1 : 以下、名... - 2018/03/02 15:54:37.20 vxv1LJHp0 1/10

「し、司令官……その……して……欲しいの……」

提督「ん、なんだって?」

「だから、耳かき……して欲しいの///」

提督「急になんだ?なんで私なんだ?」

「その……ね。いつもは鳳翔さんにやってもらってたんだけど、その……響とケンカしちゃって……」

提督「ん~?話が見えてこないな。それでどうして私がすることに?」

「あ~う~……頭くらいきちんと洗ったらって言ったら、響から暁だって耳掃除一人で出来ないじゃないかって言われて……それで……でも怖くて……」ぐすっ

提督「分かった分かった、ほら泣くな、やってやるから」

「ほ、ホント!?」

提督「……響には内緒にしといた方がいいんだよな?」

「べ、別に……それは……」

提督「はいはい」なでなで

「なっなでなでしないでよっ!子供あつかいして!」

提督「でも耳かきが怖いんだろ?」

「司令官のいじわるっ」っかすんぷ

提督「ははっ、ごめんごめん。お詫びに耳かきが怖くなくなるくらい気持ちよくしてあげよう」

「何よ、それ。そんなの信じられないわ!」

提督「む、これでも少しはかり自信があってね。言っておくぞ、暁は自分から耳掃除をしてくれと頼んでくるだろう」

「ふ~ん……」じとー

提督「その目は信じてないな。まあ百聞は一見に如かずってな。ちょっと準備してくるから私室に行っててくれ」

「……あ、ありがとう……」

提督「どういたしまして……っと、そうだ、ちょっと失礼」ぐいっ

「きゃっ、な、何するの?」

提督「ふむふむ、暁はあめ耳か」

「あめみみ?」

提督「猫耳とも言うが、耳クソがネバネバしているタイプの事さ。乾燥していたら耳かきでかき出すんだが、あめ耳の場合は綿棒で吸わせるから、多少掃除の方法が違うんだ……しかし……だいぶ長い事やってないんじゃないか?」

「それは……その……ふにゃぅ///」

提督「これは楽しむだな!」ぽんっ

「ふえっ?」

提督「やりがいがあるからさ。さって、ワクワクしてきたぞ。ほれ、早く早く」

「ちょっと、押さないでよ~」


元スレ
暁「司令官……その……耳かきを……して欲しいの……」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1519973676/

2 : 以下、名... - 2018/03/02 15:55:10.10 vxv1LJHp0 2/10

提督「と、いう訳で準備万端だ」

「……消毒薬?」

提督「ノンノン、それは耳の洗浄液だ」

「……他にも変わった形の綿棒があるわ……。鳳翔さんは普通の綿棒でしてくれるだけだったけど……」

提督「ふふふ、怖いか」

「てんりゅーの真似は上手くないわね……」

提督「司令官の本気を見るのです!」

「……さっきからテンションがおかしくないかしら」

提督「いやいや、どう暁堕とすか楽しみなだけさ」

「へ?」

提督「いや何でもない。目一杯気持ちよくしてやるからな!」

提督「まずはベッドに横になって……そうだな、私がベッドに腰掛けるから、頭を私の膝にのっけて、ああ、上向きになって」

「お、お願いしまひゅ///」コロン

提督「さて、じゃあまずは……」

「ごくり」

提督「お腹のマッサージからしようか」

「ふえ?お腹?」

提督「気持ちよくするって言っただろ。このマッサージはとっても重要なんだ」

「耳とお腹って全然関係ない様に思えるのだけど……」

提督「普通はそうなんだけどな。耳かきをする時になんで気持ちよくなると思う?」

「えっとえっと……」

提督「実はな、迷走神経といわれる神経が関係しているんだ。その迷走神経を刺激することができるから、気持ちいいと感じてしまうんだ」

「ふ~ん」

提督「そしてこの迷走神経は色んな所に枝分かれして繋がっていてな、その一つが内臓、つまりお腹にも繋がっているんだよ」

「あ、分かったわ!だからお腹をマッサージするのね」

提督「うん、そうだね」

提督(実はお腹の上を揉んだってさほど効果はないんだが、プラシーボ効果と別の目的の為にはもっともらしいことを言うのが効果的なんだよな)

3 : 以下、名... - 2018/03/02 15:55:36.08 vxv1LJHp0 3/10

提督「じゃあ、お腹を出してくれるか?」

「う、うん」ぺろん

提督「……可愛いお腹だな」

「はにゃっ///」

提督「それじゃあ……」もみもみっ

「ふにゅっ///う……ふうっ……んっ」

提督「くすぐったいか?」もみもみ

「……少し……」

提督「うん、いい兆候だ。暁は敏感だな」ぐにゅっ

「お、お腹とか触られた誰でもくすぐったくなるわよ」

提督「じゃあ……こんなのはどうだ?」さわさわ

「はぁ……んっ!」ビクビクッ

提督「指の先の先、爪の先だけを肌に触れさせるように……」す~っ

「ひうっ……ん……はっ……あ……あっ……」ビクビク

提督「お腹全体を指先だけで撫でまわすように……」

「し、司令官……くすっ……くすぐっ……たい、んっ」ひくひく

提督「うんうん、いい反応だな。暁はえらいぞぉ」なでなで

「え、えらいって///」

提督「そうやって私の手に、指にだけ集中するんだ」

「しゅう……んんっ!」ビクン

提督「だんだん、気持ちよくなっていくからな」さわさわ

「ふっ……んはっ……ほんっ……とっ?」

提督「ああ、今だって、気持ちいいと思ってるんじゃないのか?」さわさわ

「わかんなっ……いいんっ!」ビクビクビクッ

提督「……しばらくこうしてマッサージを続けてたら、もっともっと気持ちよくなるよ……」

「ほんとにっひぃっ!?」ビクン

提督「ああ、こんな風に下腹を……」シュッ

「んぁああぁっ!」ビクビクッ



4 : 以下、名... - 2018/03/02 15:56:09.84 vxv1LJHp0 4/10

提督「どうだい?暁」さわさわ

「んっ、はっ……はっはぁぁっ///」ひくひく

提督「あかつき」ピタリ

「はっ、はっ……あ、あれ……?しれぇ……かぁん?」ピクン

提督「だいぶ性か……感覚も高まってきたみたいだからね、次の段階に行こうと思うんだ」

「あ……次……?」

提督「そう、目的は耳かきだよ」

「そ、そうね……」

提督「心配しなくても……耳かきはもっと気持ちいいよ」ぼそっ

「んんっ///」ビクンっ

提督「……じゃあ、本当に気持ちよくなれるようになったか、ちょっと検査してみようか」

「う、うん、どうするの?」

提督「唾液、だよ」

「唾液?」

提督「そう、そんな風に体が気持ちよく成りたがっている時の唾液はね、すっごくとろとろになるんだ」

「で、でも唾液なんてどうやって……」

提督「それはね……こうやってだよ」ぐちゅり

「うふんっ!」

提督「さあ、暁。私の指に舌を絡ませて」くちゅくちゅ

「うんっはっ……ひゅんっ」びくびく

提督「ああ、言い忘れてたけど、口の中にも迷走神経は走ってるんだ。だから……さっきお腹を撫でられている時よりもっと気持ちいだろう?」ぐちゅんっ

「んひいっ///あむっ……ちゅっ……」

提督「歯磨きするみたいに指を歯茎に沿わせて……」ぐちゅんぐちゅん

「んちゅぅ……はふっ、はあっ……ふーっふーっはひゆぅっ!」

提督「口蓋……口の、この天井部分は特に気持ちいいぞっ」ぐっちゃぐっちゃ

「んん~~っ!」ビクンビクン

提督「さて……唾液を調べるかな……」ぬちゃぁ

「ふ……んふっあはぁっ///」とろ~

提督「見てくれないか、暁」

「ふえっ……?」

提督「こ~んな糸を引くような粘っこい唾液だぞ」つつー

「やぁ……んっ」

提督「これはもう、暁の体はとっても気持ちよくなれる体になってるぞぉ」

「そんっなぁ……そんなっ///」

提督「嫌がる事ないじゃないか。私は暁がこんなに正直な体でとっても嬉しいぞぉ」

「え……」

提督「えらいぞ、暁」なでなで

「ふぅっ、んっ……んんっ///え、えらいの、暁?」

提督「ああ、もちろんだよ」なでなで

「そ、そうなんだっ///」ドキドキ

5 : 以下、名... - 2018/03/02 15:57:27.79 vxv1LJHp0 5/10

提督「じゃあ……手を拭いて……。お待ちかね、耳かきの時間だ。さ、右耳からしようか」

「はぁっはぁっ……うんっ///」ころん

提督「まずはこの、匙みたいな形をした普通の耳かきを使おうか」

「え……?でも暁はあめ耳だからって司令官が……」

提督「そうだね。でも暁はずいぶん耳垢が溜まってるみたいだから、ぬちゃぬちゃの耳垢が耳の外に押し出されてきて入口に溜まってしまってるんだ」

「え、やだぁ///」

提督「これを下手に綿棒でぬぐおうとすると、中に押し込んでしまうかもしれないからね。だからこれで掻き出すんだ。ついでに外耳のひだの部分に溜まった垢やゴミも取ってしまうよ」

「うん」

提督「じゃあ、いくよ」ぐいっ

「…………あ」ドキドキ

提督「まずはひだ……じゃなくて入口だぁっ!」カサッ

「んんんん~~っ!」ビクン

提督「入口付近に積もってる耳垢を丁寧に」カサカサ

「あんっ!~~っ!はぁっ///」

提督「ふふっ、たくさん取れるなぁ」

「あっ、いやぁ///」

提督「次はひだを……」カシュッ

「んうぅっ!ひぅっ!」

提督「丁寧に、傷つけない様に優しく掻く様に……」ゾゾゾッゴソッ

「はぁっ…………あ、ん~~っふぅ……ん」ビクビク

提督「最後は綿棒で残らず拭き取っていく……と」

「あっあっあっあっ……あかちゅきぃ……もおっ!あっあっ///」ひくひく

提督「さあて、じゃあ、これで終わりだぞ」ピタリ

「ふぅ~っふぅ~っふっ……ふえっ?」


6 : 以下、名... - 2018/03/02 15:57:54.24 vxv1LJHp0 6/10

提督「耳かきっていうのは、実はそんなにしなくてもいいんだよ。まあ、週一くらいかな」

「…………」

提督「それから耳の中まで綿棒を突っ込んでするのも、暁には必要ないしね」

「ど、どうして?」

提督「きちんと耳垢を外に押し出す機能が働いてるからね。だからだよ。外の部分を拭き取るくらいで十分なのさ」

「そう、なんだ……」しゅん

提督「でも、中に突っ込んで掃除すると……とっても気持ちいいんだけどね、とっても」

「…………」ごくり

提督「さって~、片付けないとなぁ~」

「し、司令官、続きをしてもいいのよ?」

提督「いやぁでも暁は耳掃除が怖いって言うし?無理には良くないよなぁ」

「……む、無理にじゃ……ないし……」

提督「……なあ、暁。人にお願いするときはどう言えばいいんだっけ?」にやにや

「……あ……その……あ……」

提督「ん?」

「耳掃除……やってほしい、の」

提督「今言っただろ?医学的観点からは暁に耳掃除をする必要はないって」

「もう、司令官のいじわるっ」

提督「ん?聞こえなかったな。私も耳掃除をしないといけないかな?」

「……あ、暁に耳掃除して……」

提督「うんうんそれで?」

「それで……」

提督「どうして欲しい?暁はどうなりたいんだ?」

「きっ…………」

提督「き?」

「気持ちよく、してくださいっ!」

提督「…………」にやぁ

提督「……いいだろう」

「ふわぁ」ぱぁぁっ

7 : 以下、名... - 2018/03/02 15:58:45.36 vxv1LJHp0 7/10

提督「暁、この綿棒を見てごらん」

「す、すごく大きくて……それに……」

提督「ごつごつしてるだろう?これを今から暁の穴に入れるんだ」

「ふぁ……あ……」ドキドキ

提督「それからな、あめ耳の掃除はちょっとやり方があるんだ」

「どう、するの?」

提督「普通に入れてしまったら、耳垢を押し込んでしまう。だから、入れる時には壁に当たらないようにそっと入れるんだ」

「そ、そんな太いの……無理ぃ……」

提督「暁が少し動いただけでダメになっちゃうだろうな」

「ふぇぇ///」

提督「だからな……こうして……がっちりと……」

「あっ、司令官。そんな風に暁の頭を抱きしめたら何も見えないわ」

提督「ふふふ……その代わり、この綿棒に集中できるだろう?という事はもっと気持ちよくなれるぞ」

「あっあっ……」ごくり

提督「さあ、入れるぞ……」

「ああっ……はっはっはっ……」

提督「すこーしずつ……」

「あっあっあっ……」

提督「今入って行ってるからな」

「はーーはーー///」どくんどくん

提督「もうちょっともう……」にやり

提督「…………」ぐりゅん

「あああぁぁぁぁぁぁぁっ!!」ビクンビクン

提督「壁に押し付けてグルグル回しながら……」

「あんっ!ああっ!!あはぁっ!!!」

提督「引き抜く!」ごそっ

「ひぎっ……!ーーーーーーーっ!!」ピーン

提督「どうだ?暁」

「~~~~~っ」ビクンビクンビクン

「っ!はっ!……はぁっはぁっ///」

「あっあぅっ///あかつっきのっ///」

提督「まったく、暁は可愛いなぁ」なでなで

「はふぅぅっ///」

提督「そうそう、暁」

「……ふぅふぅ……?」

提督「まだ終わってないからな」

「ひきゅんっ///」




8 : 以下、名... - 2018/03/02 16:00:01.81 vxv1LJHp0 8/10

提督「洗浄液を付けた綿棒で耳奥をこすられるのはどうだ?」ごしゅごしゅ

「んひぃっ!ああったまにょにゃかが……こしゅこしゅりゃれてへ……!んあ゛~~!」



提督「外耳道の中心位にはツボがあってな」ホジホジ

「あ゛っあ゛っ!あ゛あ゛~~っあ゛あ゛~~~っ!!」


提督「ああ、まだ、右しかしてないって覚えてるか?」

「ありぇ、しょんにゃ//////」

9 : 以下、名... - 2018/03/02 16:00:35.10 vxv1LJHp0 9/10

大淀「暁ちゃんの入渠がもう間もなく完了するようです」

提督「ふむ、最終作戦、あいつらの奮戦が無ければ突破はならなかったな……この二週間よく頑張ってくれたと伝えておいてくれ」

大淀「……それは……やぶさかではありませんが……提督ご自身が伝えられた方が喜ぶのではありませんか?」

提督「んっ、まあ分かってはいるのだが……新しく入ってきたグラーフやイントレピッド、それから次の作戦に備えて坊の岬沖組を鍛えるための計画を練らねばならんし……」

大淀「そちらは私がしておきます。ですので是非」

提督「そ、そうか?悪いな、それじゃあ……」

「…………」ガチャリ

大淀「あ、暁ちゃん!今提督が……」

提督「暁!今から会いに行こうと思っていてな、ちょうどよかった」

「……暁も」

提督「……どうした、暁?様子がおかしいが……」

「……だめ……だったの」

提督「ダメ?そんなわけないぞ、暁は最高……」

「違うの!」

大淀「あら?暁ちゃん、その手に持ってるのは……?」

提督「……」たら~

「司令官のじゃないと駄目だったの!」

大淀「提督の?なんでしょうか」

提督「あ、あかつ……」

「司令官の棒じゃないと全然気持ちよくなかったの!」

大淀「ふぁぁーーーーっ!?」

青葉「今の話を詳しくお願いします!」

提督「青葉お前どこから湧いた!」

「司令官がやりすぎるとよくないって言うからずっと我慢してたの……それで、我慢して我慢して、二週間ぶりに私の中に棒を突っ込んだの」

青葉「こ、これはスキャンダルの予感!!」

提督「いやいやいやいや誤解だからな!暁!わざとやってないか!?」

大淀「け、憲兵……」ガチャ

提督「まてぇ!!受話器を置けぇ!!」

「でも、司令官が入れてくれた時とは違って全然気持ちよくなくて……」

青葉「ふおぉぉぉぉっ!!」

「でもでもっ司令官がしてくれたこと思い出したらきゅうんっってなって……んはぁっ///」

青葉「こここ、これは特大スクープですよ!司令官が無垢な暁ちゃんを調教!肉欲に堕としてしまったのですね!」

提督「人聞きの悪い事いうなぁ!」

「ひれいかぁん///お願いします、気持ちよく、して?」

提督「暁ぃぃぃ!!」


10 : 以下、名... - 2018/03/02 16:04:16.88 vxv1LJHp0 10/10

以上、読んで下さりありがとうございました
きっと対馬チャンに耳かきしてもらったら、奥の方が危険とか言って鼓膜を破ってくれたあとに危険だからってどんな場所でも付いてきてくれるんじゃないでしょうか……閃いた!
それでは皆さんも良い駆逐ライフを~

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