姉「最近弟が冷たい・・・」
姉「どうしたものだろうか・・・」
姉「なあ、ちょっと買い物に付き合ってはくれないか?」
弟「今ちょっと忙しい」
姉「むぐ・・・」
姉「・・・」ショボン
弟「・・・」ピューン ゴガーン ピコピコ
姉「じ、じゃあいってくる」トボトボ
ーースーパー
姉「今日の夕飯は何にしようか・・・」
???「全てーは愛のターメルルルィックッ ハラハーラハラペーニョー・・・・」ルンルン
姉「そうだ、今日は弟の好物のカレーにしようか ええと、カレー粉カレー粉・・・」
姉「あ、卵の特売日だったんだ・・・」
[お一人様2パックまで!! 85円!]
姉「うむ、プリンでもつくってやろう。 これもあいつの好物だったからな」
???「カレーの、できあがルルルルルィ!」
少女「カレーの妖精だ・・・!」
---自宅
姉「ただいまー」
弟「・・・」ボーッ
TV「なんでや!阪神関係ないやろ!」ワハハハ
姉「・・・」シュン
姉「よし、あとは煮込んでる間にプリンを・・・」シャコシャコ
姉「うむ、できた」
姉「おうい、弟、ごはんできたぞー」
弟「・・・」
弟「いただきます」ボソッ
弟「・・・」ムグムグ
姉「どう・・・? 美味しいか?」
弟「普通」ムグムグ
姉「そう・・・か・・」シュン
弟「・・・!」ムグムグ
弟「・・・」
姉「そ、そうだ、なあ弟、プリン作ってあるんだ、このあと食べるか?」
弟「・・・おなか一杯だから後で食べる」
姉「あ、う、・・・そうか」
姉「うぅ・・・」ショボン
姉「・・・と言うことなんだ」
姉「私はなにか弟の気に障るようなことをしたのだろうか・・・」
姉友「さぁ? 弟君が単純にそういう時期なんじゃないの?」
姉「むぅ、そうなんだろうか・・・」
姉友「まあそんなに深く考えても仕方ないわよ、気楽に、気楽に、ね?」
姉友「姉ちゃんはそういうとこ考えすぎる癖があるからねー」
姉「そう、かな・・・?」
姉友「そうよ、大丈夫大丈夫、ね?」
姉「うん、そうだな」
姉友「よーし元気出てきたな? じゃあこの後寄り道しない? 美味しいケーキ屋さんあるんだけど」
姉「なんと、ケーキか! だが、お高いのだろう・・・?」
姉友「いやいやこれが結構安くてさ、ひとつ大体300円しないくらいなのよ」
姉「なんと! それは行かなければ!」
姉「ただいまー」
弟「お、おかえr」
姉「弟、今日はケーキを買ってきたぞ! ハイカラだろう!」
姉「しかもこのシュークリーム110円だったんだぞ!」
弟「・・・」
姉「いま紅茶いれるからちょっとまってろっ」キラキラ
弟「はぁ・・・」
姉(これで弟が喜んでくれるといいんだけどなあ・・・)
姉「弟、お待たせ さ、ケーキ食べよう どれがいい?好きなの選んでいいぞ?」
弟「チョコのやつがいい」ボソッ
姉「これだな? それじゃ私はこのフルーツケーキだな」キラキラ
弟「・・・!」
姉「おいしいか?」
弟「・・・う、うん」ボソッ
姉「そうかそうか! よし、じゃあ私のと一口交換しないか? これも美味しいぞ?」
弟「い、いらないっ!」
姉「そ、そうか、ごめん・・・」シュン
姉(弟に気持ち悪がられた・・・かな・・・)ショボン
弟「!」
弟「・・・ごちそうさま」
弟「じ、じゃあもう俺部屋に戻るから」
トコトコ・・・ バタン
姉「うぅ・・・・弟に・・・嫌われた・・・か」グスッ
姉「うぅ・・・ぐすっ・・・」エグッ
---数日後
姉(あれから一言も弟としゃべってない・・・)
姉「ただいま・・・」
弟「・・・」
姉「な、なあ弟、今日の夕飯何がいい?」
弟「・・・・・・」
姉「・・・」シュン
---
姉友「それで、口聞かない状態がもう二週間にもなるの?」
姉「そう・・・なんだ・・・」
姉友(なんとなく原因は予想ついてるんだけどなあ・・・)
姉友「まあとりあえず何とかして弟君と会話することだねー」
姉「しかし・・・な、・・・どうやったらいいのか」グスッ
姉友「そうだねー、それはもう姉ちゃんが考えるほかないよねー?」
姉「うぅ・・・」グスッ
姉友「まったく仕方ないなー」ナデナデ
--姉自室
姉(どうにかして弟と会話・・・か・・・)
姉(はぁ・・・)
ポツ・・・ポツ・・・ポツ・・・ポツ・・・ポツポツポツポツポツポツポツ
ザァァァアアァァァァァアアアァァァァァアアア
姉「あ、雨だ・・・」
姉「今日は洗濯物干してなかtt・・!?」
ピカッ ゴロゴロゴロ
姉「ひゃぅっ!?」
姉(雷・・・!)
姉「あ・・・ぅ・・・・」ガタガタ
ピカッ
姉「ひぅっ!」ビクッ
ゴロゴロ・・・
------
---
-
ゴロゴロ
幼姉「かみなぃだー」
母「はやくお家へ帰らないとねー」
幼姉「うんー!」
カァッ
ドカバリバリバリッ!!!
人「」ドサッ プス・・プス・・
幼姉「いやあぁっ!!」
母「姉ちゃん!」ギュッ
-
---
------
姉(あの焦げた臭い・・・黒くなったあの人・・・今でもはっきりと・・・!)ガタガタブルブル
姉(はやく止んで・・・!)ガタガタ
ピカッ
ゴロゴロ
姉「ひゃあぅ!」
カアッ
姉「きゃあっ!」
ドカバリバリバリッ!!!
姉「」ガタガタガタガタ
バンッ
弟「姉ちゃんっ!」
弟「大丈夫!?」ギュッ
姉「弟・・・・・・?」ガタガタ
弟「もう俺がきたから大丈夫だからな」サスサス
姉「うん・・・」ガタガタ
弟「只の夕立だからじきに止むよ」サスサス
姉「うぅ・・・」ギュゥッ
---
ザァァァアアァァァァァアアアァァァァァアアア・・・・
弟「姉ちゃん、雷、もう止んだよ」
姉「ああ、うん・・・」
姉「あ・・・、弟・・・ずぶ濡れじゃないか・・・」
弟「雷、姉ちゃんがトラウマになってるの知ってるから心配だったんだよ」
姉「うぅ・・・」
弟「もう大丈夫、大丈夫だから・・・」サスサス
弟「ごめんな、ここ最近ろくすっぽ口も聞かなくて」サスサス
姉「それは私が・・・」
弟「・・・」
弟「・・・聞いたんだ、母さんから あの話を」
姉「・・・!」
弟「姉ちゃんが本当の姉ちゃんじゃないってこと」
姉「そ、それじゃあ・・・!」
弟「その日から姉ちゃんのこと「姉」として見られなくなったんだ」
姉「やはり・・・わたしの・・・ぐすっ・・・こと、なんかあっ・・・!」エグッ
弟「ううん、ちがうよ」
弟「姉ちゃんのことは、姉ちゃんだから好きになっちゃいけないって、今まではそうやって我慢してたのが」
弟「もう、我慢できなくなりそうで・・・ でもそうしたらきっと姉ちゃんに嫌われるって思って・・・さ・・・」
姉「そんな・・・ぐすっ、ことない・・・」
姉「わたし・・・、も、弟のことが・・・えぐっ、でもっ、嫌われるって・・!」
弟「じゃあ一緒だったんだね・・・俺と姉ちゃんと」
姉「うぅ・・・ぐすっ」
弟「ごめんな、姉ちゃん」
姉「いいん、だ・・・私は・・・、弟の事・・・!」
チュッ
弟「大好きだよ、姉ちゃん」ギュッ
姉「うぅ・・・ぐすっ、ひきょー、だぞ・・・ぐすんっ」
弟「ごめん・・・、でも、こういうのh・・・」
チュゥッ
姉「いまので、仕返し・・・だ」ギュゥ
姉「私も、弟が大好きだぞ」ムギュゥ
チュン・・・チュン・・・
弟「雨、上がったみたいだね」
姉「そうだな・・・」
弟「あ、あのさ!」
姉「あ、ああ、なんだ?」
弟「姉ちゃん、その・・・これからも・・・よ、よろしく、な?」
姉「あぁ、もちろんだよ」
おしまい
--夜
弟(姉ちゃんと・・・か・・・)
弟(この場合け、結婚とかできるんだったk)
ガチャッ
弟「!」ビクッ
姉「な、なあ、弟・・・ 今宵は、こ、こっちで寝てもいいか・・・?」
弟「な、・・・!?」
姉「そそ、その、嫌なら・・・いいんだ」シュン
弟「べべ別に嫌なんかじゃないよ・・・」//
姉「じゃ、じゃあ・・・」もぞもぞ
姉「な、なあ弟」
弟「何・・・?」
姉「私達は、その、恋人同士・・・になったんだよな・・・?」///
弟「あ、ああ、うん、・・・そうだな」//
姉「だだだだから別に同じ寝台でねても問題は・・・ない・・・わ・・・け・・・で・・・うぅ・・・」////
姉「弟・・・」ぎゅっ
弟(あ、当たってるって!)///
弟「・・・」///
姉「なあ、こっち向いて・・・?」
弟「な、何ー!?」
チュッ・・・チュゥッ・・・チュパァ・・・・
姉「・・・ぷはっ」
弟「ね、姉ちゃん・・・!」
姉「私も・・・ずっと我慢してたんだぞ・・・?」
弟「あ・・・う・・・うん、わ、わかった・・・」
弟「いいよ、姉ちゃん・・・・来てよ・・・」
姉「ちゅっ・・・ちゅぅっ、ちゅっ、ちゅぱぁっ・・・」
弟(お、俺ももう・・・!)
もみゅっ
姉「ひぅっ!?」
姉「あ、あんまりつよk―ひゅああぅ!」
弟「姉ちゃんの・・・やわらかくて・・・!」もみゅっ・・・もみゅもみゅっ・・・・
姉「んっ・・・んひゅあっ!、ひゃぅっ・・・!」
弟「姉ちゃんの声・・かわいいよ・・・」
姉「弟・・・はげしっ・・・んっ、ふあぅっ!」
ぬりゅっ
弟「姉ちゃんのここ・・・・もうこんなになってる・・・」
姉「弟・・・・いいよ・・・・来て・・・?」
弟「あ、うん、じゃあ、・・・いれる、よ?」
姉「ああ」
ずぷっ
姉「――っ!? あぅっ・・! ぐぅぅ・・・っ・・・」
弟「ご、めん・・・、痛かった・・・?」
姉「だいじょ・・・・ぶ・・・、ちょっと・・・なれてきた・・・から・・・」
姉「はぁ・・・ふぅ・・・ も、もう・・・大丈夫・・・だ」
弟「じゃあ・・・動くね・・・」
姉「んっ・・・弟・・の・・・が・・・、はいって・・・、ふぁっ・・・!?」
弟「ねえちゃんの中・・・あったかくて・・・きもち、いいよ・・・」
姉「ひぅっ!、ひゃあっ!、・・きもち・・・よすぎてっ、ふゅあああっ!?」
弟「姉ちゃん、・・・大好きだよっ、・・・・・・!」
姉「弟・・・の、ひゃぁっ、おく・・・に、んにゃあっ!、はいっ・・・て・・!」
弟「姉ちゃん・・・!」
姉「ひゃぅっ!?、んあっ・・・!はげしっ・・・!」
姉「にゅああぅっ!、あぅっ!、ひゅああっ!?」
弟「姉ちゃん・・・!、俺!、もう・・・!」
姉「わらひも・・・、!いっひゃいそう・・!」
姉「ひゅあっ!?、いっしょに!、んふゅあっ!、いこっ、にゅああぅゅっ!?」
弟「もう、俺もっー!」
びくっ、びくんっ、びくっ、びくんっっ!
姉「なに、これっ!、とまらにゃああっ!?」
びくびくっ!、びくんっ、・・・びくっ・・・!
弟「はあっ・・・はっ・・・はああっ・・・」
姉「んゆぁっ・・・・ふゅっ・・・んゅ・・・」
姉「ふぅ、はあっ・・・・・・」ぎゅぅぅ・・・
弟「姉ちゃん・・・」むぎゅっ・・・
姉「・・・なあっ、・・・・弟・・・?」
弟「何・・・?」
姉「弟が幼稚園のときの約束・・・覚えてる・・・」
弟「えっ・・・あ、・・・うん」
姉「じゃあ、あのときの約束」
姉「私を、弟君のお嫁さんにしてください」
姉「むぅ・・・」 おしまい