幼馴染「な、なんで追い掛けてくるのぉ!」
男「逃がすな!」
妹「追え!エッチなことするのだ!」
幼馴染「や、やめてよお!」
元スレ
男「居たぞ!幼馴染だ!追えー!逃がすな!」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1499542912/
幼馴染「い、行き止まり…」
男「ハハハ、観念しろ!」
妹「兄貴、見ろよあの顔!蝕のときのキャスカみたいな絶望っぷりだ!」
男「絶望先生も真っ青だな!」
妹「では、エッチなことするのだ!」
男「エッチなことしてやるぞ!」
男&妹「よし!」ヌギヌギ
男「妹よ!俺のおち○ちんを引っ張れ!」
妹「あぁ!」ミヨーン
妹「すごいぞ!道幅いっぱいにおち○ちんが伸びた!!」
男「どうだ、幼馴染!逃げるにはこのおち○ちんをどうにかするしかないぞ!」
妹「リンボーダンスか幅跳びか、選ばせてやる」ククク
幼馴染「ひいい」
幼馴染「は、幅跳びで」
男「幅跳びときた!!」
妹「どうも兄貴のおち○ちんを越えていくつもりらしい」
ミヨーン!
男「さぁ、跳べ!跳べ!イサミ!」
妹「ハートを磨くっきゃない!」
幼馴染「うう…」タタタッ
ピョンッ!…ダンッ!
男「うぎゃあああああああああッ!!!!!」
妹「あ、兄貴!!」
幼馴染「あわわ、ごめん!わざとじゃ!」
妹「こ、こいつ兄貴のおち○ちん踏みやがった!ゴム跳びじゃないんだぞ!!」
幼馴染「そんな昭和の遊び知らないよぉ!」
男「いてぇ…いてぇよ!」
妹「兄貴を見てみろ!泣くぞ、すぐ泣くぞ、絶対泣くぞ、ほら泣くぞ!」
男「幼馴染なんて大っ嫌いだ!」
幼馴染「ご、ごめんね!」タタタッ
妹「逃がすな!追え!」
バッセン――
幼馴染「人が多いここまで来れば…」
男「とーれないボールがあーるものかーっと」
妹「兄貴は柔道漫画が好きなんだな!」
幼馴染「!?」
妹「ふん、我等兄妹から逃げるなんて甘いわ!」
男「知らなかったのか?大魔王からは逃げられない!」
妹「兄貴はとんだバーン様だな!」
幼馴染「ひいい!」
男「幼馴染!!俺から逃げたくばバッティングで対決だ!」
妹「大きく振りかぶって!」
幼馴染「バ、バッティング…?でもあたしやったことないよ!」
男「ガタガタ抜かすな!!俺もパワポケしかしたことないわ!」
妹「兄貴はいつも武美を爆発させて枕を一人濡らす男だぞ!!」
男「ただし、ルールは特殊なものを用意した!」ククク
妹「これから考えて説明してやるから震えて待て!」
幼馴染「え、えええ?」
妹「よし!閃いた!!」
男「お!心なしかロマサガの効果音が聞こえたぞォー!さすが我が妹!」
妹「えへへ…では、説明する!名付けて!『打ったらズニュっと!バッティング対決!』」
幼馴染「なんか年末のバラエティじみてきたよぉ」
男「めでたいな!」
妹「ルールは簡単!妹のほうで、ボールに色んなモノの名前を書いてみた!」
妹「例えばこんな具合に『爪切り』『イチゴ』なんかだ!」
妹「対戦相手が打ったボールがヒット性の当たりだったら、ズニュっとボールに書いてある名前のものをアナルに入れるのだ!!」
幼馴染「え、えー!!?」
男「な、なんたる過酷なルール!!男塾に出てきそうだ!!!」
妹「ガハハハ、最初は兄貴だ!」
男「うむ!!妹よ、お兄ちゃんの勇姿を網膜に焼き付けろ!」ブンッブンッ
スカッ、スカッ、スカッ、スカッ、カキン!
妹「ヒット性の当たりは一本だ!さぁて、気になる内容は…」
男「『ローター』!なんとオーソドックスな!」
幼馴染「や、やめてよぉ!」
妹「えぇい、暴れるな!」
ズニュ!
幼馴染「うあっ!」
妹「ククク…(力が入りにくかろう。このルールは性質上、先攻が圧倒的に有利なのだ!!)」
幼馴染「う、う、ううう…」プルプル
男「おい、見てみろ!幼馴染がプルプル震えてるぞ!」
妹「奴にはトリセツが必要だな!!」
幼馴染「え、えいっ!!」
カキン!カキン!カキン!カキン!カキン!
妹「!?」
男「え?…お、あ…は?」
妹「ヒット性の当たり…4本…!うち2本はホームラン…今年の巨人のドラフトは決まりだな!」
男「ひえぇ」
幼馴染「最初は…これ大丈夫かな…跳べ!イサミのDVDボックス」
ズニュ!
男「あぎいいい!?」
幼馴染「次はバット…次はドジョウ」
ズニュ!ズニュニュ!
男「おっ…ほ…!!」
妹「兄貴!大丈夫か!」
男「は、腹の中でドジョウが魔方陣グルグルしてやがる…ッ!」
妹「魔方陣はよけいだろ!」
幼馴染「最後にダイナマイト」ズニュ
男「み゙い゙い゙い゙い゙い゙いッ!?」
男「あぎぎ…お、幼馴染テメェ」ピクピク
妹「あ、兄貴ィー!!幼馴染!下手に出てたら調子づきやがって!」
幼馴染「え、えぇっ?あたしルールに沿ってやっただけで…」
男「言い訳無用!!」
妹「天地無用!!」
男「こうなりゃ力ずくでエッチなことしてやる!」
妹「壊れるほど愛しても3分の1も伝わらないからな!!」
男「神様はなんも禁止なんてしてない。愛してる。愛してる。愛してる」
妹「兄貴!それは二分の一だぞ!!」
幼馴染「や、やめてってば!もう勘弁してよぉぉぉ!!」タッタッタ
幼馴染宅――
幼馴染「ハァ、ハァ、ハァ…」
幼馴染「い、家まで来ればあの二人も…ハァ、ハァ…」
ガチャ!
男「おかえり!」
幼馴染「!?」ハァハァ
妹「息遣いが彼岸島みたいだな!!」
幼馴染「ひいいっ!!」
男「反応も彼岸島みたいだな!!」
男「ちなみに俺は彼岸島より藍蘭島が好きだ!」
妹「妹は初音島が好きだ!!」
幼馴染「な、なんで家に…もうやめてよぉ!」
幼馴染「玄関に…!」タッタッタ
男「おっと!キマリ通さない!」
幼馴染「!」
妹「兄貴!ナイス!そーら、幼馴染、掴まえた!」ガシッ
幼馴染「や、やめて!痛い離して!」
男「おとなしくしろ!アームロック!」
妹「音無響子!めぞん一刻!」
男「ハッハッハ!まぁ上がってくつろげ!」
妹「腹が減ったろ?兄貴が料理を作ったぞ!」
男「召し上喰霊ッ!」
ゴトッ!
幼馴染「うっ…ドジョウの蒲焼き…!?」
妹「ドジョウご飯もあるぞ!」
男「ドジョウの寿司もあるぞ!寿司食いねィ!」
パクッ…
幼馴染「う、うう…」ムシャコラムシャコラ
妹「もっと美味しそうに食え!」
男「ちゃんと噛めや!ほら早く!」
妹「ギガントマキア!ベルセルク!!」
幼馴染「も、もうゆるひて…」オエッ
妹「ちゃんと食え!兄貴が傷付くだろ!ほら、街で集めたベンツのエンブレムあげるから!」
幼馴染「いらないよお!なんでカイジみたいなことしてんのよぉ!!」
男「おら食べろ!」
妹「ドロヘドロ!」
幼馴染「うええ!」
男「騒ぐな!飲み込めェ!!」
妹「アスカ!ラングレー!!」
幼馴染「ひいっ…ひいい…」
妹「チッ…なら食欲が沸くように、食の安全さをアピールだ!!」
男「というと?妹」
妹「昨今、安全性は問われてる。だからスーパーでも〇〇さんが作りました、と生産者のことが紹介されたりしてるな!
生産者と消費者の壁をなくそうという試みじゃけえのう!!」
男「確かにみるな」
妹「だからドジョウさんの生産者と対面、養殖池をご覧に入れさせる!!」
男「それはいい考えだ!」
幼馴染「い、いいからそういうの…」
妹「兄貴のアナルに顕微鏡を挿入!」ズニュ!!
男「んあっ!」
幼馴染「!?」
妹「さぁ、ご覧に入れろ!!」
幼馴染「う、うう…わ、分かったよ…」
ドジョウ「」ギョロ
ドジョウ「」ギョロ
ドジョウ「」ギョロ
幼馴染「う、おえっ…うええ!」タッタッタ
妹「えづいてやがる!しかもキッチンに向かったぞ!」
男「ほっとけ、ほっとけ!吐くだけだろ!やつは逃げられんよ」
幼馴染「」フラフラ
男「ハッハッハ!まだドジョウ料理はあるぞー!」
妹「食べるのが辛いなら東映版のカノンをDVDプレイヤーにいれてあげようね!」
幼馴染「も、も……」
男「も?」
妹「もやしもん?妄想代理人?」
男「魍魎の匣かもしれんぞ!!」
幼馴染「もうやだァァアアア!!!!」タッタッタ
男「二階へ逃げた!?」
妹「予想外だなッ!!」
男「野郎、鍵かけやがったな!」
ヌポッ!
男「金属バットで叩き破ってやるぜ!!」
ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!
男「そーれっ!もう一回遊べるドン!」
妹「フルコンボだドン!」
ドアの向こう「や、やめてよー」
男「誰がやめるか!!気分はL5だぜ!」
妹「兄貴はとんだ圭一くんだな!!」ワハハ
ガンッ!ガンッ!
ドアの向こう「やめないと…死んじゃうよー」
男「黙りねィ!!とっとと出てこい姫無双!!」ガン!ガン!
ドアの向こう「警告したからね」
妹「うるさいうるさいうるさーい!!」ガンッ!ガン!
男「(幼馴染の奴…いやに落ち着いてる……)」クンクン
男「……ハッ!この匂いは…ガス!!妹、ドアを叩くのをやめ――」
カッ――チュドォォオオオオン!!!!
パラパラ…
幼馴染「……や、やった……」
幼馴染「吐きにキッチンへ行くと見せかけてガスホースを切断…!」
幼馴染「あたしが部屋に閉じ籠れば、アナルの中の金属バットでドアを叩き破ろうとする可能性が高い…」
幼馴染「予想通り、二人は金属バットでドアを叩いた。
二人は興奮して気付かなかったけどガスは家の中に充満。あたしを閉じ込めるために閉鎖してたからガスの逃げ場はないだろうし。
その時、火花が起これば…当然爆発する」
幼馴染「あたしは自室の冷蔵庫に隠れれば、爆発から身を守れる……」
ガシッ!
幼馴染「!?」
男「幼馴染ィィィ……」
妹「エッチなことするのだァァァ……」
幼馴染「ひ、ひいい!!!!!!」
男「お、おさなな……」サラサラサラ……
妹「エッチなことしないと…パークの危機なのだァァ…」サラサラサラ…
幼馴染「す、砂に…?体が崩れていく…!!」
男「」サラサラ
妹「」サラサラ
幼馴染「た、助かった…!」
――――――――――――――
――――――――――
―――――――
幼馴染「あれから3年かぁ。ほんと怖かったなぁ。ほん怖に投稿してみよっかな」
テクテク…
幼馴染「結局、あの二人は何だったんだろ?最後の最後までよく分からなかったよ」
ヒタ、ヒタ、ヒタ……
幼馴染「?」
ヒタ、ヒタ、ヒタ……
幼馴染「(だ、だれかついてきてる?)」クルリ
幼馴染「誰もいない、よね…」
ヒタ、ヒタ、ヒタ
幼馴染「(や、やっぱり誰か!)」タッタッタ!
幼馴染「(まさかあの二人!?いや考えすぎか、ガス爆発とお尻のダイナマイトの爆発で死んだはず…!)」タッタッタ!
幼馴染宅――
幼馴染「ハァハァ…」ガチャ!
幼馴染「ストーカーかなぁ。やだなぁ。あれ?テレビつけっぱなしだ…」
テレビ《ハートを磨くっきゃない♪きれいに磨くっきゃない♪》
幼馴染「」ゾッ
幼馴染「な、なんでとべ!イサミが…!?」
??「おかえり……幼馴染!」
幼馴染「あ、あああ……」
??「3年ぶりだな……さぁエッチなことするのだ!!」
幼馴染「い、いやぁああああああ!!!!!!」
―Fin―
49 : 以下、\... - 2017/07/09 07:10:36.973 AdecJ4rw0 29/29したらな!またどこかで!
なんやこれ