前々スレ
【艦これ】まったりラバウル基地だより - 短編集 - 【4行SS】(前半)
【艦これ】まったりラバウル基地だより - 短編集 - 【4行SS】(後半)
前スレ
【艦これ】まったりラバウル基地だより - 短編集2 - 【4行SS】
【艦これ】まったりラバウル基地だより - 短編集2 - 【4行SS】(後半)
前半
【艦これ】まったりラバウル基地だより - 短編集3 - 【4行SS】
【艦これ】五月雨「提督!麦茶淹れて来ました!」【4行SS】
『父の日』
大潮「父の日が一週間後に迫っていますが皆の衆」
初霜「あら、ついこの間母の日だったと思ったら、もう」
大潮「艦娘の父は誰か(何か)っていうのは今回は置いといて」
大潮「司令官に日頃のお礼を言うのはどうかな?」
『執務室へ』
文月(もう直ぐ父の日なんだ)テクテク
文月(お父さんがいるってどんな感じなんだろう)テクテク
文月(司令官に聞いてみよう)テクテク
文月(着いた)
『うっかり』
文月「おとーさん」
提督「!?」
文月「お父さんがいるってどんな感じなんだろう?」
提督(言い間違えだ!先生をお母さんって呼んじゃう現象だ!)
『指摘した』
文月「間違えちゃった...//」
提督「子供の頃にはよくある事だと思うよ」
文月「お部屋帰るね//」
提督「待った待った。ちょっと遊んでいってよ」
『親子ごっこ』
提督「じゃあ父親っぽくするから。文月は娘ね」
文月「うん」
提督「えっと」
提督(いや待てよ。いざとなると父親ってどうすればいいんだ?)
『父親らしく?』
提督(親父はどんな事言ってたっけ...)
提督「文月、勉強ちゃんとしてるか?」
文月「してないよ~。学校行けないもん」
提督「そうか(そうだよなぁ)」
『そっちは良いのか』
提督「高い高いしてあげようか」
文月「え~、赤ちゃんみたいでやだ」
提督「そうかなぁ」
文月「肩車して!」
『気まぐれ?』
文月「たか~い!」
提督「このまま基地の中をグルっと歩くか」ガチャ
文月「降ろして」
提督「え、もう?」
『降りるや否や』
大潮「あれ?二人で何してんの?」
文月「何でもな~い」
提督(あ、親子ごっこしてるのバレたくないのか)
提督「ちょっと遊んでただけだよ」
『参加』
大潮「何して遊んでたの?」
提督「あ、いや、ままごとみたいのを」ウッカリ
大潮「良いね!楽しそう!」
大潮「...お義父さん、文月さんを僕に下さい」
『突発』
提督(え、これもう何か始まってるのか?)
提督「お前のようなどこの馬の骨とも分からん物に娘はやらん!」
大潮「そこを何とか!」
提督「そうは言ってもね、君、稼ぎはちゃんとあるのかね」
『てんこ盛り』
大潮「僕は...」
大潮「帝国大学を首席で卒業後NASAの宇宙飛行士として船外活動に従事し」
大潮「その後石油を掘り当てSTAP細胞の生成に成功し、今は安定した公務員です」
提督「ちょっと設定盛り過ぎじゃない?」
『急展開』
文月「お父さん今までありがとう」
提督(急に結婚式にシーンが飛んだか)
文月「これまでの感謝の気持ちを込めて手紙を書きました」
文月「あれは昭和18年、ガダルカナル島での事です」
『ごっこ遊び終了』
提督「2人とも好き放題しすぎ」
大潮「でも面白かったよ!司令官付き合ってくれるし」
文月「ね~」
大潮「また遊んでね!」
『後日』
五月雨「提督!麦茶淹れて来ました!」
提督「ありがとう。よく冷えてるね」
提督(いつも秘書をしてくれてる五月雨ちゃんもいつか誰かに嫁ぐのか)
提督(父親でもないのに、娘はやらん!ってすごく言いたい。父は辛し)
【艦これ】五月雨「提督!麦茶淹れて来ました!」【4行SS】 (完)
【艦これ】青葉「あら、聞こえてましたか」【4行SS】
『08:00 ある日のブイン基地』
提督「何撮ってるんだ?写真じゃなくてビデオか?」
青葉「ブイン基地の一日をカメラに収めておこうと思って!」
提督「ご苦労なこった。外部に漏らすなよ、動画」
青葉「安売りする気はございませんので!」
※今回の「提督」はブイン基地の提督を指します。
『09:00 ブインの日常』
青葉(駆逐艦の部屋に来ましたが...)
暁「zzz...」
青葉(昨夜緊急出撃があったのでまだ眠っているようです)
青葉(寝顔を映しておきましょう!)
『10:00 気配』
青葉(今度は軽巡の部屋に来ました)
青葉(水雷戦隊指揮の川内さんはまだ眠っているようです)
青葉(寝顔を...)
川内「zz...何撮ってんの?」ムクリ
『11:00 昼型』
青葉(空母の人達は...)
青葉「四人とも留守ですね」
青葉(偵察を任せておけるから)
青葉(青葉たちは夜襲明けにのんびりさせて貰えるのです)
『12:00 昼食:比叡カレー』
青葉「だいぶ美味しくなりましたね~」モグモグ
比叡「本当!?」
霧島「レシピ通りの味がします」モグモグ
青葉「食事の様子も撮っておきましょう」
『13:00 午後一』
青葉「再び駆逐艦娘の部屋にやってきました」ガチャ
朧「何か用?」
響「カメラだ」
荒潮「あら~乙女の部屋で何を撮影するつもりなのかしら~?」
『14:00 ソロモン海に常駐するという事』
青葉「午前中はゆっくり寝られて良かったですね!」
長月「本当だ。敵が現れれば昼夜関係無いからな」
長月「叩き起こされなくて良かったよ...」
青葉「長月ちゃん目線くださーい!」
『15:00 港にて』
青葉「おーい!」
暁「(/"`・ω・´)敬礼」
朧「(/"`・ω・´)敬礼」
青葉「二人はこれからショートランド泊地に向かいます」
『16:00 執務室にて』
青葉「こっちは連日夜戦が起きてますが」
青葉「内地では深海棲艦の出現が落ち着いているって本当なんでしょうか」
提督「暫く落ち着いてたが、最近は侵攻される事がまた増えて来ているな」
提督「本土にも艦娘は多いから、平和は許されないんだろ」
『17:00 もう直ぐ4年』
青葉「もう直ぐここに来て4年ですよ!」
提督「早いな。4年か」
提督「南太平洋に顔を売るのも良いと思ってたが」
提督「ずっとこの地に縛られるとなると考え物だな。世の中ままならん」
『18:00 基地の様子』
青葉「お風呂場に来ました!」
青葉「まぁ、誰もいないからカメラ回してるんですが」ガラッ
青葉「......」
青葉「と言いながら誰かいれば面白かったのになぁ」
『19:00 夕飯:霧島カレー』
青葉「夕飯もカレーなんですか!」
霧島「お昼に“万が一”を考えて私もカレーを作っていたんですが」
霧島「美味しい物が出来てしまいましたので...」
比叡「!?」
『20:00 来客用』
提督「お前ら自分たちの部屋に戻ったらどうだ」
蒼龍「えー、でもこの部屋お菓子あるし」
飛龍「お茶もあるしね」
青葉「夜の執務室は空母たちの談話室と化します」
『21:00 雑談』
蒼龍「提督の人数ってもう増えないのかな」
飛龍「異動さえ無いって退屈かもね~」
提督「異動が無いのはお前たちもだろ」
蒼龍「私たちは任務があればどこへでも行けるもーん」
『22:00 アットホームな』
飛龍「そろそろ帰ろっかな」
蒼龍「おやすみ~提督 アト アオバ」
提督「しっかり休めよ」
青葉「穏やかな時間は過ぎて行きました。これが最後の談笑になるなんて...」
『22:05 直後』
提督「カメラに変なモノローグを吹き込むんじゃない」
青葉「あら、聞こえてましたか」
提督「お前ももう寝ろ。ほらっ」
青葉「はいはーい。青葉、撤収しまーす」
【艦これ】青葉「あら、聞こえてましたか」【4行SS】 (完)
【艦これ】駆逐イ級「ちょ!」【4行SS】
『苦情』
深海提督「また魚たちから苦情を言われたよ」
駆逐イ級「成果が出せなくて心苦しいですね...」
深海提督「『既に魚礁になっている沈没船を人類にサルベージさせない』」
深海提督「『引き上げられた船を取り戻す』とは言っても艦娘は強くなる一方」
『彼我の戦力』
駆逐イ級「人類は海底の事など考えずに新しく船体を引き揚げて」
駆逐イ級「艦娘の強化に利用していますからね」
深海提督「必死にリサイクルしているしていとは言え」
深海提督「我々も程度の差こそあれ廃船を資源にしているんだ」
『板挟み』
駆逐イ級「久しぶりに新しい深海棲艦を作ったらどうですか?」
駆逐イ級「ネ級以来なんとか改造でやり繰りしていますけど」
深海提督「新しい艦を作るためにはレックに手を付けないといけない」
深海提督「成果が出せなければ、また無為に魚たちの住処を奪ってしまう事になる」
『悩み』
駆逐イ級「でもこのままじゃ艦娘を沈められずに」
駆逐イ級「それこそ無駄に時間だけが過ぎていきますよ!」
深海提督「今日は随分アツくなってるじゃないか。イ級よ」
駆逐イ級「魚たちに言われる度、早く何とかしてあげたいと思うんです」
『心』
深海提督「......」
深海提督「深海棲艦になる前の自分の事、覚えているかい?」
駆逐イ級「朧げに。海を泳いだり海上を進んだりした風景を」
深海提督「薄れてしまってもしっかり記憶は残っているんだな」
『出自』
深海提督「イ級、お前はな」
深海提督「元々は小さな魚であったのだ」
深海提督「初めて艦娘が生まれた時に深海から失われた艤装に住んでいた」
深海提督「それを取り戻すために力が欲しいと私を頼った魚の子供だった」
『火力5しか無いけど』
深海提督「強い子だよ。お前は」
駆逐イ級「じゃあ私が思い出す海の情景は...」
深海提督「お前が魚だった時の米粒みたいな脳みそに蓄えられた記憶だ」
駆逐イ級「失礼な!小豆くらいはあったと思います!(ノウミソ」
『鬼、姫。』
駆逐イ級「人の形をした深海棲艦も元は魚なんですか?」
深海提督「君は私が鬼や姫を作ってる所を見た事があるのかね?」
駆逐イ級「あれ、そう言われると作っているのはイロハ級ばかり...」
深海提督「鬼や姫は成り立ちとしては艦娘に近いんだ」
『問』
深海提督「戻りたいか?」
駆逐イ級「?」
深海提督「重い鋼鉄じゃない」
深海提督「薄い鱗を付けて自由に海を泳いでいた頃にさ」
『答』
駆逐イ級「別に良いですよ、今のままで。目的があるんですから」
駆逐イ級「それに司令官も寂しいでしょ。私が急にいなくなったら」
深海提督「イ級......悪いが個人的には可愛い姫に囲まれてる方が嬉しい」
駆逐イ級「ちょ!」
【艦これ】駆逐イ級「ちょ!」【4行SS】 (完)
【艦これ】五月雨「提督に許可貰って来なきゃ」【4行SS】
『7月のラバウルの』
提督「来月の仮面祭りで」
提督「最初に登場する船を護衛する任務だけど」
五月雨「!」
提督「第一艦隊はもう全員やったから今年は第二艦隊から二名出す」
『第一艦隊の部屋』
大潮「えー!じゃあ今年は誰もお祭り見に行けないの!」
五月雨「第二艦隊の子達にも見せてあげたいとの事で」
初雪「役得だったのに...」
潮「朝と翌朝の護衛以外はのんびり出来たもんねぇ」
『とりあえず言う』
大潮「じゃあ自分たちでも仮面祭りしよう!」
文月「お祭り何するの?」
大潮「仮面を自作して」
大潮「踊る!」
『仮面』
大潮「物作り大臣の初霜さん。何かアドバイスを...!」
初霜「えぇ...」
初霜「実際にラバウル仮面祭りで部族の人が着けているのは」
初霜「樹の皮なんかを使っているのかしら...たぶん」
『手作り』
大潮「樹の皮って加工した事ある?」
初霜「ないわ」
大潮「だよねぇ」
潮「木の板を削って普通に仮面を作るとか?着色もし易そう」
『色んな仮面』
大潮「でも大潮はあのデッカイ仮面作りたい!」
大潮「でっかい目の付いた被り物みたいな奴!」
初霜「それは自分で何とかしてとしか...」
大潮「ぐぬぬ。それはそうだ」
『仮面と踊りの祭り』
五月雨「仮面祭りってお盆みたいなお祭りなんだったっけ?」
潮「祖先霊を祀ったり神様に捧げたり成人の儀式だったり。それぞれかな」
初雪「そう言えば男の人ばっかり踊ってるイメージが...」
大潮「そこはほら、とりあえずお祭りには参加しよう的な大和魂で!」
『仮面作り 五月雨』
初霜「何描いてるの?」
五月雨「作る仮面のデザイン。可愛いの作ろうと思って」カキカキ
初霜「目の部分は穴を開けないと前が見えなくなっちゃうわ」
五月雨「あっ、そうか!ありがとー初霜ちゃん」
『仮面作り 初霜』
五月雨「初霜ちゃんは?」
初霜「私は色々考えたんだけど」
初霜「船の神様へ宛てて艦橋みたいな仮面を作ろうかと」
五月雨「トンガリ頭みたいな大きい本格的なの作るんだ!」
『仮面作り 大潮』
文月「どうしたの?」
大潮「樹の皮に代わる素材をどうしようかなって」
文月「トンボみたいな目の大きい奴作るんだ」
大潮「厚紙使うだけじゃ見た目がねー」
『仮面作り 文月』
大潮「文月ちゃんは?どんなの作るか決めた?」
文月「あんまり大きいのは作れないと思うから」
文月「普通の顔の大きさの仮面」
文月「上手に掘れるかなぁ」
『仮面作り 初雪』
潮「もう削り始めてるんだ」シャッ シャッ
初雪「形はもうだいたい出来てる」
潮「え、まだ四角い板に見えるけど」
初雪「目と口の穴があれば仮面に見える。後は色塗ってごまかす」
『仮面作り 潮』
初雪「そっちは?」
潮「私は映画泥棒みたいのを」
初雪「ビデオカメラの?」
潮「うん。冗談だけど」
『衣装』
五月雨「衣装ってどうするの?」
大潮「ミノみたいな奴に包まってるイメージ」
初霜「......それも作るの?」
大潮「何とか用意できない?」
『蓑』
文月「スズランテープで作るのは?」
初霜「あぁー。チアリーディングのボンボンみたいな」
大潮「良いね!採用!」
五月雨「いっぱい使うかなぁ。調達しないと」
『音』
大潮「他に何か忘れてる事無いか皆考えて!」
潮「踊ってる時に鳴子みたいな音してるよね」
初霜「あれは木の枝を打ち合わせてるだけかも」
五月雨「でも鳴子って可愛いね!よさこい踊りみたい」
『火』
初雪「焚き火」
大潮「それもやらなきゃね!」
五月雨「提督に許可貰って来なきゃ」
大潮「お祭り何日後にやろうか?」
『仮面 潮』
初雪「兜みたい」
潮「ヘルメットを利用して作ってみたんだけど」
潮「なるべく薄い板を使ったけど結構重い...」
初雪「でも強そう」
『仮面 初雪』
潮「それっぽく見えるね」
初雪「だから言ったじゃん」
潮「輪郭が四角いと不気味な感じが出て仮面っぽい」
初雪「良い表情でしょ」
『仮面 文月』
大潮「可愛いのが出来たね!」
文月「貝殻拾って来て耳みたいにしたの」
大潮「良いアイデアだと思う!」
文月「マネっこだけど」
『仮面 大潮』
大潮「出来た」
文月「大きいね」
大潮「厚紙だけだと不格好だから、卵の殻を砕いて貼って」
大潮「モザイクアートっぽく目を描いてみました。力作だと思う!」
『仮面 初霜』
五月雨「完成?」
初霜「お祭りの日に間に合わないかと思ったわ...フゥ」
五月雨「高さどれくらいあるの?」
初霜「3mくらいかしら。ちょっと被ってみるわね」ユッサユッサ
『お祭り、開会』
大潮「じゃあ司令官、開会の言葉を」
提督「只今より第一艦隊仮面祭りを開催します」
提督「焚き火の監督は一応するけど皆はしゃぎ過ぎるなよ!」
提督「しかしよく色んな仮面を作ったもんだ。見ているだけで楽しいよ」
『仮面 五月雨』
提督「五月雨ちゃんの仮面も良く出来てるね」
提督「不規則にゴツゴツした形と極彩色の模様が」
提督「エキゾチックで祭具としての仮面らしいデザインだ」
五月雨「あ...ありがとう、ございます(こんなはずでは...)」
『即興』
初雪「アラーラー ムッチャソーレ ビィーソーレ」カッカッ
提督「それは何の踊りなの?」
初雪「適当。どっかの民族っぽく」
提督「えらいノリノリだね」
『火蹴り』
大潮「そぉい!」キック
提督「危ないからあんまり焚き火で遊ぶなよー!」
初雪「火を蹴散らして勇気を示す儀式」
提督「仮面を付けた子達が火を囲んでると雰囲気あるな。じゃなくて!」アブナイ!
『近所の山』
五月雨「山が!」
潮「煙噴き出したね」
初霜「山の神様も踊りを見ているんだわ!」
提督(あー。週末は灰掃除だなぁ...)
『つつがなく』
提督「焚き火も小さくなったしそろそろ終わるか」
大潮「えー、もう?」
提督「あれだけ薪を蹴散らせばな。でももう一時間は経ったぞ」
大潮「えー!もう!?」
『処分』
大潮「火消える前に仮面燃やしちゃう?」
潮「ちょうど良いかもね」
初霜「ちょっと勿体ない気も...」
初雪「翌日燃やしたはずの仮面が枕元に...(ボソ」
『消化』
大潮「もう火消えちゃった?」
提督「まだ熱があるから燃え出すかもしれん」
提督「しばらく見とくからもう部屋戻って良いぞ」
大潮「じゃあお願いしまーす」
『余熱』
提督「五月雨ちゃんも戻っていいよ」
五月雨「提督、一人じゃ退屈じゃないですか?」
提督「まぁ。こういう地味な後処理は大人の仕事だからな」
五月雨「お話相手になりますよ?」
【艦これ】五月雨「提督に許可貰って来なきゃ」【4行SS】 (完)
【艦これ】春風「春風に聞かせてごらんなさい」【4行SS】
『08:00 冬の終わり頃』
提督「今日はそろそろ2017年度の七夕の準備を始めるよ!」
春風「去年は直前期のお手伝いしか出来ませんでしたが」
春風「こんな時期から準備は始まっていたんですね」
提督「偉い人たちの企画審査があるからね!」
※今回の「提督」は鹿屋基地の提督を指します。
『09:00 物販』
春風「海外拠点の艦娘が喜びそうな物...ですか」
提督「そうそう。いつもの七夕グッズの他に何か出来ないかな?」
春風「琥珀羹と練り切りと銀箔で作る夏の羊羹は如何でしょうか」
提督「春風ちゃんって皆がいつも甘い物を欲してると思ってるよね」
『10:00 今年の新商品(仮)』
提督「それでは今年の新商品は」
提督「間宮の手作り羊羹セットという事にします!」
春風「喜んで貰えると良いのですが」
提督「まだカッコカリだからね!偉い人に却下されるかもしれないから!」
『11:00 即断』
提督「あ、メール来た」
春風「横須賀からでしょうか」
提督「そうみたい」クリック
提督「......。手作り羊羹で話進めて良いって!」
『12:00 昼食』
提督「間宮さんに羊羹の作り方を聞いて」モグモグ
提督「明石さんにキットの作り方も聞いて」モグモグ
提督「あとネットでも色んな人の羊羹のレシピ見ておこう」モグモグ
春風「食べながら話すのはお行儀が悪いですよ。後でゆっくり聞きますから」
『13:00 予定』
提督「明石さんも間宮さんも帰ってくるの来週になるって」
春風「あらあら、どうしましょう」
提督「料理パッドで一般的な羊羹の作り方見てみようかな」
春風「私もご一緒しても宜しいでしょうか?」
『14:00 各拠点の酒保にある奴』
提督「二時か。七夕用の通販カタログでも作ろうかな!」
春風「色んなレシピが見られて楽しかったです」
提督「また時間があったら見てみようね!」
春風「今度は見るだけでなく作ってみましょうか(フフッ」
『15:00 卒業シーズン』
春風「考え事ですか?」
提督「うーん。ちょっとね」
春風「春風に聞かせてごらんなさい」
提督(あ、おばあちゃんモードだ)
『16:00 4年』
提督「本当だったら私」
提督「今月大学卒業だったんだなー、って」
提督「1年生の夏に提督の適性が分かって、3年前にここに来てさ」
春風「うん」
『16:30 慌ただしい時期』
提督「通信制の大学にも編入させて貰ったのに、間に合わなかった」
春風「司令官様は偉いです。頑張ってます。私知ってますよ」ダキ
提督「ダメ。泣いちゃう」
春風「急な出撃があればテストも受けられないじゃないですか」ポン、ポン
『17:00 本当の理由は』
春風「同級生のお友達、欲しかったですか?」
提督「皆と会えたから、それはトントン!」
提督「艦娘向けのイベントの企画を任せて貰えてるのも」
提督「ひょっとしたら元帥さんとかに気を遣って貰っちゃってるのかな」
『18:00 跡』
春風「ほら、お顔を拭いてあげる。皆が帰って来ますから」
提督「自分で拭けるよ」
春風「じっとする」
提督「はい」
『19:00 夕食』
提督「カレーライスだ!」
春風「喜んで頂けますか?」
提督「超好き!大好物だもん!」
春風(頑張っている司令官様へのご褒美ですよ)
『20:00 執務室にて』
春風「これからお勉強ですか?お茶を淹れて参りましょう」
提督「勉強もするけど、ちょっと任務の報告書をね」
春風「あまりご無理をなさらないでくださいね」
提督「昼間に用意しておいた書類を埋めるだけだから!」
『21:00 事務能力』
春風「司令官様はよく頭が働きますよね」
提督「ふふーん。こう見えて昔は頭良かったからね!」
春風「それが今では提督業に邁進するために髪も短くして(ヨヨ」
提督「いやいや!私もとからショートだから!覚悟の証とかじゃないから」
『22:00 保護者』
提督「春風ちゃんはもう寝たら?」
春風「司令官様が起きている間はご一緒します」
提督「じゃあ私が徹夜したら?」
春風「そうなる前に子守唄を歌ってあげましょう」
【艦これ】春風「春風に聞かせてごらんなさい」【4行SS】 (完)
【艦これ】北方棲姫「ゼロ!捕まえてくる!」【4行SS】
『月初め』
深海提督「また地上に行くのかい?」
北方棲姫「」コクリ
深海提督「そうかい」
深海提督「知らない艦娘について行っちゃダメだぞ!」
『数日後』
深海提督「今ごろ北方棲姫もきっと地上で暇してるだろう」
港湾棲姫「何か送ってあげないと...」セッセ
駆逐イ級「あ、荷造り手伝いますよ」
駆逐ロ級「私も何かあげようかな!」
『地上にて』
輸送ワ級「お届け物です!」
北方棲姫「プレゼント!いっぱい!」
輸送ワ級「良かったね、ほっぽちゃん」
北方棲姫「イ級、ロ級、みんなから来てる」
『開封 港湾棲姫から』
北方棲姫「お姉ちゃんから」ゴソゴソ
北方棲姫「!」
北方棲姫「ゼロ!」←オモチャ
北方棲姫「((((((((⊂( ・ω・)⊃ブーーン」
『開封 港湾夏姫から』
北方棲姫「夏姉から」ゴソゴソ
北方棲姫「!」
北方棲姫「ココナッツジュース!」←ジューユ
北方棲姫「美味しい。とっておこ」ナイナイ
『開封 戦艦棲姫から』
北方棲姫「ダイソンから」ゴソゴソ
北方棲姫「!」
北方棲姫「洋服!」
北方棲姫「またミツコシ行って来たのか」
『開封 駆逐ロ級から』
北方棲姫「ロ級からか」ゴソゴソ
北方棲姫「!」
北方棲姫「変わった形の石ころ!」
北方棲姫「色が汚い...」
『見られていたワ級』
艦娘「ALホウメンニ テキユソウカン タスウ ハッケン!」
艦娘「タダチニ シュツゲキシ コレヲ ハイジョセヨ!」
艦娘「マタ ナニカ タクランデイルノカ」
艦娘「ナゼ シンカイセイカンハ タタカイヲ ヤメナイノカ!」
『開封 深海提督から』
北方棲姫「提督から」ゴソゴソ
北方棲姫「!」
北方棲姫「スタディ将棋!」
北方棲姫「どこ行っても品切れの奴!」
『襲来』
艦娘「ヒャッハー! ホッポガリダァ!」
北方棲姫「来るな!帰れ!」
艦娘「フカイナ モノオト タテヤガッテ!」
北方棲姫「なぜ言っても分からない!」
『@深海』
北方棲姫「ん...」ムクリ
深海提督「目が覚めたか。またやられてしまったようだな」
北方棲姫「どうして...」
北方棲姫「どうして艦娘は返事をしない...」
『怪奇』
深海提督「廃船の無念が、亡者の意思が」
深海提督「現世に届く事の方がおかしいだろうよ」
深海提督「我々の声など海鳴りか鉄の軋轢くらいにしか聞こえまい」
深海提督「たぶん」
『海を飛ぶ』
北方棲姫「あっ!∑( ゚ロ゚)σ」
深海提督「ん。浸水して沈んでく艦娘の飛行機か」
深海提督「随分綺麗な形だ。整備不良で落ちたかな」
北方棲姫「ゼロ!捕まえてくる!」
【艦これ】北方棲姫「ゼロ!捕まえてくる!」【4行SS】 (完)
【艦これ】五月雨「雷ちゃん電ちゃんどうしたの?」【4行SS】
『執務室にて』
雷「失礼します!」
電「なのです」
五月雨「雷ちゃん電ちゃんどうしたの?」
雷「運動会の提案に来たの!」
『理想』
雷「第一艦隊から第四艦隊まで」
雷「ラバウル基地の艦娘総出で日曜日にやるの!」
電「基地のお庭を使って」
電「ちゃんと準備から片付けまで一日でやるでのです!」
『現実』
提督「ダメだ」
電「ふぇ...」
雷「えー何で!」
提督「流石に全員が参加するのは許可できない」
『理由』
提督「哨戒や近海の護衛を休むわけにはいかない」
提督「食事の用意も普段は当番制でやっている訳だし」
提督「全員が一堂に会するのは無理があるだろう」
五月雨「ご飯は1日くらいなんとかならないでしょうか?」
『再考』
電「せっかく色々考えたのに...」
雷「運動会は出来ないのかしら...」
提督「出来ないとは言ってないぞ」
提督「時間ごとに場所を変え、人を変えて競えるように工夫しなさい」
『運動会実行委員会』
雷「今日、皆に集まって貰ったのは他でもない!」
雷「運動会の練り直しよ!5人で頑張りましょう!」
漣「やり直しか~ツラたん」
白雪「可能性が0じゃないだけマシだと思いましょう」
『課題』
電「哨戒任務や近隣の島民の交通護衛を休む訳にはいかないのです」
漣「せやな」
如月「哨戒任務自体を競技に出来ないかしら」
白雪「イ級狩り競争ですか」
『個人競技』
如月「普段は一つの艦隊の6人が哨戒に出るけど」
如月「当日は第一~第四艦隊から1人ずつ出場者を決めて」
如月「索敵と、もし発生した場合戦闘評価でポイントを付けるの」
漣「他の競技もチーム代表1人が競うくらいが妥当かねぇ」
『チーム競技』
雷「でもそうするとリレーや綱引きが出来ないわ」
漣「普段から夜は全員待機だし、1種目くらいならパパっと出来そう?」
白雪「不可能ではないと思います。チーム競技は司令官とも相談しましょう」
電「飴食い競争もしたいのです」
『圧倒的現実感』
白雪「島民の移動や護衛も競争にするのですか?」
漣「護衛の後にアンケート評価でもしてもらうん?」
如月「容赦のない競技ね」
電「シビアなのです」
『ただの訓練なのでは』
白雪「他に実現できそうな種目は」
漣「射撃演習」
如月「競争にはなるかもしれないけどそれは運動会なのかしら」
雷「とりあえず候補に入れておきましょう!」
『ただの公試なのでは』
白雪「リレーも海でやりますか」
漣「全速航行試験かな?」
電「旋回試験も」
雷「試験なら許可も下りるかしら」
『食事』
白雪「じゃあ料理も競いますか」
漣「運動会とは」
如月「メンバー的には私たち第二艦隊が有利かしらね」
雷「私違うんだけど!」
『再提案@執務室』
雷「という訳なの」
提督「良いんじゃないかな。詳細はこっちで修正するとして」
雷「やったー!」
電「日取りはいつにしましょうか?」
『夜。執務室』
五月雨「麦茶淹れてきましたよ」
提督「ありがとう。やはり夏は麦茶が良い。ラバウル常夏だけど」
五月雨「運動会、上手く出来そうですか?」
提督「任せといてよ。艦隊の管理運用が仕事なんだから」
【艦これ】五月雨「雷ちゃん電ちゃんどうしたの?」【4行SS】 (完)
【艦これ】秋月「ラジオ体操係り、ですか?」【4行SS】
『現状』
提督「名前に『月』が入っていることから」
提督「一時の間、睦月型の末っ子として甘やかされた秋月」
提督「昼間はシッカリ立ち直ったものの、朝はまだ甘えん坊なのであった!」
日向「末っ子の件の発端は君だろう。何とかしてくれないか」
※今回の「提督」は鹿屋基地の提督を指します。
『症状』
提督「具体的にはどんな感じなの?」
日向「参考人、どうなんだ」
秋雲「布団に引っ付いて起きたがらないんだよねー」
秋雲「放っておいてもその内治りそうだけど、面倒っちゃ面倒よ」
『対応』
提督「今は普段はどうしてるの?」
秋雲「皆で無理やり起こしたり、放置して先に顔洗ってきたり」
日向「たるんでるな」
提督「私もその秋月ちゃん見てみたい!」
『会議』
提督「それじゃあ対策を考えましょう!」
日向「物で釣るのはどうだろう」
秋雲「食べ物とか?」
提督「採用!」
『翌朝 実験1』
秋月「zzz...」
提督「秋月ちゃーん、朝ごはんだよ~。ほら、お味噌汁だよ~」ニオイ フワー
秋月「!!」
日向「やったか!?」
『結果1』
秋月「もごもご...zzz...」
秋月「もうたべられないよぉ...zzz...」
秋雲「匂いにつられて...!」
日向「夢の中で食っただけか」
『緊急会議』
提督「食べ物攻撃が効かないなんて...どうしよう。一端戻る?」
日向「いや、他の物を試そう」
秋雲「一応聞くけど何?」
日向「そう、瑞雲だ」
『実験2』
秋月「zzz...」
日向「秋月、起きろ。瑞雲だぞ」
瑞雲「ブーーーーン」
秋月「!!」
『結果2』
秋月「ひこうき...やっつけなきゃ...」モゾモゾ
提督「おお、布団から這い出てくるよ!」
秋月「モゾモゾ...zzz...」
秋雲「力尽きたけど」
『お昼』
提督「秋月ちゃんはああ見えて」
提督「欲に釣られるより使命感を煽る方が頑張れる子なのかも」
日向「どう見えてるんだ」
提督「そこで私考えました!」
『お仕事』
秋月「ラジオ体操係り、ですか?」
提督「うんうん」
提督「夏の間、朝早起きして皆でするの」
提督「秋月ちゃんは皆より早く起きて準備と、お手本をお願いね」
『夏の朝』
時計『ブーーーーン』
秋月「ひこうき...!じゃない...もうちょっとねよう...zzz」
秋雲「当番あるんじゃなかったのかー?妙な音で私まで起きちゃったよ」
秋月「かかり...!たいそうの、かかりなのっ」
『執務室』
秋月「しつれいしまぁーす」
提督「おお!起きて来たね!はいラジカセ」
秋月「あぃがとござぃます」
提督(まだ寝ぼけてる感じあるけどこれで大丈夫そうかな)
『庭』
秋月「私がまえでお手本やるのでみんなでやりましょう」
ラジオ「ラジオ体操第一!腕を前から大きく上げてまずは背伸びの運動から」
日向「何とかなるものだな」
秋雲「まぁ起こしたのは私なんスけどね。今日は」
『スタンプ』
秋月「参加者にはスタンプを押しまーす。並んでくださーい」
日向「毎日参加したら皆勤賞なんかはあるのか?」
秋月「はい!提督からお小遣いを頂きましたから」
日向「ほう、期待しておこう。明日も頼むぞ」
【艦これ】秋月「ラジオ体操係り、ですか?」【4行SS】 (完)
【艦これ】如月「み、水着も買ったから」【4行SS】
『8月初旬』
漣「コソコソ何書いてんの?」ヒョコ
如月「この夏やりたい事のメモよ」メモメモ
漣「この夏も何もラバウルは常夏なんですがそれは」
如月「鎮守府通販カタログが夏特集なんだから良いじゃない」
『覗き見』
メモ『司令官と海に行く』
漣「ほーん。浜辺で一体何をするつもりなんですかねぇ」
メモ『司令官と二人で荷物番をする』
漣「あら、これ皆で行く前提なの?アタック弱ない?」
『一年』
漣「今年も新しい水着買ったの?」
如月「当然よ!一年前の水着なんて(ダサくて)着られないわ」
漣「(サイズ的に)いや着られないって事はないんじゃないの」ジー
如月「どこを見て話しているのかしら?」
『余韻』
漣「早く大人になりたいですなぁ...」
如月「そうね...」
如月「そうしたら選べる水着の幅も広がるわ」
漣「げにさよ」
『アンニュイ』
漣「大人になったら何したい?」
如月「司令官と結婚したい」
漣「フワっとしてますな」
如月「夢なんてそういうものよ」
『人生のピーク』
漣「結婚したら相手の汚い部分も見えてくると聞きますが」
如月「全部好きになるわ」
漣「本当かにゃぁ?」
如月「全部好きになってもらいたいもの」
『改めて』
漣「そもそもご主人様のどこが好きなの?」
如月「出会った時から自然と好きだったわ」
如月「声も姿も性格も。何でも好き」
漣「ん?今」
『続き』
漣「何でも好きって言ったけどさ」
漣「あんまり具体性を感じないっていうか。納得できないなぁ」
漣「ちょっくらご主人様に会いに行ってみるか」
漣「試しに匂いとか嗅いでみようよ。臭!ってなるかもよ?」
『執務室にて』
提督「ん、どうした二人して」
漣「ご主人様ちょっと失礼しますよ。スゥーーー」スイコミ
如月「スゥーーー......ゥーーー......ゥ...」O(:3 )~ ('、3_ヽ)_
漣「如月ちゃぁぁぁぁん!出てる出てる!魂出てるよ!!」
『帰って来た』
漣「匂いを嗅いだだけでほぼイキかける事からも」
漣「如月ちゃんのご主人様への恋慕が尋常じゃない事が分かりました」
如月「分かって貰えて嬉しいわ」
漣「本能が欲してるね。こりゃ」
『現実的に』
漣「今年の夏のプランを地道に考えていこうよ」
如月「なんであなたまで一緒に考えるのかしら」
漣「如月ちゃんだけだと一生実現しなさそうだから」
如月「ぐぬぬ...」
『具体的に』
漣「ストレートにご主人様に予定を聞きに行きますか」
如月「それはどのみち必要な事ね」
漣「二人なら聞きやすいっしょ?」
如月「はいはい。ありがとね」
『再び執務室』
漣「世間は夏だし皆で海行きたいなーっと思いまして」
如月「み、水着も買ったから」
提督「あ!水着持ってるなら丁度いいや。折角だから着替えて来てよ」
如月「い、今?!」
『部屋に戻って』
如月「どどおどどどどどどどおっどっどddどうしましょう」
漣「如月ちゃん、深呼吸。はい」バシッ
如月「スゥーーー」
漣「流れ来てるで!追い風に乗って共に戦場に臨もうや!」
『庭にて』
漣「って海ちゃうんかーーーーい!」
提督「大潮達がビニールプール使うって言うから一緒にどうかと思って」
文月「司令官もっとお水出してー」
如月(まぁ、こういうのも良いか)
【艦これ】如月「み、水着も買ったから」【4行SS】 (完)
【艦これ】神風「もうお盆なのね」【4行SS】
『お盆』
提督「気付けば夏も後半だ」
神風「もうお盆なのね」
提督「夏至から二カ月。海は寒くない?」
神風「大丈夫。昼間はまだまだ暑いわ!」
※今回の「提督」は大湊警備府の提督を指します。
『防犯にも役立つ』
提督「お盆で思い出したけど」
提督「最近のお寺にはCIカード対応賽銭箱があるらしい」
神風「あいしーかーど」
提督「カードをピッってやるとお賽銭を納められるんだ」
『CIカード』
神風「うちの酒保では使わないし...」
提督「そうか。艦娘はあまり使う機会も無いか」
提督「読み取り機にかざすと情報処理が出来る。形は板状で、」
神風「流石に『カード』の部分は知ってるわ!」
『永代供養』
提督「お参りに来た人がICカードをかざすと」
提督「目的の遺骨が流れて来る共同墓もあるようだ」
神風「自分の家のお墓は持たないの?」
提督「今は必ずしも一族が同じ土地に住んでる時代じゃない」
『駆逐艦 神風』
提督「自分の慰霊碑があるってどんな気持ちなの?」
神風「慰霊碑があるの?私の?」
提督「海の関係者が色々と渋谷の神社に祀られてる」
神風「はぇ~。同窓会みたいね」
『手書きの文字』
提督「卒塔婆の文字も印刷機がある」
神風「それは別に良いんじゃないかしら」
提督「というと」
神風「何となく...。お手紙だって印刷機があるんでしょう?」
『ロボット』
提督「ビッパーって人型ロボット製品がいるお寺もあるらしい」
神風「ビッパー君!私知ってる!テレビで見た!」
提督「急に食いつくね」
神風「喋ったり踊ったり出来るのよ!」
『一般向け』
神風「うちの警備府にもビッパー君呼べないかしら?」
提督「どうだろう」PC カタカタ
提督「ほう。個人向けも売ってるな」
提督(誰が買うんだろう)
『気になる』
神風「いくらくらいなの?」
提督「本体、基本料、保険料、3年間で100万円」
神風「100万円!?」
神風「100万円っていくらくらいかしら!?」
『一緒に暮らす費用』
提督「飼い猫が15年生きたとして100万円かかるそうだよ」
神風「猫ちゃんってそんなにお金かかるのね...」
神風「猫ちゃん15年とビッパー君3年...」
神風「生き物を飼うって大変ね」
『働く目標』
神風「金額だけ聞いて驚いちゃったけど」
神風「猫を飼うのと同じくらいだと思えば実現できそう!」
提督「まさか」
神風「私頑張って100万円溜めてみる!」
『ロボットが今よりもっと親しくなったら』
神風「3年経ったらビッパー君はどうなるのかしら」
神風「その先、ビッパー君が死んじゃったら...」
提督「ペットにもお墓を作る事はあるし」
神風「ロボットのお墓って生き物と一緒で良いのかしら」
『ICカードで呼び出し』
提督「遺骨だと違和感あるけど」
提督「ロボットのパーツなら共同墓の中に並べてもサマになるな」
神風「この感覚の違いはどこからくるのかしらね」
提督「しかしロボット墓地を用意する土地が日本にあるだろうか」
『SF的』
神風「ロボットが人間のお墓参りをする時代も来るのかしら」
提督「葬儀やお参りは生き残っている側の心の問題と聞くけど」
提督「ロボットにお参りさせるのは死んだ人間の心の問題なのか」
神風「ビッパー君には心があるのよ?」
『窓の外』
神風「あ!猫」
提督「癒されるな」
神風「やっぱり猫も飼いたいなぁ」
提督「金額で二択にせずに、一緒に生活する事を考えなさいよ」
【艦これ】神風「もうお盆なのね」【4行SS】 (完)
【艦これ】春雨「好感度測定メガネ...ですか?」【4行SS】
『おもちゃ』
春雨「好感度測定メガネ...ですか?」
提督「その名の通り見ている相手からの好感度が分かるよ」
提督(実は顔の上に60以上の数字をランダム表示するだけなのだ)
春雨「小さい数字が出たらどうしよう...」
※今回の「提督」は鹿屋基地の提督を指します。
※数値は既に乱数で算出しています。コンマスレではありません。
『手始めに』
春雨「あの、やっぱり恐いのでお返しします...」ピピッ
眼鏡『84』
提督[84]「どうよ!私の好感度は!」
春雨「あっ、結構高いです...!」
『執務室を後にして』
春雨(良かった...。司令官には嫌われてないみたい)
春雨(どういう仕組みか分からないけど明石さんの発明なのかなぁ)
春雨(ちょっと安心しちゃったけど)
春雨(他の人の数字見るのはやっぱり不安だなぁ)
『谷風』
谷風[65]「いょぅ!春雨!洒落てるねぇ!眼鏡なんてして」
春雨「これは...司令官に借りた、普通の眼鏡なのっ」
谷風「? まぁ普通っちゃ普通だけど」
春雨「あの...またね!」タッタッタ
『@廊下』
春雨(慌てて逃げちゃったけど)
春雨(変な言い訳なんてしなくても)
春雨(皆には普通の眼鏡に見えてるはずだよね...)
春雨(もっと普通に会話しなきゃ)
『秋雲』
カメラ「パシャ」
春雨「え?」
秋雲[95]「いやー随分眼鏡が似合ってたから参考写真をね」
春雨(理由は分からないけど凄く好かれてる!)
『※測定値は実際の好感度とは関係ありません』
春雨(どんなに数字が大きくても友達以上って事はないよね?)
秋雲「どったの?写真撮ったのマズかった?」グィ
春雨「んーん!でも恥ずかしいからあんまり人に見せないでね!」
秋雲「OK、分かった(あんまりって事は少しは良いって事よな)」
『夕雲』
春雨(秋雲ちゃん、変わった子だと思ってたけど)テクテク
春雨(ひょっとして趣味も変わってるのかな...)テクテク
夕雲[91]「考え事しながら歩くと危ないわよ」
春雨「あ、ごめんなさい(また90超え...)」
『姉妹』
春雨「あの、夕雲さんって私の事どう思いますか?」
夕雲「? 可愛い妹みたいに思ってるわ。巻雲さんを思い出すの」
夕雲「ごめんなさいね、妹だなんて上から目線で」ギュッ
春雨「いいえ!夕雲さんお姉さんっぽいし、安心しました!」
『秋月』
秋月[92]「春雨さん!」
春雨「あ、秋月ちゃん(何で好感度高いんだろう)」
秋月「昨日のプリン、ありがとうございました!」
春雨(あー、昨日一口あげた奴かぁ)
『甘やかし』
春雨「たった一口だし、昨日もお礼言ってくれたしもう良いよ」
秋月「へへ。春雨さんの事見たらまた思い出しちゃって」
春雨(素直な子だなぁ)ヨシヨシ
春雨(あんなに欲しそうな顔されたら誰だってあーんしちゃうよ)
『春風』
春風[65]「ごきげんよう」
春雨「こ、こんにちは」
春雨(低くもないけど高くもない。何かやっちゃったかな...?)
春風「春雨さん、スカーフが曲がっていてよ?」キュッキュ
『スカーフ』
春風「はい、出来ました」
春雨「ありがとうございます」
春雨(身だしなみをシッカリしないと怒られちゃうんだ)
春風「ふふっ、ちょっとお上品にし過ぎたかしら」
『再び執務室』
提督「おかえり!どうだった?」
春雨「最初はドキドキしましたけど」
春雨「みんな好意的だと分かって良かったです!」
提督(数値はデタラメで、実際は普通に仲が良いだけなんだけどね)
『思い込み』
春雨「好感度が目に見えるだけで」
春雨「皆の何気ない一言一言に納得出来ました!」
提督「へぇ~」
提督(まぁ、前向きになれたならそれでいっか!)
【艦これ】春雨「好感度測定メガネ...ですか?」【4行SS】 (完)
【艦これ】朝潮「妖精さーーーん!」【4行SS】
『明石が置いてった物』
朝潮「司令官!資材置き場に見慣れぬ箱があったのですが!」
提督「あれか。残念ながら新しい装備とかではないよ」
朝潮「 (´・ω・`) 」
提督「でも面白い物なんだ。ちょっと見に行くか」
『資材置き場にて』
朝潮「これですコレ!何かの機械でしょうか」
提督「これはな、装備妖精の訓練部屋なんだ」
提督「例えばこの箱の扉を開けると」ガチャ
朝潮「ちっちゃいコックピットになってます!」
『ラバウル基地の現状』
提督「うちには艦載機はいくらか常備してあるものの」
提督「空母が常駐していないから飛行訓練の機会が少ない」
提督「そこで明石が訓練用の装置を作ってくれたんだ」
提督「たくさんのオマケと共にな」
『実際に使ってみた』
提督「烈風から連れて来た妖精を装置に入れると」バタン
提督「中で妖精がARシミュレータ訓練を始める」
朝潮「......」
朝潮「外からは全然様子が分かりませんね」
『ヘッドセット』
提督「頭にこれ付けて」ハイ
提督「そのヘッドセットを訓練装置に繋ぐと」
朝潮「あ!空です!私飛んでます!」
提督「中の妖精の視界を覗けるんだ」
『他の箱』
朝潮「他の箱も同じ装置ですか?」
提督「そうだ。箱ごとに別の兵装の訓練が出来る」
朝潮「これは砲塔のシミュレータですね」ガチャ、バタン
朝潮「こっちは機銃」ガチャ、バタン
『良し悪し』
朝潮「パイロットの訓練はともかく」
朝潮「通常の兵装の訓練は普段の演習で十分なのでは?」
提督「確かにこっちはオマケで作ってくれたみたいだが」
提督「シミュレータは弾薬も魚雷も消費しないのが利点だ」
『ヘッドセット装着中』
朝潮「訓練として臨場感は欠けますが」
朝潮「艤装の中の妖精さん達の様子を知れるのは楽しいですね」
朝潮「お仕事中の姿を見るのはそう言えば初めてかもしれません」
提督「戦闘中は艦娘は周りを見てないといけないしな」
『マイクギミック』
提督「ちなみにヘッドセットの右端のボタンを押してる間」
提督「中の妖精たちに声を伝える事が出来る」
朝潮『あー、あー。妖精さん聞こえますか』ポチーーー
朝潮「! 伝声管に気が付いたみたいです!」
『視点変更ギミック』
提督「ボタンを二度早押しすると視点切り替えが出来る」
朝潮「! 凄いスピードで空を飛んでます!何ですかこれ!」
提督「いま朝潮は発射された砲弾の視点になっている」
朝潮「砲弾!凄い!でも一体何の意味が!」
『気付く』
朝潮「!」
朝潮「ひょっとして魚雷の訓練装置では...!」
提督「魚雷の視点も見られる」
朝潮「見たい!見たいです!」
『もう一回 もう一回』
朝潮『自発装填用意!』
妖精『用意よし』
朝潮『てー!』
提督「あんまり何度もやると妖精さんも疲れちゃうよ」
『赤疲労』
朝潮「普段はこんなに何回も連続で魚雷を装填する事ないですもんね」
朝潮「妖精さん、休憩にしましょう」ガチャ
妖精「(›´ω`‹ )ゲッソリ」
朝潮「妖精さーーーん!」
『使用許可』
朝潮「これ、いつでも使って良いんですか?」
提督「大抵いつでも良いけど使う時は声かけてね」
朝潮「分かりました!」
提督「妖精さんも労わってあげてね」
『夜。部屋にて』
朝潮「私、今日魚雷になったの」
満潮「へぇ」
朝潮「避けられて海に沈むより、ちゃんと爆発したいわねぇ」
満潮(疲れてるのかしら...)
【艦これ】朝潮「妖精さーーーん!」【4行SS】 (完)
【艦これ】村雨「ぽ~い」【4行SS】
『いたずら』
村雨「第二駆逐隊の任務に召集され!」
村雨「数カ月ぶりに再会を果たした夕立と私は!」
村雨「双子設定を利用した入れ替わりドッキリを企画したッ!」
村雨「夕立になりきって不慣れな泊地に帰投した私の運命や如何に!!」
※今回の「提督」はトラック泊地の提督を指します。
『執務室にて』
村雨「夕立、帰投したっぽい!」
提督「ご苦労。今日は一日待機しててくれ」
提督「数日見なかっただけで少し成長したように見えるな。頼もしい」
村雨「どんどん強くなるっぽい!」
『巣』
村雨(提督にはまだバレてなさそう?)テクテク
村雨(と、ここが駆逐艦娘の居室ね)ガラッ
村雨(夕立のベッドは...?)
村雨(散らかってるわね。少し片づけよう)
『しばらくして』
村雨(外が賑やかになってきた)
村雨(そろそろ他の艦娘も帰投し始めたみたい)
村雨(ここからが本番よ!)
村雨(どこまで気付かれずに過ごせるかしら)
『深雪 前編』
深雪「おぉ!夕立~。先に帰ってたのか」
深雪「土産なんて無いよな~(チラチラ」
村雨「ドーナツ買って来たっぽい!(夕立に持たされた)」
深雪「もっとご当地っぽい物なかったのよ!まぁ、ありがとな!」
『深雪 後編』
深雪「深雪さまも旅行に行きたいぜ~」モグモグ
村雨「旅行じゃないっぽい!任務っぽい!」
深雪「そうだけどさぁ~」
村雨(全然入れ替わりに気付く気配が無いわね)
『睦月 前編』
睦月「久しぶりの姉妹の再開はどうだった?」
村雨「楽しかったー」
睦月「やっぱり皆で集まれると嬉しいよね」
睦月「如月ちゃん、元気にしてるかにゃ~」
『睦月 後編』
村雨「如月ちゃんのマネしてみて欲しいっぽい!」
睦月「えぇ、マネっこ? う~ん...」
睦月「いやだ、髪が傷んじゃぅぅぅ..にゃしぃ//」
村雨「どうせやるならマネは堂々とする方が良いっぽい!」
『菊月 前編』
菊月「お前がいない間にイ級撃沈スコアを稼がせて貰ったぞ」
村雨「ふーん。どれくらい倒したっぽい?」
菊月「5日間で3隻だ(フッ」
村雨(この辺の海域の相場が分からない...)
『菊月 後編』
菊月「皆が隊列を守ると安心して戦える」
村雨「普段は守ってないっぽい?」
菊月「主にお前がな」
村雨「ぐぬぬ。注意しておくっぽい」
『霞 前編』
霞「あら、布団ちゃんと畳んでるじゃない」
村雨「時間があったからやってみたっぽい」
霞「上手く出来てるわ。艦娘なら日頃から気を付けなさい」
村雨「ぽ~い」
『霞 後編』
霞「由良さんが呼んでたわよ。夕食後に会いに行きなさい」
村雨「何かしら」
霞「さぁ。任務での様子でも聞かれるんじゃない?」
村雨(早めに済ませて1日目を終えましょう)
『夕食後』
由良「夕立ちゃん、遠出して大変だったでしょう」
由良「ブラッシングしてあげるからこっち来なさい」
村雨「」テクテク ストン
由良「」クシクシ
『確証は無かった』
由良「それで」クシクシ
由良「こんな所で何をしているのかしら、村雨さん?」
村雨「...あら。バレてます?」
由良「やっぱりね。夕立ちゃんとヘアオイルが違うのかしら」スンスン
『気付いたけど』
由良「明日には提督に言ってちゃんと帰りなさい」
村雨「はーい」
由良「それにしてもそっくりねぇ。髪は切っちゃったの?」
由良「これは一度ダブル夕立サンドを味わってみるのも良いかも」
【艦これ】村雨「ぽ~い」【4行SS】 (完)
【艦これ】舞風「おいしー!」【4行SS】
『横須賀から大湊へ』
提督「護衛任務ご苦労さま。間宮さんの到着は喜ばしい事だ」
提督「直ぐに横須賀に帰るのかい?」
舞風「大湊には四駆のメンバーもいるし、泊ってこいって言われてます!」
提督「そうすると良い。歓迎するよ」
『役得』
間宮「舞風ちゃん!これから四駆の子達と会うの?」
舞風「そうですねー!探しに行くところです!」
間宮「もし良かったら皆でお菓子の試食をしてくれないかしら?」
舞風「試食!良いですね~!すぐ集合させます!!」
『再会』
舞風「のわっち~!」ダキッ
野分「ぅん。久しぶり」
舞風「ちゃんとご飯食べてる~?全然おっきくなってないぞ~!」
野分「舞風も変わらないね」
『近況1』
萩風「横須賀は最近どう?」
舞風「8月はイベントが多くて賑やかだったよ!やっと一息つけるね~」
嵐「そっちは良いな、楽しそうで」
野分「こっちは人が少ないから」
『近況2』
舞風「大湊は今どんな感じなの?」
萩風「スルメイカが最近は多いかな?」
嵐「そろそろ鮭の季節だな」
野分「だいぶ涼しくなってきたよ」
『食堂にて』
間宮「お待たせしました~」
舞風「わぁー!」
萩風「ワッフルだぁ~!!」
間宮「本当はこれで一人分なんだけど、他にも作るから皆で食べててね」
『デカい』
嵐「この大きさで、本当に一人分なのか...?」
野分「イチゴやクリームがどっさり。パンケーキみたい」
萩風「テイクアウトや個包装のワッフルを見慣れてると驚いちゃうよね~」
舞風「ねぇ!切って良い?もう切って良い?」
『まだ一つ目』
舞風「おいしー!」
野分「他にも作ってるって言ってたけど、お腹大丈夫かな」
舞風「なになに?のわっち体型気にしてるの?」プニプニ
萩風「夏は終わったんだから美味しい物を好きなだけ食べましょう!」
『バニラアイスにキャラメルソースとスライスアーモンドがかかった』
舞風「ワッフル二皿目きたー!」
萩風「アイスが溶けない内に早く食べよう!」
野分「」サクサク
嵐「焼きたての香ばしさとアイスの冷たい甘さが良い味出してるな」
『あったまって来た』
野分「もう無くなっちゃった」
舞風「のわっちもスイッチ入っちゃった?」
萩風「お菓子はいくらでも食べれるもんね~!」
嵐「萩こそ気を付けろよ、お腹」
『三つ目』
舞風「バナナと!」
萩風「クリームと!」
野分「チョコレートソース...!」
嵐「サクサク切ってくぜ」
『偶然』
野分「舞風、口の横にチョコ付いてる」
舞風「のわっち取って!」
野分「はい」
舞風「ペロ。 のわっちの指あまーい!」
『必然』
萩風「ねぇねぇ」トントン
嵐「ん? ......口の周りにクリーム付いてるな」
萩風「取って!」
嵐「えぇ...」
『最後』
間宮「これで最後よ。紅茶も淹れてみたの」
萩風「最後は粉砂糖だけのシンプルなワッフルですね」
間宮「みんな後で感想聞かせてね。それじゃ、ごゆっくり~」
舞風「最後か~。あっという間だったね~」
『花より団子』
舞風「また皆で集まれたらこうやって楽しく話したいね」
野分「私たちが横須賀に行く機会があれば良いんだけど」
嵐「どっちかというと舞が俺たちの所に来る事の方が多そうだな」
萩風「どうせ集まるなら間宮さんのいる所を集合地点にするのはどう?」
【艦これ】舞風「おいしー!」【4行SS】 (完)
【艦これ】潮「カジキおいしい」モグモグ【4行SS】
『07:00』
提督「すごい久しぶりに秘書艦を頼んだ気がするけど」
提督「あれから時間も経ったし潮も随分馴染んだもんだね」
潮「提督、模様替えしても良いですか?」
提督「超リラックスしてるじゃん」
『08:00』
潮「提督、朝ごはんお持ちしました」
提督「ありがとう。わざわざ手間をかけさせて」
潮「お仕事溜まってるんですか?」
提督「いや、任務報酬のネジが届いたから改修予定を修正してたんだ」
『09:00』
提督「魚雷発射管って改修すると具体的にどう良くなるの?」
潮「何となく隣接する魚雷同士の干渉が減るような気がします」
潮「触雷が減りますね。魚雷同士みんな仲良く進んでいきます」
提督「なるほど。しかし相変わらず艦娘の装備はブラックボックスだなぁ」
『10:00』
提督「最近はもうあまり叫ばなくなったね」
潮「私そんなに叫んでました?」
提督「うん。つっついた時とか」チョン
潮「ひゃぁぁあ! わき腹はやめてください!」
『11:00』
潮「そろそろ遠征艦隊が帰投します」
提督「今日は輸送船団も一緒に寄港するんだったな」
提督「無いとは思うけど挨拶とかされたらどうしよう」ソワソワ
潮「英会話の本探してみます!」バタバタ
『12:00』
提督「結局、何事も起きなかったな」モグモグ
潮「こちら側もあまりオープンじゃないですからね」モグモグ
提督「実際に護衛してる時って船団の人とはどう接してるの?」
潮「行先の確認くらいはしますけど特には...。たまにお菓子貰ったりします」
『13:00』
潮「哨戒に出てきますね」
提督「気を付けてね」
潮「行ってきます」
提督「行ってらっしゃい」
『14:00』
提督「海どうだった?」
潮「敵は見あたりませんでした」
潮「海のビデオ撮って来ましたけど見ますか?」
提督「お、いいね。見たい見たい!」
『15:00』
提督「天気も良いし、青い平和な海だな」
提督「こんな海にも敵が出没するんだもんなぁ」
潮「気を張らずにのんびり航行したいですねぇ」
提督「そう。その為にはまず勝たねばならない。丁度演習の時間だ」
『16:00』
潮「最近、航空機の攻撃がまた一段と激しくなったんですけど」
提督「艦載機同士の連携が高度になって来たみたいだな」
潮「どうしたら良いんでしょうか。演習の勝率にも響きそう」
提督「今は対空兵装の改修をして、耐えるしかないなぁ」
『17:00』
潮「日誌書けました」
提督「お疲れ様。どれどれ」
日誌『今日も何もない素晴らしい一日でした。』
提督「まぁ、そう言われればそうなんだけどさ」
『18:00』
潮「」グデーン
初霜「秘書の仕事で疲れちゃった?」
潮「んっとね、何か忘れてる事があるような気がして...」
初霜「ゆっくりお風呂に浸かりに行って考えましょうか」
『19:00』
潮「カジキおいしい」モグモグ
大潮「カジキって時速100kmくらいで泳げるらしいよ」モグモグ
潮「え、じゃあどうやって避ければ良いの」
大潮「機銃で追い払うとか?」
『20:00』
潮「失礼しまーす」ガチャ
提督「どうした?」
潮「模様替えしたの戻しに来ました」
提督「ああ、そういえば朝に家具変えたんだっけ」
『21:00』
潮「カジキの角って艦娘に刺さったりしますかね...?」
提督「いや...もし艦娘に刺さるなら深海棲艦にも刺さる事になりそうだが」
提督「戦艦棲姫にカジキが刺さってる絵面は想像できないなぁ」
潮「そう言われればそうですね。ちょっと安心しました」
【艦これ】潮「カジキおいしい」モグモグ【4行SS】 (完)
【艦これ】初雪「任せて」【4行SS】
『07:00』
初雪「司令官、次は何をやればいい?」
提督「久しぶりの秘書だからってやけに張り切ってるな」
初雪「早く早く」
提督(こりゃ後で何かねだってくるな)
『08:00』
提督「慌てずゆっくり食べなさいよ」
初雪「もぐもぐ......。おかわり」ガタ
大潮「珍しいね!こんなにモリモリ食べるなんて」
初雪「頭に糖分を補給して...いっぱい働く」
『09:00』
初雪「装備の開発終わった」
初雪「演習機器の用意もしてきた」
提督「演習艦隊の出撃用意は?」
初雪「急がせた」
『10:00』
提督「今日はデイリー任務が捗るなぁ」
初雪「午後やる分もやっちゃおっ」
提督「そうだなぁ。じゃあ解体任務でもやるか」
初雪「任せて」
『11:00』
初雪「遠征艦隊が帰ってくるよ」
初雪「任務あとどれくらい?」
提督「遠征や出撃は時間がかかるから、今できるのは近代化改修かな」
初雪「やってくる」
『12:00』
初雪「お仕事早く済ませたからお昼ご飯食べ終わったらは遊ぼ!」
初雪「図上演習で勝負!」
提督「デイリー任務が早く終わった時こそ他の任務をやらないと」モグモグ
初雪「 ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル 」
『13:00』
提督「初雪、お昼の哨戒の時間だぞ」
初雪「 (´・ω・`) 」
提督「元気出して。ジュース冷やしておくから」
初雪「うん...」トボトボ
『14:00』
初雪「ただいま」
提督「お疲れ。冷蔵庫にラムネ入ってるよ」
初雪「......」ゴクゴク
初雪「 _(:3」∠)_ 」グデーン
『15:00』
初雪「」ゴロゴロ
提督「そろそろ起きろー」ユサユサ
提督「お給料出さないぞ~」
初雪「起きた」ムクリ
『16:00』
提督「頑張れ頑張れ。あと1時間だぞ」
初雪「もうダメかも。朝頑張り過ぎた」
提督「ほら、クッキーあげるから」アーン
初雪「 ŧ‹"ŧ‹"(●´ㅂ`●)ŧ‹"ŧ‹" 」
『17:00』
初雪「終わった...! はい日誌」
提督「お疲れ様。図上演習勝負、夜ならやっても良いぞ」
初雪「うーん...疲れたから夜はなぁ......」
提督「何だ。やらないのか」
『18:00』
文月「今日はお土産無いの?」
大潮「前に秘書やった時はチョコ貰って帰って来たもんね!」
初雪「今日は無い。お土産は」
文月「甘~い匂いがしたのになぁ」
『19:00』
初雪「ごちそうさま」
大潮「もうごちそうさま?量少なくない?」
初雪「夕方おやつ食べたから」
文月「やっぱりおやつあったんだ!良いな~」
『20:00』
扉「」ガチャ
提督「やっぱり来たか」
初雪「折角だから一回くらい勝負する」
提督「それじゃ先日のドーバー海峡沖海戦をモチーフに一戦やるか」
『21:00』
初雪「もう一勝負...!」
提督「疲れてるんじゃなかったのか?」
初雪「負けたままじゃ寝られない...!」
提督「次が最後だぞー」
【艦これ】初雪「任せて」【4行SS】 (完)
【艦これ】文月「うん。でもね」【4行SS】
『07:00』
司令官「見回りお疲れ様。文月ちょっと背が伸びた?」
文月「伸びてないよ~」
文月「......」
文月「でも少しくらい伸びてるかなぁ?」
『08:00』
文月「ご飯おかわりしたら背伸びるかな?」
司令官「よく食べ、よく活動し、よく眠ればね」モグモグ
文月「じゃあ今日はおかわりしてみるね」
司令官(変に期待させてしまったかな...)
『09:00』
司令官「実の所、背が伸びたというより」
司令官「文月は背筋が伸びて大きく見えただけかもしれない」
文月「そっかぁ」
司令官「ごめんな」
『10:00』
文月「海の向こうにね」
司令官「うん?」
文月「艦影が昇ってくるけど」
文月「いっつも皆より見つけるの遅れちゃうんだー。ちっちゃいから」
『11:00』
文月「遠征艦隊が帰ってくるよ~」
司令官「お、ありがとう。補給の用意に行ってくれ」
文月「麦茶でいーい?」
司令官「ああ。帰投時は喉も乾いてるだろうが、燃料の方も頼むぞ」
『12:00』
司令官「いただきます」
文月「司令官にごはんちょっとあげるね」
司令官「朝食べ過ぎてお腹減ってないのか?」
文月「司令官はいっぱい食べて大きくなってね」
『13:00』
文月「深海棲艦といつまで戦えば良いのかなぁ」
司令官「早く平和を取り戻したいな」
文月「うん。でもね」
文月「皆が昔を思い出してくれるのは嬉しい」
『14:00』
司令官「文月は前より飛行機に怯えなくなったね」
文月「高射装置のおかげでたくさん撃ち落とせるから。重いけど」
司令官「睦月型には長10cm砲は重いもんなぁ」
文月「でも頑張るからね!」
『15:00』
文月「戦いが終わったらどうなるの?」
司令官「深海棲艦がいなくなったら、か」
司令官「艦娘の処遇は分からんが、提督たちは無職になるのかなぁ」
文月「ずーっとお休みできるって良いねぇ」
『16:00』
司令官「賃金が貰える事に感謝しながら今日の演習結果をまとめよう」
文月「演習勝率ずっと横這いだけど意味あるの?」
司令官「年々航空機が強化されてる中で水雷戦隊の勝率が横這いなのは成果だよ」
文月「そっかー。文月たちも強くなってるんだね」
『17:00』
文月「秘書日誌書けたよ~」
司令官「今日も一日お疲れ様」
文月「何か困ったら呼んでね!」
司令官「ありがとう。まぁゆっくり待機しててよ」
『18:00』
文月「ただいま~」
大潮「おつかれ~。何か執務室のお菓子貰えた?」
文月「あっ!」
大潮「忘れちゃってた?いいよいいよ。後で一緒に酒保に買いに行こ!」
『19:00』
文月「大潮ちゃん背伸びた?」
大潮「ん?伸びてないと思うけど」
文月「だよねぇ」
大潮「子供らしい子供は、大人らしい大人に育つんだって。これからだよ!」
『20:00』
文月「司令官~」トントン、ガチャ
司令官「どうした、何か忘れもの?」
文月「お菓子ちょーだい!」
司令官「一瞬もうハロウィンかと思ったけど来月じゃん!」
『21:00』
司令官「早く寝ないと大きくなれないよ。そろそろお帰り」
文月「! 夜戦やってると大きくなれないんじゃ...!」
司令官「! しかし夜戦して貰わないと困るぞ...!」
文月「フミィ...。早く平和になったら良いね」
【艦これ】文月「うん。でもね」【4行SS】 (完)
【艦これ】大潮「カッコいい!それで行こう!!」【4行SS】
『07:00』
大潮「今朝もイ級1隻いませんでした!」ガチャ
司令官「おかえり。このまま平和な日々が続けば良いな」
大潮「どこからともなく突然湧いて来ますからね~」
司令官(緊張感無いなぁ。ちょっとドッキリさせてみるか)
『08:00』
大潮「あれ、司令官もう食べ終わっちゃった」モグモグ
司令官「何か予感がしてな。大潮はゆっくり食べてから執務室においで」
大潮「じゃあちょっとだけ急ぎで」モグモグ モグモグ
司令官「よく噛んで食べなきゃダメだぞ~」
『09:00』
大潮「どうしたんですか改まって」
司令官「ラバウル基地は解散する事になった」
大潮「え゛!?」
司令官「皆が朝食をとっている間に横須賀から連絡があった」
『09:05』
大潮「え、どう言う事なんですか」
司令官「深海棲艦が消えてしまったらしい」
司令官「実際横須賀からラバウルまで障害も起こらず通信が届いた訳だし」フゥー
大潮「本当、なんですか...?」
『09:10』
司令官「嘘だよ」
大潮「え?あ、嘘。どこから」
司令官「解散するって所から全部」
大潮「あー!司令官の目が本気っぽいから一瞬本当かと思いましたよ!」
『12:00』
司令官「」モグモグ
大潮「」モグモグ
電話「prrrrr!」
司令官「んぉ?電話か。誰だろ」ガタ
『13:00』
大潮「どうしたんですか改まって」
大潮「......。......まさか!」
司令官「大使館の人からただの事務連絡だったよ」
大潮「じゃあ何で今ムダに溜めたんですか!!!」
『14:00』
司令官「実際この戦いの最後はどうなるんだろうな」
大潮「敵を全部倒すかー、親玉を倒すかー」
司令官「和睦か、敗北なんてことも」
大潮「負けだけは何としても阻止しますよ!」
『15:00』
大潮「どうせなら大潮が敵の親玉にトドメを刺したいです!」
司令官「相手が陸上型ならミサイルか陸戦隊でトドメになるなぁ」
大潮「えー。艦なんですからそこは水上戦闘にしましょうよー!」
司令官「分からないぞ?深海棲艦だけに最後は爆雷でお仕舞いかも」
『16:00』
大潮「はぁー。最近の演習相手の空母が本当に強いです」
司令官「でも頑張らないといざという時に手柄を取られちゃうぞ」
大潮「深海棲艦との戦いでも航空戦が主力になっちゃうんでしょうかねぇ」
司令官「遠くの方で決着つくより夜に接近戦する方が燃えるよなぁ」
『17:00』
大潮「秘書日誌書けましたよ!」
司令官「お疲れ様。ずっと喋ってた気がするけどちゃんと任務は終わっている」
大潮「デイリー任務くらいちょちょいのちょいです!」
司令官「大潮は将来大物になりそうな気がするよ」
『18:00』
大潮「ただいま~」
潮「おかえり」
大潮「あ、そうだ。折角だから皆にも聞いてみよ」
潮「?」
『19:00』
文月「最後の戦いかぁ」
文月「太平洋の真ん中だと皆に着いていけるか心配だなぁ」
大潮「場所かー。深海棲艦ってどの辺に住んでるんだろうね」
文月「流されない様に海藻に掴まって寝てたりしてー」
『20:00』
初霜「逆に相手の航空戦力が強くなりすぎたら」
初霜「その方が夜戦でキメようって流れになりやすいかもしれないわね」
大潮「確かに」
初霜「でもそうなると敵の護衛艦隊も厚くなりそう。一筋縄じゃいかないわ」
『21:00』
初雪「最終決戦って分かってるなら突撃しても良いかも」
大潮「熱いね!」
初雪「雷撃は別の敵に庇われるけど、その水柱から飛び出して主砲でトドメ」
大潮「カッコいい!それで行こう!!」
【艦これ】大潮「カッコいい!それで行こう!!」【4行SS】 (完)
【艦これ】初霜「ちょっと本を探したくて」【4行SS】
『07:00』
提督「あれ?腕怪我してる?」
初霜「イ級の砲撃が掠っただけですから」
提督「今は資源に余裕もあるし高速修復材を使おう」
初霜(『資源に余裕もあるし』って言葉はどうしてか不安になるわ)
『08:00』
提督「怪我を治すためにもたくさん食べろよ~」
初霜「修復材でもう完治してるので大丈夫ですよ」
提督「それなぁ。分かってても、食事と休養を勧めたくなるんだ」
初霜「健康のために一口一口よく噛んで食べます」モグモグ
『09:00』
初霜「提督は回復資源が尽きたらどう指揮するつもりですか?」
提督「そうなる前に支援の要請はするが、そうなれば出撃を止める」
提督「そういう段取りになっている。出撃資源が尽きた時と同様だ」
初霜「燃料と弾薬があれば艦娘は飛び出すかもしれませんよ?」
『10:00』
提督「これまでの撤退前提のマニュアルの他に決死マニュアルも必要?」
初霜「そこまで極端な話ではなくて、救急救命講習みたいに」
初霜「軍用資材に頼らない応急処置の手引きもあった方が良いかと」
提督「確かにその手の講習はあまり充実してなかったかもなぁ」
『11:00』
初霜「遠征艦隊が帰投します」
提督「ありがとう。遠征艦隊が定時に帰って来るのも」
提督「思えば個々の艦娘が持ってる技量に任せっきりだったかもしれない」
提督「当初、提督達より艦娘の方が実践能力が高かったのも要因か」
『12:00』
提督「最近メンタリズムに目覚めてな」
初霜「めんたリズム...?」
提督「卵を囲う輪形の肉。このうどんを盛りつけたのはズバリ初霜だな?」
初霜「あ、いえ。雷ちゃんですよ。これは太陽を表わしてるそうです」
『13:00』
初霜「お昼の哨戒に行ってきます」
提督「行ってらっしゃ。それと、初霜を救急救命講習隊長に任命する」
初霜「今ですか?」
提督「うむ。一度そういう意識で海に出てみてくれ」
『14:00』
提督「おかえり。大丈夫だった?」
初霜「お昼は異常ありませんでした」
提督「講習ってどんな事やろうか」
初霜「その前に実践であった危機的状況を皆から聞いておきたいです」
『15:00』
提督「講習は一部演習の代わりに時間とってやろうか」
初霜「演習は実戦形式の良い訓練なので別に枠を設けた方が良いかと」
初霜「艦娘なら早起きして訓練すると身が引き締まる子も多いと思います」
提督「昔の習慣かぁ」
『16:00』
初霜「五月雨ちゃんは明日帰って来るんでしたよね」
提督「第二駆逐隊の任務を終えてね。初霜も自分の任務やりたい?」
初霜「21駆逐隊は4人中3人がラバウルにいますから、機会があった時で」
提督「そう言われればそうか。よく顔合わせてるもんな」
『17:00』
初霜「秘書日誌書けました」
提督「お疲れさま」
提督「救命講習に関してはまた別で呼ぶから今は特に何もしなくていいよ」
初霜「分かりました。お疲れ様でした」
『18:00』
大潮「過去の危機的状況かぁ。何年か前に沈みかけた事なら一度」
潮「あー、あったねぇ。夜戦が続くと集中力がね」
初霜「あの場でもし安全に撤退できなかったらどうすべきだったかしら」
大潮「難しいなぁ。島影を使って身を隠さないと出火が的になっちゃうよね」
『19:00』
初霜「ごちそうさまでした」
潮「早いね」
初霜「ちょっと本を探したくて」
潮「お勉強?頑張ってね」
『20:00』
初霜「失礼します」ガチャ
提督「やぁ。どうした?」
初霜「この部屋にある本を見せてもらっても良いですか?」
提督「調べもの?目的の本があるかは分からないけど自由に見てってよ」
『21:00』
初霜「医療や看護の知識はこの戦いが終わっても活かせますから」
提督「先まで見越しての勉強なんだな。何か新しい本を買おうか?」
初霜「いえ、自分の事なので教材も自分で買います」
提督「皆で読める物ならお金出すからね。夜もあまり遅くなりすぎないように」
【艦これ】初霜「ちょっと本を探したくて」【4行SS】 (完)
【艦これ】五月雨「お任せください!」【4行SS】
『04:55』
提督「五月雨ちゃんが来る前に執務室の扉に」
提督「『自動 押してください』ってシールを貼ってみた」
提督「カメラをセットしてあるから執務室の中からでも様子が分かる」
提督「...そもそも五月雨ちゃんはシールに気が付くだろうか」
『05:00』
五月雨( `・ω・)つ ┃ポチ
提督(お、シールに触れた。流石に気付くか...?)
五月雨( `・ω・) ┃
提督(開くの待ってるぅ!)
『05:05』
五月雨(・ω・。≡。・ω・)キョロキョロ
提督(自動ドアのセンサーでも探してるのかな。そんなの無いけど)
提督(そろそろ開けてあげるか)スタスタ ガチャ
五月雨「あ!提督おはようございます!扉、自動になったんですね!」
『08:00』
五月雨「頂きます!」
提督「あ、お箸取り忘れてた」
五月雨「私取って来ますね!」ガタッ
提督「おー。ありがとう」
『09:00』
提督「昨日までパラオで任務してたのに朝からお仕事でごめんね」
五月雨「今は大艇ちゃんでひとっ飛びなので大丈夫です!」
五月雨「初めてここに来た時は一人で航行してましたし」
提督「五月雨は、もう5年になるのかぁ」
『09:05』
提督「しかしドジっ子はなかなか治らないねぇ」
五月雨( ゚ω゚ )?
提督「日々のルーチンワークでは失敗も減ったけど今朝みたいなね?」
五月雨「あれは...提督のイタズラなのでセーフです」
『11:00』
五月雨「そろそろ遠征艦隊が帰って来ますよ」
提督「あ、遠征艦隊の補給用設備が更新されたんだ。見て来なよ」
五月雨(; ̄ω ̄)ジトー
提督(朝の件もあってか警戒している...)
『12:00』
五月雨「頂きます!」
五月雨「あ、またお箸無い!」
五月雨「取って来ますね!」ガタッ
提督「五月雨ちゃん、カレー食べるのにお箸は要らないよ」
『13:00』
五月雨「お昼の哨戒に行ってきますね!」
提督「行ってらっしゃい。気を付けてね」
五月雨「お任せください!」
提督「頼もしいなぁ。最近またレベルが上がったように感じるよ」
『14:00』
提督「おかえり」
五月雨「近海は異常なしです!」
提督「出撃に関しては妙に信頼できるんだよなぁ」
提督「やっぱり戦場に身を置く子なんだね」
『15:00』
提督「ひょっとしてドジを利用すれば面白いボケが生まれるのでは」
五月雨「! えっと、な、なんでやねーん!」
提督「それはツッコミね」
提督「いや、ボケか」
『16:00』
五月雨「今日の演習、全部終わりました」
提督「また航空攻撃が熾烈になって来たような...」
五月雨「熟練パイロットが強いですねぇ」
提督「強力な深海棲艦と戦う訓練だと思えば願っても無い事だが...」
『17:00』
提督「今日も一日お疲れさま」
五月雨「そういえば、過去の秘書日誌ってどこにあるんですか?」
提督「日誌?あんまりかさばらないから机の引き出しに」ガサゴソ
提督「あ、買ったまま未開封のジグソーパズルあるじゃん!」
『18:00』
五月雨「ウーン」
提督「そのパズル部屋に持って帰っても良いよ」
五月雨「夕ご飯までに出来そうなのでここで...」
提督「そうか。頑張って『駆逐艦五月雨』を完成させてくれ」
『19:00』
五月雨「出来たー!」
提督「パズルを収めるパネルも買ってたんだ。後で移s」
五月雨「あああ!」パラパラパラ......
提督「うわああ!いま持ち上げたらそりゃ崩れるよ五月雨ちゃん!」
『20:00』
五月雨(´・ω・`) パチ パチ
提督「一度完成させたパズルだし直ぐ出来るよ」
提督「今度は初めからパネルの上で作ってるから崩れる心配もないしね」
提督「どれ、ちょっと手伝ってあげようか」
『21:00』
提督「五月雨ちゃんのドジっ子は10年経っても変わらなさそうだね」
五月雨「提督」
五月雨「10年先の未来にも艦娘がいるって本当に思ってますか?」
提督「え」
【艦これ】五月雨「お任せください!」【4行SS】 (完)
【艦これ】五月雨「おはようございます!提督!!」【4行SS】
『21:00』
五月雨「提督、10年先の未来にも艦娘がいるって本当に思ってますか?」
提督「え、ああ。うん」
五月雨「本当に?」
提督「本当に。10年先も一緒にいたいと思うよ」
『04:59』
提督(五月雨ちゃんの言葉に触発されて)
提督(久しぶりに未来っぽい設定の夢を見た)
――――――――
――――
『2yyy/mm/dd』
提督「zzz......んむ」
提督「明るい。もう昼間か」
提督「五月雨ちゃんも起こしてくれたら良いのに」
提督「ちょっと基地の中を散歩するかー」ノビー
『y0yy/0m/dd』
提督「静かだ」テクテク
提督「第三艦隊までは出撃してるとして」
提督「待機兼料理当番の第四艦隊はどこにいるんだろう」
提督「夕飯の仕込みも済んで休んでるのかな」
『20yy/08/dd』
提督「って何寝ぼけた事言ってんだ」
提督「艦娘はもう眠りに就いたじゃないか」
提督「戦いを終えて」
提督「海の底へ」
『yyyy/mm/dd』
提督(そして深海棲艦もいなくなった)
提督(なぜ深海棲艦は艦娘の後を追う様に強くなっていったのか)
提督(なぜ深海棲艦は臨海施設までしか攻めて来なかったのか)
提督(深海棲艦とは何だったのか)
『20yy/07/19』
初雪『眠い』
提督「最初の変化はこんなもんで」
提督「だから誰も気に留めなかった」
提督「大海戦で活躍出来て気が緩んだ初雪の、いつもの怠惰に見えた」
『20yy/m8/dd』
提督「嫌々言いながらも艦娘なら時間はしっかり守る子が多い」
提督「そんな中で5分、10分の朝寝坊が続く事に違和感はあったが」
提督「実はそれに加えて1時間、2時間と日に日に就寝が早まっていたらしい」
提督「気付いた時にはご飯も食べず、初雪は眠っている時間の方が長くなった」
『20yy/mm/15』
提督「眠る艦娘、ぼーっとしている艦娘は」
提督「どの鎮守府、基地でも見られるようになっていった」
提督「見た目はまだ若い娘の姿をしているのに」
提督「おばあちゃんみたいにゆっくり時間が流れているようだった」
『yyyy/10/dd』
提督「出撃中に呆けていれば被弾も免れない」
提督「徐々に帰投する艦娘の数が減り始めた」
提督「当初は各地で緊張が高まったが」
提督「戦況は均衡を保ったまま激しさを失っていった」
『yyyy/03/24』
提督「出撃可能な艦娘が減っていく様は」
提督「かつての大戦を想起させたが」
提督「横須賀からの最後の出撃は」
提督「晴れやかだったと聞く」
『@横須賀』
提督「懐かしい廊下だなぁ」テクテク
提督「ここで半年くらい勉強して」
提督「みんなで南の海へ進撃したんだ」
提督「お、通信室か」
『yyyy/mm/d2』
提督「横須賀からラバウルまで4500km」
提督「今は深海棲艦もいないから通信出来るかな」ポチ
通信機「ザザザ・・・――――――――サー―――」
提督「そうか受信側にも誰かいなきゃ確かめられないや」
『@ラバウル基地』
?潮「――――」
文?「――――」
提督「ん?庭に誰かいるのか?」フラ
提督「子供たちが夏の仮面祭りごっこしてるのか。うちでも手作りしたなぁ」
『20yy/08/2d』
???「――――」
提督(何年もラバウルにいたけど)
提督(結局現地の言葉は英語以外そこまで覚えなかったなぁ)
提督「お嬢ちゃんの仮面はマジカルな良いデザインだね」ナデナデ
『20yy/08/d3』
提督「ここも平和になったなぁ」
提督「後は復員船を待つだけかぁ」
?「」チョンチョン
提督「ん?」
『20yy/mm/2d』
?霜(*。・ω・)っ *+:。.。 。.。:+*
提督「庭に咲いてた花で作ったレイ(花飾り)か。貰って良いの?」
?雪(。'-')(。,_,)ウンウン
提督「ありがとう。妖精さん」
『20yy/mm/23』
提督「船、来ないなぁ」
提督「待ちくたびれちゃうよ」
提督「......」
提督「今後の遠征予定でも考えるか」
『2017/10/27』
提督(あれ?平和になったのに?)
提督(いや、これは夢か。まだ何も終わってない)
――――――――
――――
『05:00』
提督(そんな夢から現実に引き戻してくれる音が今日も近付いてくる)タッタッタッ
扉「」コンコン
扉「」ガチャ
五月雨「おはようございます!提督!!」
【艦これ】五月雨「おはようございます!提督!!」【4行SS】 (完)
918 : ◆2nPseSjy3g - 2017/10/28 01:17:30.12 4PNBftob0 2324/2393今週の分は以上になります
次回は最後の定期更新ですがごく普通のネタ回をやります
楽しく終わりましょう
宜しくお願いします!
【艦これ】五月雨「猫を飼うならどうしますか?」【4行SS】
『第二回 第一艦隊 心理テスト』
潮「基本的には四択問題です」
初雪「バッチ来い」
潮「十問くらいやれたらいいな」パラパラ
潮「じゃあこの問題から」
『Q1.もしも魔法が使えたら』
潮「『念動力』は0人」
初雪「『透明人間』は私だけ」
初霜「私と大潮ちゃんが『テレパシー』」
五月雨「後は『無からコロッケを生み出す』人だね!」
『診断:ストレス解消法 前編』
潮「この診断では最適なストレス解消法が分かります」
潮「該当者なしの『念動力』は、[破壊]を好む人」
潮「『透明人間』は[一人旅]がオススメ」
初雪「え嫌だ部屋にいたい...」
『診断:ストレス解消法 中編』
潮「『テレパシー』の人は[妄想]」
大潮「あー、活躍する妄想とかは結構するかも」
潮「『コロッケ』の人達は[食事]でした」
五月雨「何食べても良いのかなぁ。甘い物だと嬉しいけど」
『診断:ストレス解消法 後編』
文月「念動力の人いなくて良かったね~」
潮「誰か念動力も候補だった人いる?」
初雪「なぜそれを聞いちゃうの」
潮「何となく」
『Q2.定食の食べ方』
潮「私は『一品ずつ食べ終える』かなぁ」
初霜「私は『各皿少しずつ食べ進める』」
文月「最近は『徹底した三角食べ』で食べてるよ~」
初雪「他三人は『嫌いな物は残す』。もし嫌いな物が出たら、だけど」
『診断:恋愛観 前編』
潮「『一品ずつ』の人はすぐ恋しちゃう。浮気に注意」
潮「浮気しちゃうのかなぁ...」
潮「『少しずつ』の人はお友達から始めたい派」
初霜「ゆっくりお互いを知っていくのが良いわね」
『診断:恋愛観 中編』
潮「『徹底した三角食べ』の人は告白=結婚と考える人」
文月「お互い好きなら結婚するんじゃないの?」
潮「『お残し』の三人はイケメンなら何でも良い人」
大潮「え゛ぇーーー!」
『診断:恋愛観 後編』
初雪「カッコいいに越したことはない(フンス」
五月雨「性格も大事だと思うけど...」
大潮「そうは言っても顔が良ければ流されちゃうって事かな?」
潮「隠れた心理を暴くのも心理テストの醍醐味」
『Q3.どの資源を優先して溜める?』
潮「意外にも『全ての源、燃料』は0人、と」
潮「『弾薬、鋼材、ボーキサイト』は私だけ」
初霜「私と五月雨ちゃんが『高速修復材』ね」
大潮「残りは『開発資材、改修資材』!」
『診断:仕事の流儀 前編』
潮「この質問では仕事の流儀が分かります」
潮「『燃料』は根性系。結果より過程を重視します」
潮「『他の3資源』は堅実に準備を積み重ねるタイプ」
五月雨「潮ちゃんはそんな感じするね!」
『診断:仕事の流儀 中編』
潮「『修復材』の人は結果が全てなタイプ。仕事人だね」
初霜「戦闘に関しては結果も大切なのよねぇ」
潮「『資材』系の人は質を高める職人タイプ。だそうです」
大潮「一見初霜ちゃんの方が職人気質っぽいけど、違うんだねー」
『診断:仕事の流儀 後編』
文月「初雪ちゃんが質...?」
初雪「なによ」
大潮「初雪ちゃん凝ったボードゲーム自作したりしてたしね」
初霜「ハマったら拘るタイプなのかも」
『Q4.猫を飼うなら?』
潮「初霜ちゃんが『首輪だけして放し飼い』」
五月雨「私と初雪ちゃんが『首輪に鈴を付けておく』」
大潮「残りが『基本的に屋内で飼う』だね!」
潮「『リードを付けて一緒に散歩に行く』はちょっと変だもんね」
『診断:恋人を拘束する強さ 前編』
潮「この問題では恋人をどれくらい束縛するかが分かります」
大潮「あ、これヤバいやつだ」ザワザワ...
潮「『放し飼い』の人は拘束0%。浮気も許しちゃう」
初霜「えっ、浮気されるのはちょっと。まぁ戻って来てくれるなら...」
『診断:恋人を拘束する強さ 中編』
潮「『首輪に鈴』の人は拘束20%。一応素行は気にします」
初雪「普通だ。やったぜ」
潮「『屋内』の人は拘束60%。勝手にメールとか見ちゃいます」
文月「ちょっと気になっただけだよ~」
『診断:恋人を拘束する強さ 後編』
大潮「で、最後は?」
潮「『リード』の人は拘束100%。病んでいます」
五月雨「でも猫ちゃんにリード付けて散歩って何か可愛いね!」
潮「うん。病んでるけどね」
『Q5.簡素な船の絵に一つ書き足すなら』
潮「自由に描いてね。私と五月雨ちゃんは『煙突』」
文月「『艦橋』にしようかな~」
初霜「『錨』は私だけね」キョロキョロ
大潮「初雪ちゃんと二人で『船名』!」
『診断:コンプレックス 前編』
潮「たくさん回答例が載ってるけど、皆が描いた物を読むね」
潮「『煙突』を描いた人は『身体』にコンプレックスを抱えています」
初雪「胸かな」
大潮「こらこら」
『診断:コンプレックス 中編』
潮「『艦橋』を描いた人は今の自分の地位や権力に不満があります」
文月「フミィ...。もっと強くなりたいって事かなぁ」
潮「『錨』は家庭や稼ぎへの不安を表わします」
潮「初霜ちゃんは小さく錨を描いてるから不安もちっちゃいのかな」
『診断:コンプレックス 後編』
潮「『船名』の人は自信がありません」
大潮「あれ?そうなのかな。潮ちゃんは自信じゃないんだね」
初雪「別のコンプレックスの方が大きかっただけじゃ」
潮「ここまでで半分経過だよ」
『Q6.新艦娘が来たら』
潮「後半戦。『声をかけて案内する』は五月雨ちゃんだけ」
潮「『とりあえず挨拶』は初霜ちゃんと文月ちゃん」
潮「『任務で会うまでスルー』は私と大潮ちゃんと初雪ちゃん」
潮「『話しかけられるのを待つ』は該当者なしだね」
『診断:嫉妬心 前編』
潮「この問題は好きな人に近づく異性への嫉妬心が分かります」
潮「『挨拶』の人は嫉妬心20%。比較的穏やかな性格です」
初霜「良かった~」
五月雨「あれ?私の診断飛ばされちゃった?」
『診断:嫉妬心 中編』
潮「『任務までスルー』の人は嫉妬心50%。人並みかな」
初雪「最大派閥だし良いか」
潮「『話しかけられるのを待つ』人は嫉妬心0%」
大潮「あー。0%の人はいなかったかー!」
『診断:嫉妬心 後編』
潮「『声をかけて案内する』人は...」
五月雨(; ・`д・´)!!
潮「嫉妬心100%。警戒心MAXで牽制のために接近しています」
五月雨 ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
『Q7.分岐点での航路の選び方』
潮「『場の状況、環境に応じる』人は0人」
潮「『作戦意図を元に考える』のは文月ちゃんと初雪ちゃん」
潮「『皆と相談する』のが私と五月雨ちゃん」
初霜「『妖精さんに任せる』のが私と大潮ちゃんね」
『診断:職場での人間関係 前編』
潮「この質問で分かるのは職場での人間関係です」
潮「『状況環境に応じる』人は副リーダータイプ。いないけど」
潮「『作戦を元に考える』人はその場に無い物まで見える隊長タイプ」
初雪「おぉ!」
『診断:職場での人間関係 中編』
潮「『相談』するのは人と人を繋ぐ潤滑油タイプ」
五月雨「いつも旗艦やってるけど良いのかなぁ?」
潮「『妖精任せ』の人は考えるより行動な実働タイプ」
初霜「大潮ちゃんは確かによく行動してるイメージあるわ」
『診断:職場での人間関係 後編』
初雪「リーダー2人、潤滑油2人、実働2人」
初霜「二手に分かれる時はこれを参考にした方が良いのかしら」
大潮「文月・潮・大潮と、初雪・五月雨・初霜とかがバランス良いかな」
文月「ちゃんと隊長出来るかなぁ」
『Q8.興味の無い誘いに対して』
大潮「大潮と初雪ちゃんは『断れずに参加する』」
五月雨「『その場で断る』のは私と文月ちゃんと潮ちゃん」
初霜「『行くと言うが直前でドタキャン』これ私だけなのかしら」
潮「『当日行けたら行く』はいそうだけどいなかったね」
『診断:結婚後の生活 前編』
潮「『断れない』人達は夫婦生活でストレスを溜めがちです」
大潮「溜まらない様に解消すれば良いんだよ!」
潮「『断る』人は、子供の存在など利害が一致すれば長続きします」
文月「現実的にはそんなに悪くないのかなぁ?」
『診断:結婚後の生活 中編』
初霜「その場では断りづらいけどやっぱり行けない事もあるじゃない...?」
潮「『ドタキャン』の人は勢いで離婚する恐れがあります」
初霜(;゚□゚)ガーン!!
潮「『行けたら行く』は長続きするタイプです」
『診断:結婚後の生活 後編』
初雪「どしたん」
初霜「私、前の心理テストでも結婚はあまり良くなかったの...」
大潮「テストはテストだよ!復習して間違いを直せばおっけー!」
潮「こんなの遊びみたいな物だしね」
『Q9.新しい家具が発売されたら?』
潮「『買うべきか熟考する』の人はいない?」
初霜「私と大潮ちゃんは『備蓄コインですぐに買う』」
初雪「私と五月雨ちゃんは『今の家具があるから買わない』。めんどいし」
潮「私と文月ちゃんは『慌てて家具箱を集めに行く』っと」
『診断:浪費癖 前編』
潮「今回は浪費度がどれくらいか分かるよ」
潮「『熟考』する人は浪費度小。0ではないんだね」
潮「『備蓄ですぐ買う』人は浪費度中。注意が必要だよ」
大潮「考えろって事なんだろうけど、家具は集めたいしなー」
『診断:浪費癖 中編』
潮「『買わない』人は浪費度0!普通の消費者です」
五月雨「将来コインがたくさん必要になるかもしれないしね」
潮「『家具箱を集めに行く』人は浪費度大。貯金が溜まりません」
文月「この前も我慢しないでプリン買っちゃったんだ~↓↓」
『診断:浪費癖 後編』
初霜「値引き品ってお得なのかしら」
大潮「普通にお得なんじゃないの?」
初霜「それが本当は必要無い物だったとしたら?」
大潮「うーん。でも期間限定とか書いてあると焦って手が伸びちゃうよね~」
『Q10.長い一人旅で急に泊まる事になった場所は?』
潮「『古びた洋館』を選んだのが大潮ちゃんと初雪ちゃん」
潮「『山奥の無人小屋』を選んだのが私と文月ちゃん」
潮「『村の民家』を選んだのが五月雨ちゃんと初霜ちゃん」
潮「『野宿』の人はいないね」
『診断:夫と子供への愛 前編』
潮「『洋館』の人は気の迷いがあり、愛情が分散してしまいます」
大潮「あらら。失敗だったかー」
潮「『無人小屋』の人は、恋のドキドキが忘れられず夫に構いがちです」
文月「さっきの問題によると子供を大事にしないといけないのになぁ」
『診断:夫と子供への愛 中編』
潮「『民家』の人は守る意識が強く、子供に構いがちになります」
初霜「ちゃんと夫の相手もするよう心掛けなきゃいけないのね」
潮「誰も選ばなかった『野宿』は夫も子供も愛せるみたい」
文月「何でだろ~」
『診断:夫と子供への愛 後編』
初雪「野宿を選ぶ人なんていないと思うけど」
大潮「相当アクティブな人じゃないとね」
潮「それだけ難しいって事なのかも」
五月雨「体力も気力も余裕も持ってなきゃいけないもんね」
『お開き』
潮「今日はこの辺で終わっとこうか」パタン
大潮「結構やったねー。何問くらいあった?」
初雪「10問」
文月「たまにビックリするような問題があって面白いね~」
『その日の夜』
五月雨「猫を飼うならどうしますか?」
提督「猫?飼ったこと無いけど大人しい種類が良いな。楽そうで」
五月雨「あ!違うんです!選択肢があって!えっと...何だったっけなぁ」
提督「あぁ、クイズか何かなのね。ゆっくり思い出しなよ」
【艦これ】五月雨「猫を飼うならどうしますか?」【4行SS】 (完)
※今回登場したテストも全てデタラメです
※一部を除いて各艦娘の回答はランダムに決めました
969 : ◆2nPseSjy3g - 2017/11/04 00:42:00.89 tgjunABF0 2368/2393今週の分は以上になります
そして2年間続けたこのスレの定期更新も以上になります
毎週毎週、乙を貰えたのが励みになって3スレ目まで埋まりました
本当にありがとうございました!
(もうちょっと書き込みが続きます)
970 : ◆2nPseSjy3g - 2017/11/04 00:43:00.85 tgjunABF0 2369/2393普段、土日に乙してくださる方もいたと思うので
このスレは今日は放置して
日曜24時頃に>>1000まで埋めようと思います
何レス分くらい余るのか分かりませんが
当たり障りのない設定集みたいのを投下する予定です
971 : ◆2nPseSjy3g - 2017/11/04 00:44:00.83 tgjunABF0 2370/2393このシリーズの今後ですが
気が向いたら単発で短編スレを立てるかもしれません
予定を組んで継続して更新していく事はもう無いだろうと思います
全部で112話の短編集になりました
渋に総目次(各話へのリンク)を用意するつもりです
どんな話があったのかタイトルを総覧したい方はご利用ください
(まったりラバウル基地だより で月曜日以降にググってください)
973 : ◆2nPseSjy3g - 2017/11/04 00:45:00.87 tgjunABF0 2371/2393◆宣伝です◆
(読み飛ばしてOKです)
このSSでは五月雨、初霜、大潮、文月、初雪、潮の6人を中心に
北から南まで(南はホーム)色んな海域に出撃しましたが
ゲームでも駆逐隊で頑張る艦娘たちがいます
・駆逐艦縛りんく
・イベント海域駆逐艦攻略
といったタグで動画が見つかると思いますが
もし良ければ見に来て頂けると嬉しく思います
皆さん頑張っていらっしゃるのですが、その割に知られていないのです
特にイベント海域最終マップなら上記のタグの大百科にまとめてあります
私はその中にはいませんが、このジャンルに少しでも賑わいが生まれれば幸いです
974 : ◆2nPseSjy3g - 2017/11/04 00:46:00.93 tgjunABF0 2372/2393改めましてSSの話題です
このシリーズの過去スレ一覧です
【艦これ】五月雨「おはようございます!提督!」【4行SS】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1446575870/
【艦これ】初霜「おはようございます、提督」【4行SS】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1446744088/
【艦これ】大潮「おはようございます!司令官!」【4行SS】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1446921569/
【艦これ】文月「司令官おはよ~」【4行SS】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1447003894/
【艦これ】まったりラバウル基地だより - 短編集 - 【4行SS】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1447171042/
【艦これ】まったりラバウル基地だより - 短編集2 - 【4行SS】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1463154002/
975 : ◆2nPseSjy3g - 2017/11/04 00:47:00.90 tgjunABF0 2373/2393くぅ~疲れました。これにて完結です
実は、五月雨ちゃんのSSを自給自足しようと思ったのが始まりでした
と言った感じで今日の所はこれでお開きにしようと思います
2年間お付き合いいただき本当にありがとうございました!
981 : ◆2nPseSjy3g - 2017/11/06 00:09:01.83 rkA/Pa7Z0 2374/2393乙ありがとうございます!
スレ埋めがてらこの2年で溜まった設定集の一部を投下します
世界観や背景設定、真面目な知識は少な目にして、
ムダ知識を多めにするので気楽に捉えて下さい
SS内で用いた情報のおさらいも多いです
982 : ◆2nPseSjy3g - 2017/11/06 00:10:01.41 rkA/Pa7Z0 2375/2393◆大艇 その1◆
大型の飛行艇で、艦娘を乗せる事も出来る
3機存在している。書類上は秋津洲の管轄
・1つは大淀を始め司令部の連絡用
・1つは秋津洲が運用する作戦用
・1つは各拠点で使いまわす汎用。ラバウルの艦娘も使っていた物
983 : ◆2nPseSjy3g - 2017/11/06 00:10:31.47 rkA/Pa7Z0 2376/2393◆大艇 その2◆
SSで登場した機体。少しずつ改修されていった
☆0:兵員も物資も混載。寒い
☆1:気密性が高まり寒さが緩和された
☆2:イスに綿が詰められフカフカになった
☆3:夜間発着が可能になった
☆4:イスがリクライニング可能になった
☆5:機内自動アナウンスの再生機能が実装された
☆6:大型液晶ディスプレイが搭載された
☆7:燃費改善し、速度も上昇した
☆8:トイレが綺麗になった
☆9:妖精さんが機内食を用意してくれるようになった
☆10:エアコンが付いた
984 : ◆2nPseSjy3g - 2017/11/06 00:11:01.44 rkA/Pa7Z0 2377/2393◆大艇 その3◆
大艇は駆逐艦娘1艦隊分なら耐えられるが
大型艦娘を含む大部隊を一度に運ぶことは出来ない
985 : ◆2nPseSjy3g - 2017/11/06 00:11:31.56 rkA/Pa7Z0 2378/2393◆拠点と提督◆
拠点は20カ所あるが、提督は11人。
下記の14拠点が5人の提督に任されている
・大湊警備府、単冠湾泊地、幌筵泊地
・呉鎮守府、柱島泊地、佐伯湾泊地、宿毛湾泊地
・鹿屋基地、岩川基地
・ブルネイ泊地、リンガ泊地、タウイタウイ泊地
・ブイン基地、ショートランド泊地
986 : ◆2nPseSjy3g - 2017/11/06 00:12:01.78 rkA/Pa7Z0 2379/2393◆各地の提督◆
提督がいないと施設妖精は姿を消してしまう
なので提督は実家に帰省できずに何年も過ごしている
ただし移動できないだけで通信の類が禁止されている訳ではない
987 : ◆2nPseSjy3g - 2017/11/06 00:12:31.47 rkA/Pa7Z0 2380/2393◆提督と派閥◆
・単縦陣派
ブイン提督、ラバウル提督、トラック提督、パラオ提督
・複縦陣派
大湊提督、舞鶴提督、呉提督
・輪形陣派
佐世保提督、ブルネイ提督
・梯形陣派
横須賀提督、鹿屋提督
・単横陣派
なし
988 : ◆2nPseSjy3g - 2017/11/06 00:13:01.69 rkA/Pa7Z0 2381/2393◆巡回任務◆
一部の艦娘は所属拠点を離れて各地を巡回している
・大淀:週一くらいのペースで任務のお知らせに来る。大抵大艇で移動する
・明石:各拠点の設備のメンテナンスをして回る。輸送船団と一緒に移動する
・間宮伊良子:新鮮な食材を運んで来る。時々泊まり込みで料理をしてくれる
989 : ◆2nPseSjy3g - 2017/11/06 00:13:31.48 rkA/Pa7Z0 2382/2393◆ラバウルの艦娘のお小遣い◆
日々の任務をこなすとお小遣いが発生する(事実上の給料)
が、実際に現金が手渡される事は少ない(他拠点に行く時くらい)
日常的にはお小遣いの一部が酒保で使える券として配布されている
残りは貯金として積み立てられ、鎮守府通販を利用する時に引き落とされる
990 : ◆2nPseSjy3g - 2017/11/06 00:14:01.57 rkA/Pa7Z0 2383/2393◆通販◆
酒保の商品ラインナップは貧弱なため
専用カタログに掲載されている商品を注文して取り寄せる事が出来る
注文用紙は任務報告書と共に大淀さんが定期的に回収していく
本土に行く人に頼んでカタログに無い物を買って来てもらう事は可能
高額な買い物をする場合、深海棲艦に襲われて輸送失敗しないかドキドキする
艦娘によっては自分が本土に行ける時に商品を受け取って、自分で持って帰る
991 : ◆2nPseSjy3g - 2017/11/06 00:14:31.41 rkA/Pa7Z0 2384/2393◆カタログ◆
艦娘が利用する鎮守府通販の専用カタログ
鹿屋基地の提督が作成している。年四回更新
巻末には季節の商品がまとめられている場合もあるが
年中行事に使う物は増刊号で特別に注文を受け付ける事も多い
992 : ◆2nPseSjy3g - 2017/11/06 00:15:01.39 rkA/Pa7Z0 2385/2393◆ラバウル基地と民間人◆
そもそも周辺火山の過去の噴火の影響で民間人は多くない
普段はむやみに基地に近付かないよう協力を求めているが
たまーに交流イベントが行われる事もある
羅針盤妖精は人避けの呪いも出来るらしい
海上で漁船や輸送船の乗員と会う事には何の制限も無い
993 : ◆2nPseSjy3g - 2017/11/06 00:15:31.48 rkA/Pa7Z0 2386/2393◆ラバウル基地の庭の花◆
フレンジ―パニー。またの名をプルメリア
火山灰が積もった土地でも生えてくる低木
ラバウルでも元気に育つ。熱帯では1年中花を付ける
日本での花言葉は「日だまり」「恵まれた人」「気品」「内気な乙女」など
994 : ◆2nPseSjy3g - 2017/11/06 00:16:01.49 rkA/Pa7Z0 2387/2393◆プルメリア◆
樹液は毒だが、花の香りが良く見た目も可愛い
ハワイでは様々ないわれがあり
満月の夜明けに花を集めてレイ(輪)を作り
好きな人に渡すと恋が叶うという
女性の守り神ともされる一方で
墓地に植えられ死者の花とする地域もある
なおラバウルでは火山が噴火する度に
灰まみれの土から生えてくるので元気なイメージらしい
995 : ◆2nPseSjy3g - 2017/11/06 00:16:31.57 rkA/Pa7Z0 2388/2393◆深海棲艦と日本◆
深海棲艦は当初警戒すべき存在であったが、
被害の規模・地域が極めて限定的であるため
日本では2015年、法律上「災害」として解釈されるようになった
996 : ◆2nPseSjy3g - 2017/11/06 00:17:11.65 rkA/Pa7Z0 2389/2393◆深海提督◆
提督というより深海の平和を守ってる存在
◆深海棲艦◆
イロハ級は深海提督が生み出した
材料は沈船と海のいきもの
鬼姫は艦娘に近い
997 : ◆2nPseSjy3g - 2017/11/06 00:17:37.38 rkA/Pa7Z0 2390/2393◆深海棲艦の出す音◆
深海棲艦は沈船を動かしているようなもの
無理をすれば鉄が軋む音が響くが
それが声に聞こえる艦娘もいる
998 : ◆2nPseSjy3g - 2017/11/06 00:18:06.41 rkA/Pa7Z0 2391/2393◆雪風◆
日本人と最初に接触した艦娘
999 : ◆2nPseSjy3g - 2017/11/06 00:18:33.48 rkA/Pa7Z0 2392/2393◆五月雨ちゃん◆
鎮守府が組織される少し前からラバウルで戦っていた
パラオから横須賀へ行こうとしたらウッカリ反対へ進んでしまった
1000 : ◆2nPseSjy3g - 2017/11/06 00:19:11.38 rkA/Pa7Z0 2393/2393これで本当の本当に終わりです!
これまで多くの乙をありがとうございました!
そして2年間お付き合い頂きありがとうございました!
またいつか、どこかでお会いしましょう!
「◆2nPseSjy3g」様のSS作品