉお!!!(泣)」
兄「お、おう!!!(泣)」
女「…………(泣)」
兄「…………」
女「………お願いっ」
兄「えっ?」
女「……この世に行ったら…一回…だけ会いに行きたい…」
兄「……っお、おう!!いいぞ!!」
女「……良かった…(泣)…一回だけだから……」
兄「っ来い!!」
女「じゃあ本物コールするね!!」
ギュウ
兄「あっ///」
女「イかないでねっ」
兄「っお、おうっ///」(おっぱい当たってるよっくっそ///)
女「私花を育てるのが趣味なの……」
兄「っそ、そうなんだっ///」(本物の人間のおっぱいってなんか違う気がする
女「だからお花を兄くんに持っていってあげるねっ(泣)」
兄「お!おう!助かる!」(ううっ///立ってきたっ///)
女「じゃあ言うねっ!!!」
兄「お、おう!!」
女「本物だーーーーーーー!!」
兄「っっ………!」
女「……………」
兄「……………」
シーン
女「…………えっ」
兄「っお!おい!どういう事だ!!」
テーテテーッテッテッテ
テーテテーッテッテッテ
兄「っあ!鳴った!」
女「あ!」
大――――当たり―――――――――
バチバチバチピカー
兄「っう!眩しっ」
兄「っよし!!よし!消えたっ!!生き返った!!」
兄(っちくしょうワンテンポ遅れやがった!!)
兄(男さんの時より確実に遅いっ)
兄(くっそ!ちゃんとしろよっ!)
兄「……ふう………あれが…武道館…か…」
バタン
兄「…でか」
ドドド
兄「…もう始まってるのかな?」
ドドドドドドドドド
兄(もう…妹はいるのか…?)
ドドドドドドドドドドドドドド
兄(っとにかく急ごう!!!!!!)
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
いてっ!!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!
んなんだこれは!!???
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!
も、ものすごい数の人間マーク人間が武道館に集まってる!!!!!!!!!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
兄「っなんだ!?とにかく急ごうっ!!!」
タッタッタッタッタッタッタッ
タッタッタッタッタッタッタッ
タッタッタッタッタッタッタッ
ハアッハアッハアッハアッハアッハアッ
ハアハアハアハアハアハアハアハア
【武道館内】
兄「ん!?はああああああああ!?!?」
兄「な、なんだこの数は!??!?」
兄(ぶ、武道館って何人入るんだっけっ!?)
兄(満席の130%?いや150は集まってる…!?)
兄(妹はもういるのか!?くっそ!!人間マーク人間が邪魔で見えねえ!!)
妹『みんなぁっーーーーーーーーー!?』
兄「!!!!!」
妹『今日はあたしの為に集まってくれてありがとうっ!!』
兄「っあ!!いた!あれだ!!小っちゃ!」
兄(ステージにでかいナスの風船?…とにかく茄子だらけだっ!)
妹『やっとここで歌える日が来ましたぁー!!!』
兄(妹の声…)
兄「っどけ!おまえら!てめえらっ!おい!!オラッ!」
カチン!
兄「っか!かてえ!」
妹『あたしがこの姿を一番見てもらいたい人がいますっ!』
カチン!カチン!
兄「痛えっ!痛え!」
兄「っふん!っ!ふん!」
兄「すごくこいつらおめえっっ…………………」
妹『………それはお兄ちゃんですっ!』
兄「!!?!?」
妹『でも今日は来てくれませんでしたっー………、みんなー、ひどいよねっー?』
兄(なんだこれっ?マイクパフォーマンスかっ?)
妹『小さい頃はかまってくれたのにぃー、ちょっと大きくなったらっぽいですよーっ』
兄(……………これ…妹が………本音を言ってるのかっ?)
妹『そして…ついにお兄ちゃんに、いい感じの人ができたんだ………』
兄(俺にいい感じの人っ!?んなバカな!)
兄(俺はエロゲーをやってるだけだぞっ!!その事を言ってるのか!?)
妹『それはあたしの勘違いかも知れないけどね…』
兄(っそうだ勘違いだっ!)
妹『っいや!勘違いじゃないのだっー』
兄(どっちだよ!!…ただキャラ作って喋りたいだけか!?)
妹『お兄ちゃんの事はあたしが一番知ってるんだっ』
兄「えっ」
ドキッ
妹『だからあたしは作戦を立てましたっ』
兄(な、なんだ作戦って!!!!)
妹『お兄ちゃんの学校の有名な遊び人と付き合う事にしましたっー』
兄(!!!!!!)
妹『そうしたらあたしの事心配して、かまってくれるよねっ』
兄(…………妹…)
妹『そんな気持ちを込めて歌いますっ♪』
兄「……妹……ごめんな……俺が悪かったのか……」
妹『聴いて下さいっ』
妹『~~~~~~~~♪~~~~~~~~~~~~~~♪』
兄(…………………………………………)
妹『♪~~~~~~~~~~~♪~~~~~~~~~~~~♪』
兄(なんか分かんないけど…………………………………)
妹『~~~~~~♪~~~~~~~~~~~~~~♪~~~~~~♪』
兄(いい歌だ………………………………………………(泣))
空{メンテナンス終了}
(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)
(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)
(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)
(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)(グニューン)
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちうあああああああああああああああああああああああああああああああゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
兄(メンテで何が起こった……!…)
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
兄(匂いとか関係なくなってる……!……)お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
兄(…それに妹達が全員裸だっ…!…)
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
兄(しかもこの肌っおかしいっ)
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
兄(…触れるだけで…気持ちいい…///……)
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん
お兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しい
兄(…ああ…///…気持ちいい…///)
お兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しい
兄(…ああ…あれ…いつの間にか裸になってる…)
お兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しい
兄(…ああ…気持ちいい…ああ…)
お兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しい
お兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しい
兄(…ああ妹までもう少しだったんだけどな…ああ気持ちいい…)
お兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しい
兄(……俺…死ぬんだろうな……)
お兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しい
兄(…でも俺……けっこう頑張ったんだよ……)
お兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しい
お兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しい
兄(…もう…イキそうだよ…)
お兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しい
兄(…ああ…全部終わったんだ…)
お兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しい
兄(…いや…でも…いいんだ…)
お兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しい
兄(…お兄ちゃんの事好きでいてくれたって事が分かって…)
お兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しい
お兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しい
兄(…ああ…妹の歌が聞こえる…)
お兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しい
兄(…あれ…妹の声が…だんだん近付いてくる…)
お兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しい
兄(最後に顔みたいな…)
お兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しい
お兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しい
兄(…あ、ワイヤーで飛んでる…真上にいるなぁ…)
お兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しい
兄(…高い所苦手なのに…元気に歌ってやがるぜ…)
お兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しい
兄(…あ…もうイクっ…!…)
お兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しい
お 兄 ち ゃ ん が い な い と ダ メ な の ー
♪
♪
♪
♪
♪
♪
♪
♪
♪
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♪♪♪♪♪♪♪
♪♪♪
……………………
……………………
……………………
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
兄(っそうだっ!!妹には俺がいないとダメなんだよっ!!)
兄(っていうか俺自身死にたくねえよっ!)
兄(こんな訳の分からんゲームで死ねるかっ!!くっそ!!)
兄(気持ち良過ぎて思考力も低下してたっ!!)
兄(っ考えろっ!!考えるんだっ!!!)
兄(っ!!!!)
兄(そうだっ!!!)
兄(もうそれしかねえ!!!)
【この間1秒】
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
ブチッ!グリッ!
いでぇ!!!!あああああああ!!!うっ!!!
ブチュ!ブチャ!!
うあああああああああああああああああああああああああああああああああ
ッグチャ!グリッ!!!!グググッ!!
い゛でええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!
兄「ッハァ!ッハァ!ッハァ!」
兄「こんなもんいるかぁあああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」
兄「なんでち×このせいで死ななきゃなんねえんだぁああああ!!!!!!!!」
兄「こんなのいるかぁ!!!!」
ッポイ!!!!!!
兄「いっ、いでえ!!!」
お兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しいお兄ちゃん欲しい
兄「!?裸の妹達が俺じゃなくて俺のち×こにむらがりはじめたっ!!」
兄「ううっ!すごい光景だっ!!!気持ち悪っ!!!」
兄「オェェェェェ!」
兄「本物の妹はっ!?」
兄「あ!いたっ!高いところで泣いてる!!!」
兄「あいつ高いところ苦手なくせにっ無理したからだっ!」
兄「届くか!?」
兄「……よし……あの裸の妹達のかたまりにのぼればっ!!」
兄「…本物っ…!…待ってろっ…!」
タッタッタッタッタッタッ
タッタッタッタッ
兄「はぁ…はぁ…おい!妹!」
妹『……(泣)え!?お、お兄ちゃん!!…なんで裸なの…!?』
兄「今行くから待ってろっ!!!!」
妹『…お兄ちゃん!ちんちんない!!』
登り登り登り登り登り登り登り
兄「今行くからなぁっ!」
妹『キャー!来ないでー!』
兄「うっ!よしっ!ジャンプすれば届くかっ!?」
妹『気持ち悪いぃ…痛くないの?…お兄ちゃん……』
兄「今飛ぶからなぁ!!!」
妹『え!?なんで飛び付くの!?』
兄「本物コールのためだ!!」
妹『え?』
兄「おりゃ!」
ザッ!
ガシッ!!
妹『キャー!!』
兄「やったぁ!ハアハア!飛び付けたっ!ハアハア!」
妹『離れてー!!』
兄「離れたら落ちるわっ!!!」
妹『こわいー(泣)』
兄「…ごめんなっ…かまってやれなくてっ」
妹『……えっ!?もしかして聞いてたの?』
兄「あ、ああ…」
妹『…恥かしぃー…バカァ///』
兄「…ごめんなっ///」
チュ
チュッチュッチュッ
ペロッチュ
チュッ
兄「…ほ、本物だっ///」
妹『っはぁ?///何言ってるのお兄ちゃん///』
兄「本物だっ!これが本物っ!俺にも分かったっ!!!」
妹『っえ?どうしちゃったのお兄ちゃん…?』
兄「これがっ!本物だっー!!!って感じが分かったっ!!!」
兄(……………あ!)
兄(!!!!!!!)
兄(心の準備ま整わないまま本物コールしちまったっ)
兄(………っ!?)
兄(……どうなるっ!?)
兄(…………)
シーン
兄「おい!本物コールしたぞっ!どうなる!!!」
兄「本物だーっ!!!これがが本物だーっ!!」
妹「………」
兄「っなんで何も起きないっ!」
兄「お、っおい!遅過ぎるぞっ!!」
妹「…本当に…どうしちゃったの…?」
兄「おかしい!!これは!」
兄「おい!なんで何も起きないんだっ!」
ドロドロドロンー
ドロドロドロンー
兄「…音!?」
兄「…!?」
兄「…音が違う!?」
兄「なんでだ!おい!」
兄「おい!正解だろ!おかしいぞ!!」
兄「俺は間違ったのか!」
妹「……お兄ちゃん!?…落ち着いてっ!!」
兄「間違いな訳ないだろお!」
兄「説明しっ
痛っ
ろっ!!!」
兄「!???」
神?「………」
兄「…あ!…お前は!…」
神?「おかえりなさい、お兄ちゃん」
兄「…っここは!?…」
神?「最初にあなたが来た場所です」
兄「お、お前は!あの最初にいたやつっ!」
神?「はい、そうです」
神?「あなたはとんでもない事をしてくれました」
兄「っは!?……俺は間違えたのか…!?」
神?「いえ、あなたは見事正解しました」
兄「っじゃ……じゃあなんで俺はここにいる!?」
神?「……上の方があなたに会いたいと言っています…」
兄「上の方って誰だっ!?」
神?「…神様です」
兄「っか、神様!?」
神?「こんな事はありえない…ただの人間が神様と顔を合わせるなんて……」
兄「っなんでだよ!正解ならすんなり帰らせろよ!」
神?「…多分神様…怒ってます…」
兄「…神様が俺を怒ってる…!?…」
神?「…あちらの長くて細い道の先の扉の向こうにいます…」
兄「…あそこに行けばいいんだな…」
神?「……はい…」
兄「分かった……」
トボトボ
神?「あなたは良く頑張りました」
トボトボ
兄(神様ってあの神様か…?)
兄(よく…みんなが祈る神様か…?)
兄(そんなやつに俺は今から会うのか…?)
兄(そして怒られるかも知れないのか!?)
兄(どうなるんだ俺っ!!!)
兄(っこわい!!)
【扉前】
兄(っふう…)
兄(緊張するっ!)
兄(ハァ……)
兄(あれっ?ち×こがあるし、服も来てる)
兄(最初に来た時と同じ服だ)
兄(あれは本当に別の世界の事だったんだ…………)
兄(…って今は神様に会わなきゃ…!!)
兄(っよし!俺は開けるっ!)
兄(いくぞっ!!)
兄(開けるしか道はないっ!!)
兄(ちょっとこわいけどおりゃああああ!!!!!!)
ギギギギギギギギバタンッ!
兄「!!!!!!」
兄(い、イメージ通りの神様だっ!!!)
兄(椅子に座ってる!!!)
神様「………」
兄(絵本に出てきそうだぜっ!!)
神様「そこに座りなさい」
兄「っは!はい!」
兄(喋ったぁ!!!)
兄「失礼しますっ!」
スワリ
神様「さっそくだが……」
兄「…っはい!」
神様「私はお前が嫌いだ」
兄「は!?」
神様「私はお前が嫌いなんだ」
兄「っはい!?!!?」
兄「…嫌い…?」
神様「なんでお前は課題を真面目にやらなかった」
兄「え?と言いますと」
神様「真剣に見つけようとしないで、こっちの隙間ばっかり狙っていた」
兄「っあ、……すいません……」
神様「隙間ばっかり攻められたら、こっちも困るんだよ、分かるかい?」
兄「あ…はい………」
神様「だから少々難しくして殺してしまおうとしたら」
兄「……」
神様「君はクリアーしてしまった」
兄「……はい」
神様「君は愛が少ない割に性欲が強過ぎる」
兄「っえっ」
神様「だからこのまま生き返す訳にはいかない」
兄「はい?」
神様「インポにして生き返そうと思う」
兄「っえ!?」
神様「君は生き返すけど、インポにする」
兄「っなんでだよ!」
神様「お前はそのちんぽで迷惑をかける」
兄「……子供とかはどうするんだよ」
神様「いやお前に子供はいらない」
兄「っは!?」
神様「お前の顔嫌いだし」
兄「っは!?!?!」
兄「お前俺の事嫌いだろ!」
神様「だからそう言ってるじゃないか」
兄「っいやだよ!!エッチしてえよ!」
神様「ダメだ」
兄「なあ………それは絶対なのか……?」
神様「ああ、当然だ」
兄「なんでお前にち×こインポにされなきゃなんねえだよっ……!」
神様「私が神様だからだ」
【扉前】
神?(あいつ…ダメだろうな…)
神?(あいつ死んだかな?)
神?(一番難しい課題やらされるかな?)
神?(虫にでもなったかな?)
神?(関わった人間として知りたいなっ)
神?(ちょっと覗いてみよう)
ギギギギ
神?「!!!!!!」
ボコッボコッバコッバコッバコ
神?「っけ!!喧嘩しているっ!!」
ボコッボコッバコッバコッバコ
神?「に、人間と神様が喧嘩しているっ!!!!そんなばかな!!」
ボコッボコッバコッバコッバコ
神?「っし、しかもいい勝負をしているっ!!!!」
ボコッボコッバコッバコッバコ
ボコッボコッバコッバコッバコ
神?「っこ、こんな事がある訳がっ!」
ボコッボコッバコッバコッバコ
神?「俺はどうすればいい!!!」
ボコッボコッバコッバコッバコ
神?「あ゛!神様が右アッパーで倒れた!!」
バタンッ!
兄「っはぁ!っはぁ!っはぁ!っはぁ!」
神?「お、お前何をしている……」
兄「見りゃ分かるだろ!喧嘩だっ!」
神?「…お前この人が誰だか分かっているのか?」
兄「っ神様だっ!強かったっ!」
神?「…俺もそんなに喋った事ないんだぞ…なんで倒した…」
兄「むかついたっ!!」
神?「むかついたのか…?」
兄「お、おい!俺を帰らせろ!!」
神?「…お前帰したら……俺……神様に怒られない?」
兄「知らねえよ!そんな事っ!」
神?「…………」
兄「お前も喧嘩するか!?」
神?「ひ、っひい!」
兄「帰るにはどうすればいい?」
神?「こ…これに乗れ…」
ウイーン
兄「っじゃあな!ありがとな!最初ムカついたけど許すわ!」
神?「っあ、ありがとう…」
ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ
ブオオオオオオオオオオオオオオオオ!!
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
ゲッホ!!ゲッホ!!!!ゲッホ!ゲッホ!!!!!ゲッホ!ゲッホ!!!!ゲッホ!!!!ゲッホ!!!ゲッホ!!
く、苦しい…
息が…
スーハースーハースーハースーハー
ハアハアハアハア
なんだこれは
ハアハア
兄「ハア…ハア…」
兄「なんだっ?」
兄「俺酒くせっ!!」
兄「俺お酒飲んだっけかぁ……」
兄「ああ…妹を説得するために…」
兄「勢いつけるために飲んだんだった……ハア…ハア……」
兄(!!!!?)
兄(柱にろ、ロープ?そうだっ、俺さっき妹を説得しようとして………襲っちゃって拒絶されて………すごいショックで………)
兄(勢いで首吊りしちゃったんだった!!!)
兄(っあぶねえ!!!生きてる!!!)
兄(はぁ……)
兄(なんだか長い夢を見ていた気分…)
兄(妹に合わす顔がねぇ…………)
バタバタバタバタ
妹「………お兄ちゃん……」
兄「っあ!!妹!!……………」
妹「………さっきの話本当………?」
兄「………ああ……」
妹「じゃあ……彼氏と別れよっかなぁ…………」
兄「え!!?!」
妹「……でも…そしたら…」
兄「…う…うん…」
妹「…前みたいに……もうちょっとかまって欲しいなっ///」
兄「………えっ///」
妹「……………///」
兄「…お……おう………………////」
妹「………約束だよっ///」
兄「……う…うん…/////」
妹「………あとさぁ…」
兄「……っ何?…」
妹「お兄ちゃんあのお花屋さんの………バイトの子……好きでしょ?」
兄「…っす、好きじゃねえよ!!ただの友達っ」
妹「…うそだぁ」
兄「……え?」
妹「…私分かるんだもんっ」
兄「……はぁ?友達だよ!俺に女友達いちゃ悪いかよっ!!」
妹「えーっなんか違うもんっ分かるもんっ」
兄「うるせー」
妹「何年か前にタダでお花を持って来たのも見たもんっ」
兄「っあれは………………あいつなんで持って来たんだっけ………?」
妹「とぼけないでっー」
兄「…と、とぼけちゃいないっ!」
妹「でもいいのっー我慢するからっ!」
兄「…我慢って」
妹「じゃあねっ///」
バタバタバタバタバタバタ
兄(……妹……)
兄(……………………………………………………………)
兄(…………妹…………………………………………………)
兄(…あいつ…………)
兄(……乱暴したの………許してくれたのかなっ…………………)
兄(………ごめんなぁ………こんな兄貴で…………………)
兄(……俺……エロいんだよ……………)
兄(………死んだほうがいいよな………………………)
兄(………純粋な………お前には…不釣り合いだ……)
ァン
兄(ん?)
ァン
兄(ん?)
アン
兄(ん?)
アン
兄(ん?)
アン
兄(この声…妹の部屋からだよな?)
アン
アン
兄(…)
アン
兄(…あいつ何やってんだ?)
アン
兄(…)
オッキイ
兄(!!)
兄(ま、まさかっ!!?!)
アン
兄(……)
オッキイ
兄(!!)
アン
兄(…)
アン
兄(…)
アン
兄(…)
オニイチャン
兄(!!)
ガラッ!
兄「っびびった!!」
母「あんた!高かった茄子私がいない間に食ったでしょ!!!」
兄「は、はあ!?なんで俺が勝手に茄子食うんだよ!!!!!」
-END-
881 : 以下、名... - 2009/10/12(月) 20:30:34.28 oY6gcHTuO 271/271
>>1です
読んでくれた人
保守してくれた人
ありがとうございました